JPH05503638A - スラロームブーツを整形するための方法及びそのための一組の器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スラロームブーツを整形するための 方法及びそのための−組の器具 １丘豆１ 本発明は、硬質プラスチック製の外側殻体と、可撓材製の内側ブーツとから成る スラロームブーツを整形するための方法及びそのための−組の器具に関する。

１五１１ スラロームブーツは、足の動きをスキーに向けられた力として正確に伝久なけれ ばならない、一方で、スラロームブーツは、その着用者が締めつけられる感覚を 受けることなく着用者個人個人の足にフィツトしなければならない、従来技術に よれば、最初に大きめの外側殻体を選択し、ウレタンフオームを用いて内側ブー ツを着用者の足の形にフィツトさせることによってブーツ全体を着用者の足に合 わせて整形することができる。しかしながら、このようにして成形されたブーツ は、内側ブーツの可撓性が大き過ぎることから着用者がブーツの操作技術を発揮 する余地を削減してしまうので、最適ではない。

ある種の型のスラロームブーツにおいては、足のアーチ（土踏まず）の高さを変 えるために、又、くるぶしを所望の角度にまで一定範囲だけ傾けるために張設さ れる。いずれにしても、スラロームブーツは、大抵の着用者着用者はブーツにと って完璧にフィツトするものではなく、一般には、着用者はブーツからのわずか な締めつけを感じるのが普通である。

ブーツのと外側殻体の製造に使用される型のコストは高いので、同じモデル及び サイズのブーツに対しては異る型を製造するわけにはいかない、しかしながら、 それでは、着用者個人個人の足の解剖学的特徴の極めて多数の組み合わせに対処 するには十分ではない。

米国特許第３，４１９，９７４号には、スラロームブーツ、及び、スラロームブ ーツを着用者の足に合わせて整形するための器具が開示されている。同特許によ れば、加熱された部片をブーツの外側殻体の内側から外向にプレスする。しかし ながら、実際上は、この種の器具によるブーツの整形には、その器具を加熱する のに高温を用いない限り限界がある。しかし、器具を高い温度に加熱すると、ブ ーツの素材であるプラスチック材を損傷することがある。今日ブーツの素材とし て使用されているプラスチック材は、加熱された器具に付着し易い、同特許には 、足の解剖学的形状を整形の指針の形でブーツの内側面に伝λる方法については 何の示唆もなされていない。

及１旧！示 本発明は、はとんど任意の形状特徴を有する足を既存のスラロームブーツにフィ ツトさせることができるように、スラロームブーツを整形するための新蜆な方法 及びそのための−組の器具を提供することを企図する。

本発明による整形方法の特徴は、請求の範囲第１項に記載されており５本発明の 一組の器具特徴は、請求の範囲第４項に記載されている。

本発明の要旨は、正しい長さのブーツを選択し、次いで、そのブーツの外側殻体 を着用者の足にフィツトするように整形する。その整形は、木製のプレスヘッド を備えた油圧式プレス器を用いて行うのが有利である。木製のプレスヘッドは、 ブーツの外側殻体の素材であるプラスチック材に付着しないので、整形作業を阻 害することがない０本発明のその他の特徴及び利点は、以下の説明から明らかに なろう。

図面の簡単な説明 図１は、足をかたどって作られた足型と、その足型に合わせてブーツの修正を行 う態様を示す。

図２は、ブーツのヒールを整形するためのプレスヘッド及びプレス器を示す。

図３は、本発明による一組の器具の主要器具を示す。

図４は、油圧ジヤツキユニットの側面図である。

図５は、本発明による第３のプレス器を示す。

図６は、図５のプレス器の断面図である。

ｉ１ 本発明のスラロームブーツ１は、硬質プラスチック製の外側殻体即ち外側ブーツ １と、可撓材製の内側ブーツとから成る。図１において、外側ブーツｌは、靴底 から上の部分で切除された状態として示されており、ブーツ内に収容された油圧 式プレス器５が示されている。油圧式プレス器５は、カンパの木で作られた整形 用プレスヘッド９を備えている。プレスヘッド９は、ブーツに所望の突部又は膨 出部（膨らみ）を形成する。ただし、ブーツの整形は、足の測定から始められる 。工場生産で製造された最初のスラロームブーツのブランクの選択は、主として 足の長さによって決められる。足の長さの他に、足の形状も、足の裏をかたどっ たボール紙製の足型３によって記録される。足型３は、退京は、正しい長さの足 には嵌合しない０足型３には、該足型を整形すべきブーツの外側殻体ｌ内に嵌合 するような角度に折曲げ易くするための切り目３を入れる。かくして、外側殻体 １の整形すべき部位を容易に見定めることができる。

外側殻体１の整形すべき部位をその内外両側から熱風ブロアで加熱し、その素材 であるプラスチック材を整形し得るように軟化させる。加熱された部位を油圧式 プレス器５の木製プレスヘッド９によってプレスして膨らみを形成する。その後 、足型２を整形された外側殻体１に再び合わせてみる０足型が選択されたブーツ にフィツトするまでには例えば数回の整形を必要とする。

個々の人間の足には５足裏即ち足底の他に、足の高さ方向の形状に特長がある。

特に、距骨の部分に対応する膨らみを外側殻体重に形成する必要がある。

図２に示された特別な器具は、外側殻体１のヒールを拡開するためのヒール拡開 器であり、カンパの木で作られた油圧式プレス器６と、該プレス器６によって拡 開される１対の整形用プレスヘッド１０とから成る。このヒール拡開器６．１０ によるヒールの整形は、図１に関連して説明した外側殻体１の整形と同様の態様 で行われる図３に示された一組の器具によってスラロームブーツの外側殻体１に 必要とされる膨らみの大部分を整形することができる。この−組の器具には、熱 風ブロア４、油圧ポンプユニット１３、プレス器５．６，７、及びそれらのプレ ス器５．６．７にそれぞれ適合するプレスヘッド９，９．９が含まれる。これら のプレスヘッド９は。

カンパ又はその他の硬水で作られている。カンパの木は、十分な硬さを有し、し かも、加熱されたプラスチック材に付着しないので、特に本発明の目的に適合し ていることが認められた。

ボンブユボンブユニット１３は、ニット１３は、レバー１１によって操作される ポンプシリンダ１２（図４参昭）と、圧油を２つの吐出口管１４の選択された１ つに差し向けるための弁１５から成る。吐出口管１４．１４はプレス器５．６又 は７に接続される。ポンプユニット１３は、更に、油溜めと、遮断弁（図示せず ）を備えている。

図５及び６に示されているプレス器を用いれば、成形すべき部位は、加熱点によ って見定められる。ここで、プレス器８は、互いにｌｉｔ隔して配設された１対 のプレート１６．１７と、それらのプレートの間に挟着された可撓袋１８と、や はりプレート１６と１７の間に挟着されてリング状に配列されており、ｇＡ１８ が圧縮されると該袋によってブーツの内壁面に押圧されるように摺動自在とされ た多数個の木製プレスヘッド２０とから成る。これらのプレスヘッド２０それら の通されたコイルバネ２１によって互いに連結されている。圧油は、継手１９を 介して袋１８へ供給される０袋１８内の圧力は、あらゆる方向に等しい大きさで あるが、外部から加熱された点において飲み袋の形状が変化する。

この方による整形は１足の測定からブーツの整形に至るまで各足ごとに別々に行 われる。

Ｏ 国際調査報告 国際調査報告　ＰＣＴ／Ｆｌ　９゜１００２５９１−一一一一一画

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．硬質プラスチック材製外側殻体（１）と可撓材製の内側ブーツから成るスラ ロームブーツを整形する方法であって、 着用者の足に従って適正な長さのブーツを選択し、ブーツから膨出した該着用者 の個人的な足の形状を記録し、 前記各膨出形状に対応する外側殻体（１）の部位を整形することから成り、その 整形は、該整形すべき部位を局部的に加熱し、その加熱された部位を外側設体の 内側から抑圧してそのプラスチック材を伸長させ膨出させることから成り、該加 熱は、外側殻体の外側から熱風ブロアによって行い、外側殻体の内側からの前記 ブレスは木製の整形用ブレスヘッド（９，２０）によって行うことを特徴とする 方法。
2. ２．個人個人の足の形状を測定するために、足の裹をかたどった足型（２）をボ ール紙又はそれに類する材料で形成し、整形すべき部位を見定めるために該足型 を長手に沿って折曲げて来整形のブーツ内に挿入することを特徴とする請求の範 囲第１項に記載の方法。
3. ３．前記足型（２）の折曲げを容易にするために該足型に長手方向の切り目（３ ）を入れることを特徴とする請求の範囲第２項に記載の方法。
4. ４．スラロームブーツの外側殻体（１）を整形するための請求の範囲第１項に記 載の方法を実施するための一組の整形器具であって、 熱風ブロア（４）と、少くとも１つのブレス器具（５，６，７，８）と、該ブレ ス器具に付設するための少くとも１つの木製の整形用ヘッド（９，２０）とから 成る一組の整形器具。
5. ５．ブーツのヒールを拡開するための１対の整形用ヘッド（１０）と、該１対の 整形用ヘッドの間に嵌合するブレス器（６）を含むことを特徴とする請求の範囲 第４項に記載の一組の整形器具。
6. ６．前記ブレス器具（５，６，）や油圧シリンダであることを特徴とする請求の 範囲第４項又は５項に記載の一組の整形器具。
7. ７．局部的膨出部を形成するための長さの異る３つの丸み付木製整形用ヘッド（ ９）を合むことを特徴とする請求の範囲第４〜６項のいずれかに記載の一組の整 形器具。
8. ８．互いに離隔して配設された１対のブレート（１６，１７）と、それらのブレ ートの間に挟着されており油圧継手（１９）を備えた可撓袋（１８）と、該可撓 袋を囲繞し、該１対のブレートの間から突出した複数個の木製部片（２０）とか ら成るブレス器具（８）を含み該木製部片（２０）の外周縁は、ブーツの底又は その一部分の形状に実質的に合致していることを特徴とする請求の範囲第４項に 記載の一組の整形器具。