JPH0548502A - ワイヤレス信号伝送方式 - Google Patents

ワイヤレス信号伝送方式

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Publication number
JPH0548502A
JPH0548502A JP20036091A JP20036091A JPH0548502A JP H0548502 A JPH0548502 A JP H0548502A JP 20036091 A JP20036091 A JP 20036091A JP 20036091 A JP20036091 A JP 20036091A JP H0548502 A JPH0548502 A JP H0548502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
waveguide
transceiver
signal transmission
wireless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20036091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Konishi
洋史 小西
Yoshiaki Ueno
嘉章 植野
Shinji Morino
信治 盛野
Toshiaki Inage
敏明 稲毛
Haruo Ogawa
温雄 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP20036091A priority Critical patent/JPH0548502A/ja
Publication of JPH0548502A publication Critical patent/JPH0548502A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ワイヤレス信号伝送方式において、送受信機の
設置場所の自由度を下げることなく、希望波と非希望波
とのエネルギー比を改善することによって、伝送品質を
向上させる。 【構成】マイクロ波を利用してワイヤレスで信号伝送を
行うシステムにおいて、ワイヤレス伝送部までの伝送媒
体を導波管とし、ワイヤレス伝送部における伝送長は導
波管による伝送長よりも短く設定した。 【効果】空間伝播による減衰を少なくすることができ、
したがって、送受信機の設置場所の自由度を下げること
なく、希望波と非希望波とのエネルギー比を大きくする
ことができて、伝送品質を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波を利用して
ワイヤレスで信号伝送を行うワイヤレス信号伝送方式に
関するものであり、例えば、LAN(ローカル・エリア
・ネットワーク)のコントロールユニットとターミナル
の間の信号伝送に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のワイヤレス信号伝送方式の
概略構成を示している。天井面Cと壁面W及び床面Fで
囲まれたワーキングエリアAには、複数のターミナルT
が設置されている。各ターミナルTには、それぞれワイ
ヤレスで信号伝送を行うための送受信機Sが接続されて
いる。また、天井面Cにも送受信機Sが設置されてお
り、この送受信機Sは伝送媒体Bを介してコントロール
ユニットRに接続されている。伝送媒体Bは、例えば同
軸ケーブルよりなり、壁面Wや天井面Cに沿って設置さ
れている。各送受信機Sはマイクロ波を利用して通信し
ており、ターミナルTの移動範囲が限定されないよう
に、コントロールユニットR側の送受信機Sもターミナ
ルT側の送受信機Sも出来るだけ指向性を広く設定され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、ター
ミナルTの設置場所の自由度を高めるために、送受信機
Sの指向性を広く設定しているが、コントロールユニッ
トR側とターミナルT側の両送受信機Sの間の空気を伝
送媒体としているので、マイクロ波のエネルギーは距離
の2乗に比例して減衰する。このために、ワーキングエ
リアA内にある他のターミナルTからの距離とコントロ
ールユニットR側の送受信機Sからの距離との差が小さ
い場合、それぞれのマイクロ波のエネルギーも同等の大
きさとなり、希望波Dと非希望波Uとのエネルギー比で
あるD/U比が小さくなって、伝送品質が劣化するとい
う問題があった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ワイヤレス信号伝
送方式において、送受信機の設置場所の自由度を下げる
ことなく、希望波と非希望波とのエネルギー比を改善す
ることによって、伝送品質を向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を示している。このシステムは、マイクロ波を利用して
ワイヤレスで信号伝送を行うLAN(ローカル・エリア
・ネットワーク)である。コントロールユニットRから
の伝送信号は、マイクロ波を用いて導波管Gを介して送
信されている。導波管Gには開口部又はスリットが設け
られており、ここから漏洩するマイクロ波が空間中をワ
イヤレスで伝播して送受信機Sで受信される。逆に、送
受信機Sからの伝送信号は、マイクロ波を用いて空間中
をワイヤレスで伝播して、導波管Gの開口部又はスリッ
トに達し、この導波管Gを介してコントロールユニット
Rまで導かれるものである。導波管Gの開口部又はスリ
ットから送受信機Sまでの空間伝播による伝送長は、導
波管Gにおける伝送長に比べて短く設定されており、導
波管Gでの信号減衰は少ない。また、空間伝播による伝
送長は従来例に比べると十分に短いので、ここでの信号
減衰も少ない。
【0006】
【作用】本発明によれば、マイクロ波を利用したワイヤ
レス信号伝送システムにおいて、ワイヤレス伝送部まで
の伝送媒体を導波管Gとしたので、低損失でマイクロ波
をワイヤレス伝送部まで導くことができ、このワイヤレ
ス伝送部では比較的短い距離で空気を伝送媒体としてマ
イクロ波を伝送するので、希望波Dと非希望波Uとのエ
ネルギー比であるD/U比を十分に大きくすることがで
きる。また、ワイヤレス伝送を用いていることにより、
送受信機Sの設置場所の自由度が下がることは無い。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図2は本発明の一実施例の全体構成を示している。
コントロールユニットRには導波管Gが接続されてい
る。この導波管Gは、複数のターミナルTが分散して設
置されたワーキングエリアAの床面Fや壁面W、天井面
Cに沿って設置されている。導波管Gの近傍には、送受
信機Sが設置されている。各送受信機Sには、それぞれ
ターミナルTが接続されている。
【0008】図3は導波管Gと送受信機Sとの接続部の
好ましい構成を示している。導波管Gには、開口部K又
はスリットが設けられている。そして、これに対向する
送受信機Sの導波管にも開口部K又はスリットが設けら
れている。各開口部K又はスリットは成るべく相対向す
るように配置されることが好ましい。このようにすれ
ば、希望波を余り減衰させることなく、効率的に空間伝
播させることが可能となる。
【0009】図4は本実施例の動作説明図である。図
中、Dは希望波であり、コントロールユニットRから導
波管Gを介して伝送され、開口部又はスリットから漏洩
して送受信機Sに空間伝播によりワイヤレス伝送される
ものである。一方、Uは非希望波であり、別のターミナ
ルTの送受信機Sからの漏洩波やその反射波あるいは外
来の雑音波よりなる。非希望波Uは希望波Dに比べる
と、空間中での伝播長が長く、そのエネルギーは伝播長
の2乗に比例して減衰するので、希望波Dと非希望波U
とのエネルギー比であるD/U比は非常に大きくなる。
したがって、伝送品質を向上させることができるもので
ある。
【0010】また、図2に示すように、導波管Gを床面
Fだけでなく、壁面Wや天井面Cにも設置することによ
って、ターミナルTの設置場所の自由度を上げることが
できる。また、導波管GをワーキングエリアA内に露出
設置するだけでなく、システム天井(2重天井)やアク
セスフロアー(2重床)の支柱などの部材に内蔵するこ
とによって、ターミナルTの設置場所の自由度を上げる
と共に、施工を容易にすることができる。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ワイヤレス伝
送部までの伝送媒体を導波管としたことにより低損失で
ワイヤレス伝送部までマイクロ波を導くことができ、ま
た、ワイヤレス伝送部の伝送長は導波管による伝送長よ
りも短く設定したので、空間伝播による減衰を少なくす
ることができ、したがって、送受信機の設置場所の自由
度を下げることなく、希望波と非希望波とのエネルギー
比を大きくすることができて、伝送品質を向上させるこ
とができるという効果がある。
【0012】また、請求項2記載の発明では、ローカル
・エリア・ネットワークの信号伝送媒体として導波管を
用いたことにより、マイクロ波による信号伝送を高品質
で行うことができるという効果がある。さらに、請求項
3記載の発明では、信号伝送を行う場所の天井面、壁
面、床面のいずれかに導波管を設置したことにより、送
受信機の設置場所の自由度を上げることができ、導波管
をワーキングエリア内に露出設置するだけでなく、シス
テム天井やアクセスフロアーなどの部材に内蔵すること
によって、施工を容易にすることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の全体構成図である。
【図3】本発明の一実施例の要部構成図である。
【図4】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図5】従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
A ワーキングエリア C 天井面 F 床面 W 壁面 G 導波管 R コントロールユニット S 送受信機 T ターミナル D 希望波 U 非希望波
フロントページの続き (72)発明者 稲毛 敏明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 小川 温雄 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波を利用してワイヤレスで信
    号伝送を行うシステムにおいて、ワイヤレス伝送部まで
    の伝送媒体を導波管とし、ワイヤレス伝送部における伝
    送長は導波管による伝送長よりも短く設定したことを特
    徴とするワイヤレス信号伝送方式。
  2. 【請求項2】 コントロールユニットと複数のターミ
    ナルとから成り、マイクロ波を利用してワイヤレスで信
    号伝送を行うローカル・エリア・ネットワークにおい
    て、前記コントロールユニットとターミナルとの間の伝
    送媒体を導波管としたことを特徴とするワイヤレス信号
    伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記導波管は信号伝送を行う場所の天
    井面、壁面、床面のいずれかに設置したことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のワイヤレス信号伝送方式。
JP20036091A 1991-08-09 1991-08-09 ワイヤレス信号伝送方式 Pending JPH0548502A (ja)

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