JPH054774A - 圧造機への線材供給装置 - Google Patents
圧造機への線材供給装置Info
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- JPH054774A JPH054774A JP18306791A JP18306791A JPH054774A JP H054774 A JPH054774 A JP H054774A JP 18306791 A JP18306791 A JP 18306791A JP 18306791 A JP18306791 A JP 18306791A JP H054774 A JPH054774 A JP H054774A
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- feeding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 線材の繰出端が駆動用ローラにくわえ込まれ
たのちは、線材を送込用ローラから完全にフリーな状態
とする。 【構成】 線材aの繰出端が送込用ローラ5で挟圧され
て前方に送り出され、上下に2分割された案内管7から
ラツパ状の案内口8及び矯正ローラ9群の間を通つて駆
動用ローラに送られてくわえ込まれると、第1シリンダ
30が収縮して、係合ギヤ37がかみ合いつつ上下のレ
バー19が互いに反対方向に揺動し、送込用ローラ5が
鎖線のように互いに離間して、線材aが溝から外れつつ
挟圧が解除され、また、案内管7が上下に開く。それと
ともに、第3シリンダ52の駆動力で取付体11が後退
して、送込用ローラ5と案内管7が側方に逃げ、線材a
がフリーな空間に相対的に抜け出る。
たのちは、線材を送込用ローラから完全にフリーな状態
とする。 【構成】 線材aの繰出端が送込用ローラ5で挟圧され
て前方に送り出され、上下に2分割された案内管7から
ラツパ状の案内口8及び矯正ローラ9群の間を通つて駆
動用ローラに送られてくわえ込まれると、第1シリンダ
30が収縮して、係合ギヤ37がかみ合いつつ上下のレ
バー19が互いに反対方向に揺動し、送込用ローラ5が
鎖線のように互いに離間して、線材aが溝から外れつつ
挟圧が解除され、また、案内管7が上下に開く。それと
ともに、第3シリンダ52の駆動力で取付体11が後退
して、送込用ローラ5と案内管7が側方に逃げ、線材a
がフリーな空間に相対的に抜け出る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル状に巻回された
線材を圧造機に供給する場合に、その線材の繰出端をく
わえ込んで駆動用ローラまで送り出すのに用いる送込用
ローラの部分の構造に改良を加えた線材供給装置に関す
る。
線材を圧造機に供給する場合に、その線材の繰出端をく
わえ込んで駆動用ローラまで送り出すのに用いる送込用
ローラの部分の構造に改良を加えた線材供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】圧造製品の素材となる線材を圧造機に供
給する部分の一般的な構造は、線材をコイル状に巻回し
てターンテーブル上に載置し、その線材の繰出端を圧造
機の線材供給部の入口に設けた上下一対の溝付きの送込
用ローラで挟圧し、適宜のガイドや真直姿勢に矯正する
ための矯正ローラ群を通して前方に送り出して別の一対
の駆動用ローラにくわえ込ませ、それ以降は、送込用ロ
ーラの挟圧を解除して駆動用ローラにより線材を間欠的
に引張して一定長さずつ切断部へ供給するようになつて
いる。
給する部分の一般的な構造は、線材をコイル状に巻回し
てターンテーブル上に載置し、その線材の繰出端を圧造
機の線材供給部の入口に設けた上下一対の溝付きの送込
用ローラで挟圧し、適宜のガイドや真直姿勢に矯正する
ための矯正ローラ群を通して前方に送り出して別の一対
の駆動用ローラにくわえ込ませ、それ以降は、送込用ロ
ーラの挟圧を解除して駆動用ローラにより線材を間欠的
に引張して一定長さずつ切断部へ供給するようになつて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来は、送込
用ローラの挟圧を解除する部分の構造が、上側の送込用
ローラのみを逃がす構造であつたため、その後に線材が
駆動用ローラで引張される場合に常に下側の送込用ロー
ラの溝に嵌まつた状態で引張されることとなり、とりわ
け、コイルからの繰り出し角度がきつくなると大きな摩
擦抵抗が作用して、円滑な供給が妨げられる懸念があつ
た。
用ローラの挟圧を解除する部分の構造が、上側の送込用
ローラのみを逃がす構造であつたため、その後に線材が
駆動用ローラで引張される場合に常に下側の送込用ロー
ラの溝に嵌まつた状態で引張されることとなり、とりわ
け、コイルからの繰り出し角度がきつくなると大きな摩
擦抵抗が作用して、円滑な供給が妨げられる懸念があつ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本発明の圧造機への線材供給装置は、
一対の送込用ローラを、両方が互いに接近しまた離間可
能に取付体上に支持するとともに、その取付体を、送込
用ローラが線材の供給経路上に進出する前進位置と、そ
の供給経路の側方へ退避する後退位置の二位置間での移
動可能に装置した構成とした。
めの手段として、本発明の圧造機への線材供給装置は、
一対の送込用ローラを、両方が互いに接近しまた離間可
能に取付体上に支持するとともに、その取付体を、送込
用ローラが線材の供給経路上に進出する前進位置と、そ
の供給経路の側方へ退避する後退位置の二位置間での移
動可能に装置した構成とした。
【0005】
【作用】線材の繰出端が両方の送込用ローラの接近によ
り挟圧されて前方に送り出され、駆動用ローラにくわえ
込まれると、両方の送込用ローラが互いに離間すること
により線材が溝から外れつつその挟圧が解除され、それ
とともに、取付体が前進位置から後退位置に移動して送
込用ローラが側方へ逃げることにより、線材が両送込用
ローラの間からフリーな空間に相対的に抜け出る。それ
以降、線材はフリーな空間を通り駆動用ローラに向かつ
て繰り出される。
り挟圧されて前方に送り出され、駆動用ローラにくわえ
込まれると、両方の送込用ローラが互いに離間すること
により線材が溝から外れつつその挟圧が解除され、それ
とともに、取付体が前進位置から後退位置に移動して送
込用ローラが側方へ逃げることにより、線材が両送込用
ローラの間からフリーな空間に相対的に抜け出る。それ
以降、線材はフリーな空間を通り駆動用ローラに向かつ
て繰り出される。
【0006】
【発明の効果】すなわち本発明によれば、線材の繰出端
の駆動用ローラへの送り込みが完了したのちは、線材が
送込用ローラから完全にフリーとなつた状態で駆動用ロ
ーラに繰り出されることとなり、途中で余分な摩擦抵抗
を受けることがなくて線材の円滑な供給を期すことがで
きる効果がある。
の駆動用ローラへの送り込みが完了したのちは、線材が
送込用ローラから完全にフリーとなつた状態で駆動用ロ
ーラに繰り出されることとなり、途中で余分な摩擦抵抗
を受けることがなくて線材の円滑な供給を期すことがで
きる効果がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。まず、図1により、線材aの繰出端を駆動
用ローラ10にくわえ込ませるまでの動作の概要を説明
する。180度ずつ間欠回転駆動されるインデツクステ
ーブル1上には、2台のターンテーブル2が支持され、
夫々にコイル状に巻回された線材aが載置されるととも
に、各ターンテーブル2に隣接して装置されたチヤツク
3に、線材aの繰出端が一定寸法突出した水平姿勢で予
め挟持される。インデツクステーブル1の回転により、
ターンテーブル2が圧造機の線材供給部Aの入口に対応
する所定位置に搬送されると、線材aの繰出端が、詳し
くは後記する上下一対の送込用ローラ5の間に側方から
挿入され、送込用ローラ5の間に挟圧されると、チヤツ
ク3がその停止位置に対応して装置された挟持解除装置
6により開放されかつ下方に逃げて、線材aが前方に送
り出される。続いて、案内管7を通つてラツパ状の案内
口8に導かれ、さらに矯正ローラ9群の間を通つて真直
姿勢に矯正されたのち、その前方の上下一対の駆動用ロ
ーラ10に送られてくわえ込まれるようになつている。
て説明する。まず、図1により、線材aの繰出端を駆動
用ローラ10にくわえ込ませるまでの動作の概要を説明
する。180度ずつ間欠回転駆動されるインデツクステ
ーブル1上には、2台のターンテーブル2が支持され、
夫々にコイル状に巻回された線材aが載置されるととも
に、各ターンテーブル2に隣接して装置されたチヤツク
3に、線材aの繰出端が一定寸法突出した水平姿勢で予
め挟持される。インデツクステーブル1の回転により、
ターンテーブル2が圧造機の線材供給部Aの入口に対応
する所定位置に搬送されると、線材aの繰出端が、詳し
くは後記する上下一対の送込用ローラ5の間に側方から
挿入され、送込用ローラ5の間に挟圧されると、チヤツ
ク3がその停止位置に対応して装置された挟持解除装置
6により開放されかつ下方に逃げて、線材aが前方に送
り出される。続いて、案内管7を通つてラツパ状の案内
口8に導かれ、さらに矯正ローラ9群の間を通つて真直
姿勢に矯正されたのち、その前方の上下一対の駆動用ロ
ーラ10に送られてくわえ込まれるようになつている。
【0008】続いて、線材供給部Aの構造を図2乃至図
5によつて詳細に説明する。符号11は、送込用ローラ
5等を取り付けたボツクス状の取付体であつて、その下
面に設けた嵌合溝12を、基板13上に敷設したレール
14に嵌めることによつて、線材aの供給方向と直角方
向の進退自由に装置されている。
5によつて詳細に説明する。符号11は、送込用ローラ
5等を取り付けたボツクス状の取付体であつて、その下
面に設けた嵌合溝12を、基板13上に敷設したレール
14に嵌めることによつて、線材aの供給方向と直角方
向の進退自由に装置されている。
【0009】取付体11内の線材aの供給方向の手前側
の位置には、その供給方向と直角をなす上下2本の固定
軸16が支柱17間に差し渡されて固定され、各固定軸
16に、上下で対をなすレバー19が揺動自由に支持さ
れている。各レバー19の一端側に形成された軸受孔2
0内には、回転軸21がベアリング22を介して回転自
由に支持され、各回転軸21の取付体11の正面側への
突出端に、上記した上下で対をなす溝付きの送込用ロー
ラ5が嵌着されている。
の位置には、その供給方向と直角をなす上下2本の固定
軸16が支柱17間に差し渡されて固定され、各固定軸
16に、上下で対をなすレバー19が揺動自由に支持さ
れている。各レバー19の一端側に形成された軸受孔2
0内には、回転軸21がベアリング22を介して回転自
由に支持され、各回転軸21の取付体11の正面側への
突出端に、上記した上下で対をなす溝付きの送込用ロー
ラ5が嵌着されている。
【0010】各回転軸21の反対側の端部には夫々被動
ギヤ24が固着されて、上記の各固定軸16に回転自由
に嵌装した中間ギヤ25とかみ合わされ、その上下の中
間ギヤ25同士が互いにかみ合わされており、下側の中
間ギヤ25が、ブレーキ付ギヤードモータ26に連結さ
れた減速機27の出力軸に固着された駆動ギヤ28とか
み合わされている。これにより、モータ26の駆動力が
駆動ギヤ28、中間ギヤ25及び被動ギヤ24を介して
両回転軸21に伝達されて、上側の送込用ローラ5が図
3の時計方向に、下側の送込用ローラ5が反時計方向に
夫々回転駆動されるようになつている。
ギヤ24が固着されて、上記の各固定軸16に回転自由
に嵌装した中間ギヤ25とかみ合わされ、その上下の中
間ギヤ25同士が互いにかみ合わされており、下側の中
間ギヤ25が、ブレーキ付ギヤードモータ26に連結さ
れた減速機27の出力軸に固着された駆動ギヤ28とか
み合わされている。これにより、モータ26の駆動力が
駆動ギヤ28、中間ギヤ25及び被動ギヤ24を介して
両回転軸21に伝達されて、上側の送込用ローラ5が図
3の時計方向に、下側の送込用ローラ5が反時計方向に
夫々回転駆動されるようになつている。
【0011】上記した一対のレバー19の、送込用ロー
ラ5を支持した側と反対側の端部同士の間には、上向き
の第1シリンダ30が介装され、ピストンロツド31の
先端に設けた連結部32が軸33により上側のレバー1
9に、下面のヘツドカバーに突設したブラケツト34が
軸35により下側のレバー19に夫々連結されている。
各レバー19の揺動中心となる上記の固定軸16には、
中間ギヤ25の手前において、互いにかみ合う係合ギヤ
37が回転自由に嵌装されて、夫々対応するレバー19
に固定されている。これにより、第1シリンダ30のピ
ストンロツド31が進退すると、係合ギヤ37がかみ合
いつつレバー19が固定軸16を中心として互いに逆方
向に揺動し、送込用ローラ5が互いに接近しまた離間す
るようになつている。
ラ5を支持した側と反対側の端部同士の間には、上向き
の第1シリンダ30が介装され、ピストンロツド31の
先端に設けた連結部32が軸33により上側のレバー1
9に、下面のヘツドカバーに突設したブラケツト34が
軸35により下側のレバー19に夫々連結されている。
各レバー19の揺動中心となる上記の固定軸16には、
中間ギヤ25の手前において、互いにかみ合う係合ギヤ
37が回転自由に嵌装されて、夫々対応するレバー19
に固定されている。これにより、第1シリンダ30のピ
ストンロツド31が進退すると、係合ギヤ37がかみ合
いつつレバー19が固定軸16を中心として互いに逆方
向に揺動し、送込用ローラ5が互いに接近しまた離間す
るようになつている。
【0012】取付体11の正面における一対の送込用ロ
ーラ5の前方位置には、両送込用ローラ5の間に対応し
て、側方から旋回して送られてきた線材aの突出端を突
き当てて定位置で停止させるための、ガイドを兼ねたス
トツパ39が取り付けられている。
ーラ5の前方位置には、両送込用ローラ5の間に対応し
て、側方から旋回して送られてきた線材aの突出端を突
き当てて定位置で停止させるための、ガイドを兼ねたス
トツパ39が取り付けられている。
【0013】取付体11の正面のストツパ39のさらに
前方には、線材aを挿通して案内するための、上下に2
分割された案内管7が装置されている。案内管7の取付
構造は、取付体11内に案内管7の長さ方向に間隔をお
いて設けられた軸受部41間に、上下2本の固定軸42
が差し渡されて固定され、案内管7の前後両端部と対応
する位置において、図5に示すように、上下で対をなす
レバー43が揺動自由に支持されて、上下のレバー43
の先端の対応面に、案内管7の上部側と下部側が夫々固
定されており、各固定軸42に互いにかみ合う係合ギヤ
44が嵌装されて、対応するレバー43に固定されてい
る。
前方には、線材aを挿通して案内するための、上下に2
分割された案内管7が装置されている。案内管7の取付
構造は、取付体11内に案内管7の長さ方向に間隔をお
いて設けられた軸受部41間に、上下2本の固定軸42
が差し渡されて固定され、案内管7の前後両端部と対応
する位置において、図5に示すように、上下で対をなす
レバー43が揺動自由に支持されて、上下のレバー43
の先端の対応面に、案内管7の上部側と下部側が夫々固
定されており、各固定軸42に互いにかみ合う係合ギヤ
44が嵌装されて、対応するレバー43に固定されてい
る。
【0014】案内管7の前端側における上側のレバー4
3には、案内管7の取付端と反対側に延出した連結部4
6が形成され、その連結部46に、取付体11の底面に
上向きに取り付けた第2シリンダ47のピストンロツド
48の先端が軸49で連結されている。これにより、第
2シリンダ47のピストンロツド48が進退すると、係
合ギヤ44がかみ合いつつ上下のレバー43が固定軸4
2を中心として互いに逆方向に揺動し、案内管7が閉じ
また開くようになつている。
3には、案内管7の取付端と反対側に延出した連結部4
6が形成され、その連結部46に、取付体11の底面に
上向きに取り付けた第2シリンダ47のピストンロツド
48の先端が軸49で連結されている。これにより、第
2シリンダ47のピストンロツド48が進退すると、係
合ギヤ44がかみ合いつつ上下のレバー43が固定軸4
2を中心として互いに逆方向に揺動し、案内管7が閉じ
また開くようになつている。
【0015】取付体11の下面には、図4に示すように
連結部51が突設され、その連結部51に、基板12上
に線材aの供給方向と直角方向を向いて設置された第3
シリンダ52のピストンロツド53の先端が連結されて
おり、ピストンロツド53の進出により取付体11が前
記したレール14に沿つて前進して、連結部51が基板
12上に突設したストツパ55に突き当たる前進位置で
停止し、その際、図2の実線に示すように、送込用ロー
ラ5と案内管7が、ラツパ状の案内口8と矯正ローラ9
群と整合する線材aの供給経路上に位置し、ピストンロ
ツド53が後退すると、取付体11が後退位置に後退し
て、送込用ローラ5と案内管7が供給経路の側方に退避
するようになつている。
連結部51が突設され、その連結部51に、基板12上
に線材aの供給方向と直角方向を向いて設置された第3
シリンダ52のピストンロツド53の先端が連結されて
おり、ピストンロツド53の進出により取付体11が前
記したレール14に沿つて前進して、連結部51が基板
12上に突設したストツパ55に突き当たる前進位置で
停止し、その際、図2の実線に示すように、送込用ロー
ラ5と案内管7が、ラツパ状の案内口8と矯正ローラ9
群と整合する線材aの供給経路上に位置し、ピストンロ
ツド53が後退すると、取付体11が後退位置に後退し
て、送込用ローラ5と案内管7が供給経路の側方に退避
するようになつている。
【0016】本実施例はこのような構造になり、次にそ
の作動を説明する。前のターンテーブル2上に載置され
たコイルからの線材aの供給が完了すると、取付体11
が図2の実線に示す前進位置に前進し、このとき、送込
用ローラ5は、図3の鎖線のように互いに離間してい
る。それとともに、インデツクステーブル1が回転し
て、もう一方のターンテーブル2が線材供給部Aの入口
に搬送され、インデツクステーブル1が停止したところ
で、チヤツク3に挟持された線材aの繰出端が両送込用
ローラ5の間に側方から入り込み、ストツパ39に当た
つてローラ5の溝に整合する位置に位置決めされる。
の作動を説明する。前のターンテーブル2上に載置され
たコイルからの線材aの供給が完了すると、取付体11
が図2の実線に示す前進位置に前進し、このとき、送込
用ローラ5は、図3の鎖線のように互いに離間してい
る。それとともに、インデツクステーブル1が回転し
て、もう一方のターンテーブル2が線材供給部Aの入口
に搬送され、インデツクステーブル1が停止したところ
で、チヤツク3に挟持された線材aの繰出端が両送込用
ローラ5の間に側方から入り込み、ストツパ39に当た
つてローラ5の溝に整合する位置に位置決めされる。
【0017】続いて、送込用ローラ5揺動用の第1シリ
ンダ30のピストンロツド31が進出して、図3の実線
のように両送込用ローラ5が互いに接近して線材aを溝
に嵌めて挟圧し、それとともに、チヤツク3の挟持が解
除され、さらに、案内管7開閉用の第2シリンダ47の
ピストンロツド48の進出により、案内管7が図5の実
線のように閉じられるとともに、モータ26が起動して
送込用ローラ5が回転駆動される。これにより、既述し
たように、線材aは案内管7を通つてラツパ状の案内口
8に導かれ、さらに矯正ローラ9群の間を通つたのち、
その前方の上下一対の駆動用ローラ10に送られる。
ンダ30のピストンロツド31が進出して、図3の実線
のように両送込用ローラ5が互いに接近して線材aを溝
に嵌めて挟圧し、それとともに、チヤツク3の挟持が解
除され、さらに、案内管7開閉用の第2シリンダ47の
ピストンロツド48の進出により、案内管7が図5の実
線のように閉じられるとともに、モータ26が起動して
送込用ローラ5が回転駆動される。これにより、既述し
たように、線材aは案内管7を通つてラツパ状の案内口
8に導かれ、さらに矯正ローラ9群の間を通つたのち、
その前方の上下一対の駆動用ローラ10に送られる。
【0018】線材aの繰出端が駆動用ローラ10にくわ
え込まれると、第1シリンダ30のピストンロツド31
が後退して、両送込用ローラ5が図3の鎖線のように互
いに離間して線材aが溝から外れつつその挟圧が解除さ
れるとともに、モータ26が停止して送込用ローラ5の
回転も停止し、また、第2シリンダ47のピストンロツ
ド48が後退して案内管7が図5の鎖線に示すように上
下に開く。さらに、取付体11駆動用の第3シリンダ5
2のピストンロツド53が後退することにより、取付体
11が図2の鎖線のように後退位置に後退して、送込用
ローラ5並びに案内管7が側方へ逃げ、これにより、線
材aが、両送込用ローラ5の間及び上下に分かれた案内
管7の間からフリーな空間に相対的に抜け出る。
え込まれると、第1シリンダ30のピストンロツド31
が後退して、両送込用ローラ5が図3の鎖線のように互
いに離間して線材aが溝から外れつつその挟圧が解除さ
れるとともに、モータ26が停止して送込用ローラ5の
回転も停止し、また、第2シリンダ47のピストンロツ
ド48が後退して案内管7が図5の鎖線に示すように上
下に開く。さらに、取付体11駆動用の第3シリンダ5
2のピストンロツド53が後退することにより、取付体
11が図2の鎖線のように後退位置に後退して、送込用
ローラ5並びに案内管7が側方へ逃げ、これにより、線
材aが、両送込用ローラ5の間及び上下に分かれた案内
管7の間からフリーな空間に相対的に抜け出る。
【0019】それ以降は、線材aが、図1の鎖線に示す
ように、フリーな空間を通つてラツパ状の案内口8に直
接導入されつつ駆動用ローラ10の駆動力で引張され、
コイルから順次に繰り出される。
ように、フリーな空間を通つてラツパ状の案内口8に直
接導入されつつ駆動用ローラ10の駆動力で引張され、
コイルから順次に繰り出される。
【0020】すなわち、線材aが途中で余分な摩擦抵抗
を受けることなく、スムーズに供給される。
を受けることなく、スムーズに供給される。
【図1】本発明の一実施例の概要を示す平面図である。
【図2】線材供給部の一部切欠平面図である。
【図3】その一部切欠正面図である。
【図4】第3図のXX線断面図である。
【図5】案内管の開閉機構部を示す側面図である。
a:線材 A:線材供給部 5:送込用ローラ 7:案
内管 10:駆動用ローラ 11:取付体 14:レー
ル 16:固定軸 19:レバー 21:回転軸 24:被動ギヤ 25:中間ギヤ 26:モータ 2
8:駆動ギヤ 30:第1シリンダ 37:係合ギヤ
43:レバー 47:第2シリンダ 51:連結部 5
2:第3シリンダ 55:ストツパ
内管 10:駆動用ローラ 11:取付体 14:レー
ル 16:固定軸 19:レバー 21:回転軸 24:被動ギヤ 25:中間ギヤ 26:モータ 2
8:駆動ギヤ 30:第1シリンダ 37:係合ギヤ
43:レバー 47:第2シリンダ 51:連結部 5
2:第3シリンダ 55:ストツパ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コイル状に巻回された線材の繰出端を、
圧造機の線材供給部の入口に設けられた一対の溝付きの
送込用ローラで挟圧して送り出し、該繰出端が前方に設
けられた一対の駆動用ローラにくわえ込まれたのちは、
前記送込用ローラの挟圧を解除して前記駆動用ローラに
より線材を引張して供給するようにした圧造機への線材
供給装置において、前記一対の送込用ローラを、両方が
互いに接近しまた離間可能に取付体上に支持するととも
に、該取付体を、前記送込用ローラが線材の供給経路上
に進出する前進位置と、該供給経路の側方へ退避する後
退位置の二位置間での移動可能に装置したことを特徴と
する圧造機への線材供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18306791A JPH0780623B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 圧造機への線材供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18306791A JPH0780623B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 圧造機への線材供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054774A true JPH054774A (ja) | 1993-01-14 |
JPH0780623B2 JPH0780623B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=16129170
Family Applications (1)
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JP18306791A Expired - Fee Related JPH0780623B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 圧造機への線材供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0780623B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0611581A2 (en) * | 1993-02-15 | 1994-08-24 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tube carrier apparatus |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP18306791A patent/JPH0780623B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0611581A2 (en) * | 1993-02-15 | 1994-08-24 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tube carrier apparatus |
EP0611581A3 (en) * | 1993-02-15 | 1996-09-18 | Terumo Corp | Pipe support device. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0780623B2 (ja) | 1995-08-30 |
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