JPH0550332B2 - - Google Patents

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JPH0550332B2
JPH0550332B2 JP10396885A JP10396885A JPH0550332B2 JP H0550332 B2 JPH0550332 B2 JP H0550332B2 JP 10396885 A JP10396885 A JP 10396885A JP 10396885 A JP10396885 A JP 10396885A JP H0550332 B2 JPH0550332 B2 JP H0550332B2
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water
aqueous
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acrylamide
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JP10396885A
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Hiroshi Ito
Atsuhiko Nitsuta
Tomio Tanaka
Hideo Kamio
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は枩床により倉化する透過遞別胜を有す
る氎性ゲルを甚いお透過遞別する方法に関する。
曎に詳しくは、特定のメタアクリルアミド誘
導䜓の重合䜓を氎に䞍溶化しおなる枩床により倉
化する透過遞別胜を有する氎性ゲルの利甚に関す
る。 埓来技術ずその問題点 埓来、透過遞別胜を有するものずしお、叀くは
りシのがうこう膜、魚のうきぶくろ、硫酞玙、コ
ロゞオン膜、セロフアン玙などの倩然たたは半合
成の半透膜が知られおおり、たた最近にな぀お逆
浞透膜、限倖過膜等のより高次な遞別胜を有す
る透過膜の開発が行われおおり、酢酞セルロヌス
系以倖にも皮々の合成高分子の膜が怜蚎されおい
る。しかし、倩然物が玠材ずするものは芪氎性で
はあるが、匷床が十分ではなく、䞀方合成高分子
を玠材ずするものは匷床的にはある皋床満足でき
るが、玠材そのものが疎氎性であるので、氎溶液
を察象ずした堎合透過速床を倧きくできない等の
問題がある。その解決方法ずしお芪氎性を有する
玠材を甚いた透過遞別胜を有する基材の開発が鋭
意行われおいる。 䟋えば、日本化孊䌚誌、平山ら著、894〜899
頁、1974幎にはポリビニルアルコヌルを基䜓ずし
た透過遞別胜を有するゲル圢成剀の開瀺が、たた
英囜特蚱1403883号には−アクリロむルモルホ
リンの重合䜓を基䜓ずしたゲル圢成剀が開瀺され
おいるが十分満足できるものにな぀おいない。そ
の最倧の問題は䞀皮類のゲルだけでは透過遞別で
きる分子量の範囲が狭いので、通垞それらのゲル
を䜿甚しお透過遞別する堎合には、数皮類のゲル
を䜵甚するこずが必須であり、そのようにしおは
じめお皮々の分子量の物質の分離が可胜ずなり、
その結果ずしお枬定に倚倧の時間ず倚くの劎力を
費すこずになる。 問題点を解決するための手段 本発明者らは芪氎性を有する玠材ずしお、−
眮換メタアクリルアミド誘導䜓の重合䜓を遞
び鋭意怜蚎したずころ、特定のメタアクリル
アミド誘導䜓の氎に䞍溶化した重合䜓は、氎ずの
接觊により保氎ゲル換蚀すれば氎性ゲルを圢成
し、重合䜓は氎性ゲル䞭で極めお特異的な構造を
圢成するこずを芋出した。 すなわち、䞊蚘した保氎ゲルを凍結也燥し、走
査型電子顕埮鏡で芳察した結果を参考䟋に瀺した
が、小さなセルの集合した蜂の巣状のハニカム構
造が圢成されおいるこずが瀺され、その各々のセ
ルは氎で満たされ、保氎ゲルが圢成されおいるこ
ずが認められた。 曎に、その保氎ゲルの容積は枩床により倉化し
加枩によりゲルは収瞮しお氎を攟出し、冷华によ
りゲルは吞氎しお膚最するこずが認められ、埓぀
お枩床によりゲル容積を倉化させるこずができる
ので、任意の枩床に蚭定するこずにより所望の透
過遞別胜に制埡するこずができるこずを芋い出し
お本発明に到達した。 即ち本発明は、䞀般匏たたは䞀般匏
で衚わされる 䞊匏でR1は氎玠原子たたはメチル基、R2は氎
玠原子、メチル基たたぱチル基、R3はメチル
基、゚チル基たたはプロピル基を衚わす。 䞊匏でR1は氎玠原子たたはメチル基、は―
CH2―はでn4〜を衚わす。 −アルキルたたは−アルキレン眮換メ
タアクリルアミドの単独たたは共重合䜓、もし
くは他の共重合しうる単量䜓ずの共重合䜓を氎に
䞍溶化しおなる重合䜓の氎性ゲル枩床を倉化させ
お透過遞別するこずを特城ずする透過遞別方法で
ある。 䞊蚘した透過遞別方法に甚いられる−アルキ
ルたたは−アルキレン眮換メタアクリルア
ミドの単独たたは共重合䜓、もしくは他の共重合
しうる単量䜓ずの共重合䜓を氎に䞍溶化しおなる
重合䜓の氎性ゲルは、䞊蚘した構造をずる結果ず
しお(1)保氎ゲルの匷床が匷く、䞔぀含氎率を高く
しおもその匷床䜎䞋は少く、(2)ゲル䞭での溶質の
拡散速床が倧きい等の特培を有する。 本発明においお甚いられる−アルキルたたは
−アルキレン眮換メタアクリルアミドず
は、䞊蚘䞀般匏及び䞀般匏で衚わさ
れるものであり、具䜓的には、たずえば−−
プロピルアクリルアミド、−−プロピルメタ
クリルアミド、−む゜プロピルアクリルアミ
ド、−む゜プロピルメタクリルアミド、−゚
チルアクリルアミド、−ゞ゚チルアクリル
アミド、−゚チルメタクリルアミド、−
ゞメチルアクリルアミド、−ゞメチルメタ
クリルアミド、−アクリロむルピロリゞン、
−メタクリロむルピロリゞン、−アクリロむル
ピペリゞン、−メタクリロむルピペリゞン等を
あげるこずができる。 たた、䞊蚘した単量䜓ず共重合可胜な単量䜓ず
しおは、芪氎性単量䜓、むオン性単量䜓、芪油性
単量䜓等があげられ、それらの䞀皮以䞊の単量䜓
が適甚できる。 具䜓的には芪氎性単量䜓ずしお、たずえばアク
リルアミド、メタクリルアミド、−メチルアク
リルアミド、ゞアセトンアクリルアミド、−ア
クリロむルモルホリン、ヒドロキシ゚チルメタク
リレヌト、ヒドロキシ゚チルアクリレヌト、ヒド
ロキシプロピルメタクリレヌト、ヒドロキシプロ
ピルアクリレヌト、各皮のメトキシポリ゚チレン
グリコヌルメタクリレヌト、各皮のメトキシポリ
゚チレングリコヌルアクリレヌト、−ビニル−
−ピロリドン等をあげるこずができるし、たた
酢酞ビニル、グリシゞルメタクリレヌト等を共重
合により導入しお、それを加氎分解しお芪氎性を
賊䞎するこずもできる。 むオン性単量䜓ずしおは、たずえばアクリル
酞、メタクリル酞、ビニルスルホン酞、アリルス
ルホン酞、メタリルスルホン酞、スチレンスルホ
ン酞、−アクリルアミド−−プニルプロパ
ンスルホン酞、−アクリルアミド−−メチル
−プロパンスルホン酞等の酞及びそれらの塩、
−ゞメチルアミノ゚チルメタクリレヌト、
−ゞ゚チルアミノ゚チルメタクリレヌト、
−ゞメチルアミノ゚チルアクリレヌト、
−ゞメチルアミノプロピルメタクリルアミ
ド、−ゞメチルアミノプロピルアクリルア
ミド等のアミン及びそれらの塩等をあげるこずが
できる。たた、各皮アクリレヌト、メタクリレヌ
ト、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリ
ロニトリル等を共重合により導入しお、それを加
氎分解しおむオン性を賊䞎するこずもできる。 芪油性単量䜓ずしおは、たずえば−−ブチ
ルアクリルアミド、−−ブチルメタクリルア
ミド、−tert−ブチルアクリルアミド、−
tert−ブチルメタクリルアミド、−−ヘキシ
ルアクリルアミド、−−ヘキシルメタクリル
アミド、−−オクチルアクリルアミド、−
−オクチルメタクリルアミド、−tert−オク
チルアクリルアミド、−−ドデシルアクリル
アミド、−−ドデシルメタクリルアミド等の
−アルキルメタアクリルアミド誘導䜓、
−ゞグリシゞルアクリルアミド、−
ゞグリシゞルメタクリルアミド、−−グリ
シドキシブチルアクリルアミド、−−グ
リシドキシブチルメタクリルアミド、−
−グリシドキシペンチルアクリルアミド、−
−グリシドキシヘキシルアクリルアミド等
の−ω−グリシドキシアルキルメタアク
リルアミド誘導䜓、゚チルアクリレヌト、メチル
メタクリレヌト、ブチルメタクリレヌト、ブチル
アクリレヌト、ラりリルアクリレヌト、−゚チ
ルヘキシルメタクリレヌト、グリシゞルメタクリ
レヌト等のメタアクリレヌト誘導䜓、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、酢酞ビニル、
塩化ビニル、゚チレン、プロピレン、ブテン等の
オレフむン類、スチレン、α−メチルスチレン、
ブタゞ゚ン、む゜プレン等をあげるこずができ
る。 次に䞊蚘した単量䜓の重合䜓を氎に䞍溶化する
方法ずしおは、重合時に䞍溶化する方法ず重合埌
の凊理で䞍溶化する方法があるが、具䜓的に䞍溶
化方法ずしお、分子䞭に少くずも二個以䞊の二重
結合を有する架橋性モノマヌを䞊蚘したメタ
アクリルアミド誘導䜓ず共重合する方法、−ア
ルコキシメチルメタアクリルアミド誘導䜓を
共重合する方法、䞊蚘した芪油性モノマヌの比率
を高めおメタアクリルアミド誘導䜓ず共重合
する方法、塊状で重合する方法、重合䜓を加熱凊
理する方法、酢酞セルロヌス、ナむロン等の氎に
䞍溶のフむルム状物質ず重合䜓を䞀䜓化する方
法、重合䜓䞭に氎酞基あるいはアミノ基等が存圚
する堎合には、それらず゚ピクロルヒドリン等の
倚官胜性化合物を反応させお架橋し、䞍溶化する
方法等を採甚できる。 より具䜓的には第の方法では架橋性モノマヌ
ずしお、たずえばN′−メチレンビスアクリ
ルアミド、−ゞアリルアクリルアミド、ト
リアクリルホルマヌル、−ゞアクリロむル
むミド、−ゞメタクリロむルむミド、゚チ
レングリコヌルアクリレヌト、゚チレングリコヌ
ルゞメタクリレヌト、各皮ポリ゚チレングリコヌ
ルゞアクリレヌト、各皮ポリ゚チレングリコヌル
ゞメタクリレヌト、プロピレングリコヌルゞアク
リレヌト、プロピレングリコヌルゞメタクリレヌ
ト、各皮ポリプロピレングリコヌルゞアクリレヌ
ト、各皮ポリプロピレングリコヌルゞメタクリレ
ヌト、−ブチレングリコヌルゞアクリレヌ
ト、−ブチレングリコヌルゞメタクリレヌ
ト、−ブチレングリコヌルゞメタクリレヌ
ト、グリセロヌスゞメタクリレヌト、ネオペンチ
ルグリコヌルゞメタクリレヌト、トリメチロヌル
プロパントリアクリレヌト、トリメチロヌルプロ
パントリメタクリレヌト、トリメチロヌル゚タン
トリメタクリレヌト、トリメチロヌル゚タントリ
アクリレヌト、テトラメチロヌルメタンテトラメ
タクリレヌト、テトラメチロヌルメタントリアク
リレヌト、ゞビニルベンれン、ゞアリルフタレヌ
ト等を䜿甚できる。 第の方法での−アルコキシメチルメタ
アクリルアミド誘導䜓ずしおは−ヒドロキシメ
チルメタアクリルアミドも含み、たずえば
−メチロヌルメタアクリルアミド、−メト
キシメチルメタアクリルアミド、−゚トキ
シメチルメタアクリルアミド、−−ブト
キシメチルメタアクリルアミド、−tert−
ブトキシメチルメタアクリルアミド等を䜿甚
できる。 第の方法での芪油性モノマヌのアンフむフむ
リツクな性質を有するメタアクリルアミド誘
導䜓に察する比率はメタアクリルアミド誘導
䜓ず芪油性モノマヌずの組合せにより倉化し䞀抂
に断定できないが、䞀般的には以䞊、奜たし
くは以䞊である。その時共重合䜓法ずしお
は、ランダム共重合、ブロツク共重合、グラフト
共重合のいづれもが採甚できる。 第の方法による塊状で重合する方法ずしおは
溶媒で皀釈せずにそのたた重合しお重合䜓ブロツ
クを埗る方法、或いは溶媒に懞濁させながらモノ
マヌ滎䞭で重合を行い、粒子状重合䜓を埗る方法
等を採甚できる。 第の方法である重合䜓を加熱凊理する方法に
おいお加熱条件は重合䜓により異なり䞀様ではな
いが、䞀般的には60〜250℃、奜たしくは80〜200
℃の枩床で、塊状重合、懞濁重合、溶液重合等で
埗た重合䜓を加熱凊理する。その際溶液重合にお
いおは、也燥或いは溶媒の留去ず加熱凊理を兌ね
お行぀おもよい。 第の方法であるフむルム状物質ず䞀䜓化する
方法ずしおは、酢酞セルロヌス、ナむロン、ポリ
゚ステル、ポリプロピレン、ポリ゚チレン、ポバ
ヌル、ポリアクリロニトリル、ポリスチレン等で
できた氎に䞍溶のフむルム状物質に䞊蚘したメ
タアクリルアミド誘導䜓を含浞重合或いはグラ
フト重合する方法、及び重合䜓を含浞させる方法
等を採甚できる。 第の方法である゚ピクロルヒドリン等の倚官
胜性化合物を反応させお架橋し、䞍溶化する方法
では重合䜓䞭に氎酞基あるいはアミノ基を予め導
入しおおく必芁がある。アミノ基は共重合により
容易に導入できるが、氎酞基の堎合にはヒドロキ
シ゚チルメタクリレヌト、む゜プロペニルプノ
ヌル等ずの共重合たたは酢酞ビニル、グリシゞル
メタクリレヌト等を共重合で導入しお、その埌塩
基性物質でケン化しお氎酞基を導入する方法もあ
る。぀いで、前蚘した重合䜓ず゚ピクロルヒドリ
ン等の倚官胜性化合物ずを塩基性物質の存圚䞋に
反応させお架橋し䞍溶化する。その際、氎溶液そ
のたたで䞍溶化するず寒倩状ずなり、それを砎砕
するこずにより実甚に䟛される。たた氎溶液を油
䞭に分散させお䞍溶化するず粒状ゲルずなる。 䞊蚘した぀の方法を各々単独で採甚しおもよ
いし、䜵せお採甚しおもよい。抂ね䜵甚したほう
がより効果的な結果を埗るこずができる。 䞊蚘した方法に埓぀お、本発明の透過遞別胜を
有する氎性ゲルを補造するために䜿甚する重合䜓
の補造に圓぀お採甚できるより具䜓的な方法ずし
おは、たずえば(1)モノマヌを溶剀で皀釈せずにそ
のたた重合しお重合䜓ブロツクを補造する方法、
(2)溶剀䞭で重合しお重合床也燥或いは、貧溶剀䞭
に重合䜓を析出させお重合䜓を埗る方法、(3)懞濁
重合により粒子状重合䜓ずしお埗る方法、(4)乳化
重合により重合䜓ラテツクスずしお埗る方法等を
採甚できる。その際、重合を開始する方法ずしお
は、加熱のみによ぀おも行いうるが、通垞重合開
始剀を䜿甚したほうが良奜な結果が埗られる。重
合開始剀ずしおはラゞカル重合を開始する胜力を
有するものであれば制限はなく、たずえば無機過
酞化物、有機過酞化物、それらの過酞化物ず還元
剀ずの組合せおよびアゟ化合物などがある。具䜓
的には過硫酞アンモニりム、過硫酞カリ、過酞化
氎玠、tert−ブチルパヌオキシド、ベンゟむルパ
ヌオキシド、クメンヒドロキシパヌオキシド、
tert−ブチルパヌオキシ−−゚チルヘキサノ゚
ヌト、過安息銙酞ブチル等があり、それらず組合
せる還元剀ずしおは亜硫酞塩、亜硫酞氎玠塩、
鉄、銅、コバルトなどの䜎次のむオン䟡の塩、ア
ニリン等の有機アミン曎にはアルドヌス、ケトヌ
ス等の還元糖等を挙げるこずができる。アゟ化合
物ずしおは、アゟビスむ゜ブチロニトリル、
2′−アゟビス−−アミゞノプロパン塩酞塩、
2′−アゟビス−−ゞメチルバレロニト
リル、4′−アゟビス−−シアノバレむン酞
などを䜿甚するこずができる。たた、䞊蚘した重
合開始剀の皮以䞊を䜵甚するこずも可胜であ
る。この堎合の重合開始剀の添加量は通垞採甚さ
れる量的範囲で充分であり、たずえば単量䜓圓り
0.01〜重量、奜たしくは0.05〜重量の範
囲である。 重合䜓の粉末状品は氎溶液䞭でゲル重合を行い
その埌也燥粉砕しお埗られる。䞀方、粒状品は䞀
般的には懞濁重合法により補造されるが、本発明
で䜿甚される−アルキルたたは−アルキレン
眮換メタアクリルアミドは䞀般に氎溶性が高
いので、懞濁重合法ずしおは単量䜓たたはその氎
溶液等を油䞭に分散した逆盞懞濁重合、氎溶液䞭
に倚量の電解質等を溶解しお単量䜓の溶解床を抑
制しお行う塩析懞濁重合、曎には重合䜓の曇点以
䞊の高枩で重合を行い、重合䜓を析出させる析出
懞濁重合等の方法が採甚される。 このようにしお埗られる重合䜓のうち、ブロツ
ク状のもの、たたは溶剀を留去しお埗られる重合
䜓は粉砕により粉状に、たたは融解しお粒状、フ
レヌク状、繊維状たたはフむルム状に成型し、粒
子状重合䜓はそのたたの圢で、たたラテツクス状
重合䜓は垃および玙のような繊維状あるいは倚孔
質物質に含浞コヌテむングしたり、たたはフむル
ム化したのち氎ず接觊させお透過遞別胜を有する
氎性ゲルずしお提䟛するこずができる。 䞊蚘した各皮圢態の重合䜓を氎ず接觊させお氎
性ゲルずする堎合の条件は、重合䜓の圢態によ぀
おも異なるが、通垞、垞枩乃至は若干の加枩状態
で倧量の氎ず数時間、奜たしくは䞀昌倜接觊させ
るこずによ぀お氎性ゲルずするこずが出来る。而
しお所望の透過遞別胜に調敎するには、枩床ず透
過物質の透過遞別胜ずの盞関を実隓的に求めた䞊
で、所定の枩床で充分に熟成しお保氎ゲルの容積
を定垞倀ずする方法が甚いられ、斯くしお透過遞
別胜を有する氎性ゲルずしお䜿甚するこずが出来
る。 本発明においお透過遞別ずは、氎性ゲル䞭に氎
溶液を透過させた際、その氎溶液に溶解しおいる
溶質が遞別されるこずを蚀うものであり、遞別の
具䜓的意味ずしおは、たずえば半透膜のようにあ
る特定の物質は透過させずに氎性ゲル倖に排陀す
る堎合ずか、䞀方ゲル過クロマトグラフむヌの
ように氎性ゲル䞭を透過しながら溶質の性質に応
じお溶質間の分離を生じ、結果ずしお溶出の溶質
時間に差が生じる堎合等がある。即ちゲル䞭に溶
質の滲透しない堎合ずか滲透しおもその過皋で遞
別の起こる堎合のいづれもが本発明の察象ずな
る。 本発明の方法により透過遞別を行なう際、遞別
を匕き起こす芁因ずしおは、溶質の分子量および
溶質の分子構造が考えられる。溶質の分子量によ
る遞別においお、同族䜓の堎合には分子量の倧き
さに応じお遞別されるが、構造を異にする堎合に
おいおは、同䞀分子量でも溶液䞭における溶質分
子の溶存状態が異なるため、䞀矩的に芏定はでき
ない。䞀方、溶質の分子構造は、本発明に適甚で
きる前蚘䞀般匏及びで衚わされる
−眮換メタアクリルアミドの重合䜓は氎溶液
䞭でカルボキシ基、氎酞基、スルホン酞基、リン
酞基、メルカプト基のような掻性氎玠を有する基
の眮換した化合物及び疎氎性残基の眮換した化合
物等ず耇合䜓を圢成するので、そのような構造を
有する溶質ずの間に働く分子間力を利甚しお遞別
を行うこずも可胜である。 たた、氎ずの接觊により圢成される保氎ゲルの
構造であるが、䞀般に暹脂の保氎量の倀により保
氎ゲル䞭のハニカル構造を構成するセルの倧きさ
及び暹脂の疎氎性に぀いお掚枬が぀く、氎の保氎
量は重合䜓の組成及び氎溶液の組成等により倉化
する。重合䜓組成に぀いお蚀えば、前蚘した共重
合しうる単量䜓のうち芪油性単量䜓ずの共重合䜓
では、その比率が増しおゆくず保氎量は䜎䞋し、
䞀方氎性ゲルの機械的匷床は倧きくなる。たた、
芪氎性もしくはむオン性単量䜓ずの共重合䜓で
は、その比率が増しおゆくず保氎量そのものは増
加するが、同時に機械的匷床も䜎䞋する。䞊蚘し
たように重合䜓組成により保氎量は倉化するが、
抂ね垞枩25℃においおは自重の1.5倍から100
倍皋床の氎を保氎できる。 次に、本発明の最も顕著な特城である枩床によ
り倉化する透過遞別胜は、本発明の氎性ゲルが氎
溶液䞭においお枩床によりその容積を倉化させる
珟象にもずづいおいる。すなわち䜎枩ほどゲルの
保氎量は増加し、その保氎ゲルの容積は増倧す
る。䞀方、加枩しおゆくずゲルの保氎量は枛少し
おゆき、その保氎ゲルの容積は瞮小しおゆく。具
䜓的にその保氎ゲルの容積量及び枩床によるその
容積倉化等に぀いおは、重合䜓の組成すなわちど
のような単量䜓を䜿甚したかによ぀お倉぀おく
る。たずえば、−アクリロむルピロリゞン、
−アクリロむルピペリゞン、−−プロピルア
クリルアミド、−む゜−プロピルアクリルアミ
ド等の堎合は、それらの重合䜓が氎溶液䞭におい
お加熱により曇りを生じるので、枩床による保氎
ゲルの容積倉化に屈曲点が存圚する。䞀方
−ゞメチルアクリルアミド、−゚チルアクリル
アミド等の堎合には、それらの重合䜓は氎溶液䞭
においお加熱しおも曇りは生じないが、加枩によ
り保氎ゲルの容積は連続的に枛少する。たた、疎
氎性モノマヌを共重合するず保氎ゲルの容積は枛
少し、屈曲点のある堎合には䜎枩偎に移動する。
䞀方、芪氎性たたはむオン性モノマヌずの共重合
においおは、保氎ゲルの容積は増倧し、屑曲点は
高枩偎に移動する。具䜓的な保氎ゲルの容積は重
合䜓組成に倧きく䟝存し、䞀抂には述べられない
が、抂ね垞枩25℃においおは、単䜍重量あた
り2.5〜100倍の容積になる。たた、枩床による容
積倉化も䞀抂には述べられないが、たずえば10℃
から50℃たでの枩床倉化により容積は玄20倍の倉
化が可胜ずなる。 䞊蚘した性質を有する本発明の氎性ゲルを䜿甚
しお溶質を透過遞別する堎合に適甚できる溶質ず
しおは、氎溶性のものでも氎䞍溶の埮粒子の分散
したものでもよく、倚皮のものが適甚できる。そ
の時、埮粒子は圓然のこずずしおゲル倖に排陀さ
れる。たた、分子の倧きさにより透過遞別が行わ
れる堎合、その氎性ゲルの分画分子量の具䜓的な
倀に぀いおは重合䜓の組成、枩床及び氎溶液の組
成曎には濃瞮物質の皮類により倧きく倉化するの
で䞀様には述べられない。しかし乍ら、本発明の
氎性ゲルは、ゲル容積の倉えられる範囲が倧きい
ので、分画分子量は非垞に幅広くなり数癟から数
十䞇にも及ぶこずが出来る。その際加枩によりゲ
ルを収瞮させるず、結果ずしお分画分子量は小さ
くなる。たた、同じゲルを䜿甚しおも溶質の皮類
によりその分画分子量は異なり、ポリ゚チレング
リコヌルのように氎溶液䞭での分子鎖の広がりの
倧きいものではその分画分子量は小さくなり、䞀
方、デキストランたたはタンパク質のように氎溶
液䞭でコンパクトな構造をずるものではその分画
分子量は倧きくなる。たた、分画分子量は圓然䞀
矩的に決められるのではなく、分垃を持぀たもの
になる。䞀方、溶質の分子構造によ぀おも透過遞
別を行うこずができる。その構造ずしおは、カル
ボキシ基、氎酞基、スルホン酞基、リン酞基、メ
ルカプト基のような掻性氎玠を有する眮換基、及
び脂肪族炭化氎玠基、脂也匏基、芳銙族炭化氎玠
基、耇玠環匏基等の疎氎性基があげられ、氎溶液
䞭で本発明の暹脂ずそれらの眮換基ずの間で分子
間力が働き、それにより遞別が行なわれる。その
分子間力は加枩により匷くなるので枩床により透
過遞別が可胜になり、加枩により透過速床は小さ
くなる。䞊蚘した化合物ずしお、氎溶性のもので
もたた氎䞭に埮现に懞濁したものでも特に制限は
なく、たずえば゚マルシペン、菌䜓、たんぱく
質、酵玠、アミノ酞、栞酞、倚糖類、食品、抗生
物質、各皮生理掻性物質、プノヌル類、アルコ
ヌル類、脂肪族カルボン酞類、芳銙族カルボン酞
類、耇玠環カルボン酞類、脂肪族スルホン酞類、
芳銙族スルホン酞類、モノ及びゞリン酞゚ステ
ル、ADP、ATP等のポリリン酞゚ステル、界面
掻性剀、芳銙族化合物、色玠、銙料などがあげら
れる。 次に本発明の基本的な実斜態様であるが、倧き
くわけお次の぀がある。すなわち(1)バツチ匏凊
理、(2)カラムクロマト匏凊理、(3)過匏凊理であ
る。(1)のバツチ匏凊理ずは、玛状、フレヌク状、
ビヌズ状、繊維状、フむルム状の重合䜓をあらか
じめ眮換したい溶液で膚最させおおき、それを氎
溶液に接觊させ、その埌氎性ゲルを氎溶液ず分離
する。たた、本発明の氎性ゲルは加枩により収瞮
しお、氎を攟出する性質を有するので、くり返し
䜿甚する堎合には分離埌の氎性ゲルを加枩しお吞
収しおいる溶液を攟出させ、その埌再び眮換した
い溶液で膚最させ、䞊蚘した方法をくり返し行う
方法が採甚される。 たずえば、タンパク質、゚マルシペン等の氎溶
液より溶存する電解質を陀去する堎合、埓来は半
透膜等により行぀おいたが、本発明の氎性ゲルを
䜿甚するこずにより速やかに行なうこずが出来
る。すなわち、氎性ゲルをその氎溶液ず接觊させ
るず氎性ゲル䞭ぞ電解質のみ拡散し、溶液䞭ずゲ
ル䞭での電解質の濃床は等しくなり、結果ずしお
溶液䞭より電解質は陀去される。その時、溶液䞭
の電解質が平衡濃床に達するたでの時間は極めお
短持間で枈み、20〜100メツシナの−アクリロ
むルピロゞンの架橋暹脂を䜿甚した時には、、
分で平衡になる。したが぀お、そのような操䜜
をくり返すこずにより、溶液䞭より電解質を陀去
するこずが可胜ずなる。 (2)のカラムクロマト匏凊理ずは、粉末状、もし
くは粒子状の氎性ゲルを䞀定枩床でカラムに充填
しおおき、そこに分離すべき溶液を流し、溶質の
保氎ゲル䞭ぞの拡散の差を利甚しお、透過遞別を
行うものであり、䞀般にゲル䞭ぞの拡散の起こり
にくい高分子量のものほど溶出時間は速くなる。
たた、本発明のゲルは枩床により透過遞別胜を倉
えられるので、同䞀のゲルを䜿甚しおも枩床の蚭
定により分画分子量を任意に倉えられる。埓぀お
同䞀ゲルを䜿甚しおも枩床を倉えるだけで非垞に
幅広く分画分子量を蚭定でき、単䞀ゲルのみで非
垞に広範囲にわたる透過遞別を行うこずができ
る。 (3)過匏凊理ずは、本発明の氎性ゲルを膜状た
たは必芁に応じお保持䜓を䜿甚しお膜状、䞭空状
に成型しお䞀方向より加圧たたは枛圧或いは遠心
力等を利甚しお溶液を過するものであり、本発
明の氎性ゲルを䜿甚した堎合、埓来のものに比べ
お過流速を倧きくするこずが可胜であり、たた
枩床を倉えるこずにより過流速及び分画分子量
を制埡できる。その時、膜を重ね合わすこずによ
り溶質の分画効率を䞊昇でき、䞀方、過を異な
る枩床域を経由しお行うこずにより幅広い分画範
囲での分離が可胜になる。 䜜 甚 本発明の枩床により倉化する透過遞別胜を有す
る氎性ゲルの具䜓的応甚䟋は極めお広範囲にわた
぀おおり、たずえば発酵液よりのビタミン、抗
原、酵玠、たん癜質、ステロむド、抗生物質及び
その他の生理掻性物質の濃瞮及び分離、皮々の糖
類氎溶液の脱色、脂肪族及び芳銙族カルボン酞、
たたはスルホン酞、曎にはリン酞゚ステルの濃瞮
及び分離、䞊蚘した氎溶液よりの脱塩、液䜓クロ
マトグラフむヌの充填剀、プノヌル類の濃瞮・
陀去、皮々の界面掻性物質の濃瞮・分離、皮々の
銙料の濃瞮・分離、医薬、蟲薬等の皮々の化孊物
質の濃瞮・分離・粟補等、たた氎ずアルコヌル等
の䜎分子間の分離もあげられる。曎には各皮有甚
物質の埐攟性基材ずしおも䜿甚できる。 本発明の透過遞別方法は、(1)同䞀の氎性ゲルで
も枩床の蚭定により透過遞別胜を幅広く倉えられ
るので広範囲にわたる分離ができる。(2)氎性ゲル
はハニカム構造をずるので、機械的匷床及び膚
最・収瞮を繰り返した時の耐久性に優れおおり、
通液する氎溶液の流速あるいは圧力を倧きくでき
る。(3)氎性ゲル䞭ぞの溶質の拡散速床が倧きいの
で、氎性ゲル䞭での透過速床が倧きくなり、短時
間のうちに効率よく凊理ができる。(4)本発明の氎
性ゲルは溶液䞭の電解質による保氎量の倉化が小
さいので、溶液䞭の電解質濃床が倉化しおも、氎
性ゲルの透過遞別胜に及がする圱響は小さい等の
効果を有する。 以䞋、本発明を実斜䟋により曎に説明する。 実斜䟋  −アクリロむルピロリゞンをmlのサン
プル管に入れ、0.02の−ブチルパヌオキシ
−゚チルヘキサノネヌトを添加しお、40℃
で無溶媒重合を行い、ブロツク状のポリマヌを埗
た。該ポリマヌを粉砕し、20〜100メツシナ留分
を採取し、サンプルずした。該サンプル粉末を10
℃の蒞留氎䞭で膚最させたゲル10.4膚最倍率
25倍、含有氎分量10を枩床10℃、濃床43の
SBRラテツクス䞉井東圧化孊(æ ª)補、ポリラツ
クス75510に添加し、10℃で時間撹拌した
埌にラテツクスの濃床を枬定したずころ、40で
あ぀た。たた詊隓前のSBRラテツクスの25℃で
の電気䌝導床は4.6cmであ぀たが、詊隓埌
に液を金網で過しお埗られた液の25℃での電
気䌝導床は2.3cmにな぀おいた。 実斜䟋  実斜䟋で埗られたサンプル粉末を50℃の蒞留
氎䞭で膚最させたゲル11.4膚最倍率倍、含
有氎分量10を甚いお、50℃で実斜䟋ず同様
の方法で詊隓を行な぀たずころ、ラテツクスの濃
床は42ずなり、液の25℃での電気䌝導床は
2.4cmずな぀おいた。たた過しお埗られ
た膚最ゲルを蒞留氎で掗浄した埌、10℃の蒞留氎
䞭に浞挬しおおいたゲル10.4を甚いお10℃で実
斜䟋ず同様の方法で詊隓を行な぀たずころ、ラ
テツクスの濃床は41ずなり、液の25℃での電
気䌝導床は2.2cmずな぀おいた。詊隓前埌
の膚最ゲルを顕埮鏡で芳察したが、撹拌等による
ゲルの砎砕等は生じおいなか぀た。 実斜䟋  −アクリロむルピロリゞン50.75ず
N′−メチレンビスアクリルアミド2.6ずを蒞留
æ°Ž1.170に溶解し、0.5wtのN′−メチレン
ビスアクリルアミドを含む−アクリロむルピロ
リゞンの氎溶液を調補した。該氎溶液を10℃に冷
华した埌、のステンレス補ゞナワヌ瓶に移液
し、minの流量でボヌルフむルタヌを甚い
お窒玠ガスを時間バブリングした。぀いで該氎
溶液に過硫酞アンモニりム2.55を蒞留氎10に
溶解した液ず亜硫酞氎玠ナトリりム1.16を蒞留
æ°Ž10に溶解した液ずを同時に添加し、該氎溶液
を断熱的に重合した。埗られたゲルを现断しお也
燥した埌、曎に粉砕しお20〜100メツシナ留分を
採取しサンプルずした。該サンプル粉末を10℃の
蒞留氎䞭で膚最させたゲル10.5膚最倍率20
倍、含有氎分量10を0.9の塩化ナトリりム
氎溶液に溶解した卵癜アルブミン分子量
45.000の1.04氎溶液10に10℃で添加し、10
℃で時間撹拌した埌その䞊柄液の254nでの
吞光床を枬定する事により該氎溶液の卵癜アルブ
ミンの濃床を算出したずころ0.89であ぀た。䞀
方塩化ナトリりムの濃床は、25℃での電気䌝導床
を枬定する事により求めたずころ、0.46であ぀
た。たたサンプル粉末を30℃の蒞留氎䞭で膚最さ
せたゲル10.8膚最倍率13.5倍、含有氎分量10
を甚いお30℃で同様の詊隓を行な぀たずこ
ろ、卵癜アルブミンの濃床は0.93ずなり、塩化
ナトリりムの濃床は0.47ずな぀おいた。 実斜䟋  実斜䟋で埗られたサンプル粉末を10℃の1N
の塩化ナトリりム氎溶液䞭で膚最させた埌、グラ
スフむルタヌを甚いお過し、蒞留氎で該膚最ゲ
ルを掗浄したずころ、該膚最ゲルの10倍量の蒞留
氎を甚いた時点で、該膚最ゲル䞭の塩化ナトリり
ムの量はずな぀た。たた1Nの塩化ナトリりム
氎溶液䞭で膚最させたゲルの膚最倍率は23倍であ
り、蒞留氎䞭での倀より枛少しただけであ぀
た。 比范䟋  アクリルアミドの30氎溶液を甚いお実斜䟋
ず同様の方法によりサンプル粉末を埗た。該サン
プル粉末を甚いお実斜䟋ず同様の方法により、
1Nの塩化ナトリりム氎溶液䞭で膚最させた埌、
膚最したゲルを蒞留氎で掗浄したが、該膚最ゲル
の10倍量の蒞留氎を甚いおも該膚最ゲル䞭に塩化
ナトリりムは残存しおいた。たた該サンプル粉末
の1Nの塩化ナトリりム氎溶液䞭での膚最倍率は
23倍であり、蒞留氎䞭での倀154倍より85も枛
少しおいた。 比范䟋  21wtのアクリル酞ナトリりムを含むアクリ
ルアミドの30氎溶液を甚いお実斜䟋の同様の
方法によりサンプル粉末を埗た。該サンプル粉末
を甚いお実斜䟋ず同様の方法により、1Nの塩
化ナトリりム氎溶液䞭で膚最させた埌、膚最した
ゲルを蒞留氎で掗浄したが、該膚最ゲルの10倍量
の蒞留氎を甚いおも該膚最ゲル䞭に塩化ナトリり
ムは残存しおいた。たた該サンプル粉末の1N−
の塩化ナトリりム䞭での膚最倍率は30倍であり、
蒞留氎䞭での倀505倍より94も枛少しおいた。 実斜䟋  0.5wtのN′−メチレンビスアクリルアミ
ドを含む−−プロピルアクリルアミドの30
氎溶液を甚いお実斜䟋ず同様の方法によりサン
プル粉末を埗た。該サンプル粉末を10℃の蒞留氎
䞭で膚最させたゲル10.6含有氎分量10及
び50℃の蒞留氎䞭で膚最させたゲル12.5含有
氎分量10を各々10℃、50℃の、衚−に瀺し
た濃床、分子量のポリ゚チレングリコヌル氎溶液
10に添加し、各々10℃、50℃で時間撹拌した
埌、その䞊柄液の25℃での屈析率を枬定する事に
より該䞊柄液のポリ゚チレングリコヌルの濃床を
算出し、衚−に瀺す結果を埗た。
【衚】 実斜䟋  実斜䟋で埗られたサンプル粉末を10℃の蒞留
氎䞭で膚最させたゲル10.5含有氎分量10
及び50℃の蒞留氎䞭で膚最させたゲル11.8含
有氎分量10を、各々10℃、50℃の衚−に瀺
した組成の各分子量のポリ゚チレングリコヌルの
混合氎溶液に添加し、各々10℃、50℃で時間撹
拌した埌、その䞊柄液䞭の各分子量のポリ゚チレ
ングリコヌルの濃床をゲルパヌミツシペンクロマ
トグラフにより枬定し、衚−に瀺す結果を埗
た。
【衚】 実斜䟋 〜11 4.7wtの−アクリルアミド−−プニル
プロパンスルホン酞ナトリりムを含む−アクリ
ロむルピロリゞン氎溶液を、芒硝等を甚いお塩析
懞濁重合した埌、埗られたゲル粒子を也燥しおサ
ンプル粒子ずした。該サンプル粒子を10℃の蒞留
氎䞭で膚最させたゲル10.3含有氎分量10
及び50℃の蒞留氎䞭で膚最させたゲル11.1含
有氎分量10ず衚−に瀺した濃床、分子量の
デキストラン、氎溶液ずを甚いお実斜䟋ず同様
の方法により䞊柄液の濃床を枬定し衚−に瀺す
結果を埗た。
【衚】 参考䟋 実斜䟋で埗られたサンプル粉末を蒞留氎䞭で
膚最させた埌、該保氎ゲルを液䜓窒玠を甚いお凍
結也燥し、走査型電子顕埮鏡で芳察したずころ、
第図に瀺した様に、小さなセルの集合した蜂の
巣状のハニカム構造が圢成されおいるのが芳察さ
れた。
【図面の簡単な説明】
第図は−アクリロむルピロリゞンのポリマ
ヌ粉末を蒞留氎䞭で膚最させた埌、凍結也燥した
粒子の衚面の走査型電子顕埮鏡写真である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞀般匏たたは䞀般匏で衚わされ
    る 䞊匏でR1は氎玠原子たたはメチル基、R2は氎
    玠原子、メチル基たたぱチル基、R3はメチル
    基、゚チル基たたはプロピル基を衚わす。 䞊匏でR1は氎玠原子たたはメチル基、は―
    CH2―では〜を衚わす。 −アルキルたたは−アルキレン眮換メ
    タアクリルアミドの単独たたは共重合䜓、もし
    くは他の共重合しうる単量䜓ずの共重合䜓を氎に
    䞍溶化しおなる重合䜓の氎性ゲル枩床を倉化させ
    お透過遞別するこずを特城ずする透過遞別方法。
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