JPH0545425Y2 - - Google Patents

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JPH0545425Y2
JPH0545425Y2 JP1987062940U JP6294087U JPH0545425Y2 JP H0545425 Y2 JPH0545425 Y2 JP H0545425Y2 JP 1987062940 U JP1987062940 U JP 1987062940U JP 6294087 U JP6294087 U JP 6294087U JP H0545425 Y2 JPH0545425 Y2 JP H0545425Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、液体の塗布・吸収用或は除塵・清掃
用のローラに関する。
<従来の技術> 従来より第4図に示す様な清掃用のローラがあ
つた。又同様の構造のペンキ塗布用のローラがあ
つた。これらは、上記各用途に使用するロールa
を回動自在に保持する保持部bに固定したもので
ある。保持部bは、ロールaを回動可能に貫く軸
部cと、ロールaを他者表面に押圧転動するため
の把手dとを備えている。これらのローラは、例
えばロールの周面へ、外周面に粘着部材を有す円
筒状体eを取り外し可能に嵌装したものであり、
汚れて清掃力が落ちると他のものと交換すること
ができるようになつている。また、実公昭60−
34389号公報に記載のローラハンドルも、上記ロ
ーラと同様の使用方法が可能となつている。より
詳しくは、軸部cに嵌合部(図示せず)を設け
て、この嵌合部の弾性を有する円筒部の外周を、
円筒状体eの内周面に押圧させることにより、円
筒状体eを嵌合部に固定して抜けないようにした
ものである。そして、円筒状体の交換等に際して
は、円筒状体eを手でつかんで強く外側に引くこ
とによつて、円筒状体eを抜き取るようにしたも
のである。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、上記の図示のローラでは、他者
に押圧しながら回転させるうちに、ロールaに嵌
めた円筒状体eが摩れて外れてしまうおそれがあ
る。また、実公昭60−34389号公報に記載のロー
ラハンドルも、嵌合部の円筒部の外周と、円筒状
体eの内周面との嵌合が甘くなつて円筒状体eが
外れてしまうおそれがある。そして、円筒状体e
が外れにくくするためには、嵌合部の円筒部を強
く円筒状体eの内周面に押圧するようにしておけ
ばよいが、強く押圧させると逆に円筒状体eの交
換の際に円筒状体eを引き抜くことが困難になつ
てしまうものである。
<課題を解決するための手段> そこで、本考案は、筒状体1と、この筒状体の
芯になる芯部材2と、この芯部材を周方向へ回動
可能に保持する保持部材3とを備えたローラにお
いて、次の構成を有するものを提供することによ
り、上記の課題を解決する。
本考案においては、芯部材2の少なくとも先端
面には、同先端面から適当な間隔を以て押圧部材
6,6′,17が設けられ、且つ同先端面とこの
押圧部材との間には別体の弾性部材8が介在して
いる。この弾性部材8は、略円錐状に広がる筒状
をなすと共に、この弾性部材8の略円錐状の大径
側に周端部8′を有し、この弾性部材8の略円錐
状の小径側に開口部8″を有し、さらに大径側の
周端部8′に拡大用の切り込み9を備え、小径側
の開口部8″に押圧部材6,6′,17からの押圧
力を受ける被押圧部分16を備える。他方、押圧
部材6が、当該押圧部材の一方向への回動により
弾性部材の被押圧部分16を他端側に押圧する押
圧部16′を有する。そして、押圧部材6,6′,
17に押圧された弾性部材8が押圧されることに
より、弾性部材3の円錐状に広がる保持部8aの
大径側に周端部8′が、前記の筒状体1の内周面
方向に拡大して、筒状体1を押圧・固定すること
が可能なことを特徴とするものである。
尚、押圧部材6,6′,17がボルト6やナツ
ト6′のように回転により軸方向に移動するもの
であれば、その座面を押圧部とすることができる
ものである。
<作用> 本考案のローラにおいては、弾性部材8が、略
円錐状に広がる筒状をなすと共に、この弾性部材
8の略円錐状の大径側に周端部8′を有し、この
弾性部材8の略円錐状の小径側に開口部8″を有
し、さらに大径側の周端部8′に拡大用の切り込
み9を備え、小径側の開口部8″に押圧部材6,
6′,17からの押圧力を受ける被押圧部分16
を備えるものであるため、小径側の開口部8″に
設けられた被押圧部分16に対して力を加えるこ
とによつて、略円錐状の大径側の周端部8′が、
良好に拡径する。
従つて、押圧部材6,6′,17を回動させる
ことにより押圧部16′が弾性部材の被押圧部分
16を他端側に押圧する。そして、被押圧部分1
6が押圧されことにより、円錐状に広がる弾性部
材8の大径側の周端部8′が前記の筒状体1の内
周面方向に拡大して筒状体1を押圧・固定する。
他方、筒状体1を交換する場合には、押圧部材
6,6′,17を他方向へ回動させる。これによ
り、押圧部16′が弾性部材の被押圧部分16を
押圧しないようになり、弾性部材8がその弾性力
によつて元の状態(即ち、筒状体1を押圧してい
ない状態)に復元する。これにより、筒状体1の
押圧・固定が解除され、容易に筒状体1を抜き取
ることができる。
このように、本考案では、弾性部材8の筒状体
1に対する押圧力を調整することができるため、
ローラの使用に際しては強く筒状体1を押圧・固
定し、他方、交換等で筒状体1を抜く時には、筒
状体1に対する押圧力を解除することができる。
<実施例> 以下に図面を参照して、この考案の好適な実施
例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施
例に記載されている構成部品の寸法、形状、材
質、その相対配置などは、特に特定的な記載がな
いかぎりは、この考案の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎな
い。
第1図に本考案の一実施例を示す。
周面に、粘着部材或は粘着テープ等の除塵用吸
着部材、又はスポンジ等の吸湿部材が設けられた
中空の円筒状体1を、別体のロール2に取り外し
自在に装着する。このロール2は円柱状であり、
その(回転体としての)対称軸がシヤフト3によ
つて(途中まで)貫かれている。このシヤフト3
を回動軸としてロール2は回動自在に軸止されて
いる。シヤフト3はその一端がロール2外部に延
長され、その延長部3′端部には把手4が延設さ
れている(シヤフト3の延長部3′は第1図に示
す通りの屈曲方向に限定されるものではない)。
ロール2のもう一方の端面即ちシヤフト3が設
けられていない方の端面5には、ネジ6が螺着す
る。このネジ6は、適当な大きさの頭部6′を持
つ、本実施例においてボルトを開示してあるが、
これに限定する旨ではない。端面5側には、該ネ
ジ6を螺合・受容するネジ穴7をあらかじめ設け
ておけばより効果的である。
上述のネジ6は、弾性を有する保持部8を、そ
の回転体としての対象軸X−Xを回転軸として回
転方向に自由度を持つように端面5に軸止する。
保持部8は、ラツパ状に形成され、そのスカー
ト状の周端部8′には、切れ込み9が適宜個数放
射状に入つている。スカート状の周端部8′側が、
端面5側に対応する。
10は、ネジ6頭部と、保持部8のスカート状
の周端部8′と反対側の開口部8″との適合を図る
ためのワツシヤである。
ネジ6を締め付けて、端面5との間隔を詰める
事によつて、その間に介在する保持部8が、放射
方向に潰され、スカート状の周端部8′がその切
り込みによつて広がる。こうして周端部8′が、
円筒状体1内周面を押圧・固定する。
第2図に他の実施例を示す。これは、ネジ6の
ネジ部12のみをあらかじめ端部5に立設(形
成)しておき、ネジ6の代用として、ナツト6′
をネジ部12へ螺合する構成を取つている。
特にナツト6′は、体裁を整えるために、幾分
径が大きめで片止めの蓋状体として形成したもの
を図示しておくが、当然同一の機能があれば、ど
のような形状に形成してもよい。
第3図へ更に他の実施例を掲げる。この図は、
円筒状体1を取り外した状態を示している。
保持部8の回動軸となる軸13を端面5へ形成
する。軸13は、保持部8の高さよりも幾分長め
に形成されている。またその開口端部14は周に
そつて鍔状の逆鉤(かえり)15が形成されてい
る。保持部8の開口部8″周端には、漸次高さが
異なる波状部16が設けられている。
この波状部16と対応する波状部16′を下面
に有する円盤状把手17を軸13へ装嵌する。こ
のとき円盤状把手17の中心を貫いた軸13先端
の逆鉤15は、円盤状把手17の上面の適当な位
置に於いて引つ掛かり、円盤状把手17を回動自
在に固着する。
上述のような構成により、円盤状把手17を回
し、波状部16′と波状部16の最も高い部分
(即ち波の頂部)同士を当接せしめる。このとき、
円盤状把手17は、端面5からの距離を変えるこ
となく、保持部8を押圧する事ができる。
特に第3図のような実施例を開示したのは、通
常ローラに除塵用(或はペンキ塗布用)の円筒状
体を装着して使用する場合、被清掃面(塗布面)
が床等の角において、端面5付近が邪魔にならな
いよう円筒状体1をロール2より長めに形成する
のが一般的であり、このとき円筒状体1の奥に入
り込んだネジ6が回動によつて更に奥へ入り込む
煩わしさを考慮したからである。
<考案の効果> 清掃部等が外周面に設けられた円筒状の交換の
容易性を損なう事なくその固定の確実性を向上さ
せた。
また一般的なネジを以て押圧部材を構成する事
により、従来既存のローラを使用して上記効果を
得る事が出来るものである為コスト面、製造の容
易性においても多大な効を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図に本考案の一実施例の斜視図を示す。第
2図は他の実施例を示す要部説明図であり、第3
図は更に他の実施例を示す要部説明図である。第
4図は従来のローラの正面図である。 5……端面、6……ネジ、8……保持部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 筒状体1と、この筒状体の芯になる芯部材2
    と、この芯部材を周方向へ回動可能に保持する
    保持部材3とを備えたローラにおいて、 芯部材2の少なくとも先端面には、同先端面
    から適当な間隔を以て押圧部材6,6′,17
    が設けられ、且つ同先端面とこの押圧部材との
    間には別体の弾性部材8が介在し、 弾性部材8が、略円錐状に広がる筒状をなす
    と共に、この弾性部材8の略円錐状の大径側に
    周端部8′を有し、この弾性部材8の略円錐状
    の小径側に開口部8″を有し、さらに大径側の
    周端部8′に拡大用の切り込み9を備え、小径
    側の開口部8″に押圧部材6,6′,17からの
    押圧力を受ける被押圧部分16を備え、 他方、押圧部材6が、当該押圧部材の一方向
    への回動により弾性部材の被押圧部分16を他
    端側に押圧する押圧部6a,16′を有し、 押圧部材6,6′,17に押圧された弾性部
    材8が押圧されることにより、弾性部材3の円
    錐状に広がる保持部8aの大径側の周端部8′
    が、前記の筒状体1の内周面方向に拡大して、
    筒状体1を押圧・固定することが可能なことを
    特徴とするローラ。 2 上記筒状体1が、周面に液体等の吸収部材を
    有してなることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のローラ。 3 上記筒状体1が、周面に除塵用の粘着部材を
    有してなることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のローラ。 4 上記保持部材が、筒状体を回動可能に支持す
    るシヤフト3と、このシヤフト3に連設された
    把手4とからなることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の
    ローラ。
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