JPH05500216A - 新規な医療用途 - Google Patents
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- JPH05500216A JPH05500216A JP2512956A JP51295690A JPH05500216A JP H05500216 A JPH05500216 A JP H05500216A JP 2512956 A JP2512956 A JP 2512956A JP 51295690 A JP51295690 A JP 51295690A JP H05500216 A JPH05500216 A JP H05500216A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
新規な医療用途
発明の技術分野
本発明は患者自身の細胞傷害性細胞により認識される表面構造を発現する癌細胞
に対して応答性のあるリンパ球の反応性を増強する方法を含む、8928球白血
病およびある種の他の悪性疾患の治療に対する新しい手法(ストラティジー)に
関する。かかる癌の例は悪性黒色腫および結腸癌である。
Wo 88106891から、B細胞生長因子およびこれらに類似した抗体があ
る種の悪性障害における分化誘導に使用できることは知られている。我々はここ
に、このような分化誘導に対するチオレドキシン系統(famfly)に属する
酵素例えばMP6セルライン由来チオレドキシン(1lP6/τrx)の使用を
記載する。該酵素は単独であるいは補助因子(コファクター)との併用で用いら
れる。
本発明の一般的概要および導入部
癌細胞はコントロールされない増殖によって特徴付けられる。しばらく前から、
これらの細胞を非増殖状態に分化するよう誘導することにより増殖を抑制できる
という考えが存在している。ビタミンやインターフェロンなどの分化誘導剤を用
いた臨床実験も様々な白血病に対して行われている。しかしながら、このような
実験は規定の受容体構造とのみ反応する、より特異的な増殖および分化因子を用
いて行われたことはない。本発明はかかる特異的因子を単独であるいは支援剤と
の併用により癌治療に用いることを提案するものである。
正常細胞から癌細胞への発達は多段階過程である。悪性形質転換(+align
ant transformation)中に一部の細胞タイプ、例えば一部の
Bリンパ球(文献1)は規定の増殖因子に対する受容体の発現能を獲得しそして
増殖または熟成によってこれらに応答する。腫瘍細胞はこのようにして、特異的
な表面受容体セットにより特徴付けられる特異的分化段階に“凍結”される。し
かしながらこのブロックは反転不可というわけではない。我々はここにチオレド
キシン系統に属す酵素および標的構造に結合するモノクローナル抗体を含む同じ
活性部位Cys−Gly−Pro−Cysを含有するチオレドキシンのアナロー
ブを単独または補助因子と共に、それ以上分裂しない最終分化細胞(終局細胞(
end cell))の誘導に用いる方法を提供する。
前記酵素および補助因子が記載される。臨床治療の手法はB細胞リン8球性白血
病(B−CLL)に対して例示されるが、それらは増殖能の傷害および形質細胞
様(plasmacy−toid)形態の発現(表面マーカー、細胞質免疫グロ
ブリンおよび小胞体により判定)に現れる(成熟度のより高い段階への)さらな
る分化に誘導された。
休止B細胞に対して、最終形質細胞熟成を可能にするためには、抗原−免疫グロ
ブリン(Ig)相互作用により誘出される初期活性化信号に一連の精細に連間し
た(finely tuned)受容体−リガント信号および他の免疫能細胞と
の細胞−細胞相互作用が続かなければならない(1)。ヒトB細胞において増殖
および分化コントロール信号の伝達に関与する受容体に対するいくつかのリガン
ドが規定され、遺伝子はクローン化されている。これらにはインターロイキン1
(IL−1)〜インターロイキン6(IL−6)、低分子量B細胞増殖因子(L
MW−BCGF)、5CD23、リンホトキシン(LT)、腫瘍壊死因子(TN
F)、インターフェロン−γ(IFN−γ)が包含される(1.2)。
分化療法の概念の把握には正常細胞の発達の仕方を理解することが重要である。
骨髄においては、様々な機能的に専門化した細胞タイプが多能性幹細胞の分化(
コミットメント)の結果として発達する。この分化は様々な細胞系統(B細胞系
統、T細胞系統、ミニロイド系統)の前駆体を生じる。引き続いてのかかる単一
分化性細胞から終局細胞への表現型変化は熟成(saturation)または
最終分化(ter菖1nal differentiation)と呼ばれる。
休止段階からのヒトB細胞の活性化(これは更なる分化および熟成および最終段
階につながる)は少なくとも二段階を通して進行する。
1)活性化段階。ここでは細胞は活性化因子にさらされる。B細胞系列に対して
はこれらは次のとおりである:抗原;抗免疫グロブリン(抗−イディオタイプ)
:インターロイキン1.2および3およびそれらの下位成分(sub−comp
onent)、インターロイキン4 (IL−4)、およびIL−4受容体に対
する抗体: C3d−受容体(CD11c)に作用する試薬例えば重合補体3d
またはC3d受容体に対する抗体(抗−gl) 140) ;抗−gp35(C
D20)。フォルボール(Phorbol)エステル例えばTPAまたはPM^
は、強力な反応能誘導剤としてイン・ビトロで実験的に用いられているがこれら
は有毒であるかまたは臨床用途とは両立しないためモデルとして役立ち得るにす
ぎない。フォルボールエステルはプロティンキナーゼC(PKC)に作用しそし
てそれらの機能上生物学的活性剤に類似している。その他の重要な反応能誘導剤
は次のとおりである:固相プロティンーA;不活化黄色ブドウ球菌(Staph
ylococcus Aureus)CowanI(SAC) 、アメリカヤマ
ゴボウマイトジェン(Pfll) 、非形質転換性または不活化エプスタイン−
バーウィルス(EBV)(非形質転換株P3BR1またはUV−不活化ウィルス
から得られる)リポポリサッカライド(LPS)。
2)進行段階。活性化段階は様々な進行信号に対する受容体を誘導する。例えば
: IL−2; B細胞増殖因子■またはTRF (今はIL5と呼ばれる):
低分子量BCGF(12KBCGF) ; Nas+a1wa誘導60K BC
GF ; CD23 (Igll+、IgD十細胞のB細胞面で発現されたp4
5タンパク質)に対する抗体、CD40 (主としてB細胞および膀胱癌細胞上
に存在するほか頚癌または肺癌細胞上にも存在するp50抗原に対するFcE受
容体2 (FcER2)抗体、さらにはIL−6(以前B細胞分化因子(BCD
F)と呼ばれた)。以下のリストは本明細書および請求の範囲に用いられる略語
の簡単な説明でありCDF:B細胞分化因子
BCGF:B細胞増殖因子
B−CLL:B細胞慢性リンパ球性白血病BSF: B細胞刺激因子
C3d : 補体因子C3の下位成分
CD23:Bリンパ球系統の細胞上で発現されるp45タンノ々り質
CD40:B細胞および膀胱癌細胞上で発現されるp50タンパク質
EBV : エプスタイン−バーウィルスgp140 : C3d−受容体機能
を有する140に分子量の糖タンパク質
IgD 二 免疫グロブリンクラスD
Igli : 免疫グロブリンクラスMIL−1、IL−2、IL−3、IL−
4、IL−5:インターロイキン1.2.3.4.5
LPS : リポポリサッカライド
Mo1t4 : Tリンパ腫由来細胞系統p45: 45に分子量膜タンパク質
PI^: 4−フォルボール12−ミリステート13−アセテート
PWII : アメリカヤマゴボウマイトジェンSAC: 黄色ブドウ球菌Co
wan I固相プロティンA:
マトリックス(例えば5epharose)に結合したプロティンA
TPA : 腫瘍促進剤
TRF: T細胞置換因子
T−Tハイブリドーマ:
二つの異なるT細胞間の体細胞ハイブリッドTNF : 腫瘍壊死因子
MP6/Trx : IF6 T−Tハイブリドーマセルラインにより産生され
るチオレドキシン系統の酵素
本発明の詳細な説明
ヒトCD4”T細胞ハイブリドーマ(IF5)により分泌される12 kDa
B細胞刺激因子(BSF)はすでに正常および悪性ヒトBリンパ球の増殖を助長
することが示されている。
我々は今般このリンホカインを精製し、それをヒトチオレドキシン系統の一員で
あると同定しそして1lP6/Trxと名付けた。チオレドキシンは、(ys−
Gly−Pro−Cysを介してチオール−ジスルフィド相互交換反応およびネ
ットのタンパク質ジスルフィド還元を触媒する十分に確認されている酵素である
。我々は生物学的活性をモニターするための標的細胞として正常末梢血または扁
桃Bリンパ球を用いた。しかしながら、Bタイプの慢性リンパ球性白血病(B−
CLL)由来のB細胞、Bリンパ芽球様セルライン、モノクローナルB細胞は特
に優れた標的細胞であった。何故なら、それらは最適以下の細胞培養条件下にテ
ストした場合に、イン・ビトロでのサイトカイン誘導増殖および分化に1IP6
/Trxを要求したからであった。
予め活性化された細胞は、1lP6/Trxを添加した場合にのみ組換えまたは
天然りガント:インターロイキン2(IL−2)、インターロイキン4 (IL
−4)、低分子量BCGF(LMW−BCGF)、腫瘍壊死因子−α(TNF−
α)、または抗−CD40に応答して増殖した。チオレドキシンに対する抗体は
この効果をブロックした。これらの結果から細胞外チオレドキシンは受容体−リ
ガント相互作用およびその後の正常B細胞活性化およびB−CLL白血病誘発に
おける信号変換に関係する調節事象に重要な役割を担っていることがわかる。
本発明は、下記の補助因子およびチオレドキシンに対して敏感な哺乳動物および
人間におけるかかる悪性形質転換細胞を治療するための新しい方法に関する。こ
の方法は治療的に十分な量のチオレドキシンを投与することを特徴としている。
必要に応じて、前記酵素は、悪性形質転換細胞を該酵素に対して敏感となるよう
誘導できる補助因子による予備治療期間の後に投与される。かかる補助因子の例
は下記第1表に示される。酵素チオレドキシンの投与は補助因子と同時に行いう
るものと予測される。
本明細書および請求の範囲に用いられる“チオレドキシン”という用語は、チオ
レドキシン酵素系統および活性部位Cys−Gly−Pro−Cysを含むチオ
レドキシンのアナローブ、特に)lP6セルライン由来チオレドキシンを含むも
のと理解される。
より詳細には、本発明による新しい治療方法は、幹細胞障害、造血系悪性腫瘍、
例えば白血病、B細胞白血病およびB細胞慢性リンパ球性白血病、および補助因
子受容体を発現しそしてチオレドキシンに応答するその他の腫瘍に適用すること
ができる。例えばCD40抗原を発現する膀胱癌は記載の方法により治療し得る
。チオレドキシンおよび第1表に列挙した補助因子はそれ自体知られた物質であ
る。しかしながらそれらはあらゆる場合について治療上の有用性を有するものと
知られているわけではない。
適切な補助因子の選択は、本発明の臨界的パラメーターではない。熟練作業者が
、第1表に列挙された特定の補助因子がチオレドキシンと相乗的に作用するかど
うかを確定できるようにする実験方法を利用することができる。しかしながら、
IL−2を補助因子として用いるのが好ましい。さらにIL−4およびTNF−
αも好ましい補助因子として挙げることができる。
本発明はもう一つの側面において、動物および人間における悪性形質転換細胞の
治療に用いるための、特にチオレドキシンに敏感なかかる悪性形質転換細胞に用
いるためのチオレドキシンに関する。さらにこの側面におい発達させるように悪
性形質転換細胞を誘導できる前述の如き補助因子による予備治療期間の後にチオ
レドキシンを投与する。本発明のもう一つの側面は、悪性腫瘍治療薬の調製への
チオレドキシンの使用に関する。かかる医薬は前述の如き補助因子より成ってい
てもよい。チオレドキシンおよび第1表に例示された補助因子は当該技術におい
て知られているが、チオレドキシンを含む、あるいはチオレドキシンと第1表に
よる補助因子との組合せにより成る薬学的調製物は新規であり、またそれ自体本
発明のもう一つの側面を表す。
IL−2による治療に鋭敏な悪性腫瘍例えば悪性黒色腫は、適切には補助因子と
の組合せによるチオレドキシン治療に適した標的になると予測される。
さらに細胞性免疫(T細胞およびNK細胞)は所望により前述の如き補助因子と
の組合せによるチオレドキシン治療により強化され得ると予測される。
臨床プラクチスにおいて、チオレドキシン、補助因子またはそれらの組合せは、
癌治療薬の既知の投与方法と同様の方法で投与される。したがって投与は、注入
または筋肉内沈着(deposition)によって行うのが好ましい。
チオレドキシンおよび/または補助因子の投与量は広い範囲にわたって変化し、
また疾病の軽重および患者の年令および状態など様々な状況に依存することにな
ろう。
用量間隔の一例としては、天然のチオレドキシン血清または血漿レベルの約2〜
約lOO倍にあたる血清または血漿レベルのチオレドキシンを与える用量を挙げ
ることができる。
以下の第1表は使用可能な補助因子を例示するリストである。Eの表示は、その
補助因子が主として実験的なものであり、診断目的に用い得ることを示している
。Cという表示はその補助因子が臨床に用いられることを示E フォルボールエ
ステル例えばTPAE 抗原
C抗−免疫グロブリン(抗−イディオタイプ)Cインターロイキン1およびその
下位成分Cインターロイキン2およびその下位成分Cインターロイキン3および
その下位成分Cインターロイキン4(BSFI)
C抗−IL4−受容体抗体
E アメリカヤマゴボウマイトジェン
E リポポリサッカライド
E 非形質転換または不活化エプスタイン−バーウィルス
CC3d受容体(CD11c)反応剤C′および抗受容体(gp140)抗体
C抗−gp35(CD20)
E SAC,不活化黄色ブドウ球菌Cowan IE 固相プロティンA
Cインターフェロン(α、βおよびγ)Cビタミン(特にビタミンA、D)およ
び生物学的活性誘導体
CロイコトリエンB4
CTNF−α
本発明に用いる酵素チオレドキシンはヒト起源であるのが好ましい。それはCy
s−Gly−Pro−Cys活性部位を介してチオール−ジスルフィド相互交換
反応およびネットのタンパク質ジスルフィド還元を触媒する酵素である。ヒトチ
オレドキシンはヒトリンパ球起源であるのが好ましいがその他の起源を用いるこ
ともできる。しかしながら、哺乳動物を含む動物のチオレドキシン、例えば大腸
菌から得られる原核生物チオレドキシンおよび遺伝子工学による発現ベクターに
より生産されるチオレドキシンを用いることも本発明の範囲に包含される。チオ
ール−オキシドレダクターゼとしても知られるチオレドキシンは、レドックス活
性ジスルフィドを有する遍在する12 kDaタンパク質であり(3)、それは
通常NADP■およびフラボプロティンチオレドキシンレダクターゼにより還元
される。
還元型チオレドキシンは、DNA合成のためのデオキシリボヌクレオチドを作る
重要酵素であるリボヌクレオチドレダクターゼに対する水素供与体である。さら
にチオレドキシンは、制御事象に関与しく3)、例えば植物細胞の葉緑体におけ
る光合成酵素の光依存性活性化(4)およびステロイド結合状態へのグルココル
チコイド受容体の活性化(5)に関与する。チオレドキシンはジチオトレイトー
ル(DTT)よりも約103倍速い速度でタンパク質ジスルフィドを還元するチ
オールレドックスコントロールによって酵素活性を調節する(3)。哺乳動物チ
オレドキシンは単離されそして特徴付けられている(3.6)。その分布につい
ては免疫組織化学的方法により研究され、そしてチオレドキシンはタンパク質分
泌に関連しまた一部膜関連であることが示された(6)。最近、ヒトチオレドキ
シン遺伝子がWollianらによってクローン化された(7)。その遺伝子は
活性化リンパ球では発現したが休止リンパ球では発現しなかった。もともと、チ
オレドキシンは、エプスタイン−バーウィルス含有Bセルラインに由来するIL
−1様因子であると報告された(7)。Tagayaおよび共同研究者(8)は
、成人T細胞白血病(IITLV−1)由来因子(^DF)とも呼ばれるIL−
2−受容体/Tac−誘導因子はc−DNAクローンの分析からチオレドキシン
に類似しているかそれと同じものであることを示した。
本発明は、チオレドキシン系統の酵素に新しい生物学的機能を与え、そしてその
リンパ球活性化における役割を拡大するものである。
臨床状態の標的細胞
臨床状態の標的細胞は、チオレドキシンに対する結合部位を発現しそしてこれに
応答するように誘導され得るすべての悪性細胞を含む、分化によりチオレドキシ
ン特に1iP6/Trxに応答するすべての悪性形質転換細胞である。
かかる誘導は第1表に記載の補助因子または他の手段により行うことができる。
実験的証明
11P6は我々(6)によってすでに単離されそしてクローン化されたCD4”
Tヘルパー細胞ハイブリドーマである。
1aP6クローンは、B−タイプ慢性リンパ球性白血病(B−CLL)の正常な
(9,10)および悪性の(11)予め活性化されたB細胞において増殖および
Igli/IgG分泌を誘導するB細胞刺激因子(BSF−IP6)を12〜1
4 kDaとして本質的に分泌する。IL−2受容体発現もBSF−MP6によ
り高められた(12)。
K15hiIIotoおよびBanjoらは、MP6細胞からのmRNAはIL
−1α、IL−1β、LL−4、IL−5またはIL−6に対するcDN^DN
Aクローンれともハイブリダイズしないことを実証した(12)。様々な細胞ア
ッセイを用いて、MP6上清はLIiW−BCGF、 TNF−α、および−β
、IFN−α、−β、−丁、顆粒状−単球コロニー刺激因子(GトC5F) 、
IL−1,IL−2、IL−4、IL−5およびIL−6の活性を欠いているこ
とが示された(9)。
図IAおよびIBに示される実験において我々はB−CLL患者に由来するモノ
クローナル細胞を用いた。このクローン(K83)は、12−0−テトラデカノ
イル−フォルボール13−アセテート(TPA)または黄色ブドウ球菌Cova
nI (SAC)により活性化された際に、補助刺激信号に依存して分化または
分化とそれに続く増殖が行われるよう誘導可能なG0停止(arrested)
B細胞である。I83細胞は抗原によりトリガーされる信号を模するためSA
Cにより2日間、あるいは最適下用量のTPA (1,6X 10−7M)によ
り1時間、予め活性化した。それらの細胞は組換えまたは天然、B−リンホトロ
ピック(B−1y+5photropic)リンホカインrIL−1β、rIL
−2、rIL−4、rIL−6、rTNF a、LMW−BCGF。
rIFN−γ、抗−CD40、またはそれらの組合せに対して応答しなかった。
しかしながら、5AC−活性化細胞はBSF−MP6を添加するとリンホカイン
rIL−2、r−TNFa、Llif−BCGFに対し応答した(図IA)。T
PAは細胞を細胞周期に移すプロティンキナーゼCを直接活性化する非生理学的
信号を与える点でSACおよびTPAの信号経路は異なっている。図IBは、T
PA活性化細胞がBSF−11P6単独に応答したこと、またBSF−11P6
といくつかの異なるBリンホカインとの組合せはそれ以上DNA合成を増加させ
なかったことを示している。例外は有意な増加を示したIL−4およびTNF−
αである。このことは、TNF−αが、ヒトB細胞のオートクライン(auto
crine)増殖因子であるという最近の知見(14)に符号し、また我々は一
連の実験で、TPA活性化細胞におけるDNA合成の誘導およびIgM分泌に対
してIL−4がBSF−11P6との強い相乗作用を示すことを既に示しである
(11)。
ヒトチオレドキシンに対する極めて特異的なラジオイムノアッセイ(130図2
)は、BSF−11P6因子がチオレドキシンと同類(homologous)
であり、あるいは前述の如きチオレドキシンのアナローブであることを明らかに
している。
24時間調整培地11P6の無血清培地は34ny/mlのチオレドキシンを含
有した。生物学的活性はI33 B−CLLクローンまたは正常扁桃B細胞を用
いてモニターされ、またゲル濾過実験において12 kDa領域に限定された。
哺乳動物チオレドキシンは、空気酸化の後、不活化および凝集を招く構造外の(
extra 5tructural)分子内ジスルフィド結合を形成する(6)
。精製操作および貯蔵中に、BSF−MP6の調製物も大気中の02によって容
易に酸化されその結果活性が失われてしまった。この事実を認識したときから、
我々は培養期間中最適下用量の0.1μ蓋β−メルカプトエタノールを用いてB
−CLL活性化実験を行い始めた。しかしながらより高濃度のβ−メルカプトエ
タノール(50〜20hM)はそれ自体でDNA合成増加を促進した。イン・ビ
トロでのチオールおよびジスルフィドによる白血病細胞の増殖刺激はよ(知られ
た現象である(22)。図3は、DTTと共にインキュベートされた後、8ケ月
経過した不活性BSF−MP6調製物の生物学的活性が全面的に再構成されるこ
とを実証している。BSF−11P6が還元により復活され得るという所見はチ
オレドキシンの典型的な特徴の一つである(6)。サンプル(+4℃で保存され
た無血清、滅菌状態の24時間調整培地)を37℃で30分間2園11DTTで
還元してから■PLcゲル濾過にかけた。12 kD’a領域においてほぼすべ
ての生物学的活性が回収された。
ラジオイムノアッセイおよび再構成実験から、チオレドキシンと同類であるかま
たは前述の如きチオレドキシンのアナローブであるとの証明が得られたので我々
はただちに別の給源に由来するチオレドキシンが生物学的アッセイにおいてBS
F−MP6と置換し得るかどうかについての実証を行った。胎盤に由来する均一
(homogeneous)なヒトチオレドキシン(13)を0.5xlO−’
M〜0.5XI−0−”Mの濃度でテストしたところ、下は0.5X10−’M
まで生物学的活性を示した。
テスト結果を下記第2表に示す。
B−CLL細胞は5ACI : 100000およびIL−210U/露lで前
処理された。72時間のインキュベーション期間のうち最後の18時間にわたり
3H−Thyが添加された。第2表にみるとおり、チオレドキシンは高活性であ
った。
第 2 表
ヒト胎盤チオレドキシンによる
B−CLL細胞の刺激
チオレドキシン DNA−合成
(M ) 3H−チミジン取込み
0、5 X 10−” 6327
対照培地 1240
このT−ヘルパー細胞由来チオレドキシンの生化学的特徴付けは、5ephar
ose結合ヒツジ抗−チオレドキシン抗体を用いた免疫収着(イムノソーベント
)アフィニティクロマトグラフィーをtlPLc−ゲル濾過と組み合わせて行っ
た。この方法により図4にみるとおり高度精製チオレドキシンが得られた。出発
材料は24時間無血清培地とした。5DS−PAGEゲル挿入図は、このアフィ
ニティー精製物質の純度および分子量を確認するものである。
B細胞分化の理解にはB−CLLのクローナル悪性腫瘍が極めて有用なモデルで
あることが分かっている(11)。イン・ビボでのB−CLLの低増殖能は、一
部、オートロガス非B細胞により生産される増殖因子の欠乏の結果であるかもし
れない。BSF−11P6/チオレドキシンはここに提示された証拠によれば欠
如しているリンクの一つである。
チオレドキシン活性を有するBSF−MP6がT細胞由来IL−2、IL−4、
LMW−BCGFおよびTNF−αに対する適性な応答を容易にするとの証拠は
B−CLL細胞の増殖停止についての可能な説明をはじめて提供する。我々の結
果の示すように、B−CLL患者におけるTヘルパーリンパ球のよく知られた調
整障害(15)のためにB−CLL細胞の活性化に必要なチオレドキシン生産の
ロスを来しているのかもしれない。あるいはまた、B−CLL細胞自体がオート
クラインチオレドキシンについて欠陥があるか、あるいはそのオートクライン生
産の起始に、外部から補給されるチオレドキシンの初期用量を必要とするのかも
しれない。
チオレドキシンとB細胞刺激因子が同一であるという我々によるこの知見は、こ
の酵素についての枢軸的な免疫学的役割を強く示唆している。それは適正な信号
変換を容易にし、またこの酵素のよく知られたチオール−ジスルフィド相互交換
反応を触媒する機能(3)が動的な三次元の正しい受容体ドツキング事象の生起
をおそらく可能にしているのであろうが、正確なメカニズムについての知識を得
るには更なる研究が必要である。
B細胞増殖・分化コントロール信号の研究のための有用なイン・ビトロモデル系
はヒトB−リンホトロピックヘルペスウイルスエブスタインーバーウイルス(E
BV)である。何故ならば、それはB細胞増殖を担う遺伝子をターン・オンする
ことにより(17)増殖および分化を誘導するからである(16)。しかしなが
ら、B−CLL細胞は、EBV −形質転換の試みに反応しなかったが、この抵
抗性についての一つの可能な説明は、B−CLL細胞はEBV−受容体(CD2
1)の発現が低い上に、このレポートに、そして我々の予備的な免疫蛍光分析に
より示されるように、チオレドキシン遺伝子発現上も欠陥があるかもしれないと
いう事実にめ得る。細胞性チオレドキシンは最近ヘルペスウィルスシンプレック
ス−タイプ1にコードされたりボヌクレオチドレダクターゼに対する主な水素供
与体であることが示唆されている(18)。したがってB−CLL細胞中にチオ
レドキシンが欠けていればそのような細胞中でのヘルペスウィルスの増殖をすべ
て有効にブロックし得る。
治療の手法
l)悪性細胞がすでにいずれかの千オレ下キシン結合部位を発現している場合に
はチオレドキシンだけ、特にMP6/Trxを投与すべきである。
2)悪性細胞がいずれかのチオレドキシン結合部位を発現していない場合には、
チオレドキシンと第1表の化合物を投与すべきである。これには列記された特定
の化合物のいずれもが包含される。
図の説明
図IAおよびlB
11P6はDNA合成のための信号を誘導する。液体窒素中に凍結保存されたB
−CLLクローンI83に由来する細胞を再生させそしてSAC(図IA)また
はTPA (図IB)を活性化信号として用いてDNA合成(図IAおよびIB
)および免疫グロブリン分泌(データは示さず)へと誘導した。SACで増殖お
よび分化を誘導するために、細胞を2日間固定細菌と共にインキュベートし、次
いで25%BSF−11P6(v/v)と共にまたはそれを用いずに100 U
/ 冨1の組換えインターロイキンまたは天然B細胞サイトカインにさらした
。
平底96穴プレートで、10%新生仔牛血清(Gibco、グラスゴー、英国)
、2mML−グルタミン、50μg/鳳lゲンタマイシン、100IU/菖A’
ペニシリンおよびlohg/曹lストレプトマイシンを補給したRPIiI 1
640培地(FIOW Laboratio−ries、エアーシア(^ysh
ire)、英国)中の0.2ml培養液(4X 10S細胞個/穴)または2@
l培養液(4X 10’個/穴)(Costar、ケンブリッジ、マサチューセ
ッツ州)として細胞培養を行った。それら細胞は5%CO7含有空気の雰囲気中
、37℃で6日間培養した。培養期間の最後の20〜24時間の間に、1μC1
(= 37kBq) /穴のトリチウム化チミジン([3H]dThd ;比活
性6.7Ci/ a+mol ; Dupont 5candina−via、
ストックホルム、スエーデン)の取込みをアッセイしてDNA合成を測定した。
熱−不活化、ホルマリン固定5AC−粒子を0.1%の最終濃度で用いた。TP
A(Sigma Chemical Co、、セントルイス、ミズーリ州)は1
.6X 10−’M濃度で用いた。BSF−MP6は、400Ug/mlのBS
A(Boerhinger−Mannheim、マンハイム、西ドイツ)、12
.5μg/mlのヒトトランスフェリン(Jabi、ストックホルム、スエーデ
ン)、50μ麗 β−メルカプトエタノール、2IIM L−グルタミン、ペニ
シリン/ストレプトマイシンを補給したl5coves培地中で増殖させたMP
6T細胞ハイブリドーマの無血清24時間培養液をYM2フィルターを用いたA
m1con装置で濃縮して得た。rlL−2は^mgen(^mersham、
アマ−ジャム(^mersham、英国))から購入した。rIL−1β(Ge
nzyme、ボストン、マサチューセッツ州)は10’U/*gの比活性を有し
そして10U/■lで用いた。rIL−4をGenzyme(ボストン、マサチ
ューセッツ州)から購入しそして100 U / m lの最終濃度で用いた。
rIL6はDr、 Kishtmoto (大阪、日本)から贈与されたもので
、100U / mlで用いた。6 X 10’ U / mgの比活性を有す
る組換えTNF aは100n(y/g/で用いられ、またDr、G、R,Ad
olf(Ehrnst Boehringer In5titute、ウィーン
、オーストリア)から贈与されたものであった。LMf−BCGFはCe1lu
larProducts(バ・・Iファロー、ニューヨーク州)から購入し、そ
して10%V/Vの濃度で用いた。1μg / 諺IIの濃度で用いたモノクロ
ーナル抗−CD40 (G28−5 Mab)はDr、 E C1ark(シア
トル、ワシントン州)から贈与されたものであった。rIFN−7は、Gene
ntech (サンフランシスコ、カリホルニア州)から得た。それは3 X
10’ U / mgの比活性を有し、そして500U/冨lで用いた。
図2
チオレドキシンのラジオイムノアッセイはBSF−MP6とチオレドキシンの同
一性を示す。
実線は純粋なヒト胎盤チオレドキシンを示す。鎖線はBSF−11P6を示す。
ラジオイムノアッセイは既報(13)の如く行われた。簡単に説明すれば次のと
おりである: 0. b+1 (0,2μmol)の125(−標識ヒト胎盤チ
オレドキシンを連続希釈された0、1謹lの標準ヒトチオレドキシンまたは未知
検体(硫酸アンモニウム沈殿により50倍濃縮されたMP6P2O5およびヒト
チオレドキシンに対するウサギ抗血清のIgG画分0.1ml (5pg)と共
に37℃で振盪しながら4時間インキュベートシた。インキュベーション時間の
終了時にQ、 1mA’の1:5希釈ヒツジ抗−ウサギIgG抗血清を添加し、
そしてインキュベーションを4℃で16時間続けた。結合放射能(B)を100
OOX 9で30分間遠心分離し、次いで上清を注意深く除くことにより遊離分
(F)から分離した。放射能はLKBガンマ計数器(Bromma、スエーデン
)を用いてベレットおよび上清画分の両方について測定した。B/F比を計算し
そして様々な標準チオレドキシン濃度に対してプロットした。競合するヒトチオ
レドキシンとウサギ抗−ヒトチオレドキシン抗体が共存しない反応を陰性対照と
して用いた。チオレドキシンの放射性沃素化はクロラミン−T法により行った(
13)。すべての希釈およびインキュベーションは1璽q/@gのBSAを含有
するリン酸緩衝食塩水(PBS)中で行った。
図3
DTTを用いた還元によるBSF−11P6の再構成。BSF−11P6の生物
学的活性は前示の如き還元により回収し得た。チオレドキシン発現性T−ハイブ
リドーマクローンMP6を、400ng / m lのB5A112.5gg/
麿lのヒトトランスフェリン、50μ麗β−メルカプトエタノール、100μg
/mlのストレプトアビジンおよび100 U / m tのペニシリンおよび
2n)IのL−グルタミンを含むl5coves培地で24時間培養したが、+
4℃で2週間保存後上清の生物学的活性は失われた。
クロマトグラムは2dDTTで前処理され、次いで滅菌リン酸緩衝食塩水(pf
l 7.2)で平衡させた5uperose−12FPLCゲル濾過カラム(P
harmacia、ウプサラ、スエーデン)で分離された200μlのMP6P
2O5OD*ei−(フルスケール:A = 0.5)で測定されたタンパク質
プロフィールを示す。
流速は0.4g!’/分とした。2dずつフラクシヨンを集め、そして、クロマ
トグラムの垂直棒によって示されているように、B−CLL細胞または正常扁桃
B細胞に対する生物学的活性をモニターした。示されている分子量マーカーは牛
血清アルブミン(68K)およびリボヌクレアーゼA(13,7K )であった
。
図4
抗−チオレドキシンアフィニティーカラムとHPLC−ゲル濾過で精製されたB
SF−MP6に対するクロマトグラム既報(21)の如くカップリングを行った
ヒツジ抗−チオレドキシン5epharose−プロティンAカラム(1,5X
6cm)よりpH3,0で結合・溶出された物質に対してIIPLc−クロマト
グラフィーを行った。IKlずつフラクションを集めた。平衡緩衝液はEle、
中で脱気したPBSとした。12 kDaにおける第一ピークは生物学的活性を
含んでいる。第二ビークは塩である。
SO3−ポリアクリルアミドゲルの挿入図:8〜25%勾配5DS−ポリアクリ
ルアミドゲルゲル(Pharmacia Phastゲル系)を純度分析に用い
た。検体は左から右に向かって次のとおりである:アフィニティーカラム前のM
P6無血清上清;アフィニティー精製BSF−11P6/チオレドキシン:ヒト
胎盤チオレドキシン:分子量マーカー(Pharmacia)、上から下に向か
って+ 92.5 kDa。
67 kDa、 45 kDa、 30.1 kDa120.1 kDa、 1
4.7 kDa0文献および注釈
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1988゜図IA
図IB
[3H] チミジン取込b (cpmxlO−’)図3
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成4年3月11日
Claims (26)
- 1.治療的に有効量のチオレドキシンまたは活性部位Cys−Gly−Pro− Cysを含有するチオレドキシンのアナローダ、特にMP6/Trx、を投与す ることより成る動物および人間における悪性形質転換細胞の治療方法。
- 2.チオレドキシンの起源が −動物 −哺乳動物 −人間 −原核生物または −組換え体 である請求項1記載の方法。
- 3.チオレドキシンがヒトリンパ球またはその他のヒト起源のものである請求項 1または2記載の方法。
- 4.悪性形質転換細胞がチオレドキシン結合部位を誘導できる補助因子で予備的 に治療されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 5.補助因子が (a)抗−免疫グロブリン(抗−イディオタイプ)(b)インターロイキン1お よびその下位成分(c)インターロイキン2およびその下位成分(d)インター ロイキン3およびその下位成分(e)インターロイキン4(BSF1)(f)抗 −IL4−受容体抗体 (g)C3d受容体(CDllc)反応性C′剤および抗−受容体(gp140 )抗体 (h)抗−gp35(CD20) (i)(α,βおよびγ)インターフェロン(j)ビタミン (k)ロイコトリエンB4 (l)TNF−α より選択される請求項4記載の方法。
- 6.補助因子がインターロイキン2である請求項5記載の方法。
- 7.幹細胞障害治療のための請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 8.造血系悪性腫瘍治療のための請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 9.B細胞白血病治療のための請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 10.B細胞慢性リンパ球性白血病治療のための請求項1〜6のいずれかに記載 の方法。
- 11.チオレドキシンまたは請求項1に定義されるようなそのアナローグに対す る結合部位/受容体を発現しそしてチオレドキシンまたは請求項1に定義される ようなアナローグに応答する他の腫瘍の治療のための請求項1〜6のいずれかに 記載の方法。
- 12.動物および人間の悪性形質転換細胞の治療に用いるためのチオレドキシン 。
- 13.請求項7、8、9、10および11に記載の障害の治療に用いるためのチ オレドキシン。
- 14.チオレドキシン結合部位を発現するように悪性腫瘍形質転換細胞を誘導で きる補助因子と共に請求項12および13のいずれかの記載にしたがって用いる ためのチオレドキシン。
- 15.請求項5の(a)〜(1)に列記されたような補助因子と共に請求項14 の記載にしたがって用いるためのチオレドキシン。
- 16.所望によりチオレドキシン結合部位を発現するように悪性腫瘍形質転換細 胞を誘導できる補助因子と共に治療に用いるためのチオレドキシン。
- 17.チオレドキシンまたは活性部位Cys−Cly−Pro−Cysを含むチ オレドキシンのアナローグを活性成分として含んで成る薬学的組成物。
- 18.さらに、チオレドキシンまたは請求項16に定義されるようなアナローグ の結合部位を発現するように悪性形質転換細胞を誘導できる補助因子を含んで成 る請求項17記載の薬学的組成物。
- 19.さらに請求項5の(a)〜(I)に列記されたような補助因子を含有する 請求項17記載の薬学的組成物。
- 20.補助因子がインターロイキン2である請求項19記載の薬学的組成物。
- 21.動物および人間における悪性形質転換細胞治療薬の調製へのチオレドキシ ンの使用。
- 22.請求項7、8、9、10および11に記載の障害の治療薬の調製へのチオ レドキシンの使用。
- 23.チオレドキシンまたは活性部位Cys−Gly−Pro−Cysを含有す るチオレドキシンのアナローグを所望により請求項5の(a)〜(I)に列記さ れるような補助因子と共に投与することによる、患者自身の細胞傷害性細胞によ り認識される表面構造を発現する癌細胞に対し応答性のあるリンパ球の反応性を 増強する方法。
- 24.請求項12〜16のいずれかに記載の如く用いるためのチオレドキシンの MP6/Trx変種。
- 25.チオレドキシン成分がMP6/Trxである請求項17〜20のいずれか に記載の薬学的組成物。
- 26.チオレドキシンのMP6/Trx変種の請求項21または22記載の使用 。
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