JPH05502557A - テレビジョン伝送信号の垂直精細度を高める方法および装置 - Google Patents

テレビジョン伝送信号の垂直精細度を高める方法および装置

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JPH05502557A
JPH05502557A JP63507118A JP50711888A JPH05502557A JP H05502557 A JPH05502557 A JP H05502557A JP 63507118 A JP63507118 A JP 63507118A JP 50711888 A JP50711888 A JP 50711888A JP H05502557 A JPH05502557 A JP H05502557A
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ルーカス ケエイス
バン ラッセル,ウィリアム エフ.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の名称〕 テレビジョン伝送信号の垂直精細度を高める方法および装置C発明の背景〕 (1,技術分野) 本発明は、高精細度テレビジョン信号を伝送する分野に関し、特に、周波数寄幅 を広くすることなく伝送テレ1ビジョン信号の垂直精細度を高くするための方法 および装置に関する。
(2,背景情報) テレビジョン画像は1画面の明度成分又は色度成分を表わす増幅信号で変調され た水平走査線の集合でなる。これらの走査線信号は連続的に伝送されそして受信 されて陰極線管で表示される62種の別異の走査標準が支配的である。北アメリ カおよび日本では、テレビジョン伝送は、1画面当り525本の水平走査線で行 なわれる。ヨーロッパ、アフリカ、アジアおよびオーストラリアでは、テレビジ ョン伝送は、1画面当り625本の水平走査線で行なわれる。画面の走査線数が 多いほど、画面の明瞭度すなわち垂直解像度が高い。今日では、更に多くのテレ ビジョン走査線を表示する技術を採用することができる。この技術は垂直精細度 を高めるので画像品質が向上する、走査線信号の周波数帯域を広げて垂直精細度 を高くして画像品質を高くするコンポーネントも採用することができる6したが って、現在の標準伝送方式で得られる画像品質よりもかなり高い画像品質を得る 技術は存在する。この技術は高精細度テレビジョン(High Definit ion Ta1evision : HDTV)として知られている。特に、1 050ライン、 1125ラインおよび1250ラインの水平走査線に基づく画 面表示方法が提案されている。これら最近の提案に関する主要な問題点は、その ような伝送を導入する経済的な方法が無いことである。現在世界中で使われてい るテレビジョン受像機は、525走査線又は625走査線のものであり、HDT V伝送の画面を表示することはできない。テレビジョンサービスを提供する主要 コストは番組費用であり、これは例えば広告又は有料テレビでまかなわれなけれ ばならない。このような費用まかない方法は、大量の視聴者があることを必要と する。HDTVサービスの提供開始時点では、費用に見合う視聴者が無いであろ うし、したがって番組費用をまかない得る可能性はない。また、)IDTVの視 聴者の費用負担は、加入意欲をそぐ程に高くなろう。
このような困菫を回避する1つの方法は、低価格のコンバータを用いてHD T  V信号を現在の標?!!!信号に変換しうる、現存受像機で使用しうるHDT V伝送、の概念を導入することである。そのような低価格コンバータは、現存の 画像品質しかもたらさないが、現存受像機によるHDTV放送の受信視聴を可能 とする。このアプローチは、視聴者層の急速な増大を刺激する。なぜならば)! DTVサービス加入者は最初に高価なHDTV受像機を買う代わりに現存受像機 に合う低価格コンバータを買えばよいからである。 )iDTV放送の高画像品 質画面を望む加入者のみが、高価な)IDTV受像機を買えばよい。
HDTV信号に適合しうる多くの設計が提案されたが、それらはすべてHDTV 走査線標準に関するものであり、現存標準の走査線を単に多くするものである。
倒えば、現存の伝送標準が525本71画面の北アメリカでは、】050本(現 存標準の2倍)の[)TV標準が提案されている。同様に、現存標準が625本 71画面のヨーロッパでは。
1250本のHD丁■標準が提案されている。現存標準と)IDTV標準のこの 単純な関係は、2つの標準間の相互変換、例えば、ライン1つ飛びにラインを捨 てるか消失したラインを再挿入することによる相互変換、を意味する。この発明 とその背景は、この出願において北アメリカに適用できる、提案された1050 1525走査線の形で説明するが、技術概念はヨーロッパで提案されている12 50/625走査線の形にも同じく適用しうろことを理解されたい、少々の走査 線数の異りがあっても1本発明の本質的な特徴、特に、相互変換のときのライン の1つ飛びの消去と消失ラインの再挿入、は失なわれない。本願では、ライン数 に対応した方法を提示して、数種の設計事項を説明する。
提案された1つのアプローチは、標準テレビジョン信号(第1信号)と補助信号 (第2信号)を伝送することである。故に、伝送信号の1成分には、どんなコン バータをも用いることなく現存受像機が適合しうる。補助信号は、別のチャンネ ルで送っても良いしまた、現存受像機が悪影響を受けない形で標準テレビジョン 信号と多重化してもよい、 HDTV受像機は、それらの信号の両者を受信しそ れらの信号に基づいて高精細度画面を再生する。このような提案において、補助 信号は、525本標準で送られた走査線と再生さるべき525本の挿入線(補間 線)の間の相違を表わす情報を持つアナログ信号である。この補助信号は、ある 他のチャンネル(第2チヤンネル)又はw準テレビジョン信号(第1チヤンネル )の副搬送波(subcarrier)で送ってもよい。 ・・これらの技術の 問題は、絶対的な適合性が必要であることである。すなわち、第1信号(標準テ レビジョン信号)は本質的に、現存のナショナルテレビジョンサブーミティ(N ationa1丁elevision Subcommittee : NTS C)の複合信号(ヨーロッパの場合は、 PAD/5ECA阿の信号)で出来て ぃなけれなならない。これらの複合信号(composite signals )は色度解像度が低いカラー副搬送波を用いる。このカラー副搬送波は、色度精 細度を高くするように改善するのが困難で、明度信号にかなりの歪をもたらす。
NTSC標準では、高精細度画面の基本としての高品質信号を形成するために明 度と色度を適切に分離することが非常に困鷺である。
他方、完全なNTSC適合性は、多分きびしい条件ではない。実際のHDTVI III準はどんなものでも条件付受信許可(受信料支払のテレビ)のための機能 を持つものになりそうである。盗視聴できないようにしたテレビジョン信号(S cramble、d television signalg)では、視聴者の それぞれが受信変換器(transcoder)を持てばよい。
故に、受信変換器において盗視聴できないようにしたテレビジョン信号を標準の NTSCに変換するコストが過度に高価にならない限り、何らかの盗視聴できな いようにする信号伝送方式を採用しうる。 NTSC信号は、略40年前に標準 化され、技術の進展により現在改善されつつある。 1980年以来、NTSC より高い画像品質をもたらししかも)IDTVのために好ましい根拠がある複合 信号(デジタル処理に基づく)が、開発されている0例えば、明度成分と色度成 分の混成(−u1七iplexing)すなわち時混成成分(TiIle Mu ltiplexedComponents : T阿C)として知られる、混成 アナログ成分(Multiplexed Analog Co+wponent s : MAC)のためのデジタル時分割(digital time com pression)に基づく方式がある・これらの信号が525走査線方式(例 えば525走査線MAC)で伝送されると、デコーダによるNTSCへの変換は 、低価格で実現しうる。
MAC信号は、色情報を表わすための副搬送波を用いない、その代りに、各伝送 走査線の中に明度情報と色度情報が混在する時分割(t’ime cowpre ssion)を用いる。この技術を第1図に示す・デコーダが、明度成分と色度 成分をストアして別々に復元(decomprssion)することにより、表 示に必要な全走査線の明度信号および色度信号を発生する。これは信号成分の完 全な分離を行ない、’NTSCNTSC適合可にかかわりがある信号間の干渉を 防止する。この理由により、はとんどの)IDTV案は、時分割技術(trim e−compression techniques)に基づいている。
525走査線構成を用いるMACは、現存受像機に適合するように、通常の〜T SC信号に簡単に変換しうる。これは1個又は2個のカスタムIC(custo m injegrated circuitS)を用いて行ないうる。
HDTVに関するより一層促進的な提案は、加入視聴者のデコーダで簡単にNT SCに変換しうる525走査線MAC/TMC信号を用いて、最初は1050走 査線成分のHDTV伝送から開始するものである。
残る重要な技術的課題は、NTSCへの変換が低価格でしかも#I細度、特に垂 直方向の精細度、を高くするのに用いる技術に関連する。
HDTVに対する適合性に対するもう1つのアプローチは、 1050走査線す べてを伝送することである。そして加入視聴者のデコーダでラインメモリを用い て、1走査線飛びに走査線を消去して残りの走査線をメモリにストアし+ NT SCへの変換が容易な525走査線MAC信号を残す。HDTV受像機は全10 50走査線を表示す゛る。
このアプローチに関する問題点は、そのような信号の伝送に過剰な周波数帯幅( bandwidth)が必要であることである。例えば、仮に水平周波数寄幅を (NTSCの)4MHzから8MHz(同)に2倍にし、しかも走査線を525 から1050に2倍の数にすることが必要であると、伝送周波数帯幅は、4倍に 広がる。これは、ラジオ周波数スペクトル(R,F、spectrum)に過度 の要求をもたらすので、伝送コストの面では、経済的な解決とはならない。
2組の別個の525走査線信号を伝送する修正案が提案された。第1組のMAC 信号はNTSCへの直接変換に利用しうるものであり、)IDTV受像機は2組 の信号をデコードして1050走査線分の信号を発生する。このアプローチは、  NTSC適合可のデコーダにおいてメモリに信号をストアする必要性をなくす るが(このコストを)IDTV受像機に転嫁する)、ラジオ周波数スペクトル( R,F、spectrum)に過度の要求をもたらすという問題の解決にはなら ない。
厳密に研究された他のアプローチは、先に伝送されたフィールドから消去走査線 を補間する補間法により垂直精細度を改良するものである。第2図を参照すると 、先行フィールドの走査線を使用して消失した走査線を補間することにより、5 25走査線補間信号を525走査線連続信号(走査線数の2倍)に変換しろる。
この技術は実質の垂直精細度を略50%高くしうる。適当な技術によれば、先行 フィールドの情報の使用により、垂直方向および水平方向の両者の精細度を向上 しうる。
このアプローチには2つの問題があり、これは先行フィールドの情報を用いる技 術にすべて共通する。第1は、完全なHDTV画面を構成するために、HDTV 受像機がフィールドメモリ(多分1組より多い)を必要とすることである0合理 的なコストではまだフィールドメモリを用いることができないが、十分な容量の メモリの製造が近いうちにこの問題を解決すると予期しうる。第2の問題は。
よりむつかしい問題である。先に伝送されたフィールドの情報を使用して消失し ている走査線を補間することは、静的な画素に関してのみ有効である。したがっ て動画に関しては更に複雑な技術を用いる必要がある。
このような問題を解決するために、次の2つのアプローチが実験的に用いられて いる。
(i)画面の動画部画素を検出し、(動画領域において)(同一フィールド内の 隣接する走査線を用いて)フィールド内補間を行なう。
(ii)動きの有無を検出するのみならず、動きの大きさと方向を検出し、まわ りのフィールドの適当な部分を用いた補間を行なう。
これらのいずれも近い内にHDTV加入視聴者が使用しうるデコーダで動画を適 切に再現しうるということを確信しうる実証がない。
上記(1)の技術の1つの発展は、視聴者側での画面内の動き検出の必要性を減 する。この方法は、伝送器で、画面内の動きを検出しこれを示す情報を別個のデ ジタルチャンネル(デジタル補助テレビ)を用いる全デコーダに送信する知能的 な装置を用いる。この処理は現在初期段階にあるが、初期試験の結果かなりのデ ータ容量が必要となることが推察される。実現するためには、このアプローチに 関連するデータ所要容量は、HD丁■デコーダのコストと複雑さを大きくするこ となく、受容可レベルまで低減しなければならない、したがって、問題を実際的 に解決する手段で、周波数帯幅を節約し、)10TV加入視聴者ならびに現存受 像機の視聴者に経済性を与えかつ新しいHDTV受像機を経済的に提供すること が要望されている。
〔発明の要約〕
上述の各種問題ならびに)IDTV伝送および受信を改良するに関連する様々な 問題は2本発明の基本思想により1フイールド内で信号処理を行なってMAC信 号の垂直精細度を向上することによって、改善される。本発明の方法および装置 によれば、525走査線−^C適合信号がもたらされ、これにおいて伝送走査線 が、伝送されない追加走査線に関する情報を担持する。この追加情報は、高いビ デオ周波数で伝送され、525走査線適合受像機のための高価でない変換器では 処理されない。この伝送を受けるNTSC適合の低価格のデコーダは、現存受像 機上に低価格で表示するNTSCに変換しうる現在の垂直精細度の525走査線 信号を再生する低周波通過フィルタ(ローパスフィルタ: low−ρass  filt、er)を単に備えるだけでよい。反対に、)HDTV受像機に結合し た変換器が、追加の高周波情報を処理して1050走査線画面表示のための向上 した垂直精細度をもたらす。
この発明の処理方法は、MAC方式の1050走査線の一次源信号(prima ry 5ource signal)に適用される。単に明度成分に適用しても よいし、また、明度成分と色度成分の両者に別々に適用してもよい。本発明の方 法は、次のステップを含む。
ステップ1. 直交(orthogonal)サンプルパターン(第3図)を用 いて1050走査線の源信号をサンプリングし、2次元対角フィルタ(2−di mentional diagonal filter)を適用する。
ステップ2. 飛び飛びにサンプルを捨てて非直交の、 1050走査線分の「 五の口型」すなわち五の目パターン(第3図の305)のサンプルを残す。この パターンは、ステップ1で定まる直交解像度の範囲内の最高の垂直解像度および 水平解像度をもたらす。
ステップ3. 着目走査線の隣接走査線、上側又は下側の走査線、を合わせて、 サンプルを混成してサンプル周波数がfsの1つの直交サンプルを生成する(第 3図の307)。
ステップ4. 飛び飛びに走査線を捨てて525走査線を残す(第3図の309 ) 。
この最初の4ステツプは、2次元周波数平面で見ると実際に抜けがない、伝送用 のサンプリングされた525走査線信号を残すように、伝送の前又は伝送時に、 実施される。
換言すると、中央周波数(center frequency)でモザイク模様 化された繰返しスペクトラムがあり、消失した走査線データは高周波数の繰返し スペクトラムで補間再生しうる。繰返しスペクトラム信号が担持する高周波数の 対角情報は、 fi1osα走査線信号の中に存在した高周波垂直情報を表わす 要素を含んでいる(折込んでいる)。効果的に、対角解像度が高周波数の垂直情 報に変わる。
2次元対角フィルタの525走査線信号出力のサンプルは、デジタル/アナログ 変換器(D/A−ンバータ)を用いてアナログ信号に変換しろる。D/A変換前 のデジタル形式又はD/A変換変換子ナログ形式において、低域通過フィルタは 、約fs/2(fsはサンプル周波数)に関して斜め対称(skew −sym metric)の特性をもたらす。
ステップ5. 斜め対称の副ナイキストフィルタ(skew−symmetri c 5ub−Nyquisj filt、er)を適用する。この斜め対称のフ ィルタリングは、伝送周波数帯幅を広げず、しかも補間を可能とする。得られる 525走査線アナログ信号を伝送しうるし、同じ方式の未処理525走査線信号 を受信するように設計されたデコーダに適合する。受信では、高周波数の折込ま れた要素は、現存のテレビジョン受像機で見るためには、低域通過フィルタを使 用して単に除去するだけでよい。
HDTV受像機を所持する加入視聴者のためには、HDTVデコーダが、次の追 加のステップを用いて、1050走査線を再生して映像表示する。
ステップ6、 サンプリング時もしくはA/D変換の前又は後に、斜め対称フィ ルタ(skew−symmet、ric filter)を適用する。
(このフィルタの特性は、ステップ5の斜め対称特性に貢献するかもしれないし あるいは貢献しないかもしれない点に注意されたい。) ステップ7、 ステップ6の前又は後で、周波数fsで信号をサンプルする。
ステップ8. 走査線のそれぞれで飛び飛びにサンプルを摘出して2走査線を形 成する。すなわち、一走査線上の隣り合うサンプルを、消失した走査線を再生す るように垂直方向に分離する。
ステップ9.2次元補間法を用いて、消失しているサンプルを再生し5直交サン プルパターンを再生する。この補間は、デジタルフィルタ特性をもたらす。ステ ップ9の終りで得られるものは、垂直精細度が向上した映像表示用の、1050 走査線の信号である。
本発明の関連装置は、フエーズロツタループ、同期をとり回路各部への入力時期 を定めるための同期パルス分離器とタイミング発生器、A/D変換器とD/A変 換器、2次元対角フィルタ。
スイッチングおよび制御論理要素、および、符号化又は復号化のための斜め対称 の低域通過フィルタ、を単に組合せたものである。
伝送、受信又は中間ベースバンド(in七ermedeaje baseban d)要件での放送品質維持のために7ライン対角フイルタを用いたが、価格が安 い3ライン又は5ラインの対角フィルタを、HDTV受像機で用いろる。フィー ルド全面用のメモリは必要なく、本発明の方法および装置は、静的画像の時系列 補間に限定されない。
〔図面の簡単な説明〕
第1図は、知られているB−混成のアナログ成分(B−MAc)テレビジョン信 号を示す図面である。
第2図は5時系列の垂直信号を示す図面であり、従来技術の走査線補間技術を示 す。
第3図は、流れ図であり、本発明のテレビジョン信号処理方法を伝送に先立って 適用したときの、処理中の信号分布を示す。
第4図は、流れ図であり、本発明のテレビジョン信号処理方法を)IOTV信号 受信号受信用したときの、処理中の信号分布を示す。
第5図は、本発明で用いるエンコーダの構成概要を示すブロック図である。
第6図は、本発明で用いるデコーダの構成概要を示すブロック図である。
第7図は、7ライン15桁の対角フィルタの構成概要を示すブロック図である。
第8a図および第8b図は、第7図のフィルタめ2次元周波数応答を示す3次元 グラフであり、第8a図は中央周波数特性(center ’frequenc y characteristic)を示し、第8b図は1050走査線HDT V信号を補間再生する高周波繰返しスペクトラムを含む周波数特性を示す。
第9a図、第9b図および第9c図は、525走査線の画像の写真(第1写真) 2本発明の方法で処理した後の画像の写真(第2写真)および、飛び飛びに走査 線を捨てて消失した走査線を補間する従来の補間技術で処理された画像の写真( 第3写真)、をそれぞれが示す。
〔詳細な説明〕
簡単に第1図を参照すると、そこには、データ、遷移期間で分離された色度信号 および明度信号を含むB−MACビデオ信号を示した。図示した信号は、本発明 により処理さるべき、例えばNTSC!成ビデオ信号として用いうる)IDTV サービスに好適なり−にACビデオ信号である。色度信号あるいは他のビデオ信 号は本発明により同様に処理しうる。
図示した信号は、 1.050走査線B−MACのY入力信号であり、第5図お よび第6図の装置に入力として与えられ、第3図および第4図に流れ図形式で示 される方法で処理される。第3図および第5図はそれぞれ、1050走査線アナ ログB−MAC信号を、消去要素を折込んだ高周波数の繰返しスペクトラムを有 する符号化した525走査線出力を節約した周波数帯幅で受像機に伝送するよう に符号化(エンコード)する、において用いる方法および装置を示す。図面には 示さないが、単一の低域通過フィルタがベースバンド(baseband)ビデ オの高価でない)IDTVコンバータにあり、高周波成分を低減した525走査 線NTSC混成ビデオ信号を現存受信機に与えてそれに画像を現わす。
特に第3図を参照すると、これには流れ図形式で本発明の処理の5ステツプを示 す。これらは、屋形的には、放映伝送の前に実行される。第3図の301は、ス テップlの、アナログ入カB−MACビデオ信号のデジタルサンプリングを示す 。交互の走査線サンプルxxxxおよびooooは、サンプルした1050走査 線あるいは他の高解像度のHD T Vビデオ信号を示す。サンプリングはナイ キスト周波数、例えば約28MHz詳しくは28,636,360 Hzで行な われる。
第5図を簡単に参照すると、この第1ステツプは、ベースバンドの低域通過フィ ルタ501を含み、28Mhzでクロックされるアナログ/デジタル変換器50 2にフィルタを通したアナログ入力を与える回路構成、で実行される。クロック 入力は入力信号を知られた態様で同期発生器503に通すことにより得られる。
同期発生器503の大略32KHzの水平同期出力は、位相ロックループ(ph ase 1ock 1oop) 504に与えられる。位相ロックループ504 は、約28MHzのナイキスト周波数で動作する水晶制御発振器505より発振 信号を供給される。位相ロックループ505の、位相をロックした高周波出力は 直接に1例えばアナログ/デジタル変換器502をクロックするために、出力さ れる。また、位相ロックループ505の高周波出力は、172分周回路506で 、ナイキスト周波数の172でクロックするために、分周される。この分周波は 更に、略32KHzの入力水平同期信号でロックするために。
分局器507で1/455に分周される。
簡単に第3図を参照すると、302は2次元対角フィルタの適用を示す。第5図 において、対角フィルタ508はA/D変換器502の出力端に接続されている 。そのフィルタの出力は、対角方向にフィルタを通した信号であり、この信号は エクスフルルシブオアゲート512で操作されるスイッチ511に応答して、第 1の一時メモリ509又は第2のラインメモリ510に与えられる。飛び飛びの 走査線上の飛び飛びのサンプルが、第3図の305に示すように、五の口型の分 布を示す。
再度第5図を参照すると、第2のメモリ510は、ある一時点では、消去するサ ンプルを捨てた、飛び飛びのサンプルの単一走査線を保持している。他の時点で は、第1のメモリ509が第2のラインメモリ510に切換え接続されて、先に サンプルを捨てた位置に、後続走査線上の該位置に対応する位置のサンプルを満 す。この処理は、第3吋の検討により、より容易に理解される。
303は、サンプルした後の1050走査線信号を示す。しかしそれは対角フィ ルタを通す前のものである。対角フィルタリング処理では、304に示すように 、飛び飛びの走査線上の飛び飛びのサンプルが捨てられ、305に示す1050 走査線の五の口型サンプル分布が残る。例えば、サンプル0202 を含む走査 線は、第1のラインメモリ509 L:通され、サンプル x、xlを含む隣接 走査線は第2のラインメモリに通される。このように第1および第2のラインメ モリ509および510にサンプルを書込むと、第1のラインメモリ509のサ ンプルの選択出力が行なわれて。
第2のラインメモリ510に書込まれているサンプルの、サンプルを捨てた位置 に第1のラインメモリ509の、摘出したサンプルが挿入される。
第3図の306にこの選択出力を示す。その結果307に示す1050走査線信 号が得られ、第2のラインメモリ510に一時的に格納されている。その走査線 の1つ例えばX3 e2x、 02は、隣接走査線Xa O,x3 o、の冗長 情報すなわち飛び飛びのサンプルx3 を有する。
処理の次のステップは、第3図の308に示すように、隣接走査線すなわち冗長 情報の省略である。309で残っているものは、消去した走査線の情報を折り込 んだ525走査線信号である1例えば、305に示すように隣接走査線信号のサ ンプル02および04は525走査線の信号中に折り込まれている。
第5図を参照すると、隣接走査線の消去は、第2のラインメモリ510の走査線 以外の他の走査線を単にゲーティング(遮断)することによって実現する。サン プル位置No、の奇数/偶数を示す信号がエクスクル−シブオアゲート512に 与えられる。また。
走査線No、の奇数/偶数を示す信号がエクスグルーシブオアゲート512とア ンドゲート513の両者に与えられる。アンドゲート513のもう1つの入力は 、28M)Izのクロック信号である。アンドゲート513の出力は、第2のラ インメモリ510への走査線サンプルデータの入力ゲーティングをトリガし、か つD/A変換量への出力を最初のサンプリング周波数の1/2すなわちfs/2 でクロックする。換言すると、第1の全サンプルの走査線例えばx302X30 2は第2のラインメモリ510で、単純に第2の走査線x304 xa o、の 書込みで消失し、この走査線X3o4 x3o、が。
第3図の309,310に示すように、D/A変換器514に出力される。D/ A変換器514は、fs/2すなわち略14MHzの周波数で動作する。fsは ナイキストサンプリング周波数である。
伝送するための符号化処理の最後のステップは、310で、デジタル/アナログ 変換の前か後に行なわれる。この最後のステップは、311に示すようにf s /2の通過周波数を有する斜め対称の低域通過フィルタの適用である。アナログ 処理の場合には、このフィルタは、単なるR−C又はL−C低域通過フィルタ構 成であればよい。理想的なアナログ低域通過フィルタが不可能であって実際には ディジタル処理が実施に適することが知られている。
したがって放送品質の確保のために、デジタルの斜め対称の低域通過フィルタを 用いるのが好ましい。デジタルのサンプル消去および再生で、フィルタ処理は、 伝送もしくは受信ビデオ信号の劣化なしに順次行なうことができる。しかしなが ら、デジタルのフィルタ処理は、かなり高価になり、その結果アナログ低域通過 フィルタが実際の装備にはより適当である。
第5図に示す装置では、D/A変換器514の出力は、波形整形器515に与え られる。波形整形器515は、sin X/X補正に基づいてD/A変換器がサ ンプルし保持するアナログ出力を平滑化する。平滑化されたアナログ出力は、斜 め対称の低域通過フィルタ516に与えられる。このフィルタ516は、例えば 7KHzで6dbの減衰特性を有する。その出力は525走査線の符号化(en coded)出力、第3図の311の出力、である、この出力は、衛星、光ファ イバ、マイクロウェーブ、ラジオ周波数又は他の伝送媒体で伝送するように処理 されて、遠くに送信され、現存受像機又は)IDTV受像機で受信され、そこで 消失した走査線の再生および補間が行なわれる。
第6図を参照すると、受信したアナログ信号は低域通過フィルタでフィルタ処理 される0代表的にはアナログ形式の低域通過斜め対称アナログフィルタ601で 、アナログ/デジタル変換器602でサンプルされる前にフィルタ処理される。
第5図に示す場合と同様に、同期分離器603に入力する信薔から同期信号が生 成される。略16KHzの水平同期信号は、水晶制御発振器605から発振波を 受ける位相ロックループ604で位相ロックされる。
発振器605の約28MHzの発振波は、分周される。172分周回路606の 出力は、例えばA/D変換器607を動作させる、略14MHzのfs/2信号 である。 1/910分周器607の出力は略16KHzの水平同期信号である 。この水平同期信号および同期分離器603の垂直同期信号出力は、28にHz でクロックされるタイミングパルス発生器617に供給され、発生器617がデ コーダユニットの各部に与えるタイミングパルスを発生する。
第4図に示す流れ図を参照すると、サンプリング前の斜め対称フィルタ601は 、401で示される。IIDTV加入視聴者用変換器では、アナログの非理想的 (non −1deal)フィルタ601が用いられているので、受信したアナ ログ出力にある程度の品質劣化がありうる。デジタルフィルタの構成コストが更 に低減すると、)IDTV加入視聴者用変換器にデジタルフィルタを使用しろる 。したがって、ステップ6はステップ7又は402の後に置き換えてもよい。
第6図のデジタルスイッチ611と609の位置により、飛び飛びに空走査線が 分布したパターンが形成される。403の次の404で1走査線上の飛び飛びの サンプルが空走査線の対応位置に移される。最初に、スイッチ611による奇数 /偶数サンプリングが、403に示すように奇数/偶数サンプルを同一走査線上 に集める。スイッチ609では、奇数/偶数サンプルをそれぞれ奇数/偶数走査 線に分離して、404に示すように冗長性が無いサンプル情報の五の口型パター ンを形成する。
デジタルスイッチ609の出力は、2次元対角フィルタ608に入力され、フィ ルタ608で消去サンプルの再生と補間が行なわれる。これを第4図の405に 示し、再生補間を終えたサンプルX、XXX、 0000を406 ニ示す。コ コテ、1050走査線信号はD/A変換器614で画像表示用のアナログ信号に 戻し変換される。この変換処理は第4図の流れ図に407で示す。変換器615 は、D/A変換器614のアナログ信号にsin x/x補正アルゴリズムを適 用する。補正器615の出力は、HDTV受像機上の表示用に変換する前に、低 域通過フィルタ616で、1050走査線B−MAC信号のベースバンドを通す フィルタ処理を受ける。第6図に示すデコーダは、)IDTV受像機(図示せず )と一体に組込むのが最も便利であるが、最初の)IDTVサービスの提供のし 方に対応して分離したユニットとしてもよい。
第7図は、7ライン15桁の2次元対角フィルタの概要を示す。
このようなフィルタは、HDTV放送サービスの開始時又は)IDTV放送品質 を確保する中間時期に、第5図の装置を構成するために提案しているものである 。3ライン又は5ラインのフィルタでも、第6図の回路が備えてもよい加入視聴 者用コンバータに必要な品質をもたらす。
テレビジョン画像のサンプリングは、ブリティッシュインディペンデントブロー ドキャスティングオーソリティ(BritishIndependent Br oadcasting Authorijy)が発行した実験開発レボh(an  experiment、al and developIlental re port) [12/81) の、G、J、Tongeの、「テレビジョン画像 のサンプリング(The Samplingof Te1evision Im ages、)J に説明されてLNる。その中の第12−17図に示されたもの は、本出願の第7図の7ラインフイルタよりも、より経済的に実現しうる、加入 視聴者用コンバータに適する3および5ラインフイルタである。
これらのフィルタはすべて、1走査線遅延要素、1サンプル(1画素)遅延要素 、加算器、および、フィルタの所望の機能に依存にして組合わされた特定の複数 個の定数によって所定の遅れをもったサンプルを混成するための混成器(■ul tipliers) 、で構成される。それらの定数は、ディスクリートの下記 フーリエ変換によって与えられる汎用間引きサンプリングフィルタ式%式% の式で定められる。
n = N 2 H(%l)=Σ h (n) exp(−jnRv)n = −N 1 ここで、−Nl≦n≦N2はサンプル位置の範囲であり、h (n)はインパル ス応答(i+*pulse response)+Rは整数(integer)  nで規定される期間(period)である。周波数 /2Rのあたりの、フ ィルタ516および601に適用される斜め対称フィルタ構成では、H(/R− W)= 1−H(w) である。対角フィルタ508および608の設計のための2次元ディスクリート  フーリエ変換は、次の通りに与えられる。
H(wl、W2 ) = h(rz +n2 )exp(−j nt Rt w t )exp(−j n2 r7 W2 ) 7ライン15桁フィルタの各種定数は第1表に示すものであり第7図に示す如き の混成器(multipljers)に与えられる。
定数のそれぞれの値は、次の第2表に示す・第2表 C(0,0)= 、5000 C(4,1)=−,0214C(0,1)= 、 171J9 C(4,3)=−,0049C(0,3)=−,0030C(5, 0)= 、0141C(1,0)= 、1919 C(5,2)= 、0064 C(1,2)= 、0279 G(6,1ン= 、0045C(2,1)= 、 064’3 C(6,3)=−,0007C(2,3)= 、0074 C(7 ,0)= 、0002C(3,0)= 、0441. C(7,2)= 、00 11C(3,2) = −,0202 3ラインおよび5ラインフイルタの定数は、前記Tonge(人名)が示してお り、ここで便利のために再掲すると、第3表に3ラインフイルタの定数を、第4 表に5ラインフイルタの定数を示す。
第3表 第4表 0 −5 0−60 0 130 0−60 ・0−5 0Q−50−6001 300−600−50第7図は、第1表および第2表に示すような定数組および 定数値を有する7ライン15桁フィルタの詳細なブロック構成を示す。
この7ラインフイルタは6個の別個のライン遅延要素701〜706を必要とす るが、3ラインフイルタは単C;2個を、また5ラインフイルタは4個を必要と する。また、3個の初期ライン加算器707〜709が7ライン処理では必要で あるが、5ライン処理では2個のみが必要であり、3ライン処理では1個のみが 必要となる。
第1番の遅延走査線と最後の遅延走査線は加算器707で加算され、第2番と最 後の次の遅延走査線は加算器708で、以下同様に、中間の走査線が2重に処理 される。全部で処理ラインは5本である。処理ラインの内の4ラインは、単一サ ンプル(画素)遅延要素710〜722,723−736,737〜749およ び750〜763を有する。特定のライン上での2つのサンプル遅延要素の直列 配置は、第1表、第3表又は第4表に示す如きの値が0の定数による混成(su lt、1plication)と等価である。各サンプル(画素信号)は1図に 示すように遅延され、並列加算器764−776に加えられ、そして混成器(m +ultipliers) 778〜794で、定数C(O,O)〜C(7,2 )によって混成される。
5本の処理ラインの出力端にあるディスクリート フーリエ変換要素は、加算器 795〜810を有する5つの加算ステージで一諸に加算される。 VLSI( Very Large 5cale Integration)回路製造技術に より最も簡単に要素配列しろるので、2要素加算器の組合せのみが示されている 。事実、この7ライン15桁フィルタは。
4個のVLSIデバイスで構成されている。
例えば、525走査線B−MAC信号についての上述の方法を実施するため符号 器(エンコーダ)と復号器(デコーダ)を作成した。実検的なエンコーダで、消 失した265.5走査線の補間再生が出来る高周波数繰返しスペクトラムに折り 込み情報を有する265.5走査線信号を出力した。第9a図は、525走査線 の源画像の写真である。第9b図は、本発明の方法で、265.5走査線信号か ら補間再生により525走査線信号を得た画像の写真である。
第9c図は、第2図に示し、本書の背景および報知欄で簡単に説明した。従来の 走査線補間技術で補間した信号の写真を示す。これらの例は、この発明の方法と 装置が、伝送媒体の容量が限定されしかも高解像度が望まれる伝送サービス、例 えば画像電話サービスあるいは電話回線を使用する高解像度ビデオテックス(w ideotex)サービス、に用いうろことを示している。
以上の通り、伝送は狭い周波数帯域で行ない得て、受信では画像劣化なしに垂直 解像度が2倍の画像品質をもたらすような、テレビジョン伝送信号の垂直精細度 を高める方法および装置を示しかつ説明した。この発明の方法および装置は、一 実施例を提示しHDTV分野および現存放送分野の一適用例を提示するが、他の 実施例および適用例、ならびに他の標準のビデオ信号は、以下の特許請求の範囲 の技術範囲および思想から逸脱することなく、当業者によって容易に実施しろる 。
! FIG、θσ FIG、 9σ FIG、9b 国際調査報告 1作り−内刺5醪^・自II□−N−,PCτ/口S 881027:9国際調 査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下のステップを含む、所定数の水平走査線のテレビジョン伝送信号の垂直 精細度の向上を可能とする方法;伝送すべきテレビジョン信号の走査線を飛び飛 びに消去する、および 受信では伝送されなかった飛び飛びの走査線を再生補間する、 上記、伝送すべきテレビジョン信号の走査線を飛び飛びに消去することは、伝送 すべきテレビジョン信号をナイキストサンプリング周波数でサンプリングし、サ ンプリングしたテレビジョン走査線サンプルをラインメモリに記憶し、そして前 記テレビジョン走査線サンプルを2次元の対角方向にフィルタ処理して走査線を 飛び飛びに消去し所定の伝送走査線数の略半分のデジタルテレビジョン信号を得 ることによって、行なう。
  2. 2.サンプルの2次元の対角方向のフィルタ処理が、各走査線上のサンプルを飛 び飛びに捨てて五の目型のサンプルパターンを残し、捨てたサンプルの位置を隣 接走査線の対応位置のサンプルで埋める処理を含む、前記特許請求の範囲第1項 記載の、所定数の水平走査線のテレビジョン伝送信号の垂直精細度の向上を可能 とする方法。
  3. 3.テレビジョン信号のサンプリングが、所定の伝送走査線数の略半分のテレビ ジョン信号を伝送用のアナログ信号に変換し、前記ナイキストサンプリング周波 数の半分程度の周波数のアナログ信号にフィルタ処理する処理を含む、前記特許 請求の範囲第2項記載の、所定数の水平走査線のテレビジョン伝送信号の垂直精 細度の向上を可能とする方法。
  4. 4.飛び飛びに捨てた走査線の再生補間は、受信テレビジョン信号をサンプリン グし2次元の対角方向に消失しているサンプルを挿入して伝送されなかった飛び 飛びの走査線を再生して水平走査線数が所定数のデジタルテレビジョン信号を得 ることにより、行なう前記特許請求の範囲第1項記載の、所定数の水平走査線の テレビジョン伝送信号の垂直精細度の向上を可能とする方法。
  5. 5.2次元の対角方向に消失しているサンプルの挿入は、各走査線から飛び飛び にサンプルを分離して該各走査線を飛び飛びのサンプルの2走査線として五の目 型パターン分布のサンプルを得て、得られた走査線の飛び飛びの消失したサンプ ルを2次元補間により埋める処理を含む、前記特許請求の範囲第4項記載の、所 定数の水平走査線のテレビジョン伝送信号の垂直精細度の向上を可能とする方法 。
  6. 6.受信テレビジョン信号のサンプリングは、前記ナイキストサンプリング周波 数の半分の周波数程度の周波数でフィルタ処理し、受信信号を所定の水平走査線 数の略半分のデジタル信号走査線サンプルに変換する処理を含む、前記特許請求 の範囲第4項記載の、所定数の水平走査線のテレビジョン伝送信号の垂直精細度 の向上を可能とする方法。
  7. 7.受信テレビジョン信号をフィルタ処理して高周波成分を除去し、所定水平走 査線数の略半分の、現存テレビジョン受像機で表示可能な、フィルタ処理したテ レビジョン信号を得る、前記特許請求の範囲第1項記載の、所定数の水平走査線 のテレビジョン伝送信号の垂直精細度の向上を可能とする方法。
  8. 8.以下の手段を構える、所定数の水平走査線のテレビジョン伝送信号の垂直精 細度の向上を可能とする装置:伝送すべきテレビジョン信号をサンプリングする 手段,テレビジョン信号サンプルを2次元対角方向にフィルタ処理して五の目型 分布のサンプルを形成する手段,五の目型サンプル分布の水平走査線を格納する 手段,前記格納する手段に格納された走査線とサンプルをスイッチングする手段 、および、 テレビジョンサンプルのサンプリング周波数の1/2に関して斜め対称であって 、伝送すべきテレビジョン信号の所定水平走査線数の半分の信号を出力する低域 通過フィルタ。
  9. 9.水平走査線を格納する手段は、第1および第2ラインメモリ手段を備え、第 1ラインメモリ手段は第1論理回路手段で制御されてゲート処理された走査線サ ンプルを第2ラインメモリ手段に与える、前記特許請求の範囲第8項記載の、所 定数の水平走査線のテレビジョン信号の垂直精細度の向上を可能とする装置。
  10. 10.第2ラインメモリ手段はサンプリング周波数の半分でクロックされる、前 記特許請求の範囲第9項記載の、所定数の水平走査線のテレビジョン信号の垂直 精細度の向上を可能とする装置。
  11. 11.以下の手段を備え、ビデオ信号を伝送用に符号化するエンコーダを有する 、所定数の水平走査線のテレビジョン伝送信号の垂直精細度の向上を可能とする 装置: 伝送すべきテレビジョン信号をサンプリングする手段,テレビジョン信号サンプ ルを2次元対角方向にフィルタ処理して五の目型のサンプル分布を形成する手段 ,五の目型分布のサンプルの水平走査線を格納する手段,該水平走査線を格納す る手段のサンプルおよび走査線をスイッチングする手段と、テレビジョンサンプ ルのサンプリング周波数の1/2に関して斜め対称である低域通過フィルタ,お よび、受信ビデオ信号をサンプリングする手段,ビデオ信号サンプルをスイッチ ングして飛び飛びに消失がある五の目型サンプルパターンにする手段、および、 該五の目型サンプルパターンから該消失サンプルを再生し補間する手段、を含む 、受信ビデオ信号を復号化するデコーダ。
  12. 12.以下の手段を備える、所定数の水平走査線のテレビジョン受信信号の垂直 精細度の向上を可能とする装置:受信ビデオ信号をサンプリングする手段,ビデ オ信号サンプルをスイッチングして1つの走査線上のサンプルを飛び飛びに分離 して2走査線として五の目型サンプルパターンを形成する手段, 該五の目型サンプルパターンの空きを再生補間して各走査線をサンプルで満す手 段,および、 サンプルで満された走査線の信号を高精細度テレビジョン受像機表示用に処理す る手段。
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