JPH0546159B2 - - Google Patents

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JPH0546159B2
JPH0546159B2 JP58160724A JP16072483A JPH0546159B2 JP H0546159 B2 JPH0546159 B2 JP H0546159B2 JP 58160724 A JP58160724 A JP 58160724A JP 16072483 A JP16072483 A JP 16072483A JP H0546159 B2 JPH0546159 B2 JP H0546159B2
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JP
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signal
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JP58160724A
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Kikuo Kawasaki
Masae Yamashita
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0546159B2 publication Critical patent/JPH0546159B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コントロールセンタに用いられる
遠方制御装置において、コントロールセンタと、
負荷側の制御ボツクスとの間の配線を大幅に減少
するための、多重伝送装置に関する。
〔従来技術〕
以下各図の説明いのいて同一の符号は同一また
は相当部分に示す。第1図に従来のコントロール
センタに用いられている代表的な接続図を示して
いる。この図はコントロールセンタ内における一
つの負荷を制御するための回路のみを代表として
示したものである。
同図において、CCはコントロールセンタ、1
はコントロールセンタCC内における一つの負荷
に対応する操作ボツクス、MVは現場側(負荷側
とも呼ぶ)にある負荷操作としての電動弁(バル
ブとも呼ぶ)、4は現場において電動弁MVを操
作するための制御ボツクスである。
E0,E1はそれぞれコントロールセンタに供
給される主電源、補助電源であり、装置ボツクス
1には電動弁MV内の弁駆動用モータ3の回路の
手動開閉、保護遮断を行うオートブレーカABと
その付属接点AB1、AB2、モータ3を主接点
A51,A61を介して正、逆転(電動弁の開、
閉)を行うコンタクタMC(正転コンタクタA5、
逆転コンタクタA6)とその補助接点(正転補助
スイツチA52,A53、逆転補助スイツチA6
2,A63)、前記オートブレーカABや後述の
サーマルリレーA8の過電流検出動作に基づい
て、前記コンタクタMCの開放と後述のアラーム
ランプALA,BLAを点燈する保護リレーPとそ
の接点P1,P2,P3、過電流を検出してモー
タ3を保護するためのサーマルリレーA8とその
接点A81(なおこの接点の信号は保護検出信号
の1つとなる)、電動弁MVの操作開閉状態を表
示する状態表示ランプ(開ランプALO、閉ラン
プALC、停止ランプALS)、前記アラームランプ
ALAなどが組込まれている。
電動弁MVのモータ3には負荷電源線2を介し
てコントロールセンタCCから主電源E0の電圧
が供給され、電動弁MV側からはモータ3を保護
するための後述の開リミツトスイツチB91、閉
リミツトスイツチB92、開方向と閉方向のトル
クオーバリミツトスイツチB93、の各スイツチ
の信号(保護検出信号)が手動インターロツクス
イツチB94、制御線CL2を介して、コントロ
ールセンタCC側に送られる。
また制御ボツクス4には電動弁MVを操作する
ための操作スイツチ(正転スイツチ(開スイツ
チ)BS1、逆転スイツチ(閉スイツチ)BS2
停止スイツチBS3)、前記状態表示ランプ(開ラ
ンプALO、閉ランプALC、停止ランプALS)お
よび前記アラームランプALAと同時に点滅する
状態表示ランプ(開ランプBLO、閉ランプBLC、
停止ランプBLS)および前記アラームランプ
BLAが組込まれ、これらの操作スイツチの信号
(操作信号)は制御線CL1を介して制御ボツクス
4側からコントロールセンタCC側に送られ、前
記の状態表示やアラームの信号(状態信号および
保護検出信号)はコントロールセンタCC側から
制御線CL3を介して制御ボツクス4側に送られ
る。
なお前記の正転、逆転、停止の各操作スイツチ
は操作ボツクス1にも設けられる場合もある。
この種のコントロールセンタと呼ばれる装置
は、遠方に散在するモータや電動弁などの負荷を
中央側で集中的に制御するためのもので、前記の
モータや電動弁の設けられている現場側の制御ボ
ツクス4と電動弁MVなどの負荷から正転スイツ
チBS1、逆転スイツチBS2、停止スイツチBS
3などの操作スイツチに基づく操作信号、あるい
はモータ3の負荷トルクが過大となつたことを検
出するトルクオーバリミツトスイツチB93、電
動弁MVの開(閉)度が限界点に来たことを検出
する開リミツトスイツチB91、閉リミツトスイ
ツチB92などの各リミツトスイツチに基づく保
護検出信号を前記制御線CL1,CL2を介してコ
ントロールセンタCC側に送り、コントロールセ
ンタCC側の操作ボツクス1内における保護リレ
ーPの動作や、正転、逆転コンタクタA5,A6
間の切り換え操作時間などのタイミング制御を経
て、現場側にある負荷を駆動する主電源E0を操
作ボツクス1内のコンタクタMCより開閉制御し
て、負荷電源線2を介し負荷に供給している。ま
た同時に負荷の操作開閉の状態や、過電流遮断の
アラーム(保護検出信号の1つ)をコントロール
センタCC側(操作ボツクス1内)の状態表示ラ
ンプ(開ランプALO、閉ランプALC、停止ラン
プALS)やアラームランプALAによつて表示す
るとともに、制御線CL3を介して現場側(制御
ボツクス4内)にも状態表示ランプ(開ランプ
BLO、閉ランプBLC、停止ランプBLS)やアラ
ームランプBLAによつて表示するようにしてい
る。
このコントロールセンタは、例えばビルの電気
管理室や、工場のエネルギ管理室などに設けら
れ、ビル内に散在する負荷や、工場内に散在する
負荷を中央側で集中的に制御することにより、監
視制御を集中化するとともに、特に大きな電源関
係の設備を共用化するためのものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
第1図およびこれまでの説明から判るように集
中監視制御を行うために、コントロールセンタと
現場の間には操作スイツチや各種の保護用センサ
情報などを伝えるための多数の制御線CL1,CL
2,CL3が必要になる。このため、数百mも離
れた前記の間に多数の配線工事を行うことは配線
材料費、工事費、あるいはこれらの制御線を収納
するためのダクト工事などに多くの費用が必要に
なる。また多数の配線工事を行うための配線設計
費や点検費用など多くの間接的な費用の発生もあ
る。また配線作業の終了後に変更したり、あるい
は作業ミスを修正する際にも、配線数が多いため
に変更点を見付け出す作業が非常に大変になると
いう問題もある。
この発明は、コントロールセンタと散在する負
荷のある現場間を共通の伝送線で結合することに
より、少数の配線で制御することができ、しかも
配線の変更や配線設計を簡単にできる装置であつ
て、コントロールセンタ側、負荷側のいずれから
でも同等に、かつ齟齬を起こすことなく、負荷の
開閉操作がおこなえるような負荷の遠方制御装置
を提供ふることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明においては、
遠方の複数の負荷を制御する装置であつて、中央
側に各負荷3に対応して設けられ、各負荷に供給
される電源を制御開閉する開閉手段A5,A6
と、 中央側に各負荷に対応して設けられ、各負荷を
駆動するための操作信号を出力する中央側操作信
号出力手段AS1,AS2,AS3と、 中央側に各負荷に対応して設けられ、各負荷の
操作開閉の状態を示す状態信号を出力する状態信
号出力手段A53,A63と、 負荷側に各負荷に対応して設けられ、各負荷を
駆動するための操作信号を出力する負荷側操作信
号出力手段BS1,BS2,BS3、 中央側に各負荷に対応して設けられ、各負荷を
保護するための保護検出信号を出力する中央側保
護検出信号出力手段A8,A81と、 負荷側に各負荷に対応して設けられ、各負荷を
保護するための保護検出信号を出力する負荷側保
護検出信号出力手段B91,B92,B93と、 中央側に各負荷に対応して設けられ、各負荷の
操作開閉の状態を示す状態信号および保護検出信
号を表示する中央側表示手段ALO,ALC,
ALS,ALAと、 負荷側に各負荷に対応して設けられ、各負荷の
操作開閉の状態を示す状態信号および保護検出信
号を表示する負荷側表示手段BLO,BLC,BLS,
BLAと、 中央側に各負荷に対応して設けられ、中央側ま
たは負荷側操作信号出力手段からの操作信号と、
中央側および負荷側保護検出信号手段からの保護
検出信号とに基づいて開閉手段を制御開閉信号を
出力するとともに、状態信号と中央側および負荷
側保護検出信号出力手段からの保護検出信号とに
基づいて、負荷側へ送信する伝送データを作成す
る中央側制御手段A3を有する中央側送受信端末
11と、 負荷側に各負荷に対応して設けられ、負荷側操
作信号出力手段からの操作信号と、負荷側保護検
出信号出力手段からの保護検出信号とに基づいて
中央側へ送信する伝送データを作成し、中央側か
らの伝送データに含まれている状態信号と保護検
出信号とを負荷側表示手段に出力する負荷側制御
手段B3を有する負荷側送受信端末41と、 複数の、中央側送受信端末と負荷側送受信端末
に対して共通に設けられ、対応する各中央側送受
信端末と各負荷送受信端末との間で所定周期で時
分割割当制御により交信される伝送データを伝送
する共通の伝送路5と、 を備えた。
〔作用〕
上記の技術手段によれば、負荷の操作が負荷側
から行われる場合には、負荷側からの操作信号、
負荷側保護検出信号出力手段からの保護検出信号
は先ず中央側に送られ、中央側制御手段を介して
負荷の制御に用いられると同時に、この負荷の開
閉操作の状態を示す状態信号と、中央側保護検出
信号出力手段からの保護検出信号および先に負荷
側から送信されてきた負荷側保護検出信号出力手
段からの保護検出信号とが負荷側制御手段に送信
されて、負荷側表示手段に表示されると同時に、
これらの状態信号と中央側および負荷側保護検出
信号出力手段からの保護検出信号とは、中央側表
示手段にも表示される。また、負荷の操作が中央
側から行われる場合には、その操作に伴う負荷の
開閉操作の状態を示す状態信号と、中央側保護検
出信号出力手段からの保護検出信号および先に負
荷側から送信されていた保護検出信号とが中央側
表示手段に表示されると同時に、負荷側に送信さ
れて、負荷側表示手段に表示される。かくして、
中央側、負荷側それぞれの表示手段の表示を見な
がら、オペレータによつて中央側、負荷側いずれ
の側からでも同等に、かつ操作の食違いを来すこ
となく、負荷を操作することが可能になる。
〔実施例〕
第2図は本発明におけるコントロールセンタを
用いた遠方制御装置の概念を示す図である。前述
のようにコントロールセンタCCはそれぞれの負
荷に対応する操作ボツクス1に細分化され、内蔵
する前記コンタクタMCなどの開閉器によつて負
荷を制御する。このため、操作ボツクス1から負
荷としてのモータ3に負荷電源線2が接続され、
一般にこの負荷電源線2のON/OFFを上記の開
閉器が行う。この開閉器の制御はコントロールセ
ンタCC側の操作ボツクス1上に設けられた操作
スイツチ(例えば正転スイツチ、逆転スイツチ、
停止スイツチなど)を操作する場合もあれば、負
荷の近くに設けられた制御ボツクス4上の同様な
操作スイツチで負荷の状態を監視しながら操作す
る場合もある。このため、すでに述べたように制
御ボツクス4と操作ボツクス1との間で種々のス
イツチの情報の交換が必要になつてくるのであ
る。
なおこの図では繁雑を避けるため、コントロー
ルセンタCC内の操作ボツクス1の1部のものを
代表として選び、負荷との対応関係を示してい
る。
本発明では第2図において、各操作ボツクス1
と各制御ボツクス4の間が二線式の伝送路5で結
合され、前記情報(データ)の授受が行われる。
これらの状態を判りやすく図示したものが第3
図である。コントロールセンタCC側の操作ボツ
クス1内に設けられた中央側送受信端末(以後中
央端末と略す)11と制御ボツクス4内に設けら
れた負荷側送受信端末(以後負荷端末と略す)4
1とは、それぞれ制御対象物としての負荷ごとに
ペアとなつて、アドレスが割り当てられており、
例えばコントロールセンタ側中央端末11は偶数
アドレス0、2、4〜i、k、l、m、nに、ま
た制御ボツクス側の負荷端末41は奇数アドレス
1、3、5〜(i+1)、(k+1)、(l+1)、
(m+1)、(n+1)に指示されている。ただし
このアドレスの割り当て方法はシステムの設計方
法で決められるので、例えば同一アドレスに割り
当てる方法も考えられるし、別の形で特定化する
ことも可能である。なお12は交信用センタユニ
ツトで後述のように中央端末11と負荷端末41
との間の交信の割当て制御を行う。また6は後述
の集中表示用端末である。
次に操作ボツクス1内の前記中央端末11の構
成を第4図に、また第5図に制御ボツクス4内の
前記負荷端末41の構成を示す。これらの中央端
末11、負荷端末41はともに、その制御および
交信制御用にそれぞれ1チツプマイクロコピユー
タ(マイクロコンピユータと略す)A3,B3が
用いられており、各入力インターフエースA4,
B4を介して、それぞれの前記操作用スイツチ、
すなわち正転スイツチAS1,BS1、逆転スイツ
チAS2,BS2、停止スイツチAS3,BS3、が
接続され、さらに第4図においては負荷操作開閉
の状態を入力するための、正転コンタクタA5の
補助接点である前記正転補助スイツチA53、同
じく逆転コンタクタA6の補助接点である前記逆
転用補助スイツチA63が、また第5図において
は負荷の保護検出信号を入力するための、電動弁
の開度の限度を検出する前記開リミツトスイツチ
B91、同じく閉リミツトスイツチB92、モー
タトルクの上限を検出する前記トルクオーバリミ
ツトスイツチB93、などが接続されている。こ
れらのスイツチのON/OFF信号は、入力インタ
ーフエースA4,B4において、必要に応じホト
カプラなどを用いた信号絶縁回路を介し、各マイ
クロコンピユータA3,B3の入力ポートに与え
られる。また、これらのマイクロコンピユータA
3,B3は、第5図負荷端末41では負荷の操作
開閉の状態を示すための前記表示ランプ(開ラン
プBLD、閉ランプBLC停止ランプBLS)を点燈
し、第4図中央端末11では、前記表示ランプ
(開ランプALO、閉ランプALC、停止ランプ
ALS)により同様な表示を行うだけでなく、前
記正転コンタクタA5、逆転コンタクタA6の駆
動制御を行い、同時にこれに対応する正転ランプ
A5aまたは逆転ランプA6aを点燈する。ま
た、それぞれのマイクロコンピユータA3,B3
は、異常な状態になり、操作が適切にできない故
障の状態になつたことを検知すると故障リレーA
7,B7を働かせ、故障リレー接点A71,A7
2,B71,B72を投入し、前記アラームラン
プALA,BLAの点燈などにより、オペレータな
どに通知できる機能も持つている。
なお第4図、第5図においてAL2,BL2は、
後述の交信異常の発生、サーマルリレーA8従つ
てその接点A81の動作、前記トルクオーバリミ
ツトスイツチB93の動作など前記以外の異常信
号または保護検出信号の入力の内容を示す表示ラ
ンプであり、A1,B1は各端子11,41に対
する電源回路である。
第3図において例えばペアとなる、偶数アドレ
スiの中央端末11と奇数アドレス(i+1)の
負荷端末41間では第6図A,Bに示すような信
号が授受される。図は各送信データのビツトの意
味を示している。これらの信号の授受は、各端末
11,41内にある交信制御回路A2,B2と、
二線式の伝送路5が用いられる。この交信の時分
割割当て制御を行うのが交信用センタユニツト1
2である。これらの交信制御方法自体は、すでに
同出願人により出願されている下記の明細書で述
べられた方法と同一である。
(1) 特開昭59−62246「多重伝送システム」 (2) 特開昭59−62238「多重伝送システムにおける
エラーチエツク方式」 (3) 特開昭59−66292「多重伝送システムの端末装
置」 従つて本出願においては、これらの端末11,
41が互に必要な送信データをどのように作り、
しかも受信したデータをどのように使用するかに
限つて説明する。第5図すなわち現場側の負荷端
末41(アドレス5)において、これに対応する
負荷が前記電動弁MVで、その開閉のためにモー
タ3の正逆転制御を行う例について説明する。電
動弁MVを開放するには、正転スイツチBS1を
ONする。この時開リミツトスイツチB91が作
動しておらず、しかもトルクオーバリミツトスイ
ツチB93が作動していなければ、正転スイツチ
BS1の操作は有効であるので、第6図Bの正転
信号(ビツト1)が“論理High”(以下“H”と
略す)になり、コントロールセンタ側の中央端末
11(アドレス4)に伝送される。第6図Bで正
転信号(ビツト1)、逆転信号(ビツト2)、停止
信号(ビツト3)はかならず1つだけが“H”に
なり、それを中央端末11で受信して正転コンタ
クタA5、逆転コンタクタA6の制御に用いる。
第6図Bの送信データは中央端末11で受信され
る。第4図の中央端末11でこの受信データによ
り、正転運転の要求を検知し、正転コンタクタA
5を働かせるために、リレーFXを動作させる。
この結果リレー接点FXaと前記コンタクタA5
の動作を介して当該モータ3には、正回転方向の
組合せの主電源EOが供給され、正転運転を開始
するとともに正転ランプA5aおよび開ランプ
ALOが点燈し、同時に正転補助スイツチA53
がオンする。この結果、第6図Aに示したコント
ロールセンタ側の中央端末11からの伝送データ
が、正転信号(ビツト1)を“H”にして、伝送
される。これらのコントロールセンタ側の中央端
末11の送信および現場側の負荷端末41の送信
はともに例えば100msに1回の割合でサイク
リツクに伝送されるので、0.1秒ごとに、相手に
最新の状態が通知される。この0.1秒程度の遅れ
は、人間の操作に対しては十分な早さを有してお
り、このための時間遅れは操作上に悪影響を与え
ない。第6図Aで示したコントロールセンタ側の
中央端末11からの送信データは第5図で示した
現場側の負荷端末41に受信され、正転中を示す
開ランプBLOが点燈するとともに、第6図Bの
正転信号(ビツト1)の“H”を“L”に変化さ
せて、一連の正転開始動作を終了する。
モータ3が正転し電動弁の開度の上限で開リミ
ツトスイツチB91が作動すると、現場側負荷端
末41では、第6図Bの停止信号(ビツト3)と
開リミツト信号(ビツト5)を“H”にしてコン
トロールセンタ側の中央端末11に伝送する。コ
ントロールセンタ側の中央端末11では、このデ
ータを受信すると、第4図のリレーFXを復帰さ
せ、正転コンタクタA5を復帰させ、モータへの
電源供給を停止する。このようなモータの停止動
作は、この開リミツト信号の他に、第4図ではモ
ータが過大電流状態になりサーマルリレーA8従
つてその接点A81が作動してもまた、第5図
で、トルクオーバーリミツトスイツチB93が作
動しても行われる。また、人間が停止スイツチ
AS3(第4図)またはBS3(第5図)を働かせ
ても、停止状態になることも勿論である。また逆
転動作を行うためには、逆転スイツチAS2(第
4図)、またはBS2(第5図)を操作すれば良い
ことであり、制御方法は正転の時と全く同様であ
る。正転に際しては、中央端末11により逆転コ
ンタクタA6が作動しコントロールセンタ側の操
作ボツクス1からモータ3に対して逆相の主電源
EOが供給されることになる。
本発明の制御装置において、第6図に示した伝
送データは、まとめて述べれば次のように利用さ
れている。第6図Aの送信データは、中央端末1
1において、正転信号(ビツト1)は正転用補助
スイツチA53のオンを信号源とし、開ランプ
(第4図ALO、および第5図BLO)の点燈に、逆
点信号(ビツト2)は逆転用補助スイツチA63
のオンを信号源とし、閉ランプ(第4図ALC、
および第5図BLC)の点燈に、停止信号(ビツ
ト3)は前記正転信号も逆転信号も入力されない
条件で出力され停止ランプ(第4図ALS、およ
び第5図BLS)の点燈に、停止操作信号(ビツ
ト4)は停止スイツチAS3(第4図)のオフを
信号源とし、現場側の負荷端末41における操作
スイツチ(正転スイツチBS1、逆転スイツチBS
2)の操作のいかんに拘わらず、これを打消し停
止を指示するために、故障信号(ビツト7)はト
ルクオーバリミツトスイツチB93(第5図)を
信号源とする負荷端末41の送信データに基づい
て、またはサーマルリレーA8(第4図)のオフ
を信号源として、アラームランプALA(第4図)、
BLA(第5図)の点燈に利用される。また開リミ
ツト信号(ビツト5)、閉リミツト信号(ビツト
6)は、開リミツトスイツチB91(第5図)、
閉リミツトスイツチB92(第5図)を信号源と
する制御端末41の送信データに基づいて出力さ
れ、第3図集中表示用端末6における集中表示用
に利用される。また交信エラー信号(ビツト8)
は当該の端末11における前回交信時のエラーの
有無を示し参考用に相手側の負荷端末41に伝達
するものである。
また第6図Bにおける負荷端末41の送信デー
タは、正転信号(ビツト1)は正転スイツチBS
1(第5図)を、逆転信号(ビツト2)は逆転ス
イツチBS2(第5図)を、停止信号(ビツト3)
は停止スイツチBS3(第5図)を信号源として
または後述のリミツトスイツチB91,B92,
B93などの動作に基づく停止条件の成立によつ
て出力され、中央端末11に送信され、該端末1
1において、これらの信号に対応する正転コンタ
クタA5または逆転コンタクタA6の制御に用い
られる。また第6図Bにおける開リミツト信号
(ビツト5)、閉リミツト信号(ビツト6)、トル
クオーバ信号(ビツト7)はそれぞれバルブの開
リミツトスイツチB91(第5図)、同じくバル
ブの閉リミツトスイツチB92(第5図)、トル
クオーバリミツトスイツチB93(第5図)を信
号源として出力されて中央端末11に送信され、
コンタクタMCの前記の制御に用いられると同時
に、コントロールセンタ側からの操作の可否を検
出するセンサ情報として用いられる。なお第6図
Bにおける交信エラー信号(ビツト8)は当該の
負荷端末41から相手側の中央端末11に送信さ
れる前回の交信のエラー信号を示す。
これまでの説明は現場側制御ボツクス4(負荷
端末41)での操作を中心に述べたが、第4図の
コントロールセンタ側の操作ボツクス1(中央端
末11)でも、ほぼ同様な操作が可能である。つ
まり、中央端末11(第4図)にも操作スイツチ
としての正転スイツチAS1、逆転スイツチAS
2、停止スイツチAS3、が設けられ、第6図B
で示された現場側負荷端末41からの前記センサ
情報が受信されているので、現場側の操作スイツ
チ(第5図正転スイツチBS1、逆転スイツチBS
2、停止スイツチBS3)とほぼ同様に考えて制
御することが可能である。第4図における操作
で、注意しなければならない事項は、第6図Bで
伝送されてくる現場側の前記操作スイツチと、コ
ントロールユニツト側の前記操作スイツチの双方
から操作信号が与えられることである。
この問題を解決する方法は下記のような方法が
ある。
(1) コントロールセンタ側の中央端末11で操作
を行う時には、現場側の負荷端末41での操作
を禁止し、負荷端末41から中央端末11に送
信されるセンサ情報だけを利用する方法、 (2) いずれの側の操作も有効にするが、操作結果
として、操作の早い側の信号を有効とする方
法、ただし現場側からの操作スイツチの操作の
時点の判断はそのデータ中央端末11が受信し
た時点とする。これらのいずれの方法を利用す
るかは、制御対象システムの目的で決めれば良
い。いずれの方法(操作モード)にするかは、
例えばマイクロコンピユータA3に図外の操作
モード指定スイツチを付加し、この操作モード
指定スイツチが例えばONしているときは、制
御ボツクス4(負荷端末41)からの送信デー
タの中の、第6図Bにおける正転信号(ビツト
1)、逆転信号(ビツト2)、停止信号(ビツト
3)を無視することとすれば、コントロールセ
ンタ側操作ボツクス1(中央端末11)だけの
操作となる。また、制御ボツクス4側だけの操
作にするには第4図で正転スイツチAs1、逆
転スイツチAF2、停止スイツチAS3を設けな
ければ良い。
このように制御対象システムの要求により、コ
ントロールセンタ側だけ、あるいは現場側だけ、
またこの双方での操作が自由に選択可能となる。
またコントロールセンタ側の中央端末11から
の送信データ(第6図A)の中には、すでに説明
したように、モータの操作開始の状態または保護
検出信号の入力などを示す正転、逆転、停止、故
障などの信号を含ませることにより、現場側でこ
れらの信号に応じて、ランプを点燈すれば簡単に
運転状況を表示することができる。この結果、モ
ータの正しい運転状態を把握した上で、操作スイ
ツチ(正転スイツチBS1、逆転スイツチBS2、
停止スイツチBS3)を操作することが可能にな
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コントロールセンタ側と、負
荷を制御する現場側との間に、操作スイツチ、保
護用スイツチの動作あるいはそれら動作表示など
の情報も伝える個々の配線を、共通のデータ伝送
路に置き換え、この伝送路を介してペアをなすコ
ントロールセンタ側と現場側との間の、負荷の制
御開閉や負荷の状態に関するデータ、所定周期で
交信することにより、大幅に配線数を減少させ、
かつ配線設計の簡易化や配線工事費と工事期間の
大幅な節約が可能となり、かつコントロールセン
タ側、現場側のいずれからでも同等に、かつ齟齬
を起こすことなく、負荷の開閉操作が行えるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコントロールセンタの接続図で
第2図は本発明のコントロールセンタにおける構
成の概要の実施例を示す図、第3図は第2図にお
ける伝送システムの構成図、第4図は操作ボツク
ス内の中央端末の構成図、第5図は制御ボツクス
内の負荷端末の構成図、第6図は中央端末と、負
荷端末の間に伝送される送信データの例を示す図
である。 符号説明、CC……コントロールセンタ、1…
…操作ボツクス、2……負荷電源線、3……モー
タ、4……制御ボツクス、5……信号ライン、
MC……コンタクタ、A5……正転コンタクタ、
A6……逆転コンタクタ、11……中央側送受信
端末(中央端末)、12……交信用センタユニツ
ト、41……負荷側送受信端末(負荷端末)、AS
1,AS2,AS3,BS1,BS2、BS3……操
作スイツチ、A8……サーマルリレー、R91…
…開リミツトスイツチ、B92……閉リミツトス
イツチ、B93……トルクオーバリミツトスイツ
チ、ALO,BLO……開ランプ、ALC,BLC……
閉ランプ、ALS,BLS……停止ランプ、ALA,
BLA……アラームランプ、AL2,BL2……表
示ランプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遠方の複数の負荷を制御する装置であつて、
    中央側に前記各負荷3に対応して設けられ、該負
    荷に供給される電源を制御開閉する開閉手段A
    5,A6と、 中央側に前記各負荷に対応して設けられ、該負
    荷を駆動するための操作信号を出力する中央側操
    作信号出力手段AS1,AS2,AS3と、 中央側に前記各負荷に対応して設けられ、該負
    荷の操作開閉の状態を示す状態信号を出力する状
    態信号出力手段A53,A63と、 負荷側に前記各負荷に対応して設けられ、該負
    荷を駆動するための操作信号を出力する負荷側操
    作信号出力手段BS1,BS2,BS3と、 中央側に前記各負荷に対応して設けられ、該負
    荷を保護するための保護検出信号を出力する中央
    側保護検出信号出力手段A8,A81と、 負荷側に前記各負荷に対応して設けられ、該負
    荷を保護するための保護検出信号を出力する負荷
    側保護検出信号出力手段B91,B92,B93
    と、 中央側に前記各負荷に対応して設けられ、前記
    状態信号および前記保護検出信号を表示する中央
    側表示手段ALO,ALC,ALS,ALAと、 負荷側に前記各負荷に対応して設けられ、前記
    状態信号および前記保護検出信号を表示する負荷
    側表示手段BLO,BLC,BLS,BLAと、 中央側に前記各負荷に対応して設けられ、前記
    中央側または負荷側操作信号出力手段からの前記
    操作信号と、前記中央側および負荷側保護検出信
    号出力手段からの前記保護検出信号とに基づいて
    前記開閉手段に制御開閉信号を出力するととも
    に、前記状態信号と前記中央側および負荷側保護
    検出信号出力手段からの前記保護検出信号とに基
    づいて、負荷側へ送信する伝送データを作成する
    中央側制御手段A3を有する中央側送受信端末1
    1と、 負荷側に前記各負荷に対応して設けられ、前記
    負荷側操作信号出力手段からの前記操作信号と、
    前記負荷側保護検出信号出力手段からの前記保護
    検出信号とに基づいて中央側へ送信する伝送デー
    タを作成し、中央側からの伝送データに含まれて
    いる前記状態信号と前記保護検出信号とを前記負
    荷側表示手段に出力する負荷側制御手段B3を有
    する負荷側送受信端末41と、 複数の、前記中央側送受信端末と前記負荷側送
    受信端末に対して共通に設けられ、対応する前記
    各中央側送受信端末と前記各負荷側送受信端末と
    の間で所定周期で時分割割当制御により交信され
    る前記伝送データを伝送する共通の伝送路5と、 を備えたことを特徴とする遠方制御装置。
JP58160724A 1983-09-01 1983-09-01 遠方制御装置 Granted JPS6052193A (ja)

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JPS5815392A (ja) * 1981-07-21 1983-01-28 Fuji Electric Co Ltd 遠方制御システム

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