JPH055071U - 靴底クリーナー - Google Patents

靴底クリーナー

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JPH055071U
JPH055071U JP5351691U JP5351691U JPH055071U JP H055071 U JPH055071 U JP H055071U JP 5351691 U JP5351691 U JP 5351691U JP 5351691 U JP5351691 U JP 5351691U JP H055071 U JPH055071 U JP H055071U
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JP
Japan
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cleaning member
cleaning
rotary
shoe sole
rotary cleaning
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Pending
Application number
JP5351691U
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English (en)
Inventor
輝義 杉山
Original Assignee
ミヤマ産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】洗浄槽2内の洗浄液4内には、回転清掃部材3
が配置されている。回転清掃部材3は、回転するシャフ
ト32の外周に形成されている。回転清掃部材3の一部
は、足踏み部91の開口部92から突出している。回転
清掃部材3の下方部には、回転清掃部材3を押圧するよ
うに、スキーズローラー5が配置されている。 【効果】靴底に付着している塵、埃および微生物等を完
全に除去できる。また、取り換え作業や洗浄作業が不要
でコスト的に安価であり、かつ、長期にわたり使用でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、靴底クリーナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、靴底クリーナーは、各製造現場、事務所、家屋、ホテル等の多人数が出 入りする出入口等に設置して室内に塵、埃または微生物等を入れないようにする ため、用いられている。 特に半導体、精密機器、薬品、食品等の製造業界および病院等においては、直 径0.1μm以下の塵、埃または微生物等が単位立方当りに1個〜数千個しか存 在しない清浄度の高いクリーンルームが設置されている。
【0003】 通常、このようなクリーンルームに入室する前には、人体や衣服類に付着して いる塵、埃または微生物等をクリーンルーム内に撒き散らさないようにするため 、無塵処理等が施された防塵服の着用と防塵靴に履きかえることが知られている 。 また、特定工場等によっては、クリーンルームの入口に2〜3人程度収容し、 人体に向けて空気を噴出するエアーシャワールームを通過してからクリーンルー ムに入室する。このエアーシャワーでは、人体や衣服類に付着している塵、埃ま たは微生物等は、ほとんど除去できるが、靴底に付着した塵、埃または微生物等 までは除去できない。
【0004】 一般的には、粘着性マットや、図5に示すような粘着性フィルム30を多数積 層した粘着性シート等がクリーンルームの入口に敷きつめられている。そして、 上記粘着性マット等の上を歩くと、靴底に付着した塵、埃または微生物等は、粘 着性マット等に付着して簡単に除去される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記粘着性マットや粘着性シート等の粘着面は、平坦状である ため、靴底の凹部等に付着している塵、埃または微生物等を完全に除去できない という問題があった。 また、粘着性マットや粘着性シート等は頻繁に取り換えなければ、逆に粘着性 マットや粘着性シート等に付着している塵、埃または微生物等が靴底に付着する ことになる。このため、常に取り換え用の粘着性マットや粘着性シート等を備え ていなければならず、コスト高になると共に、取り換え作業自体が面倒であると いう問題があった。
【0006】 さらに、上記粘着性マットは、粘着性を有するために、その洗浄が容易な作業 でないと共に、十分に洗浄できないという問題があった。 そこで、この考案の目的は、上記技術的課題を解決し、靴底に付着した塵、埃 または微生物等を短時間で完全に除去することができ、かつ、長期にわたって取 り換え作業や洗浄作業等を要しないことで、コスト的にも安価に使用できる靴底 クリーナーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための、この靴底クリーナーは、洗浄槽内の洗浄液内にて 、回転するシャフトの外周に回転清掃部材を形成し、上記洗浄槽の上面には、多 数の開口部を設けた足踏み部を取り付け、これら開口部から上記回転清掃部材の 一部を突出させると共に、回転清掃部材に対して接触し、回転清掃部材を洗浄す る手段を洗浄槽内に設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
上記の構成によれば、洗浄槽の上面に取り付けた足踏み部の多数の開口部から 上記回転清掃部材の一部を突出させることで、靴底を清掃することができる。 また、回転清掃部材は、洗浄液に浸し絶えず洗浄するようにし、付着した塵、 埃または微生物等を洗浄除去する手段を回転清掃部材に接触させることで、靴底 清掃後の汚れた回転清掃部材を洗浄することができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。 図1は、この考案に係る靴底クリーナーAの一部欠切側面図を示し、図2は、 この靴底クリーナーAの平面図を示し、また、図3は、回転清掃部材3の断面図 を示す。これらの図を参照して、この靴底クリーナーAは、立方体形状のケーシ ング1内に、洗浄槽2を備えたものである。この洗浄槽2内には、回転清掃部材 3と、洗浄液4と、スキーズローラー5とを備えている。
【0010】 まず、回転清掃部材3は、図3に示すように回転可能なシャフト32の外周面 に形成された円筒状のものの側面に、切り込みを等間隔に多数入れ、円盤状の清 掃部31を多数形成させたものである。上記回転清掃部材3は、スポンジ状の合 成樹脂製のものである。その他に、上記回転清掃部材3は、ブラシ状のものやメ ッシュ状、ローレット状等に加工された細かい凹凸を表面に有するものであって もよい。
【0011】 また、上記洗浄槽2の上面には、ケーシング1の上面9と一致するように、取 り外し可能な長方形形状の足踏み部91が載せられている。この足踏み部91の 長手方向には、スリット状の開口部92が多数設けられている。そして、上記回 転清掃部材3は、洗浄槽2内の短辺方向上方に配置され、開口部92から各回転 清掃部材3の清掃部31の一部を突出させている。このため、足踏み部91上を 歩くと、靴底に付着している塵、埃または微生物等を回転清掃部材3によって完 全に除去することができる。
【0012】 なお、上記開口部92は、スリット状のものを足踏み部91に多数設けたもの としているが、図4(a)(b)(c) に示すように長方形形状(図4(a) 参照)、正方 形形状(図4(b) 参照)等の開口部を多数設け、清掃部31を突出させたもの、 または、各清掃部31に応じた開口部(図4(c) 参照)を設けたもの等であって もよい。
【0013】 次に、上記洗浄液4は、回転清掃部材3の下方部を浸すように、洗浄槽2内に 満たされている。この洗浄液4を洗浄槽2内に供給するには、足踏み部91を取 り外して洗浄槽2の上方から供給する。その他に、洗浄槽2の所要部に供給口と 排出口とを設け、間欠的等に供給、排出できるようにしてもよい。 また、洗浄液4を回転清掃部材3の下方部を浸すのに、丁度よい所望の水位に 調製するため、排出口を水位の位置に設け丁度よい水位を保てるようにしたもの でもよい。
【0014】 上記洗浄液4の主成分は、水や有機溶剤等であり、工場の内容、清掃回数等に 合わせて種々の選択がされる。また、洗浄槽2の底面には、洗浄液4の清浄度を 保つための、ろ過装置10が取り付けられているが、清浄度が強く要求されない 場合には、上記ろ過装置10がない実施例も可能である。 そして、上記洗浄槽2内に備えられたスキーズローラー5は、回転清掃部材3 を押圧するように洗浄液4の液面付近に、それぞれ配置されている。これらスキ ーズローラー5は、回転清掃部材3が洗浄液4に浸かった後、洗浄液4から出て いく側に配置されている。また、スキーズローラー5の両端部には、ケーシング 1の上面9に取り付けられた調節つまみ51によって、ねじ式、クラッチ式等の 既知の方法で、スキーズローラー5を上下動できるようにし、回転清掃部材3を 押圧したり、回転清掃部材3から離れたりできるようになっている。これらスキ ーズローラー5で回転清掃部材3を押圧すると、回転清掃部材3に含まれた汚水 を強制的に絞り出すことができる。このため、靴底の清掃と同時に、清掃後の汚 れた回転清掃部材3を洗浄することができる。したがって、従来使用されていた 粘着性マットや粘着性シート等のように頻繁に取り換えたり、洗浄したりする必 要もなく、長期間使用できると共に、コスト的にも安価になる。
【0015】 なお、上記スキーズローラー5は、この他に、径の大きいものにし、隣合う回 転清掃部材3の間に配置し、同時に2つの回転清掃部材3を押圧できるものであ ってもよい。また、上記スキーズローラー5に換え、平板状のものの側端部を回 転清掃部材3に押し当てるように配置し、汚れた回転清掃部材3を洗浄するよう にしたスクレーパー式等のものであってもよい。さらに、上記スキーズローラー 5に換え、先端にノズルを設けたホース等を配置し、回転清掃部材3に向けて洗 浄液4を噴出させるものであってもよい。その他、エアー噴出によるものを洗浄 手段として、上記スキーズローラー5に換えて用いてもよい。
【0016】 一方また、上記各シャフト32の一端部には、回転機構33が取り付けられて いる(図3参照)。これら回転機構33には、隣りの回転機構33と上下互い違 いに無端ベルト6が懸けられ、ケーシング1内の端部に取り付けた駆動モーター 7と繋げられている。 そして、駆動モーター7を駆動させると、各回転清掃部材3は隣りの回転清掃 部材3と逆方向に回転する。また、上記回転機構33の下方の所要位置に、上記 無端ベルト6の張り具合いを調製するためのローラー8が配置されている。
【0017】 なお、上記駆動モーター7は、ケーシング1内に配置されているが、ケーシン グ1外に配置されていてもよい。また、上記無端ベルト6は、一本もので駆動モ ーター7の駆動力を各回転清掃部材3に伝えるものとしているが、何本かの無端 ベルトで各回転機構33を繋いだものであってもよい。さらに、駆動モーター7 の駆動力を回転清掃部材3に伝えるのに、無端ベルト6を用いているが、回転機 構33をギヤにして駆動モーター7の駆動力をギヤを噛み合わせて回転清掃部材 3に伝えるようにしてもよい。
【0018】 また、ケーシング1の上面9の両端部側には、図中矢印で示す進入方向側に光 電センサ、赤外線センサ等のセンサ11が取り付けられている。このセンサ11 を遮断すると、駆動モーター7が数秒間駆動し回転清掃部材3が回転するように なっている。 なお、上記センサ11はケーシング1の上面9に取り付けたとしているが、靴 底クリーナーAの進入方向の手前に人が来たとき、感知するように天井や壁等に 取り付けてあってもよい。また、上記センサ11に換えスイッチを設けたもので もよい。
【0019】 この実施例で示す靴底クリーナーAは、矢印方向から進入すると、足踏み部9 1を歩いている間、回転清掃部材3が回転している。このため、足踏み部91の 開口部92から突出している回転清掃部材3を踏みつけるように歩いているうち に、靴底に付着している塵、埃または微生物等が完全に除去されることになる。 また、靴底の清掃をすると同時に、回転清掃部材3の一部は、洗浄槽2内の洗浄 液4に浸され、スキーズローラー5で清掃後の汚れた回転清掃部材3を洗浄する ことができるので、靴底クリーナーAは、長期にわたり繰り返し使用できると共 に、取り換え等に要する工数が大幅に削減されるので、コスト的にも安価なもの となる。
【0020】 その他、上記洗浄液4に浮きセンサ等を浮かせ、洗浄液4が回転清掃部材3の 下方部を浸すに満たないときに、回転清掃部材3が回転しなようにしたもの等、 この考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【0021】
【考案の効果】
この考案の靴底クリーナーは、回転清掃部材の一部が突出している足踏み部の 上を歩くと、靴底に付着している塵、埃または微生物等を完全に除去することが できる。また、靴底の清掃を行なうと共に、回転清掃部材の下方部を洗浄槽内の 洗浄液に浸し洗浄する手段によって、靴底清掃後の汚れた回転清掃部材を洗浄す ることができる。
【0022】 したがって、長期にわたり繰り返し使用できると共に、取り換え作業や洗浄作 業が不要となり、コスト的にも安価になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る靴底クリーナーの一
部欠切側面図である。
【図2】図1の靴底クリーナーの平面図である。
【図3】回転清掃部材の断面図である。
【図4】足踏み部における開口部のその他の例である。
【図5】粘着性シートの斜視図である。
【符号の説明】
2 洗浄槽 3 回転清掃部材 32 シャフト 4 洗浄液 5 スキーズローラー 91 足踏み部 92 開口部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】洗浄槽内の洗浄液内にて、回転するシャフ
    トの外周に回転清掃部材を形成し、上記洗浄槽の上面に
    は、多数の開口部を設けた足踏み部を取り付け、これら
    開口部から上記回転清掃部材の一部を突出させると共
    に、回転清掃部材に対して接触し、回転清掃部材の付着
    物を洗浄する手段を洗浄槽内に設けたことを特徴とする
    靴底クリーナー。
JP5351691U 1991-07-10 1991-07-10 靴底クリーナー Pending JPH055071U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351691U JPH055071U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 靴底クリーナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351691U JPH055071U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 靴底クリーナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055071U true JPH055071U (ja) 1993-01-26

Family

ID=12944989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5351691U Pending JPH055071U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 靴底クリーナー

Country Status (1)

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JP (1) JPH055071U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495460A (ja) * 1972-05-08 1974-01-18
JPS6194952A (ja) * 1984-10-16 1986-05-13 Fuji Photo Film Co Ltd 蓄積性螢光体シ−ト搬送装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495460A (ja) * 1972-05-08 1974-01-18
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