JPH05503443A - 縫合糸結び具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 縫合糸結び具 技術分野 本発明は、縫合に関し、特に縫合糸を結ぶ装置に関する。

技術的背景 縫合は、傷または切り口の縁の再結合のためのよく知られた技術である。多くの 場合、傷または切り口は、外科医が縫合糸の端部を二重結びするに十分な程度ま で露出される。外科手技の、特に関節鏡手術の分野における最近の進歩は、縫合 への新たなアプローチを必要とする問題を外科医に提起した。

関節鏡手術は、一般に、負傷した膝や肩のような関節の内部を検査するための関 節鏡の使用を含む６関節鏡は、皮膚に形成した小さな切り口を通して挿入される 。外科医は、関節鏡を通して関節の内部を見ることができる。外科器具が他の小 さな切り口を通して挿入される。外科医は、関節鏡に導かれ、大きな切り口によ って関節を露出する必要なしに手術を行うことができる。

代表的には、関節鏡による外科手技は、破られた組織または軟骨組織を再結合す るために、または、軟骨組織を骨に定着するために縫合を用いる。いずれの場合 にも、関節鏡手術技術に関係する問題が提起されるが、これは、外科医が、縫合 糸の端部を堅い二重結びにするために、縫合組織に近接して関節内に指を置くこ とができないことによる。

外科医の指が接近できない組織の近くで縫合糸の二重結びをする助けとして、か つて、細長い、端部がループに帰する器具が使用された。この器具により、切り 口の外側に伸びる縫合糸の端部は、一重結びに結ばれる。−重結びから伸びる縫 合糸の端部の一方は１次いで、器具の端部に形成された小さなループに通される 。器具は、外科医が縫合糸の両端を保持する間に、切り口を介してまずループ端 が通される。ループが組織に向けて動かされるとき、結びは縫合糸に沿って滑る 。結びは１組織の面に近接して動き、前記器具の近くで切り口から引き出され、 縫合糸端部から滑る。次いで、第２の結びが縫合糸端部で結ばれ、組織に近接す る第１の結びに向は第２の結びを滑らせるように、ループが前記したように使用 される。

第１の結びの近くに前記器具により保持された第２の結びにより、外科医は、組 織に二重結びを形成するように縫合糸の端部を絞める。

前記した器具の問題は、第１の結びに向けて第２の結びを滑らせる過程で、縫合 糸端部に作用する張力が第１の結びを組織から持ち上げ、結果として生じた二重 結びが組織に対して近接して形成されないことにある。したがって、縫合は、不 本意にも緩い。

発明の概要 本発明は、二重結びが形成されるべき位置であって、第２の結びが二重結びを形 成すべく第１の結びに対して動かされるときに組織に対して第１の結びを堅く固 定する位置に、第１の結びを送るように形状付けられた、縫合装置に向けられて いる。

本発明は、縫合糸の第１の結びから伸びる縫合糸セグメントを受け入れるように 形状付けられた先導部材を含む。縫合糸セグメントは、第１の結びが滑って、二 重結びが形成されるべき組織上の位置において該組織と接触することができる態 様で受け入れられる６１ａ合糸セグメントは、前記先導部材を経過する。第２の 結びは、先導部材から伸びる縫合糸セグメントに形成される。第２の結びから伸 びる縫合糸セグメントは、追随部材を経過する。追随部材は、第２の結びが第１ の結びに向は縫合糸に沿って滑ることができるように構成されている。

本発明の縫合装置は、第２の結びを第１の結びに対して堅く動かす目的で、追随 部材が先導部材を経過することができるよう先端部材が開くように形状付けられ ている。さらに、第２の結びが第１の結びに対して滑らされるとき、組織に近接 する位置に第１の結びを固定するように、フィンガーが先導部材に形成されてい る。

本発明の他の一面として、縫合装置は、先導部材および追随部材に受け入れられ た縫合糸セグメントが、二重結びが形成されるべき位置に結びが達するまで、該 結びが縫合糸に沿って容易に滑らされる十分な距離を隔てられるように構成され ている。

本発明のさらに他の一面として、関節鏡外科手技に使用する、先導部材および追 随部材を操作するための機構が設けられている。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明に従って構成された縫合装置の主要構成部分の斜視図であり、 装置の代表的な適用を示す。

第２図は、縫合装置の主要構成部分を示す他の斜視図である。

第３図は、縫合装置の主要構成部分を部分的に分解して示す斜視図である。

第４図は、縫合装置の側面図であり、装置を操作する好ましい機構を示す。

第５図は、第４図の線５−５に沿って得た断面図である。

第６図は、第５図の［１６−６に沿って得た断面図である。

第７図は、第４図の１１７−７に沿って得た断面図である。

第８図は、第４図の線８−８に沿って得た断面図である。

第９図は、１つの結びを組織の面に保持される他の結びに向けての動きを示す、 縫合装置の拡大詳細図である。

好ましい実施例の詳細な説明 第１〜９図を参照するに、本発明の縫合装置２０は、先導部材２２および追随部 材２４を含み、これらの部材は、縫合糸３０゜３２の自由端３５．３７が一対の 結び２６．２８を組織面３４に対して絞めるよう引くことができるように結び２ ６．２８を組織面３４に対して案内するように形状付けられている。好ましくは 、装置２０は、関節における切り口を経て伸びる小直径のカニユーレを通るよう に寸法付けられる。このようなカニユーレは、代表的には、関節鏡外科手技に関 連して使用される。しかし１本発明は、格別の位置に近接して縫合糸に堅い二重 結びを形成することが望まれる他の種々の縫合に適用される。

本発明の好ましい適用において、縫合糸３０．３２は１図示の定着具３９のよう な適当な手段により、骨または下の組１１３６に定着することができる。縫合糸 ３０．３２は、下にある組織に固定されるべき、損傷したすなわち軟骨組織のよ うな上にある組１１４０に通す。したがって、縫合糸３０．３２を下にある組！ ８３６に上にある組！４０を堅く固定するように、上の組織４０の面３４に二重 結びを形成することが必要である。

先導部材２２は、単一の構成部分として機能するように通常一体に保持される第 １の案内板４２と第２の案内板４４とを含む。第１の案内板４２は、平らな外面 ４６と、縫合糸セグメントが通る溝を規定するように形状付けられた内面４８と を有する。案内溝すなわち外溝５０が、先導部材２２の底部５４から先導部材の 頂部５６へ第１の案内板４２の各垂直側部５２の近くを伸びるように形成されて いる。案内溝５０は、横断面が矩形のものとして示されているが、他の横断面形 状でもよい。

単一の中央溝５８は、第１の案内板４２の内面４８に形成されている。ピラミッ ド型のフィンガー６０が先導部材２２の底部５４において中央溝５８の基部面６ ２かも突出している。フィンガー６０は、中央溝５８の基部面６２から下向き外 方へ傾斜している上縁部６４を有するように形状付けられている。フィンガー６ ０の三角形の下側は、互いに隔てられた一対の隆起６６（第６，８図）を除き、 はぼ平らであり、該隆起は、その間に案内空間６８を規定するように前記下側か ら突出する。案内空間６８の意義は、後に説明する。

第２の案内板４４は、突出するフィンガーの代わりに切欠き７６が第２の案内板 ４４の内面７４に形成されるのを除き、実質的に第１の案内板４２の鏡像である 。特に、切欠き７６は、第２の案内板４４の内面７４に形成された中央溝７２の 基部面７０に伸びている。切欠き７６は、第１および第２の案内板４２．４４の 内面４８．７４が先導部材２２の「閉」位置に共にもたらされるとき、フィンガ ー６０の先端６１を受け入れる形状にされている。

先導部材２２が閉じられた際に起こる、第１の案内板４２１３よび第２の案内板 ４４の並置は、先導部材に外側通路７８を規定する効果を有する。さらに詳しく は、外側通路７８は、第１の案内板４２に設けられた溝５０と第２の案内板４４ に設けられた溝８０との組み合わせに起因する。さらに、第１および第２の案内 板４２．４４に設けられた中央溝５８．７２は、先導部材２２の頂部５６から底 部５４への中央通路８２（第２図）を形成する。中央通路８２は、先導部材２２ が閉位置にあるとき（第６図）、中央通路８２を横切って伸びるフィンガー６０ の部分によって先導部材の底部５４近傍で中断される。

第１の案内板４２および第２の案内板４４は、先導部材２２の頂部５６を横切っ て伸びるＶ状の溝９４（第６図）を規定する形状を有する。Ｖ状の溝９４の意義 は、後に説明する。

第１の案内板４２および第２の案内板４４は、後に説明するように適当な時にこ れらの案内板を分けるために外科医によって操作可能の機構により通常一体に保 持されている。図示の実施例において、第１の案内板４２および第２の案内板４ ４は、ばね８４により通常共に保持される別々の部材である。ばね８４は、弾性 材料からなる２枚の薄いストリップであり、これらは、管状の位置決め具８８の 内端８６から伸び、該位置決め具は、縫合糸３０．３２が組織４０（第１図）の 面３４から伸びる位置の近傍に先導部材２２を据えるために使用される。各ばね ８４の下端９０は、先導部材２２の底部近傍で対応する案内板４２．４４の外面 ４６．９２に留められている。

ばね８４は、第１および第２の案内板４２．４４を連続的に強制する形状を有し 、該ばねに抗する作用力がない時、外側通路７８および中央通路８２は、実質的 にそのままであり、縫合糸はこれらの通路外に横方向へ通過することはできない 。

位置決め具８８の上端は、間隔を置かれた２つの環（第４図）とすることができ るグリップ９５を支持している。グリップ９５は、外科医が位置決め具８８を操 作することができるように寸法付けられており、これにより、装置２０を二重結 びが形成されるべき位置に正確に向けることができる。

装置２０の追随部材２４は、好ましくは先導部材２２より（第６図の左右方向へ 測って）幾分薄いほぼ平らな単一部材である。追随部材の底部９６は、一方の側 から他方の側へ伸びる横溝９８を形成されている。さらに、追随部材の外側底縁 部１００は、先導部材２２の頂部５６に形成されたＶ状の横溝９４の側部によっ て規定された角度に対応する角度で斜めに切られている。したがって４第６図に 示されるように、斜めに切られた外測底縁部１００は、追随部材２４が先導部材 ２２に対して動かされるとき、Ｖ状の横溝９４の側部に当たる。

追随部材２４の各垂直側部１０２は、これに形成された案内溝１０４を有する。

各案内溝１０４は、追［部材の底部９６に形成された横溝９８の端部との結合部 から追随部材２４の頂ｆｆ１１０６へ上向きに伸びている。好ましくは、保持棒 １０８が、追随部材２４の頂部１０６と底部９６との間の位置で各案内溝１０４ を横切って伸びる。保持棒１０８は、縫合糸が追随部材２４に設けられた案内溝 １０４から出るのを防ぐ。

追随部材２４は、先導部材２２と同じ経路に沿って動かされる。

好ましい実施例において、追随部材２４の運動は、追随部材２４の頂部１．０６ に取りつけられたロッド１１０と共に行われる。好ましくは、ロッド１１０ば、 該ロッドの長平方向軸線が管状の位置決め具８８の軸線と一致するように、位置 決め具８８の中央開口を通る寸法を有する。

ロッド１１０の上端は、外科医の指すなわち親指を受け入れる寸法を有する環状 のグリップ９５となっている。第４図に示すように、位置決め具８８のグリップ ９５およびロッド１１０の端部のグリップ１１２は、先導部材２２に対して追随 部材２４を動かすようにロッド１１０を押す間、外科医が位置決め具８８を握る ことができるように形状付けられている。勿論１位置決め具８８および追随部材 ２４は、先導部材２２および追随部材２４が同時に動くように動かすことができ る。

次に、本発明に従って構成された装置２０の好ましい適用について説明する。外 科手技の終わり近くに、２つの縫合糸３０．３２の端部（または、単一の縫合糸 の端部）は、切り口（図示せず）を介して関節の内側の組＠４０から伸びている 。外科医は、縫合糸３０．３２の自由端３５．３７に単一の第１の結び２６を結 ぶ。

第１の結び２６から伸びる縫合糸セグメント３０Ａ、３２Ｂは、それぞれ、閉じ た先導部材２２の外側通路７８に通される。

第２の結び２８が、先導部材２２の外側通路７８の頂部から伸びる縫合糸セグメ ント３０Ａ、３２Ａに結ばれる。第２の結び２８から伸びる縫合糸セグメント３ ０Ｂ、３２Ｂは、追随部材２４の案内溝１０４に通される。追随部材２４の案内 溝１０４の頂部２４から伸びる縫合糸セグメント３０Ｂ、３２Ｆの部分は、外科 医に掴まれ、装置２０は、切り口に通される。

先導部材２２の２つの外側通路７８問および追随部材２４の２つの案内溝１０４ 間の距離（第５図のＤ）は、縫合糸の自由端３５゜３７が外科医に保持されてい る間、結び２６．２８が組織面３４に向けて押されるとき、結び２６．２８を縫 合糸３０．３２に沿って（絞めないで）滑らせるに十分である。結び２６．２８ の滑りを確実にするのに十分で最小の距［Ｄは、使用される縫合糸の特性（直径 、摩擦係数等）により変化する。好ましい実施例において、その距離りは、結び の長さく第５図ｄ）より大きいか等しく、この結びの長さｄは、結び２６．２８ が第５図に示すように先導部材２２または追随部材２４にの次に位置するときに 測られる。好ましくは、縫合糸が滑る、外側通路７８コーナ７９（第３図）およ び案内溝１０４のコーナ１０５（第５図）は、縫合糸の摩耗を防ぐために丸みを 持っている。

装置２０が組織面３４に向かって動かされるとき、結び２６゜２８は、二重結び が形成されるべき位置において第１の結び２６が組織４０の面３４に当たるまで 、縫合糸３０．３２に沿って滑り続ける。好ましくは、先導部材２２および追随 部材２４は、組織の面３４に向かって同時に動かされる。しかし、先導部材２２ が独立して動かされ、後に、追随部材２４が第２の結び２８を第１の結び２６に 対して滑らせるように動かされてもよい。結びを動かすために使う技術に拘わり なく、本発明の主な利点は、第１の結び２６が組織の面３４と二重結びとの間の 縫合糸３０．３２の部分に存在する実質的な張力によって二重結びを形成するよ うに組織の面３４に保持される間に、第２の結び２８が最終的に第１の結び２６ に対して動かされることである。

さらに、第６，９図に示すように、位置決め具８８および縫合糸は、第１の結び ２６が組織の面３４とフィンガー６０の下側との開に堅く保持されるように、取 り扱われる。結び２６は、フィンガー６０の隆起６６により規定された案内空間 ６８内にある。

外科医がロッド１１０を押すと、追随部材２４の斜めに切られた底部９６は、第 １および第２の案内板４２．４４の頂部をばね８４の偏位力に対して強制する。

したがって、追随部材２４に形成された横溝９８内にある第２の結び２８は、第 １の結び２６がフィンガー６０により組織の面３４から離れるのを阻止されてい るので、案内板４２．４４間を移動する。

縫合糸の露出した自由端３５．３７が外科医に保持されている間、追随部材２４ に及ぼされる継続的な下向きの圧力は、第２の結び２８を、第２の結びがフィン ガーの先端部６１において第１の結び２６と出会うまで、フィンガー６０の傾斜 した上縁部６４に沿って下方へ滑らせる。

外科医は、ついで、追随部材２４が組織の面３４上の両結びに押圧されている間 に、第２の結び２８を第１の結び２６に絞めるように、縫合糸の自由端３５．３ ７を引く６結び２６．２８は、第２の結び２８がフィンガー６０の頂部６１に滑 るとき１両結び間の縫合糸セグメント３０Ａ、３２Ａが分かれた案内板４２．４ ４の溝５０．８０の外にかつ互いに他方へ向けて滑るので、第２の結びが第１の 結びに対抗するとき、相互に絞められる。縫合糸セグメント３０Ａ、３２Ａ間の 前記の距離りは、第２の結びが第１の結びに対して動かされるとき、実質的に小 さくな結び２６．２８を絞めて、装置２０は、切り口を経て関節から抜かれる。

先導部材２２の抜き取りは、該先導部材を経て伸びる中央通路８２により容易に される。中央通路８２は、追随部材２４が案内板４２．４４間から抜かれるとき 、先導部材２２の中央に向けて滑る縫合糸３０．３２の部分のための隙間（第５ 図の破線参照）を与える。この中央通路８２がない場合、ばね偏位の、第１およ び第２の案内板４２．４４は、追随部材がこれらの間から抜かれるとき、縫合糸 ３０．３２を締め付ける。

好ましい実施例について説明したが、これらの実施例に限らず、本発明の構想に 立って、種々の変形例によって本発明を実施することができる。

ＦＩＧ、　９ 要約書 二重結びを形成するための、先導部材（２２）および追随部材（２４）を備える 縫合装置（２０）。先導部材（２２）は、縫合糸（３０，３２）に形成された第 １の結び（２６）を組織（４０）の面（３４）に対して滑らせる。先導部材（２ ２）に形成されたフィンガー（６０）は、第２の結び（２８）が追随部材（２４ ）により第１の結び（２６）に対して動かされるとき、第１の結び（２６）を組 織の面（３４）に対して保持する。先導部材（２２）は、追随部材（２４）が第 ２の結び（２８）を第１の結び（２６）に対して動かすとき分かれるように形状 付けられている。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　縫合糸の第１の結びから伸びる縫合糸セグメントが入る溝を有する先導部材 と、該先導部材に対して可動であり、前記先導部材に設けられた溝を経て伸びる 縫合糸セグメントの部分を受け入れるように形成された溝を有する追随部材と、 前記先導部材に連結され、前記追随部材が第１の結びに向けて第２の結びを滑ら せるように動かされるとき第１の結びを保持するように形状付けられたフィンガ ーとを含み，前記随部材はこれが前記先導部材に対して動かされるとき第１の結 びに向けて縫合糸セグメントにおける第２の結びを滑らせるように形状付けられ た底部分を有する、縫合糸結び具。 ２　前記先導部材および前記追随部材は、追随部材が第２の結びを第１の結びに 向けて滑らせるように動かされるとき、先導部材における縫合糸セグメントが先 導部材の溝の外に強制されるように形状付けられている、請求項１に記載の縫合 糸結び具。 ３　第１および第２の縫合糸を受け入れるように形状付けられ、これらの縫合糸 に沿って活動可能の先導部材と、第１および第２の縫合糸を受け入れるように形 状付けられ、これらの縫合糸に沿って活動可能の追随部材とを含み、前記先導部 材および前記追随部材は、縫合糸における第２の結びを動かす間、縫合糸におけ る第１の結びの位置を固定するための案内手段を含む、結び形成装置。 ４　前記案内手段は，第２の結びを第１の結びに近接する位置に動かす間、第１ の結びの位置を固定するための結び手段を含む、請求項３に記載の結び形成装置 。 ５　前記結び手段は、第１の結びの位置を固定するために第１の結びに対して位 置決め可能のフィンガーを含む，請求項４に記載の結び形成装置。 ６　前記先導部材は第１および第２の部分を含み，両部分は追随部材がこれらの 間を実質的に滑ることができる位置へ動くことができる、請求項３に記載の結び 形成装置。 ７　第１および第２の部分を開放位置へ動かすための位置決め手段を含む、請求 項６に記載の結び形成装置。 ８　縫合糸または同様のものに形成される結びを置く装置であって、第１の結び から伸びる２つの縫合糸セグメントを受け入れるように形成された通路を有する 部材を備え、該部材は、縫合糸セグメントに対して結びの動きを制限するための 制限手段を含み、前記部材は、結びの縫合糸セグメントに対する動きを制限する ことを継続する間、前記通路から縫合糸セグメントを解除するために可動である 、結びを置く装置。 ９　第１の結びの動きが制限されている間．第１の結びに近接する位置に縫合糸 セグメントに形成された第２の結びを動かすための手段を含む、請求項８に記載 の装置。 １０　通路が形成されており、該通路に受け入れられた縫合糸セグメントは、第 １の結びを縫合糸セグメントに沿って滑らせることができるに十分な距離を隔て て保持される、請求項８に記載の装置。 １１　前記部材は、縫合糸セグメントが前記通路に受け入れられる閉位置と縫合 糸セグメントが前記通路から解除される開位置との間で可動である、請求項８に 記載の装置。 １２　前記部材を前記閉位置に強制する偏位手段を含む、請求項１１に記載の装 置。 １３　第１の結びの動きが制限されている間、第１の結びに近接する位置に縫合 糸セグメントに形成された第２の結びを動すための手段を含む．請求項１２に記 載の装置。 １４　前記手段は、第２の結びが第１の結びに近接する位置に動かされるとき、 第１の偏位手段に対抗し、前記部材を前記開位置に動かす開放手段を含む、請求 項１３に記載の装置。 １５　縫合糸における結びから伸びる縫合糸セグメントを互いに間隔を置かれた 通路内に受け入れること、結びを選択された位置に動かすように該結びを縫合糸 に沿って滑らせること、第２の結びが第１の結びの近くに滑るように縫合糸セグ メントを開放すべく通路を開けることを含む、縫合糸または同様のものの結びを 選択された位置に動かす方法。 １６　通路が開放されたとき第１の結びを選択された位置に保持する、請求項１ ３に記載の方法。 １７　縫合糸における第１の結びから伸びる縫合糸セグメントを互いに間隔を置 かれた溝内に固定すること、第１の結びを選択された位置に動かすように該第１ の結びを縫合糸に沿って滑らせること、第１の結びを選択された位置に保持する こと、第２の結びが第１の結びに向かって滑るとき縫合糸セグメントが前記溝の 外に滑るように、縫合糸における第２の結びを保持された第１の結びに向けて滑 らせることを含む、縫合糸の結びを選択された位置に動かす方法。