JPH0547034U - 土構造物の硬度測定装置 - Google Patents

土構造物の硬度測定装置

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JPH0547034U
JPH0547034U JP10426991U JP10426991U JPH0547034U JP H0547034 U JPH0547034 U JP H0547034U JP 10426991 U JP10426991 U JP 10426991U JP 10426991 U JP10426991 U JP 10426991U JP H0547034 U JPH0547034 U JP H0547034U
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JP
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hammer
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roller
clutch
held
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毅 浅田
久二 佐野
義弘 溝口
元清 吉川
太輔 福永
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Marui Co Ltd
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Marui Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラ車に硬度測定装置を取付けることによ
り、別途に整地面の固さを測定する煩わしさをなくする
と共に、定間隔毎の土構造物の硬度分布を求めることを
目的とする。 【構成】 ローラ車の転圧ローラ14の軸端と補助ロー
ラ16の軸端との間にハンマ2を摺動可能に収納保持し
た円筒状のハンマホルダ1をクラッチ13,13'を介し
て半径方向に定設し、ハンマホルダ1の側部に支持体6
を突設し、支持体6内には、ハンマホルダ1内のハンマ
2に設けた突縁2aの下部の環状溝と掛合してハンマ2
をその位置に保持する掛止爪を有するホルダ掛止装置を
設け、ホルダ掛止装置の押動杆外端をローラ支持枠11
上に形成した押動突部12と当接した時、ハンマ掛止装
置の掛止爪により保持したハンマを解除して落下するよ
うにすると共に、ハンマホルダの側部に前記両クラッチ
と連動し、ハンマの落下動作でハンマホルダの制止動作
を解除するホルダロック機構20,20'を取付けてな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、河川の堤防や盛土その他宅地などの造成地の締まり具合を定量的且 つ自動的に求める為の土構造物の硬度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から舗装路面や造成地の締まり具合を測定する装置には、ハンマガイド内 にハンマを落下可能に保持し、該ハンマを手動にて所定高さまで引き上げ、測定 地において該ハンマの保持機構を解除し落下するようにしたものがある、例えば 実開昭62−162652号公報参照。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例においては、ハンマを落下させたり上昇させたりする動作 が人為的であると共に、装置自体は手提式の可搬装置であって作業性が優れない などの欠点があった。 そこで、本考案は上記従来例の欠点に対処し、一定間隔おきに自動的に地面の 硬さつまり締まり具合を検出できる装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
転圧ローラの軸上に、クラッチを介して該ローラの半径線方向にハンマホルダ を定設し、該ローラと共に回転してハンマホルダが垂下状態にある時前記軸との 掛合を解くようにし、該ホルダ内にローラが半回転する毎に軸心寄り位置へ移動 したり、或は整地面の方向へ落下移動したりするハンマを設けると共に、ハンマ ホルダの外側にハンマホルダの位置規制をすると同時に前記クラッチと連動する ホルダロック機構を備えたハンマホルダ装置と、ハンマホルダに該ハンマがロー ラの軸心寄り位置にある時はその位置で保持し且つ移動方向が整地面の方向に向 った時前記ハンマの軸心寄り位置での保持状態を解除するようにしたハンマ掛止 装置を設けてなる。
【0005】
【作用】
転圧ローラを整地面上を走行させることにより、地面を転圧して固め乍ら、該 ローラと共にハンマホルダ装置が回転し、ローラが半回転する毎にハンマがロー ラの軸心方向寄り位置への移動と、円周方向つまり整地面の方向への落下動作と を交互に繰り返し、落下時におけるハンマが受ける衝撃の大小から地面の締まり 状態を自動的に検出する。
【0006】
【実施例】
以下本考案について図面に示す実施例により詳細に説明すると、本案装置は、 図1に示すように地固め用ローラ車aの転圧ローラ14を枢支する軸15上に取 付けられるものである。即ち本案装置は、ハンマを保持し所定範囲に亘って落下 案内するハンマホルダ装置と、該ハンマを該ハンマホルダ装置内の所定位置で掛 止し或は釈放するハンマ掛止装置とからなり、先ずハンマホルダ装置は、支持枠 11に枢支した転圧ローラ14の片方の軸15と、前記支持枠11と同一の基枠 11'から突出した支持枠18,19により枢支される補助ローラ16の軸15' との対向部間に、夫々クラッチ13,13'を介して支持されている。そして該ハ ンマホルダ装置は両ローラ14,16の軸線を結ぶ中心線O−Oに対する半径線 上に円筒状のハンマホルダ1をその一端寄りで取付保持し、該ハンマホルダ1内 には該ホルダ1の端部との間にばね3を介してハンマ2を緩嵌保持して、該ホル ダ内を摺動自由にしてなる。又、該ハンマホルダ1の外側下部には前記支持枠1 1,18と相対する位置に、ホルダロック機構20,20'を設け、該ホルダロッ ク機構20,20'は該ハンマホルダ1が垂直状態にある時、該支持枠11,18 上に設けたカムと出会って前記クラッチ13,13'の連動状態を遮断して該ハン マホルダ1をその位置に制止し、且つハンマ2が落下した時該ハンマ2の突縁2 aにて押動されて前記クラッチを遮断状態から連動状態に復帰せしめると同時に ハンマホルダ1の制止動作を解除する機能も有する。そして、上記ボルダロック 機構20,20'と各クラッチ13,13'との連係機構は図示のようにボーデン機 構(インナーワイヤとチューブからなる)を用いて夫々のシフト装置17,17'を 介して相互に連動するようにしている。(但し、図例に限らず他の方法例えばリ ンク機構、その他何れでも良い)、そして又ハンマ掛止装置は、該ハンマホルダ 1の側部に、円筒支持体6を突設して、該支持体6のハンマホルダ1寄り位置に 、前記ハンマホルダ1内に先端を嵌入せしめた一対の掛止爪4,4の基端部を軸 5,5により枢設し、各掛止爪4,4の基端部に突設した突片4a,4aに、支持体 6内に設けた壁板7を貫通して該支持体6の中央部に摺動自由に挿入した押動杆 9の一端を連接する。そして、該押動杆9の他端寄りには鍔板8を定着して該鍔 板8と前記壁板9との間にばね10を弾介させて、該押動杆9を常時支持体6よ り外方へ突出するように弾圧させ、前記掛止爪4,4のハンマホルダ1内に臨む 部分を該ホルダ1内に摺動自由に保持したハンマ2の突縁2aに掛脱するように すると共に、押動杆9の支持体6より突出した部分を前記転圧ローラ14を枢支 した支持枠11の下部側面にある押動突部12と当接するようにし、該押動杆9 を支持体6が軸15,15'を中心に該転圧ローラ14と共に一回転する毎に一度 押動するように構成している。つまり上記押動突部12は転圧ローラ14を枢支 する軸15の垂直下部に突設してなる。尚、ハンマには特に図示しないが落下時 の地面との衝撃力を検出するインパクトセンサを内蔵させている。その他補助ロ ーラ16を設ける代りに転圧ローラ14の軸15から歯車機構を用いて軸15' を軸15と共に同時に回動するようにしても良い。又、ハンマ掛止装置とホルダ ロック機構とを連動させれば更に動作の調整が容易となる。
【0007】 次に上記装置の動作について述べると、ローラ車aを十分に締め固められた整 地面b上を走行させることにより、ハンマホルダ1はクラッチ13,13'(連動状 態)を介して転圧ローラ14の軸15及び15'と共に回転する。即ち最初ハンマ ホルダ1が図1に示すように外端が整地面bと直面する位置つまり垂直状態にあ る時、該ホルダ1内のハンマ2は落下して整地面bと接触した状態にあり、これ よりローラ車aが前進或は後退するものとするとき、既にハンマ2は、突縁2aに よりハンマホルダ1の外側に設けたホルダロック機構20,20'を押動操作して いてクラッチ機構13,13'を掛合状態に復帰させているからローラ14,16 の転動が軸部を介してホルダ1に伝わる。そしてホルダ1は、次第に水平状態と なり、やがて該ホルダ1の外端は上向きとなり、該ハンマ2がホルダ1内で転圧 ローラ14の軸15の方向へ落下摺動し、ばね3により緩衝的に受け止められる と同時に、該ハンマ2は上端の突縁2aの斜面で掛止爪4,4の内端を蹴って該ハ ンマ2の突縁2aに形成した環状溝に掛止爪4,4に掛合させ、該ハンマ2を保持 する。そして更に転圧ローラが回動する時、ハンマホルダ1は先端を下向きに回 動させ、ローラ支持枠11の外側に突設形成した押動突部12に押動杆9の外端 が当接して、該押動杆9を鍔板8によってばね10を圧縮し乍ら移動せしめるこ とにより、該押動杆9の内端にて突片4a,4aを押して、掛止爪4,4とハンマの 環状溝との掛合を解除する。これと同時に支持枠11,18上の作動部とホルダ ロック機構20,20'との出会いにより、該ロック機構が動作して、シフト装置 17,17'を介してクラッチ13,13'を遮断し、ハンマホルダ1を軸15,1 5'に対し自由状態にすると同時にハンマホルダを支持枠11,18の側面上所定 位置に制止させる。こうしてハンマホルダ1が静止している間にハンマは落下し 、突縁2aによりロック機構20,20'を押動して、ハンマホルダの支持枠に対 する制止動作とクラッチ13,13'の遮断動作を解除して掛合状態に復帰させる 。こうして前記ハンマの落下により下端面にて整地面を槌打し、その際の反作用 の大小を締め固めの度合としてインパクトセンサにて検出するものである。そし て槌打動作の回数は転圧ローラの回転数と等しく検出され、該ローラ車を整地面 全域に亘って走行させることにより、面積当りの検出回数や、締り固さの分布状 態が定量的に測定でき整地面を活用する上でのデータとすることができる。
【0008】
【考案の効果】
本考案は上述のようにローラ車の転圧ローラの軸上にハンマを上下動可能に保 持したハンマ装置を設けると共に、該ハンマ装置内のハンマを上昇位置で保持し 、且つ該ハンマ装置を180°回動した時ハンマを落下させるようにしたハンマ 掛止装置を設けてなる為に転圧ローラが回転する毎に整地面をハンマの落下によ って槌打動作するので、これまでのように測定装置を手提で移動させる必要がな く、それにハンマの上昇復帰も自動的に行なわれるので操作性が良く、それにハ ンマホルダが垂直に静止保持された状態でハンマを落下させるようにしているの で落下動作が安定し、測定精度も良く、更に構成が極めて簡単であって生産コス トが安く、取付具を用意しておくことで簡単にローラ車に限らず何れの走行車へ の取付けも可能であり、ハンマに内蔵したインパクトセンサによりハンマの落下 衝撃度を簡単に検出でき締り固さの分布を定量的に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置を有するローラ車の側面略図であ
る。
【図2】同上A−A拡大断面図である。
【図3】同上B−B拡大断面図である。
【図4】図2のC−C拡大断面図である。
【図5】図4の背面図である。
【符号の説明】
1 ハンマホルダ 2 ハンマ 4 掛止爪 6 支持体 9 押動杆 11 ローラ支持枠 12 押動突部 13,13' クラッチ 15,15' 軸 17,17' シフト装置 20,20' ホルダロック機構
フロントページの続き (72)考案者 溝口 義弘 兵庫県龍野市揖西町竹原239番地 (72)考案者 吉川 元清 東京都町田市木曽町6―2シテイハイム飯 田A棟102号 (72)考案者 福永 太輔 大阪府大阪市城東区中央1丁目11番1号株 式会社マルイ内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転圧ローラの軸上にクラッチを介して該
    ローラの半径線上に、ハンマホルダを定設して該ローラ
    と共に回転し且つ垂下方向において一時前記軸と断絶す
    るようにし、該ホルダ内に、該ローラが半回転する毎に
    軸心寄り位置へ移動したり或は整地面の方向へ落下移動
    したりするようにハンマを保持すると共に、該ホルダ外
    側に、ハンマホルダを垂下状態で制止し、且つハンマの
    落下動作で該制止状態を解除すると同時に、前記クラッ
    チを掛合状態に切換えるホルダロック機構を設けたハン
    マホルダ装置と、前記ハンマホルダに該ハンマがローラ
    の軸寄りにある時その位置でハンマを掛止保持し且つ一
    回転する毎に該掛止を解除して整地面に向って落下させ
    るハンマ掛止装置とからなる土構造物の硬度測定装置。
JP10426991U 1991-11-21 1991-11-21 土構造物の硬度測定装置 Expired - Lifetime JPH0743128Y2 (ja)

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JPH0547034U true JPH0547034U (ja) 1993-06-22
JPH0743128Y2 JPH0743128Y2 (ja) 1995-10-04

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258476A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Japan Racing Association 馬場硬度測定車
JP2016121478A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 日立建機株式会社 締固め機械の評価装置
JP2017101486A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 鹿島建設株式会社 締固め評価方法及び締固め評価装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017101486A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 鹿島建設株式会社 締固め評価方法及び締固め評価装置

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JPH0743128Y2 (ja) 1995-10-04

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