JPH05503013A - 香辛料徐放性組成物、その製造法及びそれを含むかみ砕き可能な構造物 - Google Patents

香辛料徐放性組成物、その製造法及びそれを含むかみ砕き可能な構造物

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JPH05503013A JP3502715A JP50271591A JPH05503013A JP H05503013 A JPH05503013 A JP H05503013A JP 3502715 A JP3502715 A JP 3502715A JP 50271591 A JP50271591 A JP 50271591A JP H05503013 A JPH05503013 A JP H05503013A
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ロビンソン ジョセフ アール
チュー アニタ ワイ シャン ユン
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コロンビア ラボラトリーズ インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チューインガム組成物は、通常、その中に分配された水溶性甘味料及び香辛料を 有する水不溶性ガムベース組成物を含む。チューインガムの欠陥は、かみ砕きの 開始後の比較的短時間の甘味及び味覚の消失である。この消失は、通常、10分 未満の期間で起こる。
この期間を増大する試みで、封入及びその結果得られる甘味料及び香辛料の徐放 性に関する技術が開発された。Wei らの米国特許第4.590.075号明 細書は封入方法の例を提供する。これらの方法は、水不溶性コンパウンド中に甘 味料及び香辛料をグラニユール形態で封入することを含む。
チューインガムに有効な封入組成物は水分による分解から活性成分を保護すると 同時にその徐放性を与えるべきである。例えば、Ogatvaらの米国特許第3 .826゜847号明細書及びOgawaらの米国特許第3.795.744号 明細書は、200〜1500の重合度(即ち、17.200〜129.000ダ ルトンの数平均分子lを存するポリ酢酸ビニル(PVACと称する)を使用して 香辛料を封入することを教示している。
Yangの米国特許第4.711.784号明細書は、高分子量のPVACかこ のようなPVACをグリセリドの如き可塑剤(これは香辛料ではない)と組み合 わせないとチューインガム香辛料封入剤として育益ではないことを教示している 。高分子量のPVACは、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定して20.0 00分子量単位(MwLlと称する)より大きい分子量を有する。賦及びダルト ンで表される分子量は実質的に同じである。また、Yangは、香辛料を含む封 入剤のグラニユールが通常ガム調製に関連する高温、例えば45〜55℃でガム ベース組成物に添加されることを教示している。
更に、Merrittらの米国特許第4.386.106号明細書は、かなりの 量の香辛料かPVACの中に“固定される゛ので、封入剤としてのPVACの使 用か望ましくないことを教示している。それ故、これらの香辛料はPVAC内に 保持さね、これが香辛料の適当な放出を妨げる。また、Merrittらは、ス ペアミント油またはシンナミックアルデヒドかPVACと共に香辛料として使用 される(何となれば、これらの香辛料はPVACの良好な溶剤であるからである )場合に、架橋剤または連続のアラビアゴムもしくはゼラチンフィルムかチュー インガム中に必要とされることを教示している。
かみ砕きの開始後に1時間を越える期間にわたっての香辛料の徐放性かチューイ ンガムの場合に望ましい。また、このようなチューインガムを、架橋剤もしくは チューインガム成分を分離するためのフ、Cルムまたは香辛料とは区別される可 塑剤を必要としない簡単な組成物から調製することが望ましいようである。
発明の要約 本発明は、かみ砕き中のかみ砕き可能な構造に香辛料の徐放性を与えるのに適し た香辛料徐放性組成物を意図している。香辛料放出組成物は液体香辛料とポリ酢 酸ビニル(PVAC)の均一な分散液から実質的になる。PVACは約150. 000〜約200゜000ダルトンの数平均分子量を有する。液体香辛料IVA Cの重量比は、夫々約1=5〜約5=1である。
香辛料放出組成物は別個の可塑剤(これは液体香辛料とは区別される)を実質的 に含まない。即ち、液体香辛料それ自体は通常の系中て香辛料の作用と可塑剤の 作用の両方を奏する。この数平均分子量を有するPVACと、それ自体かこれら の二つの作用を奏する香辛料の使用は、前記の教示に反するものである。
必要により、香辛料放出組成物は、また延長された期間にわたって放出される甘 味料を更に含んでもよい。
香辛料徐放性組成物は香辛料放出要素に成形でき、かみ砕き可能な構造中に使用 し得る。一つのこのような構造は、ガムベース組成物を含むガム素材要素と並置 された少なくとも一つの香辛料放出要素を含む。ガムベース組成物対使用される 全ての香辛料放出組成物の全重量の重量比は夫々的20:l〜約4=1であるこ とが好ましい。
また、本発明は香辛料徐放性組成物の製造方法を意図している。この方法は、揮 発性の非反応性有機溶剤に溶解された前記のPVACを液体香辛料と液体香辛料 対PVACの重量比、夫々約1=5〜約5:lで混合する工程、及び溶剤を除去 して香辛料徐放性組成物を生成する工程から実質的になる。有機溶剤は香辛料徐 放性組成物及びその成分と実質的に非反応性である。混合は、液体香辛料が実質 的に分解せず、しかも混合物が変形し得る温度で行われる。
本発明は、かみ砕きまでガム素材組成物中の成分から香辛料放出組成物中の成分 を分離するのに利用し得る。成分のこの分離は、成分の接触がいずれかの組成物 の経時分解、香辛料により与えられる味覚の経時変化、等を生じる場合のように 成分が不適合である場合に望ましい。
本発明の多くの利点及び特徴は、以下の好ましい実施態様の説明、図面、及び請 求の範囲から容易に明らかになる。
図2は、香辛料徐放性組成物がガムベース組成物中に分散される本発明を具体み 砕き可能な構造の第三の実施態様の長さ方向の拡大部分断面図である。
図4は、第一の香辛料徐放性要素とガム素材要素の長さ方向の端部に沿って星図 5は、ガム素材要素の矩形部分か香辛料徐放性要素中に包まれている本発明を具 体化するかみ砕き可能な構造の第五の実施態様の横方向の拡大断面図である。
図6は、ガム素材要素の円形部分が環形の香辛料徐放性要素中に包まれている本 発明の第六の実施態様の横方向の拡大断面図である。
好ましい実施態様の説明 本発明は多くの異なる形態の実施態様の余地があるが、本発明の幾つかの好まし い実施態様のみが示される。しかしながら、この開示は本発明の原理の例示と考 えられるべきであり、本発明を例示された実施態様に限定することを目的とす、 るものではないことが理解されるべきである。
本発明の一つの形態は、かみ砕き中にかみ砕き可能な構造中に香辛料の徐放性を 与えるのに適した香辛料徐放性組成物である。香辛料徐放性組成物は、少なくと も一種の液体香辛料と、約150.000〜約200.000ダルトンの数平均 分子量を育するポリ酢酸ビニル(PVAC)の均一な分散液から実質的になる。
液体香辛料IVACの重量比は夫々約l:5〜約5:lである。
香辛料の放出の速度は、使用されるPVACの量、及び/または上記の重量範囲 内の数平均分子量を変えることにより変化させることができる。更に、香辛料放 出組成物は、別個の可塑剤(これは液体香辛料とは区別さね〜かみ砕き中に香辛 料の延長された放出を与える)を実質的に含まない。即ち、香辛料それ自体は、 香味を与えるように作用することに加えて、可塑剤として作用する。
以下に更に詳しく説明される本発明の香辛料徐放性組成物は、食用に適したかみ 砕き可能な構造またはチューインガムのように通常飲み込まれないかみ砕き可能 な製品中に使用されるのに適する。
例示のかみ砕き可能な構造の第一の実施態様が図1に示さねへその中で一般に参 照番号10により示されている。構造lOは、ガム素材要素14に付着され、そ の要素により収容さね、またはその要素と混在している香辛料徐放性要素12を 含み、その結果、二つの要素は並置されている。
香辛料徐放性要素12は少なくとも上記の香辛料放出組成物を含み、最初にガム 素材要素14と共に構造10を形成するように選択された好適な形状で備えられ ている。
ガム素材要素14は所望の形状に成形された通常のガムベース組成物であり得る 。
好適なガムベース組成物は、風船ガムベース組成物を含む通常のチューインガム ベース組成物を含む。
典型的なガムベース組成物は、低分子量のポリ酢酸ビニル、ポリプロピオン酸ビ ニル、エチルセルロース、チクル、ジェルトン(jelutong)またはエス テルガムを単独で含んでもよく、またはその他の添加剤、例えば、炭酸カルシウ ム、タルク、ワックス、ポリイソブチレン及び/またはポリブチレン(これらは ブレンドを可塑化するように作用するだけでなく、ガムベース組成物の硬度、粘 弾性及び成形性を調節するように作用する)と−緒に、可塑剤、例えば、ジブチ ルフタレート、ブチルフタリルブチルグリコレート、メチルアセチルシアネート 等とブレンドして混合物中にこれらを含んでもよい。また、ガムベース組成物は 、甘味料、塩、酸性化剤、その他の香味料、及び着色剤を含む既知のガム添加剤 を含んでもよい。更に、ガムベース組成物は香辛料を有する市販のチューインガ ムであってもよい。
例示のガム素材組成物は、ニューシャーシー州すウスブレインフィールドにある り、 A、ドレイファス(Dreyfuss)社から市販されている組成物、ワ ーナーーランベルト(Warner−Lambert)社から市販されているト ライプントガム及びイリノイ州シカゴにあるリグレイ(Wrigley)社から 市販されている種々のチューインガムを含む。
香辛料徐放性組成物はPVACと少なくとも一種の液体香辛料から実質的になる 。
香辛料徐放性組成物中に使用されるPVACは、上記のように、約150.00 0〜約200、000ダルトンの数平均分子量を有する。好ましい数平均分子量 は約160.000〜約175.000ダルトンである。
本明細書中で種々の文法上の形態で使用される“ダルトゾという用語は、炭素の 質量12のl/12である質量の単位を表す。
PVACは液体香辛料を封入する。本明細書中で種々の文法上の形態で使用され る“封入“という用語は、液体香辛料を閉じ込めるPVACの微細な関係を表す 。
液体香辛料は、香辛料放出組成物のかみ砕きの際に口腔中で味覚を与える天然香 辛料、変性香辛料または合成香辛料である。こうして、香辛料の記述により、香 味を生じる量の香辛料が存在する。単一の香辛料が使用でき、また二種以上の香 辛料の混合物が同様に使用し得る。一種以上の特定の同定可能な香辛料が使用さ れるか否かにかかわらず、特別な成分が記載されない限り、香辛料は本明細書中 では単一物であると考えられる。
本発明の香辛料は、通常遭遇される温度、例えば0〜100°Cで液体であり、 香味を与えるように作用するが、この液体香辛料はまた可塑剤として作用する。
この二つの作用は別個の可塑剤(即ち、また香辛料ではない可塑剤)に対する要 求をなくす。こうして、本発明の香辛料放出組成物は、液体香辛料と区別される 可塑剤を実質的に含まない。
可塑剤として作用するとともに、かみ砕き中に味覚を与えるように作用する例示 の液体香辛料の非排他的なリストは、スペアミント油、シナモン油、冬緑油、ペ パーミント油、レモン油、オレンジ油、グレープ油、ライム油、タンジエリン油 、グレープフルーツ油、リンゴエキス、ストロベリーエキス、チェリーエキス、 パイナツプルエキス、ビーチエキス、キイチゴエキス、これらの混合物等を含む 。
その他の香辛料並びにその普通の化学成分及び香味特性に関して、Fr1a、  Handbo−ok of Food Additives第1、CRCPre ss 、クレーブランド、オハイオ、475〜511頁を参照のこと。
また、フオウルデッド(folded)油及びエキスを含む濃縮香辛料油が使用 し得る。
エキスは果物抽出液から得ることができる。また、抽出液の香味の強さは51重 量%の基本抽出液を49重量%のその他の天然香辛料の組み合わせと合わせて香 味の強さを増すことにより増強し得る。このような抽出液は普通“With 0 ther NA−TURAL Flavors(WONF)抽出液″と称される 。Handbook of Food Additives 468頁を参照の こと。これらのWONF抽出液がまた本発明に使用するのに適する。
例示の香辛料は水及びアルコール(エタノール)中で種々の溶解性を示す。例え ば、l容積のシナモン油は2容積の70%アルコールに溶解し、l容積のペパー ミント油は3容積の70%アルコールに溶解し、またl容積のスペアミント油は l容積の80%アルコールに溶解する(The Natural Formul ary XVl、 United StatesPharmacopeial  Convent ion、 Inc、 、 Rockvi lle、 IJD、  1985を参照のこと)。
~緑油は アルコールと混和性であり、水にわずかに可溶性である(the Merck  [ndex、第10纏、Merck &Co、 、 Rahway、 N、 J 、を参照のこと)。
液体香辛料対PVACの重量比は、夫々的1:5−IM:1 、好ましくは約l :2〜約2=1である。
PVACの良好な溶剤である香辛料が使用される場合であっても、架橋剤または 連続のアラビアゴムまたはゼラチンフィルムは必要とされない。こうして、本発 明の組成物は典型的には架橋剤、アラビアゴムまたはゼラチンフィルムを含まな い。
必要により、香辛料放出組成物は更に甘味料を含み、これは香辛料放出組成物中 に均一に分散さね、延長された期間にわたって放出し得る。この任意の甘味料は 天然または合成の甘味料であってもよい。
任意の甘味料は、甘味をつけるのに有効な量で存在する。この甘味をつけるのに 有効な量は、前記の香辛料放出組成物の約0.001−7110重量%であるこ とが好ましく、約0.1重量%未満であることが更に好ましい。
例示の任意の甘味料は、アスパルテーム、デキストレート、デキストロ−人デキ ストロース賦形剤、フラクトース、マンニトール、サッカリン、サッカリンカル シウム、サッカリンナトリウム、ソルビトール、ソルビトール溶液、糖、ンロツ ブ等を含む。甘味料は単独で、またはその他の甘味料と一緒に使用し得る。
また、本発明は、単一のかみ砕き可能な構造中の二種以上の香辛料放出組成物の 使用を意図している。ガムベース組成物対かみ砕き可能な構造中に使用される全 ての香辛料放出組成物の全重量の重量比は、夫々約冗・1〜約4:l、好ましく は約1o11〜約5=1である。即ち、一種より多い香辛料放出組成物か使用さ れる場合でさえも、以下に詳しく説明されるように、全てのこれらの香辛料放出 組成物の重量の合計が上記の重量比を決めるのに使用される。
本発明の香辛料徐放性組成物の製造方法は、以下に説明される揮発性の非反応性 有機溶剤に溶解されたPVACを液体香辛料と混合して均一な分散液を生成する 工程から実質的になる。次いで、その溶剤が均一な分散液から除去されて香辛料 放出組成物を生成する。PVACの数平均分子量は前記されたとおりであり、液 体香辛料対PVACの重量比も同様である。
PVACと有機溶剤の混合が真の溶液、エマルション、コロイド懸濁液または分 散液を生じるかどうかは知られていない。しかしながら、肉眼には、この混合物 は溶液であるようであり、溶液のように挙動し、こうして本明細書では溶液と称 される。
混合は、香辛料が実質的に分解されず、しかも混合物か変形し得る温度で行われ る。更に、均一な分散液は、液体香辛料とは区別される別個の可塑剤を実質的に 含まない。
本発明の香辛料徐放性組成物の更に詳細な例示の製造方法は、実質的に下記の工 程からなる。PVACを約20°Cより高く、溶剤の沸点より低い温度で揮発性 の非反応性有機溶剤に溶解して溶液を生成する。その溶液を高温で液体香辛料と 混合して均一な分散液を得る。均一な分散液を冷却し、最後に均一な分散液から 溶剤を除去して香辛料放出組成物を生成する。その溶液及び均一な分散液はそれ らの個々の配合物の温度で変形可能な粘度を示す。
好適な揮発性の非反応性有機溶剤は、大気圧で、好ましくは約250°Cより低 い温度、更に好ましくは約100°Cより低い温度で沸点を有する溶剤を含む。
沸点の温度は、以下に説明される混合温度より高いことか好ましい。
非反応性溶剤は、香辛料徐放性組成物及びその成分、例えば、PVAC1香辛料 及び甘味料と非反応性である。種々の文法上の形態で本明細書に使用される“非 反応性”という用語は、溶剤がおそらく水素結合を除いて化学結合をつくらない し、またそれを分解せず、そしてプロトンを溶媒和することがあり得ることを示 す。
例示の揮発性の非反応性有機溶剤は、エタノール、クロロホルム、メタノール、 トリクロロエチレン、二塩化エチレン、アセトン、酢酸エチル、ブチレングリコ ール、等及びこれらの混合物を含む。酢酸エチルとエタノールの混合物か現在好 ましい。酢酸エチル対エタノールの容積比は約10:1〜約1:1であることが 好ましく、約2:1〜約4=1であることか更に好ましい。
PVAC対溶剤の重量(g)対容積(ml)%は約1〜約20%、更に好ましく は約5〜約lθ%(W/V)である。
溶解工程か通常行われる温度は約50〜約90°Cであることか好ましく、約6 0〜約80°Cであることが更に好ましい。
溶解工程の期間は、PVACの完全な溶解に充分な期間である。この時間は、溶 解工程が行われる温度及び使用される溶剤に依存するだけでなく、溶剤中のPV ACの濃度に依存する。
混合工程に於いて、溶液と液体香辛料は、香辛料が実質的に分解せず、しかも混 合物が変形し得る温度で混合される。混合温度は、典型的には、溶液か生成され る温度より低い。更に、混合温度は典型的には約20°Cより高く、溶剤の沸点 より低いだけでなく、香辛料が沸騰または分解する温度より低い。この混合温度 は約20〜約+40°Cであることか好ましく、約40〜約60℃であることか 更に好ましい。
種々の文法上の形態で“分解”という用語は、液体香辛料の化学分解を意味し、 かみ砕きの際に香辛料放出組成物からの放出に利用できる香辛料の量の減少を生 じる。
混合は、均一な分散液を得るのに充分な時間にわたって続けられる。この期間は 、使用される溶剤、使用される溶剤の量、混合工程か行われる温度等を含む幾つ かの因子に依存する。この工程の典型的な混合期間は約30〜約48間である。
上記の任意の甘味料は、先に説明したように、香辛料徐放性組成物中に存在して もよい。甘味料は先に溶液と混合されてもよく、または香辛料もしくは均一な分 散液と混合されてもよい。
甘味料と溶液または均一な分散液との混合は、均一な分散液を生しるのに有効な 期間にわたって行われる。甘味料が香辛料を含む均一な分散液と混合される場合 、混合は第二の均一な分散液を生じるのに有効な期間にわたって続く。
得られた均一な分散液(任意の甘味料を含んでもよく、また含まなくてもよい) は、その後、所望の形状の香辛料放出要素、例えば図1の要素12にキャスト、 押出またはそれ以外に成形し得る。成形は溶剤の除去の前または後に行うことか できる。更に、成形は、得られた均一な分散液が冷却される前または後に行うこ とができる。
冷却は、液体溶剤が存在することを観察できる間に、分散液の早期の結晶化(不 透明性)、即ち、ポリマーの結晶化を防止するような速度で行われることが好ま しい。このような結晶化は不均一な香辛料放出要素を形成する。早期の結晶化は 香辛料放出に悪影響すると現在考えられる。冷却工程では、均一な分散液がほぼ 周囲温度、即ち、約20〜約30℃の温度に冷却される。
均一な分散液(任意の甘味料を含んでもよく、また含まなくてもよい)の粘度は 、先に説明した混合温度で約1〜約1500、好ましくは約1〜約500センチ ボイズ(cp)であり、周囲温度では約1〜約7000、好ましくは約1〜約1 000cpである。
溶剤除去工程では、溶剤は香辛料(及び、使用される場合の任意の甘味料)が実 質的に分解しない温度で除去される。更に、溶剤は分散液の早期の結晶化を抑制 するのに充分な比較的遅い速度で除去される。香辛料徐放性組成物かそれにより 生成され、好ましくは香辛料放出要素の形態で生成される。
溶剤除去は約20〜約30℃の温度及び約1気圧の圧力のほぼ周囲条件下で行わ れることが好ましい。必要とされる期間はキャストまたはそれ以外で生成された 均一な分散物の厚さに依存する。典型的には、この期間はキャストの厚さlan 当たり約30〜約480分である。
また、溶剤除去は、香辛料の揮発性成分がまた除去されないことを条件とじて減 圧で行うことができる。
香辛料徐放性組成物中の残留溶剤濃度は、たとえあったにしても、使用される溶 剤に関する連邦衛生管理局(FDA)の許容濃度水準内にある。更に、残留溶剤 は香辛料または香辛料放出に悪影響すべきではない。
チューインガムに使用するためのシートまたはその他の形態に一旦成形されると 、香辛料放出組成物は香辛料放出要素と称される。
ソート形態の典型的な香辛料放出要素は、約lO〜約150 ミル(約0.25 4〜約3.81in)の厚さを有することが好ましく、約15〜約125ミル( 約0.381〜約3.175m)の厚さを有することが更に好ましい。
香辛料放出要素は、その後、ガム素材要素と並置される。例示の並置手段は、積 層、被覆等を含む。
特異な別の製造方法では、均一な分散液及びガム素材要素が所望されるように並 置された後に溶剤か除去される。詳しくは、香辛料放出組成物はガム素材要素1 4(図1)に上記の均一な分散液として適用される。次いで、溶剤が除去されて ガム素材要素14と並置された香辛料放出要素12を生じる。
また、香辛料放出組成物はガムベース組成物中にグラニユール形態で分散されて もよい。これが図2に示される。図2は本発明のかみ砕き可能な構造10Aの第 二の実施態様の断面図である。かみ砕き可能な構造10Aはガムベース組成物2 0中に分散された香辛料放出組成物グラニユール18を含む。
グラニユール18を得る通常の方法は、先に製造された香辛料放出組成物を、例 えばドライアイス/アセトン浴、液体窒素等の中で凍結した後にそれを微粉砕す ることである。グラニユールのこの製造方法は、香辛料放出組成物の過度の加熱 (これは香辛料の分解を生じることがある)を防止する。グラニユール18は、 その後、香辛料の分解を生じない温度で混線等の如き理知の手段によりガムベー ス組成物20と混合される。
例示の香辛料徐放性組成物を下記の実施例1及び2に従って調製した。
実施例1:香辛料徐放性組成物の調製 適当な容器中で、約167.000ダルトンの数平均分子量を有するポリ酢酸ビ ニル(ウィスコンシン州ミルウオーキーにあるアルドリッチ・ケミカル社から市 販されている高分子量のポリ酢酸ビニル)3.0gを、酢酸エチル35m1とエ タノール15m1の混合物である有機溶剤50111に溶解した。その温度は約 70°Cであり、溶解の期間は約30〜60分であった。
液体香辛料、ペパーミント油3.Oa+1を導入する前に溶液の温度を約50° Cに下げた。この温度を混合期間(これは約15分である)にわたって保った。
均一な分散液を得た。
均一な分散液を熱源から取り出し、約5〜lO分の期間にわたって約5℃の温度 に冷却した。
次いで、冷却した均一な分散液を適当な平らな開放容器に注いだ。
次いで溶剤を周囲条件下で48時間の期間にわたって均一な分散液から蒸発させ た。約20ミルの厚さを育するフィルム形状の香辛料徐放性組成物を回収し、実 施例3′%;l下に説明されるようなかみ砕き可能な構造中に使用した。
に甘味料のサッカリンカルシウム0.15gを混合する更なる工程でもって実施 例1のようにして調製した。甘味料の混合を約50°Cで約15分間行って第二 の均一な分散液を生成した。
次いで溶剤を周囲条件下で48時間の期間にわたってその均一な分散液から蒸発 させた。約20ミルの厚さを有するフィルム形状の香辛料徐放性組成物を回収し 、実施例3で以下に説明されるようなかみ砕き可能な構造中に使用した。
実施例1及び実施例2の香辛料徐放性組成物を使用してかみ砕き可能な構造を調 製した。実施例3は、このようなかみ砕き可能な構造の調製の例示である。
実施例3 かみ砕き可能な構造の調製 実施例1及び実施例2の香辛料放出組成物フィルムを、その後、所望のサイズに 切断し、商品名トライプントとしてワーナーーランベルト社から市販されている ガム素材組成物のまわりに通常のようにして包んでかみ砕き可能な構造を製造し た。香辛料放出組成物フィルム及びガム素材組成物の量、例えば、重量、並びに 包装配置を、ガムベース組成物対香辛料徐放性組成物の重量比か前記の範囲内に あるように選択した。
上記の実施例に従って調製した得られたかみ砕き可能な構造は、約360分の期 間にわたって香辛料の放出または香辛料と甘味料の組み合わせの放出を示した。
香辛料放出のその時間は同様にして調製されたチューインガムについて典型的で あり、従来技術に対して本発明のチューインガム構造の大きな進歩を示す。
かみ砕き可能な構造の種々の形状及び形態は、香辛料放出要素とガム素材要素の 空間上の関係及び夫々の形状を変えることにより得ることかできる。こうして、 かみ砕き可能な構造は図1または図2に示されたような単層または二重層の平面 状の形状に限定されない。
三要素のかみ砕き可能な構造10Bが図3に本発明の第三の実施態様として示さ れている。かみ砕き可能な構造10Bは、一つの香辛料徐放性要素12、ガム素 材要素14及び別の(第二の)香辛料徐放性要素16を含む。別の香辛料放出要 素16は既知の手段により要素12に適用される。また、別の香辛料放出要素↓ 6は均一な分散液(第一の実施態様の製造方法に関して先に説明された)として 要素12に適用し得る。
要素12.14、及び16の相対的な位置は、かみ砕き可能な構造10B中で相 互に変えることができることが理解される。こうして、例えば、ガム素材要素1 4は二つの香辛料放出要素12と16の間に配置することができる。
酸物は互いに同一であってもよく、また異なっていてもよい。こうして、異なる 香辛料か放出し得る。
また、香辛料の放出速度は、夫々の香辛料放出組成物中に使用されるPVACの 量及び/または数平均分子量を変えることにより互いに同一であってもよく、ま た異なっていてもよい。これらの上記のパラメーターを変えることにより、味覚 か経時変化し得る。
ガム素材組成物対二つの香辛料徐放性組成物の全重量の重量比は、夫々約201 〜約4:lであることが好ましく、約201〜約5:1であることが更に好まし い。
これは、構造中に使用される全ての香辛料放出組成物の重量の合計がこの重量比 を計算する場合に使用されるという先に説明した要件に従う。
別の三要素のかみ砕き可能な構造10cか図4に本発明の第四の実施態様として 示されている。かみ砕き可能な構造10Cは、一つの香辛料放出要素12、ガム 素材要素14と、一つの香辛料放出要素12及びガム素材要素14の長さ方向の 端部に沿って並置された別の香辛料放出要素16を含む。要素12.14、及び 16の相対的な位置は、かみ砕き可能な構造10C中で相互に変えることができ ることが理解される。
本発明のかみ砕き可能な構造10Dの第五の実施態様の矩形の断面が図5に示さ れている。かみ砕き可能な構造100は、ガム素材要素14を包む香辛料徐放性 組成物12を含む。
種々の文法上の形態で本明細書に使用される“包む”という用語は、一つの要素 が他の要素を部分的に、または完全に包むような要素の微細な関係を表す。
要素1221jび14の相対的な位置は、かみ砕き可能な構造100中で相互に 変えることかできることが理解される。こうして、ガム素材要素14は香辛料放 出要素12を包むことができる。更に、かみ砕き可能な構造100はその他の香 辛料徐放性組成物を含むことができる。これらの更に別の代案は示されていない 。
本発明のかみ砕き可能な構造10Eの第六の実施態様の断面図が図6に示されて いる。かみ砕き可能な構造10Bは、円形の複方向の断面を有するガム素材要素 14を含む。こうして、ガム素材要素14は形状が球形または円筒形であっても よい。
このガム素材要素14は香辛料徐放性組成物12により包まれている。
要素12及び14の相対的な位置は、かみ砕き可能な構造10E中で相互に変え ることかできる。こうして、ガム素材要素14は香辛料放出組成物12を包むこ とかできる。更に、かみ砕き可能な構造は第二の香辛料徐放性要素を含むことが できる。
これらの更に別の代案は示されていない。
本発明を、詳細に示された特別な実施態様に関して説明した。しかしながら、こ れらの実施態様は単に説明のためのものであり、本発明が必ずしもそれらに限定 されないことが理解されるべきである。改良及び変形がこの開示から明らかであ り、当業者か認めるように、本発明の精神から逸脱しないで用いることができる 。それ故、開示された発明のこのような変更及び改良は本発明の範囲内にあると 考えられる。
要約書 かみ砕き可能な構造物に使用する香辛料徐放性組成物を提供する。この香辛料徐 放性組成物は、液体香辛料と約150.000〜約200.000ダルトンの数 平均分子量を育するポリ酢酸ビニルの均一な分散液から実質的になる。液体香辛 料対ポリ酢酸ビニルの重量比は、夫々的1・5〜約5=1である。香辛料徐放性 組成物の製造方法は、揮発性の非反応性有機溶剤に溶解されたポリ酢酸ビニルを 液体香辛料か劣化しない温度で液体香辛料と混合する工程を含む。次いで、溶媒 を除去する。かみ砕き可能な構造物は、香辛料徐放性組成物とガムベース組成物 を含有する。
国際調査報告 +11+el’l1m−11AMj1ml−llm−11A/US901071 67国際調査報告

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.液体香辛料と約150,000〜約200,000ダルトンの数平均分子量 を有するポリ酢酸ビニルの均一な分散液から実質的になり、前記の液体香辛料対 前記のポリ酢酸ビニルの重量比が夫々約1:5〜約5:1であり、組成物が前記 の液体香辛料とは区別される別個の可塑剤を実質的に含まないことを特徴とする かみ砕き可能な構造物に香辛料の徐放性を与えるのに適した香辛料徐放性組成物 。
  2. 2.前記のポリ酢酸ビニルの前記の数平均分子量が約160,000〜約175 ,000ダルトンである請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. 3.前記の液体香辛料対前記のポリ酢酸ビニルの前記の重量比が夫々約1:2〜 約2:1である請求の範囲第1項に記載の組成物。
  4. 4.甘味をつけるのに有効な量で存在する甘味料を更に含む請求の範囲第1項に 記載の組成物。
  5. 5.前記の甘味をつけるのに有効な量が前記の組成物の約0.1重量%未満であ る請求の範囲第4項に記載の組成物。
  6. 6.(a)揮発性の非反応性有機溶剤に溶解された約150,000〜約200 ,000ダルトンの数平均分子量を有するポリ酢酸ビニルを液体香辛料と混合し て均一な分散液を生成する工程(前記の液体香辛料対前記のポリ酢酸ビニルの重 量比が夫々約1:5〜約5:1であり、前記の混合が前記の香辛料を実質的に分 解せず、しかも前記の混合物が変形し得る温度で行われる);及び(b)前記の 香辛料を実質的に分解しない温度で前記の溶剤を除去して、前記の香辛料とは区 別される可塑剤を実質的に含まない香辛料徐放性組成物を製造する工程 から実質的になることを特徴とするかみ砕き可能な構造物に香辛料の徐放性を与 えるのに適した香辛料徐放性組成物の製造方法。
  7. 7.(a)ポリ酢酸ビニルを揮発性の非反応性有機溶剤に溶解して溶液の温度で 変形し得る粘度を有する溶液を生成する工程(前記のポリ酢酸ビニルは約150 ,000〜約200,000ダルトンの数平均分子量を有する);(b)液体香 辛料を前記の溶液と混合して均一な分散液を生成する工程(前記の液体香辛料対 前記のポリ酢酸ビニルの重量比が夫々約1:5〜約5:1であり、前記の混合が 前記の香辛料を実質的に分解せず、しかも前記の混合物が変形し得る温度で行わ れる);及び (c)前記の香辛料を実質的に分解しない温度で前記の溶剤を除去して、前記の 香辛料とは区別される可塑剤を実質的に含まない香辛料徐放性組成物を製造する 工程 から実質的になることを特徴とするかみ砕き可能な構造物に香辛料の徐放性を与 えるのに適した香辛料徐放性組成物の製造方法。
  8. 8.前記のポリ酢酸ビニルの前記の数平均分子量が約160,000〜約175 ,000ダルトンである請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. 9.液体香辛料対前記のポリ酢酸ビニルの前記の重量比が夫々約1:2〜約2: 1である請求の範囲第7項に記載の方法。
  10. 10.前記のポリ酢酸ビニルの前記の溶解中の前記の温度が約50〜約90℃で ある請求の範囲第7項に記載の方法。
  11. 11.甘味をつけるのに有効な量の甘味料を均一な分散液と混合じて第二の均一 な分散液を生成する工程を工程(c)の前に更に含む請求の範囲第7項に記載の 方法。
  12. 12.(a)ポリ酢酸ビニルを約50〜約90℃の温度で揮発性の非反応性有機 溶剤に溶解して溶液を生成する工程(前記のポリ酢酸ビニルは約160,000 〜約175,000ダルトンの数平均分子量を有する); (b)液体香辛料を約40〜約60℃の温度で前記の溶液と混合して均一な分散 液を生成する工程(前記の液体香辛料対前記のポリ酢酸ビニルの重量比が約1: 2〜約2:1である);及び (c)前記の香辛料を実質的に分解しない温度で前記の溶剤を除去して香辛料徐 放性組成物を製造する工程 から実質的になることを特徴とするかみ砕き可能な構造物に香辛料の徐放性を与 えるのに適した香辛料徐放性組成物の製造方法。
  13. 13.(a)液体香辛料と約150,000〜約200,000ダルトンの数平 均分子量を有するポリ酢酸ビニルの均一な分散液から実質的になる少なくとも一 種の香辛料徐放性組成物(前記の液体香辛料対前記のポリ酢酸ビニルの重量比が 夫々約1:5〜約5:1であり、前記の香辛料徐放性組成物が前記の香辛料とは 区別される別個の可塑剤を実質的に含まない);及び (b)前記の香辛料徐放性組成物と並置されたガムベース組成物(前記のガムベ ース組成物対全ての前記の香辛料徐放性組成物の全重量の重量比が夫々約20: 1〜約4:1である) を含むことを特徴とするかみ砕き可能な構造物。
  14. 14.前記のポリ酢酸ビニルの前記の数平均分子量が約160,000〜約17 5,000ダルトンである請求の範囲第13項に記載のかみ砕き可能な構造物。
  15. 15.前記の液体香辛料対前記のポリ酢酸ビニルの前記の重量比が夫々約1:2 〜約2:1である請求の範囲第13項に記載のかみ砕き可能な構造物。
  16. 16.前記の香辛料放出組成物が前記のガムベース組成物中に分散されている請 求の範囲第13項に記載のかみ砕き可能な構造物。
  17. 17.少なくとも一種の前記の香辛料徐放性組成物が少なくとも一つの香辛料徐 放性要素であり、前記のガムベース組成物がガム素材要素である請求の範囲第1 3項に記載のかみ砕き可能な構造物。
  18. 18.少なくとも一つの前記のガム素材要素及び前記の一つの香辛料徐放性要素 と並置された別の香辛料徐放性要素を更に含み、前記の別の香辛料徐放性要素が 第二の液体香辛料と約150,000〜約200,000ダルトンの数平均分子 量を有する第二のポリ酢酸ビニルの均一な分散液から実質的になり、前記の第二 の液体香辛料対前記の第二のポリ酢酸ビニルの重量比が夫々約1:5〜約5:1 であり、前記の別の香辛料放出組成物が前記の第二の香辛料とは区別される可塑 剤を実質的に含まない請求の範囲第17項に記載のかみ砕き可能な構造物。
  19. 19.前記の一つの香辛料徐放性組成物と前記の別の香辛料徐放性組成物が同一 である請求の範囲第18項に記載のかみ砕き可能な構造物。
  20. 20.(a)液体香辛料と約160,000〜約175,000ダルトンの数平 均分子量を有するポリ酢酸ビニルの均一な分散液から実質的になる一種の香辛料 徐放性組成物を含む少なくとも一つの香辛料徐放性要素(前記の液体香辛料対前 記のポリ酢酸ビニルの重量比が夫々約1:2〜約2:1であり、前記の一種の香 辛料放出組成物が前記の液体香辛料とは区別される別個の可塑剤を実質的に含ま ない);及び(b)前記の一つの香辛料徐放性要素と並置されたガム素材要素( 前記のガム素材要素はガムベース組成物を含み、前記のガムベース組成物対全て の前記の香辛料徐放性組成物の全重量の重量比が夫々約10:1〜約5:1であ る)を含むことを特徴とするかみ砕き可能な構造物。
  21. 21.前記の一種の香辛料徐放性組成物が甘味をつけるのに有効な量の甘味料を 含む請求の範囲第20項に記載のかみ砕き可能な構造物。
  22. 22.(a)液体香辛料と約160,000〜約175,000ダルトンの数平 均分子量を有するポリ酢酸ビニルの均一な分散液から実質的になる一種の香辛料 徐放性組成物を含む少なくとも一つの香辛料徐放性要素(前記の液体香辛料対前 記のポリ酢酸ビニルの重量比が夫々約1:2〜約2:1であり、前記の一種の香 辛料放出組成物が前記の液体香辛料とは区別される別個の可塑剤を実質的に含ま ない);及び(b)前記の一つの香辛料徐放性要素により包まれたガム素材要素 (前記のガム素材要素はガムベース組成物を含み、前記のガムベース組成物対全 ての前記の香辛料徐放性組成物の全重量の重量比が夫々約10:1〜約5:1で ある)を含むことを特徴とするかみ砕き可能な構造物。
  23. 23.前記の一種の香辛料徐放性組成物が甘味をつけるのに有効な量の甘味料を 含む請求の範囲第22項に記載のかみ砕き可能な構造物。
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