JPH0545625A - 情報記憶方法 - Google Patents
情報記憶方法Info
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- JPH0545625A JPH0545625A JP19947191A JP19947191A JPH0545625A JP H0545625 A JPH0545625 A JP H0545625A JP 19947191 A JP19947191 A JP 19947191A JP 19947191 A JP19947191 A JP 19947191A JP H0545625 A JPH0545625 A JP H0545625A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】情報を高密度に記憶し、同時に表示情報の書込
を可能にする。 【構成】高分子10中に液晶を分散させた組成物層20
に大ドロプレット11と小ドロプレット12とを形成す
ることにより、情報を記憶させる。
を可能にする。 【構成】高分子10中に液晶を分散させた組成物層20
に大ドロプレット11と小ドロプレット12とを形成す
ることにより、情報を記憶させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高分子中に液晶を分散
させた組成物層に情報を記憶させる方法に関するもので
ある。
させた組成物層に情報を記憶させる方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量のファイル記憶の需要が高
まっている。このため、符号化された情報(符号情報)
を高密度に記憶できる光メモリの開発が盛んである。
まっている。このため、符号化された情報(符号情報)
を高密度に記憶できる光メモリの開発が盛んである。
【0003】代表的な光メモリである光ディスクとし
て、相変化形、光磁気形等が広く研究・開発されてい
る。この一方、液晶を用いた光ディスクの提案がされて
いる。たとえば、エイッチ ビレッキ(H. Birecki)ら
によりは、スメクティック液晶の電気熱光学効果を用い
た光ディスクが報告されている(写真−光学計測技術者
協会予稿(Proc. SPIE)420巻、194〜199頁、
1983年)。この報告の内容を説明する。まず、スメ
クティック液晶の液晶分子を基板に対して垂直に配向
(ホメオトロピック配向)させ、透明状態を作ってお
く。こののち、書込レーザ光を所定の位置に照射し、液
晶を加熱すると、液晶がネマティック液晶状態となる。
このまま急冷すると、配向が乱れたまま固定され、散乱
状態となる。読出用のレーザ光を照射して、散乱光の有
無を検出することにより、情報が判別できる。情報の消
去は、液晶を挾んで形成した電極に初期のホメオトロピ
ック配向になるように強い電界を印加し、全面を一括消
去するか、レーザ光で加熱した状態で弱い電界を印加す
ることで、所定の場所の液晶を初期のホメオトロピック
配向に戻す。この時の電界は全面を一括して消去する場
合と違い、他の場所の情報が消去されない弱い電界が用
いられる。
て、相変化形、光磁気形等が広く研究・開発されてい
る。この一方、液晶を用いた光ディスクの提案がされて
いる。たとえば、エイッチ ビレッキ(H. Birecki)ら
によりは、スメクティック液晶の電気熱光学効果を用い
た光ディスクが報告されている(写真−光学計測技術者
協会予稿(Proc. SPIE)420巻、194〜199頁、
1983年)。この報告の内容を説明する。まず、スメ
クティック液晶の液晶分子を基板に対して垂直に配向
(ホメオトロピック配向)させ、透明状態を作ってお
く。こののち、書込レーザ光を所定の位置に照射し、液
晶を加熱すると、液晶がネマティック液晶状態となる。
このまま急冷すると、配向が乱れたまま固定され、散乱
状態となる。読出用のレーザ光を照射して、散乱光の有
無を検出することにより、情報が判別できる。情報の消
去は、液晶を挾んで形成した電極に初期のホメオトロピ
ック配向になるように強い電界を印加し、全面を一括消
去するか、レーザ光で加熱した状態で弱い電界を印加す
ることで、所定の場所の液晶を初期のホメオトロピック
配向に戻す。この時の電界は全面を一括して消去する場
合と違い、他の場所の情報が消去されない弱い電界が用
いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、配向の乱れた散乱領域とホメオトロピック配向の透
明領域の境が明瞭でなく、情報を正しく読み出すには、
散乱領域を大きくする必要があり、高密度化ができない
欠点があり、他の光ディスクと競争できるデバイスにな
らなかった。
は、配向の乱れた散乱領域とホメオトロピック配向の透
明領域の境が明瞭でなく、情報を正しく読み出すには、
散乱領域を大きくする必要があり、高密度化ができない
欠点があり、他の光ディスクと競争できるデバイスにな
らなかった。
【0005】また、液晶は表示媒体として広く用いられ
ており、上記記憶媒体で符号情報を消すことなく文字、
記号、図形等の人が直接理解できる表示情報の書込が可
能となれば、用途を大きく広げられるが、上記方法では
符号情報の記憶と表示情報の書込との兼用はできない欠
点があった。
ており、上記記憶媒体で符号情報を消すことなく文字、
記号、図形等の人が直接理解できる表示情報の書込が可
能となれば、用途を大きく広げられるが、上記方法では
符号情報の記憶と表示情報の書込との兼用はできない欠
点があった。
【0006】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、符号情報を高密度に記憶することができ
る情報記憶方法、同時に表示情報の書込が可能である情
報記憶方法を提供することを目的とする。
されたもので、符号情報を高密度に記憶することができ
る情報記憶方法、同時に表示情報の書込が可能である情
報記憶方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明においては、高分子中に液晶を分散させた
組成物層に情報を記憶させる方法において、上記液晶の
大きさを変える。
め、この発明においては、高分子中に液晶を分散させた
組成物層に情報を記憶させる方法において、上記液晶の
大きさを変える。
【0008】この場合、上記組成物層を局所的に加熱し
たのち、冷却速度を制御することにより、上記液晶の大
きさを変える。
たのち、冷却速度を制御することにより、上記液晶の大
きさを変える。
【0009】また、上記液晶の配向を部分的に揃える。
【0010】この場合、冷却時に電界を印加することに
より、上記液晶の配向を部分的に揃える。
より、上記液晶の配向を部分的に揃える。
【0011】また、上記液晶の大きさを変えることによ
る符号情報の記憶と上記液晶の配向を部分的に揃えるこ
とによる表示情報の書込とを同時に行なう。
る符号情報の記憶と上記液晶の配向を部分的に揃えるこ
とによる表示情報の書込とを同時に行なう。
【0012】
【作用】この情報記憶方法においては、液晶の大きさを
明確に区別して検出することができる。
明確に区別して検出することができる。
【0013】また、液晶の配向を部分的に揃えれば、液
晶の配向が揃った透過領域と液晶の配向が揃わない散乱
領域とを形成することができる。
晶の配向が揃った透過領域と液晶の配向が揃わない散乱
領域とを形成することができる。
【0014】また、液晶の大きさを変えることによる符
号情報の記憶と液晶の配向を部分的に揃えることによる
表示情報の書込とを同時に行なえば、同一領域に符号情
報および表示情報の記憶、書込を行なうことができ、ま
た短時間に符号情報および表示情報の記憶、書込を行な
うことができる。
号情報の記憶と液晶の配向を部分的に揃えることによる
表示情報の書込とを同時に行なえば、同一領域に符号情
報および表示情報の記憶、書込を行なうことができ、ま
た短時間に符号情報および表示情報の記憶、書込を行な
うことができる。
【0015】
【実施例】この発明の基本原理を説明する。
【0016】図6で示すように、高分子61中に低分子
の液晶62を分散させた組成物は一般にPDLC(Poly
mer Dispersed Liquid Crystal)と呼ばれ、高分子61
中に液晶62を粒状に分散させた構造を持つ。高分子6
1中に分散した液晶62は小粒状をなすため、一般にド
ロプレットと呼ばれる。表示材料として用いられる場合
には、ドロプレットのサイズは1μm前後であるが、製
作法により広い範囲(たとえば0.1〜100μm)の
所定のサイズに形成できる。ドロプレット内の液晶62
はある方向に揃っている(一定の配向方向を持ってい
る)が、ドロプレット間では配向方向が異なり、しかも
液晶62の複屈折性により、液晶62の屈折率は高分子
の屈折率と一致しないため、図6(a)に示すように、無
電界時には入射光65をドロプレットと高分子61との
境界で散乱する散乱状態となり、白濁して見える。一
方、組成物層63を挾む透明電極66間に電源67から
電界を印加すると、ドロプレット内の液晶62の配向方
向が電界方向に揃い、液晶62の正常光に対する屈折率
を高分子61の屈折率と合わせておけば、図6(b)に示
すように、透明な透過状態となる。
の液晶62を分散させた組成物は一般にPDLC(Poly
mer Dispersed Liquid Crystal)と呼ばれ、高分子61
中に液晶62を粒状に分散させた構造を持つ。高分子6
1中に分散した液晶62は小粒状をなすため、一般にド
ロプレットと呼ばれる。表示材料として用いられる場合
には、ドロプレットのサイズは1μm前後であるが、製
作法により広い範囲(たとえば0.1〜100μm)の
所定のサイズに形成できる。ドロプレット内の液晶62
はある方向に揃っている(一定の配向方向を持ってい
る)が、ドロプレット間では配向方向が異なり、しかも
液晶62の複屈折性により、液晶62の屈折率は高分子
の屈折率と一致しないため、図6(a)に示すように、無
電界時には入射光65をドロプレットと高分子61との
境界で散乱する散乱状態となり、白濁して見える。一
方、組成物層63を挾む透明電極66間に電源67から
電界を印加すると、ドロプレット内の液晶62の配向方
向が電界方向に揃い、液晶62の正常光に対する屈折率
を高分子61の屈折率と合わせておけば、図6(b)に示
すように、透明な透過状態となる。
【0017】また、高分子61としてたとえば熱可塑性
樹脂を用いれば、高分子61と液晶62とが溶け込む状
態に加熱した後、冷却速度を変えると高分子61と液晶
62が分離する温度での冷却速度に依存して、ドロプレ
ットのサイズが決まる。
樹脂を用いれば、高分子61と液晶62とが溶け込む状
態に加熱した後、冷却速度を変えると高分子61と液晶
62が分離する温度での冷却速度に依存して、ドロプレ
ットのサイズが決まる。
【0018】また、特願平3−66133号に示したよ
うに、冷却時に十分高い電界を印加すると、ドロプレッ
ト内の液晶62の配向が電界方向に揃うため、電界を除
去しても透過状態とすることができる。一方、低電界印
加状態または無電界状態のときには、ドロプレット内の
配向は電界方向に揃わず、ドロプレット間でランダムに
なり、散乱状態にできる。
うに、冷却時に十分高い電界を印加すると、ドロプレッ
ト内の液晶62の配向が電界方向に揃うため、電界を除
去しても透過状態とすることができる。一方、低電界印
加状態または無電界状態のときには、ドロプレット内の
配向は電界方向に揃わず、ドロプレット間でランダムに
なり、散乱状態にできる。
【0019】さらに、上記の手段で散乱/透過状態を部
分的に形成した媒体に再び電界を印加すると、通常のP
DLCの動作により、全面を透明状態とすることがで
き、電界を除去すると前の散乱/透過パタンに戻すこと
ができる。
分的に形成した媒体に再び電界を印加すると、通常のP
DLCの動作により、全面を透明状態とすることがで
き、電界を除去すると前の散乱/透過パタンに戻すこと
ができる。
【0020】この発明はドロプレットのサイズが冷却速
度で可変である性質と、冷却時の電界印加によりドロプ
レット内の液晶の配向を揃えることができる性質を用い
る。
度で可変である性質と、冷却時の電界印加によりドロプ
レット内の液晶の配向を揃えることができる性質を用い
る。
【0021】図1はこの発明に係る情報記憶方法に用い
られる組成物層を示す図である。図において、10は高
分子、11は高分子10中に分散された大きいドロプレ
ット(大ドロプレット)、12は高分子10中に分散さ
れた小さいドロプレット(小ドロプレット)で、これら
により組成物層20が構成されている。そして、最大の
大ドロプレット11のサイズは書込/読出に用いる光の
波長オーダとする。また、表示情報の表示をも行なう場
合には、光の波長は可視光で散乱が生じることが必要で
あるため、最大の大ドロプレット11は可視光領域で効
率よく散乱が得られるサイズとする。また、図1(a)で
は組成物層20の膜厚を大ドロプレット11のサイズと
ほぼ等しくした。この状態では、書込/読出に用いる光
を十分絞れば、大ドロプレット11を単位とした書込/
読出ができ、高密度化が図れるためである。しかし、図
1(b)に示すように、組成物層20の膜厚を大きくし
て、複数の大ドロプレット11の群を書込/読出の単位
とすることもできる。
られる組成物層を示す図である。図において、10は高
分子、11は高分子10中に分散された大きいドロプレ
ット(大ドロプレット)、12は高分子10中に分散さ
れた小さいドロプレット(小ドロプレット)で、これら
により組成物層20が構成されている。そして、最大の
大ドロプレット11のサイズは書込/読出に用いる光の
波長オーダとする。また、表示情報の表示をも行なう場
合には、光の波長は可視光で散乱が生じることが必要で
あるため、最大の大ドロプレット11は可視光領域で効
率よく散乱が得られるサイズとする。また、図1(a)で
は組成物層20の膜厚を大ドロプレット11のサイズと
ほぼ等しくした。この状態では、書込/読出に用いる光
を十分絞れば、大ドロプレット11を単位とした書込/
読出ができ、高密度化が図れるためである。しかし、図
1(b)に示すように、組成物層20の膜厚を大きくし
て、複数の大ドロプレット11の群を書込/読出の単位
とすることもできる。
【0022】この発明に係る情報記憶方法においては、
まず図2(a)に示すように、書込レーザ光13で組成物
層20の所定の場所を高分子10と液晶とが溶け込む温
度まで加熱し、溶融領域14を所定の場所に形成する。
つぎに、低い冷却速度で冷却すれば、ドロプレットが成
長し、図2(b)に示すように、大ドロプレット11を形
成することができる。一方、冷却速度を大きくすれば、
ドロプレットは成長できず、図2(c)に示すように、読
出光の波長より小さな小ドロプレット12の群ができ
る。このように、大ドロプレット11がある領域を1、
大ドロプレット11がない領域を0と符号化すれば、
1、0の符号化された情報(符号情報)が記憶できる。
まず図2(a)に示すように、書込レーザ光13で組成物
層20の所定の場所を高分子10と液晶とが溶け込む温
度まで加熱し、溶融領域14を所定の場所に形成する。
つぎに、低い冷却速度で冷却すれば、ドロプレットが成
長し、図2(b)に示すように、大ドロプレット11を形
成することができる。一方、冷却速度を大きくすれば、
ドロプレットは成長できず、図2(c)に示すように、読
出光の波長より小さな小ドロプレット12の群ができ
る。このように、大ドロプレット11がある領域を1、
大ドロプレット11がない領域を0と符号化すれば、
1、0の符号化された情報(符号情報)が記憶できる。
【0023】つぎに、図2で説明した情報記憶方法によ
り書き込まれた符号情報を読み出すには、図3に示すよ
うに、組成物層20の所定の場所に絞った読出レーザ光
15を照射するとともに、組成物層20を挾んだ反対側
に光検出器18を置く。また、読出レーザ光15の光源
側に偏光子16を置き、光検出器18側に検光子17を
置き、偏光子16と検光子17とをクロスニコルの状態
に置く。このようにすれば、図3(a)に示すように、大
ドロプレット11が形成されていれば、光は液晶の複屈
折性の影響を受け、クロスニコルに偏光子16と検光子
17とが設定されているのに関わらず、光検出器18に
光が入り、信号が得られる。一方、小ドロプレット12
の場合には、複屈折性の影響が十分に表れず、光検出器
18に入射する光強度は小さく、信号が得られない。こ
れにより、書き込まれた符号情報を読み取ることができ
る。なお、上記では読出レーザ光15を組成物層20中
を透過させる方法を用いたが、反射させることもでき
る。
り書き込まれた符号情報を読み出すには、図3に示すよ
うに、組成物層20の所定の場所に絞った読出レーザ光
15を照射するとともに、組成物層20を挾んだ反対側
に光検出器18を置く。また、読出レーザ光15の光源
側に偏光子16を置き、光検出器18側に検光子17を
置き、偏光子16と検光子17とをクロスニコルの状態
に置く。このようにすれば、図3(a)に示すように、大
ドロプレット11が形成されていれば、光は液晶の複屈
折性の影響を受け、クロスニコルに偏光子16と検光子
17とが設定されているのに関わらず、光検出器18に
光が入り、信号が得られる。一方、小ドロプレット12
の場合には、複屈折性の影響が十分に表れず、光検出器
18に入射する光強度は小さく、信号が得られない。こ
れにより、書き込まれた符号情報を読み取ることができ
る。なお、上記では読出レーザ光15を組成物層20中
を透過させる方法を用いたが、反射させることもでき
る。
【0024】一方、図2で説明した情報記憶方法により
書き込まれた情報を読み出すには、図4に示すようにし
てもよい。すなわち、高分子10と液晶との屈折率差を
大きくしておけば、図4(a)に示すように、大ドロプレ
ット11では高分子10と液晶の界面で散乱や反射が生
じるから、光検出器18に光が入り、信号が得られる。
一方、図4(b)に示すように、読出レーザ光15の波長
より小さい小ドロプレット12では、十分な散乱が生じ
ないから、光検出器18に入射する光強度は小さく、信
号が得られない。なお、信号と雑音との比(S/N比)
が高い位置に読出レーザ光15の光源と光検出器18と
を設置すればよい。
書き込まれた情報を読み出すには、図4に示すようにし
てもよい。すなわち、高分子10と液晶との屈折率差を
大きくしておけば、図4(a)に示すように、大ドロプレ
ット11では高分子10と液晶の界面で散乱や反射が生
じるから、光検出器18に光が入り、信号が得られる。
一方、図4(b)に示すように、読出レーザ光15の波長
より小さい小ドロプレット12では、十分な散乱が生じ
ないから、光検出器18に入射する光強度は小さく、信
号が得られない。なお、信号と雑音との比(S/N比)
が高い位置に読出レーザ光15の光源と光検出器18と
を設置すればよい。
【0025】このような情報記憶方法においては、大ド
ロプレット11と小ドロプレット12とを明確に区別し
て検出することができるから、符号情報を高密度に記憶
することができる。この結果、コンパクトディスクやレ
ーザディスクと同じく音楽や映像の記録や大量の文書の
記憶に用いることができる。
ロプレット11と小ドロプレット12とを明確に区別し
て検出することができるから、符号情報を高密度に記憶
することができる。この結果、コンパクトディスクやレ
ーザディスクと同じく音楽や映像の記録や大量の文書の
記憶に用いることができる。
【0026】つぎに、図1(b)に示した組成物層20に
表示情報を書き込む方法を図5により説明する。まず、
図2と同様に、書込レーザ光13を組成物層20に照射
する。ただし、組成物層20には透明電極19が設けら
れており、透明状態としたい領域が書込レーザ光13で
照射されているときに、電界を印加する。一方、散乱状
態としたい領域では、電界を印加しない。表示情報のみ
を書き込む場合は、散乱状態での散乱効果が最大になる
ように、書込レーザ光13の照射後の冷却速度を設定す
る。書込レーザ光13は連続照射でも間欠照射でもよ
い。一方、液晶の大きさを変えることにより符号情報を
記憶させるとともに、表示情報を書き込む場合には、図
2に示したような符号情報の記憶に表示情報を形成する
ための電界印加を重畳させればよい。すなわち、符号情
報の記憶は高密度なため、微細な間隔のドット列で形成
されるが、表示情報は直接人の目や低倍の拡大で確認で
きればよいため、符号情報のドットの塊を表示情報の一
単位である画素とみなすことができる。すなわち、画素
を構成するドット列の中に大ドロプレット11がほぼ均
等に分布していれば、符号情報と表示情報とを独立に形
成できる。すなわち、透過領域を形成するには、符号情
報の書込時に電界を印加しておけば、ドロプレット内の
液晶の配向は電界方向に固定され、電界除去後も透過状
態が維持される。一方、散乱領域を形成するには、符号
情報の書込時に電界を印加しない。この状態では、ドロ
プレット内の液晶の配向は各々のドロプレットでランダ
ムとなり、白濁した散乱状態とすることができる。光を
散乱する大ドロプレット11が適度な密度で存在すれ
ば、十分な散乱状態が得られる。
表示情報を書き込む方法を図5により説明する。まず、
図2と同様に、書込レーザ光13を組成物層20に照射
する。ただし、組成物層20には透明電極19が設けら
れており、透明状態としたい領域が書込レーザ光13で
照射されているときに、電界を印加する。一方、散乱状
態としたい領域では、電界を印加しない。表示情報のみ
を書き込む場合は、散乱状態での散乱効果が最大になる
ように、書込レーザ光13の照射後の冷却速度を設定す
る。書込レーザ光13は連続照射でも間欠照射でもよ
い。一方、液晶の大きさを変えることにより符号情報を
記憶させるとともに、表示情報を書き込む場合には、図
2に示したような符号情報の記憶に表示情報を形成する
ための電界印加を重畳させればよい。すなわち、符号情
報の記憶は高密度なため、微細な間隔のドット列で形成
されるが、表示情報は直接人の目や低倍の拡大で確認で
きればよいため、符号情報のドットの塊を表示情報の一
単位である画素とみなすことができる。すなわち、画素
を構成するドット列の中に大ドロプレット11がほぼ均
等に分布していれば、符号情報と表示情報とを独立に形
成できる。すなわち、透過領域を形成するには、符号情
報の書込時に電界を印加しておけば、ドロプレット内の
液晶の配向は電界方向に固定され、電界除去後も透過状
態が維持される。一方、散乱領域を形成するには、符号
情報の書込時に電界を印加しない。この状態では、ドロ
プレット内の液晶の配向は各々のドロプレットでランダ
ムとなり、白濁した散乱状態とすることができる。光を
散乱する大ドロプレット11が適度な密度で存在すれ
ば、十分な散乱状態が得られる。
【0027】ここで重要なことは、符号情報の記憶のた
めのレーザ光照射と冷却速度の制御に表示情報を形成す
る電界印加制御を重畳させることである。
めのレーザ光照射と冷却速度の制御に表示情報を形成す
る電界印加制御を重畳させることである。
【0028】表示情報を形成しても、符号情報の読出を
まったく同様に行なうことができる。すなわち、ドロプ
レットは液晶の配向の方向によらず、クロスニコル下で
透過光を生じるので、図3に示した偏光子16と検光子
17とを用いる方法が適用できる。一方、液晶の配向が
電界方向に揃った透過状態でも、斜め方向から見ると散
乱状態となっているので、光源や光検出器18の方向を
選べば、図4に示した散乱を用いる方法が同様に適用で
きる。
まったく同様に行なうことができる。すなわち、ドロプ
レットは液晶の配向の方向によらず、クロスニコル下で
透過光を生じるので、図3に示した偏光子16と検光子
17とを用いる方法が適用できる。一方、液晶の配向が
電界方向に揃った透過状態でも、斜め方向から見ると散
乱状態となっているので、光源や光検出器18の方向を
選べば、図4に示した散乱を用いる方法が同様に適用で
きる。
【0029】以上述べたように、この実施例では一つの
組成物層20に符号情報と表示情報とを重畳することが
できる。
組成物層20に符号情報と表示情報とを重畳することが
できる。
【0030】より具体的な実施例を以下に示す。
【0031】(実施例1)ポリビニルブチラール(PV
B)にネマティック液晶(メルク(Merck)社製BL−
016)を重量比1:1で混合し、約150℃に加熱し
て組成物を溶解させた。この加熱状態で組成物を2枚の
ガラス基板に挾み込み、加圧して、組成物の膜厚を約1
μmにして、組成物層20を形成した。
B)にネマティック液晶(メルク(Merck)社製BL−
016)を重量比1:1で混合し、約150℃に加熱し
て組成物を溶解させた。この加熱状態で組成物を2枚の
ガラス基板に挾み込み、加圧して、組成物の膜厚を約1
μmにして、組成物層20を形成した。
【0032】こののち、波長830nm、パワー約20
mWの半導体レーザ光を組成物層20の所定の位置に照
射した。この後、相分離が始まる80℃近傍を約10℃
/分で徐冷したところ、約1μmの大ドロプレット11
が形成された。一方、約100℃/分で急冷したとこ
ろ、約0.2μmの小ドロプレット12の群ができた。
徐冷は半導体レーザのパワーを減少させる手法で、急冷
はパワーの瞬断で行なった。
mWの半導体レーザ光を組成物層20の所定の位置に照
射した。この後、相分離が始まる80℃近傍を約10℃
/分で徐冷したところ、約1μmの大ドロプレット11
が形成された。一方、約100℃/分で急冷したとこ
ろ、約0.2μmの小ドロプレット12の群ができた。
徐冷は半導体レーザのパワーを減少させる手法で、急冷
はパワーの瞬断で行なった。
【0033】このようにして形成した大ドロプレット1
1と小ドロプレット12とが形成された領域を低パワー
に絞った同じレーザを用いて図3のようにして読み出し
たところ、ドロプレットのサイズに依存して信号出力が
得られた。
1と小ドロプレット12とが形成された領域を低パワー
に絞った同じレーザを用いて図3のようにして読み出し
たところ、ドロプレットのサイズに依存して信号出力が
得られた。
【0034】(実施例2)実施例1では加圧により組成
物層20の膜厚を制御したが、より容易に薄膜を得る方
法を示す。
物層20の膜厚を制御したが、より容易に薄膜を得る方
法を示す。
【0035】ポリビニルブチラール0.1gと酢酸nブ
チル3gおよびネマティック液晶(メルク(Merck)社
製ZLI−2141)0.1gの割合で混合した溶液を
基板上に滴下し、スピンコートした。回転数1000r
pm、回転時間30sで膜厚約500nmの薄膜の組成
物層20を得た。
チル3gおよびネマティック液晶(メルク(Merck)社
製ZLI−2141)0.1gの割合で混合した溶液を
基板上に滴下し、スピンコートした。回転数1000r
pm、回転時間30sで膜厚約500nmの薄膜の組成
物層20を得た。
【0036】実施例1と同様にレーザ光を用いて書込、
読出を行なったところ、実施例1と同様に符号情報を読
み出すことができた。
読出を行なったところ、実施例1と同様に符号情報を読
み出すことができた。
【0037】また、表面にガラス基板が存在しないた
め、図4に示すような反射形の検出方法が適用できた。
め、図4に示すような反射形の検出方法が適用できた。
【0038】(実施例3)実施例1で示した組成物層2
0を透明電極が形成されたガラス基板に挾み込んで、約
10μmの膜厚にし、透明電極19を有する組成物層2
0を形成した。
0を透明電極が形成されたガラス基板に挾み込んで、約
10μmの膜厚にし、透明電極19を有する組成物層2
0を形成した。
【0039】こののち、実施例1と同様に符号情報を記
憶させた。符号情報の記憶と同時に表示情報に対応して
透明電極19間に電界を印加したり、切ったりした。こ
の結果、表示情報に対応した透過/散乱領域が視認でき
た。一方、実施例1と同様に符号情報を読み出したとこ
ろ、記憶させた符号情報を読み出すことができた。ま
た、読出光を組成物層20に対して斜めから照射し、反
射光を検出することによる符号情報の読出もできた。こ
れは、膜厚を厚くした効果による。
憶させた。符号情報の記憶と同時に表示情報に対応して
透明電極19間に電界を印加したり、切ったりした。こ
の結果、表示情報に対応した透過/散乱領域が視認でき
た。一方、実施例1と同様に符号情報を読み出したとこ
ろ、記憶させた符号情報を読み出すことができた。ま
た、読出光を組成物層20に対して斜めから照射し、反
射光を検出することによる符号情報の読出もできた。こ
れは、膜厚を厚くした効果による。
【0040】この発明の符号情報の記憶の主旨は、高分
子中に液晶を分散させた組成物層を局部的に加熱した
後、冷却速度を制御し、分散した液晶の大きさすなわち
ドロプレットのサイズを変化させることにある。とく
に、ドロプレットと高分子の界面で大きく光学特性が変
化するので、読出がきわめて容易である。
子中に液晶を分散させた組成物層を局部的に加熱した
後、冷却速度を制御し、分散した液晶の大きさすなわち
ドロプレットのサイズを変化させることにある。とく
に、ドロプレットと高分子の界面で大きく光学特性が変
化するので、読出がきわめて容易である。
【0041】また、表示情報の書込の主旨は、冷却時の
電界の有無により、組成物層20の任意の部分において
液晶の配向を電界方向に揃え、透過領域を形成すること
にある。
電界の有無により、組成物層20の任意の部分において
液晶の配向を電界方向に揃え、透過領域を形成すること
にある。
【0042】しかも、上記の符号情報の記憶と表示情報
の書込とは単一媒体に対して独立して行なうことができ
るので、符号情報の記憶と表示情報の書込との重畳がで
きることにある。
の書込とは単一媒体に対して独立して行なうことができ
るので、符号情報の記憶と表示情報の書込との重畳がで
きることにある。
【0043】なお、上述実施例においては、高分子材料
としてポリビニルブチラールを用いたが、一般に知られ
ている高分子材料たとえばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポ
リ塩化ビニル等が利用できることはいうまでもない。
としてポリビニルブチラールを用いたが、一般に知られ
ている高分子材料たとえばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポ
リ塩化ビニル等が利用できることはいうまでもない。
【0044】また、組成物層20の構成法も、ガラス基
板に組成物層20を挾み込んだ構造や基板上に組成物層
20を塗布した構造以外に、フレキシブルなフィルムに
組成物層20を挾み込んだ構造や基板にフレキシブルな
フィルムを用いること、フィルムや基板に挾み込まない
組成物層20のみの構造等がありうる。また、透明電極
19も透明電極の形成されたフィルムを用いる他、組成
物層20上に直接透明電極19を形成する方法も用いう
る。
板に組成物層20を挾み込んだ構造や基板上に組成物層
20を塗布した構造以外に、フレキシブルなフィルムに
組成物層20を挾み込んだ構造や基板にフレキシブルな
フィルムを用いること、フィルムや基板に挾み込まない
組成物層20のみの構造等がありうる。また、透明電極
19も透明電極の形成されたフィルムを用いる他、組成
物層20上に直接透明電極19を形成する方法も用いう
る。
【0045】組成物層20の形状については、特に言及
しなかったが、シート状、カード状さらには円盤状等を
用いうるのは明らかである。さらに、裏面に色付きのフ
ィルム等を張り合わせ、コントラストを向上させること
も可能である。また、組成物層20がしなやかなフィル
ム状であってもよく、硬い板状でもかまわない。
しなかったが、シート状、カード状さらには円盤状等を
用いうるのは明らかである。さらに、裏面に色付きのフ
ィルム等を張り合わせ、コントラストを向上させること
も可能である。また、組成物層20がしなやかなフィル
ム状であってもよく、硬い板状でもかまわない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る情
報記憶方法においては、液晶の大きさを明確に区別して
検出することができるから、符号情報を高密度に記憶す
ることができる。
報記憶方法においては、液晶の大きさを明確に区別して
検出することができるから、符号情報を高密度に記憶す
ることができる。
【0047】また、液晶の配向を部分的に揃えれば、透
過領域と散乱領域とを形成することができるから、表示
情報を書き込むことができる。
過領域と散乱領域とを形成することができるから、表示
情報を書き込むことができる。
【0048】また、液晶の大きさを変えることによる符
号情報の記憶と液晶の配向を部分的に揃えることによる
表示情報の書込とを同時に行なえば、同一領域に符号情
報および表示情報の記憶、書込を行なうことができるか
ら、組成物層を有効に使用することができ、また短時間
に符号情報および表示情報の記憶、書込を行なうことが
できるから、符号情報および表示情報の記憶、書込作業
を能率よく行なうことができる。
号情報の記憶と液晶の配向を部分的に揃えることによる
表示情報の書込とを同時に行なえば、同一領域に符号情
報および表示情報の記憶、書込を行なうことができるか
ら、組成物層を有効に使用することができ、また短時間
に符号情報および表示情報の記憶、書込を行なうことが
できるから、符号情報および表示情報の記憶、書込作業
を能率よく行なうことができる。
【0049】このように、この発明の効果は顕著であ
る。
る。
【図1】この発明に係る情報記憶方法に用いられる組成
物層を示す図である。
物層を示す図である。
【図2】この発明に係る情報記憶方法の説明図である。
【図3】図2で説明した情報記憶方法により書き込まれ
た符号情報の読出方法の説明図である。
た符号情報の読出方法の説明図である。
【図4】図2で説明した情報記憶方法により書き込まれ
た符号情報の読出方法の説明図である。
た符号情報の読出方法の説明図である。
【図5】組成物層に表示情報を書き込む方法の説明図で
ある。
ある。
【図6】PDLCの動作原理の説明図である。
10…高分子 11…大ドロプレット 12…小ドロプレット 13…書込レーザ光 19…透明電極 20…組成物層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 重信 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】高分子中に液晶を分散させた組成物層に情
報を記憶させる方法において、上記液晶の大きさを変え
ることを特徴とする情報記憶方法。 - 【請求項2】上記組成物層を局所的に加熱したのち、冷
却速度を制御することにより、上記液晶の大きさを変え
ることを特徴とする請求項1に記載の情報記憶方法。 - 【請求項3】上記液晶の配向を部分的に揃えることを特
徴とする請求項1に記載の情報記憶方法。 - 【請求項4】冷却時に電界を印加することにより、上記
液晶の配向を部分的に揃えることを特徴とする請求項3
に記載の情報記憶方法。 - 【請求項5】上記液晶の大きさを変えることによる符号
情報の記憶と上記液晶の配向を部分的に揃えることによ
る表示情報の書込とを同時に行なうことを特徴とする請
求項3に記載の情報記憶方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3199471A JP3003962B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 情報記憶方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3199471A JP3003962B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 情報記憶方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545625A true JPH0545625A (ja) | 1993-02-26 |
JP3003962B2 JP3003962B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=16408357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3199471A Expired - Fee Related JP3003962B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 情報記憶方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003962B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP3199471A patent/JP3003962B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3003962B2 (ja) | 2000-01-31 |
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