JPH0546846Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0546846Y2
JPH0546846Y2 JP1985198312U JP19831285U JPH0546846Y2 JP H0546846 Y2 JPH0546846 Y2 JP H0546846Y2 JP 1985198312 U JP1985198312 U JP 1985198312U JP 19831285 U JP19831285 U JP 19831285U JP H0546846 Y2 JPH0546846 Y2 JP H0546846Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
lens
mold
shaft
machine according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985198312U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62106748U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985198312U priority Critical patent/JPH0546846Y2/ja
Publication of JPS62106748U publication Critical patent/JPS62106748U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0546846Y2 publication Critical patent/JPH0546846Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、未加工眼鏡レンズ(被加工レン
ズ)を眼鏡フレームに枠入れするために、該未加
工眼鏡レンズを倣い研削加工するための玉摺機に
関する。
従来技術 従来の玉摺機は、筐体の上端が開放する砥石室
内に回転可能に支持された被加工レンズ研削用の
砥石と;前記筐体の上方に配設され且つ前端部側
が上下回動する様に前記筐体の後端部に旋回軸で
支持されたキヤリツジと;前記キヤリツジの前端
部に前記旋回軸と平行且つ回転駆動可能に保持さ
れていると共に、中間部にレンズを保持可能なレ
ンズ軸と;前記レンズ軸の一端部に取付けられて
前記筐体側の型受台に当接させられるレンズ形状
規定用の型板と;前記レンズ軸が前記砥石から離
間する方向に前記キヤリツジを旋回させるための
キヤリツジ旋回装置と;前記キヤリツジを前記旋
回軸に沿つて移動させるためのキヤリツジ移動手
段と;レンズの砥石による研削加工に伴い移動す
る型板の移動制限及びこの型板の制限位置への移
動を検出するための検知手段を有する型受台と;
荒研削からヤゲン研削へレンズを移行させるため
にキヤリツジを砥石の回転方向(即ち旋回軸方
向)に沿つて移動させるためのキヤリツジ移動装
置とから構成されていた。
本考案の解決しようとする問題点 上述した従来のキヤリツジの自重降下による型
板倣い方式の玉摺機においては、被加工レンズや
型板をレンズ軸に対して着脱する際、その着脱作
業性を高くする必要があるので、その着脱作業性
向上の要請からレンズ軸と砥石の軸間距離及びレ
ンズ軸と型受台との間隔を広くする必要がある。
このため、従来の玉摺機は上記した様にキヤリツ
ジを跳ね上げる(上昇させる)ためのキヤリツジ
旋回装置を有していた。そして、その上昇位置で
キヤリツジ保持するためのそれ専用のキヤリツジ
保持機構をさらに必要としていた。このキヤリツ
ジ保持機構は従来キヤリツジ旋回装置に組合わせ
て構成されていたため、その構造が複雑で玉摺機
の製造コストの上昇と、メインテナンスの複雑化
を招いていた。
本考案の目的及び構成 本考案は、かかる従来の欠点を解消するために
なされたものであり、レンズ軸と砥石の間隔及び
レンズ軸と型受台との間隔を広くした状態で、前
端が降下しないようにキヤリツジを簡単な構成に
より支持させることができる玉摺機を提供するこ
とを目的とする。
即ち、本考案は、専用の複雑な支持機構を設け
ることなく、前端が降下しないようにキヤリツジ
を保持させることができる玉摺機を提供すること
を目的とする。
この目的を達成するため、本考案の玉摺機は、
筐体の上端が開放する砥石室内に回転可能に支持
された被加工レンズ研削用の砥石と; 前端部側が上下回動する様に前記筐体の後端部
上に旋回軸で支持され且つ旋回軸の延びる横方向
に移動可能に設けられたキヤリツジと; 前記キヤリツジの前端部に前記旋回軸と平行且
つ回転駆動可能に保持されていると共に、中間部
に被加工レンズを保持可能なレンズ軸と; 前記レンズ軸の一端部に取付けられたレンズ形
状規定用の型板と; 前記筐体側に配設され前記型板が当接させれる
型受台と; 前記型受台を昇降させる型受台昇降手段と; 前記キヤリツジを前記旋回軸に沿つて移動させ
るためのキヤリツジ移動手段とを有する玉摺機に
おいて、 前記キヤリツジと前記筐体の少なくとも一方に
設けられ、前記キヤリツジ移動手段および前記型
受台昇降手段により前記キヤリツジが前記旋回軸
方向の所定位置に移動し且つ前記型受台が降下し
たとき、自重により旋回降下する前記キヤリツジ
を支えるための支持手段を設けた構成としたこと
を特徴とする。
(作用) この様な構成によれば、キヤリツジが所定位置
にあるときは、自重により旋回降下するキヤリツ
ジが支持手段により支えられ、この支持手段によ
りキヤリツジの前端部(自由端部)が上昇位置に
保持され、レンズ軸と砥石の軸間距離及びレンズ
軸と型受台との間隔が広く支持される。
また、型受台上昇手段により型受台を上昇させ
て、型受台に型板を当接させた状態で、キヤリツ
ジを移動手段により所定位置から横方向にずらし
て、被加工レンズを砥石の上方に移動させること
により、支持手段によるキヤリツジの前端部の降
下規制が解除される。
この位置では、型受台昇降手段により型受台を
降下調整することで、キヤリツジの前端部が降下
し、レンズ軸に保持される被加工レンズが砥石に
当接させられる。
実施例 第1実施例 機械的構成 第1図は本考案に係る玉摺機の第1実施例を示
す外観斜視図である。
筐体10の砥石室11内には荒砥石13とヤゲ
ン砥石14とから成る砥石12が収納されてい
る。この砥石12は、筐体10に回転自在に支持
されていると共に、図示しないモータにより高速
回転させられる様になつていて、レンズの研削に
利用される。
筐体10の後端部には旋回軸支持用の軸受15
が形成されており、キヤリツジ20に固着された
旋回軸21が軸受15に回動可能且つ軸方向に移
動可能に軸支されている。
公知の構成を有するキヤリツジ20の前端部両
側(自由端部両側)には前方に突出する軸受突部
20a,20bがアーム部として一体に設けられ
ている。また、レンズ軸22は同一軸線上に位置
する一対のレンズ保持軸22a,22bから構成
されていて、レンズ保持軸22a,22bは軸受
突部20a,20bに回転自在に保持されてい
る。この両レンズ保持軸22a,22bは軸線方
向に相対接近・離反調整可能に設けられていて、
この両レンズ保持軸22a,22b間には第4A
図〜第4C図の如く被加工レンズLが保持される
様になつている。しかも、レンズ保持軸22aは
図示しないモータで回転駆動される様になつてい
る。そして、レンズ保持軸22aの端部には型板
Tを取付ける型板取付部材23が設けられてい
る。
この様なキヤリツジ20に設けた軸受突部20
bには、研削水遮断用の水切板24が下方に向け
て一体に形成されている。また、軸受突部22b
の下面には、キヤリツジの下降を制限するための
板状の足柱25が支持手段として一体に形成され
ている。この足柱25は、水切板24に対して直
角に設けられていると共に、水切板24に沿つて
下方に延びている。
尚、第1図に示す玉摺機の研削加工への待機状
態では、キヤリツジ20は最も左方に移動させた
待機位置にあつて、足柱25の下端が筐体10の
上面すなわち砥石室11の側壁Aの上面17に当
接され、キヤリツジ20が自重により下降するの
が阻止されている。この側壁Aの外側には略L字
形をなすアーム部材30が配設されていて、この
アーム部材30の一端には軸受31が形成されて
いる。この軸受31には、旋回軸21の端部が回
動自在且つ軸線方向に移動不能に嵌挿支持されて
いる。
アーム部材30にはガイド孔34が形成され、
このガイド孔34には筐体10より張り出した軸
状のガイドレール16が嵌挿されている。アーム
部材30の屈曲部30aには雌ネジ部36が形成
されていて、図示しない固定フレームにはキヤリ
ツジ移動手段としてのモータ33が固定され、こ
のモータ33の回転軸には雌ネジ部36に螺合し
た送りネジ35が一体に形成されている。この構
成により、モータ33が回転されるとアーム部材
30はガイドレール16上を横方向に移動し、こ
れにともなつて旋回軸21に固着されたキヤリツ
ジ20もアーム部材30と同量同方向に移動され
る。さらにアーム部材30の他端には型受機構3
2が取付けられている。キヤリツジ旋回手段とし
ての型受機構32は、型受台昇降手段としてのモ
ータ323と、このモータ323の回動により上
昇下降される昇降軸321と、この昇降軸321
の上端に取付けられた公知の構成からなる型板検
出装置付の型受台320とから構成されている。
電気回路構成 第2図は、本考案の玉摺機のキヤリツジ20の
旋回と横移動を実行制御する電気回路を示すブロ
ツクダイヤグラムである。
型受台昇降用のモータ323を制御する制御回
路52は、比較回路49と、この比較回路49か
らの制御信号で切り換え制御されるスイツチ回路
46と、カウンタ51を有している。スイツチ回
路46の端子46bはモータ323の正回転側
に、端子46cは反回転側にそれぞれ接続されて
いる。スイツチ回路46の可動接点46aはスイ
ツチ回路45の端子45cに接続されている。
比較回路49の一方の入力端子には、ROM等
から成るパルス数データメモリ41に記憶されて
いる所定パルス数がCPU40を介して入力され
るよう構成されている。比較回路49の他方の入
力端子にはカウンタ51の出力が入力される。カ
ウンタ51はスイツチ回路45の端子45cに接
続されている。
キヤリツジ横移動用のモータ33を制御する制
御回路53は、比較回路48と、この比較回路4
8からの制御信号で制御されるスイツチ回路47
と、カウンタ50を有している。このスイツチ回
路47の端子47bはモータ33の正回転側に、
端子47cは反回転側にそれぞれ接続されてい
る。スイツチ回路47の可動接点47aはスイツ
チ回路45の端子45bに接続されている。
比較回路48の一方の入力端子には、パルス数
データメモリ41に記憶されている所定パルス数
が、CPU40を介して入力される様に構成され
る。また、比較回路48の他方の入力端子にはカ
ウンタ50の出力が入力される。このカウンタ5
0はスイツチ回路45の端子45bに接続されて
いる。
このスイツチ回路45の可動接点45aはパル
ス発生器44に接続されている。スイツチ回路4
5はCPU40からの制御信号で制御される。パ
ルス発生器はCPU40からの制御信号でパルス
の発生の開始終了が制御される。
CPU40には、シーケンス制御プログラムを
記憶したROM等からなるプログラムメモリ42
及び使用者により作動されるスタートスイツチ4
3が接続されている。
作 用 次に第3図のフローチヤート及び第4A図〜第
4C図をもとに本考案の玉摺機の作用を他の設定
条件と共に説明する。
(ステツプ1) 第4A図に示すように研削加工待機状態にある
ときに、玉摺機のレンズ軸22に被加工レンズL
を保持させると共に、型板取付部材23に型板T
を取付ける。このとき、キヤリツジ20の足柱2
5の下端が筐体10の上面17上に乗り上げてい
るので、レンズ軸22と砥石12との間の空間及
び型受台320と型板取付部材23との空間はそ
れぞれ十分な広さを有し、被加工レンズLや型板
Tの取付が楽にできる。
この様に被加工レンズLをレンズ軸22に取付
けると共に、型板Tを型板取付部材23に取付け
た後、スタートスイツチ43をONさせる。
(ステツプ2〜ステツプ4) このスタートスイツチ43からの信号を受けた
CPU40は、プログラムメモリ42のシーケン
スにしたがつてスイツチ回路45の可動接点45
aを端子45c側に接続させると同時に、パルス
発振開始用の制御信号S0をパルス発生器44に入
力して、パルス発生器44でパルス信号を発生さ
せる。
これと同時にCPU40は、パルス数データメ
モリ41からキヤリツジ20を跳ね上げる(上昇
させる)のに必要な型受台320の上昇距離dp
得るため、基準パルス数+Nz(+符号がモータの
正回転を示す信号を含むことを意味する。以下同
じ)を比較回路49に入力させる(第4図A,B
に示すdp=Nzは上述したように、型受台320
の上昇距離dpに相当する基準パルス数Nzの信号
を発信させることを示す)。
この比較回路49は、他方の入力端子に入力さ
れてくるカウンタ51からのカウント出力Nv
CPU40からの基準パルス数+Nzとを比較して、
Nv≠Nzである場合には、制御信号S2を出力しス
イツチ回路46の可動接点46aを端子46b側
へ接続させる。ここではNv≠Nzであるので、可
動接点46aが端子46bに接続される。これに
よりモータ323は、スイツチ回路45の端子4
5cを介して入力されるパルス発生器44からの
パルスにより正回転され、型受台320を上昇さ
せる。そして、型受台320が型板Tと当接させ
られた後も上昇させられて、レンズ軸22及びキ
ヤリツジ20が上昇させる。
そして、カウンタ51のカウント数がNv=+
Nzすなわち基準パルス数と等しくなつたときに
は、比較回路49は制御信号S′2を出力し、スイ
ツチ回路46の可動接点46aの端子46bとの
接続をたち、モータ323を停止させる。
(ステツプ5〜7) 上述の比較回路49から出力された制御信号
S′2はCPU40に入力される。そして、この制御
信号S′2を受けたCOU40は、スイツチ回路45
の可動接点45aを端子45bに側に切り換え接
続するための制御信号S′1を出力する。これによ
り可動接点45aは端子45bに接続されて、パ
ルス発生器44からのパルスがスイツチ回路47
及びカウンタ50へ向け出力される。これと同時
にCPU40は、第4A図に示すようなキヤリツ
ジ20の横移動量L0に相当する所定パルス数+
Nyをパルス数データメモリ41から読み出し、
これを比較回路48に入力する(第4図A,Bに
示すLp=Nyは上述したように、キヤリツジ20
の横移動量Lpに相当する所定パルス数Nyの信号
を発信させることを示す)。この比較回路48は、
所定パルス数+Nyとカウンタ50からのカウン
ト数NHとを比較して、両者が等しくない(NH
+Ny)場合には、制御信号S3を出力し、スイツ
チ回路47の可動接点47aを端子47b側へ接
続させる。ここではNH≠+Nyであるので、可動
接点47aが端子47bに接続される。これによ
り、モータ33がパルス発生器44からのパルス
で正回転させられて、アーム部材30が横動さ
れ、これに伴つてキヤリツジ20もアーム部材3
0と一体に同量移動させられる。
次に、比較回路48は、カウンタ50からのカ
ウント数NHがNH=+Nyとなつたとき、制御信号
S′3を出力して、スイツチ回路47の可動接点4
7aと端子47bとの接続をたちモータ33を停
止させる(第4B図)。
(ステツプ8〜ステツプ10) 比較回路48から信号S′2を受けたCPU40は、
再び制御信号S1を出力して、スイツチ回路45の
可動接点45aを端子45c側へ切り換え、パル
ス発生器44からのパルスをスイツチ回路46及
びカウンタ51へ出力させる。これと同時に
CPU40は、「型受台320を第4B図の位置か
ら距離de(de<d0)だけ降下させて、型受台32
0の上端を荒砥石13の上端と同一高さにするの
に必要な」所定パルス数−Ne(−符号はモータ3
23の反転を示す信号を含んだことを意味する。
以下同じ)を比較回路49に入力する(第4図
A,Bに示すde=Neは上述したように、型受台
320の降下距離deに相当する所定パルス数Ne
の信号を発信させることを示す)。
比較回路49は、カウンタ51からのカウント
数Nvと所定パルスNeとを比較して、両者が一致
しない(Nv≠−Ne)場合には、制御信号zを出
力し、スイツチ回路46の可動接点46aを端子
46c側へ接続する。ここではNv≠−Neである
ので、可動接点46aが端子46cに接続され
る。これにより、モータ323の回転が反転させ
られて。型受台320が降下し、キヤリツジ20
がその自重により型受台320に追従しながら降
下していく。
そして、比較回路49は、カウンタ51のカウ
ント数NvがNv=−Neとなつたとき、制御信号
S′zをスイツチ回路46へ出力して、可動接点4
6aの端子46cとの接続をたち、モータ323
を停止させる。その後、CPU40は、信号S′0
出力して、パルス発生器44のパルス発生を停止
させる(第4図C)。
(ステツプ11及びステツプ12) 上述したキヤリツジ20の降下により、被加工
レンズLは砥石12により公知の加工ステツプに
より研削加工される。
(ステツプ13〜15) 被加工レンズLの研削加工が終了するとCPU
40は、制御信号S1を出力して、スイツチ45の
可動接点45aを端子45c側へ接続すると同時
に、制御信号S0をパルス発生器44に入力して、
パルス発生器44を作動させ、パルスを発振させ
る。また、CPU40は、パルス数データメモリ
41から所定パルス数+Neを読み出して、これ
を比較回路49に入力する。比較回路49は、カ
ウンタ51からのカウント数Nvが所定パルス数
+Neと相違する(Nv≠Ne)場合、制御信号S2
をスイツチ回路46側へ出力して、その可動接点
46aを端子46b側へ接続し、モータ323を
正転させる。ここではNv≠Neであるので、可動
接点46aが端子46b側へ接続される。これに
より型受台320がモータ323により上昇され
る。そして、比較回路49は、キヤリツジ20が
第4B図に示す位置まで上昇してカウント数Nv
=+Neになると、制御信号S′2を出力して、スイ
ツチ回路46の接続をたち、モータ323を停止
させる。
(ステツプ16〜18) 上述の如く比較回路49からの制御信号S′2
受けたCPU40は、スイツチ回路45の可動接
点45aを端子45b側へ切り換え、次に、パル
ス数データメモリ41から所定パルス数−Ny
読み出し、これを比較回路48へ入力する。比較
回路48は、カウンタ50からのカウント数NH
が所定パルス数−Nyと一致しない(NH≠−Ny
場合、制御信号3を出力して、スイツチ回路47
の可動接点47aを端子47cに接続させ、モー
タ33をパルス発生器44からのパルスで反転さ
せる。
このモータ33の反転によりアーム部材30及
びキヤリツジ20は第4B図で左側へ移動させら
れる。そして、比較回路48は、カウンタ50の
カウント数NHがNH=−Nyとなつたとき、制御信
号′3を出力して、スイツチ回路47の可動接点
47aと端子47cとの接続をたち、モータ33
の反転を止める。
(ステツプ19〜21) CPU40は、比較回路48からの′3信号を受
けると、スイツチ回路45の可動接点45aを端
子45c側に切り換えると共に、パルス数データ
メモリ41から所定パルス数−Nzを読み出して、
これを比較回路49に入力する。
比較回路49は、スイツチ回路45を介してカ
ウンタ51に入力されてくるパルス発生器44の
パルスカウント数Nvが所定パルス数−Nzと相違
する場合、制御信号2を出力して、スイツチ回路
46の可動接点46aを端子46c側へ接続す
る。ここではNv≠−Nzであるので、可動接点4
6aが端子46cに接続される。これにより、モ
ータ323がパルス発生器からのパルスで反転さ
せられる。
このモータ323の反転により、型受台320
が下降させられて、キヤリツジ20が型受台32
0と共に降下させられ、キヤリツジ20の足柱2
5の下端が筐体10の上面17に当接させられ、
キヤリツジ20のそれ以後の降下が阻止される。
一方、型受台320は、その後も降下させられ
る。そして、比較回路49は、カウント数Nv
N0=−Nzになつたとき、制御信号′2を出力し
て、スイツチ回路46の接続状態を開き、モータ
323の反転を停止させる。この結果、型受台3
20は高さd0だけ降下した位置で停止される(第
4図A)。
また、比較回路49からの信号′2を受けた
CPU40は、制御信号S0をパルス発生器44に
入力して、パルス発生器の作動を停止させる。
第2実施例 第5図は本考案の第2実施例を示す玉摺機の外
観斜視図であり、上述の第1実施例と同一の構成
要素には同一の符号を附して、その説明は省略す
る。
本実施例は、第1実施例の足柱25の代わり
に、キヤリツジ20の側面に突起60を植設し、
加工待機時及びキヤリツジ復帰時に此の突起60
を保持するフランジ61を筐体10の上面17に
形成して、フランジ61の上面で突起60を支
え、キヤリツジ20の降下を阻止するように支持
手段を構成したものである。なお、フランジ61
には突起60を挿入させる切欠61aが形成され
ている。突起60の側方への張り出し量は、第4
A図及び第4B図に示した横移動量L0すなわち
キヤリツジ20が移動する途中でフランジ61か
ら外れ得る長さであればよい。
第3実施例 第6図は、本考案の第3実施例を示したもので
ある。
本実施例では、前記第2実施例の突起60をキ
ヤリツジ20に植設する代わりに、第6図に示し
た如く、フランジ61に突起60′を植設すると
共に、この突起60′が挿入される穴70をキヤ
リツジ20の側面に形成して、穴70の周面70
aに突起60′の周面を当接させることにより、
キヤリツジ20の降下を阻止できるように支持手
段を構成したものである。
第4実施例 第7図は本考案の第4実施例を示す玉摺機の外
観斜視図であり、上述の第1実施例と同一の構成
要素には同一の符号を附して、その説明は省略す
る。
本実施例は、上記フランジ61の上面を直接キ
ヤリツジ20の下面に当接できるようにして、キ
ヤリツジ20の降下を阻止する支持手段を構成と
したものである。
第5実施例 第8図は本考案の第5実施例を示すものであ
る。本実施例は、筐体10の上面17の後方に逆
L字状のカギ片85を形成し、他方、キヤリツジ
20の後面に突片86を形成して、加工待機時及
びキヤリツジ復帰時に、突片86がカギ片85の
下面に係合するように支持手段を構成したもので
ある。なお、カギ片85の幅及び突片86との形
成位置は、第4A図及び第4B図に示した横移動
量L0内、すなわちキヤリツジ20が移動する間
にカギ片85と突片86との係合が解ける幅と位
置を持たせればよい。
本考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、従来の玉
摺機のようにキヤリツジの加工待機位置や加工終
了時のキヤリツジ復帰位置にキヤリツジを位置付
け保持するためのキヤリツジ旋回手段から独立さ
せている。しかも、キヤリツジ旋回支持用の支持
手段が所定位置で自重により旋回降下するキヤリ
ツジを支えればよいので、キヤリツジの自重によ
る旋回降下を単に阻止すればよいので、「従来の
玉摺機のようにキヤリツジの加工待機位置や加工
終了時のキヤリツジ復帰位置にキヤリツジを位置
付け保持して、レンズ軸と砥石の間隔及びレンズ
軸と型受台との間隔を広くした位置で前端が降下
しないようにする」支持手段を簡単な構成とし
て、そのための製造コストを低減できると共にメ
インテナンスを不要とすることができる。
しかも、前記キヤリツジは前記レンズ軸を支持
するアーム部材を有し、前記支持手段は該支持ア
ーム部から下方に張出した脚部材として構成さ
れ、前記筐体の上面に該脚部材の下部が当接し得
る様に構成された玉摺機とした場合には、簡単な
構成でキヤリツジの降下を阻止できる。
さらに、前記型受台は前記型板の検知手段を有
して成る玉摺機とした場合には、キヤリツジの昇
降機構を別途必要としないので、構成がより簡単
になると共に、製作コストを低減できる。
その上、前記所定移動位置は研削加工ルーチン
への待機状態のキヤリツジの位置である玉摺機と
した場合には、研削加工終了後、直ちにキヤリツ
ジを待機状態に自動的に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す玉摺機の外
観斜視図、第2図は本考案の駆動・制御系を司る
電気回路を示すブロツク図、第3図は本考案の作
用を示すフローチヤート図、第4A図〜第4C図
は本考案の作動状態を示す模式図、第5図は本考
案の第2実施例を示す玉摺機の外観斜視図、第6
図は本考案の第3の実施例を一部断面で示す要部
図、第7図は本考案の第4の実施例を示す玉摺機
の外観斜視図、第8図は本考案の第5実施例を示
す要部図である。 10……筐体、20……キヤリツジ、22……
レンズ軸、22a,22b……軸受突部(アーム
部)、23……型板取付部材、33……横移動モ
ータ(キヤリツジ移動手段)、{320……型受
台、323……型受台モータ、25……足柱(支
持手段)}(キヤリツジ旋回手段)、{60……突
起、61……フランジ、61a……切欠}(支持
手段)、{60′……突起、70……穴、70a…
…周面}(支持手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筐体の上端が開放する砥石室内に回転可能に
    支持された被加工レンズ研削用の砥石と; 前端部側が上下回動する様に前記筐体の後端
    部上に旋回軸で支持され且つ旋回軸の延びる横
    方向に移動可能に設けられたキヤリツジと; 前記キヤリツジの前端部に前記旋回軸と平行
    且つ回転駆動可能に保持されていると共に、中
    間部に被加工レンズを保持可能なレンズ軸と; 前記レンズ軸の一端部に取付けられたレンズ
    形状規定用の型板と; 前記筐体側に配設され前記型板が当接させら
    れる型受台と; 前記型受台を昇降させる型受台昇降手段と; 前記キヤリツジを前記旋回軸に沿つて移動さ
    せるためのキヤリツジ移動手段とを有する玉摺
    機において、 前記キヤリツジと前記筐体の少なくとも一方
    に設けられ、前記キヤリツジ移動手段および前
    記型受台昇降手段により前記キヤリツジが前記
    旋回軸方向の所定位置に移動し且つ前記型受台
    が降下したとき、自重により旋回降下する前記
    キヤリツジを支えるための支持手段を設けたこ
    とを特徴とする玉摺機。 (2) 前記キヤリツジは前記レンズ軸を支持するア
    ーム部を有し、前記支持手段は該支持アーム部
    から下方に張出した脚部材とて構成され、前記
    筐体の上面に該脚部材の下部が当接し得る様に
    構成されたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の玉摺機。 (3) 前記キヤリツジの前記レンズ軸を支持するア
    ーム部を有し、前記支持手段は前記筐体の上面
    に突設されたフランジ部材として構成され、前
    記アーム部の下面に該フランジ部材の上部が当
    接しうるように構成されたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の玉摺機。 (4) 前記支持手段は、前記キヤリツジの前記旋回
    軸側の後端部に設けられた突出部材と、前記筐
    体の前記後端部に設けられた係合部材とから構
    成されたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の玉摺機。 (5) 前記型受台は前記型板の検知手段を有してな
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の玉摺機。 (6) 前記所定位置は研削加工ルーチンへの待機状
    態のキヤリツジ位置であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項ないし第5項のい
    ずれかに記載の玉摺機。
JP1985198312U 1985-12-25 1985-12-25 Expired - Lifetime JPH0546846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985198312U JPH0546846Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985198312U JPH0546846Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62106748U JPS62106748U (ja) 1987-07-08
JPH0546846Y2 true JPH0546846Y2 (ja) 1993-12-08

Family

ID=31158880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985198312U Expired - Lifetime JPH0546846Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546846Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563172A (en) * 1979-06-19 1981-01-13 Yoshio Koda Automatic contour grinding machine for glass etc.
JPS577483U (ja) * 1980-06-16 1982-01-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563172A (en) * 1979-06-19 1981-01-13 Yoshio Koda Automatic contour grinding machine for glass etc.
JPS577483U (ja) * 1980-06-16 1982-01-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62106748U (ja) 1987-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5327686A (en) Chamfering width maintaining and glass plate shape sensing apparatus for use in a glass plate chamfering machine
EP0190450B2 (en) Device for measuring the profile of spectacles lens frame
JPS56114656A (en) Automatic ball grinder
JPH0556633U (ja) 電動格納ドアミラーの制御装置
JPH0546846Y2 (ja)
JPS5469708A (en) Speed controller for dc motor
US4423569A (en) Automatic lens edger
JPS58177256A (ja) レンズ周縁加工機
JP2001277086A (ja) レンズ周縁加工装置
EP1034884A2 (en) Device for the display of engravement shape of eyeglass lens and method and apparatus for machining lens peripheral edge using the display device
JPH0316841A (ja) 電動可倒式バックミラーの駆動制御装置
JPH0316840A (ja) 電動可倒式バックミラーの駆動制御装置
DE69627295D1 (de) Vorrichtung zum Herstellen von Kontaktlinsen
JPS59156657A (ja) レンズ周縁加工機
CN209707813U (zh) 一种hud图像成像装置
JP2771547B2 (ja) 眼鏡レンズ周縁部面取装置
CN217648113U (zh) 一种眼镜片生产用打磨装置
CN220752378U (zh) 一种视讯会议镜头的固定式微调结构
US2167647A (en) Grinding machine
CN205256177U (zh) 一种多功能汽车后视镜
JP3432653B2 (ja) フレーム形状測定方式
CN216327260U (zh) 一种打磨机的膝控装置及打磨机
WO1994003777A1 (en) Frame shape measuring instrument
CN216460734U (zh) 一种防蓝光镜片清洗加工用固定机构
US3568370A (en) Lens cribber