JPH05507061A - 1―アゼチジル及び1―ヘキサメチレンイミンアルキルまたはアリールビスホスホン酸及び医薬としてのその使用 - Google Patents

1―アゼチジル及び1―ヘキサメチレンイミンアルキルまたはアリールビスホスホン酸及び医薬としてのその使用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l−アゼチジル及び1−ヘキサメチレンイミンアルキルまたはアリールビスホス ホン酸及び医薬としてのその使用 本特許出願は1990年1月12日付けで出願した特許出1)iNo、 07/ 464.423号の部分継続出願である。
発明の分野 本発明は新規なビスホスホン酸類、ビスホスボン酸類を含有する薬理組成物、お よび唾乳動物のカルシウム代謝の調節におけるかかる組成物の使用に関する。
多価イオン、特にカルシウムおよび燐酸イオンの代謝は多(の生理過程で重要な 役割を演じている。その結果、これらイオンの異常代謝は、ヒトおよび他の動物 の多くの生理的疾患と深い関連をもっている。
カルシウム代謝異常の共通のかつ典型的な症状は骨組織の無機質のバランスに関 連する。通常、骨は定常的に(骨からの)カルシウム再吸収(resorpti on)および(骨への)カルシウムの堆積を行う生きた細胞であり、この二重過 程は[骨物質交代(bone turnover) Jと呼ばれる現象を生ずる 。成長中のカルシウム堆積速度は再吸収を凌駕し、一方で正常な成人ではこの二 つの過程は平衡状態にある。
異常なカルシウム代謝はこのカルシウム再吸収および/または堆積速度に変化を 生じ、骨の欠損、カルシウム堆積または過度に高い骨物質交代速度に導く。
異常な゛カルシウム代謝と深い関係を有するヒトの症状の例は骨の物質交代と関 連した症状、例えばオステオポローシス、線維性骨異栄養症、腫瘍−誘発性骨溶 解過程、コラーゲンおよび骨格系の諸疾患、モルバスベーンエツトQforbu sPaget;ベージェット病)、ベクテリエフ疾患(Morbus Bech terew;ベタテリエフ病)、歯周炎、滑液嚢炎性線維性異形成(bursi tis fibrodysplasia)、強直性を椎炎、転移性石灰化、上皮 小体機能先進症、骨減少症および骨軟化症、並びに一般的には骨物質交代とは関 連しない症状、例えば心臓血管疾患(例えば、動脈硬化症)、腔症炎および神経 炎を包含する。
通常、カルシウム代謝は主としてビタミンD1、傍甲状腺ホルモンおよび他のホ ルモン、例えばカルシトニンにより調節されている。結局、カルシウム代謝疾告 。
の治療は、支配的にこれらの天然産の化合物並びにその類似体、最も一般的には カルシトニンの利用によっていた。しかし、このカルシトニン療法による治療効 果は一時的なものに過ぎず、これは体内で速やかに代謝されてしまう。即ち、そ の半減期は僅かに約10分に過ぎない。更に、カルシトニンは経口投与すること ができない。
先に開発された業績は、成る種の化合物が哺乳動物中のカルシウム代謝を調節す るのに有効であり、従って該化合物が上述の諸疾患および他の疾患の治療並びに 予防に有効であるという認識に導いた。この種の化合物の例としてはビスホスホ ン酸類、抗生物質、例えばミスラマイシン(mithra[[1ycin (プ リ力マイシン:plicamycin))および上記のカルシトニンおよびビタ ミンD2を包含する。本発明は上述の型の諸疾患の治療においてビスホスホン酸 類を使用することに関連する。
該疾患の治療における該ビスホスホン酸類の使用に加えて、予想外にもビスホス ホン酸類がマクロファージに対して抗増殖活性を呈することを見出した。
マクロファージは免疫細胞であって、骨を含むあらゆる組織に偏在する。マクロ ファージは、免疫細胞として炎症性の関節炎において本質的な役割を演じ、破壊 的な試薬、例えば脂質メディエータ、加水分解酵素、プロテアーゼ、および過酸 化物を遊離し1、:れらは全て隣接する接合並びに軟質の組織に損傷を与える。
マクロファージによる1L−1分泌は滑液細胞および軟骨細胞の大量のプロスタ グランジンおよびプロテアーゼ類の産生を誘起し、これらは更にこの分解過程に 寄与する。従って、マクロファージ増殖阻害性化合物はこの分解過程の治療に有 利であると思われる。
カルシトニンと比較して、ビスホスホン酸類の使用はいくつかの利点をもたらす 。例えば、ビスホスホン酸類は生体内でそれほど高い速度で代謝されず、長期に 渡り活性を呈する。更に、これらは経口投与が可能である。
報告された開発蔓項 以下の刊行物は、カルシウム代謝の調節のための種々のビスホスホン酸類の使用 を開示している。ジアルキルアミノアルキルビスホスホン酸類が米国特許第4、 064.164; 4.134.969.および4.624.947号に記載さ れている。ジアルキルアミノシクロアルキルビスホスホン酸類が米国特許第4. 719.203号に記載されている。
アザシクロアルキル−2,2−ビスホスホン酸類か米国特許第3.941.、7 72:3、988.443: 4.034.086: 4.086.334.4 .108.961 ;および4.117.090号に記載されている。ピロリジ ニル−2−メチルビスホスホン酸類が米国特許第4.267、1.08号に記載 されている。ヘテロ芳香族アルキルビスホスホン酸類か米国特許第4、503. 049 : 4.687.767および4. m、 163号に記載されている 。
ソ連邦特許第1.002.300号はl−ヒドロキシ−3−(1−ピペリジニル )プロビリンン=1.1−ビスホスホン酸を開示している。PCT出願第DK8 9100071号は1−ヒドロキソ−3−(1−ピロリジニル)プロピリジン− 1,1−ビスホスホン酸を開示している。
オーストラリア特許第81451/87号は芳香族置換された(1−アザシクロ アルキル)アルキルビスホスホン酸類を開示している。
国際公開WO39109775は、カルシウム代謝を調節するのに使用するため のN−複素環式プロビリデン−1,1−ビスホスホン酸、例えば1−ヒドロキシ −3−(1’−ピロリジニル)−プロピリデン−1,1−ビスホスホン酸を開示 している。
発明の概要 本発明は、(A)ビスホスホン酸末端基、(B)アゼチジン−またはへキサメチ レンイミン−由来のアザシクロ末端基、および(C)該アザシクロ末端基の窒素 原子を介して該ビスホスホン酸基を該アザンクロ基に結合するアルキルおよび/ またはアリール基を含む化合物を提供する。より詳しく言えば、本発明の範囲に はI−アゼチジンまたはl−ヘキサメチレンイミンアルキルまたはアリールビス ホスホン酸類を包含し、これらは哺乳動物におけるカルシウム代謝を調節し、か つマクロファージの増殖を阻害する上て薬理的に活性であり、また本発明は該化 合物を含有する薬理組成物にも関する。
本発明の範囲内の好ましい化合物はアゼチジニルアルキリデンビスホスホネート 類およびヘキサメチレンイミニルアルキリデンビスホスホネート類である。
本発明の範囲内のビスホスホン酸類は亜憐酸および/または三塩化燐を使用して 、その対応するカルボン酸のビスホスホリル化により調製できる。
本発明は、また製薬上許容された担体との混合物として薬理的に有効な量の本発 明の範囲内のビスホスホン酸化合物を含む薬理組成物にも関する。
本発明の更に別の局面は、有効量の上記薬理組成物を、カルシウム代謝の調節に より治療することのてきる疾患に対して治療が必要とされるヒトまたは他の動物 の患者に投与することを含む薬理的方法に関する。このような治療は抗炎症活性 の付与、骨の再吸収の阻害、および関節炎状態の治療を包含する。
本発明の実施により得られる幾つかの利点は大量の純粋化合物の入手を可能とす る製造の容易さ、骨再吸収の阻害における良好な活性および治療活性の長期持続 性を含む。
発明の詳細な説明 特に述べない限り、以下の用語は以下に定義する意味をもつものと理解すべきで ある。
「アルキル」とは、飽和脂肪族炭化水素を意味し、これらは炭素原子数約1〜約 8の直鎖または分岐鎖の何れであってもよい。
「低級アルキル」とは、炭素原子数1〜約4の上記の如きアルキル基を意味する 。
「アリール」とは、5〜7員の不飽和環状有機基を意味し、これらはホモ環式ま たは複素環式基てあり得る。
「アルコキシ」とは、アルキル−オキシ基であり、ここで「アルキル」は上記の 如きものである。
上記の如く、本発明の化合物は三種の基本的な基、即ち結合基を介して結合され た二種の末端基を有するものと考えることができる。
本発明の化合物のビスホスホン酸末端基は−CH(PO(0)1)、 ) 、か ら誘導され、ここて該基の各水素原子はここに規定するような置換に付される。
説明を簡略化するために、かかる全ての化合物(未置換および置換)をここでは 「ビスホスホン酸類」と言うものとする。好ましくは、該ビスホスホン酸末端基 はヒドロキシル化され、かつ−CO)I (PO(OH)2 ) 、から誘導さ れ〜ここでも該基の水素原子のいずれも置換に付される。 ′ 本発明の化合物の該アザシクロ末端基は1個の窒素原子を含む4−または7−員 環であり得、また完全にまたは部分的に水素化されていてもよい。4−員環の例 は1−アゼチンCC,H8N)およびアゼチジン(トリメチレンイミン: C, H,N)である。7−員環の例はアゼピン(C=HtN) 、ヘキサメチレンイ ミン(C−H+ 2N)および水素添加の中間的状態を有するその関連化合物で ある。好ましくは、該アザシクロ基は完全に水素添加されている。場合により、 該環の炭素原子の1以上が1以上の置換基を含むことができる。
上記のビスホスホン酸基およびアザシクロ基はアルキルまたはアリール結合基に より一緒に結合される。但し、該アザシクロ環がアリール置換基を含む場合には 、該結合基はアリール基でなければならない。これら2種の末端基を結合する原 子は、該アザシクロ基の窒素原子および該ビスホスホン酸基の炭素原子である。
好ましくは、該結合基はアルキル、特に直鎖の低級アルキル基である。最も灯ま しい結合基はエチル基である。場合により、該結合基は置換基を含むことができ る。好ましいかかる置換基はヒドロキシ基、アミノまたは置換アミノ基、アルキ ル基、シクロアルキル基、複素環式アルキル基、アリール基、ヘテロアリール基 、アラルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基、ハロゲン 、CF2 、カルボキシカルボニル基およびアルカリ金属を含むことができる。
場合により、隣接置換基はリングを形成できる。最も好ましい置換基はヒドロキ シル基である。
本発明の実施において使用するのに適したビスホスホン酸類は次式のような構造 を有するもの・ またはその塩もしくはエステルであり、該一般式においてnは3または6であり 、XはH、OH,アミ人置換アミン、アルキル、アリール、アラルキル、710 または0−Yであり、各Yは独立にアルキル、シクロアルキル、アリールまたは アラルキルであり、各Rは独立にH、ハロゲン、CF、 、OH、アルコキシ、 アミ人置換アミ人カルボキシ、カルボニル、アルキル、環状アルキル、複素環式 アルキル、アリールまたはへテロアリールであり、隣接Rは場合により環式基ま たは二重結合を形成でき、また各R°は独立にH、アルカリ金属、アルキル、ア リールまたはアラルキルであり、但しRがアリールまたはへテロアリールである 場合には、Yはアリールである。
本発明の実施において使用するのに適したビスホスホン酸類は、以下の構造r1 または[Irの何れかを有するもの、あるいはその塩またはエステルであり、該 一般式においてnは0〜約3であり、各Rは独立にハロゲン、 OH、アルコキ シ、アミ人置換アミノまたはアルキルであり、かつ各R′は独立にH1アルカリ 金属またはアルキルである。
本発明の実施において使用するのに適したビスホスホン酸類の他の例は、上記構 造IIまたはIIIの何れかを有するもの、あるいはその塩またはエステルであ り、該一般式においてnはOであり、かつ各R′はHまたはアルカリ金属、最も 好ましくはナトリウムである。
本発明の化合物の幾つかはエノール形または互変異性体形状で存在していてもよ く、またこれら全ての形状は本発明の範囲内に含まれるものと理解すべきである 。
本発明の組成物中番;含まれるビスホスホン酸類は遊離塩基の形状で、また塩、 エステル並びに水和物の形状において有用である。これら全ての形状は本発明の 範囲内に含まれる。
酸付加塩類を形成でき、これは使用するのにより便利な形状であり、実際に塩と しての利用は本質的にその塩基形状での使用に等しい。核酸付加塩の形成に使用 することのできる酸は、好ましくは該遊離塩基と結合した場合に製薬上許容され る塩、即ち該塩のイオンかその製薬上の服用量において、投与される動物の器官 に対して無害である塩を形成するものであり、従って該遊離塩基に固有の有利な 薬理特性は該イオンに起図する副作用により阻害されない。
該化合物の製薬上許容される塩が好ましいが、例えば該塩を精製並びに同定の目 的てのみ形成された場合、またはイオン交換法により製薬上許容される塩の調製 の際の中間体として使用された場合における如く、特定の塩自体か単に中間生成 物として望ましいに過ぎない場合でさえも、全ての付加塩がその塩基形の起源と して使用される。
本発明の実施において有用な該化合物の製薬上許容される塩は、例えば以下の酸 から誘導されるもの、即ち塩酸、硫酸、燐酸およびスルファミン酸等の無機酸お よび酢酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、マロン酸、メタンスルホン酸、エタンスル ホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、シクロヘキシルスルフ ァミン酸、キニン酸、等との塩を含む。対応する酸付加塩類は以下のようなもの である。即ち、それぞれ塩酸塩、硫酸塩、燐酸塩、スルファミン酸塩、酢酸塩、 クエン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベ ンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、シクロへキシルスルファミン 酸塩、キニン酸塩である。
本発明のビスホスホン酸類の酸付加塩類は、適当な酸を含む水性または水性−ア ルコール溶液もしくは他の適当な溶媒中に該遊離塩基を溶解し、カリ該溶液を蒸 発させることにより生成する塩を単離するか、あるいは遊離塩基と酸とを有機溶 媒中で反応させることにより調製される。後者の方法では、生成する塩は直接分 離されるかあるいは該溶液の濃縮により得ることができる。
一般的に言えば、本発明の範囲内のビスホスホン酸類は、クロロベンゼン中で約 80〜約100°Cにて対応するカルボン酸と亜燐酸および三塩化燐とを反応さ せることにより調製できる。
本発明の化合物は、選択された投与経路、即ち経口または非経口経路に適した種 々の形態で哺乳類宿主に投与できる。この点に関して、非経口投与は静脈内、筋 肉内、皮下、眼内、関節滑液内、経皮膚を含む経上皮、眼内、舌下および口腔内 、および局所的には吹入剤およびエーロゾルを介しての眼、皮膚、眼球、直腸、 鼻吸入、および直腸系への投与を含む。
この活性化合物は、例えば不活性な希釈剤または吸収可能で食用の担体と共に経 口投与可能であり、あるいは硬質または軟質膜のゼラチンカプセル内に封入でき 、もしくは錠剤に圧縮でき、あるいは直接食事療法用の食物に配合できる。経口 による治療用の投与に対しては、該活性化合物は賦形剤に配合し、かつ消化性の 錠剤、舌下錠、トローチ、カプセル、エリキシル剤、坐剤、シロップ、ウェーハ 等の形状で使用できる。このような組成物並びに処方物において、該化合物の量 は、勿論種々変えることができ、例えば有利には単位重量当たり約1〜約10% の範囲内であり得る。かかる治療上有用な組成物中の活性化合物の量は適当な服 用量を与えるような量である。本発明による好ましい組成物または処方物では、 ヒトに使用する経口投与用の服用単位は約2〜100■の該活性化合物を含む。
これらの錠剤、トローチ、ピル、カプセル等は、また以下の成分を含むことがで きる。即ち、例えばトラガカンスガム、アカシアガム、コーンスターチまたはゼ ラチン等のバインダ、例えば燐酸二カルシウム等の賦形剤、例えばコーンスター チ、ポテトスターチ、アルギン酸等の崩壊剤、例えばステアリン酸マグネシウム 等の滑剤、例えばスクロース、ラクトースまたはサッカリン等の甘味料、あるい はペパーミント、冬緑油、またはチェリー香味等の香味料などである。
服用単位形状がカプセルである場合、これは上記の型の物質以外に液状担体を含 むことができる。
種々の他の物質が被覆として、あるいは該服用単位の物理的形状を改良するため に存在できる。例えば、錠剤、ビルまたはカプセルはシェラツク、糖またはこれ ら両者により被覆できる。シロップまたはエリキシル剤は該活性化合物、甘味料 としてのスクロース、保存剤としてのメチルおよびプロピルパラベン、染料、お よびチェリーまたはオレンジ香味等の香味料を含むことができる。
勿論、任意の服用単位を調製する際に使用した全ての物質が製薬的に純粋であり 、カリ使用量において実質的に無害であるべきである。更に、該活性化合物は徐 放性の製剤および処方物に配合できる。
また、該活性化合物は非経口経路でまたは腹腔内投与することもできる。遊離塩 基または製薬上許容される塩としての該活性化合物の溶液は、界面活性剤、例え ばヒドロキシプロピルセルロース等と適度に混合した水で調製できる。分散体は 、同様にグリセリン、液状ポリエチレングリコール、およびその混合物並びに油 で調製できる。通常の貯蔵並びに使用条件下では、これらの製剤は微生物の成育 を阻害する目的で保存剤を含む。
注射用途に適した製剤形状は滅菌水性溶液または分散体およびその場で無菌の注 射可能な溶液または分散物を調製するための滅菌粉末を含む。これら全ての場合 において、該形状は滅菌状態、かつ容易に注射可能となる程度に流動性でなけれ ばならない。これは製造並びに保存条件下で安定であり得、またバクテリアおよ び真菌類などの微生物による汚染に対して保護されなければならない。該担体は 溶媒または分散媒であり得、これらは例えば水、エタノール、ポリオール(グリ セリン、プロピレングリコール、および液状ポリエチレングリコール等)、これ らの適当な混合物、および植物油等を包含する。例えば、レシチン等による被覆 の利用により、分散体の場合には所定の粒径を維持することにより、および界面 活性剤の使用により、適当な流動性を保つことができる。微生物作用の阻害は、 種々の抗生物質および抗真菌剤、例えばパラベン類、クロロブタノール、フェノ ール、ソルビン酸、チメロサール等により達成できる。多くの場合において、等 張化剤、例えば糖または塩化ナトリウムを含むことが好ましい。該注射用の組成 物の長期に及ぶ吸収が、吸収を遅延するのに有効な薬剤、例えばアルミニウムモ ノステアレートおよびゼラチンを使用することにより達成できる。
無菌注射溶液は、必要量の該活性化合物を、上記の他の種々の成分と共に適当な 溶媒と配合し、必要ならば更に濾過により滅菌することにより調製される。一般 的に、分散剤は種々の滅菌した活性成分を、基本となる分散媒と上記のものから 選択された所定の他の成分を含む無菌ビヒクルと配合することにより調製される 。無菌注射用溶液の調製用の無菌粉末の場合には、好ましい調製法は真空乾燥法 および凍結乾燥法であり、これらの方法は該活性成分と予め滅菌濾過した該溶液 からの任意の所定の成分を含む粉末を与える。
本発明の治療用化合物は哺乳動物に、単独でまたは上記の如く製薬上許容される 担体との組み合わせで投与さ托その割合は該化合物の溶解度および化学的性質、 選択された投与経路および漂準的な製薬実務により決定される。
本発明の薬理活性なビスホスホン酸類を含有する薬理組成物は多価イオン、例え ばカルシウムおよび鉄イオンと結合することによりその機能を発揮するものと考 えられる。本発明の化合物のカルシウムに対するこの親和性は、カルシウム代謝 異常か関与する疾病または疾患の治療においてこれらを利用することを可能とす る。更に、このカルシウムおよびその結果としての骨並びに他のカルシウムに富 む組織に対する親和性のために、本発明の化合物はかかる組織に他の薬剤を運搬 するビヒクルとして有用であり得る。
本発明の化合物を含有する薬理組成物は骨の再吸収阻害という一般的目的で使用 でき、また関節炎(マクロファージの増殖阻害を通じて)、オステオポローシス 、骨減少症、骨軟化症、ベージェット病、低カルシウム血症および高カルシウム 血症に関連した諸症状等の状態を治療並びに予防するのに特に適しているものと 思われる。
の効果が得られるまで少量づつ増大する。ラットを用いた生理学的研究に基づく ヒト治療月の用量は、一般に体重1kgにつき、かつ1日当たり約0.01■〜 約10■、あるいは約0.4■〜約1gまたは/およびそれ以上であるが、1日 に1〜数回に渡り幾つかの異なる服用単位で投与してもよい。経口投与はより高 い用量を必要とする。
実施例 本発明の態様を以下の非限定的実施例に記載する。該実施例は、ヒト並びに他の 動物における治療活性に相関があると考えられる薬理学的テスト法の記載を含む 。
実施例1および2は本発明の範囲内のビスホスホン酸類の調製を例示する。実施 例1は4−員アザシクロ環、即ちアゼチジンから、また実施例2は7−員アザシ クロ環、即ちヘキサメチレンイミンから調製する。
実施例11−ヒドロキシ−3−(l−アゼチジニル)−プロピリデン−1,1− ビスホスホン酸−ナトリウム塩 エチル1−アゼチジンプロピオネ−)(5g+ 0.032mol)を10 l i1塩酸(600ml)に溶解した。得られた溶液を室温にて2時間撹拌し、濃 縮して白色結晶生成物として1−アゼチジンプロピオン酸塩酸塩5.3gを得た 。使用した100 mlの3ツロフラスコは凝縮器、機械的撹拌器およびアルゴ ン導入口を備えていた。乾燥クロロベンゼン(10ml)、亜燐酸(2,5g;  O1030mol)および1−アゼチジンプロピオン酸塩酸塩(3,0g : 0、 O]8mol)を該フラスコに添加し、80°Cにて15分間機械的に撹 拌した。次いで、三塩化燐(3,7g; 0.027+nol)を滴下し、この 混合物を80°Cにて更に2時間撹拌した。
室温まで冷却した後、脱イオン水(20ml)を添加し、この混合物を2時間撹 拌した。
2相の混合物が形成され、これをセライトのベッドを通して濾過し、エーテルで 抽出することによりクロロベンゼンを除去した。アセトン(500ml)を水性 相に添加したところ、ガム状の粗生成物が溶液から析出した。無機燐不純物を、 アンバーライト(Amberli te)−120カチオン交換樹脂(115g )に該粗生成物を通し、水で溶出することにより除去した。HCにより少量の出 発カルボン酸か検出されたが、これは該混合物を水に溶解し、該媒体のpHをI Mの水酸化ナトリウム溶液で5.5に調節することにより除去した。このビスホ スホン酸のナトリウム塩はメタノール/アセトン(1:1; 500m1)の添 加により選択的に沈澱した。これを濾過により単離し、2.1g(40%)の生 成物を得た。この化合物は融点250°C(分解)および以下の元素分析結果を 与えた。実測値:C,1,8,01%、 H,5,56%:およi、 3.42 %、、計算値(CstL *NNa07P 2 ・5.75H20として)はC ,!、8.03%、H,6,40%、およn、 3.50%である。
実施例21−ヒドロキシ−3−(1−へキサメチレンイミニル)−プロピリデン −1,1−ビスホスホン酸−ナトリウム塩 エチル1−へキサメチレンイミンプロピオネ−)(6,8g+ 0.034mo l)を2時間20°Cにて濃塩酸(500ml)で処理し、ロータリーエバポレ ーターで40℃にて濃縮して、白色結晶生成物として1−へキサメチレンイミン プロピオン酸塩酸塩7.2gを得た。
このプロピオン酸(6g: 0.029mol)、燐酸(4,3g: 0.05 2mol)および乾燥クロロベンゼン(20ml)を窒素雰囲気下で100℃に て15分間機械的に撹拌した。次いで、三塩化燐(7,12g; 0.052  mol)を滴下し、加熱を5時間継続した。脱イオン水(30ml)を添加し、 4時間還流した後、得られた黄色の懸濁液をセライトのベッドを通して濾過し、 クロロベンゼンをエーテルで抽出した。アセトンを水性相に添加したところ、粗 生成物が析出し、水中のアンバーライト(Amberlite)−120カチオ ン交換樹脂(145g)に該粗生成物を通して不純物を除去した。この生成物の ナトリウム塩は、該ビスホスホン酸を水(10ml)に溶解し、pHを酎の水酸 化ナトリウム溶液で5.5に調節し、アセトン(500ml、)を添加すること により沈澱した。これを濾過することにより1.3gの白色粉末を得た。この化 合物は238−242°C(分解)の範囲で溶融し、また以下の元素分析結果を 与えた。実測値:C,29,69%、H2C,09%、およ13.75%6計算 値ぐC,HzaNNaOtP2・1.4 HzOとして)はC,29,68%、  H,5,94%:およ小、4.13%である。
活性テスト・骨再吸収の阻害 新規なビスホスホン酸塩を、その骨再吸収阻害についてテストするために選択し たアッセイは、トレクセル(Trechsel)等のJ、 C11n、 1nv est、、 1987.80. pll。
1679−1686に記載の方法に従って、ラット中でレチノイド(retin oid)により誘発した高カルシウム血症に及ぼす予防効果を測定することから なる。
体重約160gの雄ウィスターラットに甲状腺副甲状腺切除術を施した。5日後 にこの手術の有効性を、−夜の絶食後(0日)に血中カルシウム濃度を測定する ことにより調節した。この日から、該動物の各々に同量の食物を与えた。動物に 毎日(3日間)2回の皮下注射を施した。その1回は25μmのエチルp−(( E)−2−(5゜6、7.8−テトラヒドロ−5,5,8,8−テトラメチル− 2−ナフチル)−1−プロペニル〕ベンゾエート、即ちホフマンーラロツシュ& CO社(Hoffman−La Roche & Co、 、 AG)、バーゼ ルから入手した合成レチノイドを含み、他方はテストすべきビスホスホン酸塩( ビスホスホン酸ナトリウム塩)を含む。更に、治療の初日と最後の田;全での動 物にチロキシンを2μg投与した。該レチノイドおよびビスホスホン酸塩の最後 の注射の24時間後で、かつ−夜の絶食後に、エーテル麻酔下で後方眼窩の穿刺 により血液を採取した(3日間)。次いで、血漿カルシウムを原子吸光により分 析した。
これら全ての実験中、動物には任意量の水を与えた。与えられた食餌はクリバ( Kl 1ba)331テあり、これは1.0g Ca/100g、 0.8g  Pi/100gおよび800[、U、t7)ビタミンDs/kgを含んでいた。
結果は以下の方法を利用して算出した。血中カルシウム濃度を0日および3日目 に測定し、後者の値を前者の値から引いて変化Δムを得た。対照としてレチノイ ドのみを投与し、この時のΔムを標準値とした。テスト化合物の6口を算出し、 該対照のΔいに対する割合として表示した。この値が阻害活性の指標である。0 %の値は阻害がないことを示し、また100%の値は完全な阻害を示し、更に1 00%を越える値はレチノイド誘発性高カルシウム血症の完全な阻害に加えて、 該ビスホスホン酸塩が該レチノイドの投与前に存在したカルシウムの濃度以下に 血中カルシウム濃度を減少したことを示す。一般的に言えば、約50%以上の阻 害値が存意であると考えられる。
このテストの結果を以下の表Iにまとめた。
表工 実施例No、 濃度(mg/kg) %阻害対照 −− 10,0189,17 10,1155,7 20,0154,17 20,1131,1 上記の結果は、本発明のビスホスホン酸類が少なくとも動物の体重の0.01m g/kg程度の濃度で投与した場合に、有意な骨再吸収阻害活性を呈することを 示し、また少なくとも0.1 mg/kg程度の低い用量において該化合物か完 全にレチノイド誘発性廃血中カルシウム濃度を逆転し得ることを示している。
マクロファージに対するビスホスホン酸類の抗増殖活性は、本質的にセッチニ( Cecchini)等のJournal of Bone & Mineral  Res、、 1987.2. No、 2. pp、 P35− 142の方法に基づく以下の如き方法に従ってテストした。
トリチウム標識したチミジン((’ H)−TdR)の配合により監視した骨髄 細胞の密度勾配遠心分離媒体、Iympholyte M (フィコール(Fi coll @) 5400およびジアドリゾ酸ナトリウム、密度=1.0875 ±0.0005(25°c)、セドンレームラボ社(Cedonlaime L ab、 Ltd、、オンタリオ、カナダ)上での分離により得た骨髄細胞(BM C)をターゲット細胞として使用した。ビスホスホン酸塩を燐酸緩衝塩水(PB S)中の濃厚原液として別個に各ウェル(最終体積の2.5→に所定の最終濃度 となるまで添加した。該ビスホスホン酸塩(試料1:国際公開No、・WO39 109775に記載の1−ヒドロキシ−3−(1’−ピロリジニル)プロピリデ ン−1,1−ビスホスホン酸:試料2・本発明の1−ヒドロキシ−3−(1−ア ゼチジニル)プロピリジン−1,1−ビスホスホン酸)を30%(V/V)のし −細胞で状態調節した媒体を含むドゥルベコ改良イーグル培地(Dulbecc o’ s Modified Eagle’ s medium: DAIEM )に懸濁した。0.2m1./E ェルの量で全ての懸濁液を96−ウェルプレートに塗布し、該培養物を全体で9 6時間、最後の24時間中は(’ H) −TdR(0,5μCi/ウエル)を 添加してインキュベートした。この培養期間の終了時点で、O,OSχ(w/v )SOSで溶解した後に、該細胞を細胞収穫器(スフラントン、テクノマラ社( Skranton、 Tecnomara AG;チューリッヒ、スイス)を備 えたガラス繊維フィルタ上に収穫し、および(’ H) −TdRの取り込みを 液体シンチレーション分光法により測定した。該ビスホスホン酸塩を含まない対 照の測定も、該ビスホスホン酸塩含有試料と同時に実施した。
2種の比較テストの結果は表IFおよび表IIIに示した。ここで、IC5o値 および%阻害はマクロファージ増殖の阻害を示す。
試料1 31 13.0 5.2 試料2 58 2.5 試料1 37 4.5 5.0 試料2 67 0.9 *:+CS。の絶対値は実験毎に変動するが、IC,。値の比は略同じ値に保た れる。
上記の結果は、上記の1−ヒドロキシ−3−(1〜アゼチジニル)プロピリジン −1,1−ビスホスホン酸(試料2)に関するテスト結果により示されるように 、本発明のビスホスホン酸類が、同時にテストした公知の化合物よりも数倍も高 いマクロファージ増殖阻害活性をもっことを示す。
要約書 本発明は(A)ビスホスホン酸末端基、(B)アゼチジン−またはへキサメチレ ンイミン−由来のアザシクロ末端基、および(C)該アザシクロ末端基の窒素原 子を介して該ビスホスホン酸基を該アザシクロ基に結合するアルキルおよび/ま たはアリール基を含む化合物に関する。これらの化合物は多価イオン、特にカル シウムの代謝調節用の薬剤として有用である。本発明は、また該化合物を含有す る薬理組成物並びに該多価イオンの代謝か関与する症状を該化合物を使用するこ とにより治療する方法にも関する。
国際調査報告 PCT10S91100055 Group Iエエ、claims 1.コー7.9−16. compoun ds、co+ipogitions、methodswhere n is s  and Risi non−haセaro。
Group XV、claims L、3−7,9−15. drawn セo  compounds、compositions。
methods whars n is 6 and Ris h@tero。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の一般式Iの構造を有する化合物またはその塩またはエステル:▲数式 、化学式、表等があります▼I 該一般式においてnは3または6であり、XはH、OH、アミノ、置換アミノ、 アルキル、アリール、アラルキル、ハロまたはO−Yであり、各Yは独立にアル キル、シクロアルキル、アリールまたはアラルキルであり、各Rは独立にH、ハ ロゲン、CF3、OH、アルコキシ、アミノ、置換アミノ、カルボキシ、カルボ ニル、アルキル、シクロアルキル、複素環式アルキル、アリールまたはヘテロア リールであり、隣接Rは場合により環式基または二重結合を形成でき、また各R ′は独立にH、アルカリ金属、アルキル、アリールまたはアラルキルであり、但 しRがアリールまたはヘテロアリールである場合には、Yはアリールである。
  2. 2.nが3である請求の範囲第1項に記載の化合物。
  3. 3.nが6である請求の範囲第1項に記載の化合物。
  4. 4.XがOHである請求の範囲第1項に記載の化合物。
  5. 5.Yがアルキルである請求の範囲第4項に記載の化合物。
  6. 6.各R′が独立にHまたはNaである請求の範囲第5項に記載の化合物。
  7. 7.各RがHである請求の範囲第6項に記載の化合物。
  8. 8.該化合物が1−ヒドロキシ−3−(1−アゼチジニル)プロピリジン−1, 1−ビスホスホン酸またはそのナトリウム塩である請求の範囲第7項に記載の化 合物。
  9. 9.該化合物が1−ヒドロキシ−3−(1−ヘキサメチレンイミニル)プロピリ ジン−1,1−ビスホスホン酸またはそのナトリウム塩である請求の範囲第7項 に記載の化合物。
  10. 10.製薬上許容される担体との混合物として、治療上有効量の請求の範囲第1 項に記載の化合物を含み、かつ哺乳動物におけるカルシウム代謝を調節できる薬 理組成物。
  11. 11.該化合物が骨再吸収阻害において有効である請求の範囲第10項記載の薬 理組成物。
  12. 12.該化合物が抗炎症特性を有する請求の範囲第10項記載の薬理組成物。
  13. 13.カルシウム代謝疾患の治療を要するヒトまたは他の動物に、請求の範囲第 10項に記載の薬理組成物を、そのカルシウム代謝調節に有効な童で投与するこ とを含む該疾患の治療方法。
  14. 14.骨再吸収阻害治療を要するヒトまたは他の動物に、請求の範囲第10項に 記載の薬理組成物を、骨再吸収阻害に有効な量で投与することを含む骨再吸収の 阻害方法。
  15. 15.炎症の治療を要するヒトまたは他の動物に、請求の範囲第10項に記載の 薬理組成物を、抗炎症に有効な量で投与することを含む炎症の治療方法。
  16. 16.関節炎の治療を要するヒトまたは他の動物に、請求の範囲第10項に記載 の薬理組成物を、該関節炎の治療に有効な量で投与することを含む関節炎症状の 治療方法。
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