JPH055052U - 自走式ランダム掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、掃除機本体を玩具の台車と一体化
させランダムに走らせることにより、自動的に掃除をす
るものである。 【構成】 掃除機の底面に玩具のモーターで回わる回転
車をとりつけたもので、スイッチを入れておけば、自走
して掃除し続けることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は人間の手を介せずに自走して掃除する、底面にモーターで回転する 車をもつ玩具の台車をもつ掃除機である。

【０００２】

【従来の技術】

従来の電気掃除機は人間が手にもって動かすものであり、軽量化した手持掃除 機はそれを直接手にもって必要な部分を掃除することができた。手持掃除機の中 には、充電式、乾電池式のようにコードのないものもあった。 又、玩具の中には、囲われた部分内をまわりの囲いにぶつかっては方向転換し て自走するものがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の掃除機は人間が手でもって動かさねば用をなさなかった。人間がいない とき、又人間には危険な部分を掃除することは不可能であった。しかし、もし自 分で走りながら掃除しつづけ、ランダムであれ、ゴミをとり続けて走らせておく ことができれば便利である。ところが自走するといっても自動車のように前に進 むだけでは、一方向に行ってつき当れば終わりである。 玩具の中には方向自在にぶつかりながら自走するものがある。囲いをつくって おけばその一定の広さの中をランダムに走り続けるが、子供がみて楽しむ以外、 何の役にも立たなっかた。

【０００４】

【課題を解決しようとする手段】

本考案は掃除機を方向自在に自走する玩具の台車に取り付け一体化することに よって、掃除する人間の手間を省き、又、単なる玩具を有効に用いようとするも のである。

【０００５】

【作用】 玩具の台車の上に手持掃除機をのせて固定することにより、スイッチさえ入れ ておけば、ランダムに走行しながらゴミをとり続けていく。人間がそばにいなく ても走りつづけるので、自動的に掃除を完了させることができる。

【０００６】

【実施例】

この考案の一実施例を第１図に基づいて説明する。玩具の台車の上部カバーを とりはずしたものに手持掃除機をのせ、ガムテープで固定した。コードがある場 合は巻きつき防止のため高い位置につける。双方の電源を入れることにより、下 部の台車は走りはじめ、上部の掃除機は吸い込み始める。

【０００７】

【考案の効果】

この考案による掃除機を使用することにより、人間はスイッチを入れるだけで あとはランダムとはいえ自走し続けゴミをとり続けるので、大変便利である。こ の掃除機を用いれば、天井の低い所、人間には危険な所でも掃除でき、さらに、 一定部分を囲っておくことでその部分だけを掃除できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】掃除機と玩具下部とを一体化させた見取図であ
る。

【図２】掃除機と玩具下部とを一体化させた台車の底面
図である。

【符号の説明】

１ 掃除機本体 ２ スイッチ ３ 吸込口 ４ コード ５ 玩具下部台車 ６ 回転車輪 ７ モーター ８ 車輪 ９ アンテナ状の棒 １０ ガムテープ １１ 玩具台車部分 １２ 車輪 １３ 回転式車輪 １４ 吸込口 １５ 乾電池 １６ スイッチ １７ コード

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 底面にモーターにより回転する車をつけ
   方向自在に自走する台車と乾電池式、充電式、交流式の
   手持ち式掃除機を含むすべての電気掃除機を一体化させ
   た掃除機。