JPH0546206Y2 - - Google Patents

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JPH0546206Y2
JPH0546206Y2 JP580691U JP580691U JPH0546206Y2 JP H0546206 Y2 JPH0546206 Y2 JP H0546206Y2 JP 580691 U JP580691 U JP 580691U JP 580691 U JP580691 U JP 580691U JP H0546206 Y2 JPH0546206 Y2 JP H0546206Y2
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electrode
light
dielectric layer
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discharge lamp
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  • Discharge Lamp (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は交流電源での駆
動を可能とすることにより高輝度化を図ることが
でき、パルス信号により継続的に駆動した場合で
あつても長寿命性を維持することができ、表示盤
等に使用して極めて好適な表示放電ランプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来、屋外において多数の人々
に情報を提供したり宣伝したりするための媒体と
して、スクロール型表示盤やマトリクス型表示盤
等、建物等の屋上や外壁に取り付けられる表示盤
が存在する。そして、このような表示盤に使用さ
れる表示光源としては、消費電力が小さく寿命特
性の優れた図3に示す如き表示放電ランプ21が
数多く用いられている。 上述した従来の表示放電ランプ21は、逆円錐台
形の陰極22の開口下端部に対して、間隙を隔て
て針金状の陽極23を挿入して対向させ、これを
放電ガスを封入したガラスからなる気密容器24
内に配設した構造としている。この表示放電ラン
プ21の陰極22と陽極23との間に所定の直流
電圧を印加すると、上記陰極22の開口下端部
と、陽極23における陰極22の開口下端部に囲
まれた部分との間にトリガー放電が生じ、これが
グロー放電となつて逆円錐台形の陰極22の内面
へと転移する。そして、このグロー放電によつて
陰極22の内面に明るい負グローを生じ、この負
グローを陰極22内面が反射し、更に集光用レン
ズ24aを通して前方に強い光を放射するもので
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかしなが
ら、上述した従来の表示放電ランプ21は、直流
電源によつて駆動するため、輝度変調を行うこと
が困難であることに加え、スクロール型表示盤や
マトリクス型表示盤においてよく用いられる時分
割的に表示放電ランプを駆動する、所謂パルスド
ライブ方式によつて駆動した場合、寿命特性が低
下するという問題点を有していた。
【0004】 そこで、本考案にあつては、交流電源
での駆動を可能とすることにより輝度変調を行う
ことが容易で高輝度化を図るとともに、パルスド
ライブ方式によつて駆動した場合であつても寿命
特性を良好なものとすることができる表示放電ラ
ンプの実現を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上述した目的を
達成すべく、本考案の表示放電ランプは、電気的
絶縁物より成る背面基板の表面に第1の電極とこ
の第1の電極を被覆する第1の誘電体層とを被着
形成するとともに、上記背面基板と放電間隙を隔
てて、透光性を有する電気的絶縁物より成り、透
光性を有する第2の電極とこの第2の電極を被覆
する透光性を有する第2の誘電体層とをその表面
に被着形成した前面基板を配設し、これを放電ガ
スとともに透光性を有する気密容器内に封入した
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】 電気的絶縁物より成る背面基板の表面
に、第1の電極とこの第1の電極を被覆する第1
の誘電体層とを被着形成するとともに、上記背面
基板と放電間隙を隔てて、透光生を有する電気的
絶縁物より成り、透光性を有する第2の電極とこ
の第2の電極を被覆する透光性を有する第2の誘
電体層とをその表面に被着形成した前面基板を配
設し、これを放電ガスとともに気密容器内に封入
した構造としたことから、表示放電ランプを交流
電源にて駆動することができる。
【0007】
【実施例】 図1は、本考案の表示放電ランプを
示す断面図である。
【0008】 図中1は、本考案の表示放電ランプ、
2はガラス等の透光性を有する材料からなる背面
基板、3は背面基板2表面に被着形成された酸化
スズ等の透明な導電膜からなる第1の電極、4は
第1の電極3の表面を被覆するガラス等の透光性
を有する第1の誘電体層、5は背面基板2の裏面
に被着形成され、光を前方へ反射するためのアル
ミニウム箔若しくはアルミニウム蒸着膜等からな
る反射層、6はガラス等の透光性を有する材料か
らなる前面基板、7は前面基板6の表面に被着形
成された酸化スズ等の透明な導電膜からなる第2
の電極、8は第2の電極7の表面を被覆するガラ
ス等の透光性を有する第2の誘電体層、9は背面
基板2と前面基板6との間に0.1〜0.3mm程度の放
電間隙10を形成するためのスペーサ、111
112は第1の電極3及び第2の電極7をリード
ピン121,122へそれぞれ接続するためのリー
ド線、13はリード線111,112における異常
放電を防止するために被覆するガラス管や絶縁被
覆からなる管体、14は前方に集光用凸レンズ部
14aを形成し、底部に封止部14cを有する平
板状のステム、所謂ボタムステム14bを配設し
てなる透明ガラスからなる気密容器である。 そして、この気密容器14内には、ネオン、アル
ゴン等の希ガスの単体若しくは混合物を主体とす
る放電ガスを封入している。 上記第1の電極3及び第2の電極7をそれぞれ被
覆する第1の誘電体層4及び第2の誘電体層8の
表面には、これらの誘電体層をイオン衝撃から保
護すべく、耐イオン衝撃性を有する酸化マグネシ
ウム等からなる保護膜(図示せず)を1500nm程
度の厚さで被着形成している。 そして、特に図示しないが、背面基板2と前面基
板6とは、バネ弾性を有する金属からなるクリツ
プ等により挟止されている。
【0009】 然して、上述した如き構成からなる表
示放電ランプ1において、リードピン121,1
2を通じて第1の電極3と第2の電極7との間
に所定の交流電圧を印加すると、放電間隙10に
おいて放電が生成し、この放電により気密容器1
4内に封入された放電ガスの種類に応じて、例え
ばネオンであればオレンジ色、アルゴンであれば
赤色の発光を得るものである。 そして、上記発光のうち前面基板6を透過した光
は、気密容器14の凸レンズ部14aにより集光
されて前方を照射し、また透明な第1の誘電体層
4、透明な第1の電極3及び透明な背面基板2を
透過した光は、反射層5で反射して背面基板2、
第1の電極3、第1の誘電体層4を再び透過して
上記凸レンズ部14aにより集光されて前方を照
射するので、上述の如くして得られた発光は極め
て効率良く表示用として用いることができる。
【0010】 また、図2は本考案の表示放電ランプ
1を交流電源にて駆動したときの電圧波形15と
電流波形16とを示す説明図であり、本考案の表
示放電ランプ1にあつては、駆動電源として5〜
40KHzの高調波電源を用いている。そして、表示
放電ランプ1の輝度を調整する場合には、上記高
周波電源の周波数を変えればよく、周波数を高く
すると上記電流波形16で示される放電における
単位時間当たりの回数が増えて輝度が増し、一方
周波数を低くすると単位時間当たりの放電回数が
減少して輝度が低下するものである。
【0011】
【考案の効果】 以上詳述した如く、本考案の表
示放電ランプによれば、背面基板の表面に第1の
電極とこの第1の電極を被覆する第1の誘電体層
とを被着形成するとともに、上記背面基板と放電
間隙を隔てて、透光性を有する電気的絶縁物より
成り、透光性を有する第2の電極とこの第2の電
極を被覆する透光性を有する第2の誘電体層とを
その表面に被着形成した前面基板を配設し、これ
を放電ガスとともに気密容器内に封入した構造と
したことで、交流電源にて駆動することが可能と
なり、パルスドライブ方式で駆動した場合であつ
ても寿命特性を極めて良好なものとし、更に駆動
電源の周波数を変化させることで輝度変調を行う
ことが容易で高輝度となる表示放電ランプを実現
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の表示放電ランプの断面図であ
る。
【図2】本考案の表示放電ランプの電圧/電流波
形を示す説明図である。
【図3】従来の表示放電ランプの正面図である。
【符号の説明】
1……表示放電ランプ 2……背面基板 3……第1の電極 4……第1の誘電体層 6……前面基板 7……第2の電極 8……第2の誘電体層 10……放電間隙 14……気密容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的絶縁物より成る背面基板の
    表面に第1の電極とこの第1の電極を被覆する第
    1の誘電体層とを被着形成するとともに、上記背
    面基板と放電間隙を隔てて、透光性を有する電気
    的絶縁物より成り、透光性を有する第2の電極と
    この第2の電極を被覆する透光性を有する第2の
    誘電体層とをその表面に被着形成した前面基板を
    配設し、これを放電ガスとともに透光性を有する
    気密容器内に封入したことを特徴とする表示放電
    ランプ。
JP580691U 1991-01-21 1991-01-21 Expired - Lifetime JPH0546206Y2 (ja)

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JP580691U JPH0546206Y2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21

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JP580691U JPH0546206Y2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21

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Publication Number Publication Date
JPH0498257U JPH0498257U (ja) 1992-08-25
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