JPH05502629A - プラスチック押出し成形機用潤滑装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プラスチック押出し成形機用潤滑装置 本発明は、滑らかな内壁面をもつ円筒状のプラスチックチューブを製造するプラ スチック押出し成形機用の潤滑装置に関するもので、前記プラスチック押出し成 形機は、押出しねじが同軸円筒状に延長された型芯からなり押出しねじとともに 回転するマンドレルと。

成形面を潤滑するための潤滑装置が設けられた固定外側型手段とを含んでいる。

Ｎｏ−ＰＳ　Ｎｏ、１５８　０８７に記載されたそのような潤滑装置は、外側型 手段の複数の部材の間の隙間を含んでおり、該複数の部材は前記隙間の幅の調整 のために、互いに型の軸方向に移動可能となっている。、前記１個もしくは複数 の隙間は、加圧された潤滑剤を供給する潤滑源に接続されている。実際に好んで 用いられている例では、移動する部材は環状の円盤からなっている。このような 潤滑装置は、意図されたとおりに機能し、潤滑剤の量の調整も隙間の幅の調整に よりたやすく達成される。しかしこのような潤滑装置の欠点は、潤滑剤を型の壁 面に供給する隙間が、型の壁に半径方向にかつ外側型手段の中心線に垂直をなし て該型の壁面に延びているのに、供給されるプラスチック物質は、押出し機から の軸方向前方への前記物質の押し込みと、プラスチック物質への回転するマンド レルの影響で螺旋形を描くことにある。潤滑剤用隙間は、したがって、プラスチ ック物質の螺旋形の経路に対して鋭角をなし、このことは、不均一な潤滑、特に 、チューブ形状の形成が始まる固定外側型手段への入り口での不均一な潤滑のも ととなる。これは、特に、滑らかな内表面と外表面に螺旋形の補強材を持つチュ ーブの製造に関して不具合である。そのような押出し成形は、不均一な潤滑に非 常に敏感であり、容易に均一でない押出し成形が起こる危険だけでなく、成形さ れるチューブが裂けてしまう危険さえある。

本発明の目的は、改良された潤滑システムを提供することにあり、該改良された 潤滑システムにより、上記不具合な点を無くし、均一な潤滑、特に滑らかな内表 面と補強材を設けた外表面を持つチューブが製造されるときに均一な潤滑を実現 するにある。

本発明によれば、上記の目的は、前述のような潤滑装置において、外側型手段に 設けられた孔のそれぞれに半径方向に延びる複数のプラグが配置され、該プラグ の内側端は型の表面に位置し、潤滑剤通路が前記孔に設けられ、該通路は加圧さ れた潤滑剤を供給する潤滑源に接続されていることを特徴とする前述のような潤 滑装置により実現される。

好適な実施例の特徴となる事項は、プラグがグループをなして設けられているこ と、該グループは周囲に沿って配置されていること、各グループのプラグは、押 出しねじにより軸方向前方へ押し込まれ、回転する特表子５−５０２６２９　（ ２） マンドレルに影響されて流れるプラスチック物質が描く螺旋形の線に沿って配置 されていることである。本発明に係る潤滑装置で、特に滑らかな内壁面と螺旋形 の補強材を備えた外壁面とを持つ円筒形のプラスチックチューブを製造するプラ スチック押出し成形機用に設計された潤滑装置の特徴は、プラグの端部が外側型 手段の成形面の一部をなす形状としてあり、押出し成形されたチューブの補強材 のついた形に適合するようになっていることである。

好適な実施例においては、プラグは円筒形で孔の円・錐形の部分に組み合わされ る円錐形部分を持っており、孔の円錐形部分へのプラグの円錐形部分の締め付け の多少により、潤滑剤の量を調節するようになっている。

本発明により、従来より優れた潤滑が実現され、十分な数の潤滑剤供給位置を設 けることにより、螺旋形の流れ全体が同時に潤滑される。均一で充分な潤滑が、 特に潤滑剤供給位置がグループ分けして配置され、各グループの潤滑剤供給位置 が螺旋形の線に沿って配置されることによって、確保される。

以下、本発明をさらに詳細に、本発明に係る潤滑装置の実施例を示す図面を参照 して説明する。

図１は、滑らかな内表面と補強材を設けた外表面とを持つプラスチックチューブ を製造するためのプラスチック押出し成形機の型を通る面でみた断面図である。

図２は、図１と同じであるが、判り易くするために、マンドレルの一部を切り取 っである。

図３は、本発明の潤滑用プラグの特殊な例である。

図面には、押出し成形機１の供給ねじ２の末端部分だけが示されている。供給ね じ２は、プラスチック物質４を内面にねじが切られたコントロール部材３を通し て押し込み、末広がりになっている円錐形の移送部材５の上に押し出す。円錐形 の移送部材５の出側の直径は、成形されるチューブの直径によってきまる。内側 型部材もしくはマンドレル６は、供給れじ２の延長であり、該ねじとともに回転 する。供給ねじによって推進されたプラスチック物質は、したがって回転するマ ンドレル６により回転させられる。プラスチック物質は回転され、同時に軸方向 に推進されて、螺旋形の線に沿って外側方向に流れる。外側型部材７には、内側 に面した補強材８が螺旋形の線に沿って設けられている。外側型部材７の特殊環 状部材９には、孔１０に挿入された潤滑用プラグ１１が設けられている。潤滑用 プラグ１１の下部には、環状溝１２が設けられている。潤滑剤通路１３が環状溝 １２まで延びており、該通路１３は加圧された潤滑剤を図示されていない潤滑源 から供給される。プラグ１０の内側端は外側型壁面の補強材８に隣接する型表面 まで延びている。潤滑剤がプラグ１ｏの頭部１４を経て外側に押し出されるのを 防ぐために、シールリング１５が設けられている。

頭部１４は、環状に形成された部材９の度ぐり部１６にボルトで締め付けられて いる。

図２かられかるように、外側型部材の補強材８は、複数の平行なねじをなしてい る。図２に示された実施例では、各補強材に隣接して２個のプラグ１１．１１’ が挿入されている。該２個のプラグ１１．１１’　が一つのグループをなし、そ のようなグループ、例えばプラグ１７．１７’　からなるグループが部材９のそ れぞれのねじに設けられている。それらのグループは、周面上に互いに位置をず らして配置されている。

図３には、潤滑用プラグ１８の特殊な実施例が示されている。プラグ１８には、 孔１０の円錐形部２０と係合する下部円錐形部１９が設けられている。ボルト２ １とカウンターボルト２２の助けにより１円錐形部１９と円錐形部２０の間の隙 間は潤滑剤の量を調節するために調整可能となっている。

国際調査報告 特表子ｓ５−５ｏ２６２　（３） 要　約　書 内表面が滑らかな円筒形プラスチックチューブ製造のためのプラスチック押出し 成形機用の潤滑装置であって、前記プラスチック押出し成形機は、押出しねじ２ の円筒形の同軸延長部で前記ねじととともに回転する型芯６からなるマンドレル と、固定外側型部材７を含んでいる。潤滑装置は、外側型の部分に、成形面の潤 滑のために設けられている。該潤滑装置は、半径方向に向いた複数のプラグ（１ １，１１’　、１７．１７’）を含んでなり、それぞれのプラグは外側型部材の 孔１０に設けられている。プラグの内側の末端は型の表面に位置している。前記 孔ｌＯには潤滑剤通路１３が接続され、該潤滑剤通路は加圧された潤滑剤を供給 する潤滑源に接続されている。

図２ ：；Ｉ　、：：：”：４’　；’、；’；、　％ａ：：社：：　ｉ：：　：：’ ；：；１ｒ：：ｒ、”、５”＝’Ｓ’：；’　ｉｊ：’：コJＭｆｉ　ｔｉｌｍ 　Ｉｎ　ｌｈｅ　−ゝ°““゛゛１６１ｉ−：ｚｒ１°二＋３７ｍｅ＋ｎｌ　＋ ｅｓＭ　１Ｔｈ＠＄＋ｍ１ＭｐＨｅｅＩＯ１１噸ｆｌ＠ＩＩＩＰＡ６ｗｗＶｌｌ ＊Ｍ＊Ｉｅｒ豐−−ｅｅｗｎ：ｃｖ＋ａｎ＋％ｌｌＫ＠ｆ１−ｔｎｍＹ翌狽P− １【豐１１％ｔｈｅＭｌず］−−コ一―・ｍ１１１＋６１％Ｉ−看＋％

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．押出しねじ（２）の同軸円筒形延長部で前記ねじととともに回転する型芯（ ６）からなるマンドレルと固定外側型部材（７）とを含み、その型表面を潤滑す るための潤滑装置を外側型部材に備え、外側型部材に設けられた複数の半径方向 に向いた孔（１０）を有してなる、内表面が滑らかな円筒形プラスチックチュー ブを製造するためのプラスチック押出し成形機用の潤滑装置において、各半径方 向を向いた孔にはプラグ（１１，１１′）がその内側端を型表面に位置させて設 けられていることと、潤滑剤通路（１３）が前記孔（１０）に延びていて加圧さ れた潤滑剤を孔とプラグの間の隙間から型の表面に供給する潤滑源に接続されて いることを特徴とするプラスチック押出し成形機用の潤滑装置。