JPH054702Y2 - - Google Patents

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JPH054702Y2
JPH054702Y2 JP1987165691U JP16569187U JPH054702Y2 JP H054702 Y2 JPH054702 Y2 JP H054702Y2 JP 1987165691 U JP1987165691 U JP 1987165691U JP 16569187 U JP16569187 U JP 16569187U JP H054702 Y2 JPH054702 Y2 JP H054702Y2
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JP
Japan
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plcc
connector
male connector
cover
flexible board
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JP1987165691U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の対象〕 本考案は、PLCC(PIastic Leeded Chip
Carrier)タイプ結線コネクタにおいて、フレキ
基板及びそれを保護する為のカバーが、メスコネ
クタ1に対しオスコネクタ2の四辺のいずれかの
方向にも組み込みを可能にし、且つカバーの外れ
を防止する構造に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来より、第1A図に示すようにPLCCメスコ
ネクタ1が使用されてきた。このメスコネクタ1
に対し、通常LSIであるPLCCが挿入されてその
機能を果していたが、PLCCのメモリへのプログ
ラムが正常に動作するか確認する為にはPLCC素
子をその使われている装置から取り外し、プログ
ラム試験器にかけ、プログラム試験器と装置に付
いたメスコネクタ1間をケーブルで接続する必要
がある。この接続ケーブルがメスコネクタ1に接
続する部分にはPLCC素子に類似したオスコネク
タ2を取り付ける必要がある。(第1B図参照。)
第2図はPLCCオス・メスコネクタの嵌合状態図
である。第1A図において、メスコネクタ1には
内面取り14が設けられている。
一方、オスコネクタ2には面取り13を設けあ
る為、オス・メスの位置決めがなされ誤挿入が防
止されている。従つて、メスコネクタ1の内面取
り14の位置により、オスコネクタ2のフレキ基
板4の引き出し方向が決まつてしまう。実際に狭
い基板間に実装された状態でプログラム試験をす
る場合、フレキ基板4の引き出し方向が悪いとオ
ス・メスの嵌合が出来ないという欠点があつた。
すなわち、フレキ基板4の引き出し方向が面取り
13に対して固定され変更出来ない為、使用出来
ないという事態に陥ることが往々にしてあつた。
更に、コネクタカバーは取り付けスペースに余裕
がない為、カバーを接着で固定する方法も提供さ
れてはいるが、通常オスコネクタをメスコネクタ
からはずす時にカバーの外れ防止機構がない為、
外れてしまうという欠点もあつた。
〔考案の目的〕
本考案は、これらの欠点を解決する為フレキ基
板とカバーがオスコネクタ2の四辺のいずれかの
方向にも組み込み可能なPLCCタイプ結線コネク
タの提供を目的としてなされたもので、その要旨
とするところは、メスコネクタ1に嵌合するオス
コネクタ2の半田付け端子3aとカバー8の固定
ピン9を夫々前後左右点対称に配置し、前記オス
コネクタ2とフレキ基板に夫々固定ピン9に対応
する固定ピン貫通孔6,7を設けることにより、
前記フレキ基板とカバーがオスコネクタ2の四辺
のいずれかの方向にも組み込みを可能にし、且つ
カバーの外れも防止したことを特徴とするPLCC
タイプ結線コネクタ体である。
〔実施例の構成〕
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して詳
細に説明する。
第3図は本考案のPLCCオスコネクタで、フレ
キ基板と接続する半田付け端子3aは前後左右点
対称に配置してある。第8図は本考案のPLCCオ
スコネクタのカバー8で固定ピン9が前後左右点
対称に配置してある。第3図においてカバー8の
固定ピン9に対応させて固定ピン貫通孔6が、前
後左右点対称に配置されている。第4図は本考案
のオスコネクタ2の正面図である。
第5図、第6図は本考案のオスコネクタ2に接
続するフレキ基板4a,4bを示している。フレ
キ基板4a,4bには夫々固定ピン9に対応させ
て固定ピン貫通孔7を設けてある為、フレキ基板
はオスコネクタ2の四辺のいずれの方向にも引き
出すことが出来る。第7図はフレキ基板を半田付
けした本考案のPLCCタイプ結線コネクタ体の正
面図と平面図である。第9図は第8図のAA′矢視
断面図である。第10図は本考案のPLCCオスコ
ネクタのスペーサーで、2枚のフレキ基板4a,
4bの引き出し口で2枚の間に入れてスムーズに
引き出すことが出来る。第11図は本考案の
PLCCオスコネクタ体の最終組み立て状態図で、
コネクタ本体2にカバー8がかぶさつている。第
12図は第11図のBB′矢視図でカバー8の固定
ピン9がフレキ基板4a,4bとコネクタ本体2
を貫通している。この貫通した固定ピン9の先端
を第13図に示すような各種グリツプリングを用
いて把持している。ここで、第12図のグリツプ
リング11は第13図のbタイプを使用してい
る。
以上の構造であるので、検査対象の装置に合わ
せフレキ基板とカバーの組み立て方向を任意に設
定出来、部品も同一品で構成出来るばかりでな
く、カバーの外れも防止することが出来る。
〔その他の変形例〕
今迄、端子列の数、固定ピンの数、形状等一列
を上げて説明してきたが、グリツプリングの形状
等は第13図に示す様に各種考えられ用途に応じ
て適宜用いれば良い。又、固定ピン9に溝を設け
てグリツプリングと嵌合させれば固定強度を更に
向上させることが出来る。
従つて、PLCCオスコネクタの設計面から必要
に応じて本考案の範囲内で各種の変形を含むもの
であることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明の様に、本考案のPLCCタイプ結線コ
ネクタ体によれば、面取り13の位置に対して検
査対象の装置に合わせフレキ基板やカバーの組み
立て方向を任意に設定出来、部品も同一品で構成
出来るばかりでなく、カバーの外れも防止出来る
という優れた効果を奏することが出来るので、そ
の工業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、PLCC用メスコネクタの斜視図、
第1B図は、PLCCタイプ結線コネクタの斜視
図、第2図はPLCCオス・メスコネクタ嵌合状態
図、第3図は本考案のPLCCオスコネクタの斜視
図、第4図は本考案のPLCCオスコネクタの正面
図、第5図、第6図は夫々本考案のPLCCオスコ
ネクタと接続するフレキ基板、第7図はフレキ基
板を半田付けした本考案のPLCC結線コネクタ
体、第8図は本考案のPLCCオスコネクタのカバ
ー、第9図は第8図のAA′矢視断面図、第10図
は本考案のPLCCオスコネクタのスペーサー、第
11図は本考案のPLCCオスコネクタ体の最終組
み立て状態図、第12図は第11図のBB′矢視断
面図、第13図は各種のグリツプリングを示して
いる。 1……PLCCメスコネクタ、2……PLCCオス
コネクタ、3……オス端子、3a……半田付け端
子、4……従来のPLCCオスコネクタに使用した
フレキ基板、4a,4b……本考案のPLCCオス
コネクタに使用したフレキ基板、5……フレキ基
板のパターン、6……オスコネクタに設けた固定
ピン貫通孔、7……フレキ基板に設けた固定ピン
貫通孔、8……カバー、9……固定ピン、10…
…スペーサー、11……グリツプリング、13…
…面取り、14……内面取り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) LSI素子の一種であるPLCCを嵌合させるメ
    スコネクタに結合させて信号を伝送する為の結
    線品において、メスコネクタ1に嵌合するオス
    コネクタ2の半田付け端子3aとカバー8の固
    定ピン9を夫々前後左右点対称に配置し、前記
    オスコネクタ2とフレキ基板に夫々固定ピン9
    に対応させて固定ピン貫通孔6,7を設けるこ
    とにより前記フレキ基板とカバーはオスコネク
    タ2の四辺のいずれの方向にも組み込みを可能
    にしたことを特徴とするPLCCタイプ結線コネ
    クタ体。 (2) 前記カバーの固定ピン9の先端をグリツプリ
    ング11で把持したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のPLCCタイプ結線
    コネクタ体。
JP1987165691U 1987-10-29 1987-10-29 Expired - Lifetime JPH054702Y2 (ja)

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JPH0170288U JPH0170288U (ja) 1989-05-10
JPH054702Y2 true JPH054702Y2 (ja) 1993-02-05

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