JPH05506295A - 電磁弁とケーシングブロックとの形状結合的な結合装置並びに形状結合的な結合装置を製作するための方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 を し　電磁弁とケーシングブロックとの形状結合的な結合装置　置並びに形状結合 的な結合装置を製作するための方法に と　技術分野 プ　本発明は、請求項１の上位概念に記載の、電磁弁と６　ケーシングブロック との形状結合的な結合装置に関すｒ　る。また本発明は、請求項８に基く、形状 結合的な結胃　合装置を製作するための方法に関する。

Ｃ背景技術 ア）　電磁弁は受容孔内に差し込まれる際、この孔に開口している圧力媒体供給 部及び排出部に幾重にも接触せ吉　しめられる。従って組み立てられた電磁弁に は圧力媒体によって行使される大きな力が作用し、この大きな力はケーシングブ ロックによって受け止められなければならない。通常ケーシングブロック内への ＩＩ電磁弁螺入によって達成される、又はケーシングブロックに結合された押え プレートによって達成される形状結合的な結合装置は、特に弁が自動車の油圧式 ブレーキ装置の電磁弁である場合には、極めて大きな負荷に耐えなければならな い。従ってこの種の結合装置は、構造上コスト高に構成されているだけではく、 組込みの際には比較的多くの時間が必要である。

発明の開示 これに対し請求項１の特徴を備えた本発明の形状結合的な結合装置は、少ない所 要時間の少ない作業ステップで製作可能である。即ち受容孔内に電磁弁を差し込 み、電磁弁を介してスリーブを押込み、かつギャップ内へスリーブを嵌め込むこ とによって製作可能である。この作業ステップは、コスト的に有利な自動組立ラ インで施行可能である。この結合装置は、電磁弁を芯合せせしめ、かつ電磁弁を 受容孔から締め出そうとする極めて高い軸方向の力を受け止めることができる。

更にこの結合装置の製作は、スリーブの差込み深さの測定によってこれを容易に 管理することができる。

請求項２以下に述べられている手段により、請求項１で述べた形状結合的な結合 装置の別の有利な構成が可能である。

請求項２の手段によって電磁弁は、これをケーシングブロックの圧入側部から受 容孔内に差し込むことができるという利点を有している。従って受容孔は盲孔と して、又は段付き孔として構成されていて宜い。

請求項３に記載の寸法によって、一方ではアンダカット部に係合しているスリー ブ領域における変形力を小さく抑えることができ、他方では成形されたスリーブ 領域内に比較的大きな横断面を形成することができ、該スリーブ領域は、電磁弁 に係合している締出し力によって惹き起される剪断力を受け止めることができる 。

請求項４に記載の手段が執られた場合には、大きな剪断力をスリーブによって受 け止めることができる。

請求項５に記載の構成にあっては、特に帯材端部の結合部が不必要な場合に、ス リーブ製作時のコストの有利性を達成することができる。更にこの種のスリット 付きスリーブは、受容孔の直径公差を調整することができる。

請求項６に記載の手段によって、結合装置の構造を目視及び寸法検査によって簡 単な形式で検査することができる。

請求項７に開示されている手段によって、電磁弁を例へば取換える必要がある場 合に、簡単な手段で形状結合的な結合装置の解離を行うことができる。

請求項８に述べられている方法は、簡単に成形された構造部材を少ないステップ で軸方向で高負荷可能な結合部に互いに統合可能であるという点において優れて いる。その際両構造部材は、いかなる変形も、また突発的に発生する如何なる力 も蒙るようなことはない図面の簡単な説明 図１は本発明の１つの実施例を図示しており次の説明でこれを詳細に説明する。

発明を実施するための最良の形態 形状結合的な結合装置の図１に図示の実施例には、図示なしの自動車の油圧式ブ レーキ装置に使用可能に規定されている電磁弁１が図示されている。電磁弁１は 円筒状の外套スリーブ２を有し、該スリーブ２は弁体区分３上に圧着されている 。この弁体区分３は、外套スリーブ２に隣接する軸方向長さの小さい円筒形区分 ４を有し、該区分４は、丸味のつけられた移行部によって円錐形区分５に移行し ている。この区分５は、その母線と弁長手方向軸線との間の角度である、３０″ の円錐角度を有している。円錐形区分５の最大直径の後でこの区分５は、反転し て半径方向に延びる端面６に移行している。この端面６に、より小さな円筒形弁 体領域７が接続している。

電磁弁１は、１部分だけが図示されている、アルミニウムから成るケーシングブ ロック１０内に位置している。ケーシングブロック１０は受容孔１１を有し、該 受容孔１１は、ケーシングブロック１０の端面１２から円筒形孔区分１３に延び ている。受容孔１１は、孔深さの増加と共に円筒形孔区分１３に隣接するアンダ カット１４に、つまり孔１１の半径方向拡径部に移行している。アンダカット部 １４は、弁体区分３の円錐形区分５が有している円錐角と同一の円錐角を備えた 円錐形状を有している。アンダカット部１４は半径方向に延びている孔段部１５ によって制限されている。これに続いて受容孔１１は、弁体領域７に適合した孔 区分１６に接続されている。

円錐形区分の領域内に位置している弁体区分３の最大直径は、受容孔１１内の円 筒形孔区分１３の開口直径より小さい。従って電磁弁１は、ケーシングブロック １０の端面１２から受容孔１１内に挿入可能である。その際弁体区分７は孔区分 １６に適合して係合する。電磁弁１の差込み深さは、孔段部１５上への弁体区分 ３の係合によって制限される。弁体区分３は受容孔１１に適合した類似の横断面 形状を有しているため、孔段部１５に支持された弁体区分３には、同一幅の環状 ギャップ１８が寸法的に対応して連続的に規定されている画部分の間に残留して いる。受容孔１１と弁体区分３との間のギャップ１８内には、該ギャップを充填 してアンダカット部１４の領域に係止しているスリーブ２０が圧入されている。

スリーブ２０は、金属材料、有利には鋼材から成っていて帯材材料から圧延可能 であり、その端部は小さな間隔で隣接している。しかしスリーブ２０は管材の１ 区分であっても宜い。図１に鎖線で示唆されているようにスリーブ２０は、ケー シングブロック１０内に電磁弁１を差し込んだ後外套スリーブ２を介してはめ込 まれ、かつ図示なしの適合したプレス工具によって弁体区分３と受容孔１１との 間のギャップ１８内に圧入される。スリーブ２０が弁体区分３の円錐形区分５に 突き当ると、その領域２１は、塑性的に拡径されるような変形を受ける。正大作 業は、スリーブ２０がアンダカット部１４領域内のギヤツブ１８を埋めた時点で 終了する。ギャップ１８とスリーブ２０との対応した寸法によって、電磁弁の遊 びのない軸方向及び半径方向の固定が、ケーシングブロック１０の受容孔１１内 で達成される。ケーシングブロック１０の端面１２の上方に突き出ているスリー ブ２０の区分２３の存在によって、またケーシングブロック１０の端面１２とス リーブ２０の上方自由端面２３との間の距離の管理によって、電磁弁１とケーシ ングブロック１０との間の形状結合的な結合部の性能を容易に検査することがで きる。

分解の目的に対しては、スリーブ２０の突出区分２２がケーシングブロック１０ の端面１２上で図示のものよりも大きな突出長を有するようにする。突出した区 分２２に図示なしの引出し工具を係止せしめるため該区分にはその周面に亘って 分配される多数の孔を設けても宣い。それによって、その孔内に引抜き工具を係 合せしめ、スリーブ２０をギャップ１８から引き抜くことが可能になる。その後 で電磁弁１は、ケーシングブロック１０の受容孔１１から取り出される。

弁体区分３、ケーシングブロック１０及びスリーブ２０の前述の材料の代りに、 別の適合した材料を使用することも可能である。またアンダカソト部１４を規定 している円錐角は、別の値、例へは６０°までの値であっても宜い。しかしギャ ップ１８内におけるスリーブ２０の変形の際の良好な関係と、電磁弁１の受容孔 １１からの抜は出しに抗する所望の支持とを達成するために、円錐角は有利には ５６と３０″との開に選択されている。

要　約　書 本発明は、電磁弁（１）とケーシングブロック（１０）との、組立に好都合で高 い負荷に耐えつる形状結合的な結合装置を提供することを目的としている。

ケーシングブロック（１０）が受容孔（１１）を有し、該受容孔（１１）は孔深 さの増加につれてアンダカット部（１４）に移行している。弁体区分（３）は、 受容孔（１１）と同一幅の環状ギャップ（１８）を残して受容孔（１１）に適合 する形状を有している。

ギャップ（１８）内には、ギャップを充填しかつアンダカット部（１４）の領域 に係止するスリーブ（２０）が圧入されている。

塑性変形を受けたスリーブ（２０）は、電磁弁１を軸方向及び半径方向で固定す る。スリーブ（２０）は、電磁弁に作用する高い引抜き力を受け止めることがで きる。

国際調査報告 ＤＥ　９１００２８８ Ｓ＾　４５８９５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．電磁弁とケーシングブロックとの形状結合的な結合装置であって、その内方 で軸方向及び半径方向に固定された弁体区分（３）のための受容孔（１１）を備 えている形式のものにおいて、 受容孔（１１）が、増加した孔深さ区分で円筒形孔区分（１３）に隣接するアン ダカット部（１４）に移行しており、また 弁体区分（３）は、受容孔（１１）と同一幅の環状ギャップ（１８）を残し乍ら 、アンダカット部（１４）を備えた受容孔（１１）に適合している形状を有して おり、かつ 受容孔（１１）と弁体区分（３）との間のギャップ（１８）には、該孔（１１） を埋めてアンダカット部（１４）の領域に係止しているスリーブ（２０）が圧入 されている ことを特徴とする、電磁弁とケーシングブロックとの形状結合的な結合装置。 ２．弁体区分（３）の最大直径が受容孔（１１）の開口直径よりも小さいことを 特徴とする、請求項１記載の形状結合的な結合装置。 ３．アンダカット部（１４）が６０°までの、有利には５°乃至３０°の、円錐 角を備えた円錐形状を有していることを特徴とす、請求項１記載の形状結合的な 結合装置。 ４．スリーブ（２０）が金属材料から成っていることを特徴とする、請求項１記 載の形状結合的な結合装置。 ５．スリーブ（２０）が帯材材料から圧延されていることを特徴とする、請求項 １から４までのいづれか１項記載の形状結合的な結合装置。 ６．スリーブ（２０）が、受容孔（１１）を制限しているケーシングブロック（ １０）の端面（２０）を超えて突き出ていることを特徴とする、請求項１記載の 形状結合的な結合装置。 ７．スリーブ（２０）には、ケーシングブロック（１０）の端面（１２）の上方 に突き出ている、引抜き工具の係合のための区分（２２）が準備されていること を特徴とする、請求項６記載の形状結合的な結合装置。 ８．電磁弁（１）又はその類似物のような第１構造部材と、ケーシングブロック （１０）又はその類似物のような第２構造部材との間に形状結合的な結合装置を 製作する方法であって、結合手段を使用し乍ら第１構造部材のための受容孔（１ １）を備えている形式のものにおいて、第２構造部材（ケーシングブロック１０ ）の受容孔（１１）には、孔深さの増加と共に円筒形孔区分（１３）に隣接する アンダカット部（１４）を形成せしめ、また第１構造部材（電磁弁１）には、該 孔（１１）と同一幅の環状ギャップ（１８）を残し乍ら、アンダカット部（１４ ）を備えた受容孔（１１）に適合している形状を付与し、また第１構造部材（電 磁弁１）を、第２構造部材（ケーシングブロック１０）の受容孔（１１）内に軸 方向の支持を受け乍ら差し込み、かつ結合手段として、ギャップ幅に対応する肉 厚を備えたスリーブ（２０）を第１構造部材（電磁弁１）を介して嵌め込み、ま たスリーブ（２０）を、第２構造部材（ケーシングブロック１０）の受容孔（１ １）と第１構造部材（電磁弁１）との間のギャップ（１８）内で、スリーブ（２ ０）がギャップ（１８）を充填しかつアンダカット部（１４）の領域に係止する ようになる深さにまで圧入することを特徴とする、形状結合的な結合装置を製作 するための方法。