JPH05504296A - 連結される砕料分級機を有する鉛直型衝撃粉砕機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 連結される砕料分級機を有する鉛直型衝撃粉砕機本発明は、所属の砕料引渡し装 置、空気によって負荷される分級機、砕製物搬出装置、並びに十分に細かくされ ていないばら荷部分を粉砕範囲に戻す搬送装置を有する鉛直型衝撃粉砕機から成 っている形式の、ばら荷状の砕料を粉砕及び分級するための装置に関するドイツ 連邦共和国特許第５７６８９５号明細書によって、衝撃壁によって取り囲まれた 遠心分離板を有している粉砕装置を備えた粉砕機引渡し装置が公知である。衝撃 リング平面の下側に、衝撃リングと一緒に駆動され、空気流を生ぜしぬる送風車 が設けられており、二の空気流は衝撃リングから落下する砕製物流と交差する。

砕製物部分が、上昇する空気によってサイクロンに供給されており、該サイクロ ンが砕製物部分を下方へ搬出しかつ排気が再び送風器に使用されうる。粗い成分 が鉛直型衝撃粉砕機の下側に設けられた粉砕装置に供給される。このような装置 の欠点は主に、分級空気が鉛直型衝撃粉砕機の範囲にも侵入してしまい、二の場 合、場合によっては不都合な流れ状態が生ぜしぬられ、この流れ状態が粉砕過程 を不都合に妨害してしまうという二とにある。さらに、十分に細かくされていな いばら荷部分を後粉砕するために、別の粉砕装置を設けなければならない。この ような構成によって、装置は嵩高になりかつ高価になる。

ヨーロッパ特許第１１８７８２号明細書は、それぞれ１つの鉛直軸を有する粉砕 装置及び分級機に関し、この場合粉砕装置は装置の下側範囲に設けられかつウオ ーム状の供給装置を介して砕料を負荷される。ウオームを介して供給される砕料 は、上方へ向かう空気流内に達し、該空気流は、粉砕装置の下側に供給され、か つ砕料が、少なくとも１つの回転する羽根車によって形成されている粉砕装置の 範囲に侵入するようにする。それに続いて、空気流は、粉砕された、並びに場合 によっては十分に細かくされていないばら荷を、再び上方へ、しかも次の分級を 行なう回転する分級装置の範囲まで支持しようとする。砕製物部分が分級装置の 上側で集合管によって搬出され、これに対して粗い砕料は一面では供給装置に再 び供給され、他面では相応する切欠きによって粉砕装置の空気流の外側に供給さ れるようになる。粉砕装置と分級装置との間に、別のガス供給部が設けられてお り、しかもガス供給部の上側に一種の孔付き薄板が配置されており、この孔付き 薄板を通ってガス供給部から侵入するガスが上方へ流れる。このような構成にお ける欠点は、上方へ向かう流れを粉砕装置の内側横断面全体にわたって保証する ために、比較的多（の空気を必要とすることである。

打撃工具を備えた単数又は複数の羽根は、回転方向で滝れ成分を生ぜしぬ、この 流れ成分は上方へ向かう空気流によって克服されなければならない。このことは 、粗い部分によって負荷された空気流のために特に当て嵌まる。同時に、外側か ら供給される第２のガス源のためにも当て嵌まり、該ガス源の流れ方向はほぼ半 径方向に延びかつ軸方向の成分において初めて変更されなければならない。装置 の比較的複雑な横道の他に、実地ではほとんど実現されずかつこのことによって 装置の全体の機能が問題になる流れ状態が生じる。

同一出願人により出願された特許出願第３８４４１７８．０号明細書は、ばら筒 状の砕料を粉砕するための方法並びに装■に関し、ここにおいて砕料は鉛直にＬ 方から粉砕装置に供給されかつ粉砕過程に続いて搬出される。砕料は＠１の加速 装置に供給されて、これによって第１の砕料粉砕にもたらされ、この場合微粒の 砕製物はこの第１の粉砕過程から上方へ向かう空気−又はガス流によって搬出さ れ、粗い粒は下方へ流れて空気−又はガス流によって少なくとも１つの、砕料を 相応する別の砕料粉砕にもたらす別の加速装！に供給され、この場合粉砕作業に より得られる微粒の砕製物は既に述べた空気−又はガス流によって搬出され、こ れに対して粗い粒は下方に流れて新たに循環路内にもたらされる。循環路内で作 動するこのような装置においては、極めてコンパクトな構成の利点が得られ、こ のことによって装置の外側に設けられた、粗い砕料のための別の搬送装置を省略 することができる。空気供給は比較的小さい横断面にわたって行なわれるので、 十分に細かくされていないばら荷部分の上方搬出は問題なく見える。しかし、空 気は第２の粉砕段の上側の大きな横断面範囲でも十分な流れ速度を有しているの で、砕製物部分を搬出することができるようにするために、場合によっては第１ の粉砕段の、周方向でもしくはこれに対して接線方向で作用する流れ成分が不都 合に粉砕過程に及ぼされてしまい、従って、場合によっては搬出される砕製物部 分は粉砕機の前述した能率に相応しない。

本発明の諜厘は、請求の範囲第１項の上位概念から出発して、粉砕機の内側の複 雑な流れを区分して、良好に制御できるようにし、並びに粉砕機内の個々の流れ の効率を高めることにある。

この課題は、 一鉛直型衝撃粉砕機と分級機とが、分離された、連結可能な駆動軸に配置されて おり、 一鉛直型衝撃粉砕機の下側に設けられている分級機が案内羽根を備えた分配板と して形成されており、−空気供給が分配板の下側で側方又は接線方向で行なわれ る、 一砕製物部分が分配板の上側で側方又は接線方向に搬出される、 一部分に細かくされていないばら荷部分が、分配板の下側で搬出されて、ばら荷 部分を砕料引渡し装置の範囲に戻す搬送装置に供給される、 という構成を組み合わせることによって解決される。

本発明の有利な構成が引用形式の請求項に記載されている。

前述の構成の組合せによって、小さな構成においても背景技術の欠点が克服され る。この場合、粉砕及び分級並びに十分に細かくされていないばら荷部分の再供 給の作用は別個に実施されており、しかも粉砕並びに分級の動作は依然として１ つの及び同じ粉砕機内で実現されることができる。背景技術に対する利点は、主 に、粉砕の範囲における分級空気の、場合によっては粉砕作業に不都合に影響を 及ぼすことになる不都合な上方流は得られないことにある。同時に、大きすぎる 粒の新たな供給のために当て嵌まる。両方の駆動軸の連結は、一方の駆動部又は 他方の駆動部が故障する際に粉砕機の運転が正しく維持されることができるとい う理由で意味があると思われる。２つの駆動部において、鉛直型衝撃粉砕機及び 分級機が種々の回転数で運転されることができるという利点が得られる。

分級空気の一部分は、有利にはバイパス−導管を介して同時に、十分に細かくさ れていないばら荷部分を搬出するために使用され、しかも分級空気によって下方 へ落された粗い成分は搬出空気を介して螺旋状又は円形状の運動にもたらされ、 かつ単数もしくは複数の搬出開口の範囲に搬出されて、直接搬送装！に供給され る。

必要とあれば、分配板が案内羽根を備えていることができ（後粉砕車）、この案 内羽根は、場合によっては別の衝撃壁によって取り囲まれていて、かつこのこと によって後粉砕を生ぜしめることができる。

搬送装置は従来のバケットコンベヤによって形成されることができ、このパケッ トコンベヤは大きすぎる粒を直接、鉛直型衝撃粉砕機の上側の砕料引渡し装置の 範囲にもたらす。しかし、別の構成では、十分に細かくされていないばら荷部分 を空気流によって上方へ搬送する上昇管も設けられており、しかもここにおいて 有利には、分離装置を介して空気流からばら荷部分が分離されるようになってお り、このため間違った空気は鉛直型衝撃粉砕機の範囲内に達しない。

細かい成分の粗い成分からのきれいな分離を惹起するために、側方で供給される 空気量が十分でないと、下方の分級機ケーシングの相応の構成において下方から 付加的なフレッシュ空気を供給することができ、この場合、特別に配置された、 ケーシングにおける空気流出開口によって個々の空気流の流れ妨害が排除される 。付加的なフレッシュ空気供給は、分級が次の後粉砕段を形成し、かつここで行 なわれる後粉砕作業により空気の上方流が妨害される限りは意味があると思われ る。

本発明を図示の実施例に基づき以下に説明する。

Ｖｔ１１つの図面は、本発明の装置１の縦断面図を示し、この装置は以下の構成 部材から成る・ 即ち、構成部材は、鉛直型衝撃粉砕機２、分級機３、砕製物搬出装置４並びに十 分に細かく砕けかれていないばら荷部分を鉛直型衝撃粉砕機２の上側に配置され ている砕料引渡し装置６の範囲（こ戻すための搬送装置５である。砕料は、例え ばセル車仕切り部材７を介して塔として形成された砕料引渡し装置６内に装入さ れ、従って間違った空気は機構内に侵入することができない。砕料は案内羽根９ を備えた分配ざら８に落ちる。

分配ざら８は、駆動装置１０によって回転駆動可能である。案内羽根９を介して 、供給された砕料がばら荷ｌｌ内に装入され、このばら筒内で主粉砕作業が行な われる。案内羽根の送風機作用によって生ゼしのられるほぼ半径方向もしくは接 線方向に向く空気流を除いて、ここには、場合によっては上昇するあるいは外か ら供給される空気による妨害する空気流入は存在しない。

砕料ばら荷が形成されると、既に十分に細かくされたばら荷部分も、まだ十分に は細かく砕かれていないばら荷部分も、ホッパ１２及び１３によって下方へ流れ 、ホッパ出口１４内で、場合によっては羽根１５を備えた分配板１６に引き！さ れる。羽根１５が分配板１６に存在していると、環状の衝撃璧１７の配置によっ て後粉砕を実現することができ、しかしこの後粉砕はあらゆる場合に必要な訳で はない。分配板１６の下側に空気供給導管１８が設けられており、この空気供給 導管は分級機３のケーシング１９の側方に配置されている。空気供給導管１８は 、細かいばら荷部分をまだ十分に細かくされていないばら荷部分から分離し、か つ細かいばら荷部分を分配［１６の上側の砕製物搬出装置４に供給する分級空気 を形成する。砕製物搬出装置４は後！されたサイクロン２ｏと結合する二とがで き、該サイクロンの排気Ａは場合によっては空気供給導管１８に再び利用される 。分配板１６は別個の駆動波［２１を備えており、しかも鉛直型衝撃粉砕機２並 びに分級機３の軸端部２２．２３は、必要な場合には着脱可能なカップリング２ ４を介して互いに結合されている。空気供給導管１８の軸方向で下側には、バイ パス−導管２５を介して、十分に細かくされていないばら荷部分を搬出するため に使用される別の空気供給部が設けられている。ここにおいて、分級機３の底２ ６は円錐状２７に形成されている。十分に細かくされていない下方に流れる砕料 は、バイパス−導管２５からの空気流によって螺旋又は円形状に運動されて、こ こでは上昇管の形状に形成されている搬送装置５に供給される。底２６は搬送装 置５の範囲に搬出開口２８を備えており、この搬出開口を通って粗い砕料部分及 び大きすぎる粒が上昇管５内に装入される。以下に示さない送風機Ｇが、上昇管 ５の内部に上方に向かう空気流を生ぜしめ、さらに該送風機は粗い砕料成分を上 方へ送り、かつこれを上昇管５の上方端部で別のサイクロン２９に引き渡す。そ のように分離された砕料は、セル車形仕切り部材７の下側の導管３０を介して砕 料引渡し装置６内に供給され、この場合邪魔な空気成分は砕料引渡し装置６内に 達することができる。排気Ｂは空気供給導管１８の範囲内に戻される。分級過程 を妨害する空気供給導管１８とバイパス−導管２５との間の流れ状態が生じない ために、両方の導管１８と２５との間で軸方向に分級機３の内側横断面をほぼ満 たすシーブ状の装置３１が設けられており、この装置によって粗粒は問題なく傾 斜する底２７上を通って落ちることができ、しかし上方に向かうバイパス−空気 の流れ成分は著しく排除される。

砕製物のための搬出装置４は、同様に、後続の分離波！を有する搬出螺旋部によ って形成されることができる。この搬出装置は、それぞれの使用時もしくはそｎ ぞれ砕料に関連して形成される。導管１８によって側方で供給される空気量３４ が、搬出範囲４への細粒の申し分ない搬出出力を保証するために十分にならない 限りでは、さらに、下方から空気３５を供給する（矢印方向参照）ことができる 。妨害になる流れ状態が生じないために、下方のケーシング範囲３２がほぼ円錐 状に形成されていて、かつ空気流３４を支持するために役立つ空気流出開口３３ を備えている。場合によっては、高粉砕される粗粒と一緒に再び範囲２８内に落 ち、かつそうして上昇管５に供給される。空気流３５をファン軍３７の範囲にも たらそうとするために、下方のケーシング部分３２に取付具３６が配置されてお り、該取付具は空気流出開口３３を被い、かつそのようにファンＷｌ−３７への 所期の流れ方向のために配慮する。

を 要　約　書 所属の砕料引渡し装置、空気によって負荷される分級機、砕製物搬出装置、並び に十分に細かくされていないばら荷部分を粉砕範囲に戻す搬送装置を有する鉛直 型衝撃粉砕機から成っている、ばら荷駄の砕料を粉砕及び分級するだめの装置が 提供される。鉛直型衝撃粉砕機及び分級機は、必要とあれば連結可能な分離され た駆動軸に配置されており、しかち分級機は鉛直型衝撃粉砕機の下側に設けられ ており、かつ場合によっては案内羽根を備えた分配板として形成されている。

空気供給は分配板の下側で側方又は接線方向で行なわれ、この場合、砕製物部分 が分配板の上側で側方又は接線方向に搬出され、かつ場合によっては後続の分離 装置（サイクロン）に供給される。十分に細かくされていないばら荷部分は、分 配板の下側で分級機の底範囲内に搬出開口を介して搬出され、該搬出開口は、ば ら荷部分を砕料引渡し装置の範囲内に戻す搬送装置と協働する。

国際調査報告 国際調査報告 ＰＣＴ／ＥＰ　９１１００２３６

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．所属の砕料引渡し装置、空気によって負荷される分級機、砕製物搬出装置、 並びに十分に細かくされていないばら荷部分を粉砕範囲に戻す搬送装置を有する 鉛直型衝撃粉砕機から成っている、ばら荷状の砕料を粉砕及び分級するための装 置において、以下の構成、つまリ： −鉛直型衝撃粉砕機（２）と分級機（３）とが、分離された、連結可能な駆動軸 （２２，２３）に配置されており、 −鉛直型衝撃粉砕機（２）の下側に設けられている分級機（３）が案内羽根（１ ５）を備えた分配板（１６）として形成されており、 −空気供給（１８）が分配板（１６）の下側で側方又は接線方向で行なわれる、 −砕製物部分が分配板（１６）の上側で側方又は接線方向に搬出される、 −十分に細かくされていないばら荷部分が、分配板（１６）の下側で搬出されて 、ばら荷部分を砕料引渡し装置（６）の範囲に戻す搬送装置（５）に供給される 、 という構成を組み合わせることを特徴とする、ばら荷状の砕料を粉砕及び分級す るための装置。
2. ２．鉛直型衝撃粉砕機（２）並びに分配板（１６）のためのそれぞれ１つの駆動 装置（１０，２１）を有しており、さらに両方の駆動軸の互いに対向して位置す る軸端部（２２，２３）が、両方の軸と係合されるカップリング（２４）を介し て互いに結合可能である請求項１記載の装置。
3. ３．十分に細かくされていないばら荷部分が、分配板（１６）の底範囲（２６） に搬出可能であり、さらに底（２６）が搬出開口（２８）の方向で傾斜部（２７ ）を有しており、該傾斜部が搬送装置（５）と結合されている請求項１又は２記 載の装置。
4. ４．十分に細かくされていないばら荷部分の搬出が、分級機ケーシング（１９） の側方又は接線方向に配置された少なくとも１つの空気供給装置（２５）によっ て助成されようになっている請求項１から３までのいずれか１記載の装置。
5. ５．空気供給装置（２５）が、分級空気導管（１８）から引出し可能な少なくと も１つのバイパスー導管によって形成されている請求項１から４までのいずれか １記載の装置。
6. ６．分級空気導管（１８）とパイパスー導管（２５）との間の範囲に、分級機（ ３）の内側横断面をほぼ満たすシーブ状の装置（３１）が設けられている請求項 １から５までのいずれか１記載の装置。
7. ７．搬送装置（５）が、十分に細かくされていないばら荷部分を鉛直型衝撃粉砕 機（２）の上側の砕料引渡し装置（６）に直接供給するバケットコンベヤとして 形成されている請求項１から６までのいずれか１記載の装置。
8. ８．搬送装置（５）が上昇管として形成されており、該上昇管の内側で、十分に 細かくされていないばら荷部分が鉛直型衝撃粉砕機（２）の上側で砕料引渡し装 置（６）の範囲で空気流内に搬送可能である請求項１から６までのいずれか１記 載の装置。
9. ９．上昇管（５）の自由端部と砕料引渡し装置（６）との間に、空気流をばら荷 部分から分離する少なくとも１つの分離装置（２９）が設けられている請求項８ 記載の鉛直型衝撃粉砕機。
10. １０．分離装置（２９）がサイクロンとして形成されており、さらにサイクロン 搬出部（３０）が砕料引渡し装置（６）内に開口しており、かつ排気（Ｂ）が再 び分級−及び／又は搬出空気導管（１８，２５）に使用されるようになっている 請求項８又は９記載の装置。
11. １１．砕製物部分が、分級機（３）の上側で側方又は接線方向で搬出可能であり 、かつ分離装置（２０）にサイクロンの形状で供給可能であり、さらに排気（Ａ ）が再び分級−及び／又は搬出空気導管（１８，２５）に使用されるようになっ ている請求項１から１０までのいずれか１記載の装置。
12. １２．砕袋物部分が螺旋部によって搬出可能である請求項１から１１までのいず れか１記載の装置。
13. １３．分級機（３）の下方のケーシング範囲（３２）がほぼ円錐状に形成されて いて、かつ空気流出開口（３３）を備えており、この空気流出開口を通って別の 空気量（３５）が下方から分級機（３）の範囲に供給可能である請求項１から１ ２までのいずれか１記載の装置。
14. １４．ケーシング範囲（３２）が取付具（３６）を備えており、核取付具の下方 範囲が、空気流出開口（３３）の下側に設けられており、かつ空気流出開口の上 方端部がファン車（３７）の近くまで延びている請求項１から１３までのいずれ か１記載の装置。