JPH05504087A - 冠状動脈を形状特定する表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 冠追跡表示 本出願は、カリフォルニア法人、ンーダースーサイナイ・メディカル・センター への両譲渡人、発明者ジエイムス・ニス、ウィッティング及びニール・イーグラ −の名で提出される。

関連出願の交叉引例 本出願は１９９０年１１月１４日、同一発明者の名で、同一名称で出願された同 時係属出願番号０７／６１４．７９０の一部継続であり、ここで全て述べるよう にこれを引用して明細書記載の一部とする。

発明の背景 １、発明の分野 本発明は冠追跡表示に関する。より特異的には、本発明は、血管映画撮影におけ る冠状動脈病巣の詳細の可視性を改良する冠追跡表示に関する。

２、関連技術の記載 冠状動脈切片についての血管映画撮影は、典型的にはＸ線像によりなされる。動 脈は対比材料（例えば、その内にヨードを伴う大分子、例えば、メチルアミンン アトロゾアート（レッグラフイン７６の名の下に販売される）又はイオヘキサー ル（オムニバチの名の下に販売される））で満たされて、その動脈切片が試験さ れる。医療関係者は、動脈の内壁の形を試験し、対比材料が満たされると予セさ れるがそうでないスペースを探す。これらのスペースは「充填欠如」と呼ばれて 、一般に特別な処置が望ましい病巣を示す。

医療関係者により後に調べるのに冠状動脈切片の像を集め表示することは有利で ある。例えば、このような像の検査は、病巣を検出し突き止めるのに有用であり 、介在方法により患者を処置するのを援助する。しかしながら、この分野で起き る一つの問題は、血管映画撮影により課せられる条件下で像特性が貧弱であり、 医療関係者にとって、発症特質を容易に認識することが困難なことである。

カテーテルを冠に挿入し、病巣を含む動脈切片に近づき、そして、病巣上で介在 治療を実施することも有利でありうる。例えば、病巣をバルーンで拡げ又はレー ザーで除去する。これらの処置は逆の効果を有しうるので、どの病巣が本当に処 置を必要としているか確認することが望ましい。

この分野で起る別の問題は、そのようなカテーテルを患者の動脈網内を移動する のが難しいことである。カテーテルを動かしながら、患者の動脈網上カテーテル の像を焼き付けるのが有利である。しがながら、対比材料が患者に逆の効果を有 し、カテーテルを動かしながら、血管映画撮影像を集めて表示するのは一般に好 ましくない。

発明の要約 本発明は、血管映画図の各枠を（デジタルに又はアナログ）調節することにより 血管映画図における冠動脈病巣の詳細を表示する方法を提供し、これにより、病 巣が表示上の固定した位！に絶えず表示される。結果として、依然としてそのま まである心臓組織が背景において静止した動脈切片を越えて動くように見え、表 示された動脈切片が医療関係者により確認され、試験されるのを容易にする。

好ましい実施態様では、血管映画撮影像枠は、デジタル化され、プロセッサーに より加工され、機枠は、デジタル型にシフトして、心臓切片を各粋において実質 的に同一観察位置に置く。

好ましい実施態様では、連続的に起こる機枠は観察者に立体鏡対として現れ、凝 立体鏡映像を生ずる。結果として、動脈切片は観察者に対し最前面に現れ、あた かも、それは依然として存在する心臓組織の前に浮んでいる。さらに機枠はさら に加工され医療関係者による試験を促進する。プロセッサーは血管映画図の定量 測定をなし、これらの測定の結果を表示して血管映画図の検査を促進する。枠は 平均化され多量の音を減じ、全ての構造音を鈍らせうる。枠は対血管映画図に匹 敵し、明瞭又は対比を増す。血管映画図に対する同等の適合は治療手段を導くの を助け、又は、他の映像手段、例えば、透視を強めるのを助けつる。

図面の簡単な説明 図１は、血管映画撮影システムの図面を示す。

図２は、血管映画図における病巣の像を調節するためのデジタル加ニジステムの 構成図を示す。

図３は、凝立体鏡映像を生ずるためのデジタル加ニジステムの構成図を示す。

図４は、カテーテル法において促進するために用いられる血管映像撮影システム の構成図及び図面を示す。

好ましい実施態様の説明 図１は、血管映画撮影システムの図面を示す。

血管映画撮影システム１０１は、Ｘ線を保護するためのテーブル１０２の下のＸ 線発生管１０４及びテーブルの上方にＸ線を受けるために置かれたＸ線増強管１ ０５を伴う、患者１０３を上に置（テーブル１０２を含む。Ｘ線増強管１０５は 、この分野でよく知られているように、患者の心臓１０９のビデオ像シグナル１ ０８を生じつる運動図カメラ１０６又はテレビジョンカメラ１０７と結合しつる 。ビデオ像シグナル１０８は、膵臓媒体、例えばビデオテープ１１０に蓄えられ 、この分野でよく知られているように、医療関係者により検査されるため、ビデ オモニター１１１に取り戻し表示しう運動図カメラ１０６により取られたフィル ム１１２は、又、映写スクリーン１１４上に運動図ブロンエフター１１３により 表示しつる。フィルム像は調節鏡１１５て運動図プロジェクタ−１１３により方 向付けしつる。そして、鏡はフィルム像を映写スクリーン１１４上に配置しつる 。

図２は、血管映画図における病巣の像を調節するためのデジタル加ニジステムの 構成図を示す。

好ましい実施態様では、ビデオ像シグナル１０８はプロセッサーシステム２０１ と結合し、これはビデオ像シグナル１０８をデジタル化し、デシタルングナル２ ０２をメモリー２０３に蓄える。プロセッサーシステム２０１は次いて血管映画 図の各枠を調節し、病巣は表示スクリーン上固定位置に絶えず表示される。

好ましい実施態様では、プロセッサーシステム２０１は、この分野でよく知られ ているように、プロセンサー、蓄えたプログラムを含むメモリー、データを含む メモリー、及び入力／出力装置を含みうる。プロセッサーシステム２０１の操作 は、それが行なわれる作用の期間内に与えられるが、当業者にとって、明細書、 図面及び請求の範囲を読んだ後、ここに開示された作用を達成するために標準マ イクロプロセッサ−の修飾及び／又はプログラミングは容易な作業であり、過度 の実験を要しないことは明らかである。

好ましい実施態様では、プロセンサー／ステム２０１は、ＡＤＡＣコーポレーシ ョンにより造られたＡＤＡＣコンピューターを含み、或いはゼネラル・エレクト リック・コーポレーションにより造られたＧＥ　ＤＸＣ像取得シテムを含みうる 。

病巣位置でのデータの収集 好ましい実施態様では、プロセッサーシステム２０１は、この分野でよく知られ ているように、ヒトオペレーターにより互いに作用して操作しつる。まずプロセ ッサーシステム２０１は、メモリー２０３から蓄えたデジタルシスグナル２０２ の単−枠２０４を回収し、オペレーターのモニター２０５上にその枠２０４を表 示しうる。各枠２０４は表示されると、血管映画図は書１者の心臓１０９の運動 図を示す。この運動図において、動脈切片２０６は病巣２０７のある所に現れる 。しかしながら、患者の心拍のために病巣２０７は、スクリーン上を動きまわる 傾向がある。

ヒトオペレーター２０８は、オペレーターのモニター２０５を試験しく例えば、 指摘装置、例えば、ライトペン、マウス又は軌道ボールで）、病巣２０７の枠２ ０４内に位置を示しうる。プロセッサーシステム２０１はオペレーター２０８に より指示を受け、枠２゜４に関係している病巣２０７に対する空間座標２０９の セットを蓄えつる。次いでプロセッサーシステム２０１は、蓄えられたデジタル シグナル２０２の各枠２０４についてこの相互作用プロセスを繰り返す。終了し たとき、プロセッサーシステム２０１は、病巣２゜７が患者の心拍の結果として 受ける運動のメモリー２０３内に蓄えられた記録を有する。

別の好ましい実施態様では、プロセッサーシステム２０１は端決定又は他の自動 手段により病巣２０７を位置しつる。例えば蓄えられたデジタルシグナル２０２ はピクセルのセットを含み、その各々は、テレビジョンカメラ１０７により見つ けられた光レベルの測定を示す。患者の動脈網は、他の構造から異なる光レベル を有しうる。

プロセッサーシステム２０１は次いで患者の動脈網を追跡し、デジタルシグナル ２０２のどの領域に動脈が現れるか、どの領域に他の構造が現れるかを測定する 。

好ましい実施態様では、端決定についてプロセッサーシステム２０１により用い られた技術は、本出願の技術補遺に記載された最高の整合フィルターに基づく技 術を含み、ここで全て述べるようにこれを引用して明細書記載の一部とする。好 ましい最高の整合フィルター技術の記載はＵＣＬＡライブラリィシステムに整理 されるジエイ、マーチン・ブファフの博士論文にも与えられ、ここで全て述べる ようにこれを引用して明細書記載の一部とする。しかしながら、当業者にとって 、明細書、図面及び請求の範囲を読んだ後、端決定の他の技術、又は病巣２０７ を位置づける他については実行可能で本発明の範囲及び精神の間にあることは、 明らかである。

この他の好ましい実施態様の一目的においては、オペレーターは同一技術により 一つの枠２０４内に病巣２０７を確認しつるが、プロセッサーシステム２０１は 、続いて起こる枠２０４に病巣２０７の位置を決定しつる。例えば、プロセッサ ーシステム２０１は病巣２０７から引用点２１０、例えば、動脈切片の接合点ま での距離に注目することにより、そして、引用点に関係して続いて起こる枠２０ ４内に病巣２０７を位置することにより病巣２０７を位置づけしつる。

この他の好ましい実施態様の他の目的において、プロセッサーシステム２０１は 動脈切片において、動脈切片がより挾い点を注目することにより病巣２０７の位 置を測定しうる。この目的において、オペレーター２０８は、表示されうる幾つ かの可能な病巣２０７からの重要な病巣を確認しうる。

血管映画図がフィルム１１２上に捕獲される所で、オペレーター２０８は映写ス クリーン１１４を試験し、（例えば指摘装置、例えば音波ｘ−ｙデジタル装置で ）（調節前）血管映画図の各枠２０４内に病巣２０７の映写スクリーン１１４上 の位置を示しつる。プロセッサーシステム２０１は、オペレーター２０８により 指示を受けうるし、枠２０４と関係する病巣２０７に対する空間座標２０９のセ ットを蓄えうる。プロセッサーシステムは次いでフィルム１１２の各枠２０４に ついてこの相互作用プロセスを繰り返しうる。完了するとプロセッサーシステム ２０１は、病巣２０７が患者の心拍の結果として経るその運動のメモリー２０３ に蓄えられた記録を有する。

その上の像加工 好ましい実施態様においては、プロセッサーシステム２０１は、医療関係者によ る視覚試験を助は医療データを作るために枠２０４をさらに加工しうる。

プロセッサーシステムは、血管映画図の定量測定を算出しつる。

例えば末端決定及び中央線決定により、プロセッサーシステム２０１は動脈切片 ２０６の長さ、巾及び空間配向、病巣２０７の大きさと位置、又は動脈切片２０ ６の他の形態及び相対的挾窄を測定又は算出する。プロセッサーシステム２０１ は、又、荒さインデックス、横断面積及び動脈切片２０６の厚さをこの分野でよ （知られた方法により算出する。病巣２０７位置上のデータが集められるので、 プロセッサーシステム２０１は、一般に自動定量測定を促進して各枠２０４内の 動脈切片２０６の位置を再算出する必要はない。

像増強技術はビデオ像シグナル１０８及び透明を増強するために変られた枠２０ ４に適用しうる。例えばプロセッサーシステム２０１は、動脈切片２０６の末端 又は他の特徴、例えば病巣２０７の位置及び大きさに設置しうるし、枠２０４を 表示しているときビデオモニター１１１上にそれらを重ねうる。プロセッサーシ ステム２０１はビデオモニター１１１上に「誤った色」として定量測定を表示し うる。

好ましい実施態様では、枠２０４は、表示するため、又は、血管映画図の定量測 定を算出するとき、量子雑音を減じ、構造雑音をぼんやりさせるため、平均化し うる。

好ましい実施態様では、病巣２０７が絶えず固定位置にも見いだされるよう血管 映画図の６枠を調節後、プロセッサーシステム２０１は調節した枠２０４を平均 化し、平均上に定量測定を算出しうる。

平均は約３０枠２０４の心臓周期を越えうる。他の好ましい実施態様では、プロ セッサーシステム２０１は、６枠２０４について定量測定を算出し、心臓周期を 越えて定量測定を平均化しうる。

好ましい実施態様では、枠２０４は、又、表示するため、又は、血管映画図の定 量測定を算出するとき、対比を増強するため加工しつる、好ましい実施態様では 、これらの段階を行ないうる。

（１）対比材料プレゼント及び病巣２０７について集められた空間座標２０９の セットに基づいて調節された６枠２０４と共に、第１血管映画図が取られつる。

（２）第２血管映画図が取られる。今回は、対比材料プレゼント第１血管映画図 において、病巣２０７について集められた空間座標２０９のセットに基づいて調 節された６枠２０４がない。

（３）第２血管映画図の６枠２０４は、調節後、第１血管映画図の対応枠２０４ から、又は対比材料プレゼントと共に取られた第３血管映画図の対応枠２０４か ら除く。別法として、第２血管映画図の枠２０４は、調節後、心臓周期を越えて 平均化され、平均は第１血管映画図の全枠２０４から除かれる。

当業者にとって、明細書、図面及び請求の範囲を読んだのち、他のそして次のシ グナル加工を、蓄えられたデジタルシグナル２０２、例えば濾過、雑音除去、及 び他の関連技術に実施しうろことは明らかであろう。かかる他のそして次のシグ ナル加工は、実行可能で本発明の範囲及び精神の内にある。

病巣を表示すること プロセッサーシステム２０１は次いで医療関係者による検査のためビデオモニタ ー１１１上に蓄えられたデジタルシグナル２０２を表示しつる。まずプロセンサ ーシステム２０１はメモリー２０３から単に枠２０４を取り、病巣２０７の空間 座標を観察しつる。プロセッサーシステム２０１は、次いでその枠２０４を調節 し、病巣２０７を特別な位置（例えば、スクリーンの中央近くの位置に）に置く 。別法としてプロセンサーシステム２０１は、初めに病巣２０７を第１枠２０４ におけるように同一位置に貫くことを除き６枠２０４を調節しつる。結果として 病巣２０７は各スクリーンに同一位置に現れ、残る心臓組織は背景に静止動脈切 片を過ぎて動くよってある。

プロセッサーシステム２０１は、又、映写スクリーン１１４上に、フィルム１１ ２上にとらえられたように血管映画図を表示しうる。

プロセッサーシステム２０１は鏡１１５に結合し、映写スクリーン上へのフィル ム像の反映を絶えず調節するように鏡１１５の位置を絶えず調節しうる。特にプ ロセッサーシステム２０１は、鏡１１５の位置を調節し、病巣２０７は、フィル ム１１２の各枠中、映写スクリーン１１４上同−位置に、デジタル枠機が調節さ れ、病巣２０７が各枠２０４内の同一位置に現れるかのように同じ仕方で現れる 。

凝立体鏡映像 図３は凝立体鏡映像を生ずるためのデジモル加ニジステムの構成図を示す。

好ましい実施態様では、プロセッサーシステム２０１は、立体的対として医療関 係者に対し、一対の逐次枠２０４を示し、凝立体鏡映像を生ずる。奇数枠３０１ は立体的表示３０３の左半分３０２に表示され、一方偶数枠３０４は立体的表示 ３０３の右半分３０５に表示される。立体的表示３０３が適当な立体的装置で見 ると、この分野でよく知られるように３次元像が現れる。結果として、動脈切片 は、残っている心臓組織の前に浮いているように最前面に観察者に現れる。

カテーテル法での促進 図４は、カテーテル法において促進するために用いられる血管映画撮影／ステム の構成図及び図面を示す。

好ましい実施態様では、カテーテル患者４０１は、患者の動脈の一つ（典型的に は大腿動脈）にこの分野でよく知られるように挿入されるカテーテル４０２で挿 入されつる。好ましい実施態様てはカテーテル患者４０１は、カテーテル４０２ のＸ線像４０４を生じるＸ線透視機械４０３上に位置しうる。Ｘ線像４０４は次 いてプロセッサーシステム２０１によりメモリー２０３がら取った枠２０４上に 重ねて合成像４０５を形成する。次いで合成層は調節され、カテーテルは、像１ ７の同一位置に残る。

例えば、プロセッサーシステム２０１は、これらの同一座標調節をカテーテル４ ０２のＸ線像４０４に適用して座標調節のセットを血管映画図について造られた それに簡単に「再生」しつる。本発明のこの目的では患者の心拍による像の動き が本質的に除かれ、カテーテル法を実行している医療関係者は、患者の動脈網中 のカテーテルの経路指示を決定しつる。

同様の方法で、血管映画図について記録された座標調節は、他の治療手段、例え ばバルーン血筋形成、レーザー血管形成、アテセクトミイ、ステント挿入、血管 摘出、脈管的超音波、放射治療及び薬理剤デリハリイを導くのを助けうる。一般 に動く物体で体を冒すとき、その物体の進行はここに記載された技術により調節 された像により観察し、動物体の進行は患者の体の比較的固定したマツプに関し て測定しつる。好ましい実施態様ではこれらの段階を行ないつる。

（１）対比材料プレゼント及び病巣２０７について集められた空間座標２０９の セントに基づいて調節された６枠２０４と共に第１血管映画図が取られつる。像 増強技術は動脈切片２０６及び病巣２０７の位置の明瞭さを増強するのに適用し つる。

（２）治療方法を本物の第２血管映画図で実施しうる。合図は対比材料プレセン トなしである。第２血管映画図において動脈切片２０６又は病巣２０７を見るこ とは大変困難であり、それで第１血管映画図からの像増強の結果をそれらを確認 するのに用いる。好ましい実施態様では、第２血管映画図の６枠２０４は、第１ 血管映画図の間に集められた空間座標２０９のセントに基づいて調節しつる。

好ましい実施態様では、患者の心電図は、第１血管映画図からの空間座標２０９ を第２血管映画図における枠２０４と一致させるのに用いうる。好ましい実施態 様では、プロセッサーシステム２０１は動脈切片２０６の末端又は他の特徴、例 えば病巣２０７の位置及び大きさを示し、枠２０４を治療方法についての「道路 地図」として表示するときビデオモニター１１１上にそれらを重ね合せうる。

好ましい実施態様では、段階（１）及び（２）は、連続して交互に行ない、第１ 血管映画図を取り、次いで治療方法を像増強の結果を用いて少し進め、次いで他 の第１血管映画図を取り、次いて次の像増強の結果を用いて治療方法を進める等 。

他の医療像形成適用 当業者にとって、明細書、図面及び請求の範囲を見たのち、血管映画図について ここに記載された技術がＸ線透視検査にも適用しうることは明らかである。Ｘ線 透視検査の技術においてＸ線発生管（血管映画撮影システム１０１のＸ線発生管 １０４と同様）はＸ線を発するのに配し、又、Ｘ線増強管（血管映画撮影システ ム１０１のＸ線増強管１０５と同様）は、Ｘ線を受けるのに配しつる。Ｘ線増強 管１０５は、患者１０３のＸ線像の直接表示についての表示（血管映画撮影シス テム１０１のビデオモニター１１１と同様）に結合しつる。

Ｘ線透視検査の技術において生じた一つの問題は、Ｘ線への過度のａ露が患者１ ０３及び全ての近くの医療関係者（例えばＸ線像を観察する者）に放射性障害の 危険に置くことである。一つの解決は、連続運動図、即ち血管映画図と類似のＸ 線映画の幻影を与える表示速度で、Ｘ線の比較的短かい噴出のみを用いて、割合 に穏やがなＸ線像の連続を発生する。例えば、発生又は表示する秒当りの枠（「 枠速度」）の数を減することによりＸ線への暴露を減じることは利益である。し かしながら、患者の心拍ゆえ、これは、飛びはねて観察が困難であるＸ線像を生 ずる効果を有する。

Ｘ線透視検査Ｘ線像の６枠ではここに示される技術により調節される、確認され た特徴（例えば動脈切片又は病巣）は表示スクリーン上の固定した位置に連続的 に表示される。確認された特徴はスクリーン上を動き回らないので、低い枠速度 により誘発されるかも知れない飛びはねは好回し、像は許容しうる性質となる。

従って、枠速度は秒当りの約３０枠から秒当り約３枠又はより小に減じ、一方動 脈切片又は病巣の許容しつる視覚化を維持する。

当業者にとって、明細書、図面及び請求の範囲を見たのち、血管映画図について ここに記載された技術をＸ線以外の像影シグナルに用いる像影適用を含む他の医 療像影適用に応用しうろことは明らかである。例えばここに記載された技術は、 又、（幾つかの形の、例えば運動、トランスソファゲアル、経胸腔的、脈管内超 音波）心エコー検査、超音算定断層撮影法、シネ磁気共鳴像影及び単一光子放出 算定断層撮影法に適用しうる。一般に運動特徴を含む像の列はここに記載された 技術により調節されて像における比較的固定された位置に運動特徴を絶えず維持 し、調節された像は人員又は、運動特徴について比較的固定した位置を調べるの に利益が見いだせる手段により使用しうる。

別の実施態様 好ましい実施態様がここに記載される一方、発明の概念及び範囲内にある多くの 変化が可能であり、これらの変化は、当業者にとって明細書、図面及び請求の範 囲を見たのち、明らかとなろう。

ｋ４− 要約書 病巣が表示上の固定した位置に絶えず表示されるために血管映画図の６枠を調節 することによる血管映画図における冠状動脈病巣の詳細を表示する方法。依然と してそのままである心臓組織が背景において静止した動脈切片を越えて動くよう に見え、表示された動脈切片が医療関係者により確認され、試験されるのを容易 にする。血管映画撮影像枠はプロセッサー（２０１）によりデンタル化され、加 工されて、機枠はデノタル的にノットして動脈切片を６粋における実質的に同一 観察者位置に置く。連続的機枠は観察者に立体鏡対として現れ、凝立体鏡映像を 生ずる。動脈切片は観察者に対し最前面に現れあたかもそれは依然として存在す る心臓組織の前に浮んでいる。機枠はさらに加工され、医療関係者による試験を 促進する。

プロセッサーは血管映画図の定量測定をなし、これらの測定の結果を表示して血 管映画図の検査を促進する。枠は、平均化され、多量の音を減じ全ての構造音を 鈍らせつる。枠は対血管映画図に匹敵し、明瞭又は対比を増す。血管映画に対す る同等の適合は治療手段を導くのを助け、又は、他の映像手段、例えば透視を強 めるのを助ける。

補正音の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 平成４年７月１４日

Claims (59)

【特許請求の範囲】
1. １．血管映画図における冠状動脈の切片を表示する方法であって、血管映画図の 各枠を調節する段階を含み、切片は表示スクリーン上実質的に固定した位置に絶 えず表示される。
2. ２．調節する段階がデジタル式に実施される請求項１の方法。
3. ３．調節する段階が その枠を表示上に反射する傾向がある鏡にその枠を向けること及び その鏡の位置を調節してその枠はその表示上の調節された位置に反射すること の段階を含む請求項１の方法。
4. ４．血管映画図における冠状動脈の切片を表示する方法であって、血管映画図像 枠を計数化すること その像枠における動脈切片を設置すること、及びその像枠をデジタル的にシフト して その像枠の各１つにおける実質的に同一観察位置に動脈切片を設置すること の段階を含む。
5. ５．設置する段階が 少なくとも１つのその像枠をオペレーターに表示すること、及びそのオペレータ ーからその動脈切片の位置を示す情報を取ることの段階を含む請求項４の方法。
6. ６．設置する段階が端決定の段階を含む請求項４の方法。
7. ７．続いて起こる像枠が立体的対として観察者に示される請求項４の方法。
8. ８．像枠が観察者により試験を促進するのにさらに加工される請求項４の方法。
9. ９．多数のその枠を平均化する段階を含む請求項４の方法。
10. １０．平均化の段階の結果に基づく脈管断面積の測定を計数化する段階を含む請 求項９の方法。
11. １１．血管映画図における冠状動脈の切片を表示する方法であって、 その血管映画図の多数の枠におけるその切片を確認すること、及び その枠の各々の表示位置を調節してその切片をその枠の各々における実質的に同 一の観察位置に置くことの段階を含む。
12. １２．血管映画図における冠状動脈の切片を表示する方法であって、 その血管映画図の多数の枠におけるその切片を確認すること、各々のその枠の表 示位置を調節してその切片をその枠の各々における実質的に同一の観察位置に置 くこと、及び、その調節された表示位置にその枠の各々を表示することの段階を 含む。
13. １３．その枠がデジタル像枠を含む請求項１２の方法。
14. １４．確認の段階が 少なくとも一つの像枠をオペレーターに表示すること及びその動脈切片の位置を 示す情報をそのオペレーターから取りもどすことの段階を含む請求項１２の方法 。
15. １５．確認する段階が端決定の段階を含む請求項１２の方法。
16. １６．患者内にカテーテルを動かす方法であって、多数の枠内にその患者の体に おけるそのカテーテルの像を生成すること、 その枠の各々の表示位置に調節してそのカテーテルのその像をその枠の各々にお ける実質的に同一観察位置に置くこと、及びその枠の各々をその調節された表示 位置に表示することの段階を含む。
17. １７．そのカテーテルのその像がＸ線像である請求項１６の方法。
18. １８．調節する段階が 枠の２次数における動脈切片の位置に基づく、枠の１次数に適用されるべき調節 のセットを決定すること及びそのカテーテルのその像のその表示位置に調節のセ ットを適用することの段階を含む請求項１６の方法。
19. １９．第１血管映画図における冠状動脈の切片を表示する方法であって、 第２血管映画図の各枠を調節して切片は各その枠に対する調節のセットに応答し て表示スクリーン上の実質的に固定された位置に絶えず表示されること、及び、 第２血管映画図の各その枠に対する調節のそのセットに応答してその第１血管映 画図の各枠を調節することの段階を含む。
20. ２０．その第１血管映画図の少くとも一つの枠とその第２血管映画図の少くとも １つに対応する枠を比較する段階を含む請求項１９の方法。
21. ２１．その第２血管映画図の少くとも１つに対応する枠からその第１血管映画図 の少くとも１つの枠を取る段階を含む請求項１９の方法。
22. ２２．その第１血管映画図の多数の枠の平均を算定すること、及び その第２血管映画図の少くとも１つの枠からその平均を取ることの段階を含む請 求項１９の方法。
23. ２３．その第２血管映画図に対応する像増強を算出すること、及び その像増強に対応するその第１血管映画図の少くとも１つの枠を増強する の段階を含む請求項１９の方法。
24. ２４．その第２血管映画図に対応する少くとも１つの動脈切片の位置を算出する こと及び、 その第１血管映画図の少くとも１つの枠上にその位置のインディケーターを重ね ること の段階を含む請求項１９の方法。
25. ２５．算出すること及び重ね合せることの段階を繰り返して交互にかえる段階を 含む請求項２４の方法。
26. ２６．その第１および第２血管映画図の各枠を調節することの段階を繰り返して 交互にかえる段階を含む請求項１９の方法。
27. ２７．Ｘ線透視検査像を表示する方法であって、そのＸ線透視検査像を比較的低 い枠速度でとらえること及び、そのＸ線透視検査像の各枠を調節してそのＸ線透 視検査像における予め定めた特徴が表示スクリーン上実質的に定まった位置に絶 えず表示されること、 の段階を含む。
28. ２８．比較的低い枠速度が秒当り２５枠以下である請求項２７の方法。
29. ２９．動いている特徴の像の配列を表示する方法であって、像のその配列の各枠 を調節する段階を含み、その動いている特徴は表示スクリーン上の実質的に固定 した位置に絶えず表示され、像のその配列は心エコー検査、超速算定断層撮影法 、シネ磁気共鳴像影又は単一光子放出算定断層撮影法に応答して作られる。
30. ３０．多数の枠を有する血管映画図における冠状動脈の切片を表示するためのシ ステムであって、 その枠を表示上に反射するよう配置された鏡に少くとも１つのその枠を導くため の手段及び、 少くとも１つの枠がその表示上の調節された位置に反射するようその鏡の位置に 調節するための手段 を含む。
31. ３１．血管映画図における冠状動脈の切片を表示するシステムであって、 血管映画図像枠をデジタル化する手段、その像枠内に動脈切片を位置する手段、 及びその像枠をデジタル的にシフトし動脈切片をその像枠の各１つにおける実質 的に同一観察位置に置く手段を含む。
32. ３２．位置するための手段が その像枠の少くとも１つをオペレーターに表示する手段及びその動脈切片の位置 を示す情報をそのオペレーターから取りもどす手段 を含む請求項３１のシステム。
33. ３３．端決定のための手段を含む請求項３１のシステム。
34. ３４．続いて起こる像枠を立体的対として観察者に示す手段を含む請求項３１の システム。
35. ３５．観察者により試験を促進するため像枠をさらに加工する手段を含む請求項 ３１のシステム。
36. ３６．多数のその枠を平均化する手段を含む請求項３１のシステム。
37. ３７．平均化するその手段に対応する脈管断面積の測定を計数化する手段を含む 請求項３６のシステム。
38. ３８．血管映画図における冠状動脈の切片を表示するシステムであって、 その血管映画図の多数の枠におけるその切片を確認する手段、及び その枠の各々の表示位置を調節してその切片を、その枠の各々における実質的に 同一の観察位置に置く手段を含む。
39. ３９．血管映画図における冠状動脈の切片を表示するシステムであって、 その血管映画図の多数の枠におけるその切片を確認する手段各々のその枠の表示 位置を調節してその切片をその枠の各々における実質的に同一の観察位置に置く 手段及びその調節された表示位置にその枠の各々を表示する手段を含む。
40. ４０．その枠がデジタル像枠を含む請求項３９のシステム。
41. ４１．確認の段階が 少くとも一つの像枠をオペレーターに表示する手段、その動脈切片の位置を示す 情報をそのオペレーターから取りもどす手段を含む請求項３９のシステム。
42. ４２．端決定の手段を含む請求項３９のシステム。
43. ４３．患者内にカテーテルを動かすシステムであって、多数の枠内にその患者の 体におけるそのカテーテルの像を生成する手段、 その枠の各々の表示位置に調節して、そのカテーテルのその像をその枠の各々に おける実質的に同一観察位置に置く手段、及びその枠の各々をその調節された表 示位置に表示する手段を含む。
44. ４４．そのカテーテルのその像がＸ線像である請求項４３のシステム。
45. ４５．枠の２次数における動脈切片の位置に基づく、枠の１次数に適用されるべ き調節のセットを決定する手段及びそのカテーテルのその像のその表示位置に調 節のセットを適用する手段を含む、請求項４３のシステム。
46. ４６．第１血管映画図における冠状動脈の切片を表示するシステムであって、 第２血管映画図の各枠を調節して切片は各その枠に対する調節のセットに応答し て表示スクリーン上の実質的に固定された位置に絶えず表示される手段、及び、 第２血管映画図の各その枠に対する調節のそのセットに応答してその第１血管映 画図の各枠を調節する手段を含む。
47. ４７．その第１血管映画図の少くとも一つの枠とその第２血管映画図の少くとも １つに対応する枠を比較する手段を含む請求項４６のシステム。
48. ４８．その第２血管映画図の少くとも１つに対応する枠からその第１血管映画図 の少くとも１つの枠を取る手段を含む請求項４６のシステム。
49. ４９．その第１血管映画図の多数の枠の平均を算定する手段及びその第２血管映 画図の少くとも１つの枠からその平均を取る手段を含む請求項４６のシステム。
50. ５０．その第２血管映画図に対応する像増強を算出する手段及びその像増強に対 応するその第１血管映画図の少くとも１つの枠を増強する手段 を含む請求項４６のシステム。
51. ５１．その第２血管映画図に対応する少くとも１つの動脈切片の位置を算出する 手段及び、 その第１血管映画図の少くとも１つの枠上にその位置のインディケーターを重ね る手段 を含む請求項４６のシステム。
52. ５２．Ｘ線透視検査像を表示するシステムであって、そのＸ線透視検査像を比較 的低い枠速度でとらえる手段及びそのＸ線透視検査像の各枠を調節してそのＸ線 透視検査像における予め定めた特徴が表示スクリーン上実質的に定まった位置に 絶えず表示される手段 を含む。
53. ５３．比較的低い枠速度が秒当り２５枠以下である請求項５２のシステム。
54. ５４．動いている特徴の像の配列を表示するシステムであって、像のその配列を 心エコー検査、超速算定断層撮影法、シネ磁気共鳴像影又は単一光子放出算定断 層撮影法に応答して作る手段、及び像のその配列の各枠を調節してその動いてい る特徴は表示スクリーン上の実質的に固定した位置に絶えず表示される手段、を 含む。
55. ５５．血管映画図の各枠を調節して動脈切片が表示メモリーにおける実質的に固 定した位置に絶えず見出される段階を含む方法による生成物。
56. ５６．動脈切片が表示メモリーにおける実質的に固定した位置に絶えず見出され るように血管映画図の各枠を調節すること、及び各枠への調節のセットを記録す ること の段階を含む方法による生成物。
57. ５７．その血管映画図に適用した場合、その血管映画図における動脈を表示上の 実質的に固定した位置に絶えず見られるようにする血管映画図への調節のセット を含むメモリー。
58. ５８．血管映画図の像枠の配列を含むメモリー、その像枠は、デジタル的にシフ トし、その血管映画図における動脈切片をその像枠の各１つにおける実質的に同 一観察位置に置く。
59. ５９．第１血管映画図の像枠の配列を含むメモリー、その像枠はその第２血管映 画図の各枠に対する調節のセットに反応して調節され、その第２血管映画図の各 枠に対する調節のセットはその第１およびその第２血管映画図に現れる動脈切片 が表示スクリーン上の実質的に固定した位置に絶えず表示されるように存在する 。