JPH0550500U - 音声コーディック試験装置 - Google Patents

音声コーディック試験装置

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JPH0550500U
JPH0550500U JP101497U JP10149791U JPH0550500U JP H0550500 U JPH0550500 U JP H0550500U JP 101497 U JP101497 U JP 101497U JP 10149791 U JP10149791 U JP 10149791U JP H0550500 U JPH0550500 U JP H0550500U
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JP
Japan
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voice
codec
signal
voice codec
test
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JP101497U
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修 中村
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声コーディック試験装置の構成を簡略化す
ること及び音声コーディックの種類に関係なく試験がで
きるように汎用性を持たせることを目的とする。 【構成】 音声コーディックから送られてくるコード化
音声信号10を記憶するメモリ11と、メモリ11にコ
ード化音声信号10を記憶させる記録回路12と、メモ
リ11から記憶された前記コード化音声信号10を出力
させる再生回路13とを有し、音声コーディックから送
られてきたコード化音声信号を所定時間後に音声コーデ
ィックに送り返すようにしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、音声コーディック機能及び性能を試験する音声コーディック試験装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
音声コーディックは、音声のもつ性質を利用して音声をコード化するため、実 音声を用いた官能試験が必要不可欠である。従って、実音声をコード化した後、 再び実音声にデコード化して試験を行う必要がある。従来の実音声を用いた試験 方法を図3及び図4に示す。
【0003】 図3は、音声コーディック単体の試験方法を示す。まず、被試験コーディック 31に、被試験コーディック31と同じ構成のコーディック32を試験装置とし て接続する。即ち、エンコーダ33とデコーダ34、デコーダ35とエンコーダ 36とをそれぞれ接続する。また、エンコーダ33及び36にはマイク37を、 デコーダ34及び35にはスピーカ38を接続する。そして、マイク37とスピ ーカ38を使用し、2者が互いにコーディックを介して通話を行うことで官能試 験を行なう。
【0004】 図4は、無線機に実装された音声コーディックを試験する方法を示す。無線機 41及び42は、それぞれ、コーディック411、421、信号組立回路412 、422、変調回路413、423、送信回路414、424、受信回路415 、425、復調回路416、426、及び信号分解回路417、427を備えて いる。ここで、コーディック411は被試験コーディック411であり、無線機 42は試験装置である。
【0005】 無線機41及び42の一方に接続されたマイク43からの音声信号は、エンコ ーダ419(429)でコード化され、信号組立回路412(422)に入力さ れる。信号組立回路412(422)では、伝搬路で発生する誤りを低減する為 の誤り訂正符号の付加やスクランブル処理が施されると共に、無線システムの様 々な制御信号と組合わされる。信号組立回路412(422)から出力された信 号は、変調回路413(423)及び送信回路414(424)を経て送出され る。
【0006】 送信信号を受信した他方の無線機では、受信回路425(415)及び復調回 路426(416)を経て、信号分解回路427(417)に受信信号が入力さ れる。信号分解回路427(417)では、受信信号からコード化音声信号が抽 出される。抽出されたコード化音声信号はデコーダ429(419)でデコード され、音声が再生される。
【0007】 以上のように、従来の試験方法では、試験装置に被試験装置と同じ音声コーデ ィックを設けて2者間で通話することによって官能試験を行なっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の音声コーディック試験装置は、試験装置内に被試験装置 と同一の音声コーディックを内蔵する必要があり、試験装置に内蔵されたコーデ ィックと同種のコーディックの試験しか行なえない。即ち、汎用性がないという 問題点がある。また、通信システムを使用する試験方法では、その通信システム 特有の信号分解、組立回路が必要となり、装置の構成が複雑になると共に通信シ ステムが異なると試験が行なえないという問題点がある。
【0009】 本考案は、音声コーディック試験装置の構成を簡略化すること及び音声コーデ ィックの種類に関係なく試験ができるように汎用性を持たせることを目的とする 。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、音声信号のコード化及びコード化された音声信号のデコード 化を行う音声コーディックの機能及び性能を試験するための音声コーディック試 験装置において、前記音声コーディックから送られてくるコード化音声信号を記 憶する記憶手段と、該記憶手段に前記コード化音声信号を記憶させる記憶制御手 段と、前記記憶手段から記憶された前記コード化音声信号を出力させる再生制御 手段とを有し、前記音声コーディックから送られてきた前記コード化音声信号を 所定時間後に前記音声コーディックに送り返すようにしたことを特徴とする音声 コーディック試験装置が得られる。
【0011】
【作用】
本考案の試験装置は、被試験装置から送出されたコード化音声信号を受信して 記憶し、受信してから所定の時間経過後に被試験装置に送り返す。被試験装置は 自身の送出したコード化音声信号をエコーとして受けとることになる。エコーが 正しく再生されるためにはコーディックが正しく動作している必要があり、これ によりコーディックを試験することができる。この試験はコーディックを介した 通話試験と同等の効果がある。
【0012】
【実施例】
以下に図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1に本考案の一実施例を 示す。図1の音声コーディック試験装置は、被試験コーディック(図示せず)か ら送られてきたコード化音声信号(入力)10をメモリ11に書き込ませる為の 制御信号を発生する記録回路12と、メモリ11から読み出しの開始のタイミン グや制御信号を発生する再生回路13を備えている。この装置では、コード化音 声信号(入力)10をメモリ11に記憶させ、任意の時間遅延させて、コード化 音声信号(出力)14として、被試験コーディックに送り返して試験を行う。最 も簡単な構成では、外部から記録回路12に対して記録開始を指示し、コード化 音声信号を記録させ、記録開始から所定時間後に再生開始を再生回路13に指示 して記憶したコード化音声信号を送り返すようにすればよい。
【0013】 図2に図1の音声コーディック試験装置を通信システムに適用した例を示す。 本実施例では、音声コーディック試験装置の入力側に受信回路21及び復調回路 22が接続され、出力側に変調回路23及び送信回路24が接続されている。こ の様な構成とすることで、無線機に実装された被試験音声コーディックを無線周 波数信号(RF信号)を介して試験することができる。
【0014】 被試験装置より送られてきたRF信号は受信回路21で受信される。受信され たRF信号は復調回路22でベースバンド信号(コード化音声信号、制御信号で 構成されている。)に復調される。復調されたベースバンド信号を、先に述べた ようにメモリ11で任意の時間遅延させ、変調回路23及び送信回路24で、変 調し、RF信号(出力)を被試験装置に送り返す。本実施例ではコード化音声信 号と無線システム特有の制御信号とを区別する必要がない。これにより信号組立 回路や信号分解回路が不要なので、試験装置の簡略化を計ることができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、被試験装置でコード化された音声信号を被試験装置に対して 送り返して試験するものであるから、試験装置内にコーディックを設ける必要が なく、試験装置構成が簡単になる。また、試験装置にコーディックを必要としな いので、被試験装置内のコーディックの種類に関係なく試験ができる。
【0016】 特に無線機に実装されたコーディックをRF信号を介して試験する場合、制御 信号も同時に折返すので、構成が非常に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の音声コーディックを通信システムに適用
したときのブロック図である。
【図3】従来の音声コーディック試験方法を説明するた
めのブロック図である。
【図4】従来の他の音声コーディック試験方法を説明す
るためのブロック図である。
【符号の説明】
11 メモリ 12 記録回路 13 再生回路 21 受信回路 22 復調回路 23 変調回路 24 送信回路 31 被試験コーディック 32 試験装置 33、36 エンコーダ 34、35 デコーダ 37 マイク 38 スピーカ 41、42 無線機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号のコード化及びコード化された
    音声信号のデコード化を行う音声コーディックの機能及
    び性能を試験するための音声コーディック試験装置にお
    いて、前記音声コーディックから送られてくるコード化
    音声信号を記憶する記憶手段と、該記憶手段に前記コー
    ド化音声信号を記憶させる記憶制御手段と、前記記憶手
    段から記憶された前記コード化音声信号を出力させる再
    生制御手段とを有し、前記音声コーディックから送られ
    てきた前記コード化音声信号を所定時間後に前記音声コ
    ーディックに送り返すようにしたことを特徴とする音声
    コーディック試験装置。
JP101497U 1991-12-10 1991-12-10 音声コーディック試験装置 Pending JPH0550500U (ja)

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JPH0550500U true JPH0550500U (ja) 1993-07-02

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ID=14302280

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JP101497U Pending JPH0550500U (ja) 1991-12-10 1991-12-10 音声コーディック試験装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011176620A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Nippon Telegraph & Telephone East Corp 疎通試験装置
JP2020088775A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社Jvcケンウッド 無線装置、検査システム
JP2022036133A (ja) * 2018-11-30 2022-03-04 株式会社Jvcケンウッド 無線検査システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854399A (ja) * 1981-09-26 1983-03-31 富士通株式会社 音声蓄積試験方式

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990526