JPH05502383A - 動物駆動式給餌器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 動物駆動式給餌器 発明の詳細な説明 ［技術分野］ 本発明は、主に１９８９年１月１１日付は出願の「ぺ・ソト給餌器の改良」に関 するオーストラリア小特許第５９２２９２号に開示された形式の動物駆動式給餌 器に関するものである。

「従来技術」 上記の小特許には、周囲に離間して配置される複数の凹部を持ち、これによって 複数の食物収容室を形成するする食物ホルダと、動物により一度に食物を摂取出 来る収容室を一つに規制するカバ一手段と、カバ一手段及び動物が使用可能なホ ルダの外側に突出するトリガ板を有し、動物がトリガ板を押圧することによって 食物ホルダがカバー板に対して変位することによって食物を摂取できる収容室を 最初の収容室から他の収容室に変化させるトリガ手段とによって構成される。食 物ホルダを移動させるために必要なエネルギは、食物ホルダへの補給が行われる 毎に巻き締められる平渦巻スプリング（時計スプリング）によって与えられる。

トリガ手段は、食物ホルダを支持する本体から放射方向に延びるカバーを介して 食物の摂取可能な位置の近傍に配置されたトリガ板で構成され、例えば猫等の動 物が食物ホルダに接近したときに、トリガ板を踏むことによって食物ホルダが複 数の所定の動作の一つで回転する。トリガ板は、内向きの突子を有し、この突子 は複数の円周方向に離間して放射方向に突出した耳部のそれぞれと離脱可能に係 合し、例えば猫等によってトリガ板が押圧されると、突子が外向きに引かれて耳 部の辺縁部より離間して耳部が所定の移動のために前方に移動することが出来る ものとなる。

上述した装置は、多くの面で満足の行く機能を発揮するが、本発明が解決するこ とを目的とするいくつかの不可避的な問題を有していた。

まず第一に、小特許の主題である装置においては、食物容器を石鹸水に浸漬して 洗浄することが必要となった場合には、作動スプリングを食物容器とともに取り 外す必要があり、さもないとスプリングに錆を生じ、故障を生じる可能性がある 。機構を作動させるスプリングを取り外すことは、それぞれの収容部にスプリン グを再挿入することが必要になるため常に都合の良いものではない。従って、本 発明の主要な目的は、食物容器を取り外した時にスプリング作動機構を給餌器の ベース部に保持することが出来る改良を提供することにある。

［発明の構成コ 動物駆動式給餌器は、中心軸線を地位心として回転する中央クレドールを支持す るベースを有している。複数の収容部を有する円形の食物容器は、クレドール上 に配置することが出来、このクレドールとともに回転し、また清掃のために取り 外すことが出来る。ベースは、平渦巻スプリング（時計スプリング）を収容した 中央スプリングハウジングを有しており、平渦巻スプリングはクレドールを回転 させることによって食物容器を回転させるが、この回転はペットによって作動さ れるベースに枢支されるとともにクレドールから突出する第一の組の耳部が移動 する通路に位置する突子を有する足踏みペダルによって所定の増分に規定される 。移動量は、クレドールから突出した第二の組の耳部によって一度の動作によっ て収容部一つ分移動するように制限され、足踏みペダルが押圧されると突子が第 一の組の耳部の移動通路から退出して第二の組に耳部の移動通路に進入する。

なお、小特許に説明され、図示された作動機構は、満足の行く動作を行うが、と きどき故障する傾向があり、本発明の他の目的は、こうした故障の発生を減少さ せる簡単なデザインの改良を提供することにある。

［図面の簡単な説明］ 本発明の実施例は、添付図面を参照して以下に詳述する。

第１図は、クレドールに係合された食物容器を示すために一部を割断してた動物 駆動式給餌器の概略平面図である。

第２図は、第１図の２−２線に沿った断面図である。

第３図は、クレドールの上面を示す図である。

第４図は、第３図の４−４線断面図である。

第５図は、第４図の底面図である。

第６図は、第２図よりも大きな縮尺で、足踏みペダルがクレドールの放射方向内 側の組の耳部の移動通路から放射方向外側の組の耳部の移動通路に突子を移動さ せることが出来る要領を示す部分断面図である。

第７図は、第６図の部分の下側から見た斜視図であり、クレド−ルの機構の範囲 を三次元的に示している。第７図は斜め方向成分を除いて第６図の第一の角度の 投影を近似している。

［好適実施例］ 図において、動物駆動式給餌器１０は、ゴム製ベース脚１０に支持されたベース １１を有しており、ベースの一部を構成するスプリングハウジング１３が区画形 成され、このスプリングハウジング１３は平渦巻スプリング１４を収容しており 、スプリングの外側端部はスロッｌ−（図示せず）に挿入されてハウジングに結 合される、ハウジング１３には、中実軸受面が設けられており、クレドール１７ のスピゴット１６が軸支される。スピゴット１６の下側端部はスロット１８によ り二股に分割される。スロット１８は、平渦巻スプリングの内側端部が収容され 、スプリングはスプリングハウジング１３（及び従ってベース１１）とクレドー ルの間で相互に作用する。

第３図、第４図及び第５図に最も良く示すように、クレドール１７は、フランジ ２２に包囲された中央の弛緩部２１を有しており、放射方向外向きに突出した突 起２３を有するフランジの上側部分は相互に対角線位置に配置され、一方、フラ ンジ２２の下側部分は外側組の耳部２４を有１．ており、この耳部２４は他の組 の耳部２５と円周方向及び放射方向に離間している。耳部は、それぞれのピッチ 円の回りで同一間隔離間されており１、またこれらのピッチ円間には、足踏みペ ダル２９の突子２８が内側組の耳部２５または外側組の耳部２４の一方の移動通 路に侵入するのに十分な寸法差を有している。

相対位置は重要ではないが、耳部が封缶に近接して設けられ、例えば猫が足踏み ペダル２９上に立った場合に、クレドール２１がほぼ完全に所定角度移送し、こ の移動が外側耳部２４によって猫が足踏みペダルから移動するまで停止させ、猫 が移動すると、移動の最終段階は突子２８が同一対の耳部２５に当接することに よって完Ｔする。突子２８と耳部２５の先端部は位置３０において一方向側のみ が面取りされており、この面取り方向は、スプリング１４を撓ませるために巻き 締める方向であり、この面取りは突子を変位させるのに十分なものとなっている 。

ベース１１には、垂下したボス３２が設けられており、このボスは足踏みペダル ２９の中空突起３３と緩く嵌合して足踏みペダルの枢支手段を構成する。この組 立状態は弾性脚部材３４によって保持される。対の板バネ３５がベース１１から 下向きに突出したそれぞれの垂下アンカ３６と足踏みペダル２９間に延びて、動 物によって作動された部分が上昇し、これによって突子２９が下降して内側組の 耳部２５に衝合する位置に足踏みペダルを復帰させる弾性復帰力を生起する。第 ６図に最も良（示されているように、動物が足踏みペダルの外側突出部に圧力を 加えると、突子２８は内側組の耳部２５の移動通路を脱出して、外側組の突子２ ４の移動通路に侵入する。

食物容器４０は、８つの円周方向に離間した上部開放の食物収容部４１を規定す る成形体で構成され、食物収容部は移動耳部２５に対１．て、足踏みペダル２９ に隣接した給餌位置４２に連続して移動されるように配置される。さらに、下向 き折り返しフランジ４４を有するカバー４３が設けられ、下向き折り返しカバー ４４は、ベース１１の上向き折り返しフランジ４５のリブに支持される。上向き 折り返しフランジ４５は、スロット４６（第２図）を有しており、このスロット はカバー４３の突出ウェブ４７を収容する。これにより給餌位置の収容部４１の みの上方に開口４８を位置させてカバーが保持される。

食物容器の収容部４１間には、区画壁５０が設けられており、これらはりＩノド ールの突起２３を収容する溝を規定している。こうした構成により、食物容器は 、簡単にり１ノドール１７上、に位置され、フランジ２２の上側部によって支持 され、突起２３によって相対回転が防止されるが、清掃のためには簡単にクレド ールより取り外すことが出来る。

使用時においては、カバーを食物容器より単に取り外し、それぞれの収容部に食 物を投入する。食物容器はりＩノドールを持って回転されて、スプリングを撓ま せて復帰回転方向の所用の移動力を与える。このとき耳部２５に形成した面取り により足踏みペダル２９を変位させて、スプリングの巻き締めを容易とする。次 いで、カバーが再装着され、動物が必要に応じて足踏みペダルを作動させる。内 側組の耳部２５または外側組の耳部２４が足踏みペダルが押圧直後に解除されま たは押圧状態に保持された時に食物容器の回転を阻止する。

本発明によれば、食物容器の清掃はクレドールより取り外すのみで簡単になり、 スプリングはスプリングハウジング１３に収容されているので、ベース及びスプ リングハウジングの！！部によって逸失または破損が防止される。図示した耳部 及び足踏みペダルの配置は、非常に信頼性を持って機能し、故障も実質的に防止 されるものとなる。

要約 動物駆動式給餌器１０は、中央のクレドール１７を中心軸線を中心として回転可 能に支持するベースを有する。複数の収容部を有する円形食物容器４０、クレド ールとともに回転するとともにまたは清掃のために取り外し可能にクレドール１ ７上に配置される。ベース１１は、クレドール１７、及び従って食物容器４０を 回転させる平渦巻スプリング（時計スプリング）を収容する中央のスプリングハ ウジング１３を有するとともに、この回転が、ベースに枢着されるとともにクレ ドールから突出する第一の群の耳部の移動通路に位置する突子１８を有するペッ トによって作動される足踏みペダル２９によって増分的に位置決めされる。位置 決めは、クレドールから突出する第二の群の耳部２４によって一回の移動量を収 容部一つ分に制限して、食物容器のスピンを防止し、足踏みペダル２９が押圧さ れた時に、突子が第一の群の耳部の移動通路から退出して、第二の群の耳部の移 動通路に侵入する。

ＧＢ　２０＋７４７８　ＡＵ４５５０７ｎ９　ＣＨ６３８６５８ＤＥ　２８！４ １８６ＦＲ２４２０９１８ＳＥ　７９０２８６ＢＩＪｓ　４２４９４１！３　Ａ ＩＪ６２０３８７８０　ＣＡ　Ｎ２７４７７　（Ｊ　２０５７２４３ＥＮＤ　Ｏ Ｆ　ＡＮＮＥＸ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．ベースと、ベースの中央部に垂直軸線を中心として相対回転するように取り 付けられたクレドールと、クレドールとベース間に作用してクレドールを第一の 方向に回転させるねじれ負荷スプリングと、円周方向に離間してクレドールより 突出した位置決め耳部群と、 ベースから突出するとともに、ベースに枢支された作動ペダルと、ペダルを上昇 位置に付勢する復帰手段と、ペダルが反復して上昇位置に移動する時に連続的に 前記耳部に係合して前記の回転を阻止し、ペダルが反復して押圧された時に各耳 部から脱出してクレドールを第一の方向の回転によってクレドールの位置決めを 可能とする突子と、 クレドールに、その回転に伴って回転するように設けられるとともに、クレドー ルより取り外し可能であり、円周方向に離間した複数の上方に開口した収容室で 構成され、位置決め耳部に対してペダルが反復して押圧された時に、ペダルの近 傍に配置した給餌位置に連続して位置決めされる食物容器と、 ベースに取り付けられるとともに、給餌位置の上方に、給餌位置に位置した食物 容器の収容部をアクセス可能とする開口を有し、他のすべての収容部を閉塞する カバーとによって構成したことを特徴とする動物駆動式給餌器。
2. ２．前記ベースが、前記ねじれスプリングを収容する中央スプリングハウジング を有し、該スプリングハウジングが中央軸受面を有しており、前記クレドールは 相対回転のために前記軸受面に回転可能に係合する垂下スピゴットを有し、前記 スピゴットの下端部が上方に延びるスロットにより二股に形成されており、前記 ねじれ負荷スプリングは前記スロットに挿入される内側端部とスプリングハウジ ングに係合された外側端部を有する平過巻スプリングで構成される請求の範囲第 １項に記載の動物駆動式給餌器。
3. ３．前記スプリングハウジングは、前記ベースに植接された突出部で構成される 請求の範囲第２項に記載の動物駆動式給餌器。
4. ４．前記食物容器は、前記収容室を区画するとともに対向面間に溝を形成する壁 で構成され、前記クレドールは、容器はクレドールに取り付けられた時に前記溝 に収容され、容器とクレドールの相対回転を防止するとともに軸線方向にクレド ールより容器を取り外すことを阻害しない少なくとも一つの突起を有する請求の 範囲第１項乃至第３項のいずれかに記載の動物駆動式給餌器。
5. ５．前記耳部はクレドールの面から下向きに延びており、垂直軸線を中心とする 比較的小さいピッチ円上に配置されるとともに、クレドールの面より下向きに延 び、比較的大きなピッチ円上に配置された第二の群の耳部を有し、 前記実子はペダルが上昇位置にある時に第一の前記群の耳部の移動通路内に位置 し、ペダルが押圧された時に第二の前記群の耳部の移動通路内に位置して、ペダ ルが押圧される毎に収容部一つ分の移動を許容する請求の範囲第１項乃至第４項 のいずれかに記載の動物駆動式給餌器。
6. ６．比較的小さいピッチ円上の各位置決め耳部は、クレドールが第二の方向に回 転される時に前記突子を変位させるのに十分な面取りが施され、前記スプリング の巻き締めを可能とする請求の範囲第５項に記載の動物駆動式給餌器。
7. ７．ペダルを突出させ、回動させる手段は、ベースの面より垂下された枢支手段 とペダル端部間の中間位置に枢支手段に緩く係合する面によって規定された孔と 、ペダルを枢支手段に保持する弾性部材によって構成される請求の範囲第１項乃 至第６項のいずれかに記載の動物駆動式給餌器。
8. ８．前記復帰手段は、ペダルとベース間に作用する弾性板バネ出構成される請求 の範囲第７項に記載の動物駆動式給餌器。
9. ９．ベースは、上向きに折り返した周縁のフランジを有し、カバーは、下向きに 折り返した周縁のフランジを有し、これらのフランジの一方に位置決め突起が設 けられ、これらのフランジの他方にノッチが設けられている動物駆動式給餌器。