JPH0546218A - プログラマブルコントローラを内蔵した数値制御装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラを内蔵した数値制御装置

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JPH0546218A
JPH0546218A JP22214191A JP22214191A JPH0546218A JP H0546218 A JPH0546218 A JP H0546218A JP 22214191 A JP22214191 A JP 22214191A JP 22214191 A JP22214191 A JP 22214191A JP H0546218 A JPH0546218 A JP H0546218A
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JP
Japan
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auxiliary function
command
group
programmable controller
controller
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Application number
JP22214191A
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English (en)
Inventor
Yoshio Torisawa
由男 鳥澤
Eizo Nakano
栄造 中野
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 数値制御部からの補助機能指令をプログラマ
ブルコントローラ部で接点信号として扱えるようにし、
指令の排他論理をシステムが処理することにより、PC
プログラムの記述を容易にした数値制御装置を提供する
ことにある。 【構成】 Mコードに対応するMコードグループ番号
と、グループ内データ番号とを定義するMコード定義テ
ーブルを有している。数値制御部からのM指令は、対応
するMコードグループ番号で示されるアドレスに、対応
したグループ内データ番号を書込むことによりプログラ
マブルコントローラ部に指令され、プログラマブルコン
トローラ部はMコードグループ番号とグループ内データ
番号の組合せで一つの接点とみなして処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御装置からの指
令による補助機能を実行するプログラマブルコントロー
ラを内蔵した数値制御装置で、数値制御装置からの補助
機能指令のグループ管理を容易にし、かつ数値制御装置
からの補助機能指令をプログラマブルコントローラで接
点信号として扱えるようにした数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場の自動化、無人化の要求が高まる中
で、工作機械とその周辺装置との結び付きはますます強
くなっている。一方では、製品の多様化が進み、工作機
械と周辺装置を含む生産システム全体の柔軟性も強く求
められている。従来数値制御装置は、工作機械と周辺装
置との高い結合性と柔軟性を実現するためにプログラマ
ブルコントローラを内部に取込み、数値制御装置の機能
の一つとしてきた。しかしながら、プログラマブルコン
トローラを内部に取込む際、数値制御装置とプログラマ
ブルコントローラとの間のインターフェースを、数値制
御装置とプログラマブルコントローラが分離していた時
のインターフェースに合せていたために、数値制御装置
からの指令形態とプログラマブルコントローラの処理形
態が合致せず、プログラマブルコントローラ側のプログ
ラムを作成する際、余分な処理プログラムを作り込む必
要があった。例えば、Mコードはプログラマブルコント
ローラ側では接点信号として扱う方が自然であるが、数
値制御装置からは数値データが指令されてきており、プ
ログラマブルコントローラ側でデコード処理及びグルー
プ化処理を行なう必要があった。
【0003】図4に、プログラマブルコントローラ(P
C)内蔵の数値制御装置で工作機械を制御する場合の従
来例を示し、図5に従来技術によるプログラマブルコン
トローラのプログラム例を示す。数値制御部aでは、N
Cプログラム格納部1に記憶されているNCプログラム
をNCプログラム解釈部2で解釈し、軸移動指令ACは
軸制御部3に送られる。軸制御部3は送られてきた軸移
動指令ACに従って工作機械Mの軸制御を行なう。一
方、NCプログラム解釈部2で解釈された補助機能指令
MCはプログラマブルコントローラ部bのPCプログラ
ム実行部11に送られる。PCプログラム実行部11で
は、PCプログラム格納部12に記憶されているPCプ
ログラムに従って、NCプログラム解釈部2からの補助
機能指令MCを解釈し、接点入出力部13を介して工作
機械Mの制御を行なう。
【0004】上記のようなプログラマブルコントローラ
内蔵の数値制御装置では、NCプログラム解釈部2から
の補助機能指令MCは、指令する補助機能の番号を示す
8ビットあるいは16ビット長の補助機能番号と、補助
機能番号が有効であることを示す確認信号とによって構
成されている。従って、PCプログラム実行部11でN
Cプログラム解釈部2からの補助機能指令MCを解釈す
る場合、補助機能番号をデコードして接点信号に変換す
る必要がある。また、補助機能指令MCは1つの制御対
象に対して、ON指令とOFF指令、あるいは正回転指
令と逆回転指令及び停止指令などの排他的な指令があ
る。このような指令の排他論理もまたPCプログラム実
行部11で処理される。つまり、補助機能番号のデコー
ド処理と指令の排他処理を、PCプログラムで記述する
必要がある。図5は補助機能番号のデコード処理と指令
の排他処理を含んだPCプログラムの例を示す。このプ
ログラム例では、補助機能番号のデコード処理と指令の
排他処理とをファンクションブロック図で記述し、実際
の制御部分をラダー図を用いて記述している。補助機能
番号のデコード処理と指令の排他処理では、確認信号が
ONのとき、補助機能番号が指定された数値(図5では
“11”、“12”、“13”)と等しいか否かが比較
され、等しい数値の内部リレーの接点(図5ではAUX
11、AUX12、AUX13)がONし、排他的に他
の2接点がOFFする。例えば補助機能番号が“12”
ならば、リレー接点AUX12がONし、リレー接点A
UX11及びリレー接点AUX13は共にOFFする。
制御部のプログラムでは、デコード処理と指令の排他処
理が行なわれたリレー接点AUX11、AUX12、A
UX13を使用して、ラダー図によりプログラムが記述
される。図5のIN01〜IN05はプログラマブルコ
ントローラへの入力を示し、OUT11〜OUT13は
プログラマブルコントローラからの出力を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来のプログラマブルコントローラを内蔵した数値制
御装置の欠点に鑑みなされたもので、数値制御部からの
補助機能指令をプログラマブルコントローラ部で接点信
号として扱えるようにし、かつ指令の排他論理をシステ
ムが処理することにより、PCプログラムの記述を容易
にしたプログラマブルコントローラを内蔵した数値制御
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、数値制御部か
らの指令により補助機能を実行するプログラマブルコン
トローラ部を内臓した数値制御装置に関するもので、本
発明の上記目的は、前記数値制御部からの補助機能指令
に対応する補助機能グループ番号とグループ内データ番
号とを定義する補助機能指令定義テーブルを有し、前記
数値制御部は、前記補助機能指令を、対応する補助機能
グループ番号で示されるアドレスに、対応したグループ
内データ番号を書込むことにより前記プログラマブルコ
ントローラ部に指令し、前記プログラマブルコントロー
ラ部は前記補助機能グループ番号とグループ内データ番
号との組み合せで一つの論理信号とみなして処理する機
能を設けることによって達成される。
【0007】
【作用】本発明では、Mコードに対応するMコードグル
ープ番号とグループ内データ番号とを定義するMコード
定義テーブルを有し、数値制御部からのM指令は、対応
するMコードグループ番号で示されるアドレスに、対応
したグループ内データ番号を書込むことによりプログラ
マブルコントローラ部に指令される。プログラマブルコ
ントローラ部は、Mコードグループ番号及びグループ内
データ番号の組合せで一つの接点とみなして処理する。
プログラマブルコントローラ部では、Mコードを接点信
号として処理できると共に、グループ番号が同じMコー
ドは同じアドレスのメモリデータであるため、同一グル
ープ内のMコードは一つの指令のみが有効になり、Mコ
ードのグループ管理が容易になる。
【0008】
【実施例】図1に本発明の実施例をブロック図で示し、
図2にそのフローチャート、図3にPCプログラムの例
を示す。以下に、本発明の実施例について詳細に説明す
る。説明にあたっては、図4の従来技術と同じ機能ブロ
ックについては、同じ番号を付して説明を省略する。
【0009】図1の実施例では、図4に示す従来技術に
よる実施例と比較し、数値制御部aに補助機能指令作成
部4及び補助機能定義テーブル5が付加され、プログラ
マブルコントローラ部bにグループデータ格納部14及
びグループデータ解釈部15が付加されている。
【0010】NCプログラム解釈部2からの補助機能指
令MCは補助機能指令作成部4に送られる。補助機能指
令作成部4では、NCプログラム解釈部2からの補助機
能指令MCに対応した補助機能グループ番号とグループ
内データ番号を記憶している補助機能定義テーブル5を
参照して、プログラマブルコントローラ部bに対して補
助機能の指令MCAを出力する。この指令は、プログラ
マブルコントローラ部bにあるグループデータ格納部1
4の補助機能グループ番号で示されるアドレスに、グル
ープ内データ番号を書込むことにより実施される。PC
プログラムでは、補助機能グループ番号及びグループ内
データ番号により数値制御部aからの補助機能指令MC
Aを参照する。グループデータ解釈部15では、グルー
プデータ格納部14のPCプログラムに記述された補助
機能グループ番号で示されるアドレスの内容が、PCプ
ログラムに記述されたグループ内データ番号と等しけれ
ばON信号をPCプログラム実行部11に送り、異なっ
ていればOFF信号をPCプログラム実行部11に送
る。従って、PCプログラム実行部11では数値制御部
aからの補助機能指令MCAは接点信号として処理さ
れ、PCプログラムの記述も接点信号として記述でき
る。さらに、数値制御部aからの補助機能指令MCA
は、補助機能定義テーブル5で同一グループのデータと
して同一の補助機能グループ番号が付加されていれば、
グループ内データ番号をグループデータ格納部14に書
込むときに同じアドレスに書込まれることになり、最新
の指令によるグループ内データ番号のみが有効となる。
つまり、同一グループの補助機能指令は排他的な指令と
して処理される。
【0011】図2に、グループデータ格納部14へのグ
ループ内データ番号の書込み処理と、グループデータ格
納部14からのグループ内データ番号の読込み処理を表
わすフローチャートを示す。先ず、NCプログラム解釈
部2からの補助機能指令MCに対応した補助機能グルー
プ番号とグループ内データ番号とを補助機能定義テーブ
ル5から読込み(ステップS1)、補助機能グループ番
号からグループ内データ番号を書込むグループデータ格
納部14のアドレスを求め(ステップS2)、グループ
内データ番号をグループデータ格納部14の求めたアド
レスに書込む(ステップS3)。このとき、既に書込ま
れているデータは新しいデータに書変わる。すべての補
助機能指令MCに対して、グループデータ格納部14へ
のグループ内データ番号の書込み処理を実施する(ステ
ップS4)。一方、PCプログラムで補助機能グループ
番号とグループ内データ番号で記述されたデータは、補
助機能グループ番号からグループデータ格納部14のア
ドレスを求め(ステップS11)、求めたアドレスで示
されるデータを読込み(ステップS12)、PCプログ
ラムで記述されたグループ内データ番号と比較し(ステ
ップS13)、等しければON信号をPCプログラム実
行部11に戻し(ステップS14)、等しくなければO
FF信号をPCプログラム実行部11に戻す(ステップ
S15)。
【0012】上述の処理を行なうことにより、数値制御
部aからの補助機能指令MCA(MC)をプログラマブ
ルコントローラ部bで接点信号として扱えるようにし、
かつ指令の排他論理をシステムが処理するため、図3に
示すようにデコーダ処理や排他処理の不要なPCプログ
ラムとすることができる。ここで、リレー接点AUX0
3.01は補助機能グループ番号が“03”で、グルー
プ内データ番号が“01”の補助機能を示している。さ
らにリレー接点AUX03.01、リレー接点AUX0
3.02、AUX03.03は、それぞれ補助機能番号
“11”、“12”、“13”に対応したデータとして
補助機能定義テーブルで定義されているものとする。
【0013】
【発明の効果】本発明により、数値制御部からの補助機
能指令を、デコード処理や排他処理なしに、接点信号と
してPCプログラムで扱えるようになり、PCプログラ
ムが設計しやすくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプログラマブルコントローラを内
蔵した数値制御装置の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例のフローチャートである。
【図3】本発明によるプログラマブルコントローラのP
Cプログラムの一例である。
【図4】従来技術によるプログラマブルコントローラを
内蔵した数値制御装置の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】従来技術によるプログラマブルコントローラ部
のPCプログラムの例を示す図である。
【符号の説明】
1 NCプログラム格納部 2 NCプログラム解釈部 3 軸制御部 4 補助機能指令作成部 5 補助機能定義テーブル 11 PCプログラム実行部 12 PCプログラム格納部 13 接点入出力部 14 グループデータ格納部 15 グループデータ解釈部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御部からの指令により補助機能を
    実行するプログラマブルコントローラ部を内蔵した数値
    制御装置において、前記数値制御部からの補助機能指令
    に対応する補助機能グループ番号とグループ内データ番
    号とを定義する補助機能指令定義テーブルを有し、前記
    数値制御装置は、前記補助機能指令を、対応する補助機
    能グループ番号で示されるアドレスに、対応したグルー
    プ内データ番号を書込むことにより前記プログラマブル
    コントローラ部に指令し、前記プログラマブルコントロ
    ーラ部は前記補助機能グループ番号とグループ内データ
    番号との組合せで一つの論理信号とみなして処理する機
    能を具備したことを特徴とするプログラマブルコントロ
    ーラを内蔵した数値制御装置。
JP22214191A 1991-08-07 1991-08-07 プログラマブルコントローラを内蔵した数値制御装置 Pending JPH0546218A (ja)

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JPH0546218A true JPH0546218A (ja) 1993-02-26

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