JPH0550674B2 - - Google Patents

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JPH0550674B2
JPH0550674B2 JP61190700A JP19070086A JPH0550674B2 JP H0550674 B2 JPH0550674 B2 JP H0550674B2 JP 61190700 A JP61190700 A JP 61190700A JP 19070086 A JP19070086 A JP 19070086A JP H0550674 B2 JPH0550674 B2 JP H0550674B2
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JP
Japan
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cooling
heat exchanger
tank
helium
heat
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JP61190700A
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Hofuman Aruberuto
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Forschungszentrum Karlsruhe GmbH
Original Assignee
Kernforschungszentrum Karlsruhe GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/12Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point using 3He-4He dilution

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、超流動ヘリウム(He)を使用し
物体を冷却する方法および該方法を実施する装置
に関する。
従来の技術 Heの1.7K〜2.1Kの温度範囲における異常に
良好な熱伝導性および超流動性は、超伝導電磁コ
イルを冷却するための抜群の特性である。従来よ
り、1.8Kに冷却されるこのようなコイルは、原
理的に浴中冷却されたコイルにより実現されるこ
とができたにすぎない。この常用の技術は以下の
欠点を有することが公知である:気密なコイルケ
ーシングを必要とし、導電体の機械的固定が不良
であり、かつ耐高電圧性が不良である。これらの
欠点は、導電体の外部冷却を使用するこのような
浴中冷却から、強制ヘリウム環流を使用する導電
体内部冷却へ移行することにより克服されること
ができる。従来よりこの構造は、適当なポンプが
なく、超流動ヘリウム(He)を使用し冷却し
たところで実現されることができなかつた。
オランダ国特許公開明細書第7902438号に記載
されているように、3He−4He冷却装置中のHe
の対流を励起するフアウンテンポンプ
(Fountainpumpen)が公知である。
公知の全ての用途において、ポンプ作用は、ス
ーパーフイルタの熱終端部を付加的に電気的に加
熱することにより得られる。このようなポンプの
熱力学的効率が実際に極めて低い(供給された熱
の10%以下が動作に変換されることができる)の
で、この方法は、とりわけ循環すべきヘリウム流
量が大きい場合不経済に大きい冷却装置の負荷を
生じる。
発明が解決しようとする問題点 本発明の根底をなす課題は、例えば超伝導大形
マグネツトのような物体の冷却を、液体ヘリウム
を使用し有効かつ経済的に実現することである。
問題点を解決するための手段 本発明によれば前記課題の解決は、微細多孔質
フイルタ流動入口と流動出口との間に搬送圧力を
得るために必要な温度差が存在していて、これに
よつて前記フイルタ中を流動する超流動ヘリウム
(He)のためにフアウンテンポンプが形成され
る限り、前記フイルタ中を強制的に流動する該ヘ
リウムを使用して物体を冷却する方法において、
超流動ヘリウムの前記強制流動が、冷却すべき物
体から導出される熱によつて励起され、この際こ
の物体中で加熱された液体が一つの熱交換器を通
つてフアウンテンポンプの流動出口へと導かれる
方法により行なわれる。
さらに本発明は、前述の方法を実施する装置に
おいて、以下の部材:冷却すべき物体の冷却チヤ
ンネルに接続された、再冷却槽中の第1の熱交換
器;冷却チヤンネルの出口に接続された、フアウ
ンテンポンプの加熱槽用の第2の熱交換器;その
入口が第2の熱交換器に接続され、フアウンテン
ポンプのスーパーフイルタにHeを供給する供
給槽中に開口する、再冷却槽中の第3の熱交換
器:が直列に閉鎖ヘリウム循環系に配置されてい
る装置に関する。
従属請求項記載の方法および装置は、前記本発
明をさらに発展させた実施例である。
本発明の特別な利点は、冷却すべき物体の損失
熱が、強制流動を形成するため固有の冷却循環系
中で使用され、その場合損失熱が、付加的駆動電
力を必要とせずかつそれぞれの負荷に相応する流
量が自動的に得られるようフアウンテンポンプ中
へ吸収されることである。殊に有利な方法で、こ
れらポンプは機械的な可動部材を有しない。
本発明によれば、液体ヘリウムのλ線を下廻る
極低温で、すなわち超流動ヘリウム(He)を
使用し内部冷却形導電体構造を実現する可能性が
得られ、その場合強制流動による冷却の明白な利
点と、大形の超伝導コイル構造におけるHeの
極めて良好な冷却特性の利点とが一緒になつてい
る。
現在一般に常用の温度約4Kにおける冷却と比
べ必然的に増大した、冷却性能を得るための費用
が、しばしば安価な材料(Nb3Snに代るNbTi)
を使用することによるか、ないしは1.8Kで得ら
れることのできる大きい磁界および電流密度によ
り補償される。
実施例 以下に、本発明を図面実施例につき詳説する。
第1図は本発明による冷却循環系の系統図であ
る。この図面は、理解を助けるため、1.8K作動
温度が得られる現技術水準による冷却装置をも包
含する。この場合、貯蔵容器1中で例えば1バー
ルの圧力下に沸騰する液体ヘリウムが、熱交換器
として形成された第2を経てリリーフ弁3に供給
される。圧力約15ミリバールにフラツシユさせる
ことにより、再冷却槽4中で約1.8Kの作動温度
が得られる。この蒸気が導管5を経て吸引されか
つ液体に戻される。再冷却槽4が、熱交換装置と
して形成された壁6を介し供給槽7と十分熱的に
接触して配置されるが、この供給槽は圧力平衡管
1aを経て貯蔵容器1中と同じ圧力となつてい
る。従つて供給槽7中に、温度1.8Kおよび、貯
蔵容器1中と同じ例えば1バールの圧力を有する
過冷却Heが得られる。圧力平衡管1aがいわ
ゆる熱バリヤーとして形成され、こうして貯蔵容
器1から供給槽7への熱流動が許容可能な程度に
低減する。
供給槽7からの超流動ヘリウム(He)が、
微細多孔質のフイルター(スーパーフイルタ)8
と後接続された加熱槽9とより成る熱力学的ポン
プ(フアウンテンポンプ)を使用し、第1の交換
器10中で再冷却槽4の温度に再冷却された後、
冷却すべき物体16、例えば超伝導コイルの冷却
チヤンネル11中へ導かれる。この冷却区間11
中で、Heが、その位置から導出すべき熱を吸
収する。その後に、発生する熱Heが第2の熱交
換器12を貫流し、その場合吸収された熱を加熱
槽9へ放出する。
加熱槽9中に供給槽におけるよりも高い温度が
存在する場合、熱力学的効果、He中に生じる
特殊効果により、超流動Heが十分散逸せずに貯
蔵槽7から加熱槽9中へ流動する。直接にこのこ
とは、冷却区間11中で吸収された熱がフアウン
テンポンプの加熱槽9中へ吸収されることにより
怠起される。
スーパーフイルタ8がエントロピーフイルタと
して使用する。図面につき説明すると、このフイ
ルタを貫流する際にHeから熱が除去される。
このことは結果として、供給槽7中で流動する際
に熱が生じ、この熱が熱交換器6を経て再冷却槽
4へ放出されることになる。これに対し、スーパ
ーフイルタ8の出口に冷却作用が生じる。これに
より、熱交換器12を経て加熱槽9に供給された
熱の1部分が導出される。その後に、第2の熱交
換器12から生じるヘリウムが、後接続された第
3の熱交換器13中で出発温度に再冷却されかつ
再び供給槽7に供給される。
第1a図は第1図による装置を発展させた1実
施例を示し、その場合熱交換器10および13に
第4の熱交換器14および第5の熱交換器15が
前接続され、これら熱交換器は冷却のため排気管
5中を導かれ、再冷却槽4の熱負荷を低減させ
る。
第2図は、本発明による冷却装置の計算された
冷却特性を示す。この場合、長さL、流動断面積
Fおよび動水直径Dを有し、エネルギQで加熱さ
れた冷却チヤンネル11から流出する際の“標準
的”な熱交効率に対する流体温度T2を記載した。
計算は、2つの異なる系内圧力(Po=1.0および
7.5バール)で行つた。
第2a図は、直径D=4mmを有するチヤンネル
中で、これから熱流Qが導出される場合に生じる
ヘリウム流量である。この図面から、本発明によ
る冷却装置により、長いチヤンネルからでも著大
な熱負荷量が導出されうることが明白である。冷
却は、出口温度T2がHe領域を外れた場合でも
中断することがない。
第2b図に示すように、搬送圧力(フアウンテ
ン圧力ΔpF)が出口温度T2nax3.5Kにまでも増
大する。従つて、このような冷却装置中でHe
から強制的He冷却への連続的移行が行なわれ
ると期待できる。またこのことは、He浴内冷
却と比べて利点と見做されることができる。
第3図は、わずかな圧力降下で最高搬送速度約
10g/秒およびわずかな流量で最高搬送圧力約
0.3バールの代表的フアウンテンポンプの1実施
例を示す。このようなユニツトを使用し例えば、
直径5mmおよび長さ100mmの冷却チヤンネルから、
入口T11.8Kおよび出口温度T52.16Kである場合
にエネルギ約3ワツトが導出されることができ
る。この場合スーパーフイルタ8は、例えば、平
均粒径1.5μmを有するAl2O3粉末より成り、この
粉末が充填率約50%で長さ約100mmおよび直径35
mmの管中へ圧縮されている。また明白に、類似の
多孔度を有する他の材料が使用されてもよい。フ
イルタユニツトの断面積および長さは、質量流量
および搬送圧力に関する特定の条件に適合する必
要がある。
このような装置を、導出すべき熱並びに冷却チ
ヤンネルの断面積および長さに関するそれぞれの
実態に適合させるため、多数の冷却チヤンネル1
1または多数のポンプユニツトが適当な方法で相
互に組合せられることができる。
このような組合せにおいて、このようなフアウ
ンテンポンプで達成可能な物理的作用による搬送
圧力がそれも相対的に低い約0.5バール以下の価
に制限されるという事実が配慮されなければなら
ない。しかしながら達成可能な流動はフイルタ材
料が一定である場合、給熱およびフイルタ断面積
に依存する。従つて、長い冷却チヤンネルが任意
に作動されることはできないが、これに対し多数
の平行チヤンネルへの分割には物理的制限がな
い。
第4図は、熱負荷が大であるかないしは冷却チ
ヤンネル断面がせまい場合に可能である、並列接
続の冷却チヤンネル11を有する冷却系統図であ
る。この冷却装置が第1図に示した装置と異なる
のは、たんに、冷却すべき物体(例えば超伝導コ
イル)中でHe流動が多数の分流に分割されて
いることである。この場合、冷却チヤンネル11
の断面積、スーパーフイルタ8並びに熱交換器1
0,12,13,14および15が増大せる流量
に適合されている必要がある。このような装置
は、全ての平行分岐流が同じ流動抵抗および同じ
熱負荷量を有する場合に有利であると思われる。
第5図は、平行な冷却チヤンネル11および1
1aが不等に負荷されかつ不等な流動抵抗を有す
る場合の冷却装置を示す。それぞれの冷却チヤン
ネル11および11aが固有のポンプを有し、そ
れにより、それぞれの冷却がチヤンネル11およ
び11aにそれぞれの負荷に相応する流量が得ら
れることが保証される。
コイル16の中央(あるいは任意の中間位置)
から導出される加熱されたHeが、差当り第2の
熱交換器12を経て導かれかつそれにより第1の
質量流17を励起し、この質量流が熱交換器15
および10中で再冷却された後コイル16の冷却
チヤンネル11を貫流する。熱交換器12から流
出した後、このHeが第2のフアウンテンポンプ
の第6の熱交換器12aへ導かれる。この第2の
ポンプへ流入した際、冷媒の温度がすでに部分的
に降下していることにより、その位置で第1のポ
ンプにおけるよりも比較的わずかな第2の質量流
17aが励起されうるにすぎない。このヘリウム
流が、熱交換器15aおよび10a中で再冷却さ
れた後コイル16の第2の冷却チヤンネル11a
を経て導かれる。
これにより、2つのコイル部材中で異なる冷媒
流17および17aが形成される自己励起形の冷
却装置が得られる。また同じ原理により、2つ以
上の並列冷却循環系が形成されることができる。
とくに、段階的な冷却効率を有するこのような
冷却循環系は、不均等な熱負荷を有するコイルで
重要なことがある。このような場合の存在するの
が、例えばトカマク(TOKAMAK)核融合リア
クタの環状磁場コイルである。この場合、プラズ
マに最近接するコイル位置で、中性子の吸収によ
り、さらに外側よりも著るしく大きい負荷が生じ
る。この場合、第5図に表わした冷却装置につい
て示せば、大きい質量流17が内側の巻きを経て
導かれる。
第6図は冷却装置のもう1つの構造を示し、そ
の場合循環が、被冷却物体からフアウンテンポン
プに再吸収された熱により励起されるだけでな
く、また付加的に全冷却装置の他の位置でHe
貯蔵容器1およびHe加熱槽9の温度レベル間
に流れる他の熱流によつても励起される。この実
施例で挙げられるのが以下の2つの成分である: (a) HeおよびHeの装置間の熱バリヤーとし
て形成すべき圧力平衡接続管1aを通る第1の
熱流18、および (b) He貯蔵容器1から第8の熱交換器2aを
経て再冷却槽4に流入するHeに伴なわれた第
2の熱流19。
2つの熱流18および19が加熱槽9を負荷し
かつ従つて対流の増強に寄与する。この方法によ
り、再冷却浴4の熱負荷が低減される。熱交換器
20を介し貯蔵槽1と熱的に結合された圧力管2
1が、圧力平衡管1aの代りに液圧的に貯蔵槽1
と遮断されている場合、Heの装置4にこの圧
力管21を経て任意の圧力が加えられることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第1a図は本発明による装置のそ
れぞれ1実施例を略示する系統図であり、それぞ
れ第2図、第2a図および第2b図は、出口温度
T2と種々の装置内圧力Poにおける標準的負荷と
の関係を示す図表、冷却チヤンネル中のヘリウム
流量と熱負荷Qとの関係を示す図表、およびフア
ウンテン圧力Δpと出口温度T2との関係を示す図
表であり、第3図は本発明において使用されるフ
アウンテンポンプの1実施例の構造を示す縦断面
図であり、並びに第4図〜第6図は本発明による
装置のそれぞれさらに他の1実施例を略示する系
統図である。 1……ヘリウム貯蔵容器、1a……圧力平衡
管、2……熱交換器として形成された管、2a…
…第8の熱交換器、3……リリーフ弁、4……再
冷却槽、5……排気管、6……熱交換壁、7……
供給槽、8,8a……スーパーフイルタ、9,9
a……加熱槽、10……第1の熱交換器、11,
11a……冷却チヤンネル(冷却区間)、12…
…第2の熱交換器、12a……第6の熱交換器、
13……第3の熱交換器、14……第4の熱交換
器、15……第5の熱交換器、16……冷却すべ
き物体(コイル)、17……第1の質量流、17
a……第2の質量流、18……第1の熱流、19
……第2の熱流、20……第7の熱交換器、21
……圧力管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 微細多孔質フイルタ8の流動入口と流動出口
    との間に搬送圧力を得るために必要な温度差が存
    在していて、これによつてフイルタ8中を流動す
    る超流動ヘリウム(He)のためにフアウンテ
    ンポンプが形成される限り、フイルタ8中を強制
    的に流動する該ヘリウムを使用し物体を冷却する
    方法において、超流動ヘリウムの前記強制流動
    が、冷却すべき物体16から導出される熱によつ
    て励起され、この際この物体16中で加熱された
    液体が1個の熱交換器12を通つてフアウンテン
    ポンプの流動出口へと導かれることを特徴とする
    超流動ヘリウムを使用し物体を冷却する方法。 2 (a) 冷却すべき物体16中で入口温度T1
    ら出口温度T2に加熱されたヘリウムがフアウ
    ンテンポンプの加熱槽9中で除熱され、その後
    に再冷却槽4中でさらに再冷却されかつフアウ
    ンテンポンプの供給槽7に供給され、かつ (b) このようなフアウンテンポンプの加熱槽9中
    で加熱されかつ圧力下にあるヘリウムが、取出
    されかつ、再冷却槽4中で入口温度T1に再冷
    却された後、冷却すべき物体16に供給される
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載
    の超流動ヘリウムを使用し物体を冷却する方
    法。 3 フアウンテンポンプの加熱槽9から取出され
    たHeが、物体16の種々の位置に供給すべき
    多数のHe分流17,17aに分割されること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の超流動ヘリウムを使用し物体を冷却する
    方法。 4 (a) 2つまたはそれ以上のHe分流17,
    17aが異なる熱負荷を有する場合、それぞれ
    の分流17,17aが、それぞれの熱負荷に適
    合する固有のフアウンテンポンプから取出され
    かつ冷却すべき物体16に供給され、かつ (b) He分流17,17aが、冷却すべき物体1
    6中で吸熱した後1つのHe集合流17,17
    aに合わせられ、この集合流がフアウンテンポ
    ンプの複数の加熱槽9に順次に対応分流の熱負
    荷に相応に供給されて強制流動が励起され、そ
    の場合その都度より大きい熱負荷を有する分流
    のフアウンテンポンプが優先位置にあることを
    特徴とする、特許請求の範囲第3項記載の超流
    動ヘリウムを使用し物体を冷却する方法。 5 フアウンテンポンプの加熱槽9に、冷却すべ
    き物体から除去され強制流動を増強する熱ととも
    に、He貯蔵容器1からの熱が吸収されること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項から第4項
    までのいずれか1項記載の超流動ヘリウムを使用
    し物体を冷却する方法。 6 超流動ヘリウム(He)を使用し物体を冷
    却するため、フアウンテンポンプがHeの強制
    流動の形成に使用され、この強制流動が、冷却す
    べき物体16から除去すべき熱がフアウンテンポ
    ンプ中へ吸収されることにより励起される方法を
    実施する装置において、以下の部材:冷却すべき
    物体16の冷却チヤンネル11に接続された、再
    冷却槽4中の第1の熱交換器10;冷却チヤンネ
    ル11の出口に接続された、フアンウンテンポン
    プの加熱槽9用の第2の熱交換器12;その入口
    が第2の熱交換器12に接続され、フアウンテン
    ポンプのスーパーフイルタ8にHeを供給する
    供給槽7中に開口する、再冷却槽4中の第3の熱
    交換器13:が直列に閉鎖ヘリウム循環系に配置
    されていることを特徴とする超流動ヘリウムを使
    用し物体を冷却する装置。 7 第2の熱交換器12および第3の熱交換器1
    3間に、再冷却槽4の排気管5と熱交換関係にあ
    る第4の熱交換器14が取り付けられていること
    を特徴とする、特許請求の範囲第6項記載の超流
    動ヘリウムを使用し物体を冷却する装置。 8 加熱槽9および第1の熱交換機10間に、排
    気管5と熱交換関係にある第5の熱交換器15が
    取り付けられていることを特徴とする、特許請求
    の範囲第6項または第7項記載の超流動ヘリウム
    を使用し物体を冷却する装置。 9 貯蔵容器1が第6の熱交換器2aを介してフ
    アウンテンポンプの加熱槽9と熱的に結合され、
    この熱交換器の入口および出口が、排気管5と熱
    交換関係にあるそれぞれ1つの管2bおよび2c
    に接続され、この管の終端部が再冷却槽4中のリ
    リーフ弁3に接続されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項から第8項までのいずれか1
    項記載の超流動ヘリウムを使用し物体を冷却する
    装置。 10 一般に貯蔵容器1および供給槽7間に配置
    される圧力平衡接続管1aが、直接に加熱槽9中
    に開口することを特徴とする特許請求の範囲第6
    項から第9項までのいずれか1項記載の超流動ヘ
    リウムを使用し物体を冷却する装置。 11 圧力平衡接続管1aの代りに、貯蔵容器1
    中の第7の熱交換器20を経て、圧力管21が加
    熱槽9中に開口することを特徴とする、特許請求
    の範囲第6項から第10項までのいずれか1項記
    載の超流動ヘリウムを使用し物体を冷却する装
    置。
JP61190700A 1985-08-16 1986-08-15 超流動ヘリウムを使用し物体を冷却する方法および装置 Granted JPS6241567A (ja)

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