JPH054854B2 - - Google Patents
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- JPH054854B2 JPH054854B2 JP62270504A JP27050487A JPH054854B2 JP H054854 B2 JPH054854 B2 JP H054854B2 JP 62270504 A JP62270504 A JP 62270504A JP 27050487 A JP27050487 A JP 27050487A JP H054854 B2 JPH054854 B2 JP H054854B2
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- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、実質的に共通の磁気回路内にあつて
外部影響を受ける2つのコイル、コイルとオシレ
ータ増幅器と帰還路とを有するオシレータ、オシ
レータの後に接続されたスイツチ増幅器、及びコ
イルからオシレータとスイツチ増幅器を介して制
御される電子スイツチ、例えばトランジスタ、サ
イリスタ又はトライアツクを有する誘導近接スイ
ツチに関する。
外部影響を受ける2つのコイル、コイルとオシレ
ータ増幅器と帰還路とを有するオシレータ、オシ
レータの後に接続されたスイツチ増幅器、及びコ
イルからオシレータとスイツチ増幅器を介して制
御される電子スイツチ、例えばトランジスタ、サ
イリスタ又はトライアツクを有する誘導近接スイ
ツチに関する。
このような電子スイツチ装置には、まず外部か
らの影響を受けるべき素子が設けられる。このよ
うな外部影響を受ける素子には各種各様のものが
ある。しかしながら、本発明はことに外部影響を
受ける素子がコイルとして構成され、このコイル
が、オシレータ増幅器及び帰還を有し、外部影響
を受けるオシレータの回路部分を構成するように
なされた電子スイツチ装置に関するものである。
らの影響を受けるべき素子が設けられる。このよ
うな外部影響を受ける素子には各種各様のものが
ある。しかしながら、本発明はことに外部影響を
受ける素子がコイルとして構成され、このコイル
が、オシレータ増幅器及び帰還を有し、外部影響
を受けるオシレータの回路部分を構成するように
なされた電子スイツチ装置に関するものである。
このような電子スイツチは無接点的に構成さ
れ、接点を有し電気的、機械的に作動するスイツ
チ装置に代つて、電気的測定回路、制御回路、調
整回路において次第に多く使用されるようになつ
ている。これはいわゆる近接スイツチである。こ
のような近接スイツチにより、それぞれの近接ス
イツチの感知し得る影響素子が十分に接近して来
たか否かが示される。すなわち、近接スイツチの
感知し得る影響素子がオシレータに十分接近する
と、オシレータは電子スイツチを作動する。これ
により、閉成状態に構成されているスイツチ装置
においては、非導電状態にある電子スイツチ装置
は導電状態になされ、また開放状態に構成されて
いるスイツチ装置においては導電状態にある電子
スイツチ装置は非導電状態になされる。(この種
のスイツチ装置では、これが感知し得る影響素子
の物理的大きさが相当する値に達しているか否か
も示される。) 上述した種類のスイツチ装置の本質的構成体は
誘導により影響され得るように構成された、外部
から影響されるオシレータであつて、この場合誘
導近接スイツチである。
れ、接点を有し電気的、機械的に作動するスイツ
チ装置に代つて、電気的測定回路、制御回路、調
整回路において次第に多く使用されるようになつ
ている。これはいわゆる近接スイツチである。こ
のような近接スイツチにより、それぞれの近接ス
イツチの感知し得る影響素子が十分に接近して来
たか否かが示される。すなわち、近接スイツチの
感知し得る影響素子がオシレータに十分接近する
と、オシレータは電子スイツチを作動する。これ
により、閉成状態に構成されているスイツチ装置
においては、非導電状態にある電子スイツチ装置
は導電状態になされ、また開放状態に構成されて
いるスイツチ装置においては導電状態にある電子
スイツチ装置は非導電状態になされる。(この種
のスイツチ装置では、これが感知し得る影響素子
の物理的大きさが相当する値に達しているか否か
も示される。) 上述した種類のスイツチ装置の本質的構成体は
誘導により影響され得るように構成された、外部
から影響されるオシレータであつて、この場合誘
導近接スイツチである。
(従来技術)
通常の誘導近接スイツチにおいては、金属素子
が所定の距離に達しない限り、オシレータには
K・V=1(ただしK=帰還フアクタ、V=増幅
器フアクタ)が適用される。すなわちオシレータ
は振動している。金属素子が所定距離に達する
と、オシレータの減衰は次第に大きくなつて、増
幅器フアクタVの減少をもたらし、その結果K・
V<1となり、オシレータは振動しなくなる。
(或はオシレータ振動の振幅は上記閾値を下廻
る。) 振動しているオシレータの場合に影響素子とし
て使用される金属片が交番電磁場に入ることに応
答して減衰作用する渦電流を誘発する、通常の誘
導近接スイツチには、種々の観点から改善される
べき点がある。
が所定の距離に達しない限り、オシレータには
K・V=1(ただしK=帰還フアクタ、V=増幅
器フアクタ)が適用される。すなわちオシレータ
は振動している。金属素子が所定距離に達する
と、オシレータの減衰は次第に大きくなつて、増
幅器フアクタVの減少をもたらし、その結果K・
V<1となり、オシレータは振動しなくなる。
(或はオシレータ振動の振幅は上記閾値を下廻
る。) 振動しているオシレータの場合に影響素子とし
て使用される金属片が交番電磁場に入ることに応
答して減衰作用する渦電流を誘発する、通常の誘
導近接スイツチには、種々の観点から改善される
べき点がある。
一方において、金属片が接近していないにかか
わらずすでに生じている減衰をなるべく僅少にし
なければならない。金属片の近接により誘導近接
スイツチに渦電流によりもたらされる減衰がもは
や生じる余地がなくなるからである。すなわち従
来の一般的な誘導近接スイツチは、応答感度が十
分でない。ことに従来の一般的な誘導近接スイツ
チはその全周面を金属材料で被覆され得ず、この
ような誘導近接スイツチは弱常磁性材料、例えば
アルミニウムのケーシングを通して強磁性影響素
子を検知することができない。他方において、従
来一般の誘導近接スイツチは、常磁性材料の影響
素子に対しても、また強磁性材料の影響素子に対
しても応答する。
わらずすでに生じている減衰をなるべく僅少にし
なければならない。金属片の近接により誘導近接
スイツチに渦電流によりもたらされる減衰がもは
や生じる余地がなくなるからである。すなわち従
来の一般的な誘導近接スイツチは、応答感度が十
分でない。ことに従来の一般的な誘導近接スイツ
チはその全周面を金属材料で被覆され得ず、この
ような誘導近接スイツチは弱常磁性材料、例えば
アルミニウムのケーシングを通して強磁性影響素
子を検知することができない。他方において、従
来一般の誘導近接スイツチは、常磁性材料の影響
素子に対しても、また強磁性材料の影響素子に対
しても応答する。
そこで本発明により解決されるべき本分野の技
術的課題は、特に秀れた応答感度を有し、常磁性
材料により強磁性影響素子を検知することがで
き、或は単に常磁性材料にのみ応答し、従つて強
磁性材料には応答しない無接点作動電子スイツチ
装置、すなわち誘導近接スイツチを提供すること
である。
術的課題は、特に秀れた応答感度を有し、常磁性
材料により強磁性影響素子を検知することがで
き、或は単に常磁性材料にのみ応答し、従つて強
磁性材料には応答しない無接点作動電子スイツチ
装置、すなわち誘導近接スイツチを提供すること
である。
(発明の要約)
本発明によれば、前記課題は次のようにして解
決される。すなわち両コイルが逆向き直列に接続
されており、両コイルの直列回路が第2の帰還路
として設けられており、かつオシレータ増幅器の
出力回路内にあり、両コイルの接続点が、オシレ
ータ増幅器の入力端子に接続されている。本発明
の本質は外部影響を受ける2個のコイルが設けら
れており、この両コイルが極めて僅かでも影響の
受け方が異なり、両コイルが反対方向に直列に接
続されており、ことによく判読され得る差動信号
がもたらされ、従つて秀れた、特殊な態様の応答
感度を有するスイツチを構成することである。
決される。すなわち両コイルが逆向き直列に接続
されており、両コイルの直列回路が第2の帰還路
として設けられており、かつオシレータ増幅器の
出力回路内にあり、両コイルの接続点が、オシレ
ータ増幅器の入力端子に接続されている。本発明
の本質は外部影響を受ける2個のコイルが設けら
れており、この両コイルが極めて僅かでも影響の
受け方が異なり、両コイルが反対方向に直列に接
続されており、ことによく判読され得る差動信号
がもたらされ、従つて秀れた、特殊な態様の応答
感度を有するスイツチを構成することである。
本発明によることに好ましい上記の種類の無接
点作動電子スイツチにおいては、上記コイルがオ
シレータ増幅器及び帰還を有する、外部影響を受
けるオシレータ回路の一部を構成するようになさ
れている。この場合、上記両コイルの直列回路が
帰還として、或は他の帰還が存在する場合には第
2の帰還として構成され、かつオシレータ増幅器
の出力回路内に設けられ、両コイルの結合点がオ
シレータ増幅器の入力と接続されている。一般の
公知の誘導近接スイツチにおいては交番電磁場が
影響素子としてて使用される金属片に渦電流を誘
起させて減衰をもたらし、この減衰が検知評価さ
れるが、前述したように本発明による電子スイツ
チにおいては2個のコイルが影響を受け、しかも
相違する影響を受けて、この影響の結果の差違が
検知評価される。この共通の発明的思想に対し
て、具体的な2つの態様があり、第1の場合には
本体の1個の帰還が影響を受け、第2の場合には
上記帰還のほかに更に影響を受けるべき第2の帰
還が設けられる。
点作動電子スイツチにおいては、上記コイルがオ
シレータ増幅器及び帰還を有する、外部影響を受
けるオシレータ回路の一部を構成するようになさ
れている。この場合、上記両コイルの直列回路が
帰還として、或は他の帰還が存在する場合には第
2の帰還として構成され、かつオシレータ増幅器
の出力回路内に設けられ、両コイルの結合点がオ
シレータ増幅器の入力と接続されている。一般の
公知の誘導近接スイツチにおいては交番電磁場が
影響素子としてて使用される金属片に渦電流を誘
起させて減衰をもたらし、この減衰が検知評価さ
れるが、前述したように本発明による電子スイツ
チにおいては2個のコイルが影響を受け、しかも
相違する影響を受けて、この影響の結果の差違が
検知評価される。この共通の発明的思想に対し
て、具体的な2つの態様があり、第1の場合には
本体の1個の帰還が影響を受け、第2の場合には
上記帰還のほかに更に影響を受けるべき第2の帰
還が設けられる。
本発明による無接点作動電子スイツチは、質的
に相違する態様で感知し得る。第1の実施態様に
おいては、両コイルの磁性芯体の相違する影響が
検知評価される。この実施態様は常磁性材料を通
して強磁性影響素子を検知しようとするものであ
る。2つの実施態様においては、第2のコイルの
相違する減衰が検知評価される。この実施態様は
常磁性材料から成る影響素子に対してのみ応答す
るようになされている。
に相違する態様で感知し得る。第1の実施態様に
おいては、両コイルの磁性芯体の相違する影響が
検知評価される。この実施態様は常磁性材料を通
して強磁性影響素子を検知しようとするものであ
る。2つの実施態様においては、第2のコイルの
相違する減衰が検知評価される。この実施態様は
常磁性材料から成る影響素子に対してのみ応答す
るようになされている。
本発明による電子スイツチ装置には種々の実施
態様があり得るが、一方ではオシレータの範囲内
で両コイルの相違する信号が検知評価されるも
の、他方では両コイルの相違する信号が両コイル
の相違する減衰により得られるものがある。図面
を参照して以下の実施例により本発明の具体的構
成及びその特徴を更に詳細に説明するが、ここに
おいて両コイルの相違する信号はオシレータの範
囲において検知評価され、この相違する信号は両
コイルの磁性芯体の影響によりもたらされるもの
である。
態様があり得るが、一方ではオシレータの範囲内
で両コイルの相違する信号が検知評価されるも
の、他方では両コイルの相違する信号が両コイル
の相違する減衰により得られるものがある。図面
を参照して以下の実施例により本発明の具体的構
成及びその特徴を更に詳細に説明するが、ここに
おいて両コイルの相違する信号はオシレータの範
囲において検知評価され、この相違する信号は両
コイルの磁性芯体の影響によりもたらされるもの
である。
(実施例)
第1図においてブロツク回路図により示される
電子スイツチ装置1は無接点的に作動し、図示さ
れていない強磁性の近接影響素子に応答する。こ
れは外部導線2を経て作動電圧源4の電極3に、
更に他の外部導線5を経て電力消費装置7の端子
6に接続され、上記消費装置7の他方の端子8は
上記作動電源4の他方の電極9に接続されてい
る。換言すれば図示のスイツチ装置1全体が公知
の態様で外部導線2,5により一方は作動電圧源
4に、他方は消費装置7に接続される。
電子スイツチ装置1は無接点的に作動し、図示さ
れていない強磁性の近接影響素子に応答する。こ
れは外部導線2を経て作動電圧源4の電極3に、
更に他の外部導線5を経て電力消費装置7の端子
6に接続され、上記消費装置7の他方の端子8は
上記作動電源4の他方の電極9に接続されてい
る。換言すれば図示のスイツチ装置1全体が公知
の態様で外部導線2,5により一方は作動電圧源
4に、他方は消費装置7に接続される。
第1図に示すように、図示のスイツチ装置1
は、その基本的構成において、外部影響を受ける
オシレータ10、オシレータ10の後段に接続さ
れるスイツチ増幅器11、オシレータ10により
スイツチ増幅器11を介して制御されるべき電子
スイツチ12、例えばトランジスタ、サイリスタ
或はトリアツク(Triac)、オシレータ10及び
スイツチ増幅器11用供給電圧の供給スイツチ1
3から成る。その入力端には更に整流ブリツジ1
4が設けられるが、これは図示実施例において
は、作動電圧源4が交流電圧源であるからであ
る。
は、その基本的構成において、外部影響を受ける
オシレータ10、オシレータ10の後段に接続さ
れるスイツチ増幅器11、オシレータ10により
スイツチ増幅器11を介して制御されるべき電子
スイツチ12、例えばトランジスタ、サイリスタ
或はトリアツク(Triac)、オシレータ10及び
スイツチ増幅器11用供給電圧の供給スイツチ1
3から成る。その入力端には更に整流ブリツジ1
4が設けられるが、これは図示実施例において
は、作動電圧源4が交流電圧源であるからであ
る。
本発明の本質はスイツチ増幅器11の構成及び
供給スイツチ13の構成には関係しないので、細
部については図示説明しない。
供給スイツチ13の構成には関係しないので、細
部については図示説明しない。
第2図から理解されるように、上記オシレータ
10はまずオシレータ増幅器15及び帰還16を
具備し、第2の帰還17が設けられ、この帰還1
7は反対両方向に直列に接続されて、外部からの
影響を受けるコイル18,19を具備し、上記オ
シレータ増幅器15の負荷回路におけるコイル1
8,19の直列接続と、両コイル18,19の接
続点20とはオシレータ増幅器15の入力21と
接続されている。
10はまずオシレータ増幅器15及び帰還16を
具備し、第2の帰還17が設けられ、この帰還1
7は反対両方向に直列に接続されて、外部からの
影響を受けるコイル18,19を具備し、上記オ
シレータ増幅器15の負荷回路におけるコイル1
8,19の直列接続と、両コイル18,19の接
続点20とはオシレータ増幅器15の入力21と
接続されている。
前述したように、本発明による電子スイツチ装
置1において両コイル18,19の磁気回路は外
部影響を受け、しかも異なる強さの影響を受け
る。これは両コイル18,19が両者に共通の磁
気回路中に在る場合にも同様である。これは図示
実施例においては第3図に示されるように両コイ
ル18,19を共通の鉄芯22に設けることによ
り実現される。この場合、鉄芯22は横断面E字
状に形成され、両コイル18,19は影響を受け
る方向、すなわちE字状鉄芯の軸線方向にならべ
て配置される。コイル18と鉄芯22の基部23
との間隔、コイル19と鉄芯22の基部23との
間隔、両コイル18と19との間隔、鉄芯22の
径D及び鉄芯22の高さHは、本発明による電子
スイツチ1の感度に影響を及ぼすパラメータであ
る。個々のパラメータにより当該分野の技術者は
その平均的な知識により本発明による電子スイツ
チ装置の理想的感度を示す他のパラメータを経験
的に割出すことができる。
置1において両コイル18,19の磁気回路は外
部影響を受け、しかも異なる強さの影響を受け
る。これは両コイル18,19が両者に共通の磁
気回路中に在る場合にも同様である。これは図示
実施例においては第3図に示されるように両コイ
ル18,19を共通の鉄芯22に設けることによ
り実現される。この場合、鉄芯22は横断面E字
状に形成され、両コイル18,19は影響を受け
る方向、すなわちE字状鉄芯の軸線方向にならべ
て配置される。コイル18と鉄芯22の基部23
との間隔、コイル19と鉄芯22の基部23との
間隔、両コイル18と19との間隔、鉄芯22の
径D及び鉄芯22の高さHは、本発明による電子
スイツチ1の感度に影響を及ぼすパラメータであ
る。個々のパラメータにより当該分野の技術者は
その平均的な知識により本発明による電子スイツ
チ装置の理想的感度を示す他のパラメータを経験
的に割出すことができる。
本発明の電子スイツチ装置において第2の帰還
17を正帰還として接続する可能性を有する。し
かしながら実施の態様により第2の帰還を負帰還
として接続することもできる。
17を正帰還として接続する可能性を有する。し
かしながら実施の態様により第2の帰還を負帰還
として接続することもできる。
本発明による電子スイツチ装置1において、オ
シレータ10が一定の周波数、好ましくは滲透深
さに関し周波数f=10kHzで振動せしめられ、第
2図に示されるようにオシレータ増幅器15は振
幅選択的になされる。すなわち周波数決定素子と
してRC−回路網24を具備せしめる。なお本発
明のスイツチ装置1の、第2図に図示した実施例
のオシレータ10においては、オシレータ増幅器
15に入力トランジスタ25を附設し、この入力
トランジスタ25のエミツタ回路にエミツタ抵抗
26を設け、両コイル18,19の接続点を入力
トランジスタ25のエミツタ27と接続し、RC
回路網24を入力トランジスタ25のコレクタ2
8及びベース29とそれぞれ接続する。なお第2
図に示されるように、図示の実施態様では、オシ
レータ増幅器15は出力トランジスタ30を具備
し、このトランジスタ30のエミツタ回路にはエ
ミツタ抵抗31及び両コイル18,19を配置す
る。なお第2図の好ましい実施態様において、入
力トランジスタ25のコレクタ28と出力トラン
ジスタ30のベース32の間にカツプリングキヤ
パシタ33を設け、また出力トランジスタ30の
コレクタ34と入力トランジスタ25のコレクタ
28から遠い方のカツプリングキヤパシタ33の
端子との間に、帰還16として帰還抵抗が接続さ
れている。
シレータ10が一定の周波数、好ましくは滲透深
さに関し周波数f=10kHzで振動せしめられ、第
2図に示されるようにオシレータ増幅器15は振
幅選択的になされる。すなわち周波数決定素子と
してRC−回路網24を具備せしめる。なお本発
明のスイツチ装置1の、第2図に図示した実施例
のオシレータ10においては、オシレータ増幅器
15に入力トランジスタ25を附設し、この入力
トランジスタ25のエミツタ回路にエミツタ抵抗
26を設け、両コイル18,19の接続点を入力
トランジスタ25のエミツタ27と接続し、RC
回路網24を入力トランジスタ25のコレクタ2
8及びベース29とそれぞれ接続する。なお第2
図に示されるように、図示の実施態様では、オシ
レータ増幅器15は出力トランジスタ30を具備
し、このトランジスタ30のエミツタ回路にはエ
ミツタ抵抗31及び両コイル18,19を配置す
る。なお第2図の好ましい実施態様において、入
力トランジスタ25のコレクタ28と出力トラン
ジスタ30のベース32の間にカツプリングキヤ
パシタ33を設け、また出力トランジスタ30の
コレクタ34と入力トランジスタ25のコレクタ
28から遠い方のカツプリングキヤパシタ33の
端子との間に、帰還16として帰還抵抗が接続さ
れている。
第1図は本発明による誘導近接スイツチのブロ
ツク回路図、第2図はこの誘導近接スイツチにお
けるオシレータ実施形の回路図、第3図は第2図
によるオシレータに所属する両コイル実施形の概
略図である。本発明の主要部分と符号との対応関
係は以下の通りである。 1……電子スイツチ装置、4……駆動電圧源、
7……電力消費装置、10……オシレータ、11
……スイツチ増幅器、12……電子スイツチ、1
3……電圧供給スイツチ、14……整流ブリツ
ジ、15……オシレータ増幅器、16,17……
帰還、18,19……コイル、21……(オシレ
ータ増幅器15の)入力、24……RC回路網、
25……入力トランジスタ、26……エミツタ抵
抗、30……出力トランジスタ、33……カツプ
リングキヤパシタ。
ツク回路図、第2図はこの誘導近接スイツチにお
けるオシレータ実施形の回路図、第3図は第2図
によるオシレータに所属する両コイル実施形の概
略図である。本発明の主要部分と符号との対応関
係は以下の通りである。 1……電子スイツチ装置、4……駆動電圧源、
7……電力消費装置、10……オシレータ、11
……スイツチ増幅器、12……電子スイツチ、1
3……電圧供給スイツチ、14……整流ブリツ
ジ、15……オシレータ増幅器、16,17……
帰還、18,19……コイル、21……(オシレ
ータ増幅器15の)入力、24……RC回路網、
25……入力トランジスタ、26……エミツタ抵
抗、30……出力トランジスタ、33……カツプ
リングキヤパシタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 実質的に共通の磁気回路内にあつて外部影響
を受ける2つのコイル18,19、コイル18,
19とオシレータ増幅器15と帰還路16とを有
するオシレータ10、オシレータ10の後に接続
されたスイツチ増幅器11、及びコイル18,1
9からオシレータ10とスイツチ増幅器11を介
して制御される電子スイツチ12、例えばトラン
ジスタ、サイリスタ又はトライアツクを有する誘
導近接スイツチ1において、両コイル18,19
が逆向き直列に接続されており、両コイル18,
19の直列回路が第2の帰還路17として設けら
れており、かつオシレータ増幅器15の出力回路
内にあり、両コイル18,19の接続点が、オシ
レータ増幅器15の入力端子21に接続されてい
ることを特徴とする誘導近接スイツチ。 2 両コイル18,19が、特にE字形横断面、
特につぼ形に形成された鉄心22を有する、特許
請求の範囲第1項記載の誘導近接スイツチ。 3 両コイル18,19が、影響を受ける方向に
前後に配置されている、特許請求の範囲第1又は
2項記載の誘導近接スイツチ。 4 第2の帰還路が、正帰還の方向に又は負帰還
の方向に接続されている、特許請求の範囲第1〜
3項の1つに記載の誘導近接スイツチ。 5 オシレータ増幅器15が周波数選択性に構成
されており、特に周波数決定回路部としてRC素
子24を有する、特許請求の範囲第1〜4項の1
つに記載の誘導近接スイツチ。 6 オシレータ増幅器が入力トランジスタを有
し、入力トランジスタ25のエミツタ回路内にエ
ミツタ抵抗26が設けられており、両コイル1
8,19の接続点20が、入力トランジスタ25
のエミツタ27に接続されている、特許請求の範
囲第1〜5項の1つに記載の誘導近接スイツチ。 7 RC素子24が、入力トランジスタ25のコ
レクタ28及びベース29に接続されている、特
許請求の範囲第5又は6項記載の近接スイツチ。 8 オシレータ増幅器15が出力トランジスタ3
0を有し、特に出力トランジスタ30のエミツタ
回路内に、エミツタ抵抗31と両コイル18,1
9とから成る直列回路が設けられている、特許請
求の範囲第1〜7項の1つに記載の誘導近接スイ
ツチ。 9 入力トランジスタ25のコレクタ28と出力
トランジスタ30のベース32との間にカツプリ
ングコンデンサ33が設けられており、特に出力
トランジスタ30のコレクタ34と入力トランジ
スタ25のコレクタ28から遠い方のカツプリン
グコンデンサ33の端子との間に、帰還路16と
して帰還抵抗が設けられている、特許請求の範囲
第6〜8項の1つに記載の誘導近接スイツチ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3637028.2 | 1986-10-30 | ||
DE3637028 | 1986-10-30 | ||
DE3638409.7 | 1986-11-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63123219A JPS63123219A (ja) | 1988-05-27 |
JPH054854B2 true JPH054854B2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=6312841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27050487A Granted JPS63123219A (ja) | 1986-10-30 | 1987-10-28 | 誘導近接スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63123219A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2871665B1 (fr) * | 2004-06-18 | 2007-02-09 | Montjabon Diane De | Boitier perfectionne notamment pour produit de maquillage |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143574A (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-14 | Hitachi Ltd | Butsuryutsuisekiseigyohoho |
JPS5896424A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-08 | Omron Tateisi Electronics Co | 近接スイツチ |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP27050487A patent/JPS63123219A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143574A (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-14 | Hitachi Ltd | Butsuryutsuisekiseigyohoho |
JPS5896424A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-08 | Omron Tateisi Electronics Co | 近接スイツチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63123219A (ja) | 1988-05-27 |
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