JPH0546889Y2 - - Google Patents
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- JPH0546889Y2 JPH0546889Y2 JP13887689U JP13887689U JPH0546889Y2 JP H0546889 Y2 JPH0546889 Y2 JP H0546889Y2 JP 13887689 U JP13887689 U JP 13887689U JP 13887689 U JP13887689 U JP 13887689U JP H0546889 Y2 JPH0546889 Y2 JP H0546889Y2
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- Japan
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- heating chamber
- hot air
- waste plastics
- discharge port
- chamber
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、熱可塑性樹脂からなる廃棄プラス
チツク、或は熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂その他
の廃棄物等の混合物からなる廃棄プラスチツク類
を熱風を用いて軟化させ、減容処理する際に用い
て好適な廃棄プラスチツク類の減容処理装置に関
する。
チツク、或は熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂その他
の廃棄物等の混合物からなる廃棄プラスチツク類
を熱風を用いて軟化させ、減容処理する際に用い
て好適な廃棄プラスチツク類の減容処理装置に関
する。
(従来の技術)
従来、この種の装置として熱風滞溜室内に、上
部に投入口を下部に先端を絞つた排出口を備えた
断面略漏斗状の加熱室を設置し、投入口より廃棄
プラスチツク類を投入させ、170℃〜200℃の温度
で軟化させた後、下部の排出口より排出させる構
造のものが公知である。
部に投入口を下部に先端を絞つた排出口を備えた
断面略漏斗状の加熱室を設置し、投入口より廃棄
プラスチツク類を投入させ、170℃〜200℃の温度
で軟化させた後、下部の排出口より排出させる構
造のものが公知である。
(考案が解決すべき課題)
この場合に廃棄プラスチツクが、均一に選別さ
れたほぼ同一の軟化温度を持つ熱可塑性樹脂であ
る場合には、排出させるのにさほどの問題は生じ
ないか、実際のゴミとして集められて来る廃棄プ
ラスチツク類の中には、分別が困難なさまざまな
軟化温度を持つものが含まれている他、熱硬化性
のものや金属片、木片、紙屑、及び土砂等も含ま
れており一様ではない。したがつて、このような
種々雑多な廃棄プラスチツク類を熱風を用いて加
熱しても熱硬化性樹脂が軟化せず炉体内に引掛か
つてしまい、上手く排出口より排出できない場合
が応々にして生じた。
れたほぼ同一の軟化温度を持つ熱可塑性樹脂であ
る場合には、排出させるのにさほどの問題は生じ
ないか、実際のゴミとして集められて来る廃棄プ
ラスチツク類の中には、分別が困難なさまざまな
軟化温度を持つものが含まれている他、熱硬化性
のものや金属片、木片、紙屑、及び土砂等も含ま
れており一様ではない。したがつて、このような
種々雑多な廃棄プラスチツク類を熱風を用いて加
熱しても熱硬化性樹脂が軟化せず炉体内に引掛か
つてしまい、上手く排出口より排出できない場合
が応々にして生じた。
そこで、炉体の軸方向に排出口へ向けてスクリ
ユーを設け、このスクリユーを回転させることに
より強制的に排出口より排出させるものが開発さ
れているが、このスクリユーが場所を取るため加
熱室の容積が減少させられてしまう他、廃棄プラ
スチツク類が農業用のビニールハウス等に用いた
廃棄ビニールシートのような場合には、スクリユ
ーに軟化した廃棄ビニールシートが付着してしま
い上手に排出されなかつたり、邪魔になつて続い
て廃棄ビニールシートを投入口より投入しにくく
なるという問題が生じた。
ユーを設け、このスクリユーを回転させることに
より強制的に排出口より排出させるものが開発さ
れているが、このスクリユーが場所を取るため加
熱室の容積が減少させられてしまう他、廃棄プラ
スチツク類が農業用のビニールハウス等に用いた
廃棄ビニールシートのような場合には、スクリユ
ーに軟化した廃棄ビニールシートが付着してしま
い上手に排出されなかつたり、邪魔になつて続い
て廃棄ビニールシートを投入口より投入しにくく
なるという問題が生じた。
この考案の目的は、加熱室の容積を取らず、廃
棄プラスチツク類を投入する際の邪魔になること
もなく、軟化した廃棄プラスチツク類を確実容易
に排出口より排出させ、さらに加熱室の加熱を継
続させたままで、廃棄プラスチツク類の一軟化工
程ごとに連続して減容処理することができるよう
に構成した、廃棄プラスチツク類の減容処理装置
を提供せんとするにある。
棄プラスチツク類を投入する際の邪魔になること
もなく、軟化した廃棄プラスチツク類を確実容易
に排出口より排出させ、さらに加熱室の加熱を継
続させたままで、廃棄プラスチツク類の一軟化工
程ごとに連続して減容処理することができるよう
に構成した、廃棄プラスチツク類の減容処理装置
を提供せんとするにある。
(課題を解決するための手段)
上述した目的を達成するためにこの考案は、熱
風滞溜室内に、上部に投入口を下部に先端を絞つ
た排出口を備えた断面略漏斗状の加熱室を設置
し、この加熱室の外周に前記熱風滞溜室と連通す
る複数の熱風導入管を取り付け、この熱風導入管
を介して前記熱風滞溜室内の熱風を内部に導入
し、前記加熱室内において種々雑多な廃棄プラス
チツク類を軟化させるものにおいて、前記加熱室
の頂部にシリンダー装置を取り付け、前記排出口
にはシヤツター板を開閉自在に設けると共に、前
記シリンダー装置のピストン杆の先端に前記排出
口の外径よりも小径の押出部材を取り付け、前記
ピストン杆を前記加熱室内において上下動させる
ことにより前記押出部材を介して前記加熱室内の
軟化した廃棄プラスチツク類を排出口より強制排
出させるものである。
風滞溜室内に、上部に投入口を下部に先端を絞つ
た排出口を備えた断面略漏斗状の加熱室を設置
し、この加熱室の外周に前記熱風滞溜室と連通す
る複数の熱風導入管を取り付け、この熱風導入管
を介して前記熱風滞溜室内の熱風を内部に導入
し、前記加熱室内において種々雑多な廃棄プラス
チツク類を軟化させるものにおいて、前記加熱室
の頂部にシリンダー装置を取り付け、前記排出口
にはシヤツター板を開閉自在に設けると共に、前
記シリンダー装置のピストン杆の先端に前記排出
口の外径よりも小径の押出部材を取り付け、前記
ピストン杆を前記加熱室内において上下動させる
ことにより前記押出部材を介して前記加熱室内の
軟化した廃棄プラスチツク類を排出口より強制排
出させるものである。
(作用)
押出部材は、常態においては加熱室の炉頂に退
避しているが、シリンダー装置を作動させるとピ
ストン杆を介して加熱室の頂部から排出口に向け
て軸方向へ上下動作を行い、該加熱室内で加熱さ
れ軟化した廃棄プラスチツク類、或は熱硬化性樹
脂のような非可遡廃棄プラスチツク類と軟化廃棄
プラスチツク類、及びその他の廃棄物の混合物
は、室壁に付着したもの、或は室内に引掛かつて
いるもの、さらには排出口の上部に詰まつている
ものも含めて、これを押出部材によつて上方より
押圧することにより、強制的かつ確実に排出口よ
り排出させることができるものである。
避しているが、シリンダー装置を作動させるとピ
ストン杆を介して加熱室の頂部から排出口に向け
て軸方向へ上下動作を行い、該加熱室内で加熱さ
れ軟化した廃棄プラスチツク類、或は熱硬化性樹
脂のような非可遡廃棄プラスチツク類と軟化廃棄
プラスチツク類、及びその他の廃棄物の混合物
は、室壁に付着したもの、或は室内に引掛かつて
いるもの、さらには排出口の上部に詰まつている
ものも含めて、これを押出部材によつて上方より
押圧することにより、強制的かつ確実に排出口よ
り排出させることができるものである。
(実施例)
図面によれば第1図において、加熱室1の上部
一側に設けた投入口2には、例えば油圧シリンダ
ー3によつて自動的に開閉されるシヤツター板3
aが取り付けられており、図示してない供給コン
ベア−によつて減容処理すべき廃棄プラスチツク
類の一定量が送られて来た時にシヤツター板3a
を開きこれを受け入れる。4は熱風発生室であ
り、この熱風発生室4には例えばオイルバーナー
5と希釈用ブロワー6が取り付けられている。熱
風発生室4からは左右一対の熱風送風管7が熱風
滞溜室8まで伸長し接続されている。熱風滞溜室
8は耐熱構造となつており、その内部には断面略
漏斗状を呈した加熱室1が吊設されている。この
加熱室1は鉄板製であり、その外周にはスパイラ
ル状に多数の熱風導入管10,10…が取り付け
られている。この熱風導入管10は下部に至るほ
ど長く外部へ突出している。加熱室1の絞られた
下端には軸方向に小径の排出口11が設けられ、
その出口には例えば油圧シリンダー12,13に
よつて動作される一対のシヤツター板12a,1
3aが設置されている。排出口11の下部には整
形機14がそのホツパー部14aを開口させてい
る。
一側に設けた投入口2には、例えば油圧シリンダ
ー3によつて自動的に開閉されるシヤツター板3
aが取り付けられており、図示してない供給コン
ベア−によつて減容処理すべき廃棄プラスチツク
類の一定量が送られて来た時にシヤツター板3a
を開きこれを受け入れる。4は熱風発生室であ
り、この熱風発生室4には例えばオイルバーナー
5と希釈用ブロワー6が取り付けられている。熱
風発生室4からは左右一対の熱風送風管7が熱風
滞溜室8まで伸長し接続されている。熱風滞溜室
8は耐熱構造となつており、その内部には断面略
漏斗状を呈した加熱室1が吊設されている。この
加熱室1は鉄板製であり、その外周にはスパイラ
ル状に多数の熱風導入管10,10…が取り付け
られている。この熱風導入管10は下部に至るほ
ど長く外部へ突出している。加熱室1の絞られた
下端には軸方向に小径の排出口11が設けられ、
その出口には例えば油圧シリンダー12,13に
よつて動作される一対のシヤツター板12a,1
3aが設置されている。排出口11の下部には整
形機14がそのホツパー部14aを開口させてい
る。
投入口2は前述したように加熱室1の上部一側
に設けられており、該加熱室1の頂部には、例え
ば油圧ダブリユシリンダーによるシリンダー装置
15が軸方向に設置されている。このシリンダー
装置15のピストン杆15aの先端には、排出口
11の内径よりも小径の押出部材16が取付けら
れ、通常時においては加熱室1の内頂部に位置し
ている。
に設けられており、該加熱室1の頂部には、例え
ば油圧ダブリユシリンダーによるシリンダー装置
15が軸方向に設置されている。このシリンダー
装置15のピストン杆15aの先端には、排出口
11の内径よりも小径の押出部材16が取付けら
れ、通常時においては加熱室1の内頂部に位置し
ている。
今、バーナー5とブロワー6を作動させると、
熱風発生室4内に発生した熱風は、熱風送風管7
を介して熱風滞溜室8内に吹き込み、加熱室1を
外部より暖める。この熱風はさらに熱風導入管1
0,10…を介して該加熱室1内に吹き込み、内
部を加熱しながら図示してない排気管を介して外
部へ排出される。さらに、その一部はこの排気管
より分岐された同じく図示してない連通管を介し
てブロワー6に導かれる。このようにして加熱室
1内が170℃〜200℃に加熱されるのを待つて、予
じめ用意した廃棄プラスチツク類を油圧シリンダ
ー3を作動させてシヤツター板3aを開き、投入
口2より第2図に示したように加熱室1内へ所定
量投入させてやり、再び油圧シリンダー3を作動
させてシヤツター板3aを閉じる。
熱風発生室4内に発生した熱風は、熱風送風管7
を介して熱風滞溜室8内に吹き込み、加熱室1を
外部より暖める。この熱風はさらに熱風導入管1
0,10…を介して該加熱室1内に吹き込み、内
部を加熱しながら図示してない排気管を介して外
部へ排出される。さらに、その一部はこの排気管
より分岐された同じく図示してない連通管を介し
てブロワー6に導かれる。このようにして加熱室
1内が170℃〜200℃に加熱されるのを待つて、予
じめ用意した廃棄プラスチツク類を油圧シリンダ
ー3を作動させてシヤツター板3aを開き、投入
口2より第2図に示したように加熱室1内へ所定
量投入させてやり、再び油圧シリンダー3を作動
させてシヤツター板3aを閉じる。
投入された廃棄プラスチツク類17は、一部の
比重の高いものは直ちに排出口11間で落下して
しまうが、排出口11の部分で加熱室を絞つてあ
ることと、熱風の上昇圧力によつて、第2図に示
したように加熱室1の排出口11より上部に位置
するが、投入後約3分〜5分程度経過すると、そ
の中の熱可塑性のものが軟化して比重が高くなる
ことによつて落下し、第3図に示したように加熱
室の下部の排出口11或はその上部に溜る。そこ
で油圧シリンダー12,13を介してシヤツター
板12a,13aを開いた後、シリンダー装置1
5を作動させると、第4図に示したようにピスト
ン杆15a,15bを介して押出部材16が加熱
室1の排出口11にまで伸長して、排出口11及
びその上部に詰まつている軟化した廃棄プラスチ
ツク類17を、排出口11よりホツパー部14a
を介して整形機14内へ強制排出させ、しかる
後、後退して元位置に戻る。
比重の高いものは直ちに排出口11間で落下して
しまうが、排出口11の部分で加熱室を絞つてあ
ることと、熱風の上昇圧力によつて、第2図に示
したように加熱室1の排出口11より上部に位置
するが、投入後約3分〜5分程度経過すると、そ
の中の熱可塑性のものが軟化して比重が高くなる
ことによつて落下し、第3図に示したように加熱
室の下部の排出口11或はその上部に溜る。そこ
で油圧シリンダー12,13を介してシヤツター
板12a,13aを開いた後、シリンダー装置1
5を作動させると、第4図に示したようにピスト
ン杆15a,15bを介して押出部材16が加熱
室1の排出口11にまで伸長して、排出口11及
びその上部に詰まつている軟化した廃棄プラスチ
ツク類17を、排出口11よりホツパー部14a
を介して整形機14内へ強制排出させ、しかる
後、後退して元位置に戻る。
この際に加熱室1内で加熱されている廃棄プラ
スチツク類の中に加熱によつて軟化しないものが
あつても、押出部材16によつて強制的に排出口
11より排出されるので、廃棄プラスチツク類が
加熱室1内や排出口11に引掛かつたり、詰まつ
たりして排出されないということは皆無となるも
のである。
スチツク類の中に加熱によつて軟化しないものが
あつても、押出部材16によつて強制的に排出口
11より排出されるので、廃棄プラスチツク類が
加熱室1内や排出口11に引掛かつたり、詰まつ
たりして排出されないということは皆無となるも
のである。
尚、各油圧シリンダーは、その他の流体シリン
ダーやエアーシリンダーを始めとする、公知の手
段に代えても良い。
ダーやエアーシリンダーを始めとする、公知の手
段に代えても良い。
(考案の効果)
以上詳細に説明したようにこの考案によれば、
加熱室内にある廃棄プラスチツク類を強制排出さ
せる押出部材は、常に該加熱室の内頂部に退避し
ているので、投入口より投入される廃棄プラスチ
ツクの邪魔にならず、かつ加熱室内の容積を減少
させることない。そしてその際に押出部材の外側
が室壁へ接触していないので、軟化した廃棄ピラ
スチツク類が熱風導入管へ侵入し塞いでしまうこ
とはなく、内部の軟化した廃棄プラスチツク類、
或はこれらの廃棄プラススチツク類と軟化しない
熱硬化性の廃棄プラスチツク類とその他の廃棄物
の混合物を確実かつ容易に排出口より排出させる
ことができるという効果を奏し得る。
加熱室内にある廃棄プラスチツク類を強制排出さ
せる押出部材は、常に該加熱室の内頂部に退避し
ているので、投入口より投入される廃棄プラスチ
ツクの邪魔にならず、かつ加熱室内の容積を減少
させることない。そしてその際に押出部材の外側
が室壁へ接触していないので、軟化した廃棄ピラ
スチツク類が熱風導入管へ侵入し塞いでしまうこ
とはなく、内部の軟化した廃棄プラスチツク類、
或はこれらの廃棄プラススチツク類と軟化しない
熱硬化性の廃棄プラスチツク類とその他の廃棄物
の混合物を確実かつ容易に排出口より排出させる
ことができるという効果を奏し得る。
さらにこの考案によれば、加熱室の下部は絞つ
て口径を小さくしてあり、熱風導入管より吹き込
まれた熱風が渦を巻く上昇気流となるので、加熱
室内部に投入された廃棄プラスチツク類の殆どの
ものは排出口の上部より上に滞留し、軟化して比
重の重くなつたものから排出口へ溜り始めるが、
全部が軟化して加熱室の下部に溜るやいなやシリ
ンダー装置を作動させて押出し部材を介して素早
く一気に排出させるため、熱風を連続的に熱風導
入管より導入させていても、軟化物が溶融してし
まつたり、気化したりして有毒ガスや悪臭ガスが
発生することなく一軟化工程ごとに連続して廃棄
プラスチツク類を減用処理することが可能となる
ものである。
て口径を小さくしてあり、熱風導入管より吹き込
まれた熱風が渦を巻く上昇気流となるので、加熱
室内部に投入された廃棄プラスチツク類の殆どの
ものは排出口の上部より上に滞留し、軟化して比
重の重くなつたものから排出口へ溜り始めるが、
全部が軟化して加熱室の下部に溜るやいなやシリ
ンダー装置を作動させて押出し部材を介して素早
く一気に排出させるため、熱風を連続的に熱風導
入管より導入させていても、軟化物が溶融してし
まつたり、気化したりして有毒ガスや悪臭ガスが
発生することなく一軟化工程ごとに連続して廃棄
プラスチツク類を減用処理することが可能となる
ものである。
そして、このことにより一定時間当りの減用処
理能力を高め、燃料を節約してランニングコスト
を下げることができる他、有毒ガスや悪臭ガスの
除去装置を省略して製作コストを下げ、処理装置
の普及を図ることができるものである。
理能力を高め、燃料を節約してランニングコスト
を下げることができる他、有毒ガスや悪臭ガスの
除去装置を省略して製作コストを下げ、処理装置
の普及を図ることができるものである。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はこ
の考案を説明するための説明図、第2図乃至第4
図はその使用状態を説明するための説明図であ
る。 1……加熱室、2……投入口、5……オイルバ
ーナー、6……ブロワー、7……熱風送風管、8
……熱風滞溜室、10……熱風導入管、11……
排出口、12,13……シリンダー、12a,1
3a……シヤツター板、14……整形機、15…
…シリンダー装置、15a,15b……ピストン
杆、16……押出部材、17……廃棄プラスチツ
ク類。
の考案を説明するための説明図、第2図乃至第4
図はその使用状態を説明するための説明図であ
る。 1……加熱室、2……投入口、5……オイルバ
ーナー、6……ブロワー、7……熱風送風管、8
……熱風滞溜室、10……熱風導入管、11……
排出口、12,13……シリンダー、12a,1
3a……シヤツター板、14……整形機、15…
…シリンダー装置、15a,15b……ピストン
杆、16……押出部材、17……廃棄プラスチツ
ク類。
Claims (1)
- 熱風滞溜室内に、上部に投入口を下部に先端を
絞つた排出口を備えた断面略漏斗状の加熱室を設
置し、この加熱室の外周に前記熱風滞溜室を連通
する複数の熱風導入管を取り付け、この熱風導入
管を介して前記熱風滞溜室内の熱風を内部へ導入
し、前記加熱室内において種々雑多な廃棄プラス
チツク類を軟化させるものにおいて、前記加熱室
の頂部にシリンダー装置を取り付け、前記排出口
にはシヤツター板を開閉自在に設けると共に、前
記シリンダー装置のピストン杆の先端に前記排出
口の外径よりも小径の押出部材を取り付け、前記
ピストン杆を前記加熱室内において上下動させる
ことにより前記押出部材を介して前記加熱室内の
軟化した廃棄プラスチツク類を排出口より強制排
出させることを特徴とする、廃棄プラツチツク類
の減容処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13887689U JPH0546889Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13887689U JPH0546889Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0377607U JPH0377607U (ja) | 1991-08-05 |
JPH0546889Y2 true JPH0546889Y2 (ja) | 1993-12-09 |
Family
ID=31685953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13887689U Expired - Lifetime JPH0546889Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546889Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4884883A (ja) * | 1972-02-15 | 1973-11-10 | ||
JPS5314398U (ja) * | 1976-07-19 | 1978-02-06 |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP13887689U patent/JPH0546889Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4884883A (ja) * | 1972-02-15 | 1973-11-10 | ||
JPS5314398U (ja) * | 1976-07-19 | 1978-02-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377607U (ja) | 1991-08-05 |
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