JPH0546554U - ヘルメット付きシート - Google Patents
ヘルメット付きシートInfo
- Publication number
- JPH0546554U JPH0546554U JP10815091U JP10815091U JPH0546554U JP H0546554 U JPH0546554 U JP H0546554U JP 10815091 U JP10815091 U JP 10815091U JP 10815091 U JP10815091 U JP 10815091U JP H0546554 U JPH0546554 U JP H0546554U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helmet
- seat
- head
- prime mover
- human body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輌、船舶、航空機等の輸送手段において、
シートベルトを締めていない人が、前方に倒れるのを防
ぐと共に頭部を保護するシートを提供する。 【構成】 シート1の背もたれの上部2にヘルメット3
を可動するように取り付け、このヘルメット3を自動的
に動かすように原動機6を接続し、速度センサ7及び衝
撃センサ9で一定以上の速度及び衝撃を感知したとき、
原動機6に信号ケーブル8,10を介して信号を送り、
原動機6を作動させて自動的に人体の頭部を被うように
する。
シートベルトを締めていない人が、前方に倒れるのを防
ぐと共に頭部を保護するシートを提供する。 【構成】 シート1の背もたれの上部2にヘルメット3
を可動するように取り付け、このヘルメット3を自動的
に動かすように原動機6を接続し、速度センサ7及び衝
撃センサ9で一定以上の速度及び衝撃を感知したとき、
原動機6に信号ケーブル8,10を介して信号を送り、
原動機6を作動させて自動的に人体の頭部を被うように
する。
Description
【0001】
この考案は、車輌、船舶、航空機等、主として人員を輸送手段におけるシート に関するものである。
【0002】
従来のこの種のシートとしては、人体がシートに着座した時に、安全のため、 二点式又は三点式シートベルトで人体を締めて固定していた。
【0003】
しかし、シートベルトで、人体をシートに固定すると、圧迫感や不自由を感じ るし、また腹部に怪我をした人や、妊婦などはシートベルトをすることが出来な かった。そこで、シートベルトを締めていないと、急停止や強い衝撃を受けたと き、身体が前方に倒れ、前方の障害物にぶつかって怪我をし、特に頭部の怪我が ひどかった。 本考案は、急停止時や強い衝撃を受けたときなどに、妊婦や腹部に怪我をして いるためにシートベルトを締めていない人が、前方に倒れるのを防ぐと共に頭部 を保護するシートを提供することを目的とする。
【0004】
本考案は上記目的を達成するために、シート1の背もたれの上部2にヘルメッ ト3を可動するように取り付け、このヘルメット3を可動する原動機6を接続し 、この原動機6と速度センサ7とを信号ケーブル8で結び、且つ衝撃センサ9と も信号ケーブル10で結び、所定以上の速度及び所定以上の衝撃が加わったとき 、上記原動機6を作動させて、ヘルメット3で人体の頭部を被うようにした。
【0005】
所定以上の速度及び所定以上の衝撃が加わったときに原動機が働いてヘルメッ トが自動的に動いてシートに着座した人体の頭部を被い、この頭部を保護して安 全性を確保する。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0007】 シート1に人体が着座するとシート1の背もたれの上部2に任意に可動するよ うに設けたヘルメット3に手を掛けて人体の頭部を被うようにする。ヘルメット 3は人体の頭部を被ったとき、息苦しさ、圧迫感を感じないように大きく作る。 またヘルメット3の内部4には、衝撃を受けてヘルメット3の内部4で移動する 頭部がぶつかっても怪我をしないように、クッション材5等で覆っておく。また 、シート1の背もたれの上部2に設けたヘルメット3が不要なときにいつでも手 動でヘルメット3を頭部から外せるようにしておく。
【0008】 シート1の背もたれの上部2に設けたヘルメット3に、このヘルメット3を自 動的に動かすための原動機6を接続しておく。これは、何等かの理由でシート1 の背もたれの上部2に設けたヘルメット3で人体の頭部を被っていなかった場合 に、速度センサ7がこれを感知し、更に一定以上の速度に達した時にも速度セン サ7がこれを感知して、シート1の背もたれの上部2に設けたヘルメット3を自 動的に動かすように、ヘルメット3に接続した原動機6に信号ケーブル8を通し て信号を送り、原動機6を作動させて自動的にシート1に着座した人体の頭部を ヘルメット3で被い人体の頭部を保護する。
【0009】 もし、頭部を被っているヘルメット3が不要になった時には、手動でヘルメッ ト3を頭部から外せば良い。
【0010】 シート1の背もたれの上部2に設けたヘルメット3に、このヘルメット3を自 動的に動かすための原動機6を接続しておく。これは、何等かの理由でシート1 の背もたれの上部2に設けたヘルメット3で人体の頭部を被っていなかった場合 に、衝撃センサ9がこれを感知し、更に一定以上の衝撃が加わった時に衝撃セン サ9がこれを感知して、シート1の背もたれの上部2に設けたヘルメット3を自 動的に動かすように、ヘルメット3に接続した原動機6に信号ケーブル10を通 して信号を送り、原動機6を作動させて自動的にシート1に着座した人体の頭部 をヘルメット3で被い人体の頭部を保護する。
【0011】 もし、頭部を被っているヘルメット3が不要になった時には、手動でヘルメッ ト3を頭部から外せば良い。
【0012】
本考案は前述のとおり構成されているので、次のような効果を奏する。請求項 1に記載した考案においては、シートに人体が着座し、シートの背もたれの上部 に設けたヘルメットで人体の頭部を被うことにより、衝撃等を受けたときに、人 体と頭部が前方に倒れ込むのを防止し、人体の前部にある障害物に人体、頭部等 をぶつけて怪我等をすることがない。また、上方、側方からの衝撃等に対しても 強く有効であり、人体の側方にある障害物に人体や頭部をぶつけて怪我等をする ことがなく、シートベルトと併用することにより人体に対する安全性を格段に向 上させる。
【0013】 また、ヘルメットを大きめに作ることにより、ヘルメットで頭部を被ったとき の圧迫感を解消し、ヘルメットの内部にクッション材を設けておくことにより、 ヘルメットの内部で人体の頭部が動いても、ヘルメットの素材で人体の頭部に怪 我をすることがない。
【0014】 請求項2に記載した考案においては、シートに着座した人体の頭部を、何等か の理由でシートの上部に設けたヘルメットで被っていない場合に、速度センサ及 び衝撃センサの両センサの働きにより、両センサが一定以上の速度及び衝撃を感 知した時、その信号をシートの背もたれの上部に設けたヘルメットを自動的に動 かすようにヘルメットに接続した原動機に信号を送り、この原動機の作動により 自動的にヘルメットで人体の頭部を被い、人体を害するような速度及び衝撃を受 けても人体、特に頭部を保護することができ、安全性が保たれる。
【0015】 ヘルメットで頭部を被うことが不要な場合は、手動でヘルメットを外せばよい 。また、速度センサの働きにより、人体に安全な速度以下になったら、原動機を 作動させてヘルメットを外すようにしておくこともでき、非常に便利で実用的価 値が極めて高い。
【図1】本考案に係るヘルメット付きシートの斜視図で
ある。
ある。
【図2】シート上部の要部を示す背面図である。
【図3】シート上部の要部を示す図2のB−B′線断面
図である。
図である。
【図4】図1のA−A′線断面図である。
1 シート 2 シートの背もたれの上部 3 シートの背もたれの上部に設けたヘルメット 4 シートの背もたれの上部に設けたヘルメットの内部 5 シートの背もたれの上部に設けたヘルメットの内部
のクッション材 6 ヘルメットを動かすための原動機 7 速度センサ 8 信号ケーブル 9 衝撃センサ 10 信号ケーブル
のクッション材 6 ヘルメットを動かすための原動機 7 速度センサ 8 信号ケーブル 9 衝撃センサ 10 信号ケーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 シート(1)の背もたれの上部(2)に
ヘルメット(3)を可動するように取り付けたことを特
徴とするヘルメット付きシート。 - 【請求項2】 ヘルメット(3)を可動する原動機
(6)を接続し、この原動機(6)と速度センサ(7)
とを信号ケーブル(8)で結び、且つ衝撃センサ(9)
とも信号ケーブル(10)で結び、所定以上の速度及び
所定以上の衝撃が加わったとき、上記原動機(6)を作
動させて、ヘルメットで頭部を被うようにした請求項1
記載のヘルメット付きシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10815091U JPH0546554U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | ヘルメット付きシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10815091U JPH0546554U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | ヘルメット付きシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546554U true JPH0546554U (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=14477217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10815091U Pending JPH0546554U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | ヘルメット付きシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546554U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008129935A1 (ja) * | 2007-04-20 | 2008-10-30 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | 車両用シート |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033800A (ja) * | 1983-08-04 | 1985-02-21 | Sanden Corp | 電気機械変換器 |
JPS63247198A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-13 | ヤマハ発動機株式会社 | 無人ヘリコプタの無線操縦装置 |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP10815091U patent/JPH0546554U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033800A (ja) * | 1983-08-04 | 1985-02-21 | Sanden Corp | 電気機械変換器 |
JPS63247198A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-13 | ヤマハ発動機株式会社 | 無人ヘリコプタの無線操縦装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008129935A1 (ja) * | 2007-04-20 | 2008-10-30 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | 車両用シート |
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