JPH0546526B2 - - Google Patents

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JPH0546526B2
JPH0546526B2 JP58039143A JP3914383A JPH0546526B2 JP H0546526 B2 JPH0546526 B2 JP H0546526B2 JP 58039143 A JP58039143 A JP 58039143A JP 3914383 A JP3914383 A JP 3914383A JP H0546526 B2 JPH0546526 B2 JP H0546526B2
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amplitude
prisms
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cross
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Kazuhiko Matsuoka
Masayuki Usui
Kazuo Minora
Takeshi Baba
Atsushi Someya
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Canon Inc
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Publication of JPH0546526B2 publication Critical patent/JPH0546526B2/ja
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    • G02B27/09Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
    • G02B27/0927Systems for changing the beam intensity distribution, e.g. Gaussian to top-hat
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
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    • G02B27/0972Prisms
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/14Beam splitting or combining systems operating by reflection only
    • G02B27/144Beam splitting or combining systems operating by reflection only using partially transparent surfaces without spectral selectivity
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/14Beam splitting or combining systems operating by reflection only
    • G02B27/145Beam splitting or combining systems operating by reflection only having sequential partially reflecting surfaces

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレーザビームプリンター或いはデイス
プレイ等に使用される光学素子及びこれを応用し
た光学装置に関する。
従来、レーザビームプリンター等で使用される
光束は、光源であるレーザ光のもつガウス型の強
度分布のようにその周辺部よりその中心部の方の
強度が高いものよりも、その中心部よりその周辺
部の強度がほぼ同等もしくは高い強度をもつよう
な強度分布である方が、その光束のスポツトの周
辺のエツヂ部が強調されてプリントアウト等した
ものが高解像にできることが一般的に知られてい
る。このようなレーザビームプリンター等やこれ
らに用いている光変調素子に用いる不向きな入射
光束の強度分布を適当な強度分布に変換する光学
素子として代表的なものは2箇の円錐レンズを組
みあわせたものがあるが、これを偏心のないよう
に加工したり、これの面の光軸に対する傾きの角
度を設定内に設けるためにこれを配置調整するこ
とは困難で実用的でない。また、このような入射
光束の強度分布を光束変換する光学素子は光シヤ
ツターアレイ等の照明光学系としても必要とされ
る。即ち、レーザ光を照明光源としてそのまゝの
光の強度分布で用いた場合、その照明光束の周辺
部の光の強度がその中心部のそれに比較して低い
ために被照明体に照明光量むらが生じる。これを
除去するためにはレーザ光の光束径を被照明体に
比べて充分大きく拡大し、実用上均一と見做され
る領域を用いて照明する方法が知られているが、
照明光のエネルギーの内、被照明体を照明してい
ない部分の照明光のエネルギーのかなりの部分が
無駄になる。また、上記させるような円錐レンズ
を用いると同様な不具合いが生じる。
本発明は上記の点に鑑み、上記欠点を解消する
ためになされたもので、光束を振幅分割し、この
振幅分割された光束を空間的に重ねあわせること
により、入射光束の強度分布を所望の出射光束の
強度分布に変換する光学素子を提供することを目
的とする。
また、本発明の別の目的は、光の強度分布の変
換を行なう光学素子を用いた光学装置を提供する
ことを目的とする。
第1図は本発明の原理を示す一実施例で、1,
2はプリズムであり貼り合わせ、接合している。
或は、エアーギヤツプを持つて接合させる事も可
能である。この接合面11はハーフミラー、プリ
ズム2の外面12は全反射ミラーの機能をそれぞ
れ有している。図中ではこの光学素子に対して平
行光束は下部から入射する。初めに、プリズム1
へ入射した平行光束について説明すると、破線で
記す光路を経て接合面11の作用を受けて、半分
の光量に減じられた平行光束がプリズム1から図
中右へ射出する。残り半分の光量の平行光束はプ
リズム2へ進み外面12により全反射されてプリ
ズム2からやはり図中右へ平行光束として射出す
る。次にプリズム2に直接入射した残り平行光束
は一点鎖線で示す光路を経て入射した光量の半分
ずつがそれぞれプリズム1,2から平行光束とし
射出する。即ち、プリズム2に入射した光束は外
面12により全反射されて図中右方向へ向かう。
この光束は接合面11により振幅分割され、その
半分の光束はそのまま接合面11を透過し、プリ
ズム1の図中右の外方へと射出する。一方、接合
面11により反射されたその残り半分の光束は外
面12によつて再び全反射されてプリズム2の図
中右の外方へと射出する。第2図はガウス型の強
度分布を有する平行光束をほぼ均一な強度分布の
平行光束に変換する原理の説明図である。第1図
に示した光学素子に紙面と平行な面内で光の入射
方向から見た第2図aに示したガウス型の強度分
布をもつ平行光束が入射するものとする。この場
合、プリズム1へ入射する半分の光束の強度分布
を破線で、プリズム2へ入射する残り半分の光束
の強度分布を一点鎖線で示してある(但し、光の
強度のピーク値は2L1)。プリズム1へ入射した
半分の入射光束の内、振幅分割されてプリズム
1,2から夫々射出する光束の強度分布を光の射
出方向から見た場合を第2図bの破線で示してあ
る。また、プリズム2の入射した半分の入射光束
の内、振幅分割されてプリズム1,2から夫々射
出する光束の強度分布を光の射出方向から見た場
合を第2図bの一点鎖線で示してある。また、第
2図bの実線で示した曲線は、プリズム1,2か
ら夫々射出した光束が空間で合成された時の光の
強度分布を示している。プリズム1への半分の入
射光束の内、プリズム1の接合面11によつて反
射されてプリズム1から射出してくる光束の強度
分布及び残りの入射光束で接合面11を透過して
外面12によつて反射されて後プリズム2から射
出してくる光束の強度分布は、丁度、入射光束の
強度分布を反転した形の相似形状をなす。また、
プリズム2への残り半分の入射光束の内、外面1
2によつて反射されて接合面11を透過してプリ
ズム1から射出する光束の強度分布及び残りの入
射光束で外面12によつて全反射され、次に接合
面11によつて反射され、再び外面12によつて
全反射されてプリズム2から射出してくる光束の
強度分布は入射光束の強度分布を反転した形の相
似形状をなす。これらの光束の強度分布は夫々の
プリズム1もしくは2において左右対称形状をな
すので、これら光束の強度分布を合成した光束の
強度分布は第2図bの実線で示す如くほぼ均一と
なる。なお、紙面と平行な面内でなくとも第2図
aに示した強度分布を有する光束が入射した時は
第2図bに示した強度分布を有する光束が射出す
ることは明らかである。
ところで、光源としてレーザ光のように可干渉
性のよいものを用いる場合には被照射面上で細か
い干渉縞を生じる。この光源を用いる目的によつ
てはこの干渉縞ができないようにする要請が生じ
るが、この場合には、光源として直線偏光を発生
するレーザ光源を用いて、第1図に於けるプリズ
ム1もしくは2のどちらか一方の入射側端面に偏
光方向を直角に回転させる、たとえばλ/2板の
ような波長板を設けて、プリズム1に入射する光
束とプリズム2に入射する光束の偏光方向を直交
させることにより干渉縞を生じなくすることが可
能である。
説明の簡単化の為、第1図では、2箇のプリズ
ムからなる光学素子を示したが、より多くのプリ
ズムを用いて光の強度分布の変換及び光束径の変
倍を行うことが可能であることを第3図に示した
本発明に係る光学素子の他の一実施例を用いて示
す。第3図に於て、31,32,33はプリズム
であり、41,42は夫々反射率R41(透過率
(1−R41))、R42(透過率(1−R42))の振幅分
割ミラーで夫々プリズム31と32及びプリズム
32と33は接合面をなしている。43はプリズ
ム33の外面に設けられた全反射ミラーである。
面A,Bは夫々プリズム31,32の光束の入射
側の面であり、面C,D,Eは夫々プリズム3
1,32,33の光束の射出側の面である。その
方向が破線で示されているように面Aに入射した
光束は振幅分割ミラー41及び42によつて順次
振幅分割をうけた後、面C,D,Eから夫々射出
する。また、その方向が一点鎖線で示されている
ように面Bに入射した光束は振幅分割ミラ41,
42により、振幅分割された後、面C,D,Eか
ら夫々射出する。これら面C,D,Eから射出し
た夫々の光束は空間的に合成されて光の強度分布
の変換及び光束径の変倍が行なわれる。
今、面Aより入射した光束で面C,D,Eから
夫々射出する光束の入射光束の強度に対する率
(100%の時を1とする)を夫々CA,DA,EAとす
ると、振幅分割ミラー41によつて反射され面C
から射出する光束の強度の率は、 CA=R41 振幅分割ミラー41を透過する光束の率は、1
−R41であるから振幅分割ミラー42によつて反
射され面Dから射出する光束の強度の率は DA=(1−R41)R42 振幅分割ミラー42の透過率は(1−R42)だ
から振幅分割ミラー42を透過し全反射ミラー4
3で反射されて面Eから射出する光束の強度の率
は EA=(1−R41)(1−R42) 同様に、面Bより入射した光束で面C,D,E
から夫々射出する光束の入射光束の強度に対する
率(100%の時を1とする)を夫々CB,DB,EB
すると 振幅分割ミラー42により反射され振幅分割ミ
ラー41を透過して面Cから射出する光束の強度
の率は CB=R42(1−R41) 振幅分割ミラー4によつて反射され、更に振幅
分割ミラー41によつて反射される光束の強度の
率はR42,R41であり、この光束が振幅分割ミラ
ー42によつて反射されて面Dから射出する光束
の強度の率はR41×R2 42である。また、この光束
が振幅分割ミラー42を透過して全反射ミラー4
3によつて全反射されて、面Eから射出する光束
の強度の率は、R41R42(1−R42)である。また、
振幅分割ミラー42を透過し全反射ミラー43に
よつて全反射される光束の強度の率は(1−
R42)で、更に振幅分割ミラー42を透過し面D
から射出する光束の強度の率は(1−R422であ
る。また、振幅分割ミラー42で反射され、次に
全反射ミラー43で全反射されて面Eから射出す
る光束の強度の率は、R42(1−R42)である。故
に DB=R41・R2 42+(1−R422 また、 EB=R41・R42(1−R42)+R42(1−R42) ところで、ほぼ等強度の出射光束であるために
は CA,DA,EA,CB,DB,EBは、ほぼ1/3に等し
くなければならない。1/3に等しいとすると、
上記より、 R41≒0.333,R42=0.5である。
上記、実施例から伴るように3箇のプリズムか
らなる光学素子ではR41及びR42を上記値に設定
することにより射出光の均一な光の強度分布をう
ることが可能であり、また、プリズム31,32
の鋭角部分を45゜に設定してあれば面A,Bから
入射した光束の径は面C,Dから射出する光束の
径と同じである。しかし、本実施例の場合面Eか
らも光束が射出するのでそれだけの分、光束の径
が入射する光束の径に対して拡大したことにな
る。第4図は第3図の光学素子に入射するガウス
型の断面強度分布を有する光束(強度のピーク値
3L1)が射出した時の光束の断面強度分布が均一
化する状態を示しており、破線で示す曲線は面A
から入射し面C,D,Eから夫々射出する光の強
度分布を示している。また一点鎖線で示す曲線は
面Bから入射し面C,D,Eから夫々射出する光
の強度分布を示している。更に、実線で示した曲
線はこれら光束の強度分布が空間的に合成された
時の強度分布を示している。第4図の説明につい
ては自明のため説明を省略する。(また、上記実
施例の場合も第1図で説明した実施例と同じく3
次元的に山形のガウス型の強度分布をもつ光束が
本実施例の光学素子に入射すれば同じくほぼ均一
化した3次元的に楕円柱状の強度分布をもつた光
束が射出することは明らかである。)また、プリ
ズムが4箇以上の光学素子についても上記と同様
に設計することにより構成することが可能であ
る。また、こればかりでなくR41,R42を適当に
選択することによりいかなる光束の強度分布の変
換も可能となる。更に、一定の強度分布の光束か
らガウス型の強度分布をほしい時には第1図及び
第3図に示した光学素子の入射側を射出側に、射
出側を入射側にすればよい。
第5図は本発明に係る光学装置に応用する光変
調素子の一例の部分断面図である。
4′は絶縁性の基板、5′a,5′b,5′c,
5′d,5′e…は列状に配列されたインジウムテ
インオキサイド等の薄膜からなる発熱要素として
の発熱抵抗体、9′は絶縁層、3′はミラー、2′
は被加熱体としてのたとえば有機溶剤からなる液
層、1′は透明な保護板で、これらがこの順序で
積層されて光変調素子8′が構成されている。ま
た、6′a,6′b,6′c…はスイツチで、夫々
発熱抵抗体5′a,5′b,5′c…に接続されて
いる。スイツチ6′a,6′b,6′c…が閉成さ
れていない時は発熱抵抗体5′a,5′b,5′c
…は通電加熱されないので液層2′の温度は一様
であり、従つて、ある角度で入射してきた光はミ
ラー3′によつて正反射されて一定の角度で光変
調素子8′外へ射出する。しかし、スイツチ6′c
が閉成されて発熱抵抗体5′cが通電加熱すると、
この熱をうけた液層2′は局部的に温度上昇し、
この温度上昇に伴なつて屈折率が他の液層2′の
部分と異なつたグラデイエント・インデツクス領
域7′が生じる。従つて、この領域7′に入射する
光は屈折等されてその光路を変更され図示の如く
拡がりのある発散光となつて光変調素子から射出
する。今、ここでは反射型の光変調素子として説
明したがミラー3′をなくし基板4′や絶縁層9′
を透光性にすることにより透過型の光変調素子も
可能である。また、液層2′を局部的に加熱して
沸騰させ、この中に蒸気泡を形成し、この蒸気泡
により光路を変化させることにより光変調しても
よい。また、発熱抵抗体の代りに赤外線吸収層を
用いて赤外線をあてることにより発熱させてもよ
い。また、上記実施例では光路変化用の部材とし
て液体を用いたが固体であつてもよい。なお、こ
れら光変調素子の詳細な原理及び構成については
特願昭57−102293及び特願昭57−178154等に記載
されているのでこれ以上詳述しない。なお、本実
施例の場合、発熱抵抗体5′a,5′b,5′c…
の配列方向の断面内に入射し、反射する光の場合
について説明したが、発熱抵抗体5′a,5′b,
5′c…の配列方向と直交する方向の面内で入射
し、反射する光の場合についても上記と同じ原理
により同様なことがいえる。なお、発熱抵抗体
5′cの通電が断たれればグラデイエント・イン
デツクス領域7′は冷却されて自然消滅するし、
蒸気泡についても同様である。
第6図は本発明に係る光学素子を光学装置とし
ての画像形成装置に応用した一実施例であり、そ
の上視図である。
51はレーザ光源で、たとえばガウス型の強度
分布を有する光束を発生する。52はコリメータ
レンズ、53は本発明に係る光学素子で本実施例
の場合第3図に示した構成の光学素子を用いた。
54はシリンドリカルレンズ、8′は光変調素子
の一例で本実施例の場合第5図に示した構成のも
のを用いたが、ここでは発熱抵抗体5′a,5′
b,5′c…からなるヒーターアレイ5′等を簡略
的に示している。56は光変調素子8′からの正
反射光のみを遮光するだけの大きさを持つ遮光
板、57は光変調素子8′からの発散光を投影す
る投影用レンズ、58は感光ドラムで図示矢印方
向に回転しているものとし、この感光ドラム58
の表面の位置は投影用レンズ57を介して発熱抵
抗体5′と光学的に共役な位置である。
次に、第5図及び第6図を参照して本実施例の
動作説明をする。レーザ光源51からのレーザ光
はコリメータレンズ52により平行光束とされた
後、光学素子53により第3図の説明で述べたよ
うにほぼ均一な強度分布を有する平行光束に変換
される。この光学素子53から射出する平行光束
は、シリンドリカルレンズ54によりヒーターア
レイ5′上のミラー3′上に線状に集光される。こ
の時、光学素子53により断面強度分布の光束の
変換を行なつた方向と線状の集光方向とをほぼ一
致させる。ヒーターアレイ5′が通電加熱されて
ない時、この線状に集光された光束はミラー3′
により正反射されて遮光板56により全て遮光さ
れる。今、光変調素子8′のヒーターアレイ5′の
内、発熱抵抗体5′cが通電加熱されたとすると、
この上の液層2の部分にグラデイエント・インデ
ツクス領域もしくは蒸気泡が形成される。この部
分に入射し射出する光は図示破線で示した如く発
散光となり、この発散光の大部分は遮光板56に
より遮光されず投影用レンズ57により感光ドラ
ム58に点像として結像される。従つて、ヒータ
ーアレイ5′を画像信号に応じて駆動することに
より、感光ドラム58の表面の図示矢印で示す方
向上に画像信号に応じた点像の集合体からなる像
が形成される。この走査を繰り返すことにより感
光ドラム58の表面に2次元の感光像が形成され
る。後は公知の手段により感光ドラム58に形成
された静電潜像を適当に処理して用紙等に画像を
形成すればよい。なお、光変調素子8′のヒータ
ーアレイ5′を走査することなく同時にヒーター
アレイ5′の所要の発熱抵抗体を通電加熱して感
光ドラム58に線状の点像の集合体を同時に形成
してもよい。また、感光ドラム58の代りにスク
リーンを配置し、このスクリーンと投影用レンズ
56の間にヒーターアレイ5′のアレイ方向と直
交する方向に走査させるガルバノミラーを、更に
収差補正上必要ならばガルバノミラーとスクリー
ンとの間に結像レンズを配置することによりスク
リーンに2次元画像を形成して表示することも可
能である。
第6図に示す光学装置としての画像形成装置に
於いて重要な事は本発明に係る光学素子53を用
いる事により光束がヒーターアレイ5′の並び方
向に均一な強度分布を持ち、且つ、ヒーターアレ
イ5′を十分に全面照射し得るだけの巾に拡げら
れている点にある。従つて、感光ドラム58上に
形成される点像の強度はほぼ均一で、高解像の画
像が得られる。
以上述べてきたように本発明に係る光学素子は
簡単な構成で光束の強度分布を所望の光の強度分
布に変換ししかも光束径の変換も容易に行ないう
る。本発明に係る光学素子を具備した光プリンタ
ー、デイスプレイ等の画像形成装置はムラのない
且つ高解像の高品位な画質を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光学素子の原理を説明す
るための説明図、第2図は第1図を説明するため
の光の強度分布の説明図、第3図は本発明に係る
光学素子の他の一実施例の説明図、第4図は第3
図を説明するための光の強度分布の説明図、第5
図は本発明に係る光学装置に用いる光変調素子の
部分断面図、第6図は本発明に係る光学素子を用
いた光学装置の一実施例の上視図である。 1,2,31,32,33はプリズム、41,
42は振幅分割ミラー、43は全反射ミラー、
A,B,C,D,Eは面、2′は液層、3′はミラ
ー、5′a,5′b,5′c…は発熱抵抗体、5′は
ヒーターアレイ、8′は光変調素子、51はレー
ザ光源、52はコリメータレンズ、53は光学素
子、54はシリンドリカルレンズ、56は遮光
板、57は投影用レンズ、58は感光ドラムであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入射光の所定断面に関する不均一且つ中心に
    関して対称な強度分布をほぼ均一な強度分布に変
    換する光学素子であつて、複数個のプリズムを貼
    り合わせた構造を有し、連続する2個のプリズム
    の夫々の第1面の組により光入射面を形成し、連
    続する2個以上のプリズムの夫々の第2面の組に
    より光出射面を形成し、プリズム同士の接合面と
    所定のプリズムの斜面とを、前記入射光に対して
    前記断面でほぼ同じ角度にて傾斜させ、前記入射
    光を前記断面に関する強度分布の勾配が互いに逆
    向きの2個の部分光に分けるべく前記入射光の前
    記断面の中心と前記光入射面を成す2個のプリズ
    ムの第1面間の境界位置を一致させ、前記光出射
    面を成す2個以上のプリズムの夫々の第2面か
    ら、前記2個の部分光の各々を振幅分割して得ら
    れる光成分同士が互いに重なり合つた前記断面で
    の強度分布がほぼ均一な光が出射するよう、前記
    プリズム同士の接合面を所定の分割比を有する振
    幅分割面で構成すると共に前記所定のプリズムの
    斜面を反射面で構成することを特徴とする光学素
    子。 2 光学素子と、該光学素子から射出する光束を
    線状に集光する集光手段と、一方向に配置された
    発熱要素の加熱による被加熱体の屈折率分布の変
    化を利用する光変調素子を構成要素とし、 前記光学素子は、入射光の所定断面に関する不
    均一且つ中心に関して対称な強度分布をほぼ均一
    な分布に変換する光学素子であつて、複数個のプ
    リズムを貼り合わせた構造を有し、連続する2個
    のプリズムの夫々の第1面の組により光入射面を
    形成し、連続する2個以上のプリズムの夫々の第
    2面の組により光出射面を形成し、プリズム同士
    の接合面と所定のプリズムの斜面とを、前記入射
    光に対して前記断面でほぼ同じ角度にて傾斜さ
    せ、前記入射光を前記断面に関する強度分布の勾
    配が互いに逆向きの2個の部分光に分けるべく前
    記入射光の前記断面の中心と前記光入射面を成す
    2個のプリズムの第1面間の境界位置を一致さ
    せ、前記光出射面を成す2個以上のプリズムの
    夫々の第2面から、前記2個の部分光の各々を振
    幅分割して得られる光成分同士が互いにに重なり
    合つた前記断面での強度分布がほぼ均一な光が出
    射するよう、前記プリズム同士の接合面を所定の
    分割比を有する振幅分割面で構成すると共に前記
    所定のプリズムの斜面を反射面で構成するもので
    あつて、該光学素子により光の断面強度分布の変
    換を行なつた光束の方向を前記集光手段を介して
    前記光変調素子の加熱要素の配置方向に一致させ
    ることを特徴とする光学装置。 3 光学素子と、該光学素子から射出する光束を
    線状に集光する集光手段と、一方向に配置された
    発熱要素の加熱による被加熱体の蒸気泡を利用す
    る光変調素子を構成要素とし、 前記光学素子は、入射光の所定断面に関する不
    均一且つ中心に関して対称な強度分布をほぼ均一
    な強度分布に変換する光学素子であつて、複数個
    のプリズムを貼り合わせた構造を有し、連続する
    2個のプリズムの夫々の第1面の組により光入射
    面を形成し、連続する2個以上のプリズムの夫々
    の第2面の組により光出射面を形成し、プリズム
    同士の接合面と所定のプリズムの斜面とを、前記
    入射光に対して前記断面でほぼ同じ角度にて傾斜
    させ、前記入射光を前記断面に関する強度分布の
    勾配が互いに逆向きの2個の部分光に分けるべく
    前記入射光の前記断面の中心と前記光入射面を成
    す2個のプリズムの第1面間の境界位置を一致さ
    せ、前記光出射面を成す2個以上のプリズムの
    夫々の第2面から、前記2個の部分光の各々を振
    幅分割して得られる光成分同士が互いに重なり合
    つた前記断面での強度分布がほぼ均一な光が出射
    するよう、前記プリズム同士の接合面を所定の分
    割比を有する振幅分割面で構成すると共に前記所
    定のプリズムの斜面を反射面で構成するものであ
    つて、該光学素子により光の断面強度分布の変換
    を行なつた光束の方向を前記集光手段を介して前
    記光変調素子の加熱要素の配置方向に一致させる
    ことを特徴とする光学装置。
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