JPH05502263A - 液晶混合物 - Google Patents

液晶混合物

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JPH05502263A JP3505697A JP50569791A JPH05502263A JP H05502263 A JPH05502263 A JP H05502263A JP 3505697 A JP3505697 A JP 3505697A JP 50569791 A JP50569791 A JP 50569791A JP H05502263 A JPH05502263 A JP H05502263A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液晶混合物 本発明は、 −誘電的に正の液晶混合物および更に別の光学的に透明な媒体を必要に応じて基 板に付与される2tJ極間に含んでおり、 −その液晶分子類がスイッチオフの状態で不規則に配向し、 −液晶混合物の屈折率の1つがマトリックスの屈折率n、に実質的に一致し、お よび/または液晶混合物の質量と光学的に透明な媒体の質量との商が1.5以上 であり、そして −入射光の偏光に係りなく2つのスイッチ状態の一方において他方の状態と比べ て低下した透過率を有する電気光学液晶系に使用する液晶混合物に間する。
さらに、本発明は、電気光学系にこの液晶混合物を使用することおよびこの液晶 混合物を満たした電気光学系に関する。
光学的に透明な媒体は互いに境界を画する液晶微細液滴を含んでいるかまたはさ まざまに互いに連通ずるその細孔が液晶混合物を含んでいるスポンジ状の3次元 網状組織を形成している。液晶微細液滴という用語は互いに境界な画しているが 、球状でなくてはならないというわけでは決してなく、不規則な形状であっても および/または変形していてもよい小さな液晶区画を特定するものである。
光学的に透明な媒体が液晶微細液滴を含んでいる場合、それを以下マトリックス と言う、これに対し、3次元架橋したスポンジ状構造が存在する場合、その媒体 を網状組織と言う用語で特定する。
NCAPおよびPDLCフィルム[NCAP=ネマチック曲線整列相(nea+ atic curvilinear aligned phases)、PDL C=ポリマー分散液晶(poly+aer dispersed 1iquid crystallは、液晶混合物が微細液滴の形状でマトリックス中に埋め込ま れている電気光学液晶系の例である。NCAPフィルムは、例えばポリビニルア ルコールなどの封入用ポリマー物質、液晶混合物および、例えば水等のキャリヤ 物質をコロイドミル中で均一に混合することによって通常得られる。引き続きキ ャリヤ物質を、例えば乾燥によって除去する。対応する方法がUS 4,435 ,047に記載されている。対照的に、例えばEP 0272582およびUS  4,688,900に記載されているPDLCフィルムの製造において、液晶 混合物をまずマトリックス形成物質のモノマーまたはオリゴマーと混合して、均 質混合物を生成する0次に、この混合物を重合して、相分離を生じさせる。TI PS(m度誘導相分II)と5IPS(温媒誘導相分It)とPIPS(重合誘 導相分Iりとの間に区別がつけられる[Mo1. Cryst。
Liq、 Cryst、Inc、 Non1in、 Opt、 、 157 ( 1988) 427]。
EP 0311053に記載されているPN系(P N = poly+wer network (ポリマー網状組織)]は光学的に透明な媒体のスポンジ状網 状組織を有している。光変調層中の液晶混合物の含有量は重量基準で一般に60 %より多く、特に70〜90%である。PN系を製造するために、液晶混合物、 3次元網状組織を形成する物質の七ツマ−またはオリゴマーおよび重合開始剤、 特に光重合開始剤から成る混合物は通常電極を設けた2基板間に導入されてから 、例えば光に当てることによって重合される。
液晶混合物は一般に正の誘電異方性△εを有しており、更に、中位乃至高位の光 学異方性を有する液晶混合物がこれまで使用されてきた。微細液滴マトリックス 系において、液晶混合物の反射率の1つ、通常は常光線屈折率n0はポリマーマ トリッ、クスの屈折率n、とばば一致するように選択される。網状組織系におい ては、光変調層中の一般に非常に高い液晶含有量は、屈折率を整合させる必要が まったくないことを意味するが、これは光の透過率およびコントラストを増大さ せるためのものである。
これらの電気光学液晶系において、′R父的に切り替太ることができる光散乱効 果が認められる。その間にマトリックスまたは網状組織が通常サンドイッチ状に 整列されている電極に電圧を印加しない場合、でたらめに配列した液晶分子に対 する入射光はかなりの程度で散乱され、系は不透明になる。電圧を印加すると、 液晶分子は電界に平行にかつ系を通過する光のE−ベクトルに垂直に整列する。
微細液滴マトリックス系において、垂直に入射する光はnoとn、とを整合させ ているために光学的に等方性の媒体のように見せ、系は透明に見える。マトリッ クス/液晶液滴相境界における光の散乱を避けるために屈折率を整合させること が必要である。 EP 02725115は、完全にでたらめな配列の場合の液 晶の屈折率n8をマトリックスの屈折率n1に整合させる別の実施態様を記載し ている。この場合、系は電界のない状態で透明であり、電圧を印加することによ って不透明状態に転移される。
網状組織系においては、光変調層中に重量基準で高い割合で液晶を含んでいるこ とは、網状組la/液晶相境界における散乱が明らかに余り顕著でないことを意 味するので屈折率を整合させる必要がまったくない、系は屈折率を整合しない場 合でさえスイッチオンの状態で透明に見える。網状組織系においては、スイッチ を入れない状態でできるだけ低い透過率を達成するために高い光学異方性Δnを 有する液晶混合物を使用するのが好ましい。
記載された電気光学液晶系は、特に大面積ディスプレイ系、建築用途(窓、間仕 切り、サンルーフ等)および自動車(窓、サンルーフ等)用に提案されたが、日 光の遮蔽を制御することによる温度調節にも適している。これらの系は直流また は交流電圧を印加することによってスイッチオンの状態にすることができる。
これらの系は、特に野外用途用にも提案されているので、高い透明点、広いネマ チック範囲および高いU■および温度安定性を特徴とする液晶混合物を必要とす る。
更に他の用途としては、例えば − 範囲が単一セグメントディスプレイからいかなる所望の電極パターンを通常 の印刷技術を用いて付与することができるディスプレイまでに及ぶGHディスプ レイ系。適用対象:自動車、大面積ディスプレイ、広告ディスプレイ、時計。
−高い情報量を有するマトリックスディスプレイ。
−投射系。
− スイッチ。
ここで更に、特に、高いΔεおよび高い電気抵抗を有する液晶混合物が要求され る。
微細液滴マトリックス系において、アルキルまたはアルコキシシアノビフェニル 類およびテルフェニル類から成るLC混合物が従来一般に使用された。例えば、 US 4,688,900およびEP 0277585は液晶混合物E8を使用 し、そしてUS 4,671,618は液晶混合物E7を使用しているC両温合 物とも英国プールのBDHの市販品である)。
EP O313053は網状組織系用の2−(4−シアノフェニル)ピリジン系 の液晶混合物を提案している。
これらの液晶混合物は広いネマチック範囲、高い透明点、非常に高い安定性、低 温になってもスメクチック相が存在しないこと、△nおよびフロー(flowl 粘度ηの有利な値、および高いΔεの要件を不十分な程度にしか満たしていない 。
特に、液晶混合物または液晶混合物の個々の成分がマトリックスまたは網状組織 形成ポリマーに対し極端におよび/またはかなり温度に依存する溶解性を特徴と することが多いということは不利な場合が多い0例えば、液晶混合物の1または 数種の成分の溶解性が温度の上昇につれて変化することは、一方において相分離 を簡単にするが、他方において混合物の物性、特に屈折率n、およびn、にかな り影響を及ぼし、このことが液晶混合物の00またはn、または他の屈折率の整 合を阻害し、よって系の光学特性を損なう。
更に、これまで知られた液晶はしばしばマトリックスまたは網状組織を形成する のに使用されるポリマーのモノマーおよび/またはオリゴマーと不十分な混和性 を有し、よってPN系の製造がかなり阻害され、そして微細液滴マトリックス系 の場合に、特にPIPS技術を使用することがかなり制限される。これまで知ら れた液晶の更に他の欠点は、液晶混合物が、例えば電気光学特性の傾斜等の電気 光学パラメーターおよび/または、例えばしきい電圧等の電気光学パラメーター の温度依存性に関し特定の用途に好ましくない値をしばしば有することである。
したがって、これらの対応する要件を良好に満たし、かつ概説した欠点を有さな いかまたはほんのわずかしか有さない液晶混合物およびこれらの液晶混合物を満 たした電気光学的系がなお大いに要求され続けている。
本発明の目的は、従来の系の上述の欠点を有さないかまたはほんのわずかしか有 さす、また特に、液晶混合物または液晶混合物の1種もしくは数種の成分のマト リックス物質に対する低い溶解性および/または低い溶解性の温度依存性を特徴 とする液晶混合物を提供することにある。
この目的が 0.09≦△n≦0.20 (20℃、589 nap)の中位の複屈折性を有 する別個の液晶化合物を基礎とする液晶混合物を提供することによって達成する ことができることをここに見いだした。
したがって、本発明は、 −誘電的に正の液晶混合物および更に別の光学的に透明な媒体を必要に応じて基 板に付与される21FM間に含んでおり、 −その液晶分子類がスイッチオフの状態で不規則に配向し、 −液晶混合物の屈折率の1つがマトリックスの屈折率n、に実質的に一致し、お よび/または液晶混合物の質量と光学的に透明な媒体の質量との商が1.5以上 であり、そして −入射光の偏光に係りなく2つのスイッチ状態の一方において他方の状態と比べ て低下した透過率を有する電気光学液晶系に使用する液晶混合物であって、液晶 混合物および/または液晶混合物の1種もしくは数種の成分のマトリックス物質 に対する低い溶解性および/または低い溶解性の温度依存性を達成するために、 液晶混合物が 0.09≦△n≦0.20 (20℃、589 nm)の中位の複屈折性を有す る液晶化合物を基礎としていることを特徴とする液晶混合物に関する。
本発明の液晶混合物を満たした電気光学液晶系の構造はこの種の系には通常のデ ザインと一致する0通常のデザインと言う用語はここでは広く解釈され、その派 生要素および改質要素すべてを含むものである。
したがって、例えばPDLCまたはNCAPフィルムにおいて、透明媒体によっ て形成され、また液晶混合物が微細に分散され、またはマイクロカプセル化され ているマトリックスが導電性電極間にサンドイッチ状に配列されている。
電極は一般に、例えばガラス、プラスチック等から成る基板に付与されるが、所 望によって、マトリックスに直接電極を設けてもよく、その結果基板を使用しな くてもよくなる。
網状組織系において、液晶はスポンジ状の3次元網状組織の細孔中に存在する。
網状組織は、液晶混合物が逃げ出さないように通常電極を設けた基板間に配置さ れる。
PN系および微細液滴マトリックス系は共に反射または透過方式で操作される。
このことは少なくとも一方の電極および存在するならばそれに付随する基板が透 明であることを意味する0両系共通常偏光子を含んでいない、その結果、光の透 過率が著しく高くなる。更に、整列層を必要としないので、例えばTNまたはS TNセル等の従来の液晶系と比べてこれらの系の製造はかなり技術的に簡略化さ れることになる。
マトリックスまたは3次元網状組織は、特に等方性の熱可塑性プラスチック、熱 硬化性プラスチックまたはエラストマーに基づくものである。得られる系は意図 する用途によって柔軟性、弾性または剛性でありうる。
熱可塑性ポリマーに基づく系はマトリックスのガラス転移温度より高い温度で機 械的応力を作用させることによって容易に変形させることができる。これを、例 えば微細液滴マトリックス系に用いて、マトリックスをガラス転移温度以下の温 度に冷却することによって特異的に変形した液滴形状を凍結させることができる 。
柔軟性および/または弾性の系は熱可塑性プラスチックおよび/またはエラスト マーを基礎゛とするのが好ましいが、剛性の系の製造には熱硬化性プラスチック が好ましい、これらは、例えば微細液滴の形状および配列を硬化マトリックス中 に固定して硬化中に機械的に変形することができる。
1089106264はマトリックスに対する液晶混合物の溶解性を低下させる ためにマトリックス物質として多官能性アクリレートおよび多官能性メルカプタ ンの共重合体を提案している。我々の研究によると、マトリックスに対する液晶 混合物の溶解性および/または溶解性の温度依存性はマトリックス物質を変える ことによってはある範囲内でしか改良することができない、それよりも、有利な 溶解性挙動の重要なファクターは、液晶混合物が実質的に光学的に均質である、 すなわち0.09≦Δn≦0.20の中位の光学異方性を有する化合物を基礎と することである。
マトリックスまたは網状組織は、例えばIJS 3,935,337、US 4 ,688,900、US 4,671,618%IJS 4,673,255、 US 4,435,047、EP 0313053、EP 0359146およ びEP 0272585において挙げられたポリマーを用いて製造するのが好ま しい。
これらの特許に挙げられたポリマーは本発明の主題に本発明と共に特別に含まれ る。しかしながら、更に、当業者に公知の他のポリマーおよび、例えば無機酸化 物系ガラス単体(US 4,814,211)等の更に別の透明物質、更に別の 無機物質(例えば、特開昭63−303325参照)または他の物質も使用する ことができる。
本発明の電気光学液晶系の好ましい実施態様は改良方法によって製造されるNC APフィルム、PDLCフィルムおよび微細液滴マトリックス系である。これら のフィルム(7)lit ’Zi 方法は、例工1fes 3,935,337 、US 4,688,900、US4.673,255 、US 4,671. 61L US 4,435,047およびEP 0272595に示されている 。
本発明の電気光学系の更に別の好ましい実施態様は、それらの製造がEP 03 13053およびEP 0359146に記載されている網状組織系である。
これらの文献に記載されている重合反応、それぞれの場合に挙げられている好ま しい反応条件および重合開始剤、連鎖移動剤、線状ポリマー分子の3次元架橋剤 、重合すべきモノマーまたはプレポリマーの感光性を向上させる物質等の添加物 質の情報は本発明の開示の一部である。
しかしながら、本発明の系の上述の特定実施態様以外に、透明媒体が一方の網状 組wi横遣と他方の微細液滴マトリックス形状との間の構造を有する本発明の実 施態様も包含される。
本発明の電気光学系は、透明媒体が液晶中に分散された別個の、例えば球状粒子 状である「逆微細液滴マトリックス配列」も含む。この種の配列は、例λばG8 1,442,366に記載されている。
更に、ここでは明示的に挙げない本発明の他の実施態様も含まれる。
電気光学系の厚さdは、できるだけ低いしきい電圧V tnを達成するために通 常薄くなるように選択される。例えば、0.8〜1.6ma+の層の厚さが、例 えばUS 4,435,047に報告されており、また10μm〜300LLm の層厚値がUS 4,611&、90(lに、および5 u m 〜30 μm の層厚値がEPo 313053に示されている0例外的な場合においてだけ、 本発明の電気光学系は数1よりかなり厚い層厚dを有している。≦2+s+aの 層厚dが好ましい。
しきい電圧は微細液滴の大きさまたは網状組織の網目の幅によっても影響される 。一般に、より小さい微細液滴はより高いしきい電圧V。並びにより短い応答時 間t、、、およびt oreを生じる(US 4,673,255) 、平均液 滴径ヲ改良スるための実験的方法が、例えばUS 4,673,255およびJ 、 L、ウェスト(Wes’t) 、 Mo1. Cryst、 Liq、 C ryst、 Inc、 Non1in。
Opt、、157 +19881427に記載されている。 US 4,673 ,255は0.1um〜8μmの平均液滴径を示し、一方、例えばガラス単体に 基づくマトリックスは15〜2000人の直径を有する細孔を有している。 E P 0313053はLPN系の網状組織の網目幅に関して0.5〜2μmの好 ましい範囲を示している。
しかしながら、本発明の電気光学液晶系とこれまでの通常のものとの本質的な相 違は使用される液晶混合物である。
0.09≦Δn≦0.20 (20℃、589 na)の中位の複屈折性を有す る液晶化合物を基礎とする液晶混合物は液晶混合物および/または液晶混合物の 1種または数種の成分の溶解性および/または溶解性の温度依存性が低下されて いることを特徴とすることを見出した。ここで、成分という用層は光学的に異方 性の液晶性および非液晶性の別個の化合物および同族の別個の化合物群の両方を 含むことを意2するものである。
非常に低いま、たは非常に高い複屈折性を有する化合物を実質的に排除したので 、本発明の液晶混合物は光学的に均質の組成を有し、したがって、特にアルキル またはアルコキシシアノビフェニル類および/またはテルフェニル類および/ま たは2−(4−シアノフェニル)ピリジン頚に基づく上述の光学系で従来使用さ れた液晶混合物とは著しく異なる。中位の複屈折性の混合物は一方において低い 散乱性を有するが、他方においで低いヘーズ、特にオフーアクシスヘーズを有し 、全体としてそのような混合物に好ましい電気光学特性となることが、例えばD E 4005869に既に認められているが、しかし混合物の中位の複屈折性を 確立することは、例えばトランス−4−(トランス−4−アルキルまたはアルコ キシシクロヘキシル)シクロへキシルカルボニトリル類等の極めて低い複屈折性 あるいはまた、例えば4−アルキルまたはアルコキシ−4″−シアノテルフェニ ル類等の極めて高い複屈折性を有する成分を用いることによってしばしば達成さ れた。
中位の?11m折性な有する液晶化合物の重量割合は70%り高く、特に80% より高く、更に特別には少な(とも85%であるのが好ましい。本発明の液晶混 合物は40重量%より多い、特に少な(とも50重量%の0.11≦△n≦0. 17 (20℃、589 nn+)の範囲の複屈折性を有する化合物を含んでい るのが特に好ましい。
本発明の液晶混合物中の以下の構造要素(1)〜(9)(但し、nはOまたは1 でZは−COO−1−OCO−1−CH,O−または−C,H4である)の1つ を含む液晶化合物類の重量割合は15%以下、特に10%未満、更に特別には7 .5%未満であるのが好ましい。
30〜45重量%の0.10≦Δn≦0.12の複屈折性を有する化合物および 35〜55重量%の0.14≦Δn≦0.18の複屈折性を有する化合物を含有 する本発明の液晶混合物が特に好ましい。
更に、式■ Rは15個までの炭素原子を有するアルキルであり、更にその1つまたは隣接し ない2つのCH,基を一〇−または−CH=CH−で置き換えてもよく、Zは− COO−1−OCO−1−CH,CH,−または単結合であり、 Sは−CN、−F、−C1,−NCS、−CF、、−QCHF、または−〇CF 、であり、 pおよび0は、互いに独立してOllまたは2であり。
nはOまたは1であり、 フルオロ−1,4−フェニレンであり、そしての少なくとも1種のエステル化合 物を含む本発明の液晶混合物が特に好ましい。
式Iの化合物は、pがOまたはlである下位式I−1〜の二環式および三環式エ ステルを包含する。
式I−1〜l−10の化合物において、Rは1〜10個、特に1〜8個の炭素原 子を有するアルキルまたはアルコキシあるいはn−アルコキシアルキル、特にn −アルコキシメチルまたはn−アルコキシエチルであるのが好ましい。Rがメチ ル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−へ ブチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシル、n−メトキシ、n−エトキシ 、n−プロポキシ、n−ブトキシ、n−ペントキシ、n−ヘキソキシ、n−へブ トキシ、n−オクトキシ、n−ツノキシ、n−デコキシまたはn−ウンデコキシ であるI−1〜I−4の化合物が特に非常に好ましい。
式l−1−I−10の化合物において、Rは直鎖または枝分れ鎖でありうる。R は直鎖であるのが好ましいが、枝分れアルキルまたはアルコキシ基を含んでいる 式I−1〜l−10の化合物も通常の液晶基材に対する溶解度が良好なので時に は重要であるが、それらが光学的に活性であるならば、キシルドーピング剤とし て特に重要である。その液晶混合物が ′1種以上のキシル成分を含んでいる電 気光学系はDE 3911255、1に記載されている。
この種の枝分れ基は一般に1つより多い鎖枝を有している。好ましい枝分れ基は イソプロピル、2−ブチル(=1−メチルプロピル)、イソブチル(=2−メチ ルプロピル)、2−メチルブチル、イソペンチルに3−メチルブチル)、2−メ チルペンチル、3−メチルペンチル、2−エチルヘキシル、2−プロピルペンチ ル、2−オクチル、イソプロポキシ、2−メチルプロポキシ、2−メチルブトキ シ、3−メチルブトキシ、2−メチルペントキシ、3−メチルペントキシ、2− エチルヘキソキシ、l−メチルへキソキシ、2−オクチルオキシ、2−オキサ− 3−メチルブチル、3−オキサ−4−メチルペンチル、4−メチルへキシル、2 −ノニル、6−メチルオクトキシ、2−メチル−3−オキサペンチルおよび2− メチル−3−オキサヘキシルである。
下位式I−1〜l−10の化合物において、Sは−CN。
−F、−CI、−CF、、−0CHF、または−〇CF、、特ニー CN 、  −F、−C1、−CF、*たは一〇CF、で!>るのが好ましい、末端基として 3位および/または5位がFでinされている1、4−フェニレン、および中心 部の(但し、S′は−CN、−F、−C1、−CF、または−OCF sである )を含んでいる下位式1−1〜l−10の化合物は△εに関し比較的乃至非常に 高い値を有し、特に好ましい。下位式l−1−4−6の1種以上の化合物を含ん でいる液晶混合物は特に好ましい、基 または3.5−ジフルオロ−1,4−フェニレンおよび/ニー10の少な(とも 1種の化合物を含んでいる液晶混合物が更に好ましい。
簡略化のために、以下、Pheは1.4−フェニレンであり、Phe、2Fはλ −フルオロー1.4−)ユニしンであり、Phe、 3Fは3−フルオロ−1, 4−フェニレンであり、Cycはトランス−1,4−シクロヘキシレンであり、 Pyrはピリミジン−2,5−ジイルであり、そしてPydはピリジン−2,5 −ジイルである(但し、2つの略記PyrおよびPydは、それぞれの場合に2 つの考えられる位置異性体を包含するものとする)、更に、Phe、 fFlは 未置換または2位または3位がモノフッ素化されていてもよい1.4−フェニレ ン基を示す、 Phe、3Fは3位がモノフッ素化されている1、4−フェニレ ン基であり、そしてPhe、 2FおよびPhe、 5Fは対応する意味である 。 Phe、3F5Fは3位および5位がジ置換されている1、4−フェニレン 基を示し、一方Phe、 F2は2位および3位がフッ素でジ置換されている1 ゜4−フェニレン基である。
以下の化合物の小群からの1種以上の化合物を含有する液晶混合物は有利な特性 を有し、特に好ましい。
R−Cyc−(:0O−Phe−CN l−1−1R−Cyc−COO−Phe 、 3F−CN l−1−2R−Cyc−(:0O−Phe−F l−1−3R −Cyc−COO−Phe、 3F−F l−1−4R−Cyc−COO−Ph e、 3F5F−F l−1−5R−Cyc−COO−Phe−CI l−16 R−Cyc−COO−Phe、3F−CI l−1−7R−Cyc−COO−P he、3F5F−CI l−1−8R−Cyc−Coo−Phe−CF、 l− 1−9R−Cyc−COO−Phe、3F−CF、 l−110R−Cyc−C OO−Phe、 3F5F−CF、 l−1−11R−Cyc−COO−Phe −OCF、 l−1−12R−Cyc−Coo−Phe、 3F−OCFs l −1−13R−Cyc−Coo−Phe、3F5F−OCF、 l−1−14R −Phe−Coo−Phe−CN l−2−IR−Phe、3F−C:0O−P t+e−CN l−2−2R−Phe、3F−COO−Phe、3F−CN l −2−3R−Phe、3F5F−COO−Phe−CN l−2−4R−Phe −COO−Phe−F l−2−58−Phe、3F−Coo−Phe−F l −2−6R−Phe−COO−Phe、 3F−F l−2−7R−Phe−C oo−Phe、3F5F−F l−2−11R−Phe、3F5F−COO−P he−F l−2−9R−Phe、2F−COO−Phe、3F5F−F l− 2−10R−Phe−COO−Phe−CI l−2−11R−pHe、3F− COO−Phe−CI l−2−12R−Phe−Coo−Phe、3F−CI  l−2−13R−Phe−COO−Phe、3FSF−(:1 l−2−14 R−Phe、3F5F−COO−Phe−(:l l−2−1SR−Phe−C OO−Phe−CFs l−2−16R−Phe、3F−COO−Phe−CF s l−2−17R−Phe−(:0O−Phe、3F−CFs l−2−L8 R−Phe−COO−Phe、3F5F−CFi l−2−19R−Phe、3 F5F−Coo−Phe−CF、 l−2−20R−Phe−COO−Phe− OCFi l−2−21R−Phe−3F−Coo−Phe−OCF、 r−2 −22R−Phe−COO−Phe、3F−OCFs l−2−23R−Phe −COjl−Phe、3F5F−OCF−l−2−24R−Phe、3F5F− COO−Phe−OCFs l−2−2SR−Cyc−Cyc−COO−Phe −(:N l−3−IR−Cyc−Cyc−Coo−Phe、3F−CN l− 3−2R−Cyc−Cyc−COD−Phe−F l−3−3R−Cyc−Cy c−Coo−Phe、3F−F I−3’−4R−Cyc−Cyc−Coo−P he、3F5F−F r−3−5R−1cyc−C:yc−COO−Phe、  F2−F l−3−6R−Cyc−Cyc−Coo−Phe−CI l−3−7 R−Cyc−Cyc−COO−Phe、 3F−CI l−3−8R−Cyc− Cyc−COO−Phe、 3F5F−CI l−3−9R−Cyc−Cyc− Coo−Phe−CFs l−3−1OR−Cyc−Cyc−COO−Phe、  3F−CF s l−3−11R−Cyc−(:yc−COO−Phe、 3 F5F−CFi l−3−12R−Cyc−(:yc−Coo−Phe−OCF s l−3−13R−Cyc−Cyc−Coo−Phe、 3F−OCFi l −3−14R−Cyc−(:yc−COO−Phe、 3F5F−OCFs l −3−1SR−Cyc−Phe−COO−Pha−CN l−7−IR−Cyc −Phe−COO−Phe、 3F−CN l−7−2R−Cyc−Phe、  3F−Coo−Phe−CN l−7−3R−Cyc−Phe、 3F5F−C OO−Phe−CN r−y−4R−Cyc−Phe−Coo−Phe−NC5 l−7−5R−Cyc−Phe−Coo−Phe、 3F−NC,S l−7− 6R−(:yc−Phe、 3F−COO−Phe−NCS l−7−7R−C yc−Phe、 3F5F−Coo−Phe−NCS r−7−8R−Cyc− Phe−(:0O−Phe−F l−7−9R−Cyc−Phe、3F−Coo −Phe−F l−7−1OR−Cyc−Phe、3F5F−COO−Phe− F l−7−11R−Cyc−Phe−COO−Phe−Phe、 3F−F  l−7−12R−Cyc−Phe−(:0O−Phe−CI l−7−13R− Cyc−Phe、 3F−Coo−Phe−CI l−7−14R−Cyc−P he、3F5F−Coo−Phe−CI l−7−15R−Cyc−Phe−( :0O−Phe−Phe、3F−CI l−7−16R−Cyc−Phe−CO O−Phe−CFs l−7−17R−Cyc−Phe、3F−COO−Phe −CFs l−7−188−Cyc−Phe、3F5F−(:0O−Phe−C Fs l−7−19R−(:yc−Phe−COO−Phe−Phe、3F−C FI l−7−2OR−Cyc−Phe−(:0O−Phe−OCFs l−7 −21R−Cyc−Phe、3F−COO−Phe−OCFs l−7−22R −Cyc−Phe、3F5F−COO−Phe−OCF、 l−7−23R−C yc−Phe−Coo−Phe−Phe、3F−OCFs l−7−24R−C yc−Phe−COO−Phe−OCHFs l−7−2SR−(:yc−Ph e、3F−Coo−Phe−OCHF、 l−7−26R−Cyc−Phe、3 F5F−COO−Phe−OCHFz l−7−27R−Cyc−Phe−CO O−Phe−Phe、3F−OCHFt l−7−28式■の化合物は1文献[ 例えば、シュトットガルトのゲオルグースイーメ(Georg−Thieme) 出版社発行のホーベン−ワイル(Houben−Weyll、「有機化学の方法 (14ethodender Organischen Che+wie) J  、IX巻、867頁以降のような定本]に記載されているようなそれ自体公知 の方法によって、すなわち、公知の前記反応に適した反応条件下に製造される。
また、それ自体公知であるが、ここではさらに詳細には説明しない異性もここで 使用することができる。
式1(7)化合物はDE 3317921、EP 0019665、JP 58 /126839、DE 3339216、EP 0034350およびEP 0 126601に記載された方法によって製造するのが好ましい0式1−1〜l− 10の化合物以外に、本発明の液晶混合物は式II(F)。
R2は1〜15個までの炭素原子を有するアルキル基であり、更にその1つまた は隣接しない2つのCH,基を−0−1−Co−および/または−CH=CH− で置き換rは0.1または2であり、 Yは重結合、−CH,CH,−まr、:、は−0CO−であり、そして Xは−CN、−NC3,−F、−C1,−CF、、−OCF sまたは一0CH F!である)の化合物類も含んでいるのが好ましい。
本発明の電気光学系に使用される液晶混合物の更に別の成分として適した最も重 要な化合物の特徴は次式1.2.3および4によって示すことができる。
R’ −L−E−R−1 R′−L−Coo−E−R″ 2 R’ −L−00C−E−R″ 3 R’ −L−CHI CFi −E−R″ 4式1.2.3および4において、 同一でも異なってもよいしおよびEは、それぞれの場合に互いに独立して、−P he−、−Cyc−、−Phe−Phe−、−Phe−(:yc−、−Cyc− C:yc−1−Pyr−、−Dio−、−G−Phe−および−G−Cyc−並 びにこれらの鏡像基により形成される群からの2価の基であるが、式1〜4の化 合物に含まれる意味の少なくとも1つがCycであり、そして特に式(1)〜( 9)の構造特徴を有する化合物の場合、本発明の混合物中に15重量%未満、更 に特別には10重量%以下の非常に低い割合でしか含まれていない。
式1〜4のこれらの化合物において、Pheは未置換またはフッ素置換1.4− フェニレンであり、Cycはトランス−1,4−シクロヘキシレンまたは1.4 −シクロヘキセニレンであり、Pyrはピリミジン−2,5−ジイルまたはピリ ジン−2,5−ジイルであり、Dioは1.3−ジオキサン−2,5−ジイルで あり、そしてGは2−(トランス−1,4−シクロヘキシル)エチル、ピリミジ ン−2,5−ジイル、ピリジン−2,5−ジイルまたは1.3−ジオキサン−2 ,5−ジイルである。
下位式1a、2a、3aおよび4aの化合物において、R′およびR″は、それ ぞれの場合に互いに独立して、8個までの炭素原子を有するアルキル、アルケニ ル、アルコキシ、アルケニルオキシまたはアルカノイルオキシである。これらの 化合物の大部分は、R′とR″が互いに異なり、これらの基の1つは通常アルキ ルまたはアルケニルである。下位式1b、2b、3bおよび4bの化合物におい て、R″は−CN、−(0) 、 CVI Hl−1、F、 CIまたは−NC S (但し、kは0またはlであり、1はl、2または3であり、そして■はF またはC1である)であり、この場合、Rは下位式la〜4aの化合物に関して 定義した通りであり、アルキルまたはアルケニルであるのが好ましい。しかしな がら、式l、2.3および4の化合物において提案した置換基の他のあらゆるも のが同様に共通する。そのような物質あるいはまたそれらの混合物の多くは市販 されている。これらの物質は全て文献で知られている方法又はそれに準じる方法 によって得ることができる。
化合物1a、2a、3aおよび4a (1群)から成る群からの成分以外に、本 発明の電気光学液晶系に使用される液晶混合物は化合物tb、2b、3bおよび 4b(2群)から成る群からの成分も含んでいるのが好ましく、それらの成分の 割合は次の通りであるのが好ましい。
1群二〇〜60%、特に5〜50% 2群:0〜60%、特に5〜40%。
使用される液晶混合物の誘電異方性は正(>O)、好ましくは〉3であるのが好 ましい、比較的低い値の誘電異方性に対し、非常に高いしきい電圧が認められる 6△εの値は〉5であるのが特に好ましい。
光学的および誘電的に実質的に均質の組成を有する液晶混合物、すなわち (i)0.09≦△n≦0.20の電気異方性および同時に (11)≦20の誘電異方性Δε、特に≦15の△εを有する液晶化合物を基礎 とする液晶混合物が特に非常に好ましい。
同時に条件(i)および(ii)を満たす化合物の割合は60重量%以上、特に 少なくとも75重量%、更に特別には少な(とも85重量%であるのが好ましい 。
これらの混合物はマトリックスに対する溶解性および/または溶解性の温度依存 性が低下されていること以外に、非常に高い温度およびUV安定性を有し、した がって、これらの混合物は、特に、例λば野外用途またはアクティブマトリック スでアドレスされるディスプレイ用等の非常に高度の要件を有する用途に使用す ることができることを見出した。これらの混合物は、特に上述の特徴以外に、存 在するならば−F、−CI、−CF3、−0CF@および−OCHF *から成 る群から選択される極性末端基によって特徴付けられる液晶混合物を含んでいる 。末端カルボニトリルまたはイソチオシアナト基を有する化合物の重量割合が1 5%未満、特に10%以下である液晶混合物が特に非常に好ましい。
本発明に従って使用することができる液晶混合物はそれ自体通例の方法で製造さ れる。一般に、所望の量の少量成分を主構成要素形成成分に高温で都合よく溶解 する。各成分の有機溶媒、例えばアセトン、クロロホルムまたはメタノール溶液 を混合し、十分に混合後1例えば蒸留によって溶媒を再び除去することも可能で ある。
適切な添加剤によって、本発明の液晶媒体を改質し、特定の用途に関し最適化す ることができる。
この種の添加剤は当業者に知られており、また文献に詳細に説明されている。し たがって、例えば、多色染料を添加して、1f色電気光学系を製造することがで き、またある種の物質を添加して、媒体の粘度および/または電気光学パラメー ターの温度依存性を改良することができる。この種の物質は、例えばH,ケルカ ー(Kelker) 、 R、ハッツ(Hatz) 、液晶ハンドブック(Ha ndbook of Liquid Crystalsl、化学出版社(Ver lag (:heIliel、ワインハイム、1980およびDE−A 220 9127.2240864 、2321632.2338281 、24500 88.2637430 、2853728および2902177に記載されてい る。
多色染料を0−15重量%、特に0〜10重量%、更に特別にはO〜7.5重量 %の量で液晶混合物に添加した電気光学液晶系が好ましい。
更に、当業者は、液晶混合物の複屈折性Δnおよび/または常光線屈折率n0お よび/または他の屈折率および/または粘度および/または誘電異方性および/ またはさらに別のパラメーターが特定の用途に関して最適化されるように条件( 1)、特に条件(1)および(2)を考慮して上述の液晶混合物に対する添加剤 をネマチックまたはネマチック形成物質の大きな寄せ集め群から選択することが できる。
透明点を上昇させるために、当業者は1例えば、高透明(式中、R4およびR3 は、それぞれ互いに独立して、1〜15個の炭素原子を有するアルキル、メトキ シ、アルコキシカルボニルまたはアルカノイルオキシである)等を本発明の系に 使用する液晶混合物に添加することができる。
本発明の系が交流を用いてアドレスされる場合、さもなければ、特に低乃至中周 波数においてちらつきのある表示となるので、高粘度液晶混合物を使用する必要 がある。粘度を上昇させるために、DE 3919942に記載されているよう に、当業者は高粘度液晶化合物または特に1種以上の側鎖を有するポリマーを液 晶混合物に添加することができる。これに対し、電気光学系を高情報量のマトリ ックスディスプレイとして使用する場合、特に低粘度液晶混合物が短い応答時間 を達成するために好ましい、当業者は、例えば (式中、R4およびR3は上に定義した通りである)等の低い粘度を有するもの をネマチックおよびネマチック形成物質の大きな寄せ集め群から選択することが できる。所望ならば、例えば 等の高ネマチック形酸物質を添加することができる。
上述の添加剤によって、液晶混合物を特定の用途に関して改良、最適化すること ができる。しかしながら、0.09≦Δn≦0.20である液晶混合物に基づく 光学的に均質の液晶が上述の液晶系に使用するために特に好適であり、また特に 低下したマトリックス物質に対する液晶の溶解性および/または溶解性の温度依 存性を有するということが極めて重要である0式Iの11以上の化合物を含有す る本発明の液晶が特に適している。実質的に均質の光学的および誘電的組成を有 する本発明の液晶混合物によって特に非常に好ましい特性が所有される。
以下の実施例は本発明を説明するものであって、本発明を限定するものではない 。
以下の略語を使用する。
C:結晶固体状態 S:スメクチック相(添え字は相のタイプを示す)N:ネマチック相 Ch:コレステリック相 ■=等方性相。
2記号間の数字は℃表示の転移温度を示す。
表示%は重量%である。
1五五ユ a) 以下の化合物から成る液晶混合物を含有する電気光学液晶系は以下の特性 パラメーターを有している=15.0%のp−(トランス−4−プロピルシクロ ヘキシル)ベンゾニトリル; 10.0%のp−()−ランス−4−ペンチルシクロヘキシル)ベンゾニトリル ; 9.0%のトランス−4−プロピルシクロヘキサンカルボン酸p−シアノフェニ ル; 9.0%のトランス−4−ペンチルシクロヘキサンカルボン酸p−シアノフェニ ル: 12、0%のトランス、トランス−4′−プロピルビシクロヘキサン−4−イル カルボン酸4−シアノフェニル;10.0%のトランス、トランス−4′−ペン チルビシクロヘキサン−4−イルカルボン酸4−シアノフェニル;10.0%の トランス、トランス−4′−プロピルビシクロヘキサン−4−イルカルボン#4 −プロピルー2−フルオロフェニル; 10.0%のトランス、トランス−4′〜プロピルビシクロヘキサン−4−イル カルボン酸4−ペンチルー2−フルオロフェニル; 10.0%のトランス、トランス−4′−ペンチビシクロヘキサン−4−イルカ ルボン酸4−ペンチル−2−フルオロフェニル; 5.0%の4−(トランス−ペンチルシクロヘキシル)−4′ −(トランス− プロピルシクロヘキシル)ビフェニル。
透明点=142℃ 粘度(20℃) : 46aa+” s−’誘電異方性:+7.9 光学異方性:0.1207゜ b) この電気光学液晶系は種々の方法1.1−1.3および2によって製造さ れる。
1、 微細液滴マトリックス系 1.1a’)からの液晶混合物を室温でUV5!化性接着剤NOA 65 [ノ ーランド(Norlandl製]と共に1.6:1の比率で透明な溶液が得られ るまで攪拌する。この溶液を電極被膜を設けた2枚の透明なガラス基板間にスペ ーサ(20μm)と共に導入する。ガラス基板を両方から押しつけて、20um の厚さを有する均一なフィルムを得る。これを1分間UV照射して硬化させる。
1.2a)からの液晶混合物を室温でエピコート(εpikotel 1128 およびキャップキュア(Capcurel 3−800 [ミラーステフェンソ ン社(Miller 5tephenson Co+++panyl製]と共に 1:1:lの比率で透明な溶液が得られるまで攪拌する。溶液はわずか約イ時間 後には硬化するので、攪拌時間をできるだけ短(しておく、この溶液を電極被膜 を設けた2枚の透明なガラス基板間にスペーサ(20um)と共に導入する。ガ ラス基板を両方から押しつけて、20umの厚さを有する均一なフィルムを得る 。硬化工程を促進するために、フィルムを100℃まので温度に加熱することが できる。
1.3a)からの液晶混合物5gを室温で20%PVA水溶液15gと共に2分 間2000rpi+で攪拌する。得られた溶液を24時間脱気し、そして電極被 膜を設けたガラス基板上に薄膜状にスペーサ(20μm)と共に付与する。この 配列体を85℃で1時間乾燥し、次に電極被膜を設けた第二のガラス基板をその 上に押しつけて、20μm、の厚さを有する均一なフィルムを得る。このように して得た系を85℃で更に24時間乾燥する。
2、 網状組織系 a)からの液晶混合物を重合性化合物としてのトリメチロールプロパンおよび光 重合開始剤としての2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1− オン[ダロキュア(Darocure) 1173、ダルムシュタットのE、メ ルク社の市販品1と共に80:L9.8:0.2の比率で攪拌し、20μmの厚 さを有するスペーサを加えながら、電極被膜を設けた2枚の透明なガラス基板間 に導入する。ポリマーを硬化するために、得られた系を一定の速度(3m/分) でハロゲンランプ(70W/c++1)の放射線場を通過させる。
b)工程の1.1〜11および2によって製造された電気光学系は広い操作温度 範囲、電気光学パラメーターおよびそれらの温度依存性の好ましい値、低いしき い電圧、並びに特にマトリックスまたは網状組織系において液晶混合物の高い安 定性および低い溶解性を特徴とする。
1五亘ユ a) 以下の化合物から成る液晶混合物を含有する電気光学液晶系は以下の特性 パラメーターを有している:15.0%の4−(トランス−4−プロピルシクロ ヘキシル)ベンゾニトリル; 10.0%の4−〔トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)ベンゾニトリル; 9.0%のトランス−4−プロピルシクロヘキサンカルボン酸4−シアノフェニ ル; 9.0%のトランス−4−ペンチルシクロヘキサンカルボン酸4−シアノフェニ ル: 12.0%のトランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸3−フルオロ−4−シアノフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸3−フルオロ−4−シアノフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸2−フルオロ−4−プロピルフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸2−フルオロ−4−ペンチルフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸2−フルオロ−4−ペンチルフェニル; 5.0%の4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−4′−(トランス −4−プロピルシクロヘキシル)ビフェニル。
透明点: T、=143℃ 粘度: n=51m+++2s−’ (20℃)誘電異方性:Δg=9.1 ( 20℃、l kHz)光学異方性:Δn=0.120 (20℃、589nm) 。
b) この電気光学液晶系は実施例1blに記載しh方法1.1−1.3および 2によって製造される。
これらの系は広い操作温度範囲、電気光学パラメーターおよびそれらの温度依存 性の好ましい値、低いしきい電圧、並びに特にマトリックスまたは網状組織系に おいて液晶混合物の高い安定性および低い溶解性を特徴とする。
1亘里ユ a) 以下の化合物から成る液晶混合物を含有する電気光学液晶系は以下の特性 パラメーターを有している=15.0%の4−(トランス−4−プロピルシクロ ヘキシル)ベンゾニトリル: io、0%の4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)ベンゾニトリル; 9.0%の4−(トランス−4−ヘプチルシクロヘキシル)ベンゾニトリル; 9.0%の4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−2,6−ジフルオ ロ安息香酸4−フルオロフェニル; 12.0%のトランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸4−シアノフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸4−シアノフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボンaf2−フルオロ−4−プロピルフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸2−フルオロ−4−ペンチルフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸2−フルオロ−4−ペンチルフェニル; 5.0%の4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−4′−(トランス −4−プロピルシクロヘキシル)ビフェニル。
透明点: Tc=139℃ 粘度: η=44rara”s−” (20℃)誘電異方性:Δg=8’、2( 20℃、1 kHz)光学異方性:Δn =O,l 15 (20’C1C15 89n。
b) この電気光学液晶系は実施例1blに記載した方法1.1〜1.3および 2によって製造される。
これらの系は広い操作濃度範囲、電気光学パラメーターおよびそれらの温度依存 性の好ましい値、低いしきい電圧、並びに特にマトリックスまたは網状組織系に おいて液品温合物の高い安定性および低い溶解性を特徴とする。
1五■1 a) 以下の化合物から成る液晶混合物を含有する電気光学液晶系は以下の特性 パラメーターを有している:15.0%の4−(トランス−4−プロピルシクロ ヘキシル)ベンゾニトリル: 10.0%の4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)ベンゾニトリル; 9.0%の4−(トランス−4−へブチルシクロヘキシル)ベンゾニトリル; 9.0%のトランス−4−ペンチルシクロへキシルカルボン酸3−フルオロ−4 −シアノフェニル;12.0%のトランス−4−(トランス−4−プロピルシク ロヘキシル)シクロへキシルカルボンM4−シアノフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボンM4−シアノフェニル: 1000%のトランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボンM2−フルオロ−4−プロピルフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸2−フルオロ−4−ペンチルフェニル; 10.0%のトランス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロ へキシルカルボン酸2−フルオロ−4−ペンチルフェニル; 5.0%の4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル”)−4′ −(トラ ンス−4−プロピルシクロヘキシル)ビフェニル。
透明点: Tc=122℃ 粘度: η=42mm”s″′ (20℃)誘’lla方性:Δt=8.5 ( 20”C11kHzl光学異方性:Δn=0.115 (20’C1589nm )。
要約書 本発明は、 −誘電的に正の液晶混合物および更にm++の光学的に透明な媒体を必要に応じ て基板に付与される2電極間に含んでおり、 −その液晶分子類がスイッチオフの状態で不規則に配向し、 −液晶混合物の屈折率の1つがマトリックスの屈折率n、に実質的に一致し、お よび/または液晶混合物の質量と光学的に透明な媒体の質量との商が1.5以上 であり、そして −入射光の偏光に係りなく2つのスイッチ状態の一方において他方の状態と比べ て低下した透過率を有する電気光学液晶系に使用する液晶混合物であって、液晶 混合物および/または液晶混合物の一種または数種の成分のマトリックス物質に 対する低い溶解性および/または低い溶解性の濃度依存性を達成するために、液 晶混合物が 0.09≦△n≦0.20 (20℃、589 nm)の中位の複屈折性を有す る液晶化合物を基礎としていることを特徴とする液晶混合物に関する。
国際調査報告 、1.−^−−−陶PCT/EP 91100430国際調査報告

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.−誘電的に正の液晶混合物および更に別の光学的に透明な媒体を必要に応じ て基板に付与される2電極間に含んでおり、 −その液晶分子類がスイッチオフの状態で不規則に配向し、 −液晶混合物の屈折率の1つがマトリックスの屈折率nmに実質的に一致し、お よび/または液晶混合物の質量と光学的に透明な媒体の質量との商が1.5以上 であり、そして −入射光の偏光に係りなく2つのスイッチ状態の一方において他方の状態と比べ て低下した透過率を有する電気光学液晶系に使用する液晶混合物であって、液晶 混合物および/または液晶混合物の数種の成分のマトリックス物質に対する低い 溶解性および/または低い溶解性の温度依存性を達成するために、液晶混合物が 0.09≦Δn≦0.20(20℃、589nm)の中位の複屈折性を有する別 個の液晶化合物を基礎としていることを特徴とする液晶混合物。
  2. 2.液晶混合物中の中位の複屈折性を有する液晶化合物の重量割合が70%より 高いことを特徴とする請求項1記載の液晶混合物。
  3. 3.液晶混合物が式I ▲数式、化学式、表等があります▼I (式中、 Rは15個までの炭素原子を有するアルキルであり、更にその1つまたは隣接し ない2つのCH2基を−O−または−CH=CH−で置き換えてもよく、Zは− COO−、−OCO−、−CH2CH2−または単結合であり、 Sは−CN、−NCS、−F、−Cl、−CF2、−OCHF2または−OCF 3であり、▲数式、化学式、表等があります▼は▲数式、化学式、表等がありま す▼、▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等がありま す▼であり、pおよびoは、互いに独立して0、1または2であり、nは0また は1であり、 ▲数式、化学式、表等があります▼は2−フルオロ−1,4−フェニレンまたは 3−フルオロ−1,4−フェニレンであり、そして▲数式、化学式、表等があり ます▼は3,5−ジフルオロ−1,4−フェニレンまたは2,3−ジフルオロ− 1,4−フェニレンである)の少なくとも1種のエステル化合物を含有すること を特徴とする請求項1または2の1項記載の液晶混合物。
  4. 4.液晶混合物が式II ▲数式、化学式、表等があります▼II(式中、 R1はR2またはR2▲数式、化学式、表等があります▼であり、R2は1〜1 5個までの炭素原子を有するアルキル基であり、更にその1つまたは隣接しない 2つのCH2基を−O−、−CO−および/または−CH=CH−で置き換えて もよく、 rは0、1または2であり、 Yは単結合、−CH2CH2−または−OOC−であり、 は▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼ であり、およびXは−CN、−NCS、−F、−Cl、−CF3、−OCHF2 または−OCF3であり、そして▲数式、化学式、表等があります▼および▲数 式、化学式、表等があります▼は請求項定義した通りである)の1種以上の化合 物類を含有することを特徴とする請求項1〜3の1項記載の液晶混合物。
  5. 5.混合物が>3の誘電異方性Δεを有することを特徴とする請求項1〜4の1 項記載の液晶混合物。
  6. 6.混合物が≦20の誘電異方性Δεを有する化合物を基礎とすることを特徴と する請求項1〜5の1項記載の液晶混合物。
  7. 7.混合物が少なくとも1種の多色染料および/または少なくとも1種のキラル ドービング剤を含有することを特徴とする請求項1〜6の1項記載の液晶混合物 。
  8. 8.NCAP、PDLCまたはPN系への請求項1〜7記載の液晶混合物の使用 。
  9. 9.請求項7記載の液晶混合物を含有するNCAP、PDLCまたはPN系。
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