JPH0547626A - 像投影方法及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法 - Google Patents
像投影方法及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法Info
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- JPH0547626A JPH0547626A JP3225222A JP22522291A JPH0547626A JP H0547626 A JPH0547626 A JP H0547626A JP 3225222 A JP3225222 A JP 3225222A JP 22522291 A JP22522291 A JP 22522291A JP H0547626 A JPH0547626 A JP H0547626A
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- pupil
- effective light
- diaphragm
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
- G03F7/70091—Illumination settings, i.e. intensity distribution in the pupil plane or angular distribution in the field plane; On-axis or off-axis settings, e.g. annular, dipole or quadrupole settings; Partial coherence control, i.e. sigma or numerical aperture [NA]
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パターン形状方向により最適な照明方法を用
いて高解像力で投影露光が可能な像投影方法及びそれを
用いた半導体デバイスの製造方法を得ること。 【構成】 微細パターンを照明し、微細パターンで生じ
る回折光を投影光学系の瞳に入射させて微細パターンの
像を投影する像投影方法において、瞳に以下の条件をほ
ぼ満たす8個の部分を備える有効光源を形成する光で微
細パターンを照明すること。 条件:瞳の中心を原点とし微細パターンの縦横パターン
の各方向にx、y軸を有するxy座標系を定めた時に、
8個の部分の各々が(a,b)、(b,a)、(−b,
a)、(−a,b)、(−a,−b)、(−b,−
a)、(b,−a)、(a,−b)の位置近傍にあり、
8個の部分の光量が互いにほぼ等しいこと。
いて高解像力で投影露光が可能な像投影方法及びそれを
用いた半導体デバイスの製造方法を得ること。 【構成】 微細パターンを照明し、微細パターンで生じ
る回折光を投影光学系の瞳に入射させて微細パターンの
像を投影する像投影方法において、瞳に以下の条件をほ
ぼ満たす8個の部分を備える有効光源を形成する光で微
細パターンを照明すること。 条件:瞳の中心を原点とし微細パターンの縦横パターン
の各方向にx、y軸を有するxy座標系を定めた時に、
8個の部分の各々が(a,b)、(b,a)、(−b,
a)、(−a,b)、(−a,−b)、(−b,−
a)、(b,−a)、(a,−b)の位置近傍にあり、
8個の部分の光量が互いにほぼ等しいこと。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像投影方法及びそれを用
いた半導体デバイスの製造方法に関し、特に0.5μm
以下の線幅の回路パターンをウエハーに形成する際に好
適な、改良された像投影方法及びそれを用いた半導体デ
バイスの製造方法に関するものである。
いた半導体デバイスの製造方法に関し、特に0.5μm
以下の線幅の回路パターンをウエハーに形成する際に好
適な、改良された像投影方法及びそれを用いた半導体デ
バイスの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IC、LSI等の半導体デバイスの高集
積化は益々加速度を増しており、これに伴なって微細加
工技術も著しい進展を見せている。特に、半導体デバイ
スの製造過程における加工技術の中心を成す露光技術
は、1メガDRAMを境にサブミクロンの領域に踏み込
んだ。この露光用の装置として代表的なものが、所謂ス
テッパーと呼ばれる縮小投影露光装置であり、この装置
の解像力が半導体デバイスの将来を担っていると言って
も過言ではない。
積化は益々加速度を増しており、これに伴なって微細加
工技術も著しい進展を見せている。特に、半導体デバイ
スの製造過程における加工技術の中心を成す露光技術
は、1メガDRAMを境にサブミクロンの領域に踏み込
んだ。この露光用の装置として代表的なものが、所謂ス
テッパーと呼ばれる縮小投影露光装置であり、この装置
の解像力が半導体デバイスの将来を担っていると言って
も過言ではない。
【0003】従来、この装置の解像力を向上させる為に
用いられてきた手法は、主として投影光学系(縮小レン
ズ系)の開口数(NA)を大きくしていく手法であっ
た。しかしながら、投影光学系の焦点深度はNAの2乗
に反比例する為、NAを大きくすると焦点深度が小さく
成り、ウエハー上にコントラストの良い像を形成するの
が難しくなるといった問題が生じる。
用いられてきた手法は、主として投影光学系(縮小レン
ズ系)の開口数(NA)を大きくしていく手法であっ
た。しかしながら、投影光学系の焦点深度はNAの2乗
に反比例する為、NAを大きくすると焦点深度が小さく
成り、ウエハー上にコントラストの良い像を形成するの
が難しくなるといった問題が生じる。
【0004】従って、最近は露光に使用する光をg線
(436nm)からi線(365nm)或はKrFエキ
シマレーザー光(248nm)に代えるといった、露光
光の短波長化による解像力の向上が図られている。
(436nm)からi線(365nm)或はKrFエキ
シマレーザー光(248nm)に代えるといった、露光
光の短波長化による解像力の向上が図られている。
【0005】
【外1】 一方、投影光学系のNAの大きくしたり露光光の波長を
短くしたりする方法とは別に、レチクルに対する照明法
を代えることにより装置の解像力を上げる方法がある。
この方法は、投影光学系の瞳に円環状の有効光源(0次
光が形成する仮想光源)を形成する光でレチクルを照明
するものであり、レチクルの微細な回路パターンで生じ
る回折光(0次光と1次光)を投影光学系の瞳に入射さ
せることが可能である。尚、円環状の有効光源を形成す
る光は、装置の照明系中の投影光学系の瞳と共役な位置
に円環状の2次光源を形成することにより供給される。
短くしたりする方法とは別に、レチクルに対する照明法
を代えることにより装置の解像力を上げる方法がある。
この方法は、投影光学系の瞳に円環状の有効光源(0次
光が形成する仮想光源)を形成する光でレチクルを照明
するものであり、レチクルの微細な回路パターンで生じ
る回折光(0次光と1次光)を投影光学系の瞳に入射さ
せることが可能である。尚、円環状の有効光源を形成す
る光は、装置の照明系中の投影光学系の瞳と共役な位置
に円環状の2次光源を形成することにより供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この照
明法では投影光学系の焦点深度が余り改善されないの
で、この照明法を投影露光装置に適用してもコントラス
トの良い像を得ることは難しい。
明法では投影光学系の焦点深度が余り改善されないの
で、この照明法を投影露光装置に適用してもコントラス
トの良い像を得ることは難しい。
【0007】本発明は投影焼き付けを行なう対象とする
パターン形状の方向性に応じて適切なる照明方法を適用
し、高い解像力が容易に得られる像投影方法及びそれを
用いた半導体デバイスの製造方法の提供を目的とする。
パターン形状の方向性に応じて適切なる照明方法を適用
し、高い解像力が容易に得られる像投影方法及びそれを
用いた半導体デバイスの製造方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の像投影方法は、
微細パターンを照明し、該微細パターンで生じる回折光
を投影光学系の瞳に入射させて該微細パターンの像を投
影する像投影方法において、前記瞳に以下の条件をほぼ
満たす8個の部分を備える有効光源を形成する光で前記
微細パターンを照明することを特徴とする像投影方法。
微細パターンを照明し、該微細パターンで生じる回折光
を投影光学系の瞳に入射させて該微細パターンの像を投
影する像投影方法において、前記瞳に以下の条件をほぼ
満たす8個の部分を備える有効光源を形成する光で前記
微細パターンを照明することを特徴とする像投影方法。
【0009】条件:前記瞳の中心を原点とし前記微細パ
ターンの縦横パターンの各方向にx、y軸を有するxy
座標系を定めた時に、前記8個の部分の各々が(a,
b)、(b,a)、(−b,a)、(−a,b)、(−
a,−b)、(−b,−a)、(b,−a)、(a,−
b)の位置近傍にあり、前記8個の部分の光量が互いに
ほぼ等しいこと。
ターンの縦横パターンの各方向にx、y軸を有するxy
座標系を定めた時に、前記8個の部分の各々が(a,
b)、(b,a)、(−b,a)、(−a,b)、(−
a,−b)、(−b,−a)、(b,−a)、(a,−
b)の位置近傍にあり、前記8個の部分の光量が互いに
ほぼ等しいこと。
【0010】又本発明の像投影方法を用いた半導体デバ
イスの製造方法は、回路パターンを照明し、該回路パタ
ーンで生じる回折光を投影光学系の瞳に入射させて該回
路パターンの像をウエハー上に投影し、該ウエハーに該
回路パターン像を転写することにより半導体デバイスを
製造する半導体デバイスの製造方法において、前記瞳に
以下の条件をほぼ満たす8個の部分を備える有効光源を
形成する光で前記微細パターンを照明することを特徴と
する半導体デバイスの製造方法。
イスの製造方法は、回路パターンを照明し、該回路パタ
ーンで生じる回折光を投影光学系の瞳に入射させて該回
路パターンの像をウエハー上に投影し、該ウエハーに該
回路パターン像を転写することにより半導体デバイスを
製造する半導体デバイスの製造方法において、前記瞳に
以下の条件をほぼ満たす8個の部分を備える有効光源を
形成する光で前記微細パターンを照明することを特徴と
する半導体デバイスの製造方法。
【0011】条件:前記瞳の中心を原点とし前記微細パ
ターンの縦横パターンの各方向にx、y軸を有するxy
座標系を定めた時に、前記8個の部分の各々が(a,
b)、(b,a)、(−b,a)、(−a,b)、(−
a,−b)、(−b,−a)、(b,−a)、(a,−
b)の位置近傍にあり、前記8個の部分の光量が互いに
ほぼ等しいこと。
ターンの縦横パターンの各方向にx、y軸を有するxy
座標系を定めた時に、前記8個の部分の各々が(a,
b)、(b,a)、(−b,a)、(−a,b)、(−
a,−b)、(−b,−a)、(b,−a)、(a,−
b)の位置近傍にあり、前記8個の部分の光量が互いに
ほぼ等しいこと。
【0012】
【実施例】図1は本発明の半導体デバイスの製造方法を
投影露光装置に適用したときの要部概略図である。
投影露光装置に適用したときの要部概略図である。
【0013】図1において、Mはレチクルであり、レチ
クルMには回路パターンが形成されている。Wはウエハ
ーであり、ウエハーWにはレジストが塗布している。1
0は投影露光装置の光軸、20は光源(1次光源)、3
0は光源20からの光をレチクルMに向ける照明光学
系、30Aは照明光学系30の開口絞り(絞り)であ
り、絞り30Aは照明光学系30の不図示の光学式イン
テグレーター(フライアイレンズ)の光射出面の近傍に
置かれ、光学式インテグレーターと共にその開口に2次
光源を形成する。40はレチクルMを保持するレチクル
ステージ、50は照明光学系30の環状の2次光源から
の光束で均一照明されたレチクルMの回路パターンの縮
小像を投影する投影レンズ系、50Aは投影レンズ系5
0の開口絞り(絞り)であり、この絞り50Aが投影レ
ンズ系50の瞳を定める。ここでは絞り50Aの開口の
位置を瞳位置として説明を行なう。60はウエハーWを
保持するウエハーステージであり、ウエハーステージ6
0はウエハーW上の表面が投影レンズ系50によるレチ
クルMの回路パターンの結像面に一致するようウエハー
Wを保持する。
クルMには回路パターンが形成されている。Wはウエハ
ーであり、ウエハーWにはレジストが塗布している。1
0は投影露光装置の光軸、20は光源(1次光源)、3
0は光源20からの光をレチクルMに向ける照明光学
系、30Aは照明光学系30の開口絞り(絞り)であ
り、絞り30Aは照明光学系30の不図示の光学式イン
テグレーター(フライアイレンズ)の光射出面の近傍に
置かれ、光学式インテグレーターと共にその開口に2次
光源を形成する。40はレチクルMを保持するレチクル
ステージ、50は照明光学系30の環状の2次光源から
の光束で均一照明されたレチクルMの回路パターンの縮
小像を投影する投影レンズ系、50Aは投影レンズ系5
0の開口絞り(絞り)であり、この絞り50Aが投影レ
ンズ系50の瞳を定める。ここでは絞り50Aの開口の
位置を瞳位置として説明を行なう。60はウエハーWを
保持するウエハーステージであり、ウエハーステージ6
0はウエハーW上の表面が投影レンズ系50によるレチ
クルMの回路パターンの結像面に一致するようウエハー
Wを保持する。
【0014】以上の構成で、光源20と照明光学系30
とを用いてレチクルMを照明すると、レチクルMの回路
パターン(主として縦横パターンの集合より成る。)で
生じる回折光が投影レンズ系50の絞り50Aの開口に
捕らえられ、投影レンズ系50が、これらの回折光によ
りレチクルMの回路パターンの像をウエハーW上に投影
し、回路パターン像をウエハーWのレジストに転写す
る。このような露光−転写の工程を経てウエハーWから
半導体デバイスが製造される。
とを用いてレチクルMを照明すると、レチクルMの回路
パターン(主として縦横パターンの集合より成る。)で
生じる回折光が投影レンズ系50の絞り50Aの開口に
捕らえられ、投影レンズ系50が、これらの回折光によ
りレチクルMの回路パターンの像をウエハーW上に投影
し、回路パターン像をウエハーWのレジストに転写す
る。このような露光−転写の工程を経てウエハーWから
半導体デバイスが製造される。
【0015】図1の投影露光装置では、照明光学系30
の絞り30Aの位置と投影レンズ系50の絞り50Aの
位置とが互いに共役な位置に設定されており、絞り30
Aの開口(2次光源)の像が投影レンズ系50の絞り5
0Aの開口中に投影される。従って、絞り30Aの開口
の形状や大きさ(2次光源の形状や大きさ)を後述する
ように適宜定めることにより、絞り50Aの開口、即ち
瞳に形成する絞り30Aの開口像、即ち有効光源の形状
と大きさが決る。尚、絞り50Aの開口は円形である。
の絞り30Aの位置と投影レンズ系50の絞り50Aの
位置とが互いに共役な位置に設定されており、絞り30
Aの開口(2次光源)の像が投影レンズ系50の絞り5
0Aの開口中に投影される。従って、絞り30Aの開口
の形状や大きさ(2次光源の形状や大きさ)を後述する
ように適宜定めることにより、絞り50Aの開口、即ち
瞳に形成する絞り30Aの開口像、即ち有効光源の形状
と大きさが決る。尚、絞り50Aの開口は円形である。
【0016】図2は図1の投影露光装置の投影レンズ系
50の瞳(以下、『瞳50A』と記す。)に形成される
有効光源21a〜21hの実施例1の模式図を瞳の半径
を1として示している。図3に図1の投影露光装置の照
明光学系30の絞り30Aの正面図を示す。尚、図2で
は投影レンズ系50の瞳50Aの中心を原点にしたxy
座標系に瞳50Aと有効光源を図示している。このxy
座標系のx軸はレチクルMの横パターン(『横』方向に
伸びる線状パターン)の長手方向に、このxy座標系の
y軸はレチクルMの縦パターン(『縦』方向に伸びる線
状パターン)の長手方向に対応している。
50の瞳(以下、『瞳50A』と記す。)に形成される
有効光源21a〜21hの実施例1の模式図を瞳の半径
を1として示している。図3に図1の投影露光装置の照
明光学系30の絞り30Aの正面図を示す。尚、図2で
は投影レンズ系50の瞳50Aの中心を原点にしたxy
座標系に瞳50Aと有効光源を図示している。このxy
座標系のx軸はレチクルMの横パターン(『横』方向に
伸びる線状パターン)の長手方向に、このxy座標系の
y軸はレチクルMの縦パターン(『縦』方向に伸びる線
状パターン)の長手方向に対応している。
【0017】本発明はレチクルに斜めから光を入射させ
ることによってレチクル面上の回路パターンの0次光と
1次回折光又は0次光と−1次回折光のペアを用い、そ
のペアの各々の回折光が瞳の中心から等距離に入るよう
にし結像させている。
ることによってレチクル面上の回路パターンの0次光と
1次回折光又は0次光と−1次回折光のペアを用い、そ
のペアの各々の回折光が瞳の中心から等距離に入るよう
にし結像させている。
【0018】即ち、空間周波数の高い回路パターンの前
記回折光のペアを効率良く有効光源に取り入れるように
し、かつ像性能を悪化させるような回路パターンの回折
光を有効光源に取り入れないようにして解像力を向上さ
せている。
記回折光のペアを効率良く有効光源に取り入れるように
し、かつ像性能を悪化させるような回路パターンの回折
光を有効光源に取り入れないようにして解像力を向上さ
せている。
【0019】図2に示す有効光源21a〜21hの形状
の特徴としては、x軸に対して反時計回りに計った角度
θがほぼθ=22.5°,67.5°,112.5°,
157.5°,202.5°,247.5°,292.
5°,337.5°の角度をなす直線上に合計8個の有
効光源21a〜21hの強度の重心があることである。
この8個の分割された有効光源は、それぞれが比較的弱
い光で連続して(つながって)いても良い。(つまり、
x,y軸上及びx,y軸と±45°をなす直線上に比較
的弱い光があっても良い。) このときに、もし瞳50Aの中心から各有効光源の強度
の重心までの距離が、全ての有効光源に関して等しいと
すると、瞳の中心を軸として45°の整数倍だけ回転し
ても元の有効光源形状と同じになる。このことは集積回
路の縦横のパターンと斜めのパターンの解像力が同等で
あることを示している。
の特徴としては、x軸に対して反時計回りに計った角度
θがほぼθ=22.5°,67.5°,112.5°,
157.5°,202.5°,247.5°,292.
5°,337.5°の角度をなす直線上に合計8個の有
効光源21a〜21hの強度の重心があることである。
この8個の分割された有効光源は、それぞれが比較的弱
い光で連続して(つながって)いても良い。(つまり、
x,y軸上及びx,y軸と±45°をなす直線上に比較
的弱い光があっても良い。) このときに、もし瞳50Aの中心から各有効光源の強度
の重心までの距離が、全ての有効光源に関して等しいと
すると、瞳の中心を軸として45°の整数倍だけ回転し
ても元の有効光源形状と同じになる。このことは集積回
路の縦横のパターンと斜めのパターンの解像力が同等で
あることを示している。
【0020】このことを分かりやすく説明したのが図4
〜図7である。図4〜図7の左側のような線幅dの回路
パターンP(ライン&スペース)を、口径数NAの投影
光学系で波長λの照明光で投影するとき、このパターン
Pの0次光41と±1次回折光42の間の瞳上での距離
LはL=λ/(2d・NA)となる。(瞳の半径を1と
した。) 図に示すように向かいあう各有効光源間の距離をLとな
るように(瞳50Aの中心から各有効光源の強度の重心
までの距離をRとすると、R=L/(2・cos22.
5°)≒0.54Lとなる)、図2のタイプの有効光源
形状を選ぶ。この時に回路パターンの向きによって、ど
のように0次光41と±1次回折光42のペアが並ぶか
を図4〜図7は示している。
〜図7である。図4〜図7の左側のような線幅dの回路
パターンP(ライン&スペース)を、口径数NAの投影
光学系で波長λの照明光で投影するとき、このパターン
Pの0次光41と±1次回折光42の間の瞳上での距離
LはL=λ/(2d・NA)となる。(瞳の半径を1と
した。) 図に示すように向かいあう各有効光源間の距離をLとな
るように(瞳50Aの中心から各有効光源の強度の重心
までの距離をRとすると、R=L/(2・cos22.
5°)≒0.54Lとなる)、図2のタイプの有効光源
形状を選ぶ。この時に回路パターンの向きによって、ど
のように0次光41と±1次回折光42のペアが並ぶか
を図4〜図7は示している。
【0021】図4、図5のように縦横のパターンの回折
光のペアが同じ条件で有効光源に入ることはもちろん、
図6、図7のようにx軸と±45°をなす斜めのパター
ンに対しても回折光のペアが同じ条件で有効光源に入る
ことがわかる。即ち、これは縦横及び斜めのパターンの
いずれに関しても、同等の解像力で結像することができ
ることを示している。
光のペアが同じ条件で有効光源に入ることはもちろん、
図6、図7のようにx軸と±45°をなす斜めのパター
ンに対しても回折光のペアが同じ条件で有効光源に入る
ことがわかる。即ち、これは縦横及び斜めのパターンの
いずれに関しても、同等の解像力で結像することができ
ることを示している。
【0022】しかも有効光源として0次と±1次の3つ
の回折光を用いて結像するよりも、0次と1次回折光も
しくは0次と−1次回折光のペアを用い、しかもその各
々の回折光が瞳中心からほぼ等距離になるように結像す
る方が解像力が良くなる。この為、図2の形の有効光源
を用いると、従来の照明方法よりも解像力が良くなる。
の回折光を用いて結像するよりも、0次と1次回折光も
しくは0次と−1次回折光のペアを用い、しかもその各
々の回折光が瞳中心からほぼ等距離になるように結像す
る方が解像力が良くなる。この為、図2の形の有効光源
を用いると、従来の照明方法よりも解像力が良くなる。
【0023】本実施例の有効光源21a〜21hは図2
では半径rの円形として示しているが、必ずしもその必
要はない。
では半径rの円形として示しているが、必ずしもその必
要はない。
【0024】しかし、その強度の重心は前記のようにx
軸とほぼθ=22.5°,67.5°,112.5°,
157.5°,202.5°,247.5°,292.
5°,337.5°の角度をなす直線上にあることが望
ましい。又瞳50Aの中心から各有効光源までの距離は
等しいこと(Rとする)が望ましい。
軸とほぼθ=22.5°,67.5°,112.5°,
157.5°,202.5°,247.5°,292.
5°,337.5°の角度をなす直線上にあることが望
ましい。又瞳50Aの中心から各有効光源までの距離は
等しいこと(Rとする)が望ましい。
【0025】本実施例において高解像度のパターン投影
には図2で示す形の有効光源において、その形状のパラ
メータR,rは以下の値を満たすのが良い。
には図2で示す形の有効光源において、その形状のパラ
メータR,rは以下の値を満たすのが良い。
【0026】0.2 ≦R≦0.9 0.05≦r≦0.4 この条件を外れると高解像力を維持しつつ焦点深度を深
くするのが難しくなってくる。
くするのが難しくなってくる。
【0027】図8は本発明の実施例2の有効光源形状8
1a〜81hの概略図である。今、有効光源81a〜8
1hの各領域をS1 〜S8 とする。領域S1 〜S8 の瞳
50A内について説明する。
1a〜81hの概略図である。今、有効光源81a〜8
1hの各領域をS1 〜S8 とする。領域S1 〜S8 の瞳
50A内について説明する。
【0028】
【数1】 領域S1 は図9の斜線部の領域に相当している。回路パ
ターン(ライン&スペース)の線幅をd、投影光学系の
開口数をNA、照明光の波長をλとすると、この回路パ
ターンの0次光と±1次回折光の間の瞳上での距離はL
=λ/(2d・NA)となる。
ターン(ライン&スペース)の線幅をd、投影光学系の
開口数をNA、照明光の波長をλとすると、この回路パ
ターンの0次光と±1次回折光の間の瞳上での距離はL
=λ/(2d・NA)となる。
【0029】図9には縦の回路パターンの0次光と±1
次回折光(線幅dに対応している。)が示してある。こ
の回折光の0次と1次又は0次と−1次のペアは回路パ
ターンに光を入射させる角度に対応して瞳50A上を動
くことになる。
次回折光(線幅dに対応している。)が示してある。こ
の回折光の0次と1次又は0次と−1次のペアは回路パ
ターンに光を入射させる角度に対応して瞳50A上を動
くことになる。
【0030】図9からわかるように領域S1 の斜線部は
回路パターンの回折光の前記のペア(0次と1次又は0
次と−1次)のうちの、0次又は±1次のどれかひとつ
が領域S1 内に入っていれば、線幅dに対応する回折光
の前記ペアの片方の回折光が必らず瞳内に入るような領
域である。他の領域S2 〜S8 も領域S1 と同様な効果
をもつ領域である。
回路パターンの回折光の前記のペア(0次と1次又は0
次と−1次)のうちの、0次又は±1次のどれかひとつ
が領域S1 内に入っていれば、線幅dに対応する回折光
の前記ペアの片方の回折光が必らず瞳内に入るような領
域である。他の領域S2 〜S8 も領域S1 と同様な効果
をもつ領域である。
【0031】従って、縦横の回路パターンに対しては有
効光源内に効率良く0次光と1次回折光又は0次光と、
−1次回折光のペアが入る領域として P1 ={S1 ∩S2 }∪{S2 ∩S3 }∪{S3 ∩S4 }∪{S4 ∩S1 } が有効なことがわかる。
効光源内に効率良く0次光と1次回折光又は0次光と、
−1次回折光のペアが入る領域として P1 ={S1 ∩S2 }∪{S2 ∩S3 }∪{S3 ∩S4 }∪{S4 ∩S1 } が有効なことがわかる。
【0032】しかし領域P1 は瞳の中心にも有効光源の
分布があるので、0次光及び±1次回折光の3つの回折
光が有効光源に入り、解像力を悪化させることも考えら
れる。従って領域P1 から瞳50Aの中心の有効光源分
布を取り除いた領域 P2 =P1 −P0 , P0 :瞳の中心の領域 が解像力及び焦点深度向上には更に良い。
分布があるので、0次光及び±1次回折光の3つの回折
光が有効光源に入り、解像力を悪化させることも考えら
れる。従って領域P1 から瞳50Aの中心の有効光源分
布を取り除いた領域 P2 =P1 −P0 , P0 :瞳の中心の領域 が解像力及び焦点深度向上には更に良い。
【0033】同様に考えると、斜めの回路パターンの解
像力深度を向上させる為には P3={S5 ∩S6 }∪{S6 ∩S7 }∪{S7 ∩S8 }∪{S8 ∩S1 }- P0 が有効である。
像力深度を向上させる為には P3={S5 ∩S6 }∪{S6 ∩S7 }∪{S7 ∩S8 }∪{S8 ∩S1 }- P0 が有効である。
【0034】又、縦横及び斜めの回路パターンの解像力
を向上させるためには、一例として領域P2 と領域P3
の交わりの領域P4=P2 ∩P3 をとれば良い。
を向上させるためには、一例として領域P2 と領域P3
の交わりの領域P4=P2 ∩P3 をとれば良い。
【0035】ここで回路パターンの線幅d=λ/(2・
NA)なる時、(i線、NA=0.52でd=0.35
μm)に注目して、縦横及び斜めの回路パターンの解像
力及び焦点深度を向上させることを考えるとL=1とし
て領域S1〜S8 について、P4 =P2 ∩P3 を有効光
源とすれば良い。その領域P4 を図示したものが図8で
ある。P0 は半径R0 の円とした。種々な検討によれば
領域P0 は 0.1≦R0 ≦0.6 なる半径の円(中心は瞳中心)であれば解像力及び焦点
深度の点から良い。
NA)なる時、(i線、NA=0.52でd=0.35
μm)に注目して、縦横及び斜めの回路パターンの解像
力及び焦点深度を向上させることを考えるとL=1とし
て領域S1〜S8 について、P4 =P2 ∩P3 を有効光
源とすれば良い。その領域P4 を図示したものが図8で
ある。P0 は半径R0 の円とした。種々な検討によれば
領域P0 は 0.1≦R0 ≦0.6 なる半径の円(中心は瞳中心)であれば解像力及び焦点
深度の点から良い。
【0036】領域P4 は図8のように有効光源が8つの
要素から成ることを特徴としている。又、瞳の中心に対
して45°の整数倍の角度回転させても形状は変わらな
いので、縦横と斜めの回路パターンの結像性能に差がな
いことがわかる。
要素から成ることを特徴としている。又、瞳の中心に対
して45°の整数倍の角度回転させても形状は変わらな
いので、縦横と斜めの回路パターンの結像性能に差がな
いことがわかる。
【0037】次に図10〜図27に本発明において投影
レンズ50の瞳50Aに形成させるのに好ましい有効光
源に基づく照明光学系30の開口絞りの大きさ及び形状
の他の実施例を示す。図中、黒く塗りつぶしている領域
が光が通過し有効光源を形成する領域を示している。
レンズ50の瞳50Aに形成させるのに好ましい有効光
源に基づく照明光学系30の開口絞りの大きさ及び形状
の他の実施例を示す。図中、黒く塗りつぶしている領域
が光が通過し有効光源を形成する領域を示している。
【0038】本実施例では有効光源の形状は照明光学系
30の絞り30Aの開口形状により設定する他、フライ
アイレンズの各レンズの形状を4角形又は6角形で構成
し、このうち所定のレンズを通過するようにして設定し
ても良い。
30の絞り30Aの開口形状により設定する他、フライ
アイレンズの各レンズの形状を4角形又は6角形で構成
し、このうち所定のレンズを通過するようにして設定し
ても良い。
【0039】そして前述の如く瞳面における有効光源の
形状がx軸に対して反時計回りに計ったときの角度θ
が、ほぼθ=22.5°,67.5°,112.5°,
157.5°,202.5°,247.5°,292.
5°,337.5°の角度をなす直線上に合計8個の有
効光源の強度の重心が位置するようにしている。尚、こ
の8個の分割された有効光源は、前述の如くそれぞれが
比較的弱い光で連続して(つながって)いても良い。
(つまり、x,y軸上及びx,y軸と±45°をなす直
線上に比較的弱い光があっても良い。) 図28は本発明において計算により得られた解像力と焦
点深度との関係を示す説明図である。図28ではi線
(365nm)、NA=0.52の投影レンズで5本の
1次元ライン&スペースのバーチャートを結像した時の
70%コントラストにおける焦点深度とバーチャートの
線幅を示している。
形状がx軸に対して反時計回りに計ったときの角度θ
が、ほぼθ=22.5°,67.5°,112.5°,
157.5°,202.5°,247.5°,292.
5°,337.5°の角度をなす直線上に合計8個の有
効光源の強度の重心が位置するようにしている。尚、こ
の8個の分割された有効光源は、前述の如くそれぞれが
比較的弱い光で連続して(つながって)いても良い。
(つまり、x,y軸上及びx,y軸と±45°をなす直
線上に比較的弱い光があっても良い。) 図28は本発明において計算により得られた解像力と焦
点深度との関係を示す説明図である。図28ではi線
(365nm)、NA=0.52の投影レンズで5本の
1次元ライン&スペースのバーチャートを結像した時の
70%コントラストにおける焦点深度とバーチャートの
線幅を示している。
【0040】図28において各有効光源要素の強度は同
等で形は円形である。◇印は図2の実施例1の有効光源
形状による計算結果であり、 R0 =0.5 , r=0.1 である。
等で形は円形である。◇印は図2の実施例1の有効光源
形状による計算結果であり、 R0 =0.5 , r=0.1 である。
【0041】+印は図8の実施例2の有効光源形状によ
る計算結果であり、 R0 =0.3 , L=1 である。
る計算結果であり、 R0 =0.3 , L=1 である。
【0042】×印は従来の有効光源であり中心部分の光
強度が最も高く、周辺になるに従い低下するガウス分布
より成る場合である。
強度が最も高く、周辺になるに従い低下するガウス分布
より成る場合である。
【0043】図28に示すように本発明によれば、例え
ば線幅が0.7μm以下のバーチャートに対して従来型
の有効光源形状の結果と比べて飛躍的に解像力が向上し
ていることがわかる。例えば線幅0.45μmにおい
て、従来型の焦点深度は1.22μmであるが、実施例
2のタイプでは焦点深度は1.77μm(約45%の向
上)、実施例1のタイプでは焦点深度は2.08μm
(約70%の向上)である。
ば線幅が0.7μm以下のバーチャートに対して従来型
の有効光源形状の結果と比べて飛躍的に解像力が向上し
ていることがわかる。例えば線幅0.45μmにおい
て、従来型の焦点深度は1.22μmであるが、実施例
2のタイプでは焦点深度は1.77μm(約45%の向
上)、実施例1のタイプでは焦点深度は2.08μm
(約70%の向上)である。
【0044】ステッパーの実用的に許容できる焦点深度
の限界を1.5μmとすると、従来型の解像力の限界、
0.53μmから、実施例2のタイプでは0.42μm
(約26%の向上)に、実施例1のタイプでは0.39
μm(約36%の向上)に飛躍的に向上することがわか
る。
の限界を1.5μmとすると、従来型の解像力の限界、
0.53μmから、実施例2のタイプでは0.42μm
(約26%の向上)に、実施例1のタイプでは0.39
μm(約36%の向上)に飛躍的に向上することがわか
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く投影焼き付け
を行なう対象とするパターン形状の方向性に応じて適切
なる照明方法を適用し、高い解像力が容易に得られる像
投影方法及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法を
達成することができる。
を行なう対象とするパターン形状の方向性に応じて適切
なる照明方法を適用し、高い解像力が容易に得られる像
投影方法及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法を
達成することができる。
【0046】特に本発明によれば縦横と斜めの回路パタ
ーンの両方の回路パターンの解像力を同等に飛躍的に向
上させることができる等の特長を有している。
ーンの両方の回路パターンの解像力を同等に飛躍的に向
上させることができる等の特長を有している。
【図1】 本発明の半導体デバイスの製造方法を投影露
光装置に適用したときの実施例の要部概略図
光装置に適用したときの実施例の要部概略図
【図2】 図1の投影レンズ系50の瞳の有効光源の実
施例1の模式図
施例1の模式図
【図3】 図1の照明光学系30の開口絞りの正面図
【図4】 回路パターンと回折光の並び方を示す説明図
【図5】 回路パターンと回折光の並び方を示す説明図
【図6】 回路パターンと回折光の並び方を示す説明図
【図7】 回路パターンと回折光の並び方を示す説明図
【図8】 本発明に係る投影レンズ系の瞳の有効光源の
実施例2の模式図
実施例2の模式図
【図9】 瞳面上の一領域の説明図
【図10】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図11】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図12】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図13】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図14】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図15】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図16】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図17】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図18】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図19】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図20】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図21】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図22】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図23】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図24】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図25】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図
の説明図
【図26】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図図
の説明図図
【図27】 本発明に適用可能な有効光源の他の実施例
の説明図図
の説明図図
【図28】 本発明における照明方法を用いたときの周
波数特性の説明図
波数特性の説明図
M レチクル W ウエハ 20 光源 30 照明光学系 30A 開口絞り 50 投影レンズ系 50A 開口絞り(瞳) 60 ウエハステージ
Claims (2)
- 【請求項1】 微細パターンを照明し、該微細パターン
で生じる回折光を投影光学系の瞳に入射させて該微細パ
ターンの像を投影する像投影方法において、前記瞳に以
下の条件をほぼ満たす8個の部分を備える有効光源を形
成する光で前記微細パターンを照明することを特徴とす
る像投影方法。 条件:前記瞳の中心を原点とし前記微細パターンの縦横
パターンの各方向にx、y軸を有するxy座標系を定め
た時に、前記8個の部分の各々が(a,b)、(b,
a)、(−b,a)、(−a,b)、(−a,−b)、
(−b,−a)、(b,−a)、(a,−b)の位置近
傍にあり、前記8個の部分の光量が互いにほぼ等しいこ
と。 - 【請求項2】 回路パターンを照明し、該回路パターン
で生じる回折光を投影光学系の瞳に入射させて該回路パ
ターンの像をウエハー上に投影し、該ウエハーに該回路
パターン像を転写することにより半導体デバイスを製造
する半導体デバイスの製造方法において、前記瞳に以下
の条件をほぼ満たす8個の部分を備える有効光源を形成
する光で前記微細パターンを照明することを特徴とする
半導体デバイスの製造方法。 条件:前記瞳の中心を原点とし前記微細パターンの縦横
パターンの各方向にx、y軸を有するxy座標系を定め
た時に、前記8個の部分の各々が(a,b)、(b,
a)、(−b,a)、(−a,b)、(−a,−b)、
(−b,−a)、(b,−a)、(a,−b)の位置近
傍にあり、前記8個の部分の光量が互いにほぼ等しいこ
と。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3225222A JPH0547626A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 像投影方法及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3225222A JPH0547626A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 像投影方法及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547626A true JPH0547626A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16825906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3225222A Pending JPH0547626A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 像投影方法及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0547626A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6281964B1 (en) | 1997-04-30 | 2001-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection exposure apparatus and device manufacturing method |
US6285442B1 (en) | 1998-04-30 | 2001-09-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Exposure apparatus and device manufacturing method using the exposure apparatus |
US6333777B1 (en) | 1997-07-18 | 2001-12-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Exposure apparatus and device manufacturing method |
US6768546B2 (en) | 1998-04-30 | 2004-07-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection exposure apparatus and device manufacturing method using the same |
JP2007531327A (ja) * | 2004-03-31 | 2007-11-01 | インテル コーポレイション | フォトリソグラフィ用光源 |
JP2008124177A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Nikon Corp | 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法 |
US8077292B2 (en) | 2008-03-25 | 2011-12-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Projection exposure method |
US8722870B2 (en) | 2003-12-10 | 2014-05-13 | Medarex, L.L.C. | Nucleic acids encoding interferon alpha antibodies |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3225222A patent/JPH0547626A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6281964B1 (en) | 1997-04-30 | 2001-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection exposure apparatus and device manufacturing method |
US6339467B1 (en) | 1997-04-30 | 2002-01-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection exposure apparatus and device manufacturing method |
US6333777B1 (en) | 1997-07-18 | 2001-12-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Exposure apparatus and device manufacturing method |
US6285442B1 (en) | 1998-04-30 | 2001-09-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Exposure apparatus and device manufacturing method using the exposure apparatus |
US6768546B2 (en) | 1998-04-30 | 2004-07-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection exposure apparatus and device manufacturing method using the same |
US8722870B2 (en) | 2003-12-10 | 2014-05-13 | Medarex, L.L.C. | Nucleic acids encoding interferon alpha antibodies |
JP2007531327A (ja) * | 2004-03-31 | 2007-11-01 | インテル コーポレイション | フォトリソグラフィ用光源 |
JP2008124177A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Nikon Corp | 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法 |
US8077292B2 (en) | 2008-03-25 | 2011-12-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Projection exposure method |
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