JPH0548492A - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JPH0548492A
JPH0548492A JP3225186A JP22518691A JPH0548492A JP H0548492 A JPH0548492 A JP H0548492A JP 3225186 A JP3225186 A JP 3225186A JP 22518691 A JP22518691 A JP 22518691A JP H0548492 A JPH0548492 A JP H0548492A
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JP
Japan
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reception
signal
power
receiver
reception power
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Pending
Application number
JP3225186A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Ogasa
光明 織笠
Akio Iso
彰夫 磯
Shinichi Sato
眞一 佐藤
Toshio Sugimoto
俊夫 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENK
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENK
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 送受信装置を腕時計タイプに小型にした場合
でも、受信電力や受信方向が容易に確認でき、通信回線
の遮断を防止する。 [構成] 移動体通信に用いられる小型の送受信装置に
おいて、受信電力を検出する受信電力検出装置4と、受
信方向を検出する受信方向検出装置4の双方又は一方を
設けるとともに、前記受信電力と受信方向の双方又は一
方を、視覚と聴覚の双方又は一方を通じて伝達する伝達
手段7を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信に用いられ
る小型の送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体通信に用いられている小型
の送受信装置では、アンテナの指向性が広いので、アン
テナの方向に対し気をつけることなく自在に使用するこ
とができる。このため、従来の小型の送受信装置では、
アンテナの方向による受信電力をモニタする必要性もな
いことから、モニタ装置が設けられていないのが一般的
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の小型送受信装置を、例えば腕に取付けて用いる腕時
計程度にそのまま小型化した場合には、使用するアンテ
ナの指向方向が腕の動きに左右されることになり、アン
テナビームが電波の到来方向からはずれてしまい、通話
が不能となる不具合が生ずる。また、将来、通信周波数
が高くなったり、衛星を用いて移動体通信を行なう場合
には、アンテナビームが従来に比べて細くなる可能性が
高くなり、通話中に回線が遮断されてしまうというおそ
れがある。そこで、本発明は、腕時計程度に小型化した
場合に、受信電力や受信方向等の受信状態が容易に確認
でき、アンテナビームの指向方向のずれに伴う通信回線
の遮断を防止できる小型の送受信装置を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体通信に
用いられる小型の送受信装置において、受信電力を検出
する受信電力検出装置と、受信方向を検出する受信方向
検出装置の双方又は一方を設けるとともに、前記受信電
力と受信方向の双方又は一方を、視覚と聴覚の双方又は
一方を通じて伝達する伝達手段を設けたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】受信電力検出装置で検出された受信電力と受信
方向検出装置で検出された受信方向の双方、又はどちら
か一方は、伝達手段により視覚的に又は聴覚的に通信者
に伝達される。したがって、通信時に受信電力や受信方
向を容易にモニタすることが可能となり、腕時計タイプ
の小型の場合であっても、安定した通信が可能となり、
アンテナビーム指向方向のずれによる通信回線の遮断を
防止できる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の第1実施例を図面に基づき説
明する。本実施例の送受信装置1は、その回路構成を図
1に示すように、アンテナ2と、送信機器部3と、受信
機器部4と、信号処理部5、6と、表示部7とから構成
されている。上記受信機器部4には、受信電力を検出す
る検出部(受信電力検出装置)や受信方向を検出する検
出部(受信方向検出装置)を備え、通常の通話信号(図
示省略)の他に、受信レベル信号VLと受信方向信号V
Dが出力され、これらの信号VLとVDは各々信号処理
部5、6を経て表示装置(伝達手段)7に出力され、表
示装置7において受信信号のレベルや方向が表示され
る。
【0007】具体的には、本実施例では、図2に示すよ
うに、送受信装置1は腕に取付けられる小型の円板状に
形成され、上部の中央部にはアンテナ2が配設され、こ
のアンテナ2の周囲に円環状の表示装置7が設けられて
いる。表示装置7は、円周方向に等間隔に配設された1
2個の発光素子L1〜L12により視覚的に伝達できる
構成とされている。また、このような表示装置7では、
図2中の矢印Aの方向が受信電力の増大方向に設定され
るとともに発光素子L1〜L4の範囲が受信電力の弱い
領域Bに、発光素子L11〜L1の範囲が受信電力の強
すぎる領域Cに設定され、受信電力が増加すると発光素
子L1〜L12の個数が発光素子L1から順次発光して
受信電力の強度を表示する構成となっている。したがっ
て、本実施例では、表示装置の発光素子の個数によっ
て、通話の初期でも通話中でも受信電力が容易にモニタ
することができるので、通話時には発光素子の個数が増
大する向きにアンテナ(腕)を向けることにより、アン
テナのビーム方向と電波の到来方向とのずれによる通話
回線の遮断を回避することが可能となる。
【0008】次に本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例では、送受信装置1および表示装置7は基
本的には同一の構成であるが、表示装置7に電波到来方
向を表示する機能を付加したものである。例えば、図2
において、座標xの正方向から電波が到来している場合
には、正の方向では発光電子L4が発光するとともに負
の方向では発光素子L10が発光するように図1におけ
る受信方向信号VDを用いて電波の到来方向を表示する
構成とされている。したがって、電波の障害物によって
電波の到来方向が通常の使用時に対して変化していて
も、表示装置によって容易に電波到来方向を知ることが
できる。尚、この場合、受信方向の表示だけでなく、先
の実施例の受信電力の表示と組合せて表示するようにし
てもよい。
【0009】更に、本発明の第3実施例について説明す
る。本実施例では、アンテナ2を図3および図4に示す
マイクロストリップアンテナとし、更に図7に示す角度
検出回路10を設け、確実な受信方向を検知できるよう
にしたものである。すなわち、本実施例のマイクロスト
リップアンテナ2は、図3、図4に示すように、誘電体
11、12を介装して平面円形の励振素子13、14と
地導体15を重ねた構造に形成されている。この場合、
誘電体11、12は形状を小さくするために高誘電率の
ものを用いている。そして、励振素子13により図5に
示す通常の基本モードのアンテナ放射パターンを形成
し、励振素子14により高次のモードを励振させると図
6に示すような中心にヌルが生ずる放射パターンが形成
され、励振素子13で通信が行なわれる。この場合、励
振素子14において、アンテナ指向方向の中心から離れ
ると受信電力が強くなる性質があり、この性質を利用し
たモノパルスレーダの原理を応用し、角度誤差信号とし
て用いて受信方向を知ることができる。
【0010】図7は角度検出回路(受信方向検出装置)
の一例を示している。この角度検出回路10では、円偏
波信号16が励振素子13、14に入射すると、一方の
励振素子13においてモノパルスレーダでいうところの
和信号Σを受け、他方の励振素子14においてモノパル
スレーダでいうところの差信号Δを受ける。上記一方の
励振素子13からの和信号Σはローノイズアンプ17で
増幅されて2つに分配される。分配された一方の前記和
信号Σはキャリア再生器18に入力され、ここで前記和
信号ΣからキャリアCWが取り出されて、該キャリアC
Wがダウンコンバータ19に送られる。また、分配され
た他方の前記和信号Σは受信信号(通信信号)として用
いられる。上記キャリアCWはダウンコンバータ19で
中間周波数に変換され、可変増幅器20およびPLL回
路21を介してAGC回路22に入力される。そして、
キャリアCWは、可変増幅器20とAGC回路22にお
いて入力電力に対する基準信号、すなわち、他方の励振
素子14に入力される差信号Δを検波する際の位相の基
準信号となる。
【0011】他方、差信号Δは、ローノイズアンプ23
において増幅され、ダウンコンバータ24により中間周
波数に変換される。そして、可変増幅器25において、
キャリアCWに基づいた基準信号に応じて増幅される。
つまり、差信号Δは和信号Σと連動して増幅される。こ
れは、連動して増幅することにより、和信号Σと差信号
Δとの相対レベル差が入力波電力に左右されないように
したものである。可変増幅器25で増幅された差信号Δ
は、90°ハイブリッド回路26において、例えば位相
0°を座標のy方向、位相90°を座標x方向に検波し
て90°位相をずらして出力される。これは、励振素子
14の入射パターンが座標x,y方向の偏波に対して位
相90°で直交して受信されることを利用したものであ
る。
【0012】そして、位相の異なる2つの出力は、混合
器27又は28から、PLL回路21からの位相差に応
じた信号に基づいて、位相90°で直交した角度誤差信
号ΔX、ΔYが得られ、この角度誤差信号ΔX、ΔYに
基づいて表示装置7の任意の発光素子に表示することに
より、確実な電波到来方向を表示することができる。こ
の場合も先の第1実施例の受信電力の表示と組合せて表
示させるようにしてもよい。また、上記アンテナとし
て、図8〜図11に示すように、一方の励振素子13に
より図10に示す高い周波数のパターンに、他方の励振
素子14により図11に示す低周波数のパターンになる
ように、各々異なる励振周波数で励振させることによ
り、例えば、地上基地局からの信号がLバンドで、衛星
からの信号がSバンドとした場合、受信電力の状態およ
び回線の混み具合に応じて切換えて使用することも可能
である。
【0013】尚、上述した各々の実施例では、表示装置
として、視覚的に受信状態を知らせる構成としたが、こ
れに限らず、例えば、図2に示す発光素子L10の位置
に、規定の受信電力以下の場合に警告音を発する機能を
付加することにより、聴覚的に規定以下の電力であるこ
とを伝達できる構成としてもよい。また、視覚的な表示
装置としても、発光素子の表示数に限らず、発光素子の
発光量によっても受信電力を表示するようにしてもよ
く、また表示装置としては発光素子に限らず、文字、記
号、絵を表示できる表示画面を用いて表示する構成とし
てもよく、各々単独でも、またいずれの組合せによって
表示するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信電力と受信方向を検出し、これらの双方又は一方を通
信者に伝達する伝達手段を設けたので、腕時計タイプの
小型の場合であっても、受信電力又は受信方向を容易に
知ることができ、安定した通信が可能となり、アンテナ
ビーム指向方向のずれによる通信回線の遮断を防止で
き、特に指向性の鋭い高利得のアンテナにより通信する
場合に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係り、送受信装置を示す
概略ブロック図である。
【図2】送受信装置の概略平面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係り、アンテナの概略平
面図である。
【図4】アンテナの断面図である。
【図5】励振素子13による放射パターンを示す図であ
る。
【図6】励振素子14による放射パターンを示す図であ
る。
【図7】角度誤差検出回路を示す概略ブロック図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例に係り、アンテナの概略ブ
ロック図である。
【図9】アンテナの断面図である。
【図10】励振素子13による放射パターンを示す図で
ある。
【図11】励振素子14による放射パターンを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 送受信装置 4 受信電力検出装置および受信方向検出装置 7 伝達手段 10 受信方向検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 俊夫 東京都千代田区岩本町2丁目12番5号 株 式会社宇宙通信基礎技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信に用いられる小型の送受信装
    置において、 受信電力を検出する受信電力検出装置と、受信方向を検
    出する受信方向検出装置の双方又は一方を設けるととも
    に、前記受信電力と受信方向の双方又は一方を、視覚と
    聴覚の双方又は一方を通じて伝達する伝達手段を設けた
    ことを特徴とする送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記伝達手段を、複数の発光素子を設
    け、発光素子の発光量の変化や、発光素子の数や、発光
    素子の位置により前記受信電力又は受信方向を視覚的に
    表示する構成と、表示画面上に文字、記号、絵により前
    記受信電力又は受信方向を視覚的に表示する構成との、
    両方を組合せたもの又はどちらか一方とした請求項1記
    載の送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記伝達手段を、予め設定した受信電力
    の規定量以下の場合に警告音を発し聴覚的に伝達する構
    成とした請求項1記載の送受信装置。
JP3225186A 1991-08-09 1991-08-09 送受信装置 Pending JPH0548492A (ja)

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JP3225186A JPH0548492A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 送受信装置

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JP3225186A JPH0548492A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 送受信装置

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JPH0548492A true JPH0548492A (ja) 1993-02-26

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JP3225186A Pending JPH0548492A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 送受信装置

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5452408A (en) * 1977-10-04 1979-04-25 Oki Electric Ind Co Ltd Radiotelephone set
JPS54151464A (en) * 1978-05-19 1979-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Display device
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JPS6310830A (ja) * 1986-03-07 1988-01-18 Nec Corp 移動機の電界方位通知装置

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