JPH05504322A - 再使用可能な気密封鎖用壜キヤツプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 再使用可能な気密封鎖係合キャップ 本発明は、壜との気密封鎖係合を得るための再使用可能な壜キャップに関する。

より特別には、本発明は、高信頼性で、操作が容易、かつ壜の首に環状外部リッ プを有する種々の発泡性ワイン壜又はシャンパン壜と再使用可能に封鎖係合をす るように特に設計された壜キャンプに関する。

２、発明の背景 種々の再使用可能な壜キャップが考案され市場で入手可能である。かかるキャッ プの最低費用のものは壜の中の液体を封鎖するには十分ではあるが、長い間、発 泡性ワイン、シャンパン、又は類似の飲料の泡立ちを保つことはできなかった。

好ましく使用しうる壜キャップは操作が容易で比較的安価であり、更に最も重要 なことは、初めの壜の中に残された一部消費された飲料がその味覚を失うことの ないように、壜の中の液体と気体の両者を封鎖しうろことである。

封鎖用部材が壜の首の一般に円筒状の開口に適合し封鎖する幾種かの壜キャンプ が考案された。米国特許第３３１７０１７号は、使用者がノブを持ち上げピスト ンを封鎖点に関して上方に上げたとき、壜の首の内壁と気密係合の状態に半径方 向外向きに広がる略円筒状の弾性体シールを有する壜封鎖具を開示する。別形式 の再使用可能な壜キャップは、壜の首の円筒状内面と係合するように７−ルを半 径方向外向きに広げるねじ機構又はレバーを使用する。これらの器具は、一般に 、場内の幾らか圧力の高い気体を保持する能力を持たず、かつその封鎖効果は、 異なった壜製造業者により変動することの多い壜の首の内面の直径と表面仕上げ とに本質的に依存する。

長期に亙り液体と気体とを収容するように設計された多くの壜は、壜の首の回り のリング状にされた外側リップを使用する。このリップは、典型的には、例えば 発泡性ワイン又はシャンパンを入れる壜に設けられる。壜キャップの技術者は、 この環状リップが壜キャップとリングとの組合いを可能とする適切な停止部を提 供し、壜の開口を形成している壜の上部環状面と部材とを気密にするように中心 軸方向で下向きの封鎖力を加えることを許すことが認識している。

米国特許第２６４９２２０号は、壜の頂部の半径方向外向きに突き出しているビ ードと組み合う下部スカートを持った容器閉鎖具を明らかにする。壜の上に置か れたとき、壜の頂部と組み合うように突起が封鎖用円板を駆動するようにハンド ルを回すことができる。この器具は比較的簡単であるが、特にただ一つの形式の １用として設計された。従って、この器具は用途が限定され、壜の頂部と壜の首 の環状突起との間の軸方向寸法の異なる種々の壜の封鎖に使用することができる ようにする変更は提案できない。米国特許第３１８５３３２号は、壜のビードの 下に適合する突起を有する壜キャップを明らかにする。壜の半径方向の両側でビ ードの下に適合するローラーが設けられ、固定用ハンドルがローラーをこの位置 に保持する。この壜キャップもまた単純ではあるが、長期に亙り種々の場内での 気体を保持するために望ましい封鎖力を提供できるとは考えられない。

米国特許第４７７０３０７号は、ビードの下方に壜の環状のぎざぎざ付きのエツ ジと関連して作動するように設計された壜キャップを開示する。この器具は、壜 を把持するためのスリーブ、及び壜の頂部面と組み合うようにワッシャを強制す るばねを使用する。封鎖力を加える強制用ばねを作動させるための機械的利点は 利用できない。従って、使用者はキャップを正しく取り付けるためにスリーブを 押し下げかつばねの強制力に打ち勝つための体力が不足することがある。使用者 による適用の便のためにばねの強制力を最小にすれば、この強制力は場内の気体 の封鎖には不十分となることがありうる。また、この器具が単に壜の上に置かれ たときに、この器具が作動し壜を封鎖したときの状態と同様に見えるので、使用 者は器具が壜と気密にされているかどうかを容易には見分けられない。

別の従来の器具は、壜のドリップリングの下にあるフランジを有するベース部材 に取り付けられたねじ軸の下端でなされた封鎖を使用する。

封鎖用部材と壜の頂部面とが組み合った状態にするように軸がねじで下げられよ うに、フランジは壜に関して器具を固定する。この器具の封鎖効果は、使用者が ねじ軸に加えた力に依存し、軸はキャップが壜に取り付けられた後で望ましくは ないが緩むことがある。使用者は、器具が単に壜の上に置かれているのか、ある いは壜と組み合って気密になるようにねじられているかどうかは容易には見分け られない。

別の器具は、壜のドリップリングと組み合うように内向きでかつ下方に動く１対 の旋回アームを使用する。封鎖用部材は、ばね力が加えられ、シールが壜の最上 面と組み合うように強制される。この器具は、壜の封鎖効果を増すために利用し つる機械的利点がないという゛３０７号特許に説明された器具の欠点を持つ。従 って、使用者は、ある壜にはキャップを付けられないことがある一方で、別の壜 には容易にキャップを付けることはできるが有効な封鎖を得るに望ましい中心軸 方向に力を与えることができない。

従来技術の欠点は本発明により克服され、液体を収容している壜を気密に繰り返 して封鎖するに適した改良された壜キャップが以下説明される。器具は高信頼性 であるが単純であるため、本発明の壜キヤ、プは発泡性ワイン、シャンパン、又 はその他の泡の出る液体を入れている壜の気密を形成するに特によく適している 。

発明の概要 壜、特に壜の首に環状の外部リップを有し発泡性ワイン又はシャンパンを入れて いる壜の気密封鎖を繰り返し与えるためのキャンプが明らかにされる。本発明の キャップは、壜の口を形成している壜の上部環状面を封鎖し、外部リップと上部 環状面との間の軸方向間隔が異なる種々の壜に使用するように設計される。従っ て、本発明の壜キャップは、首開口寸法の異なった壜、及び実質的に形状の異な った壜に対して使用することができる。この器具は単純かつ比較的安価であり、 更に片手で容易に使用できる。

壜キャンプは壜の首に位置決めされるハウジングを備え、このハウジングは壜の 首に位置決めするためと壜の首の中実軸に実質的に揃えるために中央開口を持つ 。ハウジングに下部スカートが固定され、これは壜の環状外部リップの下に適合 する半径方向内向きのフランジを持つ。作動用キャリヤーがハウジングの中央開 口の中で軸方向に可動であり、ハウジングに回転可能に取り付けられたハンドル は、作動用キャリヤーの上面と組み合うカムローブを有し、器具の作動を大幅に 機械的に支援し、かつキャップを封鎖位置に固定する。リング状のパッドホルダ ーが作動用キャリヤー上に位置決めされ、かつこれはキャリヤーに関して軸方向 に取外し可能である。作動用キャリヤーとパッドホルダーとの間に作用してパッ ドを壜の開口の方に軸方向に押す強制用手段が設けられる。ハンドルのカム面は バンドに所望の移動を与え、パッドは壜キャップが壜の外部リップと上面との間 の異なった寸法を持った壜に使用できるようにする。

使用中、スカートのフランジが壜の環状外部リップの下側に適合しこれにより壜 キャップハンドルの上向きの運動を限定するように、キャップは壜の首の上方の 位置で水平方向に１動する。次いで、ハンドルが回され、カムローブが作動用キ ャリヤーを下方に動かし、これにより強制用部材に相当な力を加え壜の口を形成 している壜の上部環状面と封鎖組合するように弾性体パッドを強制する。ハンド ルの位置により、使用者は壜キャップが作動しているかどうかを見て判定でき、 使用者はハンドルカムの平面によりカムがその閉鎖位置にあるときを感得できる 。キヤ・スプは、ハンドルをその最初の位置に回してキャップを壜の首がら横方 向にずらすことにより取り外される。

操作が容易であり、かつドリップリングを有する種々の壜に信頼して使用しつる 再使用可能な壜キャップを提供することが本発明の目的である。

壜を封鎖するように軸方向の力を加えるために大きな機械的利点を提供し、しか も壜のドリップリングと壜の口を定める壜の上部環状面との間の軸方向距離が異 なった壜を受容できる壜キャップを提供することが本発明の別の目的である。

壜キャップハンドルの中央開口内を軸方向に可動の作動用キャリヤー、作動用キ ャリヤー上に位置決めされかつキャリヤーに関して軸方向に可動のリング状パッ ドホルダー、及びリング状ホルダーに固定された弾性体バンドを有する壜キャン プを提供することが本発明の更に別の目的である。

環状外部リップを有する壜との気密封鎖係合を繰り返し得るようにされた壜キャ ップを組み立てる改良された技法を提供することが本発明の別の目的である。

本発明の別の特徴は、ハンドルの回転によりハウジング内で軸方向に可動の作動 用キャリヤー、壜と封鎖組合いするように作動用キャリヤーに関して軸方向に可 動の弾性体パッド、ハンドルがその閉鎖位置に回されたとき壜と封鎖係合するよ うにパッドを強制する主ばね、及びハンドルがその非封鎖位置に回されたときキ ャリヤーをハンドルの方に強制する第２の戻しばねを備えた壜キャップである。

本発明のなお別の特徴は、弾性体バンドが実質的に円錐台状の下面を有し、壜の 口を定めている壜の上部環状面との整列を強化しかつこの面との封鎖係合を改良 することである。

本発明の更に別の特徴は、壜キャンプがキャリヤーを備え、このキャリヤーは壜 キャンプハウジング内で軸方向に可動であるが、壜キャップ使用中はハウジング と連続的に摺動係合してキャリヤーを案内することである。

本発明の利点は、これが比較的未経験の人により容易に操作でき、かつ片手で操 作しうることである。

本発明の別の利点は、壜キャップが作動して壜との封鎖組合いにあるときと比較 して、壜キャップが単に壜の上に！かれているときを容易に見分けられることで ある。

本発明のこれら及びその他のの目的、特徴及び利点は、付属図面を参照した以下 の詳細な説明より明らかとなるであろう。

図面の簡単な説明 図１は本発明による再使用可能な壜キャップの絵画的図面であり、シャンパン壜 の首においてその封鎖位置にある本発明による壜キャップを示す。

図２は図１に一般的に示された壜キャップの一部断面とした側面図であり、シャ ンパン壜の頂部においてその非封鎖位置にある壜キャンプハンドルを示す。

図３は図１及び図２に示された壜キャップの一部断面とした側面図であり、壜キ ャップが７ヤンパン壜を封鎖する位置における壜キャップハ図１は、壜１２と気 密封鎖係合をする本発明による再使用可能な壜キャップ１０の１実施例を示す。

キャップ１０は、壜１２の環状外部リップ又はドリップリングの下と適合する内 向きのフランジ２８を有する一体式の下部スカート２６を有するハウジング２４ 、ハウジングに旋回可能に取り付けられたハンドル６４、及び壜のリング状の口 ２０と封鎖係合をする軸方向又は長手方向に可動の弾性体バッド５２を備える。

この外部ドリップリングのデザインは発泡性ワイン又はシャンパンを入れた壜に 普通に使われ、弾性体パッド５２により得られる壜の気密封鎖は気体を含んだ液 体を入れている壜に使うに特によく適したキャップ１０を作る。本発明のキャッ プは壜からの液体の漏洩を防ぐだけではなく、より重要には液体からの気体の逃 げを防止し、従って液体中に捕捉されている気体は液体とキャップとの間の封鎖 された空間に逃げ続けない。ハンドル１０は、壜と封鎖係合をするように弾性体 バンドの下向きの力に大きな機械的利点を与える有用な機構を提供するだけでな く、キャンプが単に壜の頂部に置かれているのか、あるいはキャップがその封鎖 位置に操作されたかを使用者が容易に判定できるようにする。本発明のキャンプ は、片手を使って容易に壜に取付は又は取外しをすることができ、更に最小量の 努力で高い封鎖信頼性が得られる。

図２を参照すれば、典型的な壜１２が液体１４を入れて描かれる。壜の首の部分 １６だけが描かれるが、これは壜のその他の部分は本発明にとり重要ではないた めである。首部分１６は発泡性ワイン又はンヤンバンの壜に共通の環状外部リッ プ又はドリップリング１８を持つ。１首の最上端部はリング状の口２０を定める 外向きに幾分法がったヒート又はリップを持ち、これはドリップリング１８の直 径より小さな外径を持つ。

本発明のキャップは、壜の口を形成している壜の最上面２２を封鎖する。

キャップ１０は中心軸７２を有し、これは増土に置かれたとき、壜の首１６を通 過する中心軸と一致する。

キャップ１０は、図２においては、壜の上に置かれるが壜と封鎖組合いをするよ うに作動してはいない状態で示される。ハンドル６４は垂直であり、キャップ１ ０は壜の頂部の上方で横方向に摺動可能であり、内向きのフランジ２８はドリッ プリング１８の下に置かれる。この後、壜キャップ１０で壜１２を確実に封鎖す るには、使用者は、ハンドル６４を図３に示された位置に下向きに回すことだけ しか必要でない。次に壜キャップを取るには、使用者はハンドルを直立位置に回 し、単にキャップを壜から横方向に滑らすだけである。

壜キャンプハウジング２４は、壜の首の上に滑らすために略Ｕ字形断面形状を持 った下部スカート部分２６、及びハンドル６４が旋回可能に取り付けられた上方 部分３０を備える。スカート２６は半径方向内向きのフランジ２８を有し、この フランジは、好ましくは、スカート部分の周囲の回りに広がり、ドリップリング １８と組み合うように作用する。

このフランツ２８は、外向きのドリップリングを受け入れるためにスカート部分 において溝２７を切ることにより形成することが有利である。

上方部分３０は、ハンドルの回転を受け入れる垂直溝３１を有する実質的にスリ ーブ状の部材である。上方部分３０の略円筒状の内壁３２は、壜の首の中心軸と 実質的に一致する中心軸７２を有するハウジングの中央開口を定める。

作動用キャリヤー３４はハウジング開口内で軸方向又は垂直方向に可動であり、 上面３７を有する頭部３６及び円筒状の穴３８を定めスリーブ状の下向きに突出 している部材３９を備える。保持器４２はキャリヤー３４とねじ結合するために ねじ４０を有し、それ自体はねじ回しを受け入れる溝４３又はフィリップス凹所 のある下方頭部４４を持つ。リング状のパッドホルダー４６が部材３９に、この 部材に関して動きつるように置かれ、４６の円筒状の内面は３９の円筒状外面と 摺動係合をする。

パッドホルダー４６のベース面４７、外側円筒面４８、及び内側円筒面５０によ り、下向きのリング状の凹所が形成される。弾性体パッド５２がこの凹所内に押 し込められパッドホルダー４６と固定組合いをし、更にこのパッドはパッドの周 囲部分の間に延びる中央のンート部分５１を備える。弾性体パッド５２は、更に 、壜の上面２２と封鎖係合をする略円錐台状の封鎖面５３を備える。

部材３９の回りにコイルばね４つが置かれ、このばねはホルダー４６の上部平面 ４５とキャリヤー３４の頭部３６の下部平面５４とに組み合う。従って、コイル はね４９は、パッドホルダー４６を動かして弾性体バンド５２を壜と組み合うよ うに下方に動かすように作用する強制力を与える。この強制力は、図２に示され たようなハンドルが垂直位置にあるときは最小又は非作動であるが、図３に示さ れたようなハンドルが下方位置に回されたときに生ずるバンドホルダー４６の頭 部３６の方への軸方向運動の際は、相当に増加する。

リング状の保持器６０が、面６２に形成されたキャップハウジング２４の円筒状 拡大部内に押し込まれて取り付けられ、設置された保持器６０はハウジングと機 能的に一体となる。保持器６０は内向きの突起５８を備え、ばね５６はハウジン グとキャリヤー３４の頭部３６との間で作用し、キャリヤーを上方位置に壜の首 から離すように強制する。／’ｔンドル６４が図２に示されたように置かれたと きは、コイルばね４９の強制力は、ホルダー４６をこれが保持器４２の頭部４４ と組み合うように強制し、一方、コイルばね５６の強制力は、キャリヤー３４の 上面３７をハンドル５６と組み合うように強制し、弾性体パッド５２と壜１２と の組合いを外す。このようにして、ハンドルがその垂直位置にあるときは、ばね ５６のため、キャップ１０は壜の首から離れて容易に横方向に滑ることができる 。

ハンドル６４をハウジング２４に回転可能に連結するためにピン６６が使用され る。ハンドル６４はこれに固定されたカムローブ６８を備え、ローブ６８は実質 的に平らな固定用の面７０を持つ。図３を参照すれば、ハンドル６４がその水平 位置に回されたときは、ローブ６８がキャリヤー３４を軸方向下方に動かし、こ れにより弾性体パッド５２を壜の面２２と封鎖係合をするように強制することが 分かるであろう。キャリヤー３４の軸方向移動中は、ハウジングの円筒面３２が 連続的にキャリヤーを案内し、その移動を実質的に軸方向に限定する。ハンドル とカムローブ６８とにより得られた大きな機械的増幅作用のため、ハンドル６・ １の回転のための使用者の力は比較的小さいが、この軸方向移動作用が生ばね４ ９及び戻しばね５６を圧縮させる。ハンドルが図３に示された水平位置にあると きは、カムローブの実質的に平らな固定用の面７０がキャリヤーの上面３７と組 合い状態にあり、従ってハンドルをその垂直位置に戻そうとする力はほとんど無 い。

王ばね３９又は弾性体バンドを壜に関して軸方向に動かす同様な手段により、弾 性体パッド５２が壜との封鎖係合の状態に強制されることが本発明の特徴である 。この特徴により、異なった壜製造業者及び壜のデザインのため、ドリップリン グ１８の下部と壜の最上面２２との間の軸方向距離が異なる場合でも、気密が得 られるように十分な軸方向の力がパッドに連続的に確実に加えられる。使用者が 、面２２が図示のものより幾分上方にあることを除き実質的に図３に示されたよ うな壜にキャップ１０を使用したい場合は、ハンドル６４が下方に回されると、 ホルダーとパッド５２とがキャリヤー４２を滑って更に上がるだけである。ばね ４９により加えられる実質的に軸方向の封鎖力に、ハンドル６４とカムローブ６ ８とにより得られる機械的利点を利用して加勢することが本発明の関連した特徴 である。言い替えると、壜の面２２が、図２及び３に示されたデザインよりもド リップリング１８から軸方向で更に離れている場合は、使用者は、ばね４９と戻 しばね５６とを、これが適正位置に効果的に固定される点にまで圧縮させるに十 分な軸方向の力を直接的には与えられないことがある。この機械的利点は、本発 明に従ってハンドル及びカムローブにより容易に得られ、更にカムローブの平ら な面７０がキャリヤー３４と関連してキャップを図３に示された封鎖位置に固定 するように作用する。

ハンドル６４が図２に示されたように上方に位置決めされるときは、キャリヤー ３４、バンドホルダー４６、及び弾性体パッド５２を備えた副組立体はその上方 位置にあり、従ってキャンプを壜の上で容易に滑らせることができる。コイルば ね５６がこの目的を達成し、このばねは、ハンドルがその水平位置又は封鎖位置 に回されかつ副組立体がその下方位置にあるときに、その最大の垂直力を有する ことが望ましい。従って、主ばね４９はパッドへの封鎖力を与えかつ種々の壜寸 法と許容差とを許し、一方、小さなはね５６はハンドル６４が非封鎖位置又は上 方位置に上げられたときに副組立体をその希望位置に戻す上向きの力を与える。

ハンドルの運動中、キャリヤー３４はその運動が軸方向運動に限定されるように ハウジング２４により案内され、従って、ホルダー４６と弾性体５２の運動は同 様に中心軸７２に沿った方向に限定される。ドリップリング１８の最下面は通常 は上向きに斜めにされているので、／’％ンドルを水平刃に動かしたときの軸方 向下向きにかかる力が壜キャンプの中心軸７２を壜の首に関して中心合わせをし ようとし、従って弾性体パッドは壜の上面と封鎖係合をするように自動的に中心 合わせされる。

パッド５２の封鎖面５３の形状が実質的に円錐台であることが本発明の別の特徴 である。このデザインは、パッドの壜の首の中心軸に関する中心合わせを確実な ものとし、更に軸方向下向きと半径方向外向きの双方の力をパッドから壜に与え 、これによりパッドの封鎖効果に更に貢献する。パッド５２は、保持器４２の頭 部４４を包むような形とされ、従って壜の中の液体はパッドにより壜キャップ１ ０のその他の構成要素から完全に遮断される。

壜キャップ１０の組立て中に、キャリヤー３４は、ハウジング２４の面３２、キ ャリヤー上に置かれた戻しばね５６、及びハウジングに固定されるように押し込 まれかっばね５６を圧縮する保持器６０により定められる円筒状の開口内に取り 付けられるであろう。次いで、コイルはね４９とホルダー４６とがキャリヤーに 取り付けられ、キャリヤーに保持器４２がねじ止めされる。保持器によりキャリ ヤーに十分な回転力を加え得るように、頭部３６の小孔３５が溝３１に揃うよう にキャリヤーが回され、通常の工具（図示せず）を孔３５に差し込みハウジング ２４と組み合わせてキャリヤーの回転を止める。保持器がキャリヤーに完全にね じ止めされると、この工具は取り出され、パッド５２がホルダーに取り付けられ る。次に、ハンドル６４がビン６６によりハウジングに固定される。

以上の図面において説明された実施例について種々の変更を行うことができる。

スカートの半径方向内向きのフランジ２８はスカートの全周に沿ってＵ字形に延 びる必要はない。多数のフランジの代わりに、壜のドリップリングと組み合うよ うにスカートから内向きにタブを突き出すことができる。コイルばねがその低価 格と高い信頼性のため好ましいが、コイルばね４９及び５６以外の強制用部材を 使用できる。主強制用部材４７は、壜の外部リップと壜の上部封鎖面との間の寸 法の異なった壜を受け入れることが必要である。ハンドルがその上方位置又は非 封鎖位置に回されたとき、キャリヤーが戻しばねではなくてハンドルにより持ち 上げられるようにハンドルとキャリヤーとを相互連結することが可能ではあるが 、壜キャップを壜に容易に挿入するためには、第２の戻しはね５６がキャリヤー とパッドとを自動的に持ち上げることが好ましい。ここに説明された機構は低価 格であり、かつキャップが壜と封鎖組合い状態にあるかどうかを、使用者がキャ ップハウジングに関するハンドルの位置の観察から容易に知りうるが、コイルば ねを加勢させるために望ましい機械的利点を得るためには、ハンドル及びハンド ルのカムローブ以外の機構を使用することができる５弾性体パッド５２は天然ゴ ムか合成ゴム、又は壜の上面との繰り返し可能な封鎖組合いを達成しつるその他 の弾性物質より作ることができる。バンドホルダー４６は、キャリヤーにパッド を取り付けると同時にキャリヤーに関するパッドの軸方向運動を許し、更にばね ４９が所望の強制力をパッドに伝えることを許すと同時にばねがパッドを破損し ないことを確実化する通常の手段を形成する。

バンド用に選定された物質に応じて、特にパッドの頂面及びキャリヤーと摺動組 合いする円筒状内面とがパッドの円錐台状の封鎖面よりも密又は弾性の小さいも のになしうる場合は、ホルダーは必要ないことがありうる。キャンプハウジング は、壜のドリップリング１８ではなくて壜の環状ビード２０と組み合う半径方向 内向きのフランジを持った下部スカートであるように設計しうることを理解すべ きであり、更にここで使用された用語壜の首の環状外部リップは図面に示された 環状ドリップリングとヒート２０の両者を含むことを理解すべきである。

これ等及びその他の変化及び変更は、本発明の精神及び範囲から離れることなく これを行うことができる。かかる変化及び変更は、事実上、以上の説明より連想 され、特許請求の範囲により定められる本発明の限界内にあると考えられる。

要　約　書 環状外部リップを有する壜と気密封鎖係合を繰り返し得るための改良された壜キ ャップが提供される。発泡性ワイン又はシャンパンを入れた壜は外部リップを備 えるのが普通でありかつ本発明のキャップは壜の中の気体を封鎖しつるので、本 発明のキャップはかかる壜の封鎖用として特に適している。このキャップは、壜 の首の上に位置きめするための中央開口を有し且つ壜の外部リップの下に適合す る半径方向内向きのフランジを有するハウジングを備える。ハウジングの開口内 で作動用キャリヤーが可動であり、更にリング状のパッドホルダー及び弾性体パ ッドがキャリヤーに取り付けられ、これらはキャリヤーに関して軸方向に可動で ある。ホルダーとパッドに作用しパッドを壜と封鎖係合を有する方向に強制する ために強制用ばねが設けられる。ハウジングにハンドルが回転可能に取り付けら れ、このハンドルは、キャリヤーと組み合ってこれによりパッドを壜との封鎖係 合になるように強制するためにばねを加勢するカムローブを備える。環状外部リ ップを有する壜を有する壜と封鎖組合いをする壜キャップを作る改良された方法 が提供される。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．■の首の上の環状外部リップ及び■の口を定める上部環状面を有する■の気 密封鎖を繰り返し形成する■キャップにして、口は■の首を通る中心軸を有し、 ■の首の上に位置決めしかつ■の口を取り巻くハウジング、ハウジングは■の口 の上に位置決めするための中央開口を有し、開口は■の首を通る中心軸と実質的 に整合した中心軸を有し；ハウジングに固定されかつ■の環状外部リップの下に 適合しこれと係合する半径方向内向きのフランジを有する下部スカート；ハウジ ングの中央開口内を軸方向に可動でありかつ上面と下向きの突出部材とを有する 作動用キャリヤー； 下向き突出部材上に置かれかつこれに関して軸方向に可動であるリング状のパッ ドホルダー； リング状パッドホルダーに固定された弾性体パッド；作動用キャリヤーとパッド ホルダーとの間で作動しパッドホルダーを作動用キャリヤーの上面から軸方向に 離して■の口の方に強制する強制用手段；及び ハウジングに回転可能に取り付けられかつ作動用キャリヤーの上面と係合するよ うにハンドルに固定されたカムローブを有し弾性体パッドを■の上部環状面と気 密係合するように動かすハンドルを具備した■キャップ。 ２．ハウジングと作動用キャリヤーとの間で作用し作動用キャリヤーをハンドル の方に強制する戻し用強制手段を更に備えた請求項１に定められた■キャップ。 ３．■の上方環状面と封鎖組合いをする実質的に円錐台状の下面を有する弾性体 パッド を更に備えた請求項１に定められた■キャップ。 ４．案内面を定めるハウジングの中央開口；及び作動用キャリヤーのハウジング に関する運動を実質的に軸方向運動に限定するためにハンドルの回転中に案内面 との摺動組合いをする半径方向外向きの面を有する作動用キャリヤーを更に備え た請求項１に定められた■キャップ。 ５．作動用キャリヤーに関するパッドホルダーの軸方向運動を限定しこれにより 作動用キャリヤー上のパッドホルダーを保持するために作動用キャリヤーに固定 された保持器 を更に備えた請求項１に定められた■キャップ。 ６．上面を定める頭部を有する作動用キャリヤー；実質的に円筒状の孔を有する 作動用キャリヤーの下向き突出部材；及び 下向き突出部材の円筒状の孔の中に組み合う外ねじを有する保持器を備えた請求 項５に定められた■キャップ。 ７，強制用手段が主コイルばねであり；そして戻し強制用手段が第２のコイルば ねである請求項２に定められた■キャップ。 ８．■の首の上の外部リップ及び■の口を定める上面を有する■の気密封鎖を形 成するキャップにして、口は■の首を通る中心軸を有し、■の口を取り巻いて置 かれたハウジング、ハウジングは■の口の上に位置決めする中央開口を有し、開 口は■の首を通る中心軸と実質的に整合した中心軸を有し； ハウジングに固定されかつ■の外部リップに下に適合する半径方向内向きのフラ ンジを有する下部スカート；ハウジングの中央開口内を軸方向に可動な作動用キ ャリヤー；作動用キャリヤー上に支持されかつこれに関して軸方向に可動の弾性 体バツド； パッドを■の開口に向けるように強制する強制用手段；及び作動用キャリヤーに 加えられる操作力を増加させかつ作動用キャリヤーをハウジングに関して下方に 動かしこれにより強制用手段を加勢してパッドを■との封鎖係合に強制する制御 機構を具備したキャップ。 ９．制御機構が ハウジングに回転可能に取り付けられたハンドル；及びハンドルに固定され作動 用キャリヤーを加勢しかつパッドを■との封鎖組合いをするように動かすカムロ ーブを備えた請求項８に定められたキャップ。 １０．作動用キャリヤー上に置かれこれに関して軸方向に可動のリング状のパッ ドホルダー； リング状ホルダーに固定された弾性体パッド；及び作動用キャリヤーとパッドホ ルダーとの間で作動しパッドを軸方向に■の口の方に強制する強制用部材 を更に備えた請求項８に定められたキャップ。 １１．作動用キャリヤーに関するパッドホルダーの軸方向運動を限定しこれによ り作動用キャリヤー上のパッドホルダーを保持するように作動用キャリヤーに固 定された保持器 を更に備えた請求項１０に定められたキャップ。 １２．ハウジングと作動用キャリヤーとの間で作動し作動用キャリヤーをハンド ルの方に強制する戻し強制用手段を更に備えた請求項８に定められたキャップ。 １３．■の上面と封鎖組合いをするために実質的に円錐台状の下面を有する弾性 体パッド を更に備えた請求項８に定められたキャップ。 １４．案内面を定めるハウジングの中央開口；及びハウジングに関する作動用キ ャリヤーの運動を実質的に軸方向運動に限定するために作動用キャリヤーの運動 中に案内面と指動組合いをする半径方向外向きの面を有する作動用キャリヤーを 更に備えた請求項８に定められたキャップ。 １５．強制用部材が主コイルばねであり；そして戻し強制用部材が２次的なコイ ルばねであるを更に備えた請求項１２に定められたキャップ。 １６．■の首に環状の外部リップを有する■と封鎖係合をするようにされた■キ ャップを製造する方法にして、（ａ）中心軸のある開口を有するハウジングを形 成し、ハウジングは■の首の回りに適合する下部スカートを有し；（ｂ）■の環 状外部リップの下に適合しこれと係合するように下部スカートに内向きフランジ を設け； （ｃ）ハウジングの開口内で軸方向に可動でありかつ下部突出部材を有する作動 用キャリヤーを取り付け； （ｄ）作動用キャリヤーの下部突出部材上に作動用キャリヤーに関して軸方向可 動にリング状パッドホルダーを置き；（ｅ）パッドホルダーを■と係合する方向 に強制するために作動用キャリヤーとパッドホルダーとの間に強制用部材を設け ；（ｆ）本体と封鎖係合をするように弾性体パッドをパッドホルダーに固定し； 更に （ｇ）作動用キャリヤーを■に係合させかつ■の方に動かしこれにより強制用部 材を圧縮してパッドを■との封鎖組合いをするように強制し且つパッドが作動用 キャリヤーに関して軸方向に動くことを許すようにハンドルをハウジングに回転 可能に取り付ける段階を含んだ方法。 １７．段階（ｄ）の実行より前に作動用キャリヤーをハンドルの方に強制する 段階を更に含んだ請求項１６に定められた方法。 １８．段階（ｅ）の後でかつ段階（ｆ）の前に作動用キャリヤー上にパッドホル ダーを保持するために作動用キャリヤーに保持器を固定する段階を更に含んだ請 求項１６に定められた方法。 １９．■の中の液体と■キャップの構成要素との出会いを防止する弾性パッドを 形成する 段階を更に含んだ請求項１８に定められた方法。 ２０．フランジと■の首の環状外部リップとを組み合わせるためにハウジングが ■上を横方向に摺動させられるように内向きのフランジがハウジングに固定され る 段階を更に含んだ請求項１６に定められた方法。