JPH0547591Y2 - - Google Patents

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JPH0547591Y2
JPH0547591Y2 JP2734890U JP2734890U JPH0547591Y2 JP H0547591 Y2 JPH0547591 Y2 JP H0547591Y2 JP 2734890 U JP2734890 U JP 2734890U JP 2734890 U JP2734890 U JP 2734890U JP H0547591 Y2 JPH0547591 Y2 JP H0547591Y2
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beverage
lid
frozen
protrusion
internal
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JP2734890U
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  • Confectionery (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、飲料の缶詰に関し、特に内部の飲
料を冷凍して食するのに適した缶詰に関する。
〔従来の技術〕
ジユース、コーヒ、ビール等の飲料を缶詰にす
ることは、従来から行われている。このような缶
詰は、缶から直接飲めるようにするため、プルト
ツプ型に構成され、蓋に飲み口を形成するように
したものがほとんどである。
一方、ジユース、コーヒ等の飲料を冷凍させ、
その氷塊をそのまま食することも知られている
が、これらの飲料を上述の缶詰のまま冷凍させた
とすると、飲み口が小さいため、内部で凝固した
氷塊を直接口にすることはできない。
このため、缶詰の飲料を凍らせ、その氷塊を直
接口に入れるためには、口の広い缶を使用して氷
塊を取出し易くする必要がある。このような用途
に適した缶としては、従来食肉等その他の各種食
物の缶詰に使用されているものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、通常の缶詰の缶に飲料を詰めこ
れを冷凍させた場合、内部飲料の全体が凍るた
め、缶から取出し難く、また、大きな氷塊を小片
に砕いて食することも容易でない。
このため、缶本体内を小区画に仕切るための仕
切壁を設けることが考えられるが、仕切壁が凍り
付くため、これを外し氷塊を小片に分離させるた
めには別の容器に移し替える必要があるので、簡
易に食することができるという缶詰の利点を減殺
することになる。
そこで、この考案の課題は、缶内部の冷凍飲料
を所要の小片に区画すると共に、その冷凍飲料を
小片に分離させて食することが簡易にできる冷凍
飲料用缶詰を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は、缶本
体の内部に飲料を収納し蓋を施した飲料用缶詰に
おいて、蓋の裏面に突条を形成し、その突条の突
条高さを缶本体が水平状態にあるときの内部飲料
の液面下に没する高さに形成した構成を採用した
もである。
〔作用〕
上記の構成から成る缶詰を冷凍した後、蓋を開
けると、蓋の裏面に設けられた突条により内部飲
料の上面に溝が形成される。したがつて、その溝
にスプーン等をさし込んで力を加えることによ
り、溝を境目にして冷凍された内部飲料の氷塊を
小片に分割できる。
〔実施例〕
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図に示すように、実施例は、扁
平な缶1にビール等の飲料2を詰めたものであ
る。この缶1は、缶本体3と蓋4とから成る。缶
本体3の上端周縁に脆弱部5が形成されると共
に、蓋4にリング状のつまみ部6が取付けられ
る。上記の缶1は、つまみ部6を上方へ引き上げ
ると、蓋4が脆弱部5から分離する、いわゆるプ
ルトツプ型である。
上記蓋4の一部をプレス成形し、缶本体3の底
面に向け突出させて格子状の突条7を形成する。
この突条7は、くさび形をしており、缶本体3が
水平状態にあるとき、その先端部が上記内部飲料
2の中程まで達し、かつその側端部が缶本体3の
内側面近くまで達している。この突条7により缶
本体3は6分割される。なお、上記の突条7は、
缶1の底面に達するよう形成してもよいが、図示
のように、缶1の高さの中程に達するものでもよ
い。また、冷凍することにより内部飲料2の氷塊
の表面に溝8ができればよいので、少なくともそ
の先端部が内部飲料2の液面下に没する程度でも
よい。
上記突条7の先端部と缶本体3の底面間、及び
突条7の側端部と缶本体3の内側面間とにそれぞ
れ間隙を形成している。このため、内部飲料2が
液体である場合に、この飲料2は、上記の間隙を
通して缶本体3内に一様に拡散する。また、上記
の内部飲料2が冷凍されると、突条7によりその
上面にくさび形の溝8が形成される。
このように缶詰時及び流通時において内部飲料
2が液体であつたものが、冷凍することにより固
体となる。例えばこれがビールであれば食べるア
ルコール飲料2となる。なお、内部飲料2を冷凍
して凝固させる際、その体積が増加するので、内
部飲料2は、液体時において幾分少な目に缶本体
3に詰められる。
上記の構成から成る缶詰を冷凍した後、蓋4を
開けると、蓋4の裏面に設けられた突条7により
内部飲料2の氷塊の上面には溝8が形成される。
上記の溝8に第5図に示すスプーン9の先をさし
込んで力を加えることにより、冷凍された内部飲
料2の分割を簡単に行うことができる。
上記のスプーン9は、合成樹脂により一体成形
され、柄10の後端からスプーン9の先端の至る
貫通孔11が形成されている。このように上記の
スプーン9は、冷凍された内部飲料2が溶けた
際、上記の貫通孔11を通してそれを吸う、スト
ローの役目もする。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、蓋を開ける
と、缶本体の内部飲料の氷塊に溝が形成されるの
で、その溝により氷塊を小片に分割することが容
易にできる。このため、所要の大きさに分割され
た氷塊を口の中で溶かしながら、飲む感覚で食す
ることができる。
また、缶詰の冷凍は、一般家庭の冷凍庫により
容易にできる。このため、製造段階や販売店にお
いて特別の冷凍設備を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の斜視図、第2図は蓋の一部を
開けた状態を示す同上の斜視図、第3図は同上の
横断平面図、第4図は同上の縦断正面図、第5図
はスプーンの斜視図である。 1……缶、2……内部飲料、3……缶本体、4
……蓋、5……脆弱部、6……つまみ部、7……
突条、8……溝、9……スプーン、10……柄、
11……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 缶本体の内部に飲料を収納し蓋を施した飲料用
    缶詰において、蓋の裏面に突条を形成し、その突
    条の突条高さを缶本体が水平状態にあるときの内
    部飲料の液面下に没する高さに形成したことを特
    徴とする冷凍飲料用缶詰。
JP2734890U 1990-03-16 1990-03-16 Expired - Lifetime JPH0547591Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2734890U JPH0547591Y2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16

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JP2734890U JPH0547591Y2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16

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Publication Number Publication Date
JPH03117492U JPH03117492U (ja) 1991-12-04
JPH0547591Y2 true JPH0547591Y2 (ja) 1993-12-15

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