JPH0547806U - 変位センサ - Google Patents

変位センサ

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Publication number
JPH0547806U
JPH0547806U JP10583891U JP10583891U JPH0547806U JP H0547806 U JPH0547806 U JP H0547806U JP 10583891 U JP10583891 U JP 10583891U JP 10583891 U JP10583891 U JP 10583891U JP H0547806 U JPH0547806 U JP H0547806U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
hole
coil
core
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP10583891U
Other languages
English (en)
Inventor
始 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Corp filed Critical Bosch Corp
Priority to JP10583891U priority Critical patent/JPH0547806U/ja
Publication of JPH0547806U publication Critical patent/JPH0547806U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数及び組立工数を削減すると共に、コ
アの摺動する孔の位置及び傾きのズレをなくす。 【構成】 コイルが巻回されるボビンと、このボビンが
取付られる基台を一体に成形すると共に、基台及びボビ
ンを連通する孔を同時に形成するので、ボビン部分と基
台部分での孔の位置及び傾きのズレを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コイルを有する変位センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の変位センサは、例えば実開平2−144716号公報に開示される位置 検出器のように、フランジを有するケース内に別体のボビンを内設し、このボビ ンの外周に1次コイルと2次コイルを巻回し、またボビン内を貫通する孔内には 、摺動自在にコアが設けられたもので、励磁された1次コイルによって発生する 磁束の2次コイルへの影響を、被検出物と連結されたコアの変位によって、変化 させてその変位を電気的に検出できるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述の引例においては、各部品が別体で形成されることにより、部品 点数が多く、また組立工数もかかるために、コスト高になるという問題点があり 、またケースへのボビン装着時において位置ズレ及び傾きズレが発生した場合、 コアの円滑な摺動に支障をきたすという問題点があった。
【0004】 そこで、この考案は、ボビンとこのボビンを装着する基台を一体に成形するこ とによって、部品点数を削減し、またコアの摺動する孔の位置及び傾きのズレを なくした変位センサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
しかして、この考案は、巻回された少なくとも1つのコイルと、このコイル内 を変位するコアとによって構成され、このコアの変位を電気信号として検出する 変位センサにおいて、前記コイルが外周に巻回され、内部に前記コアが摺動自在 に挿入される第1の孔が形成されたボビンと、このボビンが取付られ、前記第1 の孔と連通する第2の孔が形成された基台を一体に成形したことにある。
【0006】
【作用】
したがって、この考案においては、ボビンと、このボビンが取付られる基台を 一体に成形することによって、部品点数を削減できると共に、ボビンの基台への 取付け工数を省略でき、またボビン内に形成された第1の孔と基台内に形成され た第2の孔を一体成形時に形成するので、ボビンの基台への取付時に発生する位 置のズレ及び傾斜のズレを防止できるために、前記孔内を摺動して変位するコア の円滑な動きを確保でき、上記課題が達成できるものである。
【0007】
【実施例】
変位センサの一例として、図1及び図2(図1のA−A断面図)に位置検出セ ンサを示し、以下この位置検出センサについて説明する。
【0008】 この位置検出センサ1は、ボビン2と、基台3が一体に成形されたボビン本体 4と、ボビン2の外周面に巻回され、直列に接続されたコイル5及びコイル6と 、ボビン本体4内に形成された孔7と、この孔7の内部に摺動自在に挿入され、 連結部材9によって図示しない被検出部材と連結されたコア8(2点鎖線で示す )と、ボビン2の周囲に設けられるシールドケース10によって構成されている 。
【0009】 ボビン本体4は、位置検出センサ1を図示しない台等に取付けるために形成さ れ、螺子穴11,12を有するフランジ13と、このフランジ13の上部に形成 され、上部に下記するシールドケース10が外嵌される筒部14を有する基台3 と、この基台3の上部に形成されたボビン2とによって構成されている。また、 このボビン2は、外周面に環状の凹状の溝15,16が所定の間隔を有して上下 に形成されており、この下方の凹状の溝15にはコイル5が巻回され、また上方 の凹状の溝16にはコイル6が巻回されている。
【0010】 ボビン本体4の内部に形成された孔7は、ボビン本体4の下部に開口した第1 の孔17と、この第1の孔17と連通し、ボビン2内に形成された第2の孔18 とによって構成され、内部にコア8が摺動自在に挿入されるものである。尚、コ ア8は、磁性体部材によって形成されるものである。
【0011】 また、シールドケース10は、磁性体部材によって構成され、地磁気等により 内部のコイル5,6に発生する磁束が乱されないようにするためのもので、下部 を前記筒部14に外嵌してある。
【0012】 このシールドケース10とボビン2との間の空間及びシールドケース10の上 部に開口した空間には、樹脂等の遮蔽部材21が充填されている。
【0013】 また、シールドケース10の上部には、コイル5,6に接続されたワイヤ22 〜24を保護するグロメット25が取付られている。
【0014】 以上の構成の位置検出センサ1は、例えば図3に示すように、直列に接続され たコイル5,6の両端に交流電圧を印加するように励磁回路100が接続され、 またコイル5の両端には検出回路200が接続されて構成されており、コイル5 ,6には励磁回路100によって交流電圧が与えられるものである。この交流電 圧はコア8が変位しても常に一定の振幅になるように励磁回路100により制御 されているもので、コア8が変位するとコイル5の両端に接続された検出回路2 00からはコア8の変位に応じた出力が得られるものである。
【0015】 以上のことにより、ボビン2と基台3を一体に成形することによって、ボビン 本体4内に形成される孔7は、第1の孔17と第2の孔18が、成形時に同時に 形成されるために、位置のずれ及び第1の孔17と第2の孔18の傾斜のずれが なくなるために、コア8の変位が円滑に行われるものである。
【0016】 尚、本考案は、コイルの数、その接続等は本実施例に限定されず、多種の態様 が考えられる。例えば作動トランス等においてもボビンと基台を一体に形成する ことによって、同様の効果を奏することができるものである。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、コイルが巻回されるボビンと、ボビ ンが取付られる基台とを一体に成形することによって、部品点数及び組立工数が 削減できると共に、コイル及び基台を連通する第1及び第2の孔が、同時に形成 されるために、孔のずれ、及び第1の孔と第2の孔の傾斜のずれが防止できるた めに、コストダウンと良好な組立精度が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る電磁誘導式の変位センサ
としての位置検出センサの平面図である。
【図2】図1で示す位置検出センサのA−A断面図であ
る。
【図3】図1で示す位置検出センサの電気配線図であ
る。
【符号の説明】
1 位置検出センサ 2 ボビン 3 基台 4 ボビン本体 5,6 コイル 7 孔 8 コア 10 シールドケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻回された少なくとも1つのコイルと、
    このコイル内を変位するコアとによって構成され、この
    コアの変位を電気信号として検出する変位センサにおい
    て、 前記コイルが外周に巻回され、内部に前記コアが摺動自
    在に挿入される第1の孔が形成されたボビンと、このボ
    ビンが取付られ、前記第1の孔と連通する第2の孔が形
    成された基台を一体に成形したことを特徴とする変位セ
    ンサ。
JP10583891U 1991-11-28 1991-11-28 変位センサ Pending JPH0547806U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10583891U JPH0547806U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 変位センサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP10583891U JPH0547806U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 変位センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0547806U true JPH0547806U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14418175

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10583891U Pending JPH0547806U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 変位センサ

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JP (1) JPH0547806U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133405A (ja) * 1983-01-20 1984-07-31 Nippon Denso Co Ltd 位置検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133405A (ja) * 1983-01-20 1984-07-31 Nippon Denso Co Ltd 位置検出装置

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