JPH05505010A - 蓄熱ポンプ - Google Patents
蓄熱ポンプInfo
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- JPH05505010A JPH05505010A JP4502134A JP50213492A JPH05505010A JP H05505010 A JPH05505010 A JP H05505010A JP 4502134 A JP4502134 A JP 4502134A JP 50213492 A JP50213492 A JP 50213492A JP H05505010 A JPH05505010 A JP H05505010A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D5/00—Pumps with circumferential or transverse flow
- F04D5/002—Regenerative pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/18—Rotors
- F04D29/188—Rotors specially for regenerative pumps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
蓄熱ポンプ
1血豆1
本発明は、ポンプ人口とポンプ出口を有し、ポンプ入口とポンプ出口の間に流れ
チャンネルを画定するハウジングと、該ハウジング内に回転自在に支持された軸
と、軸に固定された回転インペラとから成るタイプの蓄熱ポンプに関する。イン
ペラは、その回転軸線の周りに円周方向に離隔した一連のセル(画室)を画定す
る複数個のブレードを有している。ハウジングの壁には、インペラの面に沿うよ
うにして案内チャンネルが形成されている、各セルは、インペラの回転平面から
側方へ前記案内チャンネルに向けて開口しており、インペラが回転する間該案内
チャンネルと協同し、前記流れチャンネルに沿って該案内チャンネル及び各セル
内を通してらせん状の流体流れを導く。
1血且1
この種の従来の蓄熱ポンプにおいては、インペラのブレードは、インペラの回転
平面に対して垂直に延長させるか、あるいは、ブレードの外縁をインペラの回転
平面から回転方向に前方に傾斜させ、それによって、インペラが回転する間上記
各セルがより効率的に流体を受容して前記案内チャンネル内へ投入するように構
成されている。通常、はぼ45°の角度で傾けられており、各ブレードの両側面
は、平坦で互いに平行であり、ブレードの外縁は、インペラの回転平面に平行な
そのブレードの平坦な外表面に連接しており、その平坦な外表面は、ハウジング
の内表面に近接していて、隣接するセルとセルの間の流体の円周方向の流れ、特
に、ポンプ人口とポンプ出口の間のストリッパと称される領域での流体の円周方
向の流れを制限する。
いずれにしても、ブレードは、その半径方向の全長に亙って実質的に均一な断面
形状を有しており、特に、ポンプ入口及び案内チャンネルに近接したブレード部
分は、同一の断面形状を有している。
l豆二■j
本発明の目的は、上述したタイプで、改良された性能を有する蓄熱ポンプを提供
することである。
この目的を達成するために、本発明によれば、インペラの各ブレードの後行表面
を半径方向でみて異なる輪郭を有するものとする。即ち、半径方向でみてポンプ
入口に近接したブレードの第1半径方向部分の後行表面は、前記案内チャンネル
に半径方向でみて近接した第2半径方向部分の後行表面と比べて相対的に該ブレ
ードの外縁に向けて回転方向に前方へ傾斜した斜面とする。
ポンプ入口に近接したブレードの第1半径方向部分の後行表面の斜面(面取り)
の傾斜度は、この領域における不安定な流れ状態及びキャビテーション作用を抑
制し、それによって前記セル内の半径方向外方の流れにおける二次的運動を抑制
するように選定する。従って、前記案内チャンネルに置ける再循環流れが高めら
れ、ポンプが創生する水頭圧(+1!程)が増大される。更に、ポンプの流れ損
失が減少され、ポンプの効率が高められる。これらの改良は、ポンプの入口圧が
低い状態での運転において特に重要であり、ポンプ内に流体の貫流を阻害する蒸
気の発生を遅らせる働きをする。
前記案内チャンネルに近接したブレードの第2半径方向部分の後行表面の傾斜度
は、流体がセルと案内チャンネルとの間で再循環する流体の流れに整合するよう
に選定する。その結果として、ブレードの第1半径方向部分の後行表面の傾斜度
と、第2半径方向部分の後行表面の傾斜度を相違させることとなり、ブレードの
第1半径方向部分の後行表面を該ブレードの外縁に向けて回転方向に前方へ第2
半径方向部分の後行表面に比べて傾斜させ本発明の一実施例においては、ブレー
ドの第1半径方向部分の後行表面の相対的な前方傾斜は、ブレードの後方外側部
分に面取りを施すことによって形成される。各ブレードの先行表面と後行表面と
は、第1半径方向部分の後行表面のこの面取りを施した部分を除いては、実質的
に平行とする。
各ブレードの外縁は、それに近接する前記ハウジングの内面の部分と協同して両
者の間を通る流体の円周方向の流れを制限するように、ブレードの半径方向の実
質的に全長に亙ってインペラの回転平面に平行な平坦な表面をすることが好まし
い0例えば、ポンプ出口とポンプ入口の間の直接的な流れを制限するためにブレ
ードをポンプ出口とポンプ入口の間のストリッパと協同させる必要がある。又、
ポンプ入口と案内チャンネルとを半径方向に離隔させた場合、ポンプ入口と案内
チャンネルとの間のブレード部分は、案内チャンネルからポンプ入口への戻り流
を制限するのに十分な幅の平坦な外表面を有することが好ましい。
前記相対的な傾斜を得るためにブレードの後行表面に面取りを施す本発明の前記
実施例においては、その面取りは、ブレードの外縁に平坦な表面を残すようにす
ることが好ましい、ただし、ブレードの外縁のそのような平坦な表面は、該ブレ
ードの全半径方向縁に沿っての平坦な表面の他の部分より幅狭とすることができ
る。
の t −
図1は、本発明の一実施例による蓄熱ポンプの断面図である。
図2は、図1の蓄熱ポンプの側面図である。
図3は、図2の線x−xに沿ってみたポンプのインペラの部分断面図である。
図4は2図2の線Y−Yに沿ってみたポンプのインペラの部分断面図である。
図5は、図1のものに類似しているが、ポンプ入口及びポンプ出口の異なる構成
を有する蓄熱ポンプの断面図である。
図6は、図5のポンプの側面図である。
図7は、図1のポンプの流れ係数Qeに対する水頭圧係数Hcを示すグラフであ
る。
図8は、図1のポンプのポンプ入口とポンプ出口間の圧力差(ΔP)に対する正
味吸引正圧(NPSP)を示すグラフである。
1立1
図1〜4を参照すると、本発明の一実施例による蓄熱ポンプが示されている。こ
の蓄熱ポンプは、ハウジング1と、ハウジング1内に軸受3を介して回転自在に
支持された軸2と、軸2に固定されたインペラ5がら成る。
ハウジング1は、インペラ5を取容する円筒形チャンバー4を画定する。
インペラ5は、ハブ6と、該ハブから半径方向外方に延長したリング7と、該リ
ングの両側面に担持され、リングの側方に突出し、半径方向に延長した1組のブ
レード8から成る。これらのブレード8は、ハブ6及びリング7と一体に形成さ
れており、外周縁においてチャンバー4内に密嵌合状態に受容されるように全体
として円筒形の輪郭を画定する。
リング7の各側面のブレード8は、図3及び4に示されるように、リングからリ
ングの回転中心平面Z−Zに対してほぼ45°の角度をなしてインペラの回転方
向Rの方向に延長している。各隣接するブレード8と8の間のスペースは、イン
ペラの両側にセル(画室)9の環状配列体を画定する、
ハウジング1は、インペラ5の中心平面上で合着した2つのハウジング部片11
.12で構成されている。ポンプ入口14は、各セル9の中間領域に近接したと
ころでチャンバー4に開口するようにハウジング1の各ハウジング部片11と1
2の側壁に互いに対置して穿設されている。ポンプ出口14は、各セル9の中間
領域に近接したところでチャンバー4に開口するようにハウジング1の各ハウジ
ング部片11と12の側壁に互いに対置して穿設されている。ただし、ポンプ出
口14は、図2に示されるように、ポンプ入口13からほぼ225°だけインペ
ラの回転方向Rに角度的にずらされている。
ハウジング1の各部片11.12の側壁には、チャンバー4に開口するように案
内チャンネル15が形成されている。この案内チャンネル15は、ポンプ人口1
3とポンプ出口14の間でほぼ315゛に亙ってインペラ5の外側部分に沿って
延長している。
案内チャンネル15の閉鎖端と閉鎖端の間のハウジング側壁の連続部分(溝や開
口によって途切れていない部分)16は、以下に述べるポンプの作動の説明から
分かるように、ポンプ出口14からポンプ人口13への流体の直接流れ(短絡流
れ)を制限するストリッパの機能を果たす。
作動において、流体はポンプ入口13から各セル9に流入する6インペラ5は、
矢印Rの方向に回転し、遠心作用により各セル9内の流体の半径方向外方への流
れを惹起する。流体は、インペラの外周縁において側方外方(即ち、軸方向外方
)へ案内チャンネル15内へと導かれ、該案内チャンネルに沿って半径方向内方
へセル9内へと再循環される。この再循環動作は、インペラが回転する同各案内
チャンネル15の全長に沿って続けられ、それによって、ポンプ出口14から排
出されるまで流体の圧力を増大させる。
流体は、各セル9内に捕捉されて案内チャンネル15の閉鎖端と閉鎖端の間のハ
ウジング側壁の連続部分16を横切って運ばれるが、各ブレード8の外縁17が
ストリップ16の内面に密に近接しているので、ポンプ出口14からポンプ人口
13への流体の直接流れは制限される。
以上に説明したようなタイプのポンプにおいて、図4に示されるように、インペ
ラの各ブレード8の先行表面(インペラの回転方向で・みて前方の表面)1gと
後行表面(インペラの回転方向でみて後方の表面)19を平行にして各ブレード
の断面をその半径方向の全長に亙って均一にすることは周知である。
これに対して、本発明によれば、各ブレード8の後行表面19の、ポンプ入口1
3に半径方向でみて近接して通る部分をその外縁に向けて回転方向に前方へ傾斜
した斜面とする。即ち、各ブレード8の、ポンプ人口13の内方縁に対応するイ
ンペラ半径R1と案内チャンネル15の内方縁に対応するインペラ半径R2との
間の部分の後行表面19を、図4に示される後行表面19の残りの部分と比べて
相対的に1図3に示されるようにその外縁に向けて回転方向に前方へ傾斜した斜
面とする。
ブレード8の後行表面19の上記斜面は、単に、後行表面19の外縁部分に面取
り20(図2及び3参照)を施すことによって得られる。ブレード8の外縁の、
図4に示されるように面取りされない場合の全幅の少くとも3分の1は平坦部分
21として残すことが好ましい。通常、面取り20は、面取りされない後行表面
19に対してほぼ22.5°の角度とする。
このように各ブレード8の後行表面19の輪郭に改変を加えた効果は、図7及び
8のグラフに示されている。
図7は、本発明のポンプの流れ係数Qeに対して、ポンプの水頭圧係数H,,及
び効率Eを測定するために実施されたテストの結果を示すグラフである。このテ
ストは、インペラの回転速度8000r、p、m、ポンプの入口圧力20ps
i (104Kg/cm” )で実施された。そのテストの結果は、図7に曲線
Aで示されている。
これとの比較として、同じポンプであるが、全長に互って図4示されるような均
一な断面を有するブレードを備λたポンプについて実施した同様なテスト結果が
曲線Bで示されている。これらの曲線から、ブレード8の後行表面19に面取り
20を施すことの効果は、ポンプの全作動範囲に亙って創生される水頭圧(揚程
)He及び効率Eを高めることであることが分かる。
図8は、比較的低い値の正味吸引正圧(NPSP)において本発明のポンプがそ
のポンプ入口とポンプ出口の間で創生する圧力差(△P)を測定するために実施
されたテストの結果を示すグラフである。やはり、本発明のポンプについてのテ
スト結果は、図8に曲線Aで示されており、これとの比較として、同じポンプで
あるが、全長に亙って図4示されるような均一な断面を有するブレードを備えた
ポンプについて実施した同様なテスト結果は曲線Bで示されている。これらの曲
線から、ブレード8の後行表面19に面取り20を施した結果として、正味吸引
正圧(NPSP)が低くなったときの圧力差(△P)の低下率が比較的急激でな
いことが分かる。
性能面でのこのような改良は、同じポンプであるが、面取り20を施す部分を半
径R2のところの案内チャンネル15の内方縁を越えて半径方向外方へ延長した
ポンプに関して実施した同様のテストと比較することによって更に立証すること
ができる。そのような−例として、面取り20を施す部分を半径R3のところの
ポンプ入口13の外方縁にまで延長した。そのポンプに関して実施したテスト結
果は、図7及び8に曲線Cで示されている。更に別の例として、面取り20をブ
レードの半径方向の全長に互って施した。そのポンプに関して実施したテスト結
果は、図7及び8に曲線りで示されている。
図7に示される曲線C及びDは、それらのブレードの面取り20が水頭圧Hc及
び効率Eの増大をもたらすことを示している。しかしながら、図8に示される曲
線C及びDは、ブレードの面取り20は、それを案内チャンネル15に近い領域
にまで延長させた場合、比較的低い値の正味吸引正圧(NPSP)においてはポ
ンプの性能に悪い影響を及ぼすことを示している。これらの2つの例のいずれに
おいても、正味吸引正圧(NPSP)が4ps i (0,28Kg/cm”
)以下では圧力差(ΔP)の減少率が急激に増大し、従って、そのようなポンプ
は、ブレードの半径方向の全長の一部分だけに面取りを形成したポンプ(曲#!
Aで表される)に比べて早期にベーパロックを起こす。
図1〜4に示された実施例の蓄熱ポンプでは、ポンプ入口13も、ポンプ出口1
4も、案内チャンネル15の半径上に配置されている。インペラ5の両面にそれ
ぞれ1組のセル9が設けられており、該2組のセルは、それぞれ独自のポンプ入
口13とポンプ出口14を有している。それらの2つのポンプ入口13.13は
、外部の連結導管(図示せず)によって並列に連結され、同様に2つのポンプ出
口14.14は、外部の連結導管(図示せず)によって並列に連結されている。
図5及び6は、本発明の別の実施例を示す。この実施例では、インペラの両側の
2組のセル9が、各ブレード8の根元のところでリング7を貫通して形成された
穴10によって互いに連結されている。インペラの両側の2組のセル9が、この
ように互いに連結されているので、ポンプ入口13は、インペラの一方の側の一
方のハウジング部片11の側壁に1つだけ設けられており、ポンプ出口14は、
インペラの他方の側の他方のハウジング部片12の側壁に1つだけ設けられてい
る。更に、ポンプ入口13とポンプ出口14は、いずれも、案内チャンネル15
から半径方向内方に離れたところに配置されている。この構成により、このポン
プは、ポンプ送りする流体が気体と液体の混合相である場合、インペラの外周縁
のところに、ポンプ作用を維持する液体の環状体を保持する。従って、このポン
プは、自己始動する(外部から呼び水を導入する必要なしに始動する)ことがで
きる。
この実施例においても、インペラ5の各ブレード8の後行表面19に図3に示さ
れるのと同様の断面形状の面取り20を形成する。この面取り20は、図6に示
されるように、ポンプ入口13の外方縁に対応するインペラ半径R3にまで半径
方向に延長させる。ポンプ人口13と案内チャンネル15とを半径方向に離隔さ
せであるので、面取り20を、図1.2の実施例のように案内チャンネル15に
オーバーライドさせる必要なしに、ポンプ人口13の全幅を横切って延長させる
ことができる。
本発明に更に別の実施例として、ブレード8の後行表面19の面取り20は、図
3に示されるように平坦な面ではなく、曲面としてもよい、直、ブレードの外縁
に内端部分2Iを残すことが好ましい。
更に別の実施例として、ブレード8の復行表面19の面取り即ち前方斜面は、プ
j/−ドの対応部分をその外縁にむけて前方へ捻ることによって得ることもでき
る。
要 約
ポンプ入口(13)及びポンプ出口(14)を有するハウジング(1)と、該ハ
ウジング内に回転自在に取イ1けられたインペラ(5)から成り、該インペラは
、該インペラの軸線の周りに円周方向に離隔した一連のセル(9)を画定する複
数のブレード(8)を有しており、該ハウジング内にポンプ入口とポンプ出口の
間に延長した流れチャンネルが形成されており、該流れチャンネルは、該インペ
ラの側面に沿って該ハウジングの壁に形成された案内チャンネル(15)を含み
、前記セルは、インペラの回転平面の側方に該案内チャンネルに向けて開口して
おり、インペラが回転する間該セルとそれと対応する案内チャンネルとが協同し
て該案内チャンネルの全長に沿って該案内チャンネル及びセルを通して流体のら
せん状の流れを導くようになされている多段蓄熱ポンプであって、前記各ブレー
ド(8)の第1半径方向部分(20)は前記ポンプ入口(13)に近接する半径
方向の位置にまで延長しており、該ブレードの第2半径方向部分は前記案内チャ
ンネル(15)に近接する半径方向の位置にまで延長しており、該ブレードの後
行表面(19)は、半径方向に異なる輪郭を有し、前記第1半径方向部分(20
)の後行表面(19)は、第2半径方向部分の後行表面(19)と比べて相対的
に、その外縁(17)に向けて回転方向(R)に前方へ傾斜した斜面とされてい
ることを特徴とする蓄熱ポンプ。
国際調査報告 Qr7/QQ 01/n77+1F
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ポンプ入口及びポンプ出口を有するハウジングと、該ハウジング内に回転自 在に取付けられたインペラから成り、該インベラは、該インベラの軸線の周りに 円周方向に離隔した一連のセルを画定する複数のブレードを有しており、該ハウ ジング内にポンプ入口とポンプ出口の間に延長した流れチャンネルが形成されて おり、該流れチャンネルは、該インペラの側面に沿って該ハウジングの壁に形成 された案内チャンネルを含み、前記セルは、インペラの回転平面の側方に該案内 チャンネルに向けて開口しており、インペラが回転する間該セルとそれと対応す る案内チャンネルとが協同して該案内チャンネルの全長に沿って該案内チャンネ ル及びセルを通して流体のらせん状の流れを導くようになされている多段蓄熱ポ ンプであって、 前記各ブレード(8)の第1半径方向部分(20)は前記ポンプ入口(13)に 近接する半径方向の位置にまで延長しており、該ブレードの第2半径方向部分は 前記案内チャンネル(15)に近接する半径方向の位置にまで延長しており、該 ブレードの緩行表面(19)は、半径方向に異なる輪郭を有し、前記第1半径方 向部分(20)の後行表面(19)は、第2半径方向部分の後行表面(19)と 比べて相対的に、その外縁(17)に向けて回転方向(R)に前方へ傾斜した斜 面とされていることを特徴とする蓄熱ポンプ。 2.前記ポンプ入口(13)と前記案内チャンネル(15)とは、半径方向にオ ーバーラップしており、前記第1半径方向部分(20)は、前記案内チャンネル (15)に近接した部分ではなく、前記ポンプ入口(13)に近接した部分であ ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の蓄熱ポンプ。 3.前記ポンプ入口(13)と前記案内チャンネル(15)とは半径方向に離隔 しており、前記第1半径方向部分(20)は、前記ポンプ入口(13)に近接し た部分であり、前記案内チャンネル(15)の手前に終端していることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の蓄熱ポンプ。 4.前記ポンプ入口(13)と前記ポンプ出口(14)とは、前記案内チャンネ ル(15)の半径方向内方へ離隔していることを特徴とする請求の範囲第1〜3 項のいずれかに記載の蓄熱ポンプ。 5.前記ブレード(8)の第1半径方向部分(20)の緩行表面(19)は、該 ブレードの後方外側部分に面取り(20)を施すことによって形成されているこ とを特徴とする請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の蓄熱ポンプ。 6.前記各ブレード(8)の先行表面(18)と後行表面(19)とは、第1半 径方向部分の後行表面(19)の前記面取り(20)を施した部分を除いては、 実質的に平行であることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の蓄熱ポンプ。 7.前記各ブレード(8)の外縁(17)は、それに近接する前記ハウジング( 1)の内面の部分と協同して両者の間を通る流体の円周方向の流れを制限するよ うに、ブレードの半径方向の実質的に全長に亙ってインベラの回転平面に平行な 平坦な表面を有していることを特徴とする請求の範囲第1〜6項のいずれかに記 載の蓄熱ポンプ。 8.前記第1半径方向部分(20)に近接したブレード(8)の外縁(17)の 前記平坦な表面は、前記第2半径方向部分(20)に近接したブレード(8)の 外縁(17)の平坦な表面より幅が狭いことを特徴とする請求の範囲第1〜7頃 のいずれかに記載の蓄熱ポンプ。 9.前記各ブレード(8)は、その外縁(17)にむけてインベラの回転方向( R)に前方に傾斜した斜面とされていることを特徴とする請求の範囲第1〜8項 のいずれかに記載の蓄熱ポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
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