JPH054558U - 誘導飛しよう体用電子機器防振懸架装置 - Google Patents
誘導飛しよう体用電子機器防振懸架装置Info
- Publication number
- JPH054558U JPH054558U JP1622591U JP1622591U JPH054558U JP H054558 U JPH054558 U JP H054558U JP 1622591 U JP1622591 U JP 1622591U JP 1622591 U JP1622591 U JP 1622591U JP H054558 U JPH054558 U JP H054558U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- support
- electronic device
- plug
- flange
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動や衝撃に弱い電子機器を誘導飛しょう体
のきょう体に装備するために広い周波数帯域にわたって
高いレベルの振動や衝撃を絶縁するための防振懸架装置
を得る。 【構成】 きょう体5に固定したサポート4の面内に固
着した防振ゴム2にスクリュウ3を介して電子機器1を
取り付ける。このスクリュウ3をねじこんだ溝付きのプ
ラグ6を電子機器1の外面に押しつける。プラグ6の溝
にリング形弾性体7をはめ込み、このリング形弾性体の
外縁に内面が接触するフランジ8をサポート4に小ネジ
9により取り付ける。電子機器1とプラグ6との間にパ
ッキン10を、サポート4とフランジ8との間にパッキ
ン11をはさみ込む。
のきょう体に装備するために広い周波数帯域にわたって
高いレベルの振動や衝撃を絶縁するための防振懸架装置
を得る。 【構成】 きょう体5に固定したサポート4の面内に固
着した防振ゴム2にスクリュウ3を介して電子機器1を
取り付ける。このスクリュウ3をねじこんだ溝付きのプ
ラグ6を電子機器1の外面に押しつける。プラグ6の溝
にリング形弾性体7をはめ込み、このリング形弾性体の
外縁に内面が接触するフランジ8をサポート4に小ネジ
9により取り付ける。電子機器1とプラグ6との間にパ
ッキン10を、サポート4とフランジ8との間にパッキ
ン11をはさみ込む。
Description
【0001】
この考案は、振動や衝撃に弱く振動や衝撃の絶縁を必要とする電子機器を誘導 飛しょう体に装備するための懸架装置、特にその防振機構に関するものである。
【0002】
図2は従来の誘導飛しょう体用電子機器防振懸架装置を示す断面図である。図 において、1は電子機器、2はこの電子機器1にスクリュウ3を介して取り付け られた防振ゴム、4は防振ゴム2を固着するサポート、5は誘導飛しょう体のき ょう体で、サポート4が固定されている。
【0003】 従来の誘導飛しょう体用電子機器防振懸架装置は上記のように構成され、サポ ート4に固着された防振ゴム2が運動エネルギーを吸収する作用をもつことから 、誘導飛しょう体のきょう体5に振動や衝撃が加わった際にきょう体5からサポ ート4を経て電子機器1に伝わる振動や衝撃を軽減することができる。
【0004】
上記のような従来の誘導飛しょう体用電子機器防振懸架装置では、電子機器1 と防振ゴム2からなるばね質量運動系の固有振動数に近い周波数成分を含む振動 や衝撃の入力を受けた場合には電子機器1と防振ゴム2が共振してしまい電子機 器1に入力を上回る大きな振幅、速度、加速度の振動が加わるため、誘導飛しょ う体が広い周波数帯域にわたる振動、あるいは上記ばね質量系の衝撃感度の高い 周波数成分を含む衝撃を受けた場合には電子機器の防振懸架装置として作用せず 、広い周波数帯域にわたってパワーレベルの高い振動を受けるような環境条件の 誘導飛しょう体に振動や衝撃に弱い電子機器を搭載するための防振懸架装置とし ては防振能力が不足であるという課題があった。
【0005】 この考案はかかる課題を解決するためになされたもので、広い周波数帯域にわ たってパワーレベルの高い振動を受ける誘導飛しょう体の内部に振動や衝撃に弱 い電子機器を搭載するために十分な防振能力を備えた電子機器防振懸架装置を得 ることを目的とする。
【0006】
この考案にかかる誘導飛しょう体用防振懸架装置は、サポートに固着した防振 ゴムをスクリュウを介して電子機器に取り付け、そのスクリュウがねじこまれた 円柱形で溝付きのプラグを電子機器の外面に押しつけ、プラグの溝にリング形弾 性体をはめ込み、フランジをリング形弾性体の外縁にその円筒部分の内面が接触 するようにサポートから小ネジで取り付け、電子機器とプラグとの間およびサポ ートとフランジとの間にパッキンをはさみ込んだものである。
【0007】
この考案においては、きょう体からの振動や衝撃の入力により電子機器と防振 ゴムが共振して大きな振幅の振動運動を始めると、リング状弾性体とフランジと の間の摩擦による減衰力、および防振ゴム、サポート、プラグ、フランジの内部 の空間へパッキンにより密封された気体が緩衝流体として作用することによる減 衰力を生じるため、電子機器の振動の振幅、速度および加速度を抑制する。すな わち電子機器と防振ゴムの共振運動を防止し、サポートから電子機器へ伝わる振 動や衝撃を絶縁する。
【0008】
実施例1. 図1はこの考案の一実施例を示すものであり、1〜5は上記従来の誘導飛しょ う体用電子機器防振懸架装置と全く同一のものである。6はスクリュウ3がねじ こまれて電子機器1の外面に押しつけられた円柱形で溝付きのプラグ、7はプラ グ6の溝にはめ込まれたリング形弾性体、8はサポート4に小ネジ9で固定され サポート4と反対側の円筒部分の内面がリング形弾性体7の外縁に接触するフラ ンジ、10は電子機器1とプラグ6との間にはさみ込まれたパッキン、11はフ ランジ8とサポート4との間にはさみ込まれたパッキンである。
【0009】 上記のように構成された誘導飛しょう体用電子機器防振懸架装置においては、 電子機器1と防振ゴム2からなる系の固有振動数に近い周波数成分を含む振動や 衝撃の入力がきょう体5からサポート4を通して加えられて電子機器1と防振ゴ ム2が共振運動を生じ始めてもリング形弾性体7とフランジ8との内面との接触 による摩擦により減衰力が発生する。また、防振ゴム2、サポート4、プラグ6 、フランジ8に囲まれた内部空間へパッキン10およびパッキン11によって密 封された気体が緩衝流体として作用することによっても減衰力がはたらくので振 動運動の振幅、速度および加速度は急速に減衰し、電子機器1が大きな振幅、速 度、加速度の振動にさらされることが無く、きょう体5が広い周波数帯域にわた ってパワーレベルの高い振動を受けるような環境の下で電子機器1へ伝わる振動 や衝撃を絶縁することができる。
【0010】
この考案は以上説明したとおり、スクリュウがねじこまれた円柱形で溝付きの プラグを電子機器の外面に押しつけ、プラグの溝にリング形弾性体をはめ込み、 リング形弾性体の外縁に円筒部分の内面が接触するようにサポートからフランジ を取り付け、電子機器とプラグとの間およびサポートとフランジとの間にパッキ ンをはさみ込んだ構造により、電子機器と防振ゴムの共振運動を効果的に抑えて 電子機器へ伝わる振動や衝撃を絶縁し、広い周波数帯域にわたってパワーレベル の高い振動を受けるような環境条件の誘導飛しょう体の内部に振動や衝撃に弱い 電子機器を搭載するために十分な防振性能を得ることができるという効果がある 。
【図1】この考案の実施例1を示す断面図である。
【図2】従来の誘導飛しょう体用電子機器防振懸架装置
である。
である。
1 電子機器 2 防振ゴム 3 スクリュウ 4 サポート 5 きょう体 6 プラグ 7 リング形弾性体 8 フランジ 9 小ネジ 10 パッキン 11 パッキン
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 誘導飛しょう体内部に搭載された外部か
らの振動や衝撃の絶縁を必要とする電子機器にスクリュ
ウを介して取り付けられた防振ゴム、誘導飛しょう体の
きょう体に固定されて上記防振ゴムを面内に固着したサ
ポート、上記スクリュウがねじこまれて電子機器の外面
に押しつけられた円柱形で溝付きのプラグ、上記プラグ
の溝にはめ込まれたリング形弾性体、上記リング形弾性
体の外縁に円筒部分の内面が接触するように位置するフ
ランジ、上記フランジをサポートへ取り付ける小ネジ、
電子機器とプラグとの間およびサポートとフランジとの
間にはさみ込まれたパッキンを備えたことを特徴とす
る、誘導飛しょう体用電子機器防振懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1622591U JPH054558U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 誘導飛しよう体用電子機器防振懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1622591U JPH054558U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 誘導飛しよう体用電子機器防振懸架装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054558U true JPH054558U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=11910601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1622591U Pending JPH054558U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 誘導飛しよう体用電子機器防振懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054558U (ja) |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP1622591U patent/JPH054558U/ja active Pending
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