JPH05500904A - 経口導入製品に味付けする方法及び組成物 - Google Patents

経口導入製品に味付けする方法及び組成物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 経口導入製品に味付けする方法及び組成物光凱■青景 本出願は、本明細書に参照文献として組入れる1989年11月9日出願07/ 435.100号の一部継続出願である。
1、光里■員黒土公団 本発明は一般に味の付けれた組成物及びその製造方法に関する。より詳しくは、 本発明は食品、ガム、医薬品及びその他の経口導入製品中に風味添加物を保存且 つ長く保つための組成物並びに方法に関する。
食品、ガム、医薬品及びその他の経口導入組成物の味付けは種々の状況において 注目の的となっている。特に、加工及び製造食製品の到来により、このような製 品の製造の際に風味を保護又は再導入せしめる手段が必要となってきている。
はとんどの食製品及び薬品の風味の良さはその製品に存在しない又は製造工程に より分解する、受は入れられる風味特性を授けることに依存する。この問題はベ ースとしてのタンパク質、デンプン、炭水化物、ガム等より製造される合成食品 であって、何ら風味を有さす、風味料の導入が不可欠な食品に特に重要である。
この問題は非食製品、特に医薬品においても同様であり、好ましい風味の有効性 は患者の治療養生法の許容を大いに高めうる。従って種々のビル、錠剤、糠漬錠 剤等は好ましい風味を有することにより有利となりうる。
本発明は特に口の中で長い時間噛まれる又は保持される傾向にある食品及び医薬 品、例えばガム、錠剤、糠漬錠剤、ハードキャンディ−等に関する。長時間口の 中に保持される製品における好ましい風味の保持が問題となりうる。風味の長期 保存は製品中のこの風味添加物の初期濃度を増大せしめることにより高められう る。しかしながらこのような高い初期濃度は非常に不均一な風味状態であって、 風味の強さが最初に非常に強く、そして経時的に迅速に消失する状態をもたらし うる。更に、このような手法は揮発性の風味を長期間保存する利点をほとんど有 さない。
異なる手法は風味を微小体封入することであり、典型的には風味添加化合物を処 理してその上に固い殻を形成せしめることによる。このような微小体封入は長期 間風味を保存することにおいである程度有利であるが、しかし未だ長期化した持 続時間にわたる、長期間の均一な風味の放出を提供するには到っていない。従っ て、種々の食品及び医薬製品における風味添加物の保持及び放出の長期化の両方 のための改善された方法及び組成物の提供が所望されるであろう。
2、従来Ω且五夏脱凱 キャンディ−1食品及び香水中の風味添加物の微小体封入は一般にKirk−O tbser、 Encyclopedia of Cheo+1cal Tec hnol。
gy、第3版、John Wileyと5ons+ 198L New Yor k、第15巻、頁487−488に詳細されている。薬品製剤中の風味剤の利用 はRellington’s Pharmaceutical 5cience s+ Gennaro ([) 、Mack Publishing Co−+  Easton、 Penn5ylvannia+ 1985、頁1282−1 284に一般に詳細されている。米国特許第2.827,452号;第3.06 1,444号;及び第3.140,184号には、食製品中の風味剤の保持のた めのビヒクルとしての炭水化物複合物の利用が詳細されている。米国特許第4, 690,825号には、本発明に有用なポリマービーズの調製のための適切な方 法が一般的に詳細されている。
発JF口」! 食品及び薬品製剤中の風味は、経口導入可能なマトリックス材料に分散されるポ リマー粒子に混入せしめることにより保持且つ長期化される。個々の粒子それぞ れは内在孔のネットワークを区分せしめ、そして1又は複数の種類の風味添加物 が該孔ネットワークの中に保持される。この方法において、該風味添加物の製品 の製造及び/又は保存中における減衰は阻止され、そしてこの風味は、この製品 が消費又は更なる処理を受ける長期間にわたり、該粒子から該マトリックスに放 出される。風味の長期化は口の中に長い間噛まれる又は保持される食品及び薬品 製剤、例えばガム、錠剤、糠漬錠剤等に物の放出を促進せしめる水分の添加を包 含する処理において特に有利であろう。後者のケースにおいて、該粒子は該風味 添加物の、該乾燥ブレンド物又はミックスの最終調製の前の製造及び保存の際の 減退に対する効果的な保護を提供するであろう。
経口導入されうるマトリックス材料は広範囲にわたる種々の無毒な、通常量せら れる又は消化されうる、一般的に口の中に長時間にわたり食せられ、噛まれ、そ して/又は保持されうるタイプの材料から選ばれうる。適切な材料は、ガム、ラ テックス材料、結晶状Ii類、アモルファス状糖類、フォンダン、ヌガー、ジャ ム、ゼリー、ペースト、粉末、乾燥ブレンド物、脱水食品ミックス、ベークド製 品、バッター、ダフ、錠剤及び糠漬錠剤より成る群から選ばれうる。
例示的な態様において、本発明の微細粒子をガム又はラテックスマトリックスの 中に内在的に混入せしめてチューイングガム製品を提供する。このポリマー粒子 は以下により詳しく詳細の通りの実質的に非衝撃吸収性の架橋ビーズである。
このビーズを予備成形し、そして1もしくは複数の所望の風味添加物及び/又は 甘味料を配合せしめる。配合後、このポリマービーズをこのガムのラテックスマ トリックスと混合し、そして常用の射出成形技術によりスティック状(又はその 他の適切な形態)にする。
好ましい態様において、この風味配合ポリマー粒子を、該マトリックス内への内 在的混入に加えて又は択一的に、該経口導入マトリックスの表面上に分散せしめ る。該粒子の表面又はその他の常用の食品成分に類似する好ましい外観を有する であろう。表面上の風味配合ポリマー粒子の存在は、風味の維持され続ける放出 が実質的に直ちに開始されること、更には酸化怒受性風味が空気への直接的な暴 露から保護されている(このことは、この風味が食品の表面に適用されている場 合に特に重要である)こと、そして更にこの粒子を任意の処理工程、例えば射出 成形、ベーキング混練であって該ビーズ内の風味をしぼり出すもしくは減退する 工程にかけないことにおいて有利である。
本発明に有用なポリマー粒子それぞれは、外部に通じる内部孔のネットワークを 定め、この孔は風味添加物又は対象の添加物を含む。このビーズの性質は重要で はなく、硬質及び弾性、球状及び非球状、並びに分解性及び非分解性の粒子全て が適切である。好ましくは、該粒子は消化管において非分解性であり、従ってそ れらは実質的に分解されることなく通過しうるものである。例示的な態様におい て、このポリマー粒子は実質的に非衝撃吸収性のビーズであって、少なくとも1 0%、より通常には約20%〜80%の範囲の架橋密度を有するものである。平 均ビーズ径は約5μm〜100μmの範囲、通常量10μm〜50μmの範囲で ある。
好都合には、本発明に有用なポリマービーズはポロゲンを含む不混和相中におけ る適当な七ツマ−の懸濁重合により形成されうる。一般に、該モノマー及びポロ ゲンをまず一緒に金物の液滴を形成せしめ、そして所望のビーズを形成せしめベ ル迄清浄化せしめ、そして風味添加物を吸着によって導入せしめる。しかしなが ら、安定的な、非揮発性風味の場合においては、該風味添加物をポロゲンとして 利用することが可能であり(又は該添加物を適当なボロゲンと混ぜ合わせる)、 従って懸濁重合の生成物は抽出を伴わないで直接利用されうる。どちらの場合に おいても、得られるビーズはマトリックス材料の表面又はその中に直接混入され うる乾燥粉末である。
本発明の多孔性ポリマー粒子の利用は、長い時間にわたる同時的な風味の放出を 所望する場合の風味の共取込みに特に有利である。単−食製品又はその他の経口 導入マトリックスにおける種々の風味の組合せが知られるが(例えば甘味、苦味 、塩味、スパイシーさ、酸味、等)、シばしば1つの風味は他の消失の前に消失 することがある。このような非同時的消失は単一ポリマー粒子マトリックス内へ の2種以上の風味の共取込みにより解決されうる。ビーズの特性を適切に選ぶこ とにより、風味の共放出は両方又は全ての風味の実質的に同時的な消失を達成せ しめることができる。更に、全ての風味成分に関する放出は長い時間にわたって 延長化されるであろう。
ff1J!」111ピ吸 図1は本発明のポリマー粒子由来のスペア−ミント風味配合体に関する風味放出 速度を例示する。
図2は本発明のポリマー粒子由来のアスパルテーム甘味料に関する風味放出速度 を例示する。
図3は本発明のポリマー粒子由来のアセスルフニームに甘味料に関する風味放出 速度を例示する。
豊里■店獲企脱貝 本発明に関する新規の食品及び薬品製剤は、経口導入されうるマトリックス材料 であってその中及び/又はその上に分散されている複数のポリマー粒子を有する ものを含んで成る。
該ポリマー粒子はそれぞれ、1又は複数の風味添加物を含む開口ネットワークを 区分している。この風味添加物は該マトリックス材料の中に、食品又は薬品製剤 の特定のタイプに依存して2通りの一般的なメカニズムのいづれかにより放出さ れうる。長い時間口の中において噛まれる又は保持される組成物については、こ の食品添加物は徐々にマトリックスの中且つ口の中に放出されてこの風味感覚の 存在を長期化せしめるであろう。更なる処理を受けようとする組成物については 、この風味はこのような一連の処理段階、例えば液体添加、混合及び/又は加熱 の際に該マトリックスの中に放出されるであろう。この後者の場合において、該 風味の減退は阻止され、食品又は薬品製剤の本質的にあらゆるタイプに有用であ る。
従って、本発明は経口導入又は消費される食品及び薬品製剤にその大いなる利用 性が一般に見い出され、そしてこれは製造且つ加工される経口導入製品に特に有 用であろう。このような製造且つ加工される製品は、消費者に風味のよいもしく は好まされる製品を提供するための風味又は必要な風味の補足のいづれかをしば しば欠くであろう。例えば、多数の加工食品の天然の風味は加工の際に失われ、 従って風味を再導入又は補足することが必要である。他方、合成食品及びチュー イングガムは通常本質的な風味を有さす、従って添加物の添加を必要とし、本発 明の添加物は特に適切となりうる。
本発明の食品及び薬品製剤は一般に、常用の食品もしくは薬品製剤加工技術によ り作られる、通常固体又は半固体(非液状)材料である経口導入マトリックス材 料を含んで成る。
該マトリックスの最終形態内に該ポリマー粒子の混合及び均一な分散を可能とす るため、所望の食品添加物を含むポリマー粒子を該マトリックス材料の中に、該 マトリックスの固化又は最終加工の前の適切な時点にて内在的に混合せしめるこ とができる。しかしながらある場合において、マトリックスにおける非均−的な 分散又は表面コーティングを得ることが所望されることがあり、そしてこのよう な場合においては、該ポリマー粒子を該マトリックス材料の中に、該マトリック スが固化又はそうでなければ実質的に形成化された後の加工段階にて適用又は含 浸せしめることが可能である。
本発明に関する食製品は消化性製品並びに非消化性製品、例えばチューイングガ ム、バブルガム等を含むことができる。
消化できる食製品には、糖菓、例えばキャンディ−、ジャム、ゼリー、増量剤、 フォンダン、ヌーガ等;ベークド製品、例えばケーキ、クツキー、パイ、パン、 パスタ−等;加工乳製品、例えばプロセスチーズ、コテージチーズ、ヨーグルト 等;及び合成食品が含まれる。合成食品のクラスは、種々の天然食製品特に肉類 、貝類等を擬似するために製造される種々の食製品を含んで成る。このような合 成食品は一般にタンパク質をベースとする材料、例えば単細胞タンパク質(si ngle cell protein)、ダイズタンパク質等から製造され、そ して所望の風味を得るために風味添加物の添加を必要とする。本発明の風味含浸 ポリマー粒子はこのような合成食製品の製造における利用に特に適する。
本発明は消費される前の最終食製品の製造のための中間組成物として利用される 乾燥ブレンド物及びミックスにも特に利用されうることが見い出せた。このよう な乾燥ブレンド物及びミックスは、長期保存期間にわたり保持されうる風味添加 物の導入を所望するケーキミックス、パイミックス、増量ミックス、ビスケット ミックス等を含む。この風味は、液体の添加及び組成物の所望のバッター又はダ フへの混練に基づき、経口導入マトリックスの中に放出されるであろう。この風 味は一連の加工、典型的にはフライパン上でのベーキング又は調理の間保持され 、そして消費される最終食製品の中に残り続ける。
めの乾燥ブレンド物にも利用されうる。この後者の場合において、液体の添加は ポリマー粒子からの風味添加物の抽出をもたらし、従ってこれは消費される際に この液状に存在する。
他方、この風味は混合の際に該粒子の中に実質的に残りうる(即ち、この風味が 油であり、そしてこの液体が水をベースとする場合)ことがあり、従ってこの製 品が消費される際のみに有用である。本発明のこのポリマー粒子は乾燥ミックス 及び粉末における組合せに特に適し、なぜならそのサイズはこの乾燥粉末と一致 するように変えることができ、従って該粒子がその加工及び保存の際に分離しう ろことがないからである。
本発明の食品マトリックス材料は、広範囲にわたる常用の食品成分、例えば卵、 卵白、ゼラチン、カゼイン、デンプン、ペクチン、糖類、シロップ、複数のシロ ップ、小麦粉、ミルク、穀類食品、水等を含む。非消化性食品、例えばチューイ ングガムの場合において、このマトリックス材料は一般に無毒ラテックス又は合 成ゴムでありうる。この成分は常用の製造技術により所望の食製品へと形成され るこ≧ができ、該ポリマー粒子は製造加工におけるあらゆる好都合な時点にて該 マトリックスと組合せられる。チューイングガムの場合において、このポリマー 粒子を一般に常用の方法において天然又は合成ラテックス材料と、該粒子がその 中に均一に分散される迄混合せしめる。次にこのチューイングガムを常用のチュ ーイングガムスティック又はその他の形態へと射出成形する。
前記の風味配合ポリマー粒子の内在混入に加え、該粒子を択一的に及び/又は更 に形成且つ型取りされたマトリックス、例えばガムスティック(既に射出成形済 みの)、ケーキ(ベータの前又は後)、錠剤、糠漬錠剤、キャンディ−、キャン ディ−バー、等の表面に適用せしめることがある。該粒子は塗布、散布、噴霧、 浸す、ロールする等を含む種々の手段により適用されることができ、そして任意 的に該粒子を表面への粒子の付着を促進せしめる液体又はその他の物質と組合せ ることができる。好都合には該粒子を、該マトリックス製品に適用されているそ の他の粉末組成物、例えばケーキ、キャンディ−等に適用されるパウダーシュガ ーとe組合せることができる。他方、該粒子をマトリックスの形成において利用 される離型剤の一部、例えば射出成形によるガムスティックの形成における離型 剤の一部として適用されうる。
ポリマー粒子の球状的性質及びその粒径により、それらは非常に好都合にも潤滑 剤として働くことができ、そして更にこれらはチューイングガムの加工に必要な 機械において用いられるような金属へのガムのような半軟質材料の付着を防ぐ。
通常、微細なパウダーシュガー、コーンスターチ等のようなその他の材料が利用 される。しかしながら、これらの材料は消費者に風味感覚を与えはするが、チュ ーイングガムにおいて用いた、又はチューイングガムにおいて用いようとする初 期風味と一致する場合としない場合がある。本発明のポリマー粒子には前記の風 味及び人工甘味料が好適に配合されることができ、従って消費者にこの製品起源 に関して、ガム全体として前記の風味感覚を与えながら、同時に低カロリー摂取 を維持せしめる二重の利点を提供できる。更にその他の利用は、ガムの外側の風 味放出システムが、より早く且つより大いなる初期風味感覚を提供することを含 み、これはこのタイプの製品において非常に重要なものと考えられている。
本発明の味付けられた組成物は種々の薬学的に受け入れられる投与形態、例えば 錠剤、塘依錠剤、ピル、カプセル、パウダー、液体、懸濁物、エマルション、エ アゾール等も含み、本発明のコントロールされた風味放出特性により固形投与形 態が特に有利である。このような投与形態は1又は複数の薬学的に活性な物質、 薬学的に受け入れられる賦形剤、前記の添加物含有ポリマー粒子、そして更には その他の医薬品、薬品、担体、アジュバント等を含むであろう。
固形投与形態に関する適切なマトリックス材料には例えば薬品紙のマンニトール 、ラクトース、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、サッカリンナトリウム、 ポリアルキレングリコール、タルカム、セルロース、グルコース、スクロース及 び炭酸マグネシウムを含むが、それらに限定されない。所望するならば、投与す べき薬品製剤は微量の無毒性補助物質、例えば湿潤剤又は乳化剤、pH緩衝剤等 も含みうる。このような補助剤の典型的な例には、酢酸ナトリウム、モノラウリ ン酸ソルビタン、トリエタノールアミン、酢酸ナトリウム、トリエタノールアミ ンオレエート等が挙げられる。このような投与形態の製造の実際上の方法は周知 であるか、又は明らかに当業者に分っているであろう。例えばRemingto n’s Pharmaceutical 5ciences+ Mack Pu blishing Company+ Easton、 PA。
第16版、1980を参照のこと。これらの方法は、種々の成分を混合せしめる 製品の加工の適切な段階にて、一般には最終固化段階の前にて、風味添加物を導 入せしめるよう改良されうる。
本発明の組成物の利用に適する風味添加物には、食品又は薬剤製品に所望の風味 又は甘みの感覚を提供できる広範囲にわたる化合物及び物質が含まれる。適切な 風味添加物は無毒であり且つ下記に詳細の通りにポリマー粒子の中に混入される ことができるであろう。該添加物は固体、半固体液体、又はそれらの組合せであ ることができ、そして更にはポリマー粒子に導入される際に溶剤又は担体流体の 中に存在しうることかできる。従ってこの溶剤又は担体流体は該粒子の孔の中に 残り続けるか、又は択一的にエバポレートもしくは抽出されて該風味及び/又は 甘味成分のみを残すこともできうる。
適切な風味添加物のリストは、米国連邦規則要yU(LlnitedState s Code of Federal Regulations (CFR)) の21CFR部、170−197に見い出せうる。適切な風味添加物の更なる情 報はFulia とPe1lanca、 Fenaroli’s Handbo ok of Flavor Ingredients+ The Chemic al Rubber Co、+ C1eveland、 0hio、 1971 に見い出すことができ、これらの開示内容は本明細書に参照文献として組入れる 。典型的な添加物(甘味料を含む)のリストを以下の表1に載せた。
表土二凰珠垂■立 アカシアシロップ アセスルフニームに酢酸アミル アネトール アニス油 芳香族エリキシル アスパルテーム ベンズアルデヒド ベンズアルデヒド カールム実 エリキシル化合物 カルダモン油 カールム実油 カルダモンエキス化合物 カルダモン種子カルボン カルダモンチンキ化合物 チェリーシロップ チェリージュース シナモンアルデヒド シナモン シナモン水 シナモン油 クエン酸シロップ クエン酸 ココア チョウジ油 コエノドロ油 ココアシロップ エルハサンタ デキストロース エルバサンタシロップ エルバサンタ液抽出物芳香物 エチルバニリン 酢酸エチル フルクトース プロピオン酸エチル ジンジャ−液抽出物 ウィキョウ油 グルコース ジンジャー カンゾウ ジンジャ−オレオレジン グリセリン カンゾウエリキシル カンゾウ抽出物 純化カンゾウ抽出物 カンゾウ液抽出物 カンゾウシロップ ハチミツ イソアルコホリックエリキシルラベンダー油 レモン油 レモンチンキ リモネン マンニトール メントール サルチル酸メチル ナツメグ油 オレンジビター オレンジビター油 エリキシル オレンジフラワー油 オレンジフラワー水オレンジ油 オレンジ皮ビター オレンジ皮スィート オレンジエキス化合物チンキ オレンジシロップ ペパーミント ペパーミント油 ペパーミントエキス ペパーミント水 フェニルエチルアルコールラズベリージュース ラズベリーシ ロ・ンフ。
ローズマリー油 バラ油 バラ水 バラ水(強い) サッカリン サッカリンカルシウム サッカリンナトリウム サルサバリラシロップ化合物ソルビトール溶液 スペア−ミント スペア−ミント油 スクロース 砂糖 シロップ チムス油 トルーバルサム トルーバルサムシロップバニラ バニラチンキ バニラ 野生チェリーシロップ 本発明の利用に適するポリマー粒子はヒト及びその他の動物に無毒且つ消化され うるちのである。該粒子は硬質又は弾性、球状又は非球状、分解性又は非分解性 、腐食性(erodible)又は非腐食性であることができ、そして適切な硬 質ビーズの製造は以下に詳細し、そして適切な弾性ビーズ(水和ゲル)は多数の 文献、例えばKirk−Othmer、 Encyclopedia of C hemical Technology、第3版、John Wileyと5o ns、第15巻、頁656−675(1981) 、並びに米国特許第4,05 8.491号、第4,060,678号及び第4,701,508号に記載され ている。はとんど粒子製造処理は球状ビーズの形成をもたらすが、非球状形態及 び/又は不規則な形状を有すビーズも、それらが以下に記載の必須物理的パラメ ーターに合うならば利用されうる。
適切なポリマー粒子は、望ましくない反応を容易にせず、広範囲のpi(にわた り安定であり、そして緩かな酸化及び還元に耐えうるものであろう。この粒子は 高温で安定であり、且つ長い保存期間を有すものであるべきである。該ポリマー 粒子に関する望ましい物理的パラメーターを表2に記載する。
粒径 5−iooμm 10−50μm粒子密度 0.1−2.0g/cc O ,2−1,0g/cc(バルク密度と して設定) 孔容量 0.1−2.5cc/ g O,3−2,0cc/ g孔径 0.00 1−3 a m 0.003−1 u m表面積 1−500ボ/ g 20− 250ボ/g該粒子は天然ポリマー、例えばカルボキシルメチルセルロース、セ ルロースアセテートフタレート、エチルセルロース、メチルセルロース、アラビ ノガラクタン、ニトロセルロース、プロピルヒドロキシセルロース及びコハク酸 化ゼラチン;並びに合成ポリマー、例えばポリビニルアルコール、ポリエチレン 、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、ポリエーテル、ポリエ ステル、ポリアミド、ポリウレア、エチレンビニルアセテートコポリマー、ポリ 塩化ビニリチン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリレート、アセタールコポリマー、 ポリウレタン、ポリビニルピロリドン、ポリ (p−キシレン)、ポリメチルメ タクリレート、ポリビニルアセテート及びポリヒドロキシエチルメタクリレート 、を含む広範囲にわたるポリマーより形成されうる。
本発明の好ましいポリマー粒子マトリックスは、実質的に非衝撃吸収性の孔構造 を有する硬質ポリマービーズを含んで成る。即ち、該ビーズはポロゲン(以下に 詳細の通りビーズの形成に利用)が抽出され、そしてこの孔が空になった後にて さえも内在孔構造を実質的に保持し続けるものである。このようなビーズは非硬 質材料に比べて機械的に安定であり、安定性の低い材料には破壊又は損傷をもも たらしうる比較的厳しい条件のもとてのビーズの製造、加工及び操作が可能であ る。より重要には、この非衝撃吸収性の孔は以下により詳しく詳細する通り、食 品添加物の導入を促進せしめる。通常(必ずしも必要ではないが)、該ビーズは 消化管中で非分解性であることによって実質的に分解せずに該消化管を通過しう る。
本発明の硬質ポリマービーズは、実質的に非衝撃吸収性の孔のネットワークを有 する分子構造を形成せしめるために予め選ばれる1又は複数のモノマーの重合及 び架橋により形成され、該孔は重合の際のポロゲンの存在によりもたらされる。
少なくとも1種のモノマーはポリエチレン様に不飽和であり、そして通常は該ポ リマーはモノエチレン様不飽和コモノマーを含むであろう。架橋の程度はモノエ チレン様不飽和モノマーのポリエチレン様不飽和モノマーに対する割合の調節に よってコントロールされる。これは以下により詳しく詳細する。
風味添加物は孔のネットワーク内に取込まれ、そして得られる粒子は以下により 詳しく詳細の通り、長時間にわたり該添加物の放出のために働くであろう。
本発明の硬質ポリマービーズは10%以上の架橋率、通常は約15%〜80%の 範囲の架橋率を有し、より通常には約25%〜60%の架橋率の範囲、そして典 型的には約45%〜55%の架橋率の範囲を有するであろう。ゲル製品の場合に おいては、この架橋率はかなり低く、通常は約0.1%〜5%であろう。この架 橋率の計算又は理論的なパーセンテージは、ポリエチレン様不飽和モノマー(又 はモノマー)の重量を、ポリエチレン様不飽和及びモノエチレン様不飽和モノマ ーの両者を含むモノマーの総重量で割った値と定義する。
好ましいポリマーのビーズは液−液系中での懸濁重合により好適に形成される。
一般に、モノマー、重合開始剤又は触媒(必要ならば)及び不活性ではあるが完 全に混和性の液状ポロゲンを含む、水に不混和性の溶液を作る。次にこの溶液を 、一般に添加物、例えば食品級界面活性剤及び分散剤を懸濁の促進のために含む 水性相に懸濁せしめる。非食品級界面活性剤及び分散剤を採用することもできう るが、しかしそれらはビーズから利用の前に除去される必要があるであろう。
所望のサイズの分離液滴がこの懸濁物中に得られたなら、重合を行う(一般には 、高い温度又は照射により反応体を活性化せしめることによる)。重合が完了し たら、得られる硬質ビーズをこの懸濁物から回収する。この時点での該ビーズは 固形状の多孔性構造であり、このポリマーは不活性な水に不混和性の液体のまわ りに形成され、従って孔ネットワークが形成されている。従ってこの液状ポロゲ ンは「孔形成剤」として働き、そして形成されたビーズの孔の中を占めている。
ポロゲンとして適切な材料は以下の基準に合う液状物質でありうる。
1、 それらはビーズ形成温度にて液状であること。
2 それらはモノマー混合物と完全に混和性であるか、又は微量の水に不混和性 の溶剤の添加により完全に混和性となるものであること。
3、 それらは水に不混和性であるか、又はほとんど可溶性でないこと。
4、 それらは該七ツマ−に関して不活性であり、そして利用される任意の重合 触媒との接触において安定であり、且つ重合を誘発せしめるために必要な任意の 条件(例えば温度及び照射)にかけても安定であること。更に、5、 それら重 合が終了したビーズの孔ネットワークから容易に抽出されること。
適切なプロゲンは広範囲にわたる物質、特に不活性な有機溶媒を含む。最も適切 な例のいくつかには、アルカン、シクロアルカン、アルコール、エステル、アミ ド及び芳香族が含まれる。このような溶媒の特定の例は、5〜12個の炭素原子 のアルカン、5〜8個の炭素原子の直鎖又は分岐鎖シクロアルカン、C9〜C1 8のアルコール、アミルアセテート、アミルプロピオネート並びにアルキル置換 化ベンゼン、例えぼる極性を有す混合ポロゲンは、異なる程度の多孔性を有する ビーズを提供せしめることにおいてよく利用されうる。ボロゲンの抽出は溶媒抽 出、エバポレーシヨン又は類似の常用操作により行なわれうる。ポロゲン抽出工 程は、所望の活性物質の含浸の前に、該重合構造からの不要の物質の除去を成し 遂げる。このような不要な物質は、未反応モノマー、残留している開始剤もしく は触媒、及び界面活性剤並びに/又は該ビーズ表面に残っている分散剤を含む。
ボロゲンの抽出は、ポロゲンの化学的性質及び存在するその他の物質との組合せ におけるその状態に依存して、種々の方法において行なわれうる。例えば、該ビ ーズは濾過により、好ましくは真空装置を用いて回収されうる(例えばブフナー ろう斗により)。次に該ビーズを適切な溶媒により洗浄して該ポリマーに結合し ていない有機物質(該水性相由来の、該ビーズ表面上に堆積している界面活性剤 を含む)、未反応モノマー、並びに残留開始剤及び触媒、更にはボロゲン自体を 除去せしめる。このような溶媒の例は、単独又は水性溶液中のイソプロパツール である。洗浄が終了したら、この溶媒自体を例えば真空中における乾燥により除 去する。
あるケースにおいては択一的な抽出方法が利用されうる(即ち、ポロゲン、未反 応モノマー及び水が共沸混合物を形成する場合)。このようなケースにおいては 、スチーム蒸留がビーズからのボロゲンの抽出の有効な手段である。これもその 後に真空のもとて乾燥せしめることができる。
どのような洗浄処理を採用しようと、得られるビーズは約1100pp以下のレ ベル、好ましくは約10ppn+以下、そし物質が無くなったら、一般的には適 切な溶媒中の風味添加物を個々のビーズの内在孔ネットワークに吸着によって導 入せしめる。この風味添加物の導入方法は以下により詳しく説明する。
ポリマー搬送システムのビーズの製造に利用される重合工程はビーズの多孔性及 び粒径の両方をコントロールするために改良されうる。粒径は撹拌の程度によっ て主にコントロールされ、強い撹拌はより小さい液滴、従ってより小さい重合ビ ーズを生じせしめる。一方、孔径及び孔容量は架橋密度ポロゲン含有量及びこの ボロゲンの性質によりコントロールされる。多孔性は利用する架橋性をモノマー の量を変えること、もしくはこの七ツマー混合物中のボロゲン濃度を高めること 、又はその両方により高められる。多孔性の増大はビーズの表面積を増大せしめ 、従って該ビーズ内に保持されうる風味添加物の重量%を高める。ビーズの径も 不飽和外相における分散剤の濃度に影響される。
ビーズ内の孔径は広範囲にわたり変えることができ、最適な寸法は利用するポリ マーの化学的性質及び活性物質の拡散特性に依存する。従って種々のシステムは 、全体的な形態に関して最も所望される特性を得るための、最適な範囲の孔容量 分布を必要とする。しかしながら、最良の結果は、総花容量が約0.1〜約2. 0cc/g、好ましくは約0.3〜約1゜55cc/gに範囲し;孔表面積が約 1〜500ボ/g、好ましくは約20〜約200n(/gに範囲し;そして平均 孔径が約0.001〜約3.0ミクロン、好マシくは約0.003〜約1.0ミ クロンに範囲するものより得られる。孔のサイズ、孔径を測定及び表わす以下の 常用の方法は例えば窒素吸着又は水銀ポロシメーターの技術により測定され、そ してこれは円筒型の孔のモデルに基づいている。
本発明の架橋性ポリマービーズを形成するためには、ポリエチレン様不飽和モノ マー、即ち、少なくとも2ケ所の不飽和部位を有するものを重合せしめること、 又はモノエチレン様不飽和モノマーを1もしくは複数の種類のポリエチレン様不 飽和モノマーの存在下において重合せしめることのいづれかを必要とする。この 後者の場合において、架橋のパーセンテージは、モノエチレン様不飽和モノマー とポリエチレン様不飽和モノマーとの相対量を調節することによりコントロール されうる。
ポリマー搬送システムのためのポリマービーズを製造するために一般に適するモ ノエチレン様不飽和モノマーには、エチレン、プロピレン、イソブチレン、ジイ ソブチレン、スチレン、エチルビニルベンゼン、ビニルトルエン及びジシクロペ ンタジェン;アクリル酸及びメタクリル酸のエステルであって、例えばメチル、 エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第2ブチル、第3ブチル、アミル、 ヘキシル、オクチル、エチルヘキシル、デシル、ドデシル、シクロヘキシル、イ ソボルニル、フェニル、ベンジル、アルキルフェニル、エトキシメチル、エトキ シエチル、エトキシプロピル、プロポキシメチル、プロポキシエチル、プロポキ シプロビル、エトキシフェニル、エトキシベンジル及びエトキシシクロヘキシル のエステル;2−(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート;ビニルエステルで あって、例えばビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニルブチレート及 びビニルラウレート;ビニルケトンであって、例えばビニルメチルケトン、ビニ ルエチルケトン、ビニルイソプロピルケトン及びメチルイソプロペニルケトン; ビニルエーテルであって、例エバビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル 、ビニルプロピルエーテル及びビニルイソブチルエーテル:ビニルピリジン;ア ミド;無水物;アルデヒド等が挙げられる。
あたかも1つの不飽和基のみを有すように通常反応するポリエチレン様不飽和モ ノマー、例えばイソプロペン、ブタジェン及びクロロブレンは、モノエチレン様 不飽和モノマー含有物の一部として利用されうる。
このようなポリマービーズの製造に適するポリエチレン様不飽和架橋性モノマー には、ジアクリルフタレート、エチレングリコールジアクリレート、エチレング リコールジメタクリレート、トリメチロルプロパントリメタクリレート、ジビニ ルスルホン;エチレングリコールの、グルセロールの、ペンタエリトリトールの 、ジエチレングリコールの、グリコールのモノチオ及びジチオ誘導体の、並びに レゾルシノールのポリビニルとポリアリルエーテル;ジビニルケトン、ジビニル スルフィド、アリルアクリレート、ジアリルマレエート、ジアリルフマレート、 ジアリルスクシネート、ジアリルカルボネート、ジアリルマロネート、ジアリル オキサレート、ジアリルアジペート、ジアリルセバケート、ジビニルセバケート 、ジアリルタートレート、ジアリルシリケート、トリアリルトリカルバリレート 、トリアリルアコニテート、トリアリルシトレート、トリアリルホスフェート、 ジビニルナフタレン、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン;ベンゼン環上1 〜2個の炭素原子のアルキル基1〜3個を有すアルキルトリビニルベンゼン;ト リビニルナフタレン及びポリビニルアントラセン、が含まれる。
本発明の好ましいポリマー搬送システムは、メチルメタクリレートとエチレング リコールジメチルメタクリレートの共重合により作られる。通常、該メチルメタ クリレートはこの七ツマー混合物の約10〜80%を占め、より通常にはこのモ ノマー混合物の約20〜60%を占め、典型的にはこのモノマー混合物の約45 〜55%に範囲し、そしてこの混合物の残りをエチレングリコールジメチルメタ クリレートが占める。
特に好ましいポリマー搬送システムはスチレンとジビニルベンゼンの共重合によ り作られる。通常、該スチレンはこのモノマー混合物の約40〜90%を占め、 より通常には約45〜80%を占め、そしてこの混合物の残りをジビニルベンゼ ンが占める。
該風味添加物はその特定の性質に依存して該ポリマー粒子の孔ネットワークに、 このような粒子の製造において利用されるポロゲンとの組合せにおいて又は該ポ ロゲンが抽出された予備成形粒子の中への吸着のいづれかにより導入されうる。
重合条件のもとで安定であり且つ所望するボロゲンと混和する風味添加物を合成 前にポロゲンと混合せしめ、そしてこれにより得られる化成物を精製した後に経 口導入マトリックスに直接一体化せしめることができる。該ポロゲンは無毒且つ 消化性及び/又は抽出可能であり、そして得られるボロゲンー風味添加物配合体 は抽出を伴ってもしくは伴わないで本発明の良品及び薬品製剤に利用できうる。
より通常には、揮発性且つ分解性の風味添加物を常用の吸着技術によって予備成 形ポリマー粒子に導入せしめうる。液状風味添加物は、この風味添加物の粘性及 びこのポリマー粒子からの所望する放出速度に基づき適当な溶剤における希釈又 は希釈なしく原料のまま)のいづれかにて吸着せしめることができうる。固形風 味添加物は適切な溶剤中に溶解又は分散させ、そして次にこの溶剤を常用の吸着 技術によって該粒子へと吸着せしめることができる。
あるケースにおいては、同一のポリマー粒子に少なくとも2種の風味添加物を導 入せしめて風味の同時的放出を達成せしめることを所望しうる。該粒子に配合せ しめるこの2種(又はそれより多くの)!味添加物の相対量を適切に選ぶことに より、この組成物が同時的に枯渇状態となる、即ち、各風味添加物内容物全部が 同時的に放出されるようにプログラムすることができる。このことは特に2種又 はそれより多くの風味の適切なバランスを所望し、且つ任意の1種の風味の早期 枯渇がこの所望のバランスを崩しうる噛み(chewable)製品に有利であ る。
2種又はそれより多くの風味添加物の配合は、疎水性及び親水性風味剤の間のバ ランスを達成せしめるためにも利用されうる。本発明の好適なスチレンージビニ ルベンンゼン及びメチルメタクリレート−エチレングリコールジメチルメタクリ レートビーズは疎水性である。疎水性風味添加物、例えばミント油の放出は、該 風味が一定の用途に関して所望するよりもゆっくりと放出されうるものとして問 題となりうる。放出速度を高めるため、該粒子を所望の親水性風味添加物、例え ば甘味料により予備配合せしめることができる。他方、第2風味添加物を所望し ない場合、この粒子は非風味親水性又は中性放出剤、例えばメチルセルロース、 ガム、ポリビニルアルコール、ポリ−オール等により予備配合されうる。当然ポ リマー粒子の一部のみを予備配合せしめる又は被覆せしめて一定の粒子が他より もよりゆっくりと風味を放出させるようにすることも可能である。
これらのポリマー粒子は種々の時間で風味を放出せしめるようにプログラムされ ることができるため、同−又は異なる風味の配合されているポリマー粒子の適当 な混合物を製造することによって、それらのうちの一定のものが初期風味感覚を 提供するためにより非常に迅速に風味を放出せしめ、そして同一もしくは異なる 風味を有するその他のものが長い風味感覚又は連続的な種々の風味感覚さえも提 供するためによりゆっくりと風味を放出せしめるようにすることができる。
本発明はチューイングガムに風味添加物を導入するのに特に適し、ここでこの経 口導入マトリックス材料は天然又は合成ラテックス、典型的にはスチレン−ブタ ジェンゴム又はチクルである。所望の風味組成物を上記の通りポリマービーズに 混入せしめ、そしてこのビーズを該ガムマトリックスと混合によって混ぜ合わせ る。
本発明に関するガム製品の特定の例を以下に実施例の節に記載する。
以下の実施例は例示であって限定を目的として提供するわけではない。
1施■ 史上 70%のベンゾイルペルオキシド1.0gを、35.2gのメチルメタクリレー ト、52.’7gのエチレングリコシメタクリレート及び101.5gのトルエ ンの混合物に熔かした。上記の溶液を2.7gのアラビアガム、2.7gのマラ スパーズ(Marasperse ;商標) N −22(American  Can Co。
からのナトリウムベースリグノスルホネート)及び270gの脱イオン水の水溶 液と、撹拌棒、温度計、窒素入口及び還元コンデンサーの付いた容器の中で混合 した。懸濁重合は約70°CC11200rpの撹拌速度にて、窒素の導入を伴 って行った。約9時間後に重合を終了させ、この生成物は1〜50ミクロンの径 の白色ビーズより成った。このビーズを水及びイソプロパツールで洗浄し、そし て80〜100℃で乾燥70%のベンゾイルペルオキシド1.0gを、17.4 gのメチルメタクリレート、70.4gのエチレングリコシメタクリレート及び 101.5gのトルエンの混合物に溶かした。上記の溶液を2.7gのアラビア ガム、2.7gのマラスパーズ(商標) N −22(American Ca n Co、からのナトリウムベースリグノスルホネート)及び270gの脱イオ ン水の水溶液と、撹拌棒、温度計、窒素入口及び還元コンデンサーの付いた容器 の中で混合した。懸濁重合は約70°CC11200rpの撹拌速度にて、窒素 の導入を伴って行った。約9時間後に重合を終了させ、この生成物は1〜60ミ クロンの径の白色ビーズより成った。このビーズを水及びイソプロパツールで洗 浄し、そして80〜100°Cで乾燥せしめた。
拠主 70%のベンゾイルペルオキシド0.55gを、9.9gのスチレン、12.0 gのジビニルベンゼン(55%)及び20gのへブタンの混合物に溶かした。こ の溶液を0.72gのマラスパーズ(商標)N−22,0,72gのアラビアガ ム及び72gの脱イオン水の水溶液と、撹拌棒、温度計、窒素入口及び還元コン デンサーの付いた容器の中で混合した。
懸濁重合は約90°CC11200rpの撹拌速度にて、窒素の導入を伴って行 った。約16時間後に重合を終了させ、この生成物は1〜60ミクロンの径の白 色ビーズより成った。このビーズを水及びイソプロパツールで洗浄し、そして8 0〜100°Cで乾燥せしめた。
勇土 70%のベンゾイルペルオキシド0.55gを、12.3gのスチレン、9.6 gのジビニルベンゼン(55%)及び27gのへブタンの混合物に溶かした。こ の溶液を0.72gのマラスパーズ(商標)N−22,0,72gのアラビアガ ム及び72gの脱イオン水の水溶液と、撹拌棒、温度計、窒素入口及び還元コン デンサーの付いた容器の中で混合した。
懸濁重合は約90’CC1120Orpの撹拌速度にて、窒素の導入を伴って行 った。約16時間後に重合を終了させ、この生成物は1〜60ミクロンの径の白 色ビーズより成った。このビーズを水及びイソプロパツールで洗浄し、そして8 0〜100 ”Cで乾燥せしめた。
以上により製造した精製ビーズの表面積をB、E、T、法により測定し、そして 孔容量を水銀侵入法により測定した(表3参照)。B、 E、 T、法はBru nauer、 S、、Emmet、 P、H。
及びTe1ler、 E、のJ、 Am、 Chem、 Soc、、 60 :  309−16 (1938)に詳細されている。水銀侵入法は”Advanc ed ExperimentalTechniques in Powder  Metallurgy” 頁225−252 (Plenum Press、  1970)に詳細されている。
表−1 ビーズの び サイズ 曇 上 23 ↓ 孔容量(cc/ g ) 0.75 0,45 1.04 1.56表面積(ボ /g) 152 268 158 44.5ビーズサイズ 27 24 26  29(ミクロン、重量平均) 五l二土旦 封入は該活性風味成分を該ポリマービーズに吸着せしめることにより成し遂げた 。以下の例に利用した風味は次の通りL−カルボン (65%)“ L−リモネン (20%) L−メントール(15%) *重量パーセント 五 剋里±ユヱニ ミント風 ブレンドの記入 %5 例1 40 6 例2 40 7 例3 40 8 例4 40 B、フルーツ ブレンド イソアミルアセテート(60%) エチルプロピオネート(30%) エチルアセテート (10%) 10 例2 38 11 例3 37 12 例4 36 13 例1 40 14 例2 41 15 例3 40 16 例4 40 1二B 甘味料の封入は、該活性風味成分とポリマーを水エタノール混合物中において混 合せしめることにより成し遂げた。水/エタノール混合物中の甘味料の溶液は、 最大の溶解度及び成分安定度の条件のもとで調製した。この溶液をポリマーに加 えた。次にこの溶媒を蒸発させた。この方法によりアスパルテーム及びアセスル フニームK (SUNNET)を配合した。
17 例18.0 18 例28.0 19 例38.6 20 例49.3 00アセスルフエームに 21 例1 20 22 例2 20 23 例3 20 24 例4 20 班■ ポリマー粒子に取込まれている風味を含むチューイングガムを作ることにより、 チューイングガム中の風味が通常の時間(10分)よりも長く延長されうるかを 調べるための予備的な試験を行った。33%の密蝋及び77%のビスタネックス LM−MH(ポリイソブチレン)を含むシュガーレスチューイングガムベースを 作った。一方はりグリ−(Wrigley)非極性風味をこのチューイングベー スに遊離に分散されて含み、他方はスチレン−ジビニルベンゼン粒子(例7)に 取込まれているリグソー非極性ミント風味を含む2組のチューイングサンプルを 、上記のベースを利用して作った。
これらのチューイングガムサンプルを4人のボランティアのグループにより評価 させた。各ボランティアは両チューイングサンプルを評価した。ボランティア全 員の総意は、該ボいる風味を含むチューイングガムにおける風味よりも長持ちし たとのことであった。
貫筐 50.4996gの無味ガムベースを0.7041gのグループ風味(例11) と、0.55%の最終風味濃度となるよう混合した。
以下の工程を採用した。200 ccのシグマブレードミキサーを110°F迄 加熱した。ガムベースをマイクロウェーブオープン中で高い設定値にて10〜3 0秒間予備加熱した。
このガムベースは柔くなり、そしてこれをミキサーに入れて約30秒間混合した 。次に風味をミキサーに20〜30秒間かけて加えた。この組合せ物を更に60 〜90秒間(全混合時間が2.5分を超えないように)混合した。次にこのガム をミキサーから取り出し、そして温いうちにワックス処理紙上でスティック状の 厚みとなる迄ロールにかけた。
上記の工程において未処理の風味料を無味ガムベースに加えるコントロール品を 作った。このガムベース中の風味の最終濃度は0.54w/w%のグループ風味 とした。コントロール品と味付は調製品両方のサンプルをボランティア達に与え た。これらのサンプルは識別されなかった。各対象者は異なる意見を示した。こ のボランティア達の総意は、取込まれている風味を含むガムの方がより長くグル ープの味がしたとのことである。
拠n 風味放出速度を改良USP分解装置(Dissolution Apparat us)を用い、分解媒体として32°Cの蒸留水を用いて測定した。取込まれて いるスペア−ミントの例13〜16のサンプルから放出される速度を6.5時間 にわたり測定した。この研究の結果を図1に示す。
上記と同一の方法によりアルパルチームについての風味放出速度を調べた。この 分解媒体は75/25の比率の水:エタノール混合物、温度22°Cとし、そし てこの放出速度を1゜5時間にわたり試験した。この試験の結果を図2に示す。
同一の方法及ヒ装置を用いてアセスルフニームKについてもその放出速度を測定 した。この結果を図3に示す。
上記の全てのケースそれぞれにおいて、機能的成分の溶解度に応じて適切な受容 流体を選んだ。このデーターが示すには、各風味は適切な物理特性を有す適当な ポリマーの利用によりコントロールされた速度にて放出されうることである。
阻 スペア−ミント風味を含むガムのスティックを常用の方法により作った。これら のガムには取込まれたスペア−ミント(例13.16)又はアスパルテーム(例 18〜20)を含む微小球状粒子が配合されている。
これらの粒子を1d当り約20mgの配合量にてこのガムの表面上に丁寧にまぶ した。コントロールとして、微細なパウダーシュガーにのみ覆れた他のガムステ ィックを作った。室温で1週間ねかせた後、研究者又はその他の者のいづれかよ り構成された適切なパネルにより二重目かくし状態においてこれらのガムを試験 した。これらのパネルはガムをよく噛む者及びほとんどガムを噛まない者の両者 を含むように注意深くバランスを取られている。全てのサンプルは二重めか(し 状態で試験され、そして試験者に風味と甘味の両方における感覚の強さ、及び時 間について質問した。ガムを覆う風味又は甘味のいづれかの配合された微小球体 により作ったガムは、任意感覚目盛における評価にて、初期感覚並びに全体的な 強さの両方において風味及び甘味の感覚の有意な増強が得られた。統計学的には 有意ではないが、微小球体を含むガムによってより長い風味の知覚が見られる傾 向もあった。
本発明の理解のために以上のように詳細に本発明を説明してきたが、一定の改良 は本請求の範囲に属することが明らかであろう。
特表千5−500904 (11) 0.00 0.2B O,560,841,121,40経過時間(時間) 国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.味付けされた組成物であって、 経口導入マトリックス材料; 該経口導入マトリックス材料中に分散されている多数のポリマー粒子(該ポリマ ー粒子はそれぞれ内在孔のネットワークを区分している);及び 該内在孔ネットワーク内に取込まれている風味添加物を含んで成り、 ここで該風味添加物は、該マトリックスが口の中で噛まれ、分解されるに従い、 又は液体添加、乾燥配合、撹拌、混合、加熱、べーキング及び調理より成る群か ら選ばれる更なる処理を受けるに従い放出される、組成物。
  2. 2.前記の経口導入マトリックス材料の表面にわたり外部的に分散されている更 なる量の前記のポリマー粒子を更に含んで成る、請求項1に記載の味付けされた 組成物。
  3. 3.味付けされた組成物であって、 経口導入マトリックス材料; 該経口導入マトリックス材料の表面にわたり外部的に分散されている多数のポリ マー粒子(該ポリマー粒子はそれぞれ内在孔のネットワークを区分している); 及び該内在孔ネットワーク内に取込まれている風味添加物を含んで成り、 ここで該風味添加物は、該マトリックスが口の中で噛まれるか又は分解されるに 従い放出される、組成物。
  4. 4.前記の経口導入マトリックス材料において内在的に分散されている更なる量 の前記のポリマー粒子を更に含んで成る、請求項3に記載の味付けされた組成物 。
  5. 5.食製品に味付けする方法であって、経口導入マトリックス材料の表面又はそ の中に多数のポリマー粒子を分散せしめることを含んで成る方法(ここで該ポリ マー粒子それぞれは該製品を形成するためにその中に風味添加物の取込まれてい る内在孔の開口ネットワークを区分し、ここで該風味添加物は該製品が口の中で 噛まれ、溶解されるに従い、又は液体添加、乾燥配合、撹拌、混合、加熱、べー キング及び調理より成る群から選ばれる更なる処理を受けるに従い該粒子から放 出される)。
  6. 6.味付けされたガム組成物であって、ガムマトリックス材料であってその中に 一体化している風味添加物及び甘味料を有するもの;並びに該ガムマトリックス 材料の表面又はその中に分散されている多数のポリマー粒子(該ポリマー粒子は それぞれ内在孔のネットワークを区分している)を含んで成り、ここで該内在孔 ネットワークの中に該風味添加物又は甘味料の少なくとも一部が取り込まれてお り、ここで該風味添加物又は甘味料は該ガムが噛まれるに従って放出される、組 成物。
  7. 7.前記のガムマトリックスがスチレン−ブタジエンゴム及びチクルより成る群 から選ばれる、請求項6に記載の味付けされたガム組成物。
  8. 8.前記の風味添加物及び前記の甘味料の両方が前記の内在孔ネットワークの中 に少なくとも部分的に取込まれていることにより、前記のガムが噛まれるに従い 該甘味料が放出される、請求項6に記載の味付されたガム組成物。
  9. 9.前記のポリマー粒子が少なくとも約10%の架橋密度を有す、実質的に非衝 撃吸収性の開孔コポリマービーズである、請求項1,3又は6に記載の組成物。
  10. 10.前記のビーズがスチレン−ジビニルベンゼン又はメチルメタクリレートー エチレングリコールジメチルメタクリレートコポリマーである、請求項9に記載 の組成物。
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