JPH05503883A - 孔を内面研削するための方法及び研削機 - Google Patents

孔を内面研削するための方法及び研削機

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JPH05503883A
JPH05503883A JP50431191A JP50431191A JPH05503883A JP H05503883 A JPH05503883 A JP H05503883A JP 50431191 A JP50431191 A JP 50431191A JP 50431191 A JP50431191 A JP 50431191A JP H05503883 A JPH05503883 A JP H05503883A
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ジグゲリン,ラルス
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ユーバ インターナショナル アーベー
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 孔を内面研削するための方法及び研削機支玉豆1 本発明は、孔をコンピュータ制御により内面研削するための方法に関し、特に、 研削スピンドル延長部材に担持された円錐形研削砥石を使用し、荒削り段階にお いても、精細削り段階においても研削砥石の母線と研削すべき孔の母線とが完全 に衝接した状態で工作物の孔を研削するためのコンピュータ制御による内面研削 方法及び内面研削機に関する。
111遣 既知のコンピュータ制御法による内面研削においては、研削力、送り速度、振動 、研削位置、研削する孔の直径等に関する信号をコンピュータへ送るためにセン サーが用いられる場合、プログラム可能なコンピュータの助力により非常に複雑 な、最適化された研削工程を制御することができる。従来必要とされたプログラ ム即ちソフトウェアは、個々のプログラマ−によって設計される。
研削工程は、センサー信号のいろいろな組合せによって制御することができる。
そのようなセンサー信号経時変化は、例えば研削する孔の真直度を向上させるの にも利用することができる。
米国特許第3,274,738号は、「力制御法」と称される原理を用いる内面 研削工程を制御する方法を開示している。
米国特許第3.774,349号は、該法にテーバした円錐形の研削砥石を備え た内面研削機を開示している英国特許第519,146号は、円錐形の端部分を 有する円筒形研削砥石を用いて行われる孔研削方法を開示している。
米国特許第3,197,921号、3,534,509号、3,426,483 号及び3,694,969号は、他の既知の方法、特に、上述した原理と他の原 理を組合せた方法を開示している。
λ豆亘JLI 本発明は、内面研削工程を制御するためにプログラム可能なコンピュータを使用 する。本発明は、又、孔研削工程の各段階において、研削砥石を担持しているス ピンドル又はスピンドル延長部材が送り方向に最適な外方撓み又は曲りが生じる こと、及び、研削係合の部位(研削砥石が孔を研削するために孔の表面に係合す る部位)lこおいて研削される孔の母線と研削砥石の母線との間に最適な角度の 撓みが生じるという想定に基づいている。
例えば、多くの場合、荒削り段階においても、精細削り即ち仕上げ削り段階にお いても、孔の母線と研削砥石の母線との間の角度は、できるだけ小さくすること 、即ち0°に近い撓み角とすることが望ましい、研削操作Cよ、通常、研削砥石 と工作物との軸方向の相対的往復運動を伴い、その結果、研削砥石の角度的捩れ のために研削される孔の真直度にぶれが生じる。この現象は、研削砥石の全長の 一部分だけしか係合しない孔の端部において特に顕著である。
荒削り段階においては、研削砥石を担持しているスピンドルの比較的大きな外方 への撓みが生じることが想定される。その結果、研削砥石の切削側即ち母線の周 りに実質的に均一に分配される実質的に一定の研削力が生じる。
他方、精細削り段階においては、研削砥石を担持しているスピンドルに送り方向 の比較的小さい直線的な撓みが生じることが想定される。ただし、この場合も、 研削砥石の切削側即ち母線の周りに実質的に均一に分配される研削力が生じる。
上述した最適条件は、上述したように、コンピュータ及び所要のセンサー及びト ランスジューサを含む制御系の助力により回転させ、かつ送り方向にも、他の方 向にも移動させることができるスライドシステムに取付けられた研削スピンドル によって達成することができることが知られている。
又、そのようなスライドシステムを用いた場合、研削工程の各段階にとって望ま しい外方撓み又は曲りの組合せをコンピュータにプログラムしてる(ことができ ることも知られている。
しかしながら、この種のシステムは、基本的に一般的なものであり、最終結果に 影響を及ぼす多くのパラメータと自由度を有し、非常に複雑である。
兄」Lの」L的 本発明は、上述した想定及び条件に基づくものであり、その目的は、研削工程中 連続的に枢動させるスライドシステムを使用することなく、荒削り段階において も、精細削り段階においても、研削係合部位における研削砥石の母線と孔の母線 との間の角度を小さい角度、即ちほぼOoに維持した状態で、スピンドル軸線の 望ましい直線的外方撓み又は曲りをもって、かつ、送り方向の望ましい大きさの 研削力でもって研削工程を実施することを可能にすることである。
本発明の他の目的は、過度に複雑なコンピュータプログラムの使用を必要とせず 、しかも、研削工程全体のサイクル時間を短くし、良品質の研削を達成すること ができる内面研削方法を提供することである。
本発明の他の目的は、追加の機器を設ける必要なしに、いろいろなタイプの既存 の研削機に容易に適用することができる研削方法を提供することであり、研削精 度のためのいろいろな要件を充足し、荒削り段階において効果的な研削係合を可 能にするために容易に適用することができ、精細削り即ち仕上げ削りに要求され る高精度要件を充足する内面研削方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、複雑な追加の機器を設ける必要なしに、荒削り操作と 精細削り操作との間に最適のバランスを設定することを可能にし、工具の長い送 り行程を必要とすることなく荒削り工程と精細削り工程との間で調節することを 可能にする内面研削機を提供することである。
本発明の他の目的は、サイクル時間の短い内面研削機、及び、研削孔の真直性及 び表面公差に関する高い要求を充足する内面研削機を提供することである。
免艶立す 取上及びその他の目的は、請求の範囲第1項に記載された特徴を有する内面研削 方法によって達成される。
研削砥石の回転軸線を工作物の回転軸線に対して小さな角度(α)に設定するこ とは、荒削り段階中この角度(α)の2倍の角度(2α)が帳消しにされるよう に送り圧力を選定するという特徴と相俟って、研削係合の部位(研削砥石が孔を 研削するために孔の表面に係合する部位)において研削砥石の母線を研削すべき 孔の母線と実質的に一致させることを意味する。かくして、研削砥石の軸方向の 実質的に全長が工作物に対して研削係合状態に維持され、従って、技術的歓点か らみて最大限の効率でもって荒削り段階を実施することができ、研削砥石の母線 がその全長に亙って研削すべき孔の母線に対して平行であるから、荒削り段階に おいて孔を最大限に真直ぐに研削することができる。
孔の表面を精細に研削するために荒削りのための係合部位とは直径方向に(18 0”)反対側の孔の面に研削砥石を係合させれば、研削砥石の母線が孔の母線に 一致し、それによって精細削りを最大限の効率で実施することができる。荒削り と精細削りとの2つの削り段階の間でスピンドル軸線の位置を調節する必要がな く、荒削り段階における送り圧力によってスピンドル延長部材の設定角を帳消し にすることにより、研削係合部位における研削砥石の母線が孔の軸方向延長線と 実質的に平行になる。かくして、孔の望ましい真直度がすでに荒削り段階のとき に確保される。
又、研削砥石を精細削りのために荒削りのための係合部位とは直径方向に反対側 の孔の面に係合させたとき、送り圧力を補償する必要はない。たとえ精細削り段 階において適用される送り圧力が精細削り操作にとって望ましい非常に低い圧力 であっても、研削係合部位における研削砥石の母線が孔の軸線と平行になる。又 、この場合、孔に対する研削砥石の係合は、研削砥石の軸方向の実質的に全長に 沿って行われる。
以上の説明から明らかなように、精細削りは、荒削りに使用されるのと同じ研削 砥石で行われる。これは、実用面において原則的に好ましい。これによって得ら れる利点は明らかである。1つの重要な利点は、研削砥石を荒削り段階と精細削 り段階の間で移動させる行程を非常に短くすることができることである。この研 削砥石の移動行程は、孔の直径から研削砥石の直径を差引いた距離に相当する。
ただし、精細削りを荒削りに使用されるのと別個の研削砥石で行うことも本発明 の範囲内である。この場合、精細削りに使用する研削砥石は、荒削りに使用する 研削砥石より柔らかい材料で製造されたものとすることが好ましく、荒削り用研 削砥石と精細削り用研削砥石とは、工作物の回転軸線に対して異なる角度に調節 する。
荒削り及び精細削りに単一の同じ研削砥石を使用する場合であれ、異なる研削砥 石を使用する場合であれ、本発明の教示によれば、荒削り段階中及び、又は精細 削り段階中に送り圧力を変更するために、研削工程中研削砥石の回転軸線の角度 を変更することができる。
このような研削砥石の回転軸線の角度変更は、例えば、送り圧力を増大させ、そ れによって荒削り工程をより効率的にするために望ましい場合がある。
例えば短時間に研削砥石によって削除される材料の量を多くするように所定の条 件下で研削砥石の回転軸線の角度変更を行った後、本発明によれば、スピンドル 延長部材の所定の角度設定の上述した帳消しを行うために、標準状態に戻すこと ができる。それによって荒削り操作の終了時に、そして、その後研削砥石を上述 したように孔の反対側の面に係合させて精細削り操作を開始するときに研削砥石 の回転軸線が標準状態にあるようにすることができる。
先に述べたように、研削係合の部位における研削砥石の母線と孔の母線との間の 角度は、実質的に○°であることが好ましい。しかしながら、所望ならば、この 角度を僅かに変更することも本発明の範囲内である。それは、例えば、研削砥石 を目直しする際に研削スピンドルを一定の僅かな角度だけ枢動又は回転させるこ とによって、行うことができ、研削砥石の目直しが終了したならば、研削スピン ドルをその元の位置へ回転し戻すことができる。
先に述べたように、荒削りと、精細削りとで異なる研削砥石が使用される場合は 、それぞれの研削砥石を工作物の回転軸線にたして異なる角度に設定することが できる。この場合、精細削り用研削砥石は、荒細削り用研削砥より小さい角度に 設定する。
本発明は、又、請求の範囲第8項に記載された特徴を有する研削機を提供する。
本願明細書において、研削砥石及び孔の「反対側」、研削係合部位における研削 砥石及び孔の「母線」などという用語が用いられているが、この点に関して、研 削砥石も、工作物従ってその孔も研削工程中回転することに留意されたい、従っ て、研削工程中、研削砥石も工作物の孔も常時その位置を変えていく。従って、 これらの用語は、この点に鑑みて解釈すべきであり、必ずしも文字通りに解釈す べきではなく、研削砥石も工作物も一時点において静止しているものとみなすこ とができる状態を意味するものとして解釈すべきである。
以下に、本発明を添付図に示された実施例を参照して説明する。本発明の基本的 原理をより明瞭に図示するために添付図では研削スピンドルの傾斜角、及び、研 削砥石の外方への撓み又は曲がりは誇張して示されている。
実際には、そのような傾斜角及びの撓みは、裸眼では見えないほど小さなもので ある。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の方法を適用することができる研削機の主要部の透視図である。
図2は、荒削り段階における研削砥石の工作物に対する係合態様を示す一部断面 による上面図である。
図3は、図2と同様な図であるが、精細削り段階において研削砥石が工作物の孔 の反対側の面に係合したところを示す。
図4及び5は、それぞれ異なるスピンドル及び研削砥石を用いて実施される荒削 り段階と、精細削り段階を示す概略図であり、荒削り段階と、精細削り段階とで それぞれの研削スピンドル延長部材が異なる角度に調節されているところを示す 。
図6は、従来技術を用いた場合に生じる望ましくない孔の形状を示す断面図であ る。
見上上 図1を参照すると、研削機の主要構成部品が概略的に示されている。この研削機 は、横断方向即ち左右に往復動自在の送りスライド2、チャックスピンドル3、 スピンドル3に回転自在に装着されたチャック4、駆動ベルト8を介してチャッ ク4を回転駆動するためのモータ7を含む。研削すべき孔6(図2 参、@、  )を有する工作物5は、チャック4内に握持される。
送りスライド2に近接してテーブルスライド11が取付けられている。テーブル スライド11は、送りスライド2の移動方向に垂直にチャック4に対して離接す る方向に前後に移動自在である。長い孔を研削するときは、テーブルスライド1 1は、研削すべき孔より短い研削砥石15ができる限り真直ぐに正確に孔を研削 するように前後に動かされる。
テーブルスライド11は、調節及び錠止装置10によってチャックスピンドル3 の回転軸線に対しているいろな異なる角度位置へ枢動させ、その位置に錠止する ことができる研削スピンドルホルダー12を担持している。
ホルダー12は、一端に研削砥石15を担持した研削スピンドル延長部材14を 備えた研削スピンドル13を支持する。研削砥石15は、目直し手段、例えばダ イアモンド口直し工具22によって円錐形に整形即ち目直しされる(研ぎ直され る)。
ダイアモンド口直し工具22は、チャックスピンドル3の回転軸の軸線と同じ高 さに位置するように送りスライド2上にブラケット板20によって担持される。
図2は、荒削り段階中研削砥石15が工作物5の孔6に係合しているところを示 す。研削スピンドル13の幾何学的中心軸線1.3 aは、チャックスピンドル 3の幾何学的中心軸線3aと角度αを画定する。分かり易(するために、この角 度は、図2及び3では誇張して示されているが、実際にはほとんど気がつかない ほどの小さな角度である。
工作物5の送り方向は、図2及び3に矢印P1及びP2によって示されている。
研削砥石15が工作物の孔6の周面6aに研削係合して前進することにより生じ る送り圧力の結果として、図2に示されるように研削砥石15を研削スピンドル 13に対して角度をなすように撓ませる。
荒削り段階は、所与の角度2αを実質的に帳消しにする(レベルアウトする)よ うな、即ち、研削砥石15の母線と孔6の母線とを実質的に一致させる(図3) ような送り圧力で行われる。研削砥石15は、荒削り段階において工作物に係合 する前に、該研削砥石15の、工作物の孔6に荒削り係合する母線と対向する母 線に沿ってダイアモンド目直し工具22によって目直しされている荒削り段階に おいては研削砥石15の軸方向の全長が動作し、工作物を研削する際テーブルス ライド11が工作物に対して離接する方向に前後に動かされ、工作物の孔6をそ の軸方向の全長に亙って軸方向に研削することができるようにする。
図3は、荒削り段階の後の精細削り又は仕上げ削りを示す。精細削りは、孔6の 母線と研削砥石15の母線を実質的に一致させた状態で荒削り係合の部位と実質 的に対向した孔の母線に沿って行われる。
送り圧力は、図3に示されるように精細削り段階を行うときは非常に小さく、従 って、スピンドル延長部材14は、はとんど外方へ撓曲あるいは曲げられず、チ ャックスピンドルの軸線3aに対する角度αば、スピンドル延長部材14の全長 に亙って存在する。
かくして、研削サイクルの精細削り段階中、研削砥石15の母線と孔6の母線と の間の完全な衝接が、研削砥石15の実質的に全長に亙って得られる。
図3の矢印P3は、精細削り段階中の工作物の送り方向を示す。
先に述べたように、研削砥石15は、より小さい正又は負の角度に設定すること ができる。それは1例えば研削砥石15を目直しするとき、研削スピンドル13 を小さな角度だけ枢動させることによって行うことができ、砥石の目直しが完了 した後研削スピンドル13を元の位置へ戻すことができる。
角度αは、例えば荒削り段階中にも、調節及び錠止装置13によってリセットす ることができる。その場合、研削工程中研削砥石を枢動させるための上述した中 央コンピュータ制御装置を必ずしも用いる必要はない。そのような角度調節は、 例えば、荒削り段階の一部分の間、より大きい送り力を創生ずるために行うこと ができる。
送り力は、単に研削砥石15を反対方向に枢動させることによって減少させるこ とができる。
図4及び5は、荒削り段階と精細削り段階とでそれぞれ異なる研削砥石15“及 び15゛を用いる実施例を示す。砥石のスピンドル設定及び目直しは、図2に示 された荒削り段階に関連して先に説明したのと同様の態様で行われるが、図4は 、研削砥石が目直し操作が終了したときにとる位置を示す。この位置では、目直 しされた砥石15°の母線は、チャックスピンドルの軸線3aと平行であり、次 の研削工程で荒削り係合される該砥石の母線と対向している。
又、図4においては、研削スピンドル13′及びその延長部材14°は、チャッ クスピンドルの軸線3aに対して角度α1を画定する。
チャックスピンドルを矢印Plの方向に移動させることによって送り圧力を加え ると、研削スピンドル延長部材14°が図2に示されるのと同様の態様に撓曲さ れ、工作物5の孔の内周面6aに対する研削砥石15°の荒削り係合は、それが ダイアモンド目直し工具22によって目直しされたときの母線と対向した母線に 沿って行われる。
図5は、荒削り段階の後、研削スピンドル延長部材14゛によって担持された別 の研削砥石15゛によって行われる精細削り段階を示す。研削スピンドル延長部 材14゛°は、研削スピンドル13′によって駆動される。
この研削スピンドル13°°は、チャックスピンドルの軸線3aに対して角度α 2に設定されている。角度α2ば、角度α1より小さく、非常に小さい送り圧力 で行われる精細削り段階においてもチャックスピンドルの軸線3aに対する研削 砥石15°゛の平行を保証する。
図1〜5に示された態様で本発明に従って行われる研削工程と対照して、図6は 、望ましくない形状の孔が形成される従来技術の研削方法を例示する。従来技術 の研削方法は、研削砥石と工作物との間の相対的往復動の行程が比較的長く、そ の結果として、研削砥石が誤って枢動することにより真直ぐでない、曲がった孔 が形成される。この現象は、図6に示されるように、研削砥石の一部分だけが孔 の中に位置するようになる孔の端部において特に顕著である。従来技術の研削方 法を示す図6において、参照番号105は工作物であり、115は研削砥石、1 11は往復動自在のテーブルスライドである。図1〜5に示された本発明の各実 施例の場合、研削工程の荒削り段階も、精細削り段階も、研削係合の部位におい て研削砥石の母線と孔の母線とが完全に衝接した状態で行われるので、研削操作 の効率が最大限にされる。しかも、研削された孔の真直度は極めて高い。
本発明の研削操作は、簡単な手段の助力で、即ち、制御コンピュータを複雑なソ フトウェアでプログラムする必要なしに実施することができる。本発明の研削操 作を実施するに当って必要とされるのは、単に研削スピンドルを所望の送り圧力 に調節し設定することだけである。
荒削り部位と精細削り部位の間で研削砥石が移動する移動経路は、非常に短い。
研削スピンドルホルダー12について設定する上述した角度位置は、研削工程を より能率的にするように、本発明の基本的精神から逸脱することな(変更するこ とができることは当業者には明らかであろう。
更に、荒削り段階と精細削り段階とは、研削操作を全体として不当に複雑にする ことなく、単一の同じ研削スピンドルで実施することもでき、あるいは、異なる 研削スピンドルで実施することもできる。
要 約 1 円錐形研削砥石を使用してコンピュータ制御によって工作物の孔を内面研削する ための内面研削方法。研削砥石の回転軸線(14)は、工作物(5)の回転軸線 (3a)に対して小さな角度(α)に調節する。研削砥石は、それが荒削り段階 において前記孔に係合する母線と対向した母線に沿って目直しされる。荒削り段 階は、前記角度(α)の2倍の角度(2α)を帳消しにして研削砥石の母線を前 記孔の母線と実質的に一致させるような送り圧力で実施される。本発明は、この 方法を実施するための研削機をも提供する。
国際調査報告 情−−^−−−駄PCT/Sε91100107国際調査報告 PCT/SE 91100107

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.研削スピンドル延長部材に担持された円錐形研削砥石を使用し、荒削り段階 においても、精細削り段階においても研削砥石の母線と研削すべき孔の母線とが 完全に衝接した状態で工作物の孔を研削するためのコンピュータ制御による内面 研削方法であって、(a)前記円錐形研削砥石は、前記研削スピンドル延長部材 の自由端から内方へテーパした円錐形状を有するものであり、該円錐形研削砥石 の回転軸線を工作物の回転軸線に対して小さな角度(α)をなすようにして前記 孔に位置づけし、 (b)前記研削砥石をそれが前記孔に係合する母線と対向した母線に沿って目直 しし、 (c)前記角度の2倍の角度(2α)を帳消しにして前記研削砥石の母線を前記 孔の母線と実質的に一致させるような送り圧力で前記荒削り段階を実施すること を特徴とする内面研削方法。 2.前記精細削り段階を、前記荒削り段階に使用されたのと同じ研削砥石で、該 研削砥石の母線を荒削り係合の部位と実質的に対向する孔の母線に実質的に一致 させて実施することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の内面研削方法。 3.前記荒削り段階及び、又は精細削り段階中前記送り圧力を変更するように研 削工程中前記研削砥石の回転軸線の設定角度を変更することを特徴とする請求の 範囲第1項又は2項に記載の内面研削方法。 4.前記精細削り段階を、別個の研削砥石で、好ましくは荒削り用の研削砥石よ り柔らかい材料で作られた研削砥石で実施し、荒削り用の研削砥石と、精細削り 用の研削砥石とを工作物の回転軸線に対して異なる角度に調節することを特徴と する請求の範囲第1項に記載の内面研削方法。 5.前記精細削り用の研削砥石を前記荒削り用の研削砥石より小さい角度に調節 することを特徴とする請求の範囲第4項に記載の内面研削方法。 6.前記研削砥石を日直しするとき、研削砥石のスピンドル軸線を小さな角度だ け枢動させ、研削砥石の目直しが完了した後研削砥石のスピンドル軸線を元の位 置へ戻すことを特徴とする請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の内面研削方 法。 7.荒削り段階においても、精細削り段階においても研削砥石の母線と研削すべ き孔の母線とが完全に衝接した状態で工作物の孔を内面研削するための研削機で あって、 (a)好ましくは送りスライド(2)に取付けられており、孔(6)を有する工 作物(5)を支持するようになされたチャックスピンドル(3)と、(b)研削 スピンドル延長部材(14)を有する研削スピンドルホルダー(12)と、該研 削スピンドル延長部材の自由端に取付けられた円錐形研削砥石(15)を備えた テーブルスライド(11)と、(c)研削スピンドルの回転軸線が工作物の回転 軸線(3a)に対して所定の角度(α)を画定するように前記研削スピンドルホ ルダー(12)を位置調節し、解放自在に固定するための手段(13)と、(d )研削操作中送り圧力を変更するように工作物に対して前記研削砥石の送りを、 又は研削砥石に対して工作物の送りを調節するための手段と、(e)研削砥石日 直し工具、好ましくはダイアモンド日直し工具(22)と、 (f)前記研削操作を制御するためのコンピュータとから成り、 (g)前記円錐形研削砥石(15)は、前記研削スピンドル延長部材(14)の 自由端から内方へ円錐形テーパしており、 (h)前記目直し工具(22)は、前記荒削り段階において係合する前記孔(6 )の母線と対向した母線に沿って前記研削砥石に係合するようになされており、 (i)荒削り係合は、前記研削砥石(15)の回転軸線と工作物(5)の回転軸 線との間の前記所定角度の2倍の角度(2α)が帳消しにされて、該研削砥石の 母線を前記孔の母線と実質的に一致させるような送り圧力で行われるようになさ れていることを特徴とする研削機。8.単一の同じ研削砥石(15)を用いて前 記荒削り段階と前記精細削り段階の両方を実施するようになされており、前記孔 (6)に対する該研削砥石の精細削り係合の部位は、荒削り係合の部位と実質的 に対向する孔の母線に沿う位置であることを特徴とする請求の範囲第7項に記載 の研削機。 9.前記荒削り段階と、精細削り段階とは、それぞれ異なる研削砥石(15′, 15′′)によって実施されるようになされており、該荒削り用研削砥石(15 ′)及び精細削り用研削砥石(15′′)は、工作物の回転軸線に対してそれぞ れ異なる角度(α1,α2)に設定され、好ましくは精細削り用研削砥石の設定 角(α2)を荒削り用研削砥石(α1)より小さい角度とすることを特徴とする 請求の範囲第7項に記載の研削機。 10.前記研削砥石日直し工具、好ましくはダイアモンド日直し工具(22)は 、前記送りスライドから突出したブラケット(20)に取付けられており、前記 チャックスピンドルの回転軸線(3a)と実質的に同じ高さのところで前記研削 砥石(15)に係合するようになされていることを特徴とする請求の範囲第7〜 9項のいずれかに記載の研削機。
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