JPH0546614Y2 - - Google Patents

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JPH0546614Y2
JPH0546614Y2 JP12141687U JP12141687U JPH0546614Y2 JP H0546614 Y2 JPH0546614 Y2 JP H0546614Y2 JP 12141687 U JP12141687 U JP 12141687U JP 12141687 U JP12141687 U JP 12141687U JP H0546614 Y2 JPH0546614 Y2 JP H0546614Y2
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striker
elastic member
latch
door
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JP12141687U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は自動車に適するドアロツク装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来、自動車のドアは、山海堂発行の自動車工
学全書・乗用車の車体・第13巻・第130頁に記載
の如くドアロツク装置によつてドアのロツク及び
ロツク解除が行なえるようになつている。
ドアロツク装置の概要は、車体側にストライカ
が、ドア側にロツク本体がそれぞれ設けられ、ド
アの閉時にストライカはロツク本体内に設けられ
た係脱可能なラツチと噛み合うことでドアのロツ
ク状態が得られる。ラツチが設けられたロツク本
体のボデイは軽量化を図るために合成樹脂の材質
で形成され、両面は金属製のベースプレート及び
カバープレートによつて挟持され、剛性が確保さ
れた構造となつている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記した如くストライカはドアの閉時におい
て、ラツチと噛み合うようになるが、この時のス
トライカ進入時のエネルギーはストライカと彈接
し合う弾性部材によつて吸収される。
弾性部材はロツク本体のボデイ内に設けられ、
弾性部材に働く衝撃荷重をボデイによつて受け止
めるようになる。ボデイにかかる荷重は弾性部材
のもつ弾性力によつて吸収されるため、衝突時の
エネルギーが直接ボデイに作用することがなくな
る。
しかしながら、寒冷地において弾性部材が凍結
した場合には、弾性部材のもつエネルギー吸収機
能が小さくなり、場合によつてはゼロになる恐れ
があるため、ストライカ進入時の衝撃エネルギー
は弾性部材を介してダイレクトにボデイに伝達さ
れる。このために合成樹脂製のボデイが破損する
等の不具合いが起きるため、ボデイの肉厚をアツ
プして剛性を確保する等の対応策が必要となる
が、ボデイを肉厚にすると大型化を招来する等の
問題があつた。
そこで、この考案は合成樹脂製のボデイの肉厚
化を図らなくても剛性の確保が得られるドアロツ
ク装置を提供することを目的としている。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、ベースプレートとカバープレートとで挟持さ
れた合成樹脂製のボデイ本体の内部に、ドア全閉
時のストライカと係脱自在に噛み合うラツチと、
ボデイ本体の内壁面に支持されラツチと噛み合う
最終噛み合い時のストライカと彈接し合う弾性部
材とを具備し、ストライカ進入時に弾性部材を介
して衝撃荷重が働く領域の前記ボデイ本体の外側
に、ベースプレート又はカバープレートの一部分
をボデイ本体に沿つて屈曲延長したボデイ受部を
設けてある。
(作用) かかるドアロツク装置にあつては、ストライカ
進入時に弾性部材を介してボデイ本体に入力され
る衝撃荷重をボデイ受部によつて受け止めること
ができるため、弾性部材領域の剛性の確保が得ら
れるためボデイ本体の薄肉化が可能となる。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はドアロツク3のロツク本体を示してい
る。
ロツク本体1は合成樹脂製のボデイ本体5とボ
デイ本体5を挟持する金属製のベースプレート7
とカバープレート9とで形成され、ボデイ本体5
とカバープレート9にはドア閉時にストライカ1
1が進入する進入溝13が設けられている。ボデ
イ本体5にはラツチ15と弾性部材17が設けら
れ、ラツチ15は、進入溝13から進入するスト
ライカ11と係脱自在に噛み合い可能でラツチ軸
19によつて軸支され、常時は付勢ばね21によ
つて噛み合い待機位置(第2図鎖線)に付勢され
ている。
弾性部材17はゴム等の材質で形成され進入溝
13の奥に配置されており、ボデイ本体5の内壁
面23に形成された凹部内に組付けセツトされて
いる。
一方、弾性部材17が設けられた領域のボデイ
本体5の外側にはボデイ受部25が設けられてい
る。ボデイ受部25はボデイ本体5に沿つてベー
スプレート7を屈曲延長することで形成してあ
る。
ベースプレート7には、操作機構を構成するア
ウトサイドレバー27、キーレバー29、オープ
ンレバー31等が組付けられ、オープンレバー3
1は、噛合機構を構成しかつ閉扉時にストライカ
11に噛み合うラツチ15の回動を係止するポー
ル33と連結している。また、アウトサイドレバ
ー27とキーレバー29は、図外のアウトサイド
ハンドル及びキーシリンダーと連結し該キーレバ
ー29が施錠位置の時にアウトサイドレバー27
を操作してもオープンレバー31に対して空振り
するサブレバー37が連結されている。
ベースプレート7からほぼ直角に立上がる立上
りプレート部には、図外のインサイドハンドルに
連結されるインサイドレバー35とロツクノブに
連結されるノブレバー39等から成る作動レバー
が取付けられている。
このように構成されたドアロツク装置におい
て、ドア閉時にストライカ11が進入溝13から
進入することでラツチ15と噛み合うロツク状態
が得られるようになる。
ストライカ11の進入時、ラツチ15との最終
噛み合時に弾性部材17と彈接し、衝突時のエネ
ルギーが吸収されるようになる。
この場合、寒冷地において弾性部材17が凍結
した際に、ストライカ11が衝突すると弾性部材
17を介してダイレクトにボデイ本体5に衝撃荷
重が働くようになるが、この時の衝撃荷重をボデ
イ受部25によつて受けられるようになる。した
がつて、ボデイ本体5の薄肉化が可能となる。
なお、この実施例のボデイ受部25はベースプ
レート7を利用した形状となつているが、カバー
プレート9を利用することも可能である。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案のドアロツク装置
によれば、ボデイ本体の外面に設けたボデイ受け
部によつてボデイ本体の剛性の確保ができるた
め、薄肉化が可能になり、ロツク本体の小型化が
図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の要部の切断面図、第2図は
カバープレートを取外したドアロツク装置の平面
図、第3図はドアロツク装置の斜視図である。 5……ボデイ本体、7……ベースプレート、9
……カバーープレート、11……ストライカ、1
5……ラツチ、17……弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースプレートとカバープレートとで挟持され
    た合成樹脂製のボデイ本体の内部に、ドア全閉時
    のストライカと係脱自在に噛み合うラツチと、ボ
    デイ本体の内壁面に支持されラツチと噛み合う最
    終噛み合い時のストライカと彈接し合う弾性部材
    とを具備し、ストライカ進入時に弾性部材を介し
    て衝撃荷重が働く領域の前記ボデイ本体の外側
    に、ベースプレート又はカバープレートの一部分
    をボデイ本体に沿つて屈曲延長したボデイ受部を
    設けたことを特徴とするドアロツク装置。
JP12141687U 1987-08-10 1987-08-10 Expired - Lifetime JPH0546614Y2 (ja)

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JP12141687U JPH0546614Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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Publication Number Publication Date
JPS6427373U JPS6427373U (ja) 1989-02-16
JPH0546614Y2 true JPH0546614Y2 (ja) 1993-12-07

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