JPH05505390A - レトロウィルス類のウィルスに対する活性剤、該活性剤を含有する組成物、及びそれらの使用 - Google Patents
レトロウィルス類のウィルスに対する活性剤、該活性剤を含有する組成物、及びそれらの使用Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
レトロウィルス類のウィルスに対する活性剤、該活性剤を含有する組成物、及び
それらの使用本発明は、レトロウィルス類のウィルス、特に、ヒト免疫不全ウィ
ルス(Hmに対する活性剤、及びその活性剤を含む組成物に関する。更に、本発
明は、その活性剤及び組成物の使用に関する。
本発明において、レトロウィルス類とは、リポ核酸鎖に保持される遺伝材料カル
トロウィルスの複製にとって、逆転写酵素と呼ばれる酵素によってデノキシリポ
核酸の形に変わることを必要とするウィルスを言う。
人間とともに、植物界及び動物界でもかかるウィルスに感染する。そのようなウ
ィルスの例は、J、M、 Hurauxら、Virologie、 Flanw
mrion Medecine−3ciences、 1985 (パリ)に見
いだされる。かかるウィルスの多くは動物に対して発ガン性を育し、最近の研究
によれば、人間に対しても同一の危険か存在することか分かった。
動物のガンを引き起こすウィルスは、人間の病気を治療できる物質を研究するた
めのモデルとして有用である。
ラウス肉腫(マウスの病気)のウィルスか発見されてから約70年を経過して、
ヒト白血病の最初のレトロウィルスか発見された。
これらのウィルス(HTLVI及びHTLVI[)は、サルに感染するウィルス
種と関連かあるように思われ、この病気は世界のある国々においてのみ知られて
いる。
この病気は急速に拡大しており、治療方法は知られていない。
ある種のレトロウィルスはガンを起こさないか、他の病気(例えば、動物におけ
る脳炎、貧血及び肺炎)、特に動物及び人間における後天性免疫不全症候群(A
IDS)を引き起こす。
かかる症候群を引き起こすヒトウィルスに対して、HTVという国際的な名称か
受け入れられている。ヒトウィルスは突然変異を存することかてき、4種の異な
る同定されたウィルスか知られている。サルの免疫不全を引き起こすウィルスは
、SIVと呼ばれている。
明らかに、重大な問題はヒトAIDSの出現及び世界におけるその急激な拡大に
ある。
患者の防御手段を冒すこの病気によって、日和見病、例えば、患者に死をもたら
す特定のガン(カポシ)を起こさせる。
現在、患者の生存を延はし、しかし治癒させることのない唯一の治療か知られて
いる。この治療は、3−アジド−3゛−デソキンチミシンを投与することからな
る(EP−A−196185)。この物質は、大変に毒性か強くまた大変に高価
なものと考えられる。更に、多かれ少なかれ長期間経過すると、特に約12〜1
8か月経過すると、この物質に対するウィルス抵抗性か既に確立したように思わ
れる(Schulhafer E、ら、Acquired 1anuno−de
ficiency syndrome、、、、In Vivo R(
2):61−78 (1989))。
また、レトロウィルス類に対する薬として、ハロゲンで任意に置換されたある種
のベンジジン誘導体を使用することか考えられている(FR−A−261251
5)。しかしなから、この文献はこれらの化合物の活性に関する単なる確認をし
たに過ぎない。
ウィルスの伝染経路は、直接の血液接触及び感染材料による傷を通しての接触の
場合に確認されている。感染物、特に医療材料からの伝染の危険は無視するへき
てはない。
一方、性的伝染及び感染した母乳を通しての子供への伝染もまた確立している。
このことから、感染性の粒子か健康な粘膜を通して通過することか可能であるこ
とが分かる(P、 Lepageら、Po5tnatal Transmiss
ion of HIV from Mother to Child、 The
Lancet、 1987年8月15日、400頁: C,J、 Mille
rら、Gen1tal Mucosal Transmission of 5
1m1an Immunodeficiency Virus S@Journ
a
l of Virology 、 1989年10月、4277〜4284頁)
。
単純接触による、即ち皮膚又は粘膜を通してのウィルスの感染は、次第に増える
と考えられる。ある研究者によれば、接種ウィルスは複製段階を経過し、その間
、キャリアの粘膜又は皮膚の領域に残ると考えられる。この段階は数カ月継続し
得る。ウィルス及び/又はその構成物か粘膜に広がるのは、第2段階においての
みである(R,Zittoun、 Syndrome [mmuno Defi
citaire Acquis、 D。
ins Editeurs、Paris、1986. p、183−184)
。
従って、この病気を撲滅するためには、粘膜及び皮膚と接触する材料及び製品と
ともに無生物表面及び物体を殺菌又は消毒することができる物質を調製すること
か必要である。キャリアから健康な人へのレトロウィルスの伝染を出来るたけ広
く防止することか必須である。特に感染の「粘膜J (mucosal)段階に
おいて、可能であれは全身的又は少なくとも局所的に活性な治療組成物を調製す
ることか望ましい。
少なくとも1つのS−オキソ酸基を有する天然又は合成オリコー又はポリサッカ
ライドを使用する殺菌組成物又は殺菌方法は既に公知である(EP−A−285
357)。
しかし、実施例によれば、これらの組成物カルトロウィルスに対して活性である
としても、処理されたウィルスの一部は常に生き延び、一定期間後、更に危険な
抵抗性ウィルス集団の世代か現れる大きな危険性かある。
通常の化学消毒剤、例えば特にエタノール、グルタルアルデヒド、次亜塩素酸ナ
トリウム、フォルマリン、β−プロピオンラクトン、メチル化スピリ・ソトのレ
トロウィルスに対する作用は調へられている(V、B、 5pireら、Ina
ctivation of Lymphadenopathy As5ocia
ted Virus by Chemical Disinfectant刀A
The
Lancet、 1984年10月20日、899−901頁;、 P、J、V
、 Hansonら、Chemical [nactivation of H
[V on 5urfaces、Br、Med、J、、 +989. 298:
862−4: L、ReTni
ckら、5tab山ty and Inactivation of HTLV
−III/LAV under C11nical and@La
borajory Environments、JAMA、1986. Vol
、255. 14: L、S、 Martin ら、Dis奄獅■
ection and 1nactivation of the Human
T Lymphotropic Virus Type h[i/Lym
phadenopathy−associated Virus、 The J
ournal of Infectious Diseas■刀A Vol。
152、 No、 2.1985)。
これらの分析によれは、病院で使用されている殆どの消毒剤はレトロウィルスH
IVに対して不十分な効果しか示さないか又は十分効果的ではなく、従って潜在
的に危険である。最も効果のあるこれらの消毒剤には、少なくとも10分間の接
触時間か必要てあり、これは地面やテーブルなとの洗浄に対しては実際上適用す
るのか困難である。更に、これらの消毒剤の幾つかは、タンノくり質の存在下で
はその効果を失うか、又はその化学的な激しさのために生物体の皮膚又は粘膜と
接触しなければならない場合には適用てきないと考えられる。
文献からは、ウィルスHIVに対する活性を調へるために化合物に対して行われ
た試験の殆どはウィルスの酵素活性、即ち逆転写酵素活性に限定されている。こ
の種の試験はそれほど感度のよいものではない。つまり、実際問題として、酵素
活性は多数の感染性粒子か存在する時にのみ検出することかできる。
この試験によっては、不活化ウィルスの破壊又は消滅は検出することかできない
。
従って、本発明の目的は、無生物の物体におけるレトロウィルス類、特にヒト免
疫不全ウィルスHIVに対する活性剤を調製することにある。この活性剤は、レ
トロウィルス類に対して非常に活性であり、完全にそれらのレトロウィルスを除
去することかでき、同時に長期にわたってその活性を維持することかできる。利
点として、この活性剤は、細胞媒体や、水性媒体内において、若しくは有機物質
、特にタンパク質の存在下で、その活性を維持する。この活性剤の毒性は、低い
ことか好ましい。好ましい態様によれば、殺ウイルス作用はウィルスHIVに対
して非常に早い。
例えば、地面の消毒や、分析実験室のような場所からの有機排出物の消毒のため
の使用に応じて、この活性剤は溶解性、毒性又は安定性のへて異なる要件を達成
しなければならない。
驚くへきことには、ある種の塩素化化合物か、調査した活性剤の一部の役割を非
常に効果的にまた著しく果たすことか分かった。見いだされた問題点を解決する
ために、溶液において利用できる塩素を安定的にかつ長期に放出する塩素化有機
化合物か、本発明の活性剤として提供される。この特性によって、部分的な使用
の後においても活性剤の活性か保持される。この活性は、処理された媒体におい
て、ある時には数日連続して維持され、従って、例えば水泳プールの水を消毒す
るためには大変に都合のよいものである。
塩素化有機化合物の内、特に有機クロラミン類はそのような特性を存し、活性て
、安定でかつ長期にわたる態様で消毒液に塩素を存在させる、即ち利用できる塩
素をゆっくりとかつ連続的に放出する。
有機クロラミンは、HOCIと、アミン、アミド、イミン又はイミドとの反応生
成物を意味する。有機クロラミンは、特に、スルホンアミドのN−クロロ誘導体
(クロラミン−T、ジクロラミン−T1クロラミン−81ハラゾーン)、環中に
窒素を存するヘテロ環化合物のN−クロロ誘導体(ヒダントイン、サクシンクロ
ルイミド、ジクロロ−及びトリクロローイソンアヌレート、トリクロロメラミン
)、グアニジノ誘導体からの縮合アミンのN−クロロ誘導体(クロロアゾシン)
及びアニリドのN−クロロ誘導体である(S、S、 Block、 Disin
fection、 5terilization and Preservat
ion、 third ed、、 Lea & Febiger、@1983゜
フィラデルフィア、p、 +73’)。
上記クロラミンの幾つかは、良好な水溶性を育するか又はその溶解性は通常の添
加剤を添加することによって改良することかできる。有機クロラミン、例えばク
ロロアゾジン、クロラミン−T等は、細胞に対する非毒性濃度において病原性生
物に対して非常に広いスペクトルを有する。それらのクロラミン類はタンパク質
の存在下においても外見上大きな影響を受けない。
クロロアゾシンは特にしトロウィルスHIVに対して安定でかつ永続性の活性を
有する。更に、その活性は100%完全てあり、また約1分の短時間でかつ非常
に低濃度で活性か生しる。更に、健康な細胞に対して毒性を有さないこのような
物質は、驚くへきことに、HIVに感染した細胞に対して選択的に毒性を発揮す
る。
本発明によれば、適当な担体とともに少なくとも上記型の活性剤を含む無生物物
体を消毒する組成物か提供される。活性剤か溶液である場合には、担体として適
当な水又は池の溶媒か有利に提供される。任意に、他の消毒剤又は通常の添加剤
を付加的に添加してもよい。
特に、クロロアゾノン及び七トリミドを含む組成物は、細菌やウィルスたけてな
く微に対しても予想外に広いスペクトルを示す。
本発明によれは、レトロウィルス類、特にヒト免疫不全ウィルスHIVに対して
無生物物体を消毒するための上記活性剤の使用又は消毒組成物の使用も提供され
る。
レトロウィルス項に対する消毒とは、病原性生物の破壊たけてなく、細胞・\の
その進入の防止を言う。
消毒すべき無生物物体として、本発明の使用において以下のものを例示的に挙げ
ることかできる。
・プラスチック製、ゴム製又は織物製衛生材%):項線、吸収性綿−毛、ガーゼ
、包帯、トイレットペーパー、填塞フィルムなと。
・医療、獣医療又は歯科医療器具及び装置:注射器、カニユーレ、探子、クリッ
プ、鋏、胃洗浄キット、外科テーブル、洗面器なと。
・美容器具 髪美容師、マニキュア師、足治療師、美容師のための材料又は器具
なと。 −
・栄養分野における取扱いを要する物体:特に、飲料用の瓶、平鍋、缶なと。
・衛生に関する乗物:救急車、回転テーブルなと。
・地面又は壁の表面、特に病院における部屋又は−棟の建物なと。
・衛生に関する器具9手洗浄用洗面器、尿容器、皿、浴槽なと。
・飲料・飲料用の水、ミルクなと。
・水泳プール用の水。
排出物、分析実験室からの廃棄物、特に、例えば分析のため人間又は動物の体か
ら取り出した試料を消毒することができる。
本発明によれば、ある種の化粧組成物が少なくとも本発明の活性剤を含有するよ
うに有利に提供される。この場合、明らかに、この分野における種々のかつ通常
の担体及び添加剤を使用することかできる。
人間又は動物の体(ウィルスキャリアである場合も含む)の皮膚又は粘膜と接触
することのある物体に関して、本発明の活性剤又は活性組成物を使用する特定の
方法か提供される。これらの物体のある種のもの、例えば、医師又は歯科医師の
手袋、ペッサリー、避妊鞘等に関して、本発明の活性剤又は活性組成物は消毒作
用の形管とともに、キャリアから健康な人へのレトロウィルスの伝染を防止する
バリヤー媒体を形成する。例えば、避妊ゴム鞘を、本発明の活性剤を含むペトロ
ラタムにより潤滑にさせることかてきる。医師の手袋に対しては、本発明の活性
剤を含むアミラーゼアミロペクチン粉末を例えば2つのゴムフィルムの間に位置
させることかできる。この場合には、バリヤーとして使用される消毒粉末は皮膚
と直接接触することはない。
本発明の目的は、利用できる塩素を安定してカリ永続的に放出する少なくとも一
種の塩素化有機化合物を、レトロウィルス群のウィルスに対して活性な治療組成
物を製造するのに使用することにある。塩素化有機化合物として、有機クロラミ
ン、例えばクロラミン−Tを有利に使用することかできる。クロロアゾジンが優
先的に使用される。この化合物のウィルスHIVに対する活性は1 mg/ml
〜3゜Oμg/’ml、特に、660 μg/ml〜330 μgノ’mlの非
常に低い濃度に対して完全である。
ここで、「消毒」とは、酵素的又は池の細胞内の不活化をも意味する。
lr機クりラミン類は細胞媒体においてその安定性を維持することかでき、生存
細胞と適合性かあり、細胞に対して非毒性である。タンパク質の存在によって、
利用可能な塩素のゆっくりとしたまた永続的な放出作用は実質的に影響を受けな
い。例えば、傷、11傷又は皮膚若しくは粘膜の一部を消毒するための局所消毒
組成物を製造するためにクロラミン−T又はクロロアゾジンの使用が特に提供さ
れる。タンパク質媒体におけるクロロアゾジンの著しい安定性のための結果とし
てAIDSの全身的な治療のための医薬を製造するために上記クロロアゾシンを
使用すてンニとか考えられる。
上述したように、有機クロラミン類は、広い殺微生物スペクトルを提供する大き
な利点を有し、従って、レトロウィルスHIV以外の病原性又は同種異形の作用
物質に対する認めつる防御を既に形成する。
この特性は、得られる広範な消毒作用のためたけてなく、その性質がウィルスキ
ャリア自信にとっても作用であるか故に、大変に重要な事項である。ウィルスキ
ャリアはリンパ球の活性化をできるだけ効果的に避けなければならない。F(I
Vキャリアにとって、かかる活性化はウィルスの復製及びキャリアの細胞への増
殖の結果をもたらす。HIVキャリアは、感染細胞の活性rヒの危険性及びその
結果としての生体の免疫反応を避けるために、衛生的な生活習慣に従うことが有
利である。
本発明の活性剤及び組成物を使用することにより、ウィルスキャリアは自分自身
を殺菌でき、更に別の源からの免疫反応に対する保護か得られる可能性を有する
。
本発明について、幾つかの非限定的な実施例によって更に詳細に説明する。
実施例1
洗浄用の消毒粉末
クロロアゾシン 250mg
ラクトース Img
この粉末は、袋に貯蔵することかでき、また水]リットルに溶解させることかで
きる。
実施例2
軟膏剤
1チユーブ当たり、 「イエローソルフト(yellow 5olft) Jパ
ラフィン中にクロラミン−T 1%
実施例3
実施例4
膣錠
粉末状クロロアゾジン、酒石酸及び重炭酸ナトリウムを、薬学的に好適な割合で
混合し、得られた混合物を圧縮して膣錠とした。
実施例5
表面消毒用の製品又は飲料用の水
4mgのハラゾーンを1リツトルの水に希釈した。
In5titut Pa5teur du Brabantの実験室て、実験分
析を行い、本発明の活性剤の効果を調へt島
その分析物は、初めの材料として以下のものを含む。
・N、 N’−ジクロロアゾジカルホンアミシン(クロロアゾシン)(純度95
%)純度は薄層クロマトグラフィー及び炭素−水素試験(Braz G、 1.
ら、J、 Applied Chem、 (USSR) 17:565−9(
+944))によって測定した。
・HIV−1ウイルスを連続的に生産する細胞培養物(Molt−3)の上澄使
用ウィルス上澄は、l x I O’cpm/′mlの逆転写酵素活性を有した
。
・RPMI培養基で培養し、更に10%の牛胎児血清及び1%のグルタミンを付
与した、14表現型の連続ヒトTライン(Supt−1)の細胞クロロアゾジン
の効果を以下の2つの点についてまず調へた。
(a)Supt−1ラインに対するHIV−1ウイルスの感染力における作用(
b) 5upt−1細胞の染色体DNA中へのウィルスゲノムの導入に対する作
用この分析の結果を以下の実施例6〜8で報告する。
実施例6
Supt−1細胞に関するクロロアゾジンの毒性の試験11500に希釈したク
ロロアゾジン(即ち、2 mg、’ml)は5upt−1細胞に対して毒性を有
していた。I/I 500及びI/3000の希釈物(即ち、660μg/ml
及び330μg/ml)は細胞の生存率を低下させない。
実施例7
Supt−1ラインに対するH[V−1ウイルスの感染力高含量のHIV−1の
ウィルス調製物を、クロロアゾジンの1/1500及びl/3000の希釈物の
存在下及び種々の期間にわたって培養した。30分間5upt−1細胞を予め3
7°CてIOμg/mlのポリブレン(polybrene)て処理し、次いて
処理ウィルス調製物とともに培養した。コントロールとして、非培養細胞及び非
処理ウィルス調製物で培養した細胞を準備した。
次いて、調製物の感染力を各々の細胞継代について測定し、ウィルス産生(発現
したp24抗原を測定)を、測定した5upt−1細胞の溶解した細胞溶解産物
において行った。
クロロアゾノンでの培養後のHIV−1ウイルスの感染力の測定は、表1〜3及
びそれに各々対応する図1〜3から行った。これらの図面において、縦座標は光
学濃度(D、 0. )を示し、横座標は感染後の日数を示す。実線は、非処理
コントロールを示し、破線はクロロアゾシンの1/+500希釈物を示し、点線
はクロロアゾジンの1/3000希釈物を示す。
これらの分析結果から、通常の温度においては、活性剤との1分、1o分及び3
0分の培養後において、1/1500及び1/3000の希釈率を存するクロロ
アゾジンは全体的に5upt−1細胞におけるH[V−1ウイルスの増殖を抑え
ることか分かる。
位相差顕微鏡によれば、予めクロロアゾジンで処理したウィルスを接種した細胞
については細胞変性性は観察されなかった。これとは対照的に、合胞体(ノンノ
チウム)か、コントロールのウィルス調製物で感染させて14日してから現れた
。
実施例8
ウィルスゲノムの5upt−1細胞染色体DNAへの導入熱安定性のポリメラー
ゼによる遺伝的増幅方法によって、HIV−1プロウイルスの遺伝子rgag
J、rLTRJ及びrenv Jの存在を明らかにした。この方法は、P、C,
R,(Polymerase Chain ReactionXChin−Yi
h Ou ら、5cience、239:295−Q97゜
1988)と呼ばれる。
この方法は、実施例7て示されているように、クロロアゾジンで培養したHIV
−■ウィルスで接種した5upt−1細胞のゲノムにおけるHIV−1プロウイ
ルスを検出するのに使用される。
エチジウムブロマイドにより、紫外線で可視化した増幅オリゴヌクレオチドはク
ロロアゾノンで処理しなかったH[V−1ウイルスを接種したチューブにおいて
たけ現れた。
更に、これら3種の検査した遺伝子に対して、特定のP32を標識した糸状菌と
雑種形成させた後、クロロアゾジンの1/+500及び1/3000希釈物て処
理したH[V−1ウイルス粒子の接種物を取り入れた5upt−1細胞内にはH
IV−1プロウイルスか全体として存在しないと結論することかできる。
実施例6〜8の分析から、非常に短時間(1分以下)で細胞内において低濃度の
クロロアゾツノによりウィルスを完全に撲滅することかできることか分かる。
ウィルスに対するり0ロアゾジ7・のこの著しい活性か有機媒体において生しる
ことは明記すべきことがらである。
実施例9
血清陰性の患者(PBL)の血液からえられたヒトリンパ球に、Mo1t−3細
胞、即ち連続的にHIV−1ウイルスを産生する細胞の上澄から得れるHIV−
1を感染させた。
感染後8日に、抗原p24の発現によって(エライザ法 実施例7を参照)ウィ
ルスの存在を確認した。
以下の4種の細胞集団の死亡率を調へた。
1、培養した通常のリンパ球(コントロールA)2 クロロアゾジンI/300
0の存在下での通常のリンパ球3、非処理の感染リンパ球(コントロールB)4
、 クロロアゾジンI/3000の存在下での感染リンパ球表4
細胞 期間(分) 生存細胞 死細胞 死細胞の数 の数 の%
コントロールA I 2+ 20 49リンパ球十
クロロアゾジン ! +5 2(157コントロールB I 19 15 49
180 12 +9 61
感染リンパ球十
クロロアゾジン 1 17 31 65この比較実験結果から、感染リンパ球は
クロロアゾジンの存在下では強く破壊される。実際問題としてコントロールA及
びBと、健康なリンパ球+クロロアゾノンとの差異は重要てはないが、感染リン
パ球の培養物はクロロアゾジンの存在下で15%の死亡率の増大を示すことか分
かる。
このことから、クロロアゾジンか感染細胞に対して選択的な毒性を示すことか分
かる。
実施例10
H(V−1細胞を連続的に産生ずるMo1t−3細胞を、1分、10分及び30
分という期間、希釈率かl/1500及びl/3000のクロロアゾジンで処理
した。
培養上澄で発現した抗原p24を、24時間、48時間、72時間及び96時間
後に調へた。
感染した細胞に対する物質の毒性による影響を受けずに、この効果を測定するた
めに、非常に多(の細胞数を選択し、96時間後に非常に低いかつ十分な数の生
存細胞を維持した。
結論として、クロロアゾジンは感染細胞による1(IVの産生を阻止し、非感染
細胞での再集団化の場合には、96時間後に非感染培養物を提供することかでき
る。
実施例11
HIV−1で感染させたヒトリンパ球を使用することを除いては、実施例10を
行った。クロロアゾジンは、1時間、3時間及び6時間の間、希釈率1/300
0て感染細胞上で使用した。
実施例1Oの場合と同一の結論かこの実施例の場合にも適用される。
十分な数の生存リンパ球を得るために、分析を6時間までとした。
実施例12
330μg、/mlのクロロアブジンの毒性及びクロロアブシンと4級界面活性
剤との環境に対する毒性を、魚に対する毒性によって評価した。
化合物は、消毒の為に使用する場合には、環境に対する毒性の限界値に至らない
。
実施例13
消毒組成物
クロロアゾジンと、七トリミドと呼ばれるアルキルトリメチルアンモニウムプロ
ミドの消毒混合物とを含む組成物を調製した。相乗性に関する研究によれば、こ
の組成物は、10%の牛胎児血清の存在下、25°Cて5分間で、以下の微生物
を完全に阻害した。
Bacillus cereus 、 Candida albicans、
Escherichia coli、Klebsiella@pne
umoniae 、 5treptococcus pyogenesSMyc
obacterjum fortuitum 、 Prot■浮■
vulgarisSPseudomonas aeruginosaSSalm
onella group B、 Enterobacte秩@a
gglomerans、 5taphylococcus aureus 5H
erpes simplex lウィルス、vesicular stomat
itisウィルス、レトロウィルス、Aspergillus fumigat
es 。
Microsporum canis 、及びTrichophytor ru
brum。
血液及び有機材料においても活性を仔する錠剤の組成物を調製した。
クロロアゾジン 330■
アルキルトリメチル
アンモニウムプロミド
(セトリミト) 100mg
クエン酸 150■
酒石酸 175mg
NaHCO+ 375mg
アヒセルPH+02 180■
ラクトースεFK 522mg
エアロノル200 3.8mg
デナトニウムベンゾエート 0.2■
(denatonium benzoate)1錠につき 1836mg
投与量 水1リットルに対して1錠
要約書
レトロウィルス群のウィルスに対する活性剤、その活性剤を含む組成物及びそれ
らの使用。
無生物物体においてレトロウィルス群のウィルス、特にヒト免疫不全ウィルスH
IVに対する活性剤であって、利用できる塩素を溶液中に安定してかつ永続的に
放出する塩素化有機化合物かI)なる活性剤が開示される。また、その活性剤を
含む、無生物物体のための消毒組成物、無生物物体を消毒するためのかかる活性
剤及び組成物の使用、並びにレトロウィルス群のウィルスに対して効果的な治療
組成物を製造するために、溶液で安定してかつ永続的に利用できる塩素を放出す
る少なくとも一種の塩素化有機化合物を使用することが開示される。
国際調査報告
”””””” PCT/EP 90102111国際調査報告
Claims (28)
- 1.無生物物体における、レトロウイルス群のウィルス、特にヒト免疫不全ウィ ルスHIVに対する活性剤であって、前記活性剤が、液中において利用できる塩 素を安定かつ永続的に放出する塩素化有機化合物からなる活性剤。
- 2.前記塩素化有機化合物が5分より短い期間、好ましくは1分間、前記ウィル スに対して活性である請求項1記載の活性剤。
- 3.前記塩素化有機化合物がその効果的な濃度において前記レトロウイルスに対 して低い毒性を有する請求項1記載の活性剤。
- 4.前記塩素化有機化合物が有機媒体内で活性である請求項1記載の活性剤。
- 5.前記塩素化有機化合物が有機クロラミン類から選択される請求項1記載の活 性剤。
- 6.前記有機クロラミンがスルホンアミドのN−クロロ誘導体である請求項5記 載の活性剤。
- 7.前記スルホンアミドのN−クロロ誘導体がクロラミン−T、ジクロラミン− T、クロラミン−B又はハラゾーンである請求項6記載の活性剤。
- 8.前記有機クロラミンが環中に窒素原子を有する複素環式化合物のN−クロロ 誘導体である請求項5記載の活性剤。
- 9.前記N−クロロ誘導体がハラン(halane)(1.3−ジクロロ−5. 5−ジメチルヒダントイン)又は塩素化イソシアヌレートである請求項8記載の 活性剤。
- 10.前記有機クロラミンがグアニジン誘導体からの縮合アミンのN−クロロ誘 導体である請求項5記載の活性剤。
- 11.前記N−クロロ誘導体がクロロアゾジンである請求項10記載の活性剤。
- 12.前記有機クロラミンがアニリドのN−クロロ誘導体である請求項5記載の 活性剤。
- 13.無生物物体の消毒組成物であって、1以上の請求項1記載の活性剤と、適 当な担体と、任意の他の消毒剤又は通常の添加剤とを含む組成物。
- 14.1mg/ml〜300μg/ml、特に660〜330μg/mlの濃度 のクロロアゾジンの水溶液を含む請求項13記載の組成物。
- 15.クロロアゾジンと、他の消毒剤、即ち、アルキルトリメチルアンモニウム ブロミドとを含む請求項13記載の組成物。
- 16.レトロウイルス群のウィルス、特にヒト免疫不全ウィルスHIVに関して 無生物物体を消毒するための請求項1記載の活性剤の使用。
- 17.消毒すべき無生物物体がプラスチック製、ゴム製又は織物製の衛生材料、 医療、獣医医療又は歯科医療器具又は衣服、栄養分野における取扱いを要する物 体、美容器具、衛生に関する乗物、地面又は壁の表面、衛生器具、水泳プール用 の水、飲料等である請求項16記載の使用。
- 18.前記無生物物体が排泄物、分析実験室からの廃棄物、ヒト又は動物の体か らの試料等である請求項16記載の使用。
- 19.前記無生物物体が化粧組成物である請求項16記載の使用。
- 20.前記無生物物体が、ヒト又は動物体、任意にウィルスキャリアの皮膚又は 粘膜と接触しうる製品であって、前記活性剤が該製品において前記ウィルスの伝 染に対するバリヤーを同時に形成する製品である請求項16記載の使用。
- 21.前記製品が、外科医又は歯科医用手袋、ペッサリー、保存鞘などである請 求項20記載の使用。
- 22.レトロウイルス群のウィノしス、特にヒト免疫不全ウィルスHIVに対し て活性な治療組成物を使用するための、利用できる塩素を溶液中に安定してかつ 永続的に放出する少なくとも一種の塩素化有機化合物の使用。
- 23.前記塩素化有機化合物が5分より短い期間、好ましくは1分間、前記ウィ ルスに対して活性である請求項22記載の使用。
- 24.前記塩素化有機化合物が低い毒性を有し、かつ前記ウィルスに対して効果 的な濃度において薬学的に適合性がある請求項22記載の使用。
- 25.前記塩素化有機化合物が、有機媒体において活性である請求項22記載の 使用。
- 26.前記塩素化有機化合物が、有機クロラミン類から選択される請求項22記 載の使用。
- 27.前記有機クロラミンが、クロラミン−Tである請求項26記載の使用。
- 28.前記有機クロラミンが、クロロアゾジンである請求項26記載の使用。
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1998
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