JPH054936A - 軽油識別剤 - Google Patents

軽油識別剤

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JPH054936A
JPH054936A JP18302691A JP18302691A JPH054936A JP H054936 A JPH054936 A JP H054936A JP 18302691 A JP18302691 A JP 18302691A JP 18302691 A JP18302691 A JP 18302691A JP H054936 A JPH054936 A JP H054936A
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Hideo Asao
秀男 浅生
Shoichi Fujikawa
昭一 冨士川
Takashi Hida
俊 飛田
Yoshiteru Tsuchiya
義輝 土屋
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Soda Aromatic Co Ltd
Nisso Maruzen Chemical Co Ltd
Soda Koryo KK
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Soda Aromatic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記グリコールエーテル中にクマリンを5重
量%〜30重量%を溶解した軽油識別剤である。 RO〔(CH2 CH2 O)m (CH(CH3 )CH2 O)n 〕H (Rは炭素数1〜4のアルキル基、m及びnはそれぞれ
オキシエチレン基又はオキシプロピレン基の平均繰り返
し単位数を示し、m+n=0.5ないし6である。) 【効果】 本識別剤はクマリンの高濃度溶液であるが、
−20℃以下でもクマリンの析出がなく、更に、本識別
剤を添加した灯油、重油あるいは軽油は−20℃以下で
も同様にクマリンの析出がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軽油識別剤に関し、詳し
くは軽油への他油種、例えば灯油、重油の混入を識別し
うる軽油識別剤に関する。
【0002】
【従来の技術】既に英国、仏国等においては、高税率の
自動車用軽油へ低税率の暖房用軽油や灯油を混入させて
脱税を計るのを防止するために、後者の油種にクマリン
やキニザリン等の識別剤又は着色剤を添加し他油種の自
動車用軽油への使用を防止している。我が国において
も、近年、軽油の脱税防止のため灯油、重油等の他油種
の混入を検出する方法が研究され、識別剤又は着色剤に
ついて種々のものの実用化が計られてきた。
【0003】かかる識別剤又は着色剤として前記のクマ
リンやキニザリンの他、フルフラール、ジフェニルアミ
ン等が知られており、着色や分光光度分析によってこれ
らを検出することにより、軽油への他油種の混入が検出
される。これらの検討結果から我が国においては平成3
年3月27日より、灯油、燃料用A重油に識別剤として
クマリンの添加が実施されている。
【0004】クマリンは常温下に結晶性固体(融点68
℃)のため直接、灯油、A重油等に添加されることはな
く、通常溶剤に溶解された溶液状で添加される訳である
が、かかる溶剤としては既に、例えば芳香族炭化水素や
脂肪族炭化水素類が使用されている他、さらに高濃度に
溶解性を有するある種のグリコールエーテル類が提案さ
れている(日本、公開特許公報 平1−315491
号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この芳香族炭化水素又
は脂肪族炭化水素類は、軽油への相溶性あるいは、分光
光度分析におけるクマリン検出を何ら妨げる性質がなく
実用上使用できるものであるが、クマリンの溶解度が小
さく高々室温下3重量%程度を溶解させるにすぎず、灯
油や重油への混合作業性に劣るばかりでなく、低濃度で
扱うことは輸送や保管費用が多大になる。
【0006】又、改善方法として提案されたエチレング
リコール又はプロピレングリコールの低級アルキルエー
テルやジエチレングリコールジ低級アルキルエーテル等
は確かにクマリンに対し10重量%以上の溶解性を有
し、灯油や重油等への相溶性も優れ、且つこれらに混合
後の分光光度分析によるクマリンの検出も妨げるもので
はないが、低温時における(特に−20℃以下)溶解性
がいまだ不十分である。このことは特に冬期の寒冷地に
おいて(例えば北海道)実用上問題となることが予想さ
れる。
【0007】本発明者らは、かかる既存技術の欠点を改
良すべく鋭意検討した結果、ある種のエチレン及びプロ
ピレン系混合グリコールエーテル類がすぐれたクマリン
の溶剤であり、これを用いた軽油識別剤が前記の欠点を
改良したすぐれた識別剤であることを見出し本発明に到
達した。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による軽油識別剤
は、下記一般式に示すオキシエチレン基及びオキシプロ
ピレン基を同一分子中に有する混合グリコールエーテル
類に、クマリンが5重量%ないし30重量%溶解されて
いることを特徴とする軽油識別剤である。 RO〔(CH2 CH2 O)m (CH(CH3 )CH2 O)n 〕H─(I) (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、m及び
nはそれぞれオキシエチレン基又はオキシプロピレン基
の平均繰り返し単位数を示し、且つ、m+n=0.5〜
6である。又、オキシエチレン基、オキシプロピレン基
の配列順序はブロック又はランダムのどちらでもよ
い。)
【0009】
【作用】本発明は、同一分子中にオキシエチレン基及び
オキシプロピレン基を同時に有することによって前記の
効果が得られる。本発明で使用される混合グリコールエ
ーテル類は、例えば一般式(I)のRに対応するアルキ
ル基を有するアルコール(メタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコール、ノルマルプロピルアルコール、
ブタノール等)に塩基性又は酸性触媒の存在下、酸化エ
チレン又は酸化プロピレンをブロック又はランダムに付
加反応して製造される。
【0010】これらの混合グリコールエーテル類は本発
明において単一の成分に分離して、或は混合物のまま使
用しても、いずれでもよい。具体的な混合グリコールエ
ーテル類としてR=メチルの例を下記に示すが、同様に
R=エチル、プロピル、ブチル基があり、又、オキシエ
チレン基とオキシプロピレン基の配列は、ブロック或は
ランダムどちらでもよい。 CH3 O〔(C2 4 O)0.5 (C3 6 O)1 〕H CH3 O〔(C2 4 O)0.5 (C3 6 O)2 〕H CH3 O〔(C2 4 O)0.5 (C3 6 O)3 〕H CH3 O〔(C2 4 O)0.5 (C3 6 O)4 〕H CH3 O〔(C2 4 O)1 (C3 6 O)1 〕H CH3 O〔(C2 4 O)1 (C3 6 O)2 〕H CH3 O〔(C2 4 O)1 (C3 6 O)3 〕H CH3 O〔(C2 4 O)1 (C3 6 O)4 〕H CH3 O〔(C2 4 O)2 (C3 6 O)1 〕H CH3 O〔(C2 4 O)2 (C3 6 O)2 〕H CH3 O〔(C2 4 O)2 (C3 6 O)3 〕H CH3 O〔(C2 4 O)2 (C3 6 O)4 〕H CH3 O〔(C2 4 O)3 (C3 6 O)1 〕H CH3 O〔(C2 4 O)3 (C3 6 O)2 〕H CH3 O〔(C2 4 O)3 (C3 6 O)3 〕H CH3 O〔(C2 4 O)4 (C3 6 O)1 〕H CH3 O〔(C2 4 O)4 (C3 6 O)2 〕H
【0011】一般式(I)においてm、nの平均繰返し
数は0.1〜4であり、又、m+n=0.5〜6であ
る。これより小さいとクマリンの溶解性が小さく、又、
引火点が低くなり取扱い上好ましくない。上記の範囲よ
り大きいとクマリンの溶解性は充分大きいが、比重が大
きくなり又粘度も大きくなるので輸送や作業性がよくな
い。これらの混合グリコールエーテル類は単独あるいは
混合物いずれで使用してもよく、又その溶剤、例えばメ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタ
ノール等の低級アルコール、アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類、ジプロピルエーテル、ジブチルエー
テル、テトラハイドロフラン等のエーテル類等を一部混
合して用いてもその効果を減ずることはなく、軽油識別
剤として用いることが出来る。
【0012】本発明による軽油識別剤は、前記混合グリ
コールエーテル中にクマリンを5重量%以上30重量%
以下溶解することによって得られる。5重量%未満では
本発明の特徴的な効果が充分には発揮し得ない。又、3
0重量%を越えると低温時(−20℃以下)の貯蔵安定
性(時にクマリンが析出することがある)が悪く好まし
くない。
【0013】本発明の識別剤は、灯油、重油及び軽油の
いずれにも高濃度で混合溶解させることが出来、少量の
添加によってクマリンを所定濃度に混合させることが出
来る。更に本発明の識別剤によれば、クマリンを高濃度
に溶解しているにもかかわらず、−20℃以下のような
低温下でもクマリンの析出が見られず、又、これを混合
した灯油、重油、軽油を−20℃以下の低温にしてもク
マリンの析出がない。本発明による識別剤は、灯油、重
油あるいは軽油のいずれかに、通常クマリンが10〜1
00ppm濃度になるように加えられ、これを検出する
ことによって軽油への灯油、重油等の混入を検出するこ
とができる。このクマリンの定性、又は定量は従来から
知られている任意の方法によって行うことが出来る。
【0014】例えば、クマリンを含有する軽油に水酸化
ナトリウム水溶液を加え、クマリンをジヒドロクマリン
に変換し、これを含む水溶液に363nmの励起光を照
射すれば、最大発光波長498nmにて強い蛍光を発す
る。従って、これを所謂ブランクと比較することによっ
て、目視にてクマリンの混入を検出することができ、或
は予め検量線を作成しておけば、定量もできる。後者の
方法によれば、約0.2ppmのクマリンをも検出する
ことができる。従って、本発明による識別剤を用いれ
ば、軽油への他油種の混入を極めて高い精度にて検出す
ることができる。
【0015】
【実施例】実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明
はこれらにより限定されるものではない。 実施例 1 混合グリコールエーテル〔CH3 O(E)1 (P)1
H〕をつぎの如く合成した。2リットルのSUS製オー
トクレーブに、メタノール239部、触媒として水酸化
カリウム0.5部を仕込み、系内を十分に窒素置換し
た。その後、90℃まで昇温後、酸化エチレン329部
を2時間かけて滴下反応させた。次いで140℃に昇温
し、酸化プロピレン434部を2時間かけて滴下反応さ
せ、滴下後、140〜150℃で2時間反応を続けた。
次いで40℃に冷却し、濃硫酸0.5部を添加して触媒
を中和した。析出する塩を濾別し混合グリコールエーテ
ル1000部を得た。混合グリコールエーテル〔CH3 O
(E)1 (P)1 H〕85部にクマリン15部を混合攪拌して
溶解し、クマリン濃度15%の軽油識別剤を製造した。
混合グリコールエーテル中にクマリンは完全に溶解し
た。 溶解性(1)の検定 混合グリコールエーテルへのクマリンの溶解性を検定す
るために、軽油識別剤を−20℃に3日間保持して結晶
の析出の有無を観察した。その結果、結晶は析出せず、
溶解性は良好(〇)であった。 溶解性(2)の検定 得られた軽油識別剤をクマリンの濃度が100ppmになるよ
うに、灯油、重油及び軽油に、別々に添加し−20℃に
て3日保持してクマリンの結晶が析出するか否か観察
し、灯油、重油及び軽油への溶解性を検定した。結晶の
析出はなく溶解性は良好(○)であった。実施例1に準
じて表1記載のように軽油識別剤を製造し同様に溶解性
の検定を行った。結果を表1に記載した。又、比較例と
して実施例1に準じてクマリンを単一グリコールエーテ
にクマリン濃度が10%となるように攪拌混合した。−
30℃で溶解性(1)の検定を行ったら、クマリンの微
細な結晶の析出があり溶解性は不良(×)であり、軽油
識別剤として使用できなかった。結果を表1に記載し
た。 表 1 実 軽 油 識 別 剤 施 混合 ク゛リコ-ル エーテル R/B クマリン 温度 溶解性 溶解性 例 (注1) 注2 濃度% (℃) (1) (2) 1 CH3 O(E)1 (P)1 H B 15 -20 ○ ○ 2 CH3 O(E)1 (P)2 H R 15 -20 ○ ○ 3 CH3 O(E)3 (P)1 H R 10 -30 ○ ○ 4 CH3 O(E)3 (P)2 H R 10 -30 ○ ○ 5 CH3 O(P)1 (E)1 H B 10 -30 ○ ○ 6 CH3 O(E)1 (P)1 H R 10 -30 ○ ○ 7 C2 H5 O(E)1 (P)1 H R 10 -30 ○ ○ 8 C3 H7 O(E)1 (P)1 H R 10 -30 ○ ○ 9 C4 H9 O(E)1 (P)1 H R 10 -30 ○ ○ 比 クマリン 温度 溶解性 較 単一 ク゛リコ-ル エーテル 濃度% (℃) (1) 例 1 C3 H7 O(E)1 H 10 -30 × 2 C2 H5 O(E)1 H 10 -30 × 3 CH3 O(P)1 H 10 -30 × 注1 :C3 7 はイソプロピル基、C4 9 はn−ブチ
ル基を表し、又、Eはオキシエチル基、Pはオキシプロ
ピル基を表す。 注2 :Rはランダム重合、Bはブロック重合を表す。
【0016】
【発明の効果】本発明による識別剤は、クマリンを5重
量%好ましくは10重量%以上溶解しているので、灯油
や重油への溶解混合に際し少量の添加でよく、作業性に
優れ、且つ、−20℃以下のような低温時においてもク
マリンの析出がないため、特に寒冷地での取扱いに有利
である。本識別剤は又、人体に対する安全性にも優れ、
引火性も小さく安全に作業が行え、更にクマリンの分解
も起こさず、長期の保存安定性に優れる他、灯油や重
油、軽油への性状に実用上影響を与えない。又、本発明
の識別剤は、クマリンの高濃度溶液であるので輸送、保
管の費用も小さく経済上有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飛田 俊 千葉県市原市桜台2丁目25番地の4 (72)発明者 土屋 義輝 東京都江東区大島1−1−1−309

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記一般式で示される混合グリコールエ
    ーテル中にクマリンが5重量%ないし30重量%溶解さ
    れていることを特徴とする軽油識別剤 RO〔(CH2 CH2 O)m (CH(CH3 )CH2 O)n 〕H─(I) (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を、m及びnは
    それぞれオキシエチレン基又はオキシプロピレン基の平
    均繰り返し単位数を示し、且つ、m+n=0.5〜6で
    あり、又、オキシエチレン基、オキシプロピレン基の配
    列順序はブロック又はランダムのどちらでもよい)。
JP3183026A 1991-06-27 1991-06-27 軽油識別剤 Expired - Lifetime JP2984735B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06340886A (ja) * 1993-04-05 1994-12-13 Jiyomo Technical Res Center:Kk ディーゼルエンジン用燃料組成物
KR101224587B1 (ko) * 2010-07-15 2013-01-23 (주) 인우 코퍼레이션 벤족사졸계 유류 식별제와 이를 포함하는 유류 식별용 조성물

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06340886A (ja) * 1993-04-05 1994-12-13 Jiyomo Technical Res Center:Kk ディーゼルエンジン用燃料組成物
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