JPH0548267U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0548267U
JPH0548267U JP9922691U JP9922691U JPH0548267U JP H0548267 U JPH0548267 U JP H0548267U JP 9922691 U JP9922691 U JP 9922691U JP 9922691 U JP9922691 U JP 9922691U JP H0548267 U JPH0548267 U JP H0548267U
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JP
Japan
Prior art keywords
contact
contact piece
piece
base body
connector
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Application number
JP9922691U
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English (en)
Inventor
登 吉田
光雄 反町
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Hosiden Corp
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Hosiden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチコネクタにおいて挿抜力をほゞゼロに
する。 【構成】 基体11上に複数の接片12,14が2列
(紙面と直角)に配列して取付けられ、角筒状保持部2
3が基体11に回動ピン24を中心に回動自在とされて
いる。基板マルチコネクタ29が収容されたケース33
を保持部23に挿入すると、マルチコネクタ29が接片
12,14間に接触することなく位置する。ケース33
を右に倒して、保持部23を回動すると、保持部23の
駆動部26が、基体11に対して回動自在の回動片17
の一端を回動し、回動片17の他端が接片12を押して
マルチコネクタ29のコンタクト31に圧接され、これ
と共に保持部23の駆動部21が接片14の中間部を接
片12側に押して、接片14がコンタクト32に圧接さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は挿抜を極く弱い力で行うことができる、いわゆるゼロ挿抜力コネク タ、特にマルチコネクタに適するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりゼロ挿抜力コネクタは種々提案されていたが、構造が複雑であったり プランジャなどのリセット機構を特に設ける必要があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案によれば、基体の一面に第1,第2接片が立てられ、基体に対 し、その上記一面とほゞ平行な軸心を中心に回動自在に回動片が保持され、その 回動片の一端が第1接片の第2接片と反対側と対向し、回動により第1接片と係 合することができるようにされ、また基体に対し、上記軸心とほゞ平行な軸心を 中心に枠状保持部が回動自在に保持され、その保持部には相手コネクタが挿脱自 在に押させて、第1,第2接片間に位置させることができ、保持部には第1,第 2駆動部が設けられ、保持部を回動すると、第1駆動部が回動片と係合し、これ が第1接片と係合してその第1接片を、挿入された相手コネクタの第1コンタク トに圧接すると共に、第2駆動部は第2接片の第1接片と反対側と対向しており 、第2駆動部が第2接片を第1接片側に押して、その第2接片を挿入された相手 コネクタの第2コンタクトに圧接することができるようにされている。
【0004】 請求項2の考案によれば、請求項1の考案と同様に基体、第1,第2接片、回 動片が設けられるが、この請求項2の考案では保持部は基体に対して固定とされ 、基体の保持部側において駆動体が可動片の軸心と平行な軸心で回動自在に設け られ、その駆動体は第1,第2駆動部を有し、駆動体の回動により第1駆動部が 回動片と係合し、これが第1接片と係合してその第1接片を、保持部に挿入され た相手コネクタの第1コンタクトに圧接すると共に、第2駆動部が第2接片を第 1接片側に押して、第2接片が挿入された相手コネクタの第2コンタクトに圧接 するようにされている。
【0005】
【実施例】
図1にこの考案の実施例を分解し、かつ一部を省略して示し、図2Aにその断 面図を、図2Bにその左側面の一部を示す。この例はマルチコネクタにこの考案 を適用した場合で、絶縁材の厚板状基体11は長方形をしており、その基体11 の一面11a上に複数の接片12が一列に配列されて立てられ、接片12の一端 (図では下端)は端子13として基体11の他面より突出されている。更に接片 12の配列と対向して他の接片14も基体11上に配列して設けられ、接片14 もその一端は端子15として基体11から突出されている。
【0006】 基体11に対し、その面11aおよび接片12の配列方向とほゞ平行した軸心 16まわりに回動自在に回動片17が設けられる。回動片17の端部はその回動 により接片12と係合できるようにされている。この例では、回動片17は基体 11の両端部と対応して2本設けられ、両回動片17の基体11と反対の端部間 に駆動バー18が連結され、駆動バー18は接片12の配列方向とほゞ平行し、 接片14と反対側から接片12と近接または接触している。両回動片17の中間 部に軸心16の位置で軸19が固定されている。
【0007】 長方形角筒枠状保持部23が基体11に対し、軸心16と平行した軸心を中心 に回動自在に配される。枠状保持部23の一方の開口は基体11の面11aと対 向し、接片12,14の各遊端部が枠状保持部23内に位置される。保持部23 の両端の外面に軸ピン24がそれぞれ突出している。保持部23の両端の基体1 1側の面より突片25が一体に突出され、両突片25の対向面にピン状駆動部2 6がそれぞれ突出されている。駆動部26は回動片17の基体11側端部の接片 14側と接触し、保持部23を回動すると、駆動部26により回動片17が回動 され、その駆動バー18により接片12を接片14側に押すようにされている。
【0008】 枠状保持部23には接片12と接触されるべき、相手コネクタが挿脱自在に挿 入される。この例では相手コネクタとして、両面配線基板28の一端部のマルチ コネクタ29が用いられた場合で、配線基板28の端部の両側にマルチコンタク ト31,32がパターンとして形成されている。またマルチコネクタ29はケー ス33内の中間位置に収容保持され、配線基板28の両面に電子部品35が実装 されている。ケース33の一端、マルチコネクタ29側が開放面とされ、そのケ ース33の開放面側端部が枠状保持部23に緩挿することができる。
【0009】 この挿入した状態でケース33の挿入位置を決めるために、保持部23の内面 に段部36が形成され、段部36にケース33の端面が衝合する。この状態で接 片12,14の遊端部の間にマルチコネクタ29が位置し、コンタクト31,3 2の各対応するものとそれぞれ近接対向している。 接片14の接片12と反対側と対向した駆動部21が保持部23に設けられる 。つまり保持部23の接片14の配列と対向する板部の基体11側の縁部より接 片14側に一体に折り曲げ延長されて駆動部21とされ、その駆動部21は接片 14の中間部と接近乃至接触している。
【0010】 保持部23にケース33を装着した状態でケース33、つまりマルチコネクタ 29を図2Cに示すように、軸ピン24を軸として時計方向に回動すると、保持 部23が回動されて、駆動部26により、回動片17も軸心16を中心に時計方 向に回動され、駆動バー18が接片12をコンタクト31に圧接する。またマル チコネクタ29の回動によりコンタクト32が接片14に圧接され、かつ駆動部 21が接片14を接片12側に押すため、接片14,コンタクト32は互いに十 分圧接される。
【0011】 つまり、軸ピン24と駆動部26およびコンタクト32との各距離L1 ,L2 は比較的大きく、かつ軸心16と駆動部26との距離L3 に対し、軸心16およ び駆動バー18間の距離L4 が大とされ、軸心16から接片12の遊端部までの 距離L5 は更に大とされているため、駆動部26の移動に対し、これよりも大き く駆動バー18は移動し、接片12の遊端部は更に大きく移動し、この移動量が コンタクト31の回動にもとづく移動より可なり大とされているため、接片12 がコンタクト31に十分な力で圧接する。
【0012】 このコネクタは例えば図3A,Bに示すように電子機器(例えばテレビゲーム )38の開口39から保持部23がわずか斜め上方に向かって突出して、電子機 器38内に取付けられる。基体11が電子機器38に固定され、この例では回動 片17の軸19,保持部23の軸ピン24はそれぞれ電子機器38に回動自在に 保持されて、基体11に対してその軸心位置を固定して回動自在に保持される。 基体11に対して直接、回動片17,保持部23を回動自在に保持してもよい。
【0013】 保持部23にケース33を挿入して、その突出側を押し下げて回動すると、図 2Cに示した状態になり、この時、保持部23の両端外面に突出した突部41が 、電子機器38の壁部42に形成した可撓性係合片43と係合して、図2Cに示 した接片とコンタクトとの接触状態が保持され、かつ電子機器38の壁面に形成 した突起45が、保持部23の孔46を通り、ケース33に形成した凹部47と 係合して、ケース33の抜け止めがなされる。
【0014】 ケース33を持ち上げ突部41と係合片43との係合を外して、ケース33を 抜くことができる。上述において保持部23を固定としてもよい。これが請求項 2の考案であって、その実施例を図4,5に図1,2と対応する部分に同一符号 を付けて示す。つまり保持部23は例えば図3の電子機器38に固定され、この 例ではケース33が保持部23に挿脱自在に装着することができ、保持部23に ケース33を装着すると、ケース33に保持した相手コネクタ29が接片12, 14の各配列の間に位置する。なお、ケース33を保持部23に装着した時に、 保持部23の1壁板にU字状切溝によって形成された係合舌片48がケース33 の凹部47と係合して抜け止めとされる。
【0015】 基体11の保持部23側において駆動体49が、回動片17の軸19と平行な 軸心のまわりに回動自在に設けられる。この例では保持部23の長手方向の両端 面と対向したアーム49a,49bと、これらを一体に連結し保持部23の側板 と対向する操作部49cとにより駆動体49が構成され、アーム49a,49b の各外面にピン軸51がそれぞれ突出され、図に示していないが、基体11に対 して固定されている部分に、ピン軸51を中心に駆動体49が回動自在に保持さ れる。アーム49a,49bの基体11側に突片52が一体に突出され、これら 突片52の対向する内面にピン状駆動部53が突出され、ピン状駆動部53は両 側の回動片17の軸19よりも基体11側の部分の接片14側の面と接触乃至接 近している。
【0016】 また駆動体49の操作部49cの基体11側の縁より接片14側に駆動部54 が一体に延長され、駆動部54は接片14の中間部の接片12と反対の面と接触 乃至接近している。この場合は駆動体49を図4Aにおいて反時計方向に回動す ると、駆動部53が回動片17を回動して、接片12をコンタクト31に圧接し 、駆動部54が接片14をコンタクト32に圧接する。この例では保持部23と しては枠状にしなくても、相手コネクタ29を基体11に対し、所定の位置とす ればよく、例えば図4Bに示すように対向する案内片23a,23bを設け、こ れら間にこれにより案内されて、この例ではケース33を挿脱するようにしても よい。更に請求項1,2のいずれにおいても接片12,14は板状でなく、例え ば丸棒状でもよい。相手コネクタ29はケース33に保持されるものでなく、例 えば単なる絶縁ブロックでもよい。マルチコネクタでなく、接片12,14は各 1個でもよい。更に接片12と接片14とは真正面で対向することなくずらされ 、配列面が対向していればよい。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば相手コネクタ29を挿入するときは、コ ンタクト31,32はそれぞれ接片12,14と接触しないため、極めて弱い力 で挿入することができる。しかも請求項1の考案では保持部23を挿入した相手 コネクタ29を利用してわずか回動すれば、請求項2の考案では駆動体49を回 動すれば接片12,14はそれぞれコンタクト31,32に十分な力で圧接され 、良好な接触状態が得られる。抜く場合も、保持部23または駆動体49を回動 して元の状態に戻せば、極めて軽い力で抜くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す、一部省略した斜視
図。
【図2】Aは図1の実施例の断面図、Bはその左側面の
一部を示す図、Cはコネクタを結合させた状態を示す断
面図である。
【図3】Aはこの考案のコネクタを電子機器に取付けた
例を示す外観斜視図、Bはその要部を拡大した断面図、
Cはその係合保持手段の例を示す拡大断面図である。
【図4】Aは請求項2の実施例を示す断面図、Bはその
保持部23の他の例を示す斜視図である。
【図5】Aは請求項2の実施例の一部を示す斜視図、B
はその保持部を外した斜視図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、その基体の一面に対向して立て
    られた第1,第2接片と、 上記基体に対して上記一面とほゞ平行な軸心を中心に回
    動自在に保持され、一端が上記第1接片の上記第2接片
    と反対側と対向し、回動によりこれと係合することがで
    きる回動片と、 上記基体に対し、上記軸心側においてこの軸心とほゞ平
    行な軸心を中心に回動自在に保持され、相手コネクタを
    挿脱自在に上記第1,第2接片の間に位置させて挿入さ
    せることができ、第1駆動部と、上記第1接片と反対側
    で上記第2接片と対向した第2駆動部とを有し、回動に
    より上記第1駆動部が上記回動片と係合し、これが上記
    第1接片と係合して、その第1接片を、挿入された相手
    コネクタの第1コンタクトに圧接すると共に、上記第2
    駆動部が上記第2接片を上記第1接片側に押してその第
    2接片が上記挿入された相手コネクタの第2コンタクト
    に圧接するとができる枠状保持部と、 を具備するコネクタ。
  2. 【請求項2】 基体と、 その基体の一面に対向して立てられた第1,第2接片
    と、 上記基体に対して上記一面とほゞ平行な軸心を中心に回
    動自在に保持され、一端が上記第1接片の上記第2接片
    と反対側と対向し、回動によりこれと係合することがで
    きる回動片と、 上記基体に対して固定されて設けられ、相手コネクタ
    を、上記第1,第2接片の間に位置させて、挿脱自在に
    挿入させることができる保持部と、 上記基体の上記保持部側に位置し、上記基体に対し、上
    記軸心とほゞ平行な軸心を中心に回動自在に保持され、
    第1駆動部と、上記第1接片と反対側で上記第2接片と
    対向した第2駆動部とを有し、回動により上記第1駆動
    部が上記回動片と係合し、これが上記第1接片と係合し
    てその第1接片を、上記保持部に挿入された相手コネク
    タの第1コンタクトに圧接すると共に、上記第2駆動部
    が上記第2接片を上記第1接片側に押してその第2接片
    が上記挿入された相手コネクタの第2コンタクトに圧接
    することができる駆動体と、 を具備するコネクタ。
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