JPH0546186Y2 - - Google Patents

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JPH0546186Y2
JPH0546186Y2 JP1986022512U JP2251286U JPH0546186Y2 JP H0546186 Y2 JPH0546186 Y2 JP H0546186Y2 JP 1986022512 U JP1986022512 U JP 1986022512U JP 2251286 U JP2251286 U JP 2251286U JP H0546186 Y2 JPH0546186 Y2 JP H0546186Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、接点溶接機に関し、特に信号伝達用
リレーの接点ばねに接点を溶接する接点溶接機に
関する。
〔従来の技術〕
従来この種の接点溶接機の主要部およびその動
作を第3図A〜Dに示す。第3図において、送り
ローラ17と加圧ローラ18とで長尺の接点テー
プ12を挾持し、接点案内16を通して送りロー
ラ17で所定の寸法を送り込んだ後、上刃14が
前進して接点案内16に当接した後上刃14が下
降し接点テープ12に当接し、さらに上刃14が
下降して上刃14と下刃15とで接点テープ12
を切断して所定の寸法の接点11(第3図B参
照)の切り離しを行う。次に上刃14が後退する
とともに接点11を溝で挾持して位置決めした電
極2が上昇し、電極2に挾持された接点11がば
ね案内10に保持されている接点ばね9に当接す
るまで電極2の上昇はつづき、さらに上部電極1
3も接点ばね9に当接するまで下降し(第3図C
参照)、接点11と接点ばね9とを密着させてそ
れらを溶接する。溶接終了後、上部電極13は上
昇して接点ばね9から離れ、また電極2も下降し
て接点11より離れ(第3図D参照)て一行程が
終了する。
このように従来の接点溶接機は、接点テープ1
2の送りローラ17による送り動作から上刃14
の前進動作・接点テープ12の切断動作・電極2
による接点11の挾持動作・上刃14の戻り動作
や接点11を挾持した電極の上昇動作と上部電極
13の下降動作、さらに接点11が接点ばね9に
当接し同時に上部電極13も接点ばね9に当接し
て接点11を接点ばね9に溶接した後、電極2お
よび上部電極13がもとの位置に戻るまでの一連
の動作が順次に連続する動作であり、また各動作
間に待ち時間を必要とするため、1行程が完了す
るまでのサイクルタイムが長くかかる欠点があ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が解決しようとする問題点、換言すれば
本考案の目的は、上述のような従来の接点溶接機
の欠点を除去して、複数の工程を同時に並行して
行うことができるようにして接点溶接の1行程に
要する時間を短縮することによつて、生産性を高
くしかつ生産コストを低減させることのできる接
点溶接機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の接点溶接機は、1動作毎に180度回動
自在な軸と、前記軸の上端に設けられ上下運動自
在な電極保持具の上面に取付けられ前記軸に対し
て対称の位置で互いに位相が180度異なる位置に
設けられその上面に接点を保持する溝を有する1
対の下部電極と、前記下部電極の一方の電極に対
応して設けられて上下運動自在な上部電極と、前
記下部電極の他方の電極に対応して設けられ固定
して設けられた下刃と協働して送りローラおよび
加圧ローラによつて接点案内を介して前記下部電
極の前記溝に挿入された接点テープを切断する上
下運動自在な上刃と、前記上部電極とこれに対応
する前記下部電極との間に介在し接点ばねを坦持
して前記接点ばねを挿入・排出自在なばね案内と
を備えて構成される。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本考案の一実施例の主要部の構成とそ
の動作を工程順に示した側面図である。
第1図において、電極保持具1の上端の左右に
1対の下部電極22aおよび22bが所定の位置
に位置決めされて固定されている。左方の下部電
極22aはその上面に設けられている溝の中に接
点テープ12から切断された接点11を挾持して
おり、この接点11は接点ばね9の下面に当接し
ている。右方の下部電極22bは左方の下部電極
22bと軸6に関して対称の位置で電極保持具1
上に固定されている。接点ばね9の上方には接点
11と対応する位置に上部電極13が設けられて
おり、第1図Bに示すように、この上部電極13
が下降してばね9に当接した後、接点ばね9と下
部電極22aとに挾持された接点11を接点ばね
9に溶接する。下部電極22bの上方には上刃2
4が設けられており、この上刃24は送りローラ
17と加圧ローラ18とで挾持され、接点案内1
6を通つて下部電極22bの所定の位置まで送り
込まれ(第1図B参照)た接点テープ12を下刃
15との協働作用によつて所定の寸法の接点11
に切断する。この切断動作は、第1図Cに示すよ
うに、下部電極22bに送られた接点テープ12
を、上刃24を接点案内16に当接させたまま下
降させて接点テープ12に当接後さらに下降さ
せ、接点テープ12を上刃24と下刃15とで切
断することによつて行う。このとき、下部電極2
2bが押下されるために下降することによつて下
部電極22aも下降し、下部電極22aは接点1
1から離れ、接点11は接点ばね9に溶接された
状態で残存する。
次に第1図Dに示すように、切断された接点1
1を保持している下部電極22bとこれと対称の
位置にある下部電極22bとを保持する電極保持
具1をさらに下降させ、同時に上刃24を上昇さ
せて元の位置に戻した状態とし、続いて電極保持
具1を固定している軸6を180°回動させることに
よつて第1図Aに示したような接点11が上部電
極13に対応する位置にくるようにし、さらに電
極保持具1を上昇させて下部電極で保持している
接点11を接点ばね9に当接させる。接点ばね9
は電極保持具1が180度回動するのと同じタイミ
ングでばね案内20に沿つて送り込まれる。
第2図は電極保持具の詳細を示す断面図であ
る。
第2図に示すように、軸6は軸受手段5に回動
自在に支持されており、その上端部に電極保持具
1を備えている。電極保持具1は、軸6を対称軸
として互いに180°位相の異なる位置に2個の下部
電極22aおよび22bを有し、これらの取付位
置は調整金具3と止めねじ4とによつて正確に位
置決め調整されて固定される。また下部電極22
aよよび22bへの溶接電流の供給は給電棒7お
よび給電線8によつて行われる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案は180°の回
動運動を行う軸の先端に電極保持具を固定して設
け、その電極保持具の上面の回動軸を対称の中心
とする互いに180°位相の異なる位置に2個の下部
電極を設け、この下部電極の上面に設けた溝に接
点を保持し、接点と接点ばねとの溶接動作と接点
テープの送り動作とを並行して行い、また、上部
電極の戻り動作および下部電極の下降動作と接点
テープの切断動作とを並行して行い、さらに接点
ばねの送り動作と電極保持具の回動動作とを並行
に行うことによつて全溶接行程のサイクルタイム
を大巾に短縮することができるという効果があ
り、従つて単位時間あたりの生産量を増大させる
とともに、接点の溶接コストを低減させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Dは本考案の一実施例の構成および
その動作を工程順に示した側面図、第2図は第1
図の実施例の電極保持具の詳細を示す断面図、第
3図A〜Dは従来の接点溶接機の一例の構成およ
び動作を示す側面図である。 1……電極保持具、6……軸、9……接点ば
ね、11……接点、12……接点テープ、13…
…上部電極、15……下刃、16……接点案内、
17……送りローラ、18……加圧ローラ、22
a,22b……下部電極、24……上刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1動作毎に180度回動自在な軸と、前記軸の上
    端に設けられ上下運動自在な電極保持具の上面に
    取付けられ前記軸に対して対称の位置で互いに位
    相が180度異なる位置に設けられその上面に接点
    を保持する溝を有する1対の下部電極と、前記下
    部電極の一方の電極に対応して設けられて上下運
    動自在な上部電極と、前記下部電極の他方の電極
    に対応して設けられ固定して設けられた下刃と協
    働して送りローラおよび加圧ローラによつて接点
    案内を介して前記下部電極の前記溝に挿入された
    接点テープを切断する上下運動自在な上刃と、前
    記上部電極とこれに対応する前記下部電極との間
    に介在し接点ばねを坦持して前記接点ばねを挿
    入・排出自在なばね案内とを備え、前記接点テー
    プを前記上刃および前記下刃によつて切断して接
    点を形成する接点切断動作と前記上部電極の戻り
    動作および前記下部電極の下降動作とを並行して
    行い、前記接点ばねの送り動作と前記電極保持具
    の回動動作とを並行して行い、前記接点および前
    記接点ばねの溶接動作と前記接点テープの送り動
    作とを並行して行うことを含むことを特徴とする
    接点溶接機。
JP1986022512U 1986-02-18 1986-02-18 Expired - Lifetime JPH0546186Y2 (ja)

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JPS62135316U JPS62135316U (ja) 1987-08-26
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49125254A (ja) * 1973-04-06 1974-11-30
JPS517137A (en) * 1974-07-04 1976-01-21 Nippon Flour Mills Reitokorotsukeno seizohoho

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49125254A (ja) * 1973-04-06 1974-11-30
JPS517137A (en) * 1974-07-04 1976-01-21 Nippon Flour Mills Reitokorotsukeno seizohoho

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JPS62135316U (ja) 1987-08-26

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