JPS63264882A - 囲い部材付きコネクタ組立体及び囲い部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は一般にはケーブルコネクタの接続端を囲む囲い
部材を含む電気ケーブル組立体に関し、さらに詳しくは
電気コネクタに脱着可能に取付けるための囲い部材に関
する。

〔背景技術〕

電気ケーブル、特に平形多導体ケーブルを相互接続する
際には互いに対をなす一組の電気コネクタが形成される
。典型的には一方のコネクタが雄の挿入ピンを含み、他
方がそれと対をなす雌のソケットを含む。このように一
方のコネクタのピンが他方のソケット内に挿入される。

以下に記す型式の多導体ケーブルコネクタにおいては典
型的には雄ビンを雌ソケットに直接挿入して接続される
。挿入時のピンの損傷を最小限に抑えるため、挿入前に
各ピンと各ソケットを確実に位置合わせするのにある程
度の手作業の器用さが必要である。この作業はコネクタ
の一方または他方が容易に近づけられない場合や挿入す
るのが難しいくらいに余裕のない配置をしている場合に
はなお一層困難である。相互接続用の空間に余裕のない
プリント配線板上等の素子を接続するのにコネクタを用
いる場合がその例である。

プリント配線板から伸展するピンを囲む囲い部材が従来
使用されている。これらの囲い部材はビン列を損傷から
守り、対を成す一方のコネクタをこのビン列と係合する
ように訓導する役目を果たす。この型の囲い部材は米国
特許第４，５８９，７１８号に開示されている。しかし
これらの囲い部材はプリント配線板上に直接に支持され
ており、この配線板を介して伸展するビンを囲んでいる
。このような囲い部材では配線板表面から離れた位置で
の接続はできない。従ってプリント配線板に直接であれ
、あるいはそれから離れた位置であれ、２個の電気ケー
ブルコネクタ間の接続を容易にする電気コネクタ囲い部
材を提供することが望まれる。

〔発明の概要〕

本発明の目的は２個の電気コネクタを互いに係合しやす
くする電気ケーブルコネクタ囲い部材を提供することに
ある。

更に本発明の目的は電気コネクタの接続端を保護し一対
の電気コネクタの相互接続のための案内を行なう電気コ
ネクタ囲い部材を提供することにある。

これらの目的及びその他の目的を効率良く達成するため
、本発明は相互接続面をイｆし、細長い中空部を有する
ハウジングを含む電気コネクタのための囲い部材を提供
する。ハウジングは電気コネクタと係合しコネクタを囲
い部材の中に固定する手段を含む。電気コネクタの相互
接続面は中空部の内側に配置される。ハウジングはさら
に、部分的に中空部と共に延びる相互接続溝を含む。こ
の溝は一方のコネクタと対をなす電気接続を行なうため
に他方の電気コネクタを案内し脱着できるように受容す
るものである。

特定の実施例では多導体電気ケーブルを終端させるため
の電気接続組立体を含む。この組立体はケーブルの一端
を収容するハウジングを含む。ケーブルの導体と電気的
に係合するためハウジング内には複数の電気接点が支持
される。この接点の一部分が雄または雌の電気接続面を
規定する。囲□　い部材はその内部を貫く中空部を有す
る。この囲い部材はハウジングに脱着自在に取付けるこ
とができ、ハウジングの相互接続面を取囲む。囲い部材
の中空部は他のコネクタのハウジングを受容しもって２
個のコネクタハウジングの案内、係合を行なうように形
成される。

〔実施例の説明〕

第１−４図に平形多導体ケーブルｌＯを示す。ケーブル
１０は絶縁プラスティック製の上部及び下部絶縁層■４
及び＋６ではさまれた複数の細長い平形銅導体１２を含
む。本実施例においては絶縁層１４及び１６はマイラあ
るいはこれと同類のプラスティックで形成することがで
きる。ケーブルＩＯの一端は第２図及び第４図に示す電
気コネクタ２０の内部で終端する。電気コネクタ２０は
概して方形である絶縁プラスティック製ハウジング２２
を含む。ハウジング２２は横方向に複数の電気接点２４
を支持する。電気コネクタ２０は電気接点２４とケーブ
ル１０内の導体１２とが１対１の関係をなすように形成
される。各導体１２は電気コネクタ２０の電気接点２４
の１つと電気的に接続される。

第１図及び第３図に示すように電気接点２４は雌形挿入
ビンまたは雌形ソケットのどちらかで良い。雌形挿入ビ
ン接点は第３図の雌コネクタの雌ソケット−（不図示）
に挿入して相互接続できるように設計した。外側に延び
る雄ピン２６を含む。ハウジング２２は横方向に位置ぞ
ろえした複数の孔２８を含む。この孔２８は電気接点の
一部を係留して電気接点をハウジング２２内で安定させ
るよう機能する。

第２図及び第４図に示すようにハウジング２２の先端が
電気的相互接続面２９を規定する。この相互接続面２９
で相互接続が行なわれる。第２図に示すように、雄ピン
２６は相互接続面２９から外側に延びている。

第４図において相互接続面２９は雌ソケット（不図示）
への相互接続用接近を許容する複数の孔２９ａを含む。

第５図に第１及び第３図の雄コネクタと雌コネクタとの
接続を示す。各相互接続面２９は互いに接触しており、
これによりハウジング２２の係合接続を行なう。このよ
うにして接続するとケーブル１０間の電気的相互接続が
できる。鍵形ハウジングを雌形ハウジングに正しく接続
するためには一方の電気コネクタ２０のピン２６が他方
の電気コネクタ２０の孔２９ａに挿入される必要がある
。これは典型的にはピン２６と孔２９ａを手で位置合わ
せすることにより容易に達成できるが、一方の電気コネ
クタ２０を他方に近づけるのが容易ではない場合がある
。

従って本発明では第６−８図に示すような囲い部材３０
を使用することを考慮する。囲い部材３０は概して方形
のプラスティック部材でありその内部を貫いて延びる中
空部３２を有する。囲い部材３０は以下に詳述するよう
にハウジング２２を受容するため、ハウジング２２の横
方向寸法とほぼ等しい横方向寸法を有する。囲い部材３
０はその下方に横方向に延びる、内側を向いた複数の突
起３４を含む。突起３４は電気コネクタ２０の孔２８に
かちんと入り込むことにより電気コネクタ２０を囲い部
材３０に固定するよう機能する。囲い部材３０はある程
度弾性のあるプラスティックで形成されているので、囲
い部材３０の底部を通して電気コネクタ２０を挿入する
際、突起３４は変形して孔２８中にかちんと入り込む。

第９図及び第１０図に、囲い部材３０内に位置する雄及
び雌コネクタを示す。

第６−８図に戻ると囲い部材３０の上側にはその一方の
側の中央に囲い部材３０の上端に向けて開口する溝４０
が含まれる。この溝４０は第３図及び第４図にハウジン
グ２０から延びるように示される突出キー４２を受容す
るよう寸法決めする。突出キー４２は電気コネクタ２０
を方向付けして囲い部材３０に受容する役目を果たす。

囲い部材３０はその下端に別々の方向に延びる一対の取
付は耳部４４を含む。取付は耳部４４は中央孔４５を含
み、これにより囲い部材３０がプリント配線板等（不図
示）に確実に固着されるようになる。

第１１図に囲い部材３０を用いた２個の電気コネクタ２
０の相互接続を示す。この図に示すように囲い部材３０
に固着すべき電気コネクタは第１図に示すような鍵形電
気コネクタである。第３図に示すような雌形電気コネク
タがそれと対を成すようにして接続される。しかし、雌
形電気コネクタ２０の方を鍵形電気コネクタとの接続の
ための囲い部材付き電気コネクタとすることもできるこ
とは容易に理解される。鍵形電気コネクタ２０は囲い部
材３０内にその下端から挿入される。前述のように囲い
部材３０の突起３４が電気コネクタ２０の孔２８と係合
して電気コネクタ２０を囲い部材３０に固定する。こう
して中空部３２は第２図に示す鍵形電気コネクタ２０を
挿入するための、保護機能を備えた通路を形成する。雌
形電気コネクタ２０を方向付けして囲い部材３０に受容
するためには突出キー４２を囲い部材３０の溝４０と合
致させる必要がある。これにより接続が正しく方向付け
られる。

本発明の囲い部材は一方の電気コネクタをこれと対を成
す他方の電気コネクタと相互接続させる機能を有する。

さらにこれらの電気コネクタに近づくのが困難な場合に
は、囲い部材３０を用いることにより一方の電気コネク
タを他方に視認しないで挿入することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び２図はそれぞれ電気ケーブル及び鍵形電気コ
ネクタ組立体の平面図及び正面図、第３図及び４図はそ
れぞれ電気ケーブル及び雌形電気コネクタ組立体の平面
図及び正面図、第５図は第１図及び２図の電気コネクタ
組立体の対をなす接続を示す平面図、 第６図は本発明の電気コネクタ囲い部材の平面図、 第７図は第６図の囲い部材を線■−■で切った垂直断面
図、 第８図は第６図及び７図の囲い部材の正面図、第９図及
び１０図はそれぞれ鍵形及び雌形電気コネクタに固定さ
れた本発明の囲い部材を示す図、及び 第１１図は第５図と同様ではあるが、本発明の囲い部材
を用いた相互接続組立体を示す図である。 （主要部分の符号の説明） 導体　　　　−−−−，１２電気ケーブルー−−−１０
電気コネクタ　−−−−２０電気接点　　　−−−−２
４囲い部材　　−−−−３０中空部　　　　−−−−３
２図面の浄書（内容に変更なし）　　ＦＩＧ、ＩＦＩＧ
、３ ＦＩＧ、　８ ＦＩＧ、７ ＦＩＧ、６ （１）別紙の通り、正式図面１通を提出致します。 手続補正書 昭和６２年１２月１１日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の導体を有する一対の電気ケーブルを接続する
   ための囲い部材付きコネクタ組立体であって、 前記対の一方のケーブルを終端させるための第１の電気
   コネクタ、 前記対の他方のケーブルを終端させるための第２の電気
   コネクタ、 前記第１及び第２の電気コネクタ内に配設され、前記一
   対の電気ケーブルの前記導体と電気的に係合する複数の
   電気接点、 とを含み、前記第１電気コネクタの前記電気接点と前記
   第２電気コネクタの前記電気接点とは対をなす電気的接
   続を行なうために相補型であり、 さらに前記コネクタ組立体は、 第１の端部、第２の端部及びこれらの間にある中空部を
   有し、前記第１電気コネクタと前記第１端部で係合して
   前記中空部において移動不能な配置をなし、前記第２電
   気コネクタを前記第２端部で滑動自在に受容し、もって
   前記第１及び第２電気コネクタの前記電気接点を対をな
   す電気接続ができる位置に配置する囲い部材を含むこと
   を特徴とする囲い部材付きコネクタ組立体。 ２、特許請求の範囲第１項記載の組立体であって、 前記第１電気コネクタに配設された前記電気接点は雄形
   または雌形であり、前記第２電気コネクタに配設された
   前記電気接点はこれと反対の形であることを特徴とする
   囲い部材付きコネクタ組立体。 ３、特許請求の範囲第１項記載の組立体であって、 前記囲い部材は前記第１端部に近接し前記中空部の方へ
   内側に向く複数の突起を含み、 前記第１電気コネクタは前記囲い部材の前記中空部に前
   記第１電気コネクタを配置する際の係合時に前記突起を
   受容するための複数の孔を含むことを特徴とする囲い部
   材付きコネクタ組立体。 ４、特許請求の範囲第１項記載の組立体であって、 前記第２電気コネクタを方向付けして前記囲い部材に受
   容するための方向付け手段を含むことを特徴とする囲い
   部材付きコネクタ組立体。 ５、特許請求の範囲第４項記載の組立体であって、 前記方向付け手段は前記第２電気コネクタから前記囲い
   部材上のキー受け用溝に延びるキーを含み、前記キーは
   前記キー受け用溝に受容するため位置決めされることを
   特徴とする囲い部材付きコネクタ組立体。 ６、一対の電気コネクタの接続の案内のための囲い部材
   であって、 前記対の一方の電気コネクタを受容するための第１の端
   部、前記第１端部と反対側にあって前記対の他方の電気
   コネクタを受容するための第２の端部、及び前記第１及
   び第２端部の間にある中空部を有するハウジングを含み
   、 前記ハウジングは前記中空部の内側に前記一方の電気コ
   ネクタの相互接続面を形成するために前記一方の電気コ
   ネクタと係合する手段を含み、もって前記一方の電気コ
   ネクタの前記相互接続面を越えて前記中空部と部分的に
   共に延びる通路を規定し、 前記通路は前記他方の電気コネクタの相互接続面が前記
   一方の電気コネクタの前記相互接続面と隣接して係合す
   るように配置するため、前記他方の電気コネクタを滑動
   自在に受容することを特徴とする囲い部材。 ７、特許請求の範囲第６項記載の囲い部材であって、 前記一方の電気コネクタは電気ケーブル用コネクタであ
   ることを特徴とする囲い部材。 ８、特許請求の範囲第６項記載の囲い部材であって、 前記一対の電気コネクタは方形部材であり、この方形部
   材はそれぞれの前記相互接続面に隣接し方形部材に沿っ
   て延びる複数の電気接点を有し、前記一方の電気コネク
   タの前記電気接点は前記他方の電気コネクタの前記電気
   接点と対をなすことを特徴とする囲い部材。 ９、特許請求の範囲第６項記載の囲い部材であって、 前記ハウジングは前記第２端部に向けて開口する細長い
   溝を含み、前記他方の電気コネクタは前記ハウジングに
   方向付けして前記他方の電気コネクタを受容するため前
   記溝に滑動自在に配置される突出部を含むことを特徴と
   する囲い部材。 １０、特許請求の範囲第７項記載の囲い部材であって、 前記他方の電気コネクタは電気ケーブル用コネクタであ
   ることを特徴とする囲い部材。