JPH0549867U - 水栓装置 - Google Patents

水栓装置

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JPH0549867U
JPH0549867U JP10349691U JP10349691U JPH0549867U JP H0549867 U JPH0549867 U JP H0549867U JP 10349691 U JP10349691 U JP 10349691U JP 10349691 U JP10349691 U JP 10349691U JP H0549867 U JPH0549867 U JP H0549867U
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water
supply pipe
hot
water supply
hot water
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JP10349691U
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修 荒木
研次 白井
啓介 平出
雅昭 永田
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混合弁を備えた水栓装置の常温水及び高温湯
を吐出させる際の応答性を高める。 【構成】 給水管24及び給湯管26が湯水混合弁18
に接続され、主流路20を介して混合水が水栓本体14
に供給可能とされている。給水管24、給湯管26から
分岐給水管34、分岐給湯管36が分岐され、湯水混合
弁18を介して主流路20に接続されている。 【効果】 主流路の吐水制御弁22のみを開くと、混合
水が吐出され、弁38又は40を開くことにより常温の
水や高温の湯が直ちに吐水される。従って、常温の水あ
るいは高温の湯を吐出させる場合の応答性がきわめて良
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水栓装置に係り、特にスイッチ操作により混合水のみならず給水及び 給湯が直にしかも応答性良く吐出されるよう改良された水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スイッチ操作により水温調節及び吐水、止水を制御するようにした従来の水栓 装置の構成について第2図及び第3図を参照して説明する。なお、第2図は水栓 を洗面器に取り付けた洗面キャビネットの縦断面図、第3図は流路構成を示す系 統図である。
【0003】 第2図において、キャビネット10の上面に洗面器12が設置され、その奥側 に水栓本体14が取り付けられている。16は該水栓本体14の先端の吐水口で ある。キャビネット10内には湯水混合弁18が設置され、この湯水混合弁18 が主流路20を介して水栓本体14に接続されている。この主流路20の途中に 吐水制御弁22が設けられている。24、26はそれぞれ湯水混合弁18に接続 された給水管及び給湯管である。
【0004】 この従来例では、水栓本体14の上面に操作盤28が設けられ、該操作盤28 とリード線を介して接続された制御器30が前記吐水制御弁22及び湯水混合弁 18を制御している。第3図に模式的に示す如く、この吐水制御弁22は電磁弁 であり、操作盤28のスイッチ操作により開閉される。また、湯水混合弁18は 、その内部に温調用感温体付きの弁体32が設けられており、モータ34によっ て該弁体32を進退させ、湯と水との混合割合を調節している。
【0005】 このように構成された従来の水栓装置においては、操作盤28に設けられた吐 水スイッチを押すことにより吐水制御弁22が開閉され、吐水口16からの吐水 、止水が制御される。また、操作盤28に設けられた温調スイッチを操作して混 合水の目標温度を設定することにより、モータ34がこの目標吐水温度となるよ うに弁体32を進退させる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の水栓装置において、給水管24からの水を直接に吐水させたり、給 湯管26からの高温の湯を直接に吐水させる場合には、モータ34で弁体32を それぞれ高温側及び低温側の移動限まで移動させるようにしている。従って、操 作盤28の温調スイッチで水を直接に給水させるように、あるいは湯を直接に吐 出させるようにスイッチ操作しても、実際に水又は湯が吐出されるようになるま で、弁体の移動時間分だけ遅れるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の水栓装置は、吐水口を有する吐水部材と、該吐水部材に主流路を介し て接続された湯水混合弁と、該主流路に設けられた吐水制御弁と、該吐水制御弁 及び湯水混合弁を制御する制御器とを有する水栓装置において、前記吐水制御弁 よりも下流側の主流路に給水管及び給湯管を直接に接続すると共に、該給水管及 び給湯管にそれぞれ前記制御器によって制御される吐水制御弁を設けたことを特 徴とするものである。
【0008】
【作用】
かかる本考案の水栓装置によると、操作盤に設けられたスイッチなどにより給 水管からの水を直接に吐水させたり、給湯管からの湯を直接に吐水させるように 吐水温度を設定すると、給水管や給湯管からの水又は湯が混合弁を迂回して直接 に主流路に流れ込むようになる。このため、スイッチ操作した直後から水又は湯 が吐出されるようになり、きわめて応答性に優れる。
【0009】
【実施例】
以下図面を参照して実施例について説明する。第1図は本考案の実施例に係る 水栓装置の系統図である。
【0010】 本実施例では、給水管24と給湯管26とを短絡的に、即ち、湯水混合弁18 を迂回して接続するように分岐給水管34及び分岐給湯管36が設けられており 、これら分岐給水管34及び分岐給湯管36にそれぞれ電磁弁よりなる吐水制御 弁38、40が設けられている。そして、これら吐水制御弁38、40は、いず れも制御回路30によって制御される。
【0011】 第1図のその他の構成は第3図と同様であり、同一部分に同一符号を付してそ の説明を省略する。
【0012】 このように構成された水栓装置において、操作盤28を操作して吐水制御及び 吐水温度制御を行なう。即ち、操作盤28に設けられた温調スイッチを操作する ことにより、モータ34が作動され、温調用感温体付きの弁体32が移動され、 目標温度が設定される。そして、吐水スイッチを操作することにより、通常は吐 水制御弁22が開閉され、吐水、止水が行なわれる。
【0013】 ところで、操作盤28の温調スイッチを操作し、目標吐水温度を給水管24か らの水道水の温度以下に設定した場合において吐水スイッチを押すと、吐水制御 弁38のみが開弁し、給水管24からの水が分岐給水管34を経て直接的に水栓 本体14に供給される。従って、常温の水が即座に吐水される。
【0014】 また、操作盤28に設けられた温調スイッチで、給湯管36からの給湯温度以 上の温度を設定し、吐水操作を行なった場合には、吐水制御弁40のみが開弁さ れ、給湯管36からの高温の湯が分岐給湯管36を経て直接的に水栓本体14に 供給される。従って、この場合にも高温の湯が直ちに吐水されるようになる。
【0015】 なお、操作盤28に水を直ちに吐出させるための水スイッチや、高温の湯を直 ちに吐水させるための湯スイッチを設けておき、これら水又は湯スイッチを押す と直ちに弁38又は弁40が開弁され、常温の水又は高温の湯が直ちに吐出され るように構成しても良い。
【0016】 なお、本実施例においては、弁38、40と主流路20とを接続する配管がゴ ム配管となっており、配管作業性を向上させている。
【0017】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかな通り、本考案の水栓装置によると、応答性良く常 温の水や高温の湯を吐出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る水栓装置の系統図であ
る。
【図2】従来の水栓装置を備えた洗面キャビネットの断
面図である。
【図3】従来の水栓設備の系統図である。
【符号の説明】
14 水栓本体 16 吐水口 18 湯水混合弁 20 主流路 22 吐水制御弁 24 給水管 26 給湯管 28 操作盤 30 制御回路 33 モータ 34 分岐給水管 36 分岐給湯管 38,40 吐水制御弁
フロントページの続き (72)考案者 永田 雅昭 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐水口を有する吐水部材と、該吐水部材
    に主流路を介して接続された湯水混合弁と、該主流路に
    設けられた吐水制御弁と、該吐水制御弁及び湯水混合弁
    を制御する制御器とを有する水栓装置において、 前記吐水制御弁よりも下流側の主流路に給水管及び給湯
    管を直接に接続すると共に、該給水管及び給湯管にそれ
    ぞれ前記制御器によって制御される吐水制御弁を設けた
    ことを特徴とする水栓装置。
JP1991103496U 1991-12-16 1991-12-16 水栓装置 Expired - Lifetime JP2554464Y2 (ja)

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JPH0549867U true JPH0549867U (ja) 1993-07-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009079361A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Toto Ltd 水栓装置

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JP5024729B2 (ja) * 2007-09-25 2012-09-12 Toto株式会社 水栓装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6445460U (ja) * 1987-09-10 1989-03-20

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