JPH05507371A - 自動車照合システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車照合システム １地豆１ 本発明は、自動車照合即ち同定システムに関し、特に、バーコードを用いた自動 車照合システムに関する。

１徽１１ バーコードは、通常、２つの態様で使用されてきた。

１つは、可視ペイントを使用する方法であり、他の１つは、不可視ペイントを使 用する方法である。可視ペイントは、その本質的な特性により、いろいろな商品 のバーコードを作成するために複写機及び卓上出版プログラムによって複製する ことが可能である。バーコードは、従来、物品の販売及び在庫調整に適用されて きたが、偽造のおそれがあるので社会保障制度には使用されてこなかった。不可 視ペイントのバーコードは、そのペイントが紫外線ペイント又は商業用特殊ペイ ントであれば、社会保障制度にも適用することができる。

これらの点に照らして、不可視ペイントは、社会保障制度への適用において非常 な効果があると考えられる。

例えば、商業用特殊ペイントを自動車のライセンスプレートに塗布すれば、ライ センスプレートを肉眼でみることができるが、バーコードはＣＣＤカメラと不可 視バーコード識別走査機でしか識別することができない。

現在、大きな犯罪行為に悪用されている自動車（以下、単に「車」とも称する） は、はとんどが強奪されたものか、又は紛失したものである。従って、強奪され た、又は紛失した車は初期段階で追跡し、発見するするのが有利であることは周 知である。即ち、ある人が彼の車がなくなったことを警察に通報した場合、その 車は、特定の犯罪の捜索のために全国に手配される。その場合、バーコードを有 する車の識別操作は、幹線道路に設置された不可視バーコード識別走査機によっ て不可視バーコードを読取ることによって、あるいは、勤務中の警官又は不審に 思った第三者が強奪された自動車を公衆の目にさらすために車の所定の部位に塗 布された可視バーコードを識別することによって行われる。これは、いろいろな 望ましくない事故を予防する効果を有することになる。

又、バーコードは、高速道路の料金所で運転者の行先に応じた通行料を後払いで 徴収することを可能にするので交通渋滞の要因を除去することができる。具体的 に言えば、自動車の識別番号がバーコード識別走査機によって読取られ、高速道 路の進入地点から目的地点又は出口地点までの走行距離の計算に基づく通行料の 後払いを可能にする。更に、バーコードの印刷は、車の識別番号、色、モデル及 び生産年月日等のいろいろな情報を表すことができ、それらの情報は、全国のす べての自動車登録事務所に登録される。盗難車に偽造された車の識別番号、色等 の変更に関する記録を欠いている車を同定するのは容易である。

従って従来は、バーコードは商品の生産、販売、在庫調べ、及び自動車の生産、 及び倉庫管理等の限られた範囲において使用される傾向があった。バーコードを 自動車に適用する場合は、全国の通信ネットワークを利用するシステムを構築す るとともに、バーコードの使用方法を変えることができる。そのようなシステム は、今日まで作られていない。従って、これは、画期的なことである。

本発明の主要な目的は、正方行列バーコードを識別する走査機を提供することで ある。

本発明の他の目的は、盗難車をバーコードを用いて追跡し同定するための自動車 照合システムを提供することである。

本発明の更に他の目的は、高速道路の通行料の後払いを可能にするための自動車 照合システムを提供することである。

１ｊＪυｌ示 従って、本発明は、自動車のいろいろな情報を表す少くとも１つのタイプのバー コードと、疑わしい車に可視又は不可視ペイントをスプレーするための複数の探 知装置と、該探知装置と一筐所に一緒に又は別々に設置された、バーコードを識 別するための複数のバーコード識別走査機と、該各走査機に連結された少くとも １つの地域スレーブコンピュータと、それらのすべての地域スレーブコンピュー タを連結された中央ホストコンピュータとから成る。

上記可視又は不可視バーコードは、車の秘密番号、色及びその他の特徴の情報を 有しており、ライセンスプレート上又は公衆の目に効果的にさらされる所定の部 位に塗布される。上記探知装置は、疑わしい車を探知するために警察によって捜 索されている自動車のデータを有している。上記走査機は、高速道路又は幹線道 路に進入した自動車の情報を取集するとともに、車の情報を上記地域スレーブコ ンピュータに送るために車のバーコードを識別する。地域スレーブコンビニーり は、それが受取った情報を分析し、車の情報、及び、高速道路又は幹線道路の料 金所を通った車の通行料計算データを伝送する。

上記中央ホストコンピュータは、疑わしい車の情報を分類し、分類されたデータ をデータベースに格納し、強奪された又は紛失した車の手配を警察に指令すると ともに、複数の電話加入者から強奪された又は紛失した車の報告を受取る。中央 ホストコンピュータには、オーディオ又はビデオテレテキストを装備することが できる。

又、本発明は、１つ又は２つのデータバーコードと、少くとも１つのパリティバ ーコードと、該データバーコード及びパリティバーコードの１つに隣接して最外 側に形成された少くとも２つの基準バーコードを含む正方行列バーコードを備え ている。

例えば、低速で走行している、又は停止している車の単一ライン又は２つのライ ンとして形成された単純なバーコードを識別するのは容易である。しかしながら 、不規則な速度又は方向に走行する車についての識別速度は、不可避的に著しく 低下する。これに関連して、バーコードの識別速度を高めるために、車に付設す るためのバーコードの長さ及び幅を含むサイズを拡大することができる。バーコ ードを可視ペイントで作成すると、車の外観を損ねることになる。又、可視バー コードを特殊ペイントで車のフロントガラスに作成すると、運転者の視界の妨げ となる。

従って、パリティバーコードがデータバーコードに隣接して配置され、又、所定 の長さ及び幅を有する基準バーコードがデータバーコード及びパリティバーコー ドにそれぞれ隣接して配置されていると、バーコード識別走査機は、実際の識別 データバーコード及びパリティバーコードを基準バーコードと比較するが、バー コード識別角度が車の走行とともに変化し、走査機は、各基準バーコードに隣接 したデータバーコード及びパリティバーコードを実際のバーコードと識別された バーコードとの間の角度差だけ修正して読取る。それらの修正されたデータは、 走査機の内蔵ＲＡＭに識別データとして記憶される。パリティデータは復号化さ れ、走査機にその識別データがエラーであるかどうかを判断させる。次に、その 識別データがエラーである場合は、その識別データは取消される。識別データが エラーでない場合は、他のパリティバーコードが再度照合される。識別データが エラーでない場合は、識別データだけが、実際のデータとじて地域コンピュータ 又は中央コンピュータへ伝送される。

かくして、本発明は、車の所定の部位に付設された少くとも１つのバーコードを 正確に識別することができ、高速道路又は幹線道路の自動車の管理を効果的に実 施することができる。

以下に、本発明を添付図を参照して詳細に説明する。

−の　な−明 図１は、本発明の原理によるバーコード識別走査機を設置した幹線道路の一例を 示す概略図である。

図２は、本発明の原理に従ってバーコードを自動車に適用する例を示す概略図で ある。

図３Ａ、Ｂ、Ｃ及びＤは、本発明に従って自動車に適用されるバーコードの例を 示す概略図である。

図４は１本発明による自動車照合システムを示す概略図である。

図５は、本発明の原理に従ってバーコードを識別する手順を示すフローチャート である。

１五舅 図１に示されるように、幹線道路のアクセス道路１かも高速道路２に進入する、 又はアクセス道路ｌから他の幹線道路３．４又は５へ走行する車に関連するすべ ての情報が、高速道路２又は幹線道路の入口で読取られ、自動的に中央コンピュ ータのデータベースへ送られる。すべての情報を、可視バーコード又は不可視パ ルコードとして書込むことができる。その後、図１に示されているように幹線道 路５を通る車に関するすべての情報が、それらの情報をバーコード識別走査機に 分析させるとともに、通行料の後払いのためのデータと警察が探索している車の データに分類させるために、幹線道路５の入口で読取られ、中央コンピュータの データベースへ送られ、分析されたデータに基づく対応する車に関連する次のス テップを進める。

図２に示されるように、不可視又は可視ペイント又はインクによるバーコードを 車のライセンスプレートに塗布することができる。このペイントが可視バーコー ドである場合は、公衆の目に最大限に露呈することができる車のどの面にでも印 刷することができる。印刷されたバーコード７は、商品のバーコードの場合と同 様に、車の特徴に関するあらゆる情報を網羅することができる。

図３０に示されるように、正方行列バーコードは、１つのデータバーコードｂと 、互いに並置関係に隣接した２つのパリティバーコードｃ、ｄと、所定の長さ及 び幅を有する２つの基準バーコードａ、ｅを含む。基準バーコードａ、ｅは、そ れぞれ、データバーコードｂの上側と、パリティバーコードｄの下側に配置され ている。この正方行列バーコードは、バーコード識別走査機によって識別される 。その際、走査機は、実際のバーコードと図３Ｄに示されるような識別バーコー ドとの間の角度差だけ識別角度を変更して読取る。

図５に示されるように、バーコード識別走査機は、以下の操作ステップを通して 正方行列バーコードを識別する。

走査機は、自動車の所定部位に印刷された行列バーコードを、たとえそれが自動 車の走行中識別角度（図３Ｄ）を有していたとしてもステップ１０１において捉 える、次いで、走査機は、各基準バーコードａ、ｅをデータバーコードｂ及びパ リティバーコードｃ、ｄと比較し、データバーコードｂ及びパリティバーコード ｃ、ｄは、図３０の正規の行列バーコードとして認識するためにステップ１０２ においてマイクロプロセッサ又は制御回路によってバーコードの基準の識別角度 に基づいて修正される。修正された識別データは、ステップ１０３において走査 機のＲＡＭに記憶される。ステップ１０４においてパリティバーコードｃ、ｄの どちらか一方が復号化される。

ステップ１０４からステップ１０５へ進み、ステップ１０５において該一方のパ リティバーコードを復号化した結果に基づいて識別データバーコードがエラーで あるかどうかを判断する。識別データバーコードがエラーである場合は、ステッ プ１０５はステップ１０１へ戻り、そのエラーデータを取消すとともに、他の行 列バーコードを捉える。

ステップ１０５において識別データバーコードが適正であると判断された場合は 、ステップ１０５はステップ１０６へ進み、ステップ１０６において他方のパリ ティバーコードを復号化した結果に基づいて識別データバーコードがエラーであ るかどうかを判断する。識別データバーコードがエラーである場合は、それは再 度判断される。識別データバーコードがエラーでなければ、基準バーコードａ、 ｅが除去され、識別データだけが後述する中央コンピュータへ送られる。この正 方行列バーコードは、図４に示されるような自動車照合システムに適用すること ができる。

図４に示されるように、自動車の情報に関連した番号、色、秘密バーコードを読 取るためにバーコード識別走査機又はバーコード識別ＣＣＤカメラｔｏ、１１． １２が、全国の高速道路又は幹線道路の入口と出口に設置される。各走査機ｉｏ 、１１．１２に隣接して、警察が捜索している自動車を探知するための探知装置 １３，１４．１５が設置されている。探知装置１３，１４．１５は、犯罪行為の 捜査のために手配された車を認識することができる。探知装置１３，１４．１５ は、指定された車を識別すると、不可視又は可視ペイントを公衆又は警察の目に さらされるようにその車の所定の部位にスプレーし、その車が強奪された又は紛 失したものであることを報知する。これらの走査機及び探知装置は、対応する同 一の又はそれぞれの地域スレーブコンピュータ１６に接続されている。地域スレ ーブコンピュータ１６は、高速道路又は幹線道路を通過した車に請求される通行 料の後払いを管理するための、かつ、警察が捜索している車に関するすべての情 報を中央ホストコンピュータ１８へ伝送するためのデータベース備えている。中 央ホストコンピュータ１８は、オーディオ又はビデオテレテキストを備えている 。又、中央ホストコンピュータ１８は、電話加入者２２，２３．２４等から電話 通信ネットワーク２０を通して強奪された又は紛失した車の通報を受取るために 電話通信ネットワークシステム１９を備えている。

従って、中央ホストコンピュータ１８は、警察が捜索している車に関する情報を 地域スレーブコンピュータ１６並びに電話加入者２２，２３．２４から収集し、 その情報をデータベースに格納し、それを分析して強奪された車の押収及び手配 を対応する地域警察署に指令する。

上述したように、本発明は、全国のすべての道路を走行する車の監視及び識別を 可能にする。それによって、高速道路又は幹線道路を通過したすべての車に請求 される通行料を管理するのをよういにするととのに、指定された車を押収するの を容易にし、悲惨な事件の予防を可能にする。

特に、本発明の正方行列バーコードは、車の走行速度及び走行方向によって惹起 されるバーコード識別角度をか基準バーコードによって修正し、データバーコー ドが適正か否かがパリティバーコードによって判断するので、車が走行中であっ ても、正確なデータを読取ることを可能にする。

ｅ［ｌ［］　［１［］　［］　０　［１０［１［１−ＲＥＦＥＲＥＮＣＥ　ＣＯ ＤＥ手続補正書 平成　５年　６月２３日

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．自動車照合システムであって、 自動車のいろいろな情報を表す少くとも１つのタイプの正方行列バーコードと、 疑わしい車に可視又は不可視ペイントをスプレーするための複数の探知装置と、 該探知装置と一箇所に一緒に又は別々に設置された、バーコードを識別するため の複数のバーコード識別走査機と、 該各走査機に連結された少くとも１つの地域スレーブコンピュータと、 該地域スレーブコンピュータを連結された中央ホストコンピュータとから成り、 前記可視又は不可視バーコードは、自動車の秘密番号色及びその他の特徴の情報 を有しており、ライセンスプレート上又は公衆の自に効果的にさらされる所定の 部位に塗布されており、前記探知装置は、疑わしい自動車を探知するために警察 によって捜索されている自動車のデータを有しており、前記走査機は、高速道路 又は幹線道路に進入してきた自動車の情報を収集するとともに、自動車の情報を 前記地域スレーブコンピュータに送るために自動車のバーコードを識別し、前記 地域スレーブコンピュータは、それが受取った情報を分析し、指定された自動車 の情報、及び、高速道路又は幹線道路の料金所を通った自動車の通行料計算デー タを伝送し、前記中央ホストコンピュータは、手配中の自動車の情報を分類し分 類されたデータをデータベースに格納し、それによって、強奪された又は紛失し た自動車の手配を警察に指令するとともに、複数の電話加入者から強奪された又 は紛失した自動車の報告を受取るようになされており、該中央ホストコンピュー タは、オーディオ又はビデオテレテキストを装備することができることを特徴と する自動車照合システム。
2. ２．前記正方行列バーコードは、１つ又は２つのデータバーコードと、少くとも １つのパリティバーコードと、該データバーコード及びパリティバーコードの１ つに隣接して最外側に形成された少くとも２つの基準バーコードを含むものであ ることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車照合システム。
3. ３．前記バーコードは、不可視又は可視ペイントとインクで作成されていること を特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車照合システム。
4. ４．前記特殊ペイントは自動車に適用されているれていることを特徴とする請求 の範囲第２１項に記載の自動車照合システム。
5. ５．前記バーコード識別走査機は、自動車に付設された前記正方行列バーコード を識別し、 前記データバーコード及びパリティバーコードを前記基準バーコードと比較し、 該データバーコード及びパリティバーコードに対する識別角度を修正し、その修 正されたデータバーコード及びパリティバーコードを実際のバーコードの識別デ ータとして読取り、前記パリティバーコードを再度復号化し、該パリティバーコ ードを復号化した結果に基づいて前記識別データバーコードを情報データとして 前記中央ホストコンピュータへ伝送するものであることを特徴とする請求の範囲 第１項に記載の自動車照合システム。