JPH087954A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH087954A JPH087954A JP13758394A JP13758394A JPH087954A JP H087954 A JPH087954 A JP H087954A JP 13758394 A JP13758394 A JP 13758394A JP 13758394 A JP13758394 A JP 13758394A JP H087954 A JPH087954 A JP H087954A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- electrode
- patient
- male
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コネクタにおいてその接続ガイド部だけを取り
外し可能とし、使い方に応じてユーザ側でそのガイド部
をオス側あるいはメス側のコネクタのどちらにも固定し
て使用することを可能とする。 【構成】生体機能を再建する電気刺激装置において、麻
痺患者の腕などに埋め込まれた電極に接続された電極コ
ネクタ1と、刺激出力コネクタ2とおよび両者の接続ガ
イド3とで構成され電極コネクタ側に接続ガイド3を固
定すること、刺激装置を使用しないときは接続ガイドを
取り外し電極コネクタのみで固定しておくこと、あるい
は出力コネクタ側に接続ガイドを固定し使用することが
可能となる。
外し可能とし、使い方に応じてユーザ側でそのガイド部
をオス側あるいはメス側のコネクタのどちらにも固定し
て使用することを可能とする。 【構成】生体機能を再建する電気刺激装置において、麻
痺患者の腕などに埋め込まれた電極に接続された電極コ
ネクタ1と、刺激出力コネクタ2とおよび両者の接続ガ
イド3とで構成され電極コネクタ側に接続ガイド3を固
定すること、刺激装置を使用しないときは接続ガイドを
取り外し電極コネクタのみで固定しておくこと、あるい
は出力コネクタ側に接続ガイドを固定し使用することが
可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に脳卒中や脊髄損傷等
中枢性神経障害で麻痺した身体の機能を電気刺激で再建
する電気刺激装置の出力コネクタと患者の身体に埋め込
んだ電極に接続した電極コネクタとを有するコネクタに
関する。
中枢性神経障害で麻痺した身体の機能を電気刺激で再建
する電気刺激装置の出力コネクタと患者の身体に埋め込
んだ電極に接続した電極コネクタとを有するコネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気刺激装置は刺激信号
を出力する出力コネクタを有し、出力コネクタは患者側
の電極コネクタに接続される。電極コネクタは、患者の
皮膚の上にあり、患者の身体に埋め込まれた電気ケーブ
ルの一端に接続され、電気ケーブルの他端の電極は、患
者の身体の刺激したい部分に埋め込まれている。
を出力する出力コネクタを有し、出力コネクタは患者側
の電極コネクタに接続される。電極コネクタは、患者の
皮膚の上にあり、患者の身体に埋め込まれた電気ケーブ
ルの一端に接続され、電気ケーブルの他端の電極は、患
者の身体の刺激したい部分に埋め込まれている。
【0003】通常、電気刺激装置の出力コネクタはオス
型で電極ピンが出ており、患者側の電極コネクタはメス
型である。これは患者側の電極コネクタがオス型である
と、電極ピンが患者の皮膚を刺激してしまうからであ
る。また、オス型の出力コネクタとメス型の電極コネク
タの接続を容易にするため、メス型の電極コネクタの外
周に接続ガイドが固定され、オス型の出力コネクタの接
続を容易にしている。接続ガイドはオス型の出力コネク
タの外周に固定されている場合もある。いずれにして
も、従来のコネクタは接続ガイドが出力コネクタ又は電
極コネクタの外周に固定され、抜くことはできない。
型で電極ピンが出ており、患者側の電極コネクタはメス
型である。これは患者側の電極コネクタがオス型である
と、電極ピンが患者の皮膚を刺激してしまうからであ
る。また、オス型の出力コネクタとメス型の電極コネク
タの接続を容易にするため、メス型の電極コネクタの外
周に接続ガイドが固定され、オス型の出力コネクタの接
続を容易にしている。接続ガイドはオス型の出力コネク
タの外周に固定されている場合もある。いずれにして
も、従来のコネクタは接続ガイドが出力コネクタ又は電
極コネクタの外周に固定され、抜くことはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、生体が麻痺し
た患者が使用する装置は個々の麻痺の状況が異なるた
め、患者の状況にフィットした装置の装着方法が必要に
なるが、コネクタの接続ガイドにあたる部分がオス側あ
るいはメス側の一方に固定されていると、個々の患者に
最適な使い勝手を選択することができないという問題点
があった。
た患者が使用する装置は個々の麻痺の状況が異なるた
め、患者の状況にフィットした装置の装着方法が必要に
なるが、コネクタの接続ガイドにあたる部分がオス側あ
るいはメス側の一方に固定されていると、個々の患者に
最適な使い勝手を選択することができないという問題点
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタは、オ
ス側のコネクタとメス側のコネクタと、両者を接続する
ときそのどちらにも着脱自在に固定して使用することを
可能とした接続ガイド部とを備えている。
ス側のコネクタとメス側のコネクタと、両者を接続する
ときそのどちらにも着脱自在に固定して使用することを
可能とした接続ガイド部とを備えている。
【0006】接続ガイドにはオス側のコネクタとメス側
のコネクタが挿入され、自自に抜き差しできるようにな
っている。この場合、接続ガイドの中空部とオス側およ
びメス側コネクタの外周との摩擦によって接続ガイドは
オス側、メス側コネクタからすぐに抜け落ちることはな
い。抜け落ちを防止するため、接続ガイドとオス側、メ
ス側コネクタに係止部を設けてもよい。
のコネクタが挿入され、自自に抜き差しできるようにな
っている。この場合、接続ガイドの中空部とオス側およ
びメス側コネクタの外周との摩擦によって接続ガイドは
オス側、メス側コネクタからすぐに抜け落ちることはな
い。抜け落ちを防止するため、接続ガイドとオス側、メ
ス側コネクタに係止部を設けてもよい。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の実施例のコネクタの分解斜
視図、図2は図1のコネクタを接続したときの断面図で
ある。
視図、図2は図1のコネクタを接続したときの断面図で
ある。
【0009】本実施例のコネクタは、メス側の電極コネ
クタ1と電気刺激装置に接続するオス側の出力コネクタ
2と、接続ガイド3とを有する。電極コネクタ1は電気
ケーブル4の一端に固定され、電気ケーブル4は患者の
身体に埋め込んだ電極に接続される。出力コネクタ2は
患者の身体に埋め込んだ電極を通して電気的に刺激する
ための刺激信号を伝達するケーブル5の一端に固定され
る。ケーブル5は出力コネクタ2の電極ピン21に接続
する。ケーブル4は電極コネクタ1の電極ピン11に接
続する。
クタ1と電気刺激装置に接続するオス側の出力コネクタ
2と、接続ガイド3とを有する。電極コネクタ1は電気
ケーブル4の一端に固定され、電気ケーブル4は患者の
身体に埋め込んだ電極に接続される。出力コネクタ2は
患者の身体に埋め込んだ電極を通して電気的に刺激する
ための刺激信号を伝達するケーブル5の一端に固定され
る。ケーブル5は出力コネクタ2の電極ピン21に接続
する。ケーブル4は電極コネクタ1の電極ピン11に接
続する。
【0010】接続ガイド3は、電極コネクタ1と出力コ
ネクタ2を受ける中空部33が形成され、中空部33の
寸法は電極コネクタ1と出力コネクタの外形寸法とほぼ
一致する。また、中空部の内壁には電極コネクタ1の長
溝12と出力コネクタ2の長溝22に対応した凸部3
1,33を有し、コネクタの挿入を補助する。
ネクタ2を受ける中空部33が形成され、中空部33の
寸法は電極コネクタ1と出力コネクタの外形寸法とほぼ
一致する。また、中空部の内壁には電極コネクタ1の長
溝12と出力コネクタ2の長溝22に対応した凸部3
1,33を有し、コネクタの挿入を補助する。
【0011】図2に示すように、電極コネクタ1の電極
ピン11と出力コネクタ2の電極ピン21との接続は接
続ガイド3の中で行われる。接続ガイド3は、メス側の
電極コネクタ1とオス側の出力コネクタ2のどちらにも
着脱する。
ピン11と出力コネクタ2の電極ピン21との接続は接
続ガイド3の中で行われる。接続ガイド3は、メス側の
電極コネクタ1とオス側の出力コネクタ2のどちらにも
着脱する。
【0012】図3に示すように、電極コネクタ1(又は
出力コネクタ2)の外周の一部に抜け防止凸部(係止
部)7を設け、接続ガイド3の中空部の内璧に抜け防止
凹部(係合部)6を設けて、差し込み時に互いに係止で
きるようにしてもよい。抜け防止凹部6は、接続ガイド
3の内側から見れば凹部であるが、外側は凸部となる。
また抜け防止凸部7は弾性を有し、押すと内側に引っ込
むようになっている。電極コネクタ1を接続ガイド3に
差し込むと、抜け防止凸部7が抜け防止凹部6に入り、
係止される。一方、電極コネクタ1を抜く場合、抜け防
止凹部6の外側の凸部を押すと、抜け防止凸部7が電極
コネクタ1の中に引っ込み、容易に抜くことができる。
出力コネクタ2)の外周の一部に抜け防止凸部(係止
部)7を設け、接続ガイド3の中空部の内璧に抜け防止
凹部(係合部)6を設けて、差し込み時に互いに係止で
きるようにしてもよい。抜け防止凹部6は、接続ガイド
3の内側から見れば凹部であるが、外側は凸部となる。
また抜け防止凸部7は弾性を有し、押すと内側に引っ込
むようになっている。電極コネクタ1を接続ガイド3に
差し込むと、抜け防止凸部7が抜け防止凹部6に入り、
係止される。一方、電極コネクタ1を抜く場合、抜け防
止凹部6の外側の凸部を押すと、抜け防止凸部7が電極
コネクタ1の中に引っ込み、容易に抜くことができる。
【0013】次に、図1のコネクタの使い方について図
4から図6を用いて説明する。ここでは、生体の麻痺し
た部分を埋め込み電極を介して電気的に刺激して、生体
機能を再建をするための電気刺激装置に採用した例につ
いて説明する。
4から図6を用いて説明する。ここでは、生体の麻痺し
た部分を埋め込み電極を介して電気的に刺激して、生体
機能を再建をするための電気刺激装置に採用した例につ
いて説明する。
【0014】図4は麻痺患者の腕に埋め込まれた電極
(図示せず)に接続された電極コネクタ1に、接続ガイ
ド3を固定して用いている例である。ケーブル4,電極
コネクタ1,接続ガイド3は、粘着性幅広テープ40で
皮膚に固定される。接続ガイド3は電極コネクタ1に接
続している。このことにより、患者はもう一方の手で容
易に出力コネクタを接続することが可能となる。また、
刺激装置を使用しないときは電極コネクタ1は患者の負
担を軽くするため、なるべく小型軽量にして置く方がよ
く、そのとき(例えば夜寝ている間)は、図5に示すよ
うに、接続ガイド3を取り外し、電極コネクタ1のみ固
定しておくことが可能となる。
(図示せず)に接続された電極コネクタ1に、接続ガイ
ド3を固定して用いている例である。ケーブル4,電極
コネクタ1,接続ガイド3は、粘着性幅広テープ40で
皮膚に固定される。接続ガイド3は電極コネクタ1に接
続している。このことにより、患者はもう一方の手で容
易に出力コネクタを接続することが可能となる。また、
刺激装置を使用しないときは電極コネクタ1は患者の負
担を軽くするため、なるべく小型軽量にして置く方がよ
く、そのとき(例えば夜寝ている間)は、図5に示すよ
うに、接続ガイド3を取り外し、電極コネクタ1のみ固
定しておくことが可能となる。
【0015】一方、患者によって(前記患者より障害が
軽い患者等)は、常に電極コネクタ1は図6の状態に固
定しておき、刺激装置の出力コネクタ2に接続ガイド3
を固定して、使用することも可能となる。
軽い患者等)は、常に電極コネクタ1は図6の状態に固
定しておき、刺激装置の出力コネクタ2に接続ガイド3
を固定して、使用することも可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コネクタ
の接続ガイドを使い勝手に合わせてメス側、オス側のど
ちらにも結合できるよう選択できるので、例えば、生体
が麻痺した患者が使用する装置は個々の麻痺の状況が異
なるため、患者の状況にフィットした装置の装着方法が
必要になるが、本方式を採用することで、患者に最適な
使い勝手を患者自身が選択して実現することが可能とな
る。
の接続ガイドを使い勝手に合わせてメス側、オス側のど
ちらにも結合できるよう選択できるので、例えば、生体
が麻痺した患者が使用する装置は個々の麻痺の状況が異
なるため、患者の状況にフィットした装置の装着方法が
必要になるが、本方式を採用することで、患者に最適な
使い勝手を患者自身が選択して実現することが可能とな
る。
【図1】本発明の実施例のコネクタを示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1のコネクタの接続状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】図1のコネクタの変形例を示す斜視図である。
【図4】図1のコネクタの使用例を示す斜視図である。
【図5】図1のコネクタの別の使用例を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】図1のコネクタの別の使用例を示す斜視図であ
る。
る。
1 電極コネクタ 2 出力コネクタ 3 接続ガイド
Claims (3)
- 【請求項1】 オス側のコネクタと、メス側のコネクタ
と、前記のコネクタを抜き差し可能とする中空部を有す
る接続ガイド部とを備えることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記接続ガイドの中空部は、前記オス側
のコネクタと前記メス側のコネクタの外周寸法とほぼ同
じであることを特徴とする請求項1に記載されたコネク
タ。 - 【請求項3】 前記オス側のコネクタと前記メス側のコ
ネクタの外周の一部に係止部を有し、前記接続ガイドは
該係止部と係止する係合部を有し、前記係合部と前記係
止部との間の係止が解除可能なよう前記係止部と前記係
合部の少くとも一方が弾性を有することを特徴とする請
求項1に記載されたコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13758394A JPH087954A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13758394A JPH087954A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087954A true JPH087954A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15202111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13758394A Pending JPH087954A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087954A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63264882A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-11-01 | トーマス アンド ベツツ コーポレーシヨン | 囲い部材付きコネクタ組立体及び囲い部材 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP13758394A patent/JPH087954A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63264882A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-11-01 | トーマス アンド ベツツ コーポレーシヨン | 囲い部材付きコネクタ組立体及び囲い部材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961001 |