JPH05506211A - 6―ハロ―及び2―アミノ―6―ハロ―プリン2′,3′―ジデオキシヌクレオシド及び抗ウイルス剤としてのそれらの使用 - Google Patents
6―ハロ―及び2―アミノ―6―ハロ―プリン2′,3′―ジデオキシヌクレオシド及び抗ウイルス剤としてのそれらの使用Info
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- JPH05506211A JPH05506211A JP91504549A JP50454991A JPH05506211A JP H05506211 A JPH05506211 A JP H05506211A JP 91504549 A JP91504549 A JP 91504549A JP 50454991 A JP50454991 A JP 50454991A JP H05506211 A JPH05506211 A JP H05506211A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
6−ハロー及び2−アミノ−6−ハロープリン2′。
) 8′−ジデオキシヌクレオシド及び抗ウィルス剤としてのそれらの使用
発明の背景
後天性免疫不全症候群(AIDS)は直接的に又は間接的に多数の人々を殺す伝
染病であり、種々の教育、運動、検査、及び薬物療法にもかかわらず多(の場合
連続的な増加を示している。AIDSは、ヒト免疫不全ウィルス(HIV)によ
って引き起こされると信じられている。このウィルスは、ヒト及び動物において
多数の新生物及び/又は免疫系異常を生じさせるウィルスを包含するレトロウィ
ルス科の一員である。前記ウィルスは、人間の免疫系に対して決定的な細胞を破
壊することができるので、人間は大多数の微生物(これらは、もしそうでなかっ
たとしたら、充分に処理可能な免疫系によって容易に取り扱われるであろう)に
よる感染に対してより敏感になる。これらの偶発的な病気は、しばしばHIVに
よって免疫系を危うくされた人々の死の原因となる。HIVは、多くの病的状態
及びより少ない病状例えばARCに伴う消耗による幾つかの死亡さえも生じさせ
る。
多数の化合物がインビトロ又はインビボでHIVに対する活性を試験されたにも
かかわらず、現在1種の薬物アジドチミジン(AZT)のみがHIVの活動を妨
げるための用途が認可された。しかしながら、この薬物は、激しい毒性の副作用
を起こす可能性がある。特に、骨髄抑制は最も厳しい投与制限性の副作用である
。更に患者、特に6fM月を越えた期間AZT治療下にあった患者から単離され
た幾つかのHIV株はインビトロでAZTに対して耐性であることが判った。し
たがって、付加的な抗HIV療法に対する現在の要求は非常に大きい。長期間の
療法に対しては特にそうである。インビトロでHIVに対して活性であることが
示された多数の化合物は、臨床試験が進行中である。例えば、ミッヤ(Mits
uya )他。
サイエンス(Science ) 228 、 172−4 (1984)ニブ
ログ−(Broder) + A I D S、最新概念及び療法の挑戦(Mo
dern Concepts and Therapevtjc Challe
nges)、マーセル デツカ−、インコーホレーテッドCMarCel De
kker Inc、) 、 二、−Ei−り(1987);ホー(Ha)他、ラ
ンセット(Lancet) 、i、802−4 (1985);サンドストロー
ム(Sandstrom )他、ランセット、i、1480−82 (1985
);ミツヤ他、ネイチ−? −(Nature) 325. p、773−8
(1987) ;及びヤルカーン(Yarchoan)他、ニュー イングラン
ドジャーナル オプ メディスン(New England Journalo
fMedicine) 321. p、726−88 (1989)を参照され
たい。
最近、特定のジデオキシヌクレオシドが抗HIV活性例えばddC%ddL d
dA及びddGを育することが示された。例えば、ミツヤ他による先のアメリカ
合衆国特許第4861759号明細書を参照されたい。
発明の要約
細胞中のウィルスの増殖を抑制するために有用な組成物を提供することが本発明
の目的である。これは、下記の8種の新規なジデオキシヌクレオシドプリン誘導
体の何れかを服用させることによって実施される。前記化合物の全ては、感染性
、細胞に対するウィルスの細胞毒性効果、及びT−細胞中のギャグ(gag)蛋
白質の合成を阻止するために有用であることが示された。更に、前記化合物はマ
クロファージ中でHIVの感染を抑制することが示された。
どの様に新規化合物が振る舞うかという正確な機構は不明であるがしかし、一度
それらは細胞に入り、自然の細胞代謝が新規化合物をトリホスフェート形fi(
これは、ウィルスDNAの合成の際に逆転写酵素によって認識さて且つ自然のヌ
クレオシドで置換される)に変換すると信じられている。しかしながら、前記化
合物は通常のヌクレオシドの場合と同様の方法では機能せず、それ故、それらは
好ましい結合を形成する能力がなく又は逆転写酵素に結合するために通常のヌク
レオシドと競合するために、ウィルスDNA鎖においてその鎖延長の停止を起こ
すと信じられている。ウィルスDNA鎖を早期に停止させることによって、前記
化合物は恐らくウィルスDNA合成を阻止し、それによってHIV複製を阻止す
るのれるので、本発明は何れかのウィルス(これは、その生存期間中に前記酵素
を用いる)を阻止するためのそれらの用途を包含する。例えば、前記化合物は肝
炎Bウィルス(これは、逆転写酵素を有し、且つヒトの肝炎、肝硬変及び肝臓癌
を起こし得る)の複製を抑制するためにも使用される。特に重要なウィルスはヒ
トレトロウィルス群中に存在し、特に何れかの種類のHIVである。
前記化合物は、他の抗HIVジデオキシヌクレオシド同族体、例えばAZT、d
dC,ddG%ddl又はddAよりも更に脂肪親和性である。したがって、前
記化合物は血液脳関門を良好に横断することが予想され、それ故、中枢神経系中
でのウィルス感染を阻止するために更に有効であろう。
前記化合物は、アデノシンデアミナーゼの置換体であり、そしてインビボでdd
l又はddGに変換される。
本発明の別の目的は、前記化合物は慢性になりつつある感染を抑制するため並び
に感染されたai+aを一括治療するために使用し得るということである。前記
の予防的使用の例は、ウィルスに潜在的に暴露されたがしかし、実際に感染され
たかどうか例えば誰かが汚染された器具を用いて傷つけられたか又は汚染された
液体に接触したかどうかが不明である人々に対する使用であろう。
図面の簡単な説明
1m1A−D及び2A−Dは、種々の試験すべき抗ウィルス化合物の種々の濃度
に対する暴露に応じて残存しているATH−8細胞の数を示す。各試験において
は、2×10″備のATH−8細胞を1000個(7)HI Vウィルス粒子/
細胞に暴露し、次いで種々の濃度の化合物の存在下で培養する。属棒はHIVに
対する下記暴露6日後の成育細胞数を表わし、そして白袴はウィルス不存在下の
6日後の成育細胞数を表わす。
WJIAは、6−フルオロ、ジデオキシプリンが試験すべき抗ウィルス化合物と
して使用された場合のデータを示す。
rI!ilBは、6−クロロ、ジデオキシプリンが試験すべき抗ウィルス化合物
として使用された場合のデータを示す。
rMIcは、6−ブロモ、ジデオキシプリンが試験すべき抗ウィルス化合物とし
て使用された場合のデータを示す。
IHIDは、6−ヨード、ジデオキシプリンが試験すべき抗ウィルス化合物とし
て使用された場合のデータを示す。
図2Aは、2−アミノ、6−フルオロ、ジデオキシプリンが試験すべき抗ウィル
ス化合物として使用された場合のデータを示す。
1H2Bは、2−アミノ、6−クロロ、ジデオキシプリンが試験すべき抗ウィル
ス化合物として使用された場合のデータを示す。
図2Cは、2−アミノ、6−ブロモ、ジデオキシプリンが試験すべき抗ウィルス
化合物として使用された場合のデータを示す。
rl!12Dは、2−アミノ、6−ヨード、ジデオキシプリンが試験すべき抗ウ
ィルス化合物として使用された場合のデータを示す。
好ましい態様
抗ウィルス化合物を有すべく発見された特定の化合物は、以下に示す一般式:
〔式中、Xは何れかのハロゲン原子例えば弗素原子、塩素原子、臭素原子又は沃
素原子を表わし、モしてYは水素原子又はアミノ基を表わし、モしてZはヒドロ
キシル基、モノホスフェート基、ジホスフェート基又はトリホスフェート基を表
わす〕を有する。前記化合物の各々は抗ウィルス活性、特に抗レトロウイルス活
性を示す。
ATH−8細胞を使用するHIV感染分析は、今やインビボにおける生物学的活
性を合理的に明確に予想するインビトロ試験において認められている。ミツヤ他
による先のアメリカ合衆国特許第4704357号明細書を参照されたい。この
ことは、AZT、ddl、ddC及び臨床試験の後段階が現在進行中である幾つ
かの秘密にされている薬物を用いて試験された。単独又は互いに若しくは本発明
の化合物ではない他の抗ウィルス化合物と組み合わせて使用される本発明の化合
物は、代表的には有効成分の施薬を容易にするために薬学的に許容され得る担体
を用いて使用されるであろう。更に、前記化合物のエステルも使用してよい。
抗ウィルス化合物の好ましいエステルは、カルボン酸エステル〔ここで、エステ
ル基の非カルボニル部分は直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基、アルコキシアルキ
ル基(例えばメトキシメチル基)、アルアルキル基(例えばベンジル!り、アリ
ールオキシアルキル基(フェノキシメチル基)、了り−ル基(例えばフェニル基
)、置換アリール基(これは、ハロゲン原子、炭素原子数1ないし4のアルキル
基又はアルコキシ基によって置換されている)を表わす〕、スルホネートエステ
ル例えばアルキルエステル、アルアルキルスルホニルエステル(例えばメタンス
ルホニルエステル)、及びモノ−、ジー又はトリーホスフェートエステルを包含
する。
本発明の別の態様は、宿主細胞に対して直接的なトリホスフェート誘導体の直接
投与を包含する。トリホスフエート誘導体は一般的に細胞膜壁を透過しないので
、細胞膜を横断するためには″包装される″ことが必要である。一つの方法は、
通常は非吸収性の薬物を細胞膜を横断させる小さなリポソーム(直径約1μない
し25μ)中に薬物をカプセル化することによる方法である。薬物投与のための
リポソームの使用は、従来技術において良く知られており、そして水性の環境中
でN質二層を自然に形成するための#I#質の能力を基礎としている。リポソー
ムを形成するための一つの方法は、高い振動数で水性懸濁液中で燐脂質を攪拌す
る方法である;これは、リポソームの封止小胞特性を与える。一度リポソームが
細胞膜に接触すると、リポソームは溶解し、そしてそれ故、リポソーム含有物を
細胞内に“運搬”する。前記技術はジデオキシヌクレオシドプリン誘導体のトリ
ホスフェート形態を細胞内に入れ、そしてそれ故、ジデオキシヌクレオシドプリ
ン誘導体から細胞内部で自然に生成する同一のトリホスフェート化合物と同一手
順で作用する。
加えて、毎回化合物又はその誘導体(化合物の薬学的に許容され得る塩として述
べられている)も試みられる。
特記しない限り、好ましく存在する何れかのアルキル部分は炭素原子lないし1
8個、更に好ましくは炭素原子工ないし4佃を含む。アリール部分は好ましくは
フェニル基又は置換フェニル基からなる。
前記化合物又はその許容され得る誘導体の生理学的に又は薬学的に許容され得る
塩は、塩基塩例えば適当な塩特表千5−506211 (5)
基から誘導された塩例えばアルカリ金属塩、アルカリ土類金jiI塩、アンモ、
ニウム塩、及びNX4塩(式中、各Xは水素原子又は炭素原子数1ないし4のア
ルキル基を表わす)である。水素原子又はアミノ基を含む許容され得る塩は、有
機カルボン酸例えば酢酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸の塩:有機スルホ
ン酸例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸の塩;及
び無機酸例えば塩酸、硫酸、燐酸、スルファミド酸の塩を包含する。何れかのヒ
ドロキシル基を含む化合物の許容され得る塩は、適するカチオン例えばナトリウ
ムカチオン、NX、カチオン、N HX 1カチオン、NH,S。
カチオン、NH,Xカチオン(ここで、Xは炭素原子数1ないし4のアルキル基
を表わす)と組み合わされた前記化合物のアニオンを包含する。
本発明に基づいて使用し得る抗ウィルス化合物の薬学的に許容され得る誘導体の
特定の例は、モノ−、ジー及びトリーホスフェート、アセテート、3−メチルブ
チレート、オクタノエート、パルミテート、3−クロロベンゾエート、4−メチ
ルベンゾエート、ヒドロジエンスクシネート、ビバレート及びメシレートを含む
5′エステルのナトリウム塩を包含する。
更に本発明の範囲に含まれるものは、薬学的に許容され得る塩、エステル、前記
エステルの塩、ニトリルオキシド、又は何れかの他の共有結合性若しくは非結合
性化合物(これは、細胞又は個体への施薬に応じる)であり、(直接的に又は間
接的に)本発明において述べて置換ジデオキシヌクレオシドプリン抗ウィルス化
合物又はその生物学的に活性な代謝産物を与えることが可能である。
前記化合物の全て(よ、ウィルスの細胞毒性を有効に抑制するために充分な濃度
において活性で且つ比較的非毒性である。
本発明の化合物は、溶液として単独で施薬することが可能である。しかしながら
、好ましい態様においては、有効成分(類)は薬学的製剤として使用又は施薬さ
れ得る。前記製剤は、1種又はそれより多(の薬学的に許容され得る担体及び可
能であれば他の活性又は不活性な治療成分と一緒に、少なくとも1種の有効成分
を含む。本発明の範囲内に含まれる場合には、“許容され得る“は製剤の他の成
分と適合性があり且つ患者又は宿主細胞に対して比較的非毒性であることと定義
される。前記担体は、経口、経直腸、経鼻、局所的、経頬、経口、経膣、経皮、
皮下、皮内、筋肉内、静脈内又は他の非経口施薬に適するものとして当業者に良
く知られた担体を包含する。本発明に使用するために適する特定の担体を更に下
記に定義する。
一般的に、適する投与量は1日に付き体重1mg当たり0.1ないし120mg
の範囲内であり、そして更に好ましくは1日に付き体重1mg当たり10ないし
60mgの範囲内である。望ましい投与量は好ましくは、1日を通して規則的間
隔で又は連続的な洗剤若しくは持続的放出製剤により、幾つかの増分として与え
られる。投与量は、治療すべき細胞の種類、細胞又は患者の種、雄もが治療又は
防止することを希望する特定のウィルス感染、患者の状態特に肝臓、腎臓、及び
骨髄機能に関する患者の状態、並びに他の治療が行われているかどうかという事
柄、に基づいて変える必要があるだろう。
理想的には、有効成分は約0.5μMないし約200μM1そして好ましくは約
lμMないし1100tLの有効成分の最高血漿濃度を達成するために施薬され
る。これは、例えば有効成分の0.1%ないし50%濃度溶液の筋肉内注射によ
って達成されてよ(、又は有効成分的0.1ないし120mg/kgの投与量で
経口的に施薬されてよい。望ましい血中濃度は、約0.01ないし約5.0mg
/kg/時間を与える連続性洗剤によって、又は有効成分的0.4ないし約15
mg/kgを含む間欠性洗剤によって維持され得る。理想的には、脳を髄液中の
濃度は循環している血漿濃度の10ないし100%に達するべきである。前記濃
度を達成するために、前記成分はクモ膜下腔内に又は全身的に施薬されてよい。
抗ウィルス化合物は、液状剤又は固形剤で経口的に施薬されてよく、そして下記
の何れかを含んでよい二制酸薬、ラクトース〔含水の、耐性流体(fast f
low )等〕、微結晶性セルロース、コロイド状二酸化珪素、ステアリン酸マ
グネシウム、ステアリン酸及び他の賦形剤、結合剤、着色剤及び他の薬理学的に
適合性の担体。経口使月のだめの組成物は、耐性の又は非耐性の状態で患者に施
薬されてよい。
経口的な施薬に適する本発明の製剤は持続的放出製剤を含み、そして離散性ユニ
ット例えば各々有効成分(票)の予め決定された量を含むカプセル剤、カシェ剤
、又は錠剤として提供されてよい。前記固形剤の形状及び形態は限定されず、そ
してそれは微小固体例えば粉末又は顆粒を成していてよい。製剤は、液状形態例
えば溶液、懸濁液、水中油又は油中水乳剤であってよい。他の許容され得る製剤
はポーラス、舐剤又はパスタを包含する。
経口投与は、非常に望まれた消化管の何れかの部分中での放出を行うために、所
望により内蔵被覆とともに行ってよい。
口腔内での局所的施薬に適する製剤は、許容され得る風味剤例えば蔗糖及びアカ
シア又はトラガカントとともに;不活性成分(類)例えばゼラチン又はグリセリ
ンとともに:又は両方の混合物とともに有効成分を含むロゼンジを包含する。有
効成分と液体担体とからなる口腔洗浄剤も本発明に従って許容され得る。
局所的及び経皮的施薬のための製剤は、皮膚又は粘膜への接触を容易にするため
に適する担体例えばクリーム又は他の材料からなる基剤を含む。その中に含まれ
る有効成分は、電場の影響下で表面を横断させるために荷電されるか、又は塩に
変換されてよい。同様に、有効成分は吸収性又は細胞層の横断性を増強するため
に誘導体に変換されてよい。
経直腸施薬のための製剤は、例えばココアバター又はサリチレートからなる適す
る基剤を用いた坐剤として提供されてよい。
経膣施薬に適する製剤は、有効成分CM>に添加することが適切であると当業者
に知られている担体を含むベフサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、
フオーム又はスプレー処方として提供されてよい。
非経口施薬に適する製剤は、水性及び非水性、等優性及び等浸透圧性無菌注射溶
液(これは、酸化防止剤、緩衝剤、静菌薬を含んでよい)、並びに溶質(これは
、意図された受領者の体液と製剤とを等優性にする)及び水性及び非水性無菌懸
濁液(これは、懸濁剤及び濃化剤を含んでよい)を含む。製剤は、単位投与量又
は複数投与量の密封容器例えばアンプル及びバイアルで提供されてよく、そして
使用直前に注射用無菌液体担体(例えば水、生理食塩水)の添加のみが必要な冷
凍−乾燥(凍結乾燥)状態で貯蔵されてよい。即座の注射用溶液及び懸濁液は、
前記種類の粉末、顆粒及び錠剤から製造されてよい。
全ての場合において、最終製品は発熱物質を含まないことが好ましい。
長期間の治療のためには、経口施薬が非常に望ましい。
本発明の化合物は酸性領域においては安定ではないかもしれないので、本発明の
化合物は適切な生物学的有効性を与えるためには中性領域において組成物を緩衝
化又は他の手段で保護することが必要かもしれない。
本発明の抗ウィルス化合物は、他の抗ウイルス薬物、抗生又は免疫板形薬剤と一
緒に使用してもよい。治療の実施例
2+、31−ジデオキシウリジン(DDU)はPurukawa等、Chell
、Phara+、Bull、18 (3)、9. 554−60 (1970)
に以前記載された方法によりウリジンから化学的に合成された。6−クロロプリ
ン、6−ヨードプリン、2〜アミノ−6−クロロプリン及び2−アミノ−6−ヨ
ードプリンはシグマ・ケミカル・カンパニーから購入された。
6−フルオロプリン及び2−アミノ−6−フルオロプリンはしfster等、J
、Chetn、Sac、(C) L 3942−7 (1971)の方法により
合成された。6−ブロモプリン及び2−アミノ−6−ブロモプリンはBeama
r等、 J、 Org、 Chem、 279、986 (1962)に従って
、臭化水素酸水溶液及びメタノールの存在下で相当するプリンチオール及び臭素
から合成された。
大腸IJ A −800(Gene 10. p、 157 (1980))は
種々の21.sl−ジデオ牛ジヌクレオシド製造の最良の菌株として選択された
。これは微生物により触媒された塩基交換反応により行われる。大腸IJA−8
00の細胞は50 Qmlのフラスコに培地L Q Qmlの入った5個のフラ
スコ中に接種された。使用された培地は脱イオン水100ml中の酵母抽出物(
オリエンタル酵母株式会社)I]、5g、ポリペプトン(E1本製薬株式会社)
1.0g及びNaC10,5gから構成されていた。
培養液は37℃で24時間好気的に増殖させた。培養液50 QmlがSOtの
ジャーファメンターに添加され、そして新鮮培地20/が添加され、37℃での
通気培養が24時間続けられた。大腸菌JA−300の細胞は次いで10℃で8
000rpmlO分闇の遠心分離により集められた。湿細胞約150gが回収さ
れ、そして下記の酵素源として使用された。
化学構造の確認は以下の装置を用いて行われた。融点はヤナコ融点装置を用いて
決定された。’H−NMR及び”CNMRxベクトルはJEOL FX60Q計
器で記録された。プロトン化学シフトはTMS (テトラメチルシラン)に対す
るδ値で表記される。UVスペクトルは日立部の分光光度計150−20!!で
記録された。
陽イオン高速原子衝撃質量分析(FAB)はJEOLJMS−AX505H質量
分析計で得られた。薄層クロマトグラフィーはE、Merck 60F 254
プレコートシリカゲルプレート上で行われた。
6−F、ddPの合成
6−フルオロプリン456mg (3,3ミリモル)及びDDU700mg (
3,3ミリモル)をpH6,5の50mMリン酸カリウム緩衝液165mfに添
加した。
混合物に大腸iIJ八−300(湿細胞)lagを添加し、そして−緒にした反
応混合物を50℃で4時II!I培養した。
反応が終了したら、細胞を上澄みから分離するために混合物を800Orpmで
20分間10℃で遠心分離した。
上澄みを回収し、そしてダイアイオン(DIAION)HP −20カラム(三
菱化成株式会社)でクロマトグラフを行い、そして水、20%メタノール及び1
00%メタノールで溶離した。メタノールの画分を濃縮し、モしてカラム溶出に
酢酸エチルを用いてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、そして活性炭
での処理により6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D〜グリセロ−
ペントフラノシル)−9H−プリン(8−F、ddP)180mg(0,78ミ
リモル)が収率23%で得られた。
構造は次の分析により確認された+mp (AcOEt)109−112℃;
TLCRf (CHCis /Me OH,9515)0.40;λmax(水
)250om(e 6720) ; ’H−NMR(DMSO−d= ) 61
.80−2.76 (m、4H,H−2’及び3′)。
3.44−3,76 (m、2H,H−5’)、3.99−4.40 (m、L
H,H−4’)、4.99 (t。
IH,OH)、8.41 (t、IH,H−1’)。
8.71 (s、IH,H−8)、8.92 (s、IH。
H−2);FAB−HRMS (高解像度質量分析) (m/ Z ) C+e
H++Ot Na F + Hに対する計算値239゜0944、分析値239
.0987゜
8−CI、ddPの合成
6−クロロプリン1.78g(11,5ミリモル)及びDDU2.44 g (
11,5ミリモル)をpH6,5の50mMリン酸カリウム緩衝液230mJに
添加した。
混合物に大腸菌JA−300(湿細胞)50gを添加し、そして50℃で2時間
反応させた。10℃で8000rpm20分間の遠心分離により細胞を除去し、
そして上澄みを回収した。上澄みをダイアイオンHP−20カラム(三菱化成株
式会社)でクロマトグラフを行い、そして水、10%メタノール及び50%メタ
ノールで溶離した。50%メタノールの画分を活性炭で処理し、そして蒸発によ
り濃縮すると、6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリン(8−C1,ddP)が得られた。酢酸エチル
からの再結晶により白色結晶955mg(3,7ミリモル)が収率32.6%で
得られた。化学構造は以下のデータにより確認された:mp(人cogt)10
4−105℃: TLCRf (CHC1s /MeOH19515)0.45
.λmax(水)265om(ε981o): ’H−NMR(DMSO−d*
)δ1.82−2.76 (m、4H,H−2’及び3’)、8.41−3.
78 (m、2H,H−5’)、3.91−4.40(m、IH,H−4’)、
5.DO(t、IH,OH)。
6.39 (t、IH,H−1’)、8.79 (s、IH。
H−8)、8.94 (s、IH,H−2);FAB−MS (m/ z) 2
55 (MH+)。
6−Br、ddPの合成
6−プロモブリン1.79g(9,Oミリモル)及びDDUl、91g (9,
0ミリモル)をpH6,5の50mMリン酸カリウム緩衝液450mfと混合し
た。大腸菌J八−300(湿細胞)40g及び上記反応混合物を50℃で3時間
培養した。10℃で800Orpm20分間の遠心分離により細胞を分離した。
上澄みを回収し、そしてダイアイオンHP−20カラム(三菱化成株式会社)で
クロマトグラフを行い、そして水、20%メタノール及び40%メタノールで溶
離した。40%メタノールの画分を活性炭で処理し、そして蒸発により濃縮する
と、6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペントフラノ
シル)−98−プリン(6−Br、ddP)が得られた。化合物を酢酸エチルか
ら再結晶させると白色結晶6−Br、ddP 572mg(1,9ミリモル)が
収率2工、2%で得られた。6−Br、ddPの構造的同定は以下のデータによ
りill認された:mp (AcOEt)10θ−108℃、TLCRf (C
HClg /MeOH,9515)0.46 :λmax (水)267om(
a:9920): ’H−NMR(DMS O−d t )δ1,80−2.7
8 (m、4H。
H−2′及び3 ’)、3.42−3.75 (m、2H。
H−5’)、8.90−4.40 (m、LH,H−4)。
4.98 (t、IH,OH)、6.38 (t、IH,H−1’)、8.73
(s、IH,H−8)、8.93(s、LH,H−2);FAB−HRMS
(m/z)C+*HzOt Na Br+Hに対する計算値299.0144、
分析値299.0108゜
6−1.ddPの合成
6−ヨードプリン1.50gCB、1ミリモル)及びDDUl、3g (6,1
ミリモル)をpH6,5の50mMリン酸カリウム緩衝液300mlと混合した
。混合物に大腸菌JA−800(湿細胞)28.5gを添加し、そして反応混合
物を50℃で3時間培養した。次に10℃で8000rpm20分閏の遠心分離
により細胞を分離した。上澄みを集め、そしてダイアイオンHP−20カラム(
三菱化成株式会社)でクロマトグラフを行い、そして水、30%メタノール、6
0%メタノール及び80%メタノールで溶離した。60%と80%のメタノール
の画分を一緒にし、そして蒸発により濃縮すると、6−ヨード−9−(2,3−
ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリン(6−1,
ddP)が得られた。化合物をエタノールから再結晶させると白色針状結晶45
8mg (1,3ミリモル)が収率21.6%で得られた。化合物の構造の同定
は以下のデータにより確認された:mp (EtOH)108−111℃;λm
ax(水)276nm(ε11650); ’H−NMR(DMSO−d、)δ
1.78−2.74 (m。
4H,H−2’及び3’)、3.43−3.75 (m。
2H,H−5’)、3.92−4.88 (m、LH,H−4’)、4.98
(t、LH,OH)、6.35 (t。
IH,H−1’)、8.63 (S、IH,H−8)。
8.89 (s、IH,H−2);FAB−MS (m/z)347 (MH+
)。
2−アミノ、8−F、ddPの合成
2−アミノ−6−フルオロプリン457mg (3,0ミリモル)及びDDU6
37mg (3,0ミリモル)をpH8,5の50mMリン酸カリウム緩衝液1
50mJと混合した。大腸菌JA−800(@1EiFB)18. 2gを添加
して反応混合物を調製し、それを1分間あたりlOOストロークで震盪しなから
50”Cで3時間培養した。
80[)OrpmlO℃で20分間の遠心分離により細胞を分離し、そして上澄
みを集めた。上澄みをダイアイオニ/HP−20カラム(三菱化成株式会社)で
クロマトグラフし、そして水、10%メタノール及び50%メタノールで溶離し
た。50%メタノールの画分を蒸発させると、2−アミノ−6−フルオロ−9−
(2,1−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリン
(2−アミノ、6−F、ddP)164mgが収率21.7%で得られた。化合
物の構造の同定は以下のデータにより確認された:mp 13B−140”c;
TLCRf (CHCIs /MeOH,9/1)0.58 ;λmax(0,
OIN NaOH)245nm(ε7970)、284nm (ε6530)、
; ’H−NMR(DMSO−(1,) δ1.74−2.To (m、4H。
H−2′及びHl ’)+ a、43−3.79 (m、2H,H−5’)、3
.79−4.85 (m、IH,H−4’)、4.96 (t、IH,OH)、
6.14 (t。
IH,H1)、6.93 (bs、2H,NHz )。
8.36 (s、IH,H−8);FAB−HRMS (m/ Z) C+sH
+tOz Ns F +Hに対する計算値254゜1053、分析値254.1
057゜
2−アミノ、[1−CI、ddPの合成2−アミノ−6−クロロプリン8.89
g(20,0ミリモル)及びDDU4.24g (20,0ミリモル)をpH8
,5の50mMリン酸カリウム緩衝液400m1に添加した。大腸菌JA−30
0(湿細胞)85gを添加して反応混合物を調製し、それを1分間あたり100
ストロークで震盪しながら50℃で3時間培養した。
8000rpmlO℃で20分間の遠心分離により細胞を分離し、そして上澄み
を集めた。上澄みをダイアイオンHP−20カラム(三菱化成株式会社)でクロ
マトグラフし、そして水、20%メタノール及び50%メタノールで溶離した。
50%メタノールの画分を活性炭で処理し、蒸発させると、2−アミノ−6−ク
ロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9
H−プリンが水からの白色結晶性固体として結晶化された。化合物を水から再結
晶させると、白色結晶0.97g (3,13ミリモル)が収率18.0%で得
られた。化合物の構造の同定は以下のデータにより確認された:mp (水)1
8g−140℃、TLCRf(CHC1s /MeOH,9/1)0,58 ;
λmaw(0,0OIN NaOH)222nm(ε27310)。
248nm(ε8800)、3Q7nm(ε9460);’H−NMR(DMS
O−dl ’)61.74−2.67(m、4H,H−2’及び3’)、3.4
4−3.73(m、2H,H−5’)、3. 88−4. 34 (m、IH,
H−4’)、4.97(t、IH,OH)、6.13 (t、LH,H−1’)
、6. 95 (bs、2H,NHz )、8. 3 9 (s、IH,H−8
) ; FAB−HRMS (m/z)C+oH+xOt Ni C1+Hに対
する計算値270.0758.分析値270.071B。
2−7ミノr 8〜B r r d d Pの合成2−アミノ−6−プロモブリ
ン8.98g(till、6ミリモル)及びDDU3.95g (18,6ミリ
モル)をpH8,5の50mMリン酸カリウム緩衝液930m1と混合した。大
腸菌JA−30(1(湿細胞)93gを添加して反応混合物をlll1シ、それ
を1分間あたり100ストロークで震盪しながら50℃で3時間培養した。
8000rpmlO℃で20分間の遠心分離により細胞を分離し、そして上澄み
を集めた。上澄みをダイアイオンHP−20カラム(三菱化成株式会社)でクロ
マトグラフし、そして水、20%メタノール及び50%メタノールで溶離した。
50%メタノールの画分を活性炭で処理し、蒸発させると、2−アミノ−6−ブ
ロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9
H−プリンが得られた。化合物を水から再結晶させると、淡黄色結晶1.25g
(3,98ミリモル)が収率21.3%で得られた。化学構造は以下のデータに
より確認された:mp(水>137−142℃;TLCRf (CHClm /
MeOH,9/1)0.82 ;λmax(0,0OIN NaOH)221n
m(g29740)、249nm(g994G)、819nm Ca 10 i
330) ; ’H−NMR(DMSO−da )61.73−2.67 (m
、4H,H−2’及び3′)。
3、 43−8. 79 (m、2H,H−5’)、3. 81−4.34 (
m、2H,H−4’)、4.95 (t、IH,OH)、6. 11 (t、I
H,H−1’)、6.94 (bs、2H,NH* )、8.118 (s、L
H,H−8): FAB−HRMS (m/z)C1,H+tO,Ni Br+
Hに対する計算値314.0253.分析値314.0193゜
2−アミノ、6−1.ddPの合成
2−アミノ−6−ヨードプリン4.48g (17,0ミリモル)及びDDU3
. 81 g (17,0ミリモル)をpH6,5の50mMリン酸カリウム緩
衝液880m1と混合した。大腸菌JA−300(湿細胞)75.7gを添加し
て反応混合物を1111!シ、それを1分間あたり100ストロークで震盪しな
がら50℃で3時間培養した。8000rpmlO℃で20分同の遠心分離によ
り細胞を反応混合物から分離し、そして上澄みを回収した。
上澄みをダイアイオンHP−20カラム(三菱化成株式会社)でクロマトグラフ
し、そして水、20%メタノール及び50%メタノールで溶離した。50%メタ
ノールの両分を蒸発させると、2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオ
キシ−β−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリン(2−アミノ、6
−1.ddP)が得られた。化合物を水から再結晶させると、白色結晶) 2.
0g(5,5ミリモル)が収率32.3%で得られた。化合物に対する構造の同
定は以下のデータにより確認された:mp(水”)143−146℃;TLCR
f(CHC1m /MeOH,9/1)0.85 ;λmaw(0,0OIN
NaOH)228nm(g28110)。
249nm(alf3860)、812nm(a10950); ’H−NMR
(DMSO−d@ )δ1’、72−2、 63 (m、4H,H−2’及び3
’)、3.88−L 72 (m、2H,H−5’)、3.79−4.30(m
、IH,H−4’)、4.94 ct、IH,OH)。
6.01 (t、IH,H−1’)、6.84 (bs、2H,NH8)、8.
83 (s、LH,H8);FAB−HRMS (m/z)C+eH+sOt
Ns I +Hに対する計算値3B2.0114.分析値362,0065゜ア
ッセイ及び細胞株の詳細
ヒト破傷風菌毒!l特異的T細胞株はMi tsuya等、 ScfenCg、
225. p、 1484−6 (1984)に記載されるように抗原での刺
激の繰り返されたサイクルにより確立され、そして致死的に照射された(120
0Qrad)ヒトTリンパ球指向性つィルスI型(HTLV−7)産生MJII
瘍細胞の存在下で96ウ工ル微量滴定培養プレート(コスタ−、マサチューセッ
ツ州ケンブリッジ)中でクローン化された。ウェルあたり0.5個の細胞でブレ
ーティングされた場合にクローンATH−8に限界希釈により単離された。この
クローンはその迅速な増殖に基づいて、HIVの細胞毒性効果に対する試験管内
で鋭敏な感度を育するインターロイキン−2(IL−2)の存在下で薬剤スクリ
ーニングに対して選択された。Mf tsL13’a等による以前の特許470
4857号を参照せよ。例えば培養10Ei後、HIV4tATH−8細胞の9
8%以上を殺すであろうし、そして強い細胞毒性が4ないし6日後に容易に見ら
れる。
ATH−8細胞は、放射標識化HTLV−I cDNAプローブを用いたサザン
ブロットハイブリダイゼーションにより評価される場合そのゲノム中にHTLV
−1のいくつかの異なるコピーを生じるが、しかし検出可能な量のHTLV−I
p24 gagタンパク質を産生じない。2X10’個のATH−8細胞がベ
レット化され、1000HIVウイルス粒子/細胞に40分間暴露され、そして
15%未透析熱不活性化ウシつ児血清、4mML−グルタミン、5×10−M
2−メルカプトエタノール、50U/mfペニシリン及び50gg/mI!スト
レプトマイシンで補足され、さらに15%(容量/容量)IL−2(レクチン消
尽;セルラー・プロダクツ社、ニューヨーク州バッファロー)を含有するRPM
I培地2培地2仁!中濁された。細胞は培養管(3033,ファルコン、カリフ
ォルニア州オッシスナード)中5%二酸化炭素湿潤空気の下37℃で培養された
。培養6日目に、全生存細胞がトリパンブルー色素排除法により計測された。各
々θμmないし200μmに及ぶ濃度の6−F−ddP、6−CI−ddP、6
−Br−ddP、6−I−ddP、2−アミノ−8−F−ddP、2−アミノ−
8−CI−ddP、2−アミノ−8−Br−ddP及び2−アミノ−8−I−d
dPと培養された生存細胞の数がrIllA−D及びlm2A−Dに示されてい
る。
本発明は詳細に記載されており、変形及び変更1よ当業者には明らかであること
は明白である。従って、本明細書に記載された本発明の好ましい実施fi様は説
明のためであつて限定するものではない。種々の変化は、請求の範囲に規定され
た本発明の精神及び範囲を逸脱することなしになされ得る。
濃度 1pM+
要約書
6−ハロー2’、3’−ジデオキシヌクレオシドプリン及び2−アミノ−6−ハ
ロー2’、8’−ジデオキシヌクレオシドプリンを含存する組成物はウィルス感
染の治療に有用である。特に、これらの化合物はウィルス複製の防止及びヒト免
疫不全ウィルス(HI V)やB型肝炎ウィルスにより感染されたヒトにおける
これらウィルスの細胞変性効果の防止に有用である。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成4年8月10日
16特許出願の表示
PCT/US 9110 O886
2発明の名称
6−ハロー及び2−アミノ−6−ハロープリン2f、al−ジデオキシヌクレオ
シド及び抗ウィルス剤としてのそれらの使用
&特許出願人
名称 アメリカ合衆国
を代理人
住所 東京都千代田区神田駿河台1の61991年12月26日
6、添付書類の目録
(1)補正書の翻訳文 1通
請 求 の 範 囲
XはF、CI、BrまたはIのいずれかを表し、YはHまたはNH,のいずれか
を表し、モしてZはOH,ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェー
トを表し、そして
アデノシンデアミナーゼの基質であるが、ただし6−クロロ−9−(2,3−ジ
デオキシ−β−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンまたは6−ヨ
ード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペントフラノシル)〜9
H−プリンは除外される)で表される化合物。
2 化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
& 化合物が6−ブロモ−9−(2,3−ジデオギシーβ−D−グリセロ−ペン
トフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
4、 化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D
−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
i 化合物が2−アミノ−6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グ
リセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
6、 化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
7、 化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
XはF、CI、BrまたはIのいずれかを表し、YはHまたはNH!のいずれか
を表し、そしてZはOH,ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェー
トを表す)で表される化合物を細胞に暴露することからなる、細胞のウィルス感
染を予防または治療する方法。
9、 化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−
ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
10、化合物が6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
11、化合物が6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項IO記載の方法。
1z 化合物が6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
1& 化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2゜3−ジデオキシ−β−D
−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
146 化合物が2−アミノ−6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D
−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
15、化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
16、化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−98−プリンである請求項1o記載の方法。
XはF、CI、BrまたはIのいずれかを表し、YはHまたはN Hxを表し、
そして
ZはOH,ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェートを表す)で表
される化合物をウィルス病改変に十分な量で含む組成物を動物に投与することか
らなる、ウィルス病を予防または治療する方法。
1& ウィルスが逆転写酵素を含む請求項19記載の方法。
19、化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−
ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
20、化合物が6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
21、化合物が6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
2Z 化合物が6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
2& 化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2゜3−ジデオキシ−β−〇
−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
24、化合物が2−アミノ−6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
2i 化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−98−プリンである請求項20記載の方法。
266 化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D
−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
27、動物がヒトである請求項20記載の方法。
28、ウィルスが逆転写酵素により複製を行うものである請求項29記載の方法
。
29、化学式:
XはF、CI、BrまたはIのいずれかを表し、YはHまたはN Htのいずれ
かを表し、モしてZはOH,ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェ
ートを表す)で表される化合物、及び薬学的に許容される担体からなる薬剤組成
物。
30、化合物が6−フルオロ−9−(2,8−ジデオキシ−β−D−グリセロ−
ペントフラノシル)−9H−ブ・リンである請求項31記載の薬剤組成物。
81、化合物が6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成物。
3Z 化合物が6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成物。
33、化合物が6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセローペ
ントフラノシル’)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成物。
84 化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2゜3−ジデオキシ−β−D
−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項3工記載の薬剤組
成物。
35、化合物が2−アミノ−6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成
物。
36、化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項81記載の薬剤組成
物。
37、化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成
物。
3& 動物におけるウィルス病を予防または治療するための方法に次式la:
XはF、CI、Brまたは■のいずれかを表し、YはHまたはNH,のいずれか
を表し、そしてZはOH,ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェー
トを表し、そして
アデノシンデアミナーゼの基質である)で表される化合物を含む組成物を使用す
る方法。
39、ウィルスが逆転写酵素を含む請求項40記載の使用方法。
40、ウィルスがレトロウィルスである請求項40記載の使用方法。
41、レトロウィルスがヒト免疫不全ウィルスである請求項40記載の使用方法
。
43、ウィルスがレトロウィルスである請求項10記載の方法。
44、レトロウィルスがヒト免疫不全ウィルスである請求項44記載の方法。
45、ヒト免疫不全ウィルスが中枢神経系に存在している請求項45記載の方法
。
1、事件の表示
PCT/US 91100888
2発明の名称
6−ハロー及び2−アミノ−6−ハロープリンZ?、at−ジデオキシヌクレオ
シド及び抗ウィルス剤としてのそれらの使用
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
名 称 アメリカ合衆国
4、代理人
住所 東京都千代田区神田駿河台1の6お茶の水スクエアB館
氏名 (6861) 萼 経夫(ほか1名)7、補正の内容
(1)請求の範囲を別紙のとおり補正する。
「 請求の範囲
1、次式:
YはHまたはN H2のいずれかを表し、そしてZはOH、ホスフェート、ジホ
スフェートまたはトリホスフェートを表し、そして
アデノシンデアミナーゼの基質であるが、ただ友すセローベントフラノシル)−
9H−プリンは除外される)で表される化合物。
Z 化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
& 化合物が6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペン
トフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
4、化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2,8=ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−98−プリンである請求項1記載の化合物。
氏 化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グ
リセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
6、化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グ
リセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
YはHまたはNH2のいずれかを表し、そして/ ZはOH、ホスフェート、ジ
ホスフェートまたはトリホスフェートを表す)で表される化合物を細胞に暴露す
j ることからなる、細胞のウィルス感染を予防または治療する方法。
生 化合物が6−フルオロ−9〜(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−ブリβ−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−
プリン−β−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−ブリ3−ジデオキシ−
β−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項7記載の方
法。
エム 化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項7記載の方法。
ユ 化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グ
リセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項り記載の方法。
14、次式:
YはHまたはNH,を表し、そして
ZはOH,ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェートを表す)で表
される化合物をウィルス病改変に十分な量で含む組成物を動物に投与することか
らなる、ウィルス病を予防または治療する方法。
15、ウィルスが逆転写酵素を含む請求頂上1記載の方法。
16、化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−
ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項14記載の方法。
ンである請求項14記載の方法。
18、化合物が6−ヨード−9−(2,8−ジデオキシ−β−D−グリセローペ
ントフラノシル’)−9H−プリンである請求項14記載の方法。
19、化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2゜3−ジデオキシ−β−D
−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項14記載の方法。
20、化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシトβ−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項14記載の方法。
21、化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項14記載の方法。
る請求項22記載の方法。
YはHまたはNH!のいずれかを表し、モしてZはOH,ホスフェート、ジホス
フェートまたはトリホスフェートを表す)で表される化合物、及び薬学的に許容
される担体からなる薬剤組成物。
25、化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−
ペントフラノシル)−9H−ブーβ−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9H
−ブリーβ−D−グリセロ−ペントフラノシル’)−9H−ブリ2& 化合物が
2−アミノ−6−フルオロ−9−(2゜3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ
ントフラノシル)−9H−プリンである請求項24記載の薬剤組成物。
29、化合物が2−アミノ−6−プロモー9−(2,3=ジデオキシ−β−D−
グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項24記載の薬剤組成
物。
−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請
求項24記載の薬剤組成物。
31、動物におけるウィルス病を予防または治療するための方法に次式−
YはHまたはN Hxのいずれかを表し、そしてZはOH,ホスフェート、ジホ
スフェートまたはトリホスフェートを表し、そして
アデノシンデアミナーゼの基質である)で表される化合物を含む組成物を使用す
る方法。
32、、ウィルスが逆転写酵素を含む請求項31記載の使用方法。
33、ウィルスがレトロウィルスである請求項31記載の使用方法。
国際調査報告
Claims (41)
- 1.次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 XはF、Cl、Brまたは1のいずれかを表し、YはHまたはNH2のいずれか を表し、そしてZはOH、ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェー トを表す)で表される化合物。
- 2.化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
- 3.化合物が6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペン トフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
- 4.化合物が6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペン トフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
- 5.化合物が6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペン トフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
- 6.化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
- 7.化合物が2−アミノ−6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グ リセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
- 8.化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グ リセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
- 9.化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グ リセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項1記載の化合物。
- 10.次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 XはF、Cl、Brまたは1のいずれかを表し、YはHまたはNH2のいずれか を表し、そしてZはOH、ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェー トを表す)で表される化合物を細胞に暴露することからなる、細胞のウイルス感 染を予防または治療する方法。
- 11.化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ− ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
- 12.化合物が6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
- 13.化合物が6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
- 14.化合物が6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
- 15.化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D −グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
- 16.化合物が2−アミノ−6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
- 17.化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
- 18.化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項10記載の方法。
- 19.次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 XはF、Cl、BrまたはIのいずれかを表し、YはHまたはNH2を表し、そ して ZはOH、ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェートを表す)で表 される化合物をウィルス病改変に十分な量で含む組成物を動物に投与することか らなる、ウィルス病を予防または治療する方法。
- 20.ウィルスが逆転写酵素を含む請求項19記載の方法。
- 21.化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ− ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
- 22.化合物が6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
- 23.化合物が6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
- 24.化合物が6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
- 25.化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D −グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
- 26.化合物が2−アミノ−6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
- 27.化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
- 28.化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項20記載の方法。
- 29.動物がヒトである請求項20記載の方法。
- 30.ウィルスが逆転写酸素により複製を行うものである請求項29記載の方法 。
- 31.化学式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 XはF、Cl、BrまたはIのいずれかを表し、YはHまたはNH2のいずれか を表し、そしてZはOH、ホスフェート、ジホスフェートまたはトリホスフェー トを表す)で表される化合物、及び薬学的に許容される担体からなる薬剤組成物 。
- 32.化合物が6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ− ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成物。
- 33.化合物が6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成物。
- 34.化合物が6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成物。
- 35.化合物が6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D−グリセロ−ペ ントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成物。
- 36.化合物が2−アミノ−6−フルオロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D −グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組 成物。
- 37.化合物が2−アミノ−6−クロロ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成 物。
- 38.化合物が2−アミノ−6−ブロモ−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成 物。
- 39.化合物が2−アミノ−6−ヨード−9−(2,3−ジデオキシ−β−D− グリセロ−ペントフラノシル)−9H−プリンである請求項31記載の薬剤組成 物。
- 40.動物におけるウィルス病を予防または治療するための方法に次式Ia: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される化合物を含む組成物を使用する方法。
- 41.ウィルスが逆転写酸素を含む請求項40記載の使用方法。
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---|---|---|---|
US47740690A | 1990-02-09 | 1990-02-09 | |
US477,406 | 1990-02-09 | ||
PCT/US1991/000886 WO1991012260A1 (en) | 1990-02-09 | 1991-02-08 | 6-halo- and 2-amino-6-halo-purine 2',3'-dideoxy nucleosides and their use as antiviral agents |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05506211A true JPH05506211A (ja) | 1993-09-16 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP91504549A Pending JPH05506211A (ja) | 1990-02-09 | 1991-02-08 | 6―ハロ―及び2―アミノ―6―ハロ―プリン2′,3′―ジデオキシヌクレオシド及び抗ウイルス剤としてのそれらの使用 |
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---|---|
EP (1) | EP0544668A1 (ja) |
JP (1) | JPH05506211A (ja) |
CA (1) | CA2075490A1 (ja) |
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JP2619710B2 (ja) * | 1989-02-27 | 1997-06-11 | 日本製紙 株式会社 | 2′,3′−ジデオキシプリンヌクレオシド類の製造方法 |
-
1991
- 1991-02-08 CA CA002075490A patent/CA2075490A1/en not_active Abandoned
- 1991-02-08 EP EP91904744A patent/EP0544668A1/en not_active Ceased
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Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63267796A (ja) * | 1987-04-09 | 1988-11-04 | ザ ウエルカム フアウンデーション リミテッド | 治療用ヌクレオシド |
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EP0544668A4 (en) | 1993-03-03 |
EP0544668A1 (en) | 1993-06-09 |
CA2075490A1 (en) | 1991-08-10 |
WO1991012260A1 (en) | 1991-08-22 |
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